JunkStageをお読みの皆さん、こんばんは。
先日、2011年のJunkStageアワードが発表になりましたが、ご覧になって頂けましたでしょうか?(まだの方は是非こちらからチェックしてみてください!)
本日はこちらの受賞者の中から、一人の稀有な物語作家の方を紹介します。
■vol.7 物語作家・細川亮さん
――ブロックをジッと見ていると、どうも家に見えてきて仕方ないんです。
以後、様々な物を見ては、これは小さい人ならこう使うんじゃないか?
こんな事もできるか!ってな感じで毎日を過ごしています。(細川亮)
26歳から絵を描き始める。オリジナルのイラストに物語をつけた創作作品「小さい人シリーズ」を連載公開。
http://www.junkstage.com/hosokawa/
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こちらに掲げたイラストには小さい人がわらわらっと出てくる場面が描かれていますが、これ、どこから出てきているかお分かりになりますでしょうか?
なんと、描かれているのはコンテナに作られた小さい人たちのための町役場なのです。
細川さんの手掛ける「小さい人」シリーズには、こうした小さな人たちの暮らしや時には冒険譚が丹念に丹念に描かれています。
主人公の「私」も当然、小さい人。
画家志望の吉田さんの絵から逃げ出して住所不定となり、スポンジの家にときめき、ティッシュ箱の高層マンションの住人に驚愕し、杓子のお風呂に入ったりしながら旅を続けています。その間にも匂い調査団の一行と遭遇したり、素敵な老夫婦に脅かされたり、プラスチックカップの糊の池にはまってしまった人を救助したり。それだけでなく毛糸の家に住む小林さんと交流を深めたりと、「私」の周囲にはたくさんのドキドキが溢れているのです。
もちろん、この物語の魅力は物語だけではありません。
細密画のように緻密に描かれた小さな人たちの世界。丁寧に塗られた色彩やそこに佇む小さな人たちの姿は驚嘆の一言。
今年、細川さんから頂いた年賀状もものすごくきれいな手書きイラストが添えられていて、元旦から「すげえ!」と感動させていただきました。
このイラストは物語と勿論一体であるものであるわけですが、それをずっと、定期的に描き続ける、というのはよほどの情熱と愛がなければ続かないのではないでしょうか。
この連載に登場する「私」のドキドキは、読むわたしのドキドキでもあります。
まるで子守唄のようにどこかノスタルジックで温かい、細川さんの世界は眠れない夜にひっそり楽しむのに最適な物語です。
* * *
先に引用したとおり、細川さんは26歳のときに、本格的に絵と物語創作を始めました。
イラストも物語も書くというのは一見簡単そうに思えるかもしれませんが、それを隔週で続けるとなるとほとんど驚異的なことだとお分かり頂けるのではないでしょうか。
しかも細川さん曰く、物語を付けるのは苦手なのだとか。
だからこそ、「私」の旅は続いているのでしょうし、その一つ一つが丁寧で愛にあふれたものなのかもしれません。
細川さんはメールでよく、「読んで頂けるように頑張ります!」と仰います。
もっと読んでほしい、とストレートに。それに返す言葉は、わたしたちの力不足ですいません、という言葉です。だってこれは沢山の方に読まれるべき物語であると思うからです。
煽情的な情景も言葉もなしに、淡々と紡がれる細川さんの物語世界。
眠れなくて寂しい時に、寒くて凍えそうな夜に、ホットミルクみたいなこのコラムを是非読んで頂けたらと思います。
緻密なのに温かい色合いと「私」たちの過ごし方が、読むものをほっとさせる、このシリーズはそんなぽかぽかしたお日様のような連載なのです。
遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
本年もJunkStageをどうぞよろしくお願いいたします。
さて新年1回目のこちらのコーナーでは、時間を作ってでもじっくり読んで頂きたい、このライターさんをご紹介させていただきます。
■vol.6 バイリンガル11年・理紀さん
――大事なコトは大事なヒトだけに伝えればいい。
皆に伝えたいことは、きちんと言葉や色を練って世の中仕様に仕立てて出したい。(理紀)
高校卒業と同時に渡米。大学卒業後ニューヨークでデザイナーとして働く。会社帰りにはタイムズスクエアで映画鑑賞が習慣だった。2002年帰国。
http://www.junkstage.com/masaki/
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映画、というジャンルは難しいものです。
メディアの影響力が非常に大きいので、例えば映画の専門サイトに行けば量も質も雑多な感想が膨大に連ねてありますし、書きこむまでは行かないけど一緒に見た友人知人と感想合戦をする、という方はきっとたくさんいらっしゃるでしょう。特にいわゆる洋画になれば、その人数が膨れ上がることに間違いはありません。
けれど、そこにあらわれてくるエピソードや言葉、字幕に出ない表現をどれだけくみ取れているのか?と聞かれると、すこし疑問が残ります。違う文化を描いた作品であれば、なおさら。
現在、日本での英語に対するニーズは非常に高まっています。習っている方もいるでしょうし、facebookで海外の友人とは英語でやりとりする方も増えているように思います。
理紀さんは、10年間のアメリカでの生活を経て、「突然英語を『肌で感じる』瞬間」がある」と仰っていました。なぜ行ったのかも分からないまま、アメリカの大学に進学し、そこで働く。そして帰国後に英語圏の映画を見ているときに、字幕には訳されない言葉の存在に気づきます。
「少しつきつめたら、こぼれたセリフにちゃんと意味があり
新発見的で時に感動的なコトだったりすると、誰かに伝えたくなる」
そして、もともとお好きだったと言う映画の字幕から零れてしまった言葉たちと、その言葉たちから気づかされる日本語と英語の違いを、丁寧に書きとめている。
それが冒頭に紹介した理紀さんのコラムです。
* * *
実際にお会いする理紀さんは非常に有能で洗練されていてとっても素敵な方でいらっしゃるのですが、コラムの中の理紀さんはそのイメージを裏切らない、常に冷静な視線をお持ちです。
単純な「悪」とみなされがちな“Dark”という言葉には全てを内包する「不明」という概念があることや告白のシーンで字幕では単純に「愛している」と訳されていた言葉が実はそれまでのストーリーを踏まえての「this kind of certainty」というより切実さをあたえる言葉であったりといったバイリンガルならではの気づきは多く、映画そのものを見ていなくても十分たのしい。もちろん映画を見れば、「ああこの台詞はこんな意味があったんだ!」といった楽しみ方も出来て二度おいしい。
もちろん、そのほかにもアメリカでの生活の中で得たエピソードも豊富。
例えばスーパーで買った新品の牛乳が痛んでいたり、地下鉄の駅に時刻表が無かったり、こういうことはまずガイドブックには載らない、素顔のままの「アメリカ」の生活の一部でもあります(もちろん、こういうことばっかりではないと思いますが)。
* * *
JunkStageの発起人である須藤は、かつて理紀さんのコラムを指して「人の体温」を感じると言ったことがありました。
それは云い得て妙な言葉であると思います。
理紀さんはあの9.11のときにもニューヨークで仕事をしていらしたとのこと。
そのときの思いもこちらに綴っていますが、昨年日本を大恐慌に陥れた3.11のとき、何を書くべきなのか、どんな言葉で言えばいいのか、「普通」とは何なのか、誰もが考えたことと思います。
1月近く悩んだすえ、理紀さんはこんなメッセージを書きました。
「人の生活って、なんて不安定なモノなんだろう、
人の心って、なんてもろいモノなんだろう、と、そう強く実感した。
(中略)
それでも私タチにできることはたくさんある。
震災者の方の今の悲しみやこれからの苦労を思えば、頑張れることがある。」
この言葉からは、真剣に悩んで真摯にじぶんと向き合った末の感情がストレートに伝わってきます。東京にいて、当事者でない自分が何を話せばいいのかと必死に考えた末の言葉として、わたしはこのメッセージを受け取りました。
これはほんとに嘘のない言葉だと思うのです。
だからわたしは理紀さんのコラムを、誰にでもお勧めします。
気軽に読めて、でもいつの間にか固まった価値観を変えられて、読後感は爽快。
アメリカという国をとおして自分の視界を変えてくれる、理紀さんはJunkStageが自信を持ってお勧めするライターさんです。
JunkStageをお読みの皆さん、こんにちは。Momoことスタッフの桃生です。
師走に入りまして皆様もお忙しい時期かと思うのですが、この季節、私たちスタッフが頭を悩ませているのは1月に発表を行うJunkStageアワードの選出です。
JunkStageアワードとは昨年から始まり、年に一回、ライターの皆様が一堂に会する場で発表させていただくもので、云わば「JunkStage」の顔となるライターさんを表するもの。
昨年は第一回ということもあり、あーでもないこーでもないとケンケンガクガクの議論を繰り広げながら、それでも満場一致で決定した、このライターさんを本日はご紹介したいと思います。
■vol.5行政書士・中橋優さん
――私がこのレインボーノートを通して読者の皆様に最も言いたいことは、LGBT当事者は、皆さんのすぐ近くに、身近に、必ず存在しているということです。正確な情報を提供し続けていくことが、このレインボーノートが果たすべき最大の役割なのではないかと思います。(中橋優)
LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)当事者の抱える問題に対し法務支援を行う専門家。支援団体「レインボーサポートネット」を運営し、LGBTに関する情報提供を行っている。
http://www.junkstage.com/nakahashi/
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中橋さんは、2008年11月にJunkStageのライターとして参加されました。以来、まる2年以上もの間、隔週金曜日に必ずコラムを掲載してくださる、非常に稀有なライターさんです。
話がいきなり脱線しますが、私のJunkStageでの任務の一つに更新管理というものがあります。あるライターさんが月に何回更新しているかを確認し、回数や内容によってはヒアリングなどをさせて頂いている訳です。JunkStageはあまたあるメディアの中でも(僭越ながら)非常に更新回数や内容をシビアに確認しておりますので、在籍していらっしゃるライターさんの多くは、ほとんどの方が私からのメールをお受け取り頂いた覚えがあるかと思います。
が、中橋さんには一度もこのメールを送ったことがありません。
2年間。決して短くもないこの期間、中橋さんは一度も締め切りを破ったことが無いのです!そしてコラムの内容はいわずもがな。昨年のJunkStageでは満場一致の大賞を受賞され、またアルファ・ブロガーアワード2008の中間審査を突破した「友情結婚」のコラムは未だに高いアクセス数を誇っています。
これが、いかに凄いことか、お分かり頂けるでしょうか。
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中橋さんは、LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)当事者たちの法的支援、行政手続きを行う専門家。性的マイノリティであるLGBT当事者の方々の支援のため「レインボーサポートネット」を立ち上げ、現在法務業のほかに講演など幅広く活躍していらっしゃる行政書士さんです。
とはいえ、いわゆる性的ノーマルである中橋さんは最初からその道を志していらしたわけではありません。専門家への道を歩み出した第一歩はこちらに詳しいですが、それからの日々は猛勉強だったと中橋さんは仰っていました。
スキャンダラスなワードで括られがちなこれらの人々を法律で守り、真摯な願いを聞き届けるため、メール相談や面接も行うという中橋さんの態度はLGBT当事者の方にはほとんど神様のように見えたのではないでしょうか。
「そりゃ、先方は言いにくいことを言うわけです。だから当然プライバシーだって守られなければいけないし、ちゃんと聞かないとアドバイスも出来ないなと思うんですよ」
誰にも言えないことを、相談する。その相手を選ぶ権利は、当然当事者の側にあります。
だから中橋さんと「レインボーサポートネット」は、選ばれ続けているのです。
ちなみに。
今年12月11日、私とゆうちゃんの二人で中橋さんに初めてお会いした際、最終的にはなぜか人生相談をしていました。そんなつもりは全くなかったのに、柔らかい人柄についつい余計な話をしてしまったのは、きっと中橋さんのご人徳の賜物と思いたいところです…。
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ただし、中橋さんはただの優しい行政書士さんではありません。
言うべきところはきちんと言う。例えばゲイ・カルチャーの中心にもなっているハッテン場の禁止や、適切な選挙権の行使、自由を勝ち取るための闘争など、過激ともいえる提言を繰り返していらっしゃいます。
そんな中橋さんのコラムの読者には、「対談シリーズ」に是非加えてくれという猛者もいるとか。
LGBT当事者たちのリアルを綴った中橋さんのコラムは、性的マイノリティの方だけでなく、ノーマルな方々にこそ読んで頂きたい、JunkStageが自信を持ってお勧めする1本です。
JunkStageをお読みの皆様、こんにちは。
女子部スタッフの桃生です。
もう北海道や青森などでは雪が降り出しているようで、ますます寒さ厳しい時節になってまいりましたが、そんな時期だからこそ熱い!アツいこの方をご紹介したいと思います♪
■vol.4 サルサフリーク・廣川昭彦さん
――踊ることも、奏でることも人の心だと思うのですよ。
例え下心でもイイからしっかり人と向き合えることだと思うですよ。(廣川昭彦)
レコードと楽器の業界に十六年。サルサの音楽に魅せられ踊り狂ううちにキューバに傾向、演奏活動を開始。各種音楽イベントも手掛ける。
http://www.junkstage.com/hiro/
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JunkStageと廣川さんの出会いは2008年6月。
私が実際に廣川さんにお会いしたのは、その3カ月後に開催することになっていたJunkStage第一回公演の出演者交流会でした。
勿論コラムは拝見していましたが、サルサ好きで、キューバが好きで、音楽が好きで踊るのが好きで、とにかく楽しいことが大好き! というのが、お会いするまで漠然と感じていた廣川さんのイメージ。
でも、正直なところコラムに溢れる圧倒的な“楽しさ”に足が竦むような気持ちがあったことも事実です。
せっかくJunkStageのメンバーになったのだから、私もサルサイベントに行ってみたい。
でも踊りなんてやったことないし、音楽のセンスもない。大体サルサがどんな音楽なのかも聞いたことが無いから分からない。そんな私が、サルサ・マイスターな感のある廣川さんとお話なんて出来るのだろうか? そもそもイベントに行ったところでどうすればいいのだ。ド素人でも楽しめるものなのか? そうだ勉強しよう。とりあえずCDでサルサを聞いてみよう。
そんな理由で、「はじめまして」を言った渋谷での飲み会の前の日、私はこっそりCDを聞いて一夜漬けをしました。
先入観というのは恐ろしいもので、「実はCDでしか聞いたことないからど素人なんですがイベント行ってもいいですか」なんて口にしようものならにっこり笑ってダメと言われるんじゃないかと、私は気が気ではありませんでした。
(…今より数段面の皮が薄かった、とはこれを書いていて深く感じ入るところではありますが。)
そんなびくびくものの心境の私に、廣川さんはさらっとこんな風にいいました。
「あのさ、楽しいこと好き? なら大丈夫だよ、とりあえず一回来てみてよ!」
いや、他にももっと言ってくださったと思うんですが、そのあまりにも邪気のない笑顔に、お酒の勢いも手伝ってはい、と言ってしまった、その直後。
忘れもしない大塚『ESPETO BRASIL』さんのイベントで、私は人生初サルサパーティに参加しました。ありていに言って酔っ払いすぎてほとんど何も覚えておらず、翌日は二日酔いで大変でしたが、それでも初心者だからと言って臆する必要は本当にまったくなかったことだけは鮮明に記憶しています。お酒を飲んで、日差しみたいな音楽が流れていて、誰かの声が近くで聞こえて、なんだかふわふわした心地よさがずっと残っていて。
あ、楽しいかも、と私は思いました。ぜんぜん、難しいことなんてなかったのかも。
つまり、廣川さんの言う通り、一回来てみれば大丈夫、だったわけでした。
(ちなみにこれがゆうちゃんの目から見た廣川さんたちのイベントの模様。…私一人の感想では、なかったんですね!)
* * *
そして廣川さんと言えば、ギターと並んで印象深いのがオールド・ターキーのミニボトル。
これまでJunkStageの舞台公演全てにエイミーさんとともにご出演頂いておりますが、いつも緊張なんてちょっともしませんという顔で悠々と過ごしていらっしゃいます。
(ご本人いわく、緊張はものすごくしてらっしゃったようですが。)
これまたいつもご一緒してくださるエイミーさんも、リハから声が伸びて美しい。
そんな優雅なステージの裏で、開演前の緊張と不安で吐きそうになっているゆうちゃんや私はなんど廣川さんの笑顔と「なんだ、じゃあちょっと飲んでく?」みたいな言葉に救われてきたか分かりません。
この底抜けのあったかさは、廣川さんのコラムにも通じます。
こんなにも長い間連載を続けているのに、お酒が好きで、音楽が好きで、踊ることが好きで、楽しいことが大好き……そんな気持ちが溢れてこないコラムは一本たりともありません。
それがどんなに凄いことか。
嘘のある言葉はすぐに見抜かれる――JunkStageを作るに当たって、須藤が過去何度も口にしていたこと。ほとんど奇跡みたいなコラムに出会えて、これは本当なんだなと、廣川さんを見ていると実感することができるのです。
* * *
そんな廣川さんは、現在ではほぼ毎週のようにイベントに出演。
エイミーさんやうっかり☆ソンの皆さんと一緒に行われるパフォーマンスは本当に「行ってみれば大丈夫」なイベントばかりです。
読んでいるだけで満足できない方、ド素人だからと敬遠している方にこそ、是非生で見てほしい。あの空気感だけは、読んでいるだけでは感じ取ることが出来ないのですから。
まず、一番最初にこの写真を見てください。
これは、わたしの一番好きな松本さんの作品です。
2010年のJunkStageCafeにも出展してくださったこの作品に、松本さんは「とても幸せそうな夫婦の背中はとても幸せそうなオーラが滲み出てました」とコメントを寄せていました。
一枚の写真に切り取られたのはあったかい空気、木漏れ日の中の風景、目に見える「幸せのカタチ」。たぶん、どこの国のどんな生活をしている人でも、「ああいいなあ」って素直に思えるような一枚。
だからわたしは、この作品が、一番好きなのだと思います。
■vol.3 写真画家・松本英樹さん
――人見知りですが、人は大好きです。でも『人!!!!』って言う感じの撮り方はしません。
自然と風景に溶け込む撮り方が好きです。(松本英樹)
写真、抽象画の作家であり、写真と絵の合成作品「PHOTOGRART」も提唱する写真画家。
http://www.junkstage.com/hide/
* * *
JunkStageと松本さんは、スカウトがきっかけで知り合いました。
写真と絵画を合成させた「Photogrart(フォトグラート)」という作品作りをしている作家がいる、という情報を芸大の友人から聞きつけてお声掛けをさせていただいたのが2009年の秋。個人での写真、絵画創作のほか、ユニットとしても「cele(ケール)」というアートユニットを組んで絵本製作を行うなど多様な活動を展開されています。
また、おおっぴらにクレジットをしておりませんでしたが、実はJunkStage第三回公演の会場入り口でお客様やライターの皆様に好評を博した“のぼり”も松本さんの作品です。
「入口で目立って、かつ、かわいくポップな感じでお願いします!」という無茶な注文に対し、松本さんはロゴを前面に出したシンプルかつパンチのあるデザインで答えてくださいました。
…さすがに最初は、「具体的にイメージがあれば作りやすいのですが…」とやんわりフォローも入れてくださいましたが。
▲これが当日お披露目された松本さんデザインの「JunkStageのぼり」。
* * *
スカウトをしていて常々感じるのは、「何か」に打ち込んでいる方がその「何か」を誰かに感覚ごと伝えるということがいかに難しいかということです。
例えば素晴らしい絵を描くひと。超人的なパフォーマンスができるひと。そういうひとは少ないといえば少ないですが、探せばわりと簡単に見つかります。けれどその行動力の源である「何か」をきちんと言葉にして表現できるアーティストは決して多くありません。
例えばそうした表現に触れて感動したあと、どうして自分が感動したのか、何が自分の琴線に触れたのかを第三者に伝えることがとても難しいように、自分のなかにある「何か」、自分にしか分からない唯一の部分を言葉にして伝えることは本当に難しいのです。
そんななか、松本さんはそうした多くのアーティストの中で、群を抜いて柔らかい語彙を持っていました。
冒頭に掲げた写真にしても、松本さんは「なぜ」その被写体を撮ったのかを明かすと同時に、「どうやって」撮影を行ったのか、まできちんと伝えています。また、同じ時間に同じ風景をデジカメとフィルムカメラで撮影して比較してみたり、好きな被写体である「人」をいかに自然に、魅力を引き出して撮影できるのか悩んでみたり。
自分の内面をさらけ出すこれらの作業は、一見簡単そうに見えて、実は大変なことなのだと思うのです。
* * *
「写真という名の才能は、たぶん撮りまくることです!!
撮って撮って撮りまくって、他の人に見せまくって、
ダメだしされて凹んだり、褒められて喜んだりして、
また撮って撮って撮りまくっての繰り返しだと思います。」
* * *
松本さんの言葉は、その作品と同じにすっと心に入ってくる、そんな印象があります。
その根底にありそうな、この言葉。
褒められてもけなされても、撮って撮って撮って、撮り続ける。
そんな松本さんだからこそ、柔らかい花も、鮮やかな空も、空気感をそのまま閉じ込めたような作品が作れるのだろう、と思ったりしてみたり。
写真は撮影者の目線を共有することのできる素晴らしい技術ですが、それは同時にそのひとの「こころ」を映すものでもあるのかもしれません。
(2011/10/21 写真追加)
JunkStageをご覧のみなさま、こんにちは。
こちらでは久しぶりのご挨拶となります、桃生です。
今回は先日のJunkStage第3回公演での素晴らしいステージの記憶が薄れないうちに、この方をご紹介させていただきたいと思います。
■vol.2 ミュージカル女優・鈴木希彩さん
――歌で復興ができるとは言いません。でも、たった一人にでも、
この歌が慰めになってくれたらと思って、歌わせていただきます。(鈴木希彩)
鈴木希彩(すずきのあ)。役者として数々の芝居やミュージカルの舞台に出演。歌手としてもインディーズデビューを果たし活躍中。
http://www.junkstage.com/noa/
* * *
冒頭の言葉は、希彩さんが9月11日に行われたJunkStage第3回公演で仰っていた言葉です。この言葉に続けて歌われたのは「Smile」、そして「Time to say goodbay」でした。
誰かの心に寄り添う選曲。“平和”を届ける歌。
それを心がけて選んだのだと、希彩さんは何度か公演中に口にしていました。
それを裏付ける美しい歌声をPAブースの前で聞いた時、わたしはこれは祈りの歌なのだと思いました。あの震災から半年がたった今、こわばった背筋にそっと温かな手を置かれたように思ったことを、この原稿を書きながら思いだしています。
希彩さんは現在、ほぼ毎月のようにソロライブをこなす売れっ子シンガー。
歌手としてのレパートリーはシャンソン、ミュージカルソング、ポップス、クラシック……と多岐にわたります。それ以外にも役者やダンサーなどパフォーマーとしても活躍しており、まさにステージの申し子とも言える多忙ぶりです。
「いつも前を向いて」――そう名付けられたコラムの通り、希彩さんはいつも前を向いています。
けれどそれは、仕事が多くて前だけを見ていられるから、ではない。好きなことを仕事にしているから、だけではない。
「世に出るのが大変な世界で、とりあえず前を向いてがんばってます。」
希彩さんのJunkStageでの最初のコラムは、そんな言葉から始まっています。
* * *
希彩さんは、23歳のときに一度ステージを降りました。
それまで通っていた養成所では舞台やCM出演もあった中での退所。OLになってすぐは悔しくて、悲しくて、大好きな舞台ですら見に行けなかったと希彩さんは語っています。
そんな中、どうしても諦められなかったのがダンス。
忙しい会社員生活のなかでも週に何日もレッスンに通い、公演の度に徹夜で衣装を縫い、そうした生活の中でまたもたげてきた「歌いたい」「舞台に立ちたい」という気持ち。
10年間の会社員生活を経て、希彩さんはステージにまた戻ってきました。
長い長いブランクに悔しい想いをしたこともあると希彩さんは仰っていました。
――今更戻ってきて何をしようというの、と思ったこともあったけど……。
誰もが考える、自問自答。
その答えを探しだすかのように、希彩さんは年々歌声に磨きをかけていらっしゃいました。
希彩さんの歌のひとつの特徴として、“歌詞がすっと入ってくる”という瞬間があります。
「わたしはもともと役者なので、本当に歌うときにも役に立ってるな、と思います。ポップスでもシャンソンでも、目の前の人に伝わるように歌うことって、歌詞の意味を考える、歌い方を考える上で本当に大切だと思うので」
歌のジャンルを問わず、歌の「表現力」を磨くこと。伝える、ということに重点を置くこと。
この言葉はJunkStageRadioのオフトークで溢されたものですが、希彩さんの歌はご自身だけでなく、聞く人の心をも前に向ける力があるように思います。
希彩さんの歌には力があります。
ふとしたときに見せてくださる、はにかんだような、その、明るい笑顔と同じに。
* * *
そして希彩さんの挑戦は続きます。
2011年11月にはご本人いわく「今年の私の集大成!」である2daysのソロライブを開催。一人ミュージカルとライブステージを予定しているとのことです。
必見のステージになりそうで、わたしも今から楽しみです!
鈴木希彩ソロライヴ ~今~
1st 一人ミュージカル vol.1 2st 歌・歌・歌!
11月11日(金) ミノトール2(新宿) 19:30開演
11月12日(土) えとわ~る(曙橋or牛込柳町) 19:00開演
※どちらも開場は30分前
※チャージ 3000円+ドリンク別途
vocal 鈴木希彩 piano 深町エリ
予約先
tel&fax 03(5901)9066
メール noa_heart_soul_1song@yahoo.co.jp
本日。いえ、日付上は昨日。
JunkStageの一大イベント、第3回公演が終わりました。
携帯の電波が圏外で、現代においては逆に包囲状態になったあの会場で
時間をともにできたお客様、出演者の皆さん、本当にどうもありがとうございます。
わたしはこの公演で、Junkとしても、個人的にも、多くのものを得ました。
「JunkStageってなんなの?」と1年に100回くらい聞かれて、かわし方は覚えても、
うまく答えられなかったものに、ひとつの「解」を与えられた気がしています。
前日、総合演出のスギさんのコラムを読み返していました。
そして、そういえば、サスペンス調だった予定を、311のあの日をきっかけに
物語の方向性を随分変えたことを思い出しました。
スギさんは、ちょっと言葉じりをまとめてますが、このようなことを書いてくれていました。
「今よりも未来について考えるようになった。大きな地球からすれば私たちなんてちっぽけで、
でも100年後、1000年後、この地球がもっと住みやすい場所になっていてほしい。
そのためにわたしができることはなんだろう、もしかしたら演劇しかないかもしれない。」
わたしはこれが、JunkStageというものの、正解ではないかもしれないけど解だと思いました。
結局人間なんて万能なわけないし、だから自分のなかで「これ」っていうもので生きるしかない。
JunkStageに居るのは、「俺は、私は、コレで生きていく」というひとつの芯をもち、そこには
「わたしはこういう人間です。この分野でしか、ドメインをもてません」という潔さを持った人達。
それから今度は、出演者のライターのコラムを、一番最初から読み返しました。
(そのせいで遅刻したんです、という言い訳記事ではございません、念のため。)
「これだけは」という何かを持てることが、どんなに幸せで、尊いことか。
それは自分ひとりの力ではなくて、いろんな人に会い、いろんな局面で選択を迫られ、
いろんな運命に導かれてひらかれた結果である道なのだと、あらためて気づきました。
そしてつまり、その道を以って生きていくということは、
自分ひとりで生きてるんじゃないんだ、ということも。
そういうものも全部ひっくるめて、結果その人にしかできないものを表現すること。
それが、人の心を打つのではないでしょうか。
「板(=舞台)の上にいる理由」が、ひとりひとりに、かならずある。
少なくとも、「技術」や「上手下手」“だけ”がものを言うのではない世界を、
きちんと形にして見せたいと、様々な人の情熱に触れるたびに私は思ってきたのだなあ、きっと、
…ということを、自分ですらいま、感じています。
裏方としてはできることなんて特に当日になってしまえばせいぜい力仕事の微々たるもので、
せいぜい、ゲネプロのときに主演が間違えていた台詞のところで本番、
「ジーザス!」並に祈ったりすることくらいしかできないんだけれども。
「わたしがもし世界を変えられるのだとしたら、それは、●●を通じてしか、ないだろう」
●●、にあてはまるものをまだ持てていない、わたしだから尚更なのかもしれませんが。
だいじに生きなければならないのだと、本当に思い、
そして、出演者ひとりひとりから、ものすごい人間くささをもらいました。
ゆかりさんの、ひたすらにまっすぐな演劇というものに向き合う気持ち。
イトウさんの、頑固なまでに妥協をゆるさないこまかい性格。
廣川さんとエイミーさんの「大人なのに遊ばないなんて楽しまないなんてつまんない」っていう姿。
「空気」ってもんが目に見えた気がした、場をつかんで離さない、王子・神さんのオーラ。
周りまでぱっと明るくしてくれる、希彩さん(←字の通り!)のもつ雰囲気。
なによりも自分が楽しんでいることで見ているほうの鼓動を上げる、竜半さんの笑顔。
安樹子さんのもつ、ひとつひとつの音とその周辺の人間くさーいものを大事にするナマな演奏。
そしてそれらを、決してギラギラせずことごとく引き出していったスギさんのスマートな仕事人魂。
駆けつけてくれたJunkライターの皆さんにも、ありがとう。
そして何よりもお客様に。
ご来場、本当にありがとうございました。
お1人1人とお話をさせていただくことは叶いませんでしたが。
JunkStageはこれからも、…前に進みます。
JunkStageの第3回公演。
http://www.junkstage.com/110911/
とうとう2週間を切りました。
いつも、これが最後になる、と思ってやっていたり、します。
JunkStageは、よく会社組織に間違われますが、
れっきとした趣味集団です。(いばるな)
保障などなにもないし、
うまくいかなくて「次」を待ってもらえるほど、原資もない。
赤字を出せば即打ち切りだし、その「赤」は金銭の問題だけでは、ない。
ただ今回、総合プロデューサーなんておこがましい名称のもと、
本当にやりたかったことを、やらせてもらえています。
これは、私自身がJunkStageで何をやりたかったのか、
考え直すきっかけにもなりました。
今までのJunkの公演は、「お披露目」であり、「文化祭」でした。
もちろんそれは根本の目的でした。
しかし、それ以上、を期待してくれている方々(―Junkを「会社組織」ととらえる方)にとって、
つまり「会社組織」でないゆえの「それ以上」を求める方には
「がっかりした。」という意見をもらったことも、事実でした。
そんなJunkの公演が、今回、ひとつ、垢抜けました。
キチっと脚本を上げ、そして演出家としての「あるべき姿」である
数々の難題と(いい意味での)ワガママを投げかけてくるスギタクミさんは、
Junkのライターでありながら、一定期間拘束するのが難しいほど人気の女流作家。
そんなスギさんに引っ張られるように、
前回までは、舞台の前日にあがった脚本を消化、昇華していた
帯金ゆかり、イトウシンタロウという、これまたJunkライターであるところの
女優、俳優は、初日稽古の際にすでにすべての台詞と動きが入っていたといいます。
これまでの公演との、クオリティでなく、”種類”の違いを、感じました。
かれらは、この公演を、「パフォーマンス」ではなく、ひと作品にしようとしている。
それは、「演劇人」からすれば当たり前のことで、
Junkにとってみれば、新たな試みでした。
ゆかりは言います。
「単独主演なんて、イトウさんも私もなかなかない!」
対するスギさんは、そんな気合たっぷりな2人に安堵感をおぼえた、
というブログを書いています。
JunkStageをはじめた自分の原点に戻る感覚を、私は覚えました。
あるべき人間が、あるべき場所へおさまること。
それは、想像以上に難しいことです。
世の中の理解が足りなかったり(つまりそれはプレゼンスの能力の問題ですが)
ある才能を持ったアーティストが、「世に広く認められること」に対して、興味を持っていなかったりする。
そういった、才能と世の中をつなぐ場所として、わたしはJunkStageをはじめました。
公演でも、商品のようなプロダクトでもいい。
「モノ」をつくりださなければ、そんな忸怩たる思いにひとつの選択肢を投げかけることすらできないのです。
舞台活動の1年の中断は、JunkStageにとっては大きいものでした。
リピートしてくれたお客様はもうほとんど、目を向けてはくれません。
われながら、気合的にではなくほんとうに、これが最後になるだろう、と思っています。
でも、よかった、と、おもいます。
なぜなら、スギさんの脚本が、抜群にいい。
スギさんが描いてくれたのは、Junkの未来でした。
あまりにシンクロして、わたしは恐怖すら、覚えたけれど。
そして出演者ひとりひとりに、解釈の「のりしろ」のある脚本。
最初。
わたしはこの脚本を読んだとき、なんだか物足りなく感じました。
誤解をおそれず言うのならば、対象のはっきりしない靄。
ただそれが、日数を追うごとに、色を得ていきました。
それは、主演のふたりの動きによって。
出演者によって読まれたせりふによって。
この公演のために書き下ろされた楽曲によって。
この舞台は、本は、急速に色を持っていきました。
そこでわたしは、気づいたのです。
これが、「出演者」がともに作っていくまっさらな原稿用紙なのだと。
出演者自身が面白くなければ舞台も面白くなんてならないし、
出演者が面白ければこの舞台はどうにでも化ける。
それは、JunkStageがあるべき姿そのものでした。
作・演出・スギタクミがさんそこまで考え、「潜在能力を引き出す」能によるものなのであれば、
わたしはもはや、戦慄しか覚えません。
いずれにしてもこの公演は、
JunkStageにとって、最初で最後の公演になる。
そして、わたしがやりたかった、JunkStageというものを
わたしは、スギさんに教えられることになるのだろう、とおもいます。
成功を祈って――いままでならそう表現していたかもしれない。
成功は確実でした。
音のキッカケが合わないとか、リハーサルが不十分な出演者の不自然な舞台上の動きとか。
舞台の成功とは、そういうものじゃないんだと。
だから、通常の舞台公演の常識が通じないにもかかわらず、
これほどまでに、スギさんには自信があるのだろうと。
それを世界観と呼び、それをつくるのが本来の演出家の仕事なのでしょう。
あと2週間。
過ぎてしまうのが、惜しい気すらするのです。
お席、あと27席ほど。
お待ちしております。
須藤
みなさまこんにちは。
ジャン子ちゃんの育てのおかあさん・momoこと桃生です。
さて、去る6月11日に、本年9月に開催を決定いたしましたJunkStage第3回公演特設サイト用の写真撮影をしてまいりました。
今回の女子部では特設サイトオープンに先駆けて、その撮影現場&裏話などをお伝えしていきたいと思います♪
今年の舞台イベントは制作総指揮・スギタクミさん、助監督としてイトウシンタロウさん、という超豪華な演出陣に、サルサ・ジャズピアノ・ミュージカル・ジャグリング…とJunkStageならではの個性豊かな顔ぶれが総結集。
実はスタッフもこの日初めてお会いする方もおり、緊張しつつ待ち合わせ場所へ。もちろん、皆さん事前の連絡通りお集まりいただき、スムーズに撮影会場へ向かいました。歩きながら自己紹介などして、手ぶれまくりの動画なども収録。
出来は…私は保証をいたしかねます(笑)
ゆう「帯金さん! 舞台に向けて意気込みをお願いしますっ」
帯金さん「無理です!私いまトイレのことしか考えられない!!!トイレトイレトイレ!!」
黒田「おわっ、廣川さんにエイミーさん、こんなところで何してるんですか!?」
エイミーさん「待ってる間にここで着替えちゃった♪(注:階段の踊り場でした…!)」
廣川さん「みんな揃ってるねー。撮ろう、撮ろう!」
……そんな(JunkStageにはありがちな)ハプニングを経て、みなさん順に撮影&お着替えタイムへ突入。撮り終えた皆さんはスギさんを囲んで持ち時間やパフォーマンスについて打ち合わせをなさっていた模様。
スギさん「みんな張り切ってるねえ~」
もも「何言ってるんですか、スギさんがセンターですよ! おめかししてくださいっ」
藤原「俺これでいいよな?」
ゆう「いいよ。整さんだもん。いつもそんなもんじゃん」
イトウさん「え!僕さっき桃生さんにそんな服じゃダメだって怒られたのに!」
希彩さん「ステージ衣装持ってきたけど、こういうのでよかった?」
もも「ありがとうございます!ばっちりです♪」
神さん「どんなポーズにしましょうか?……面白いほうがいいですか?」
ゆう「あ、それ。そのポーズください!バランスが良すぎです!!」
ちなみに本日の撮影担当はゆうちゃんでした。
一人一人にポーズを付けながら、個人写真・バストアップを撮っていきます。撮られる側の皆様もかなり慣れていらっしゃるので短時間でさくさくっと終了。
▲ちなみにその日撮影した没写真。ゆうちゃん曰く「くだけすぎた」一枚(笑)
向かって左側より
上段:エイミーさん、廣川さん、帯金さん、イトウさん、藤原、黒田
下段:希彩さん、神さん、スギさん、桃生、ゆう
(他の写真はfacebookイベントページからもご覧いただけます♪)
この日撮影した写真は後日特設サイトにて公開の予定です!
特設サイトオープンもどうぞお楽しみに(*^_^*)
皆様こんにちは、JunkStageスタッフのReinaです。
さて、先日momoさまのこの記事でもお伝えしていたJunkStageのリニューアルが、GW開け、ついにお目見えしました。
毎回更新が楽しみな、同性愛者専門の行政書士・中橋さんの記事や、ゆるーい文面で爆笑を誘う水族館人・こばやしさん、いつもじんとさせて下さる文章のバイリンガル・理紀さん、ジャグリングの楽しげな世界を覗かせてくださる竜半さん、大自然の美しい写真を届けてくださる山田さん、一夫多妻という驚きの形態ながら、幸せそうなご一家の様子を教えて下さる由佳さん、ほんわかした文でミュージシャンを身近に感じさせてくれる外山さん…などなど、JunkStageお薦め記事が一望できるページ構成になりました!
また、各記事にfacebook「イイネ」、Twitter「つぶやく」、mixi「チェック」、はてな「ブックマーク」ボタンが付きました。気になった記事をクリップしたり、コメントしたりとご活用くださいませ。
感想やコメントは、記事上部のTwitter(@JunkStage)、facebookでもお待ちしてます。
皆様に伝わりやすいレイアウトになっていれば幸いです。
そしてそして…今回初登場なのが、JunkStage CCO・ジャン子ちゃんのお部屋です!
(CCOって何?という説明はコチラ)
今後はこれまで明かされなかったJunkStageの裏の顔が、どんどんジャン子ちゃんに暴露されてしまうとか…私も戦々恐々としています(笑)。
スタッフ間では、すでに秋に開催のイベントも始動しはじめているJunkStage。
これからも、魅力的なヒト=コンテンツをお届けできるようスタッフ一同&ジャン子ちゃんで頑張ります。