2015/03/31

年度末、最終日の最後の配達に社長が出発いたしましたので

すっかり落ち着いた中、コラムを書き始めました。

 

今回は真面目に書いてみようと思っています。

 

先日、Junkstageの桃生さんがご結婚されました!おめでとうございます~ヽ(^o^)丿

そして、ご披露宴パーティに使われるブーケをご注文いただきました。

とても幸せなお仕事をさせていただきました。

花屋をやっていると、多くの方の人生の節目に関わることが多いのですが

Junkstageがご縁でお仕事をいただけるなんて、本当にコラムを書かせていただいていて有難く思います。。。さぼりさぼりですみません。。。

 

このブーケですが、今回はプリザーブドフラワーで作らせていただきました。

それは鹿児島からの発送という点、またご友人へ贈られるということから

こちらで提案させていただいて、生花ではなくプリザーブドフラワーということになりました。

 

今でこそプリザーブドフラワーも認知されてきまして、

いろいろなお店で見かけることが増えてきました。

割高な価格も、そういうものだと認識されてきましたことは嬉しく思います。

 

が、私は以前、プリザーブドフラワーが好きではありませんでした。

ぶっちゃけますが。

あれは、花屋で扱う必要はない!と思っていました。

 

今さらかとは思いますがプリザーブドフラワーって何なの?という方のために簡単に説明させていただきますと

・薬品を使って着色し、保存の効く状態に作ってある花のこと

・造花と違う点は元の材料は生花であるということ

 

ということです。

着色するために、普通の生花では見られない色を確実に手に入れることができますし

生花を使ってあるので触ってみたら生花そのものです。

しかし長く保存がきくメリットがあります

長く保存がきくというのは、メリットなのかデメリットなのか

そこらへんは個人的な考えになりますので、今は割愛します。

 

手間暇をかけて作られたプリザーブドフラワーの花、メインはバラですが

その花首(茎はなし)だけがケースにいくつか入って資材屋さんで販売しています。

その花首にワイヤーなどを掛けてボンドなどの接着剤で土台に付けたりしながら作品を作ります。

 

その作業は、花というより、どちらかというと手芸、工作。

花も自然の色ではないし、茎を見せられないため花は下の方に沈んだアレンジになってしまう。

今まで生花で作っていたような大きさのアレンジをプリザーブドフラワーで作ろうと思えば10倍以上の金額がかかってしまうかもしれない。

 

そんなストレスを感じてまで、プリザーブドフラワーを扱う必要はない。

同じような理由でうちの店は造花も扱ってきませんでした。

そしてそれは、うちの店のスタッフでは共通の認識でした。

 

しかし、時代はそれでヨシとしてはくれませんでした。

ある時、お得意様よりプリザーブドフラワーのブーケのご注文をいただきました。

それも中がピンクで外側が白いバラのキャスケードブーケ。

その頃のプリザーブドフラワーには中がピンクで外側が白いバラなんて

素敵なものはできておらず(今は近いものがあります)

さらにキャスケードというのは長く下に垂れ下がるタイプなので手間もかかるし

茎のないプリザーブドフラワーの花をどうやってしていいのかもよく分かっていない。

金額もどのように設定していいのかわからないし

扱わないつもりでいたので、たいして勉強もしてこなかった。

 

そんな状態でしたが、結局お客様の熱いご希望で思い切って受けることに!

それが6年前のお話。

 

 

DSCN1794そしたらですね、プリザーブドフラワーの魅力がちょっとわかったんです。

中がピンクで外が白いバラ。。。作れたんです。

生花ではありえない、はがして貼るという原始的な方法でしたが。

しかも枯れる心配もないので時間をかけてじっくり作ることもできる。

なるほどな~、プリザーブドフラワーもありかも。

 

そう思えるようになってきたころに、ご注文をぽつぽついただくようになりました。

ブーケやアレンジ、プリザーブドフラワーを使ったフレームアレンジなど

種類は多岐にわたります。

作っている時は楽しいです。

 

そして気づいたんです。

プリザーブドフラワーの魅力は、もらうことより作ることが楽しいんだということに。

いまだに手芸と同じ感じという感覚はぬぐえずにいます。

 

ただし、手間暇がかかりますので

作っている時間は楽しいのですが、それは時間に余裕がある時限定です。

 

バラを一本給水スポンジに挿すという行為は

生花でしたらハサミでシャッと切ってグサッとさせばいいところ

プリザーブドフラワーは花首にワイヤーを通して(大きさによっては2本)

それをフローラルテープで巻き、ボンドをつけて挿す

この繰り返しになるため、やっぱり時間が必要です。

 

出来上がればやっぱり長時間向き合っていたため、愛着もわきますし

売るのがもったいなくなるぐらいです。

 

また、これを書いていいのかわからないのですが

お客様でプリザーブドフラワーを求められる方には2種類いらっしゃって

お花が好きでプリザーブドフラワーも好き

今回、人に贈るにあたってこの人はプリザーブドフラワーを贈ったほうが良さそうだ、と判断してのご注文の場合

それと、お花は枯れてもったいないからプリザーブドフラワーって枯れない花の方がいいんじゃない?というお客様の場合

 

後者の方の場合、花屋自体に来ることがあまりなく、枯れたらもったいない、が先に立っているので、まあ、ある意味、プリザーブドフラワーであれば(予算があえば)いいという感じでしょうか。

 

ここが実はとても気になるところなのです。

確かにプリザーブドフラワーの認知度が高くなり求められるお客様も増えたので

量販店さんなんかにもプリザーブドフラワーが置かれるようになりました。

手芸店にもありますし、もともと手先が器用でご自分でハンドメイドをされている方がアレンジされて販売していることもあります。

ご自分で作られている方は良しとして、

量販店などにずら~っと並んでいる商品を見た時に

・・・がくっと来るんです

 

これを買う人がいて、プリザーブドフラワーって高いな~

そしてあまり喜ばれなかったな~

プリザーブドフラワーって贈り物にだめなのかな、やっぱり花はやめた

になっちゃうのではないか、と思うほど

 

プリザーブドフラワーだよ!枯れないからいいよ!だけを押し出している作品が

とてもとても気になります。

どこぞで大量生産をされているんだろうな~

 

そういうのを見ると私もプリザーブドフラワーに対しての気持ちが下がります。

やっぱり生花だな、となってしまいます。

 

そんなことを繰り返し、ご注文をいただけばお作りしてみて

やっぱりプリザーブドフラワーもいいじゃん♪と復活したり下がったり、の毎日です。

 

そして、そんな葛藤の日々の中で、ある先生に出会いました。

その先生はこうおっしゃいました。

 

『花屋さんにしか作れないプリザーブドフラワーを作りましょう!』

 

そうだ!そこだ!

私たちは日々、お花に接しているので

いちばんお花をきれいに見せる方法を知っています(はずです)

技ももっています(はずです)

量販店にあるような作品(と言っていいのか?)とは全く違うものを作れるのです。

 

わざわざうちの店に注文を下さるお客様はそれを求めているんですよね。

そう思い立ってからは、プリザーブドフラワーに対しての気持ちが復活しました。

 

生花で作るアレンジは、多少技術がなくとも生花のパワーが補ってくれるけど

プリザーブドフラワーは技術とセンスがすべてです。

センスがすべて。

だから、常にセンスを磨いていかなければいけないな~と思っています。

 

それと、以前作っていた作品は

いろいろな技法を使って開花(きれいに花を開かせた状態)させていましたが

私は、満開より多少つぼみの状態が好きですので

今はあまり開花させずに使っています

 

バシャっと人工的に開かせたバラがどうしてもだめなのです。

きれいに開いていればいるほど、だめなのです。

これは本当に個人的な好みなので、良い悪いではありませんのであしからず。

 

そんなこんなで作らせていただいた桃生さんのブーケですが

私好みの『大人ラブリー』をテーマで作らせていただきました。

桃生さんのイメージです。

お写真もちょっと見せていただきましたが

美しい(T_T)感激でした

ぜひ、皆様もこそっと見せてもらってください(笑)

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長々と書いたコラムですが

結局のところ、プリザーブドフラワーは花屋の作る作品が素敵!

というのが認知されるように頑張ります、と言いたかったのです。

 

最後ですが、枯れない枯れないといいますが

1年ほど変色しないで楽しめますよ、その後はまた新しいものに変えても

充分元取れますよ、ということもお伝えしておきます。

2015/01/31

 

一年でいちばん緩やかに時が過ぎる月

寒さや雪などの気象条件に左右されるのか

はたまた正月前の大消費によってただ単に花の生産が少ないからなのか、

また、各家庭でもお正月ぐらいは、と奮発して花を飾ることにより

おなか一杯になって、しばらくは日本人らしく“わびさび”を楽しもうと

花屋に足を運ぶことを遠慮されるのか、、、

 

要するに、ヒマな1月終了~

 

です

 

それでも忙しい日々もちょこっとあったし

2月はさっそくバタバタの予感がするので

気持ち的にゆっくり休んだとは言えないのですが

 

でもでも、やっぱり一番ヒマな1月終了~

 

そして本日、月末ですが

 

皆さんもお仕事の締日が月末であればお忙しいことがお分かりでしょうが

花屋の月末忙しい理由はご存知でしょうか?

 

その1

法人のお客様を筆頭に、請求書発行や集金めぐり~

(これはどのような業種の方も同じでしょうね)

 

その2

経費の支払い、借金返済(ああ、切実)の期限日

(そしてこれはどのような業種の方もおなじですね)

 

その3

月末に仕事がしわ寄ってくる

最初から決まっている日にお花を納めるお客様はいいのですが

今月中にとか、月に2回とか

そういった不確定な取り決めのお花の配達などは

月をまたぐわけには行かないので

ずれにずれて、どうしても今日しないと!ということ

(ダメダメ花屋パターンと人は言う)

 

その4

これが一番多いのですが

ご退職の方へのプレゼントのご注文

まあ、これですね、これ

 

毎月あります

そしてご移動の方へ、ということも、もちろんあります

 

だから、月末忙しい~(≧▽≦)

ご注文たくさんありがとう~(≧▽≦)

これで無事、年が越せる。。。じゃなくて月がまたげる

ということになるのです

 

ただ、一つお願いがあります

 

このように忙しい月末を迎える花屋ですので

ぜひぜひ、前もってわかっているご注文は

前日までにいただけると大変助かるのでございます

 

あ、もう一個あった!

月末忙しい理由

 

その5

このコラムを書かねば!

(私だけ)

2014/12/31

本当はもうちょっと込み入ったコラムにする予定でしたが

まだ終わらないお仕事が少しあるので

仕方ない、簡易バージョンで今年のコラムを締めくくらせていただきます

 

私たち花屋の仕事には、切り花を売るだけではなく

鉢、アレンジ、花束、スタンド、ブーケ、いけこみ。。。。

数限りなく(そこまでではないか)あるのですが

年末の忙しさはほかに類を見ないものでして

 

その中でもこの仕事が終わると今年も終わるな~と思えるお仕事が

ほかのお花屋さんでも少なからずあるはずです

 

私たちは正月アレンジを大量に作らせていただくのですが

それとは別に、いつも活け込みをさせていただいているホテルに

正月バージョンの大きな活け込みをさせていただきまして

一年の締めくくりを迎えることになっています

 

正確にはもう一日、配達やら店売りやらするのですが

これが気持ちの上での最後の仕事。ラストワーク。

なぜ英語に直したのかわかりませんが、

まあ、読み返して直す余裕がないのでこのまま行きます

 

ということで、29日の夜に大きな活け込みをさせていただきました

それがこちら

ロビー1

 

そしてもう一か所

 

ロビー2ロビー3

 

あとはテーブル

 

テーブル

 

他、お手洗いやお風呂などの一輪挿しも正月らしいものにチェンジして

終わりとなります

 

そして、スタッフ3名で夜の11時過ぎから

ホテル近くのファミレスにて打ち上げをするのですが

何せ、疲労と眠さで食欲もなく

でも一年のラストだから贅沢に行こう!と

ドリンクバーなんかも頼んだり、普段は頼まないセットなどを頼んで

そして、

そして、

胃がもたれ、眠気がアップし、後悔する

 

というところまでが、毎年恒例の行事となっております

 

そして、結局それ以外のお仕事は終わっていないわけで

31日のこの時間(17時半)にもまだ店にいるという次第です

 

本来今日はもうお休みなはずですが・・・

 

そんなこんなで仕事の仕方は

私たちの人生そのものを表しているような感じですが

そんなのも含めて楽しいです♪

 

来年も変わり映えしないコラムになりますが

お付き合いよろしくお願いいたします(*^_^*)

2014/12/31 05:27 | 花屋の裏側 | No Comments
2014/11/30

つい先日、Junkstageの桃生さんからラブレターをいただき、感激に浸っているところです。

で、ハッと気づけばもう月末。

やばい!月1回しか更新していないコラムなのに

それをさぼるなんてことは許されない。

せっかくあれだけ褒めてくださったのに、そうそう期待を裏切るわけには。。。

 

が、ネタがない

こういうときはかるーく何かかいておくかなぁ。。。うーん

前回が軽かったなあ・・・

 

そうだ!こういう時こそ、花屋の特権!

とりあえず店にある花を載せておけ!!

 

ということで、このようなコラムになりました。

 

・・・・・・・・・・・

 

クリスマスが近づくと、意識せずとも花屋にはクリスマス商材が集まります

集めよう!かわいくディスプレイしよう!!と意気込む必要もなく

いや、どちらかというと、もうちょっと待ってほしいんだけど

必要に応じて、もしくはせかされるように仕入れるうちに

いつの間にかクリスマス用のお花たちが集まっているのです

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つい先日20周年を迎えたうちの店も、その時の大掃除の結果

ものすごくすっきりさっぱりとしたはずなのに

いつの間にかごった返し、ちょっとものを持ちあげれば

あら、ここにリンゴが・・・

あら、こちらにはワタの木が・・・

な状態になってしまいました

 

そのひどい状態の中で、クリスマスにちなんだお花や資材を見つけては

ぱちりと写真を撮りましたので紹介します

 

きっと、後ろの風景を見ればその様子が一目瞭然

 

きれいなディスプレイされたクリスマスムードではないのであしからず

 

まずは

 

クリスマスといえばこれ、ポインセチア

3

 

そして、近年はピンクに改良された『プリンセチア』が人気

image2

この季節はシクラメンもクリスマスを彩ります

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こちらは雪に覆われた木をイメージできる『コチア』

アレンジに大活躍します

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おっと、日頃は豪華なイメージの胡蝶蘭の器もクリスマスチックでかわいい♪

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こちらはリースやアレンジなどで活躍するサンキライ

image1

あ、棚とモノの隙間に松ぼっくり発見!

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で、先ほど言っていた、モノを持ちあげたら出てきたリンゴ(本物)

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もう一つ、ワタの木

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ああ、これを忘れていました

モミの木!!

実はまだ、何に使うか考えあぐねています

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そしてリース型になったツル

12

最後はまだビニールも外していない吹き付けツツジ

発泡スチロールを吹き付けてありまして

これは活け込みやアレンジになくてはならない存在です

13

 

とまあ、こんな感じでちょっと歩けばクリスマスに欠かせない商材がたくさん埋まってます

皆様もうちの店のあちこちを掘り出して宝探しはいかがですか?

 

・・・・

 

いや、それやられるとやっぱり困るのでお断りします

2014/11/30 04:18 | お花のこと | No Comments
2014/10/31

花屋はいろいろなところに出入りします

結婚式場、葬儀場をはじめ、レストランや福祉施設、ホテル、学校、スーパー・・・

そして裏を見ます

凝視するつもりはございませんが、裏を見てしまいます

バックヤードというやつですね

裏から花を搬入することが多いので、どうしても見知ってしまいます

 

いろいろな仕事があるな~

表面は楽しそうにお仕事しているのに、グラフを貼り出されて。。。大変だな~

ここ、汚い(自分たちの店は棚に上げた発言ですみません)

ここの学校の生徒さんは挨拶がすばらしいわ~

 

などなど勝手な感想を思いもかけず抱いてしまうものです

 

さあ、本題ですが

過去にある葬儀場に生花スタンドの搬入をさせていただきました

どちらかというとあまり大きなところではないため、

搬入させていただいた回数は数える程度しかありません

 

そこに社長が花を運びましたら

たいそう機嫌の悪そうな、あなた本当にサービス業の方?というような

そんなスタッフの方に当たったそうです

スタッフの方というよりは、小さな葬儀社でしたのでそこの代表者の方かもしれません

 

とにかく愛想も悪ければ、迷惑そう

しかしこちらもお客様からの大切なお花をしっかりとお届けさせていただかなければなりません

どちらですか?

しぶしぶ案内してもらった部屋に花を運び込むもやっぱり迷惑そう

そして、部屋の中に運び入れたのに

部屋の電気もつけずに、暗い中で設置させられたそうです

 

お客様のお花は無事、お届けできたのでいいのですが

なんとも気分が悪く思える接客態度だったそうです

 

となると、どういうことが起こるのか?

普通に考えたらわかると思うのですが

 

私たちも一歩外に出れば、一般市民です

いつか葬儀会社を使わなければならない時がくるでしょう

もしくは親戚、友人、知り合いと葬儀のことを話す時がくるでしょう

 

絶対に!絶対に!

そこの葬儀社は使わないし、やめたほうがいい!!と言いたいです

 

その点、一流ホテルに配達した時の対応はさすがです

花屋といえども、お客様のように対応してもらえます

 

ブーケを配達したときに、よく

『うわ~素敵♪』と言ってくれる貸衣装屋さんがいます

すると注文してくださった花嫁さんがとても喜んでくれます

それがいつもなので、私はその貸衣装屋さんが大好きです

ですので、ブーケの打ち合わせの時にそこの貸衣装屋さんを使うと聞くと

『あそこはいいですよね~』と言っちゃうわけですよね~

 

たかが花屋、されど花屋

なんですよ~

花屋は見てます

知ってます

・・・ふふふ

2014/10/31 07:06 | 花屋の裏側 | No Comments
2014/09/30

タイトルにこう書いたのは、葉っぱはタダみたいなものだと思っているお客さんが
意外と多いらしいと気づいたから。

葉っぱ、私たちはかっこつけて『グリーン』と横文字(のカタカナ読み)で読んでおりますが
アレンジメントなどでは欠かすことのできない存在です

 

普段、お花をプレゼントされた時などは普通、
入っているお花たちに目が行きますね
かわいく彩り豊かなお花は目立ちますし
その花束やアレンジの印象は、使われているお花で決まっていきます

しかし、本当に入っているのはお花だけでしょうか?
きっと、何かしらグリーンが入っているのではないでしょうか?
脇役に徹することが多いグリーンたちは、存在をアピールすることはあまりありませんが
あるのとないのとでは大違いなのですよ

 

・・・と思ったらグッドタイミング!
今、お電話でアレンジメントのご注文をいただきましたので
ちょっと撮影してご紹介してみましょう
(ほかのお花屋さんに見せるのは恥ずかしいんですけど・・・)

1かご

 

 

まずはいきなりですが完成品から

8アイビー

ご結婚のお祝いにとのご注文です

写真を見る限り、バラとガーベラがメインのアレンジだな♪と
わかっていただけると思います
残りはカーネーション、スプレーバラが入っておりますね

 

と、普通は思われることでしょう

しかし、今日はグリーンのお勉強コラムです
きっと意識して見られていると思いますので(笑)
グリーンが入っているのがお分かりですね

というか、、、

グリーンを入れよう!と意気込みすぎて
通常より張り切ってグリーンが入っております
ちょっとグリーングリーンうるさい!ぐらいです

が、うるさくなり過ぎないのがグリーンのいいところですね
(と自分でフォローしてみます)

 

では、今回のこの小さなアレンジの中に
どれだけグリーンが入っているのでしょう

実は

2グリーン

左からレモンリーフ、ミスカンサス、アイビー、
ゴッドセフィアナ、イタリアンルスカス

 

これだけ入っているのですよ~

すごいですよね
っていうか、入れすぎですよねっっ
今日のコラムのために大サービスでした

 

ではでは、もう一度見てみましょう

8アイビー

さあ、なんと!
ここからグリーンを外しちゃいますよ!
普段だと何とも思わないかもしれませんが
どれだけグリーンが大切か
目に焼き付けてください(大袈裟ですか)

さあ、グリーンがない状態は!

3花だけ

(ああ、なんか見られて恥ずかしい)

違いがわかります?
わかりますよね?
全然違いますよね?

ということで、コマ送りしてみますね
(画像がいまいちですみません)

 

一つ葉っぱを足しました

4レモンリーフ

もう一つ足しました

5ゴッド

そして3つ目

6ミスカンサス

4つ目

7イタリアン

5つ目

8アイビー

出来上がり~♪

 

で、ラッピングをすると

9ラッピング

じゃじゃーん
ちゃんとギフトフラワーになるのです(*^▽^*)

 

え?アンコール?

 

じゃあ、今度は上から見てみましょう
(え?いらない?
せっかく写真撮ったから見てみてください!)

まず最初、お花だけからスタート

10上花だけ

11上レモンリーフ

12上ゴッド

13上ミスカンサス

14上イタリアン

15上アイビー

16上ラッピング

さあ、いかがでしたでしょうか?
グリーンの役割、大切さがわかっていただけたでしょうか?

このグリーン使いも、お花屋さんの個性になったりします
頻繁に使ってしまうグリーンの種類は、本当にそれぞれです
お花と同じでやっぱり時代の移り変わりやトレンドなどもありますので
私が花屋に嫁いで10年近くですが、その間にうちの店で使われた
主力のグリーンもいろいろと変化しております

ちなみに、ここにご紹介しましたグリーンは
1本、1枚、お花1本分のお値段がしたりします

本当はグリーンってもっといっぱい種類がありますし
すごく大きなものもありますが
今回は小さめのアレンジでしたので
身近な5種類のご紹介でした♪

今後、どこかのお花屋さんにお出かけの時、
またはお花をもらった時には
どんなグリーンが入っているのか、要チェックですね♪

 

9ラッピング

2014/08/31

Junkstageのコラムは旅行記から海外在住の方のレポートまで

当たり前のように世界を股にかけて活躍されている方がいらっしゃいます

 

が、海外旅行なんて現実的に全く考えてこなかった人間がここに一人

いや、夫も含めて二人

 

ただ全くの海外旅行未経験ではありません

前職でハワイに連れて行ってもらったことがあり

新婚旅行はイタリア一周でした(夫はこれが初)

 

もちろんどちらもとてもいい経験でしたし

つたない英語でもなんとかなるんだ(っていうか添乗員さんいたし)

と思ったのでした

 

それからすでに10年近く経過しますが

今まで海外旅行は夢見ることはありましたが、現実の話に上ったことは一度もありません

 

しかしここに来て、実はちょっと検討を始めたのです。

なんと五年後(笑)

子供が小学校高学年になった頃を目標に

どこかに旅行できたらいいなぁと思ったのです。

なぜ5年なのかと言えば、いろいろ理由はあるのですが

英語もできない、経済的時間的余裕もない私たちでも

5年後ならお金もためられるかな?

それを楽しみに仕事もさらに頑張れるかな?

というところも大きいです。

 

さあ、ではどこに行くのか?というお話ですが

実は、花屋ならでは憧れる国というのがやっぱりありますね。

 

まずはオランダ!

世界一の花市場を見てみたい!

これはお花に関わる方ならどなたも思うかもしれません。

 

そしてフランス!

お花が生活の一部になっているフランスの生活に憧れます。

パリのモダンフラワースタイルは世界中からお手本にされています。

有名なアーティストもいらっしゃいますが

道ばたにある小さなお花屋さんもきっとみんなおしゃれなんだろうな〜

 

さらにイギリス!

こちらはイングリッシュガーデンですね♪

自然に見せかけて、ちゃんと計算されてる緻密さ

どの家の庭もすてきなんだろうと勝手に思い込んでいます

 

台湾の花世界も華やかです

私も好きなアーティストの方もいらっしゃいます

 

などなど

 

どちらかというと王道な感じの国を挙げたと思いますが

実はもう一つ、私たちの店ならではの国

それは“カナダ”です

 

これはお花と直接関係ないのですが

うちの店は“ぎんのもり”という名前です

これは創業者である母が、赤毛のアンが大好きで

作者であるモンゴメリーの他の作品“銀の森のパッド”からつけたものです

私も嫁いだ時に、これは読んでおかねば!と急いで読んだのですが(笑)

やっぱり美しい自然描写に、一度は訪れてみたい地でもあります

 

いろいろな場所を挙げてみました

全部行きたいのですが、ここに出てきたところは夫と二人でもいつか行くとして

子供と行くところはこことは全く関係ないところになりそう

 

とりあえず5年間、妄想します

 

2014/08/31 10:02 | 個人的なお話 | No Comments
2014/07/31

ちょっと前にコラムに書こうと思って

ついつい忘れてしまっていたお話です

 

とある普通の日

 

たまにご注文をいただくお客様なのですが

年のころなら70歳~75歳ぐらいでしょうか?

習い事の先生をされているおばちゃまです

 

その方からお電話をいただきました

 

 

もしもし ○○ですけど

今日はね、注文じゃないんだけど、ちょっと聞きたいことがあって

 

実は母の日にって息子夫婦からランの花をもらったのね

ただ育て方がわからないから教えてほしいんだけど

お宅から買ったわけじゃないから悪いんだけど

 

そうなんですね!

では・・・・・・・・・(育て方説明中)・・・ですね

でもあまり気負わずに、

今のお花を楽しむぐらいで考えられたらいいと思いますよ

 

本当にね、困っちゃうのよね

お小遣いをくれればいいのに、花なんかじゃなくて

迷惑なのに・・・

 

・・・あぁ、そうですね(電話のこっちで苦笑いの私)

でもお優しい息子さんご夫妻じゃないですか?

 

とは言ったものの

 

花屋に電話をしてきて

そのセリフは言っちゃだめよ、お客さん

 

と言いたい私

でも、言えない私

 

2014/07/31 07:04 | お客様の話 | No Comments
2014/06/30

一般の方にとってお花屋さんに行くことはあっても
そこにあるお花を作っている人に会う機会は少ないですよね

お花屋さんにあるお花のほとんどが
別々の方が作っているもので
それを市場なり、注文なりをかけて
そのお花屋さんに来られる方の客層、もちろん店主の好みなどによって
日本全国、いや、世界中から集められているのです

そうやって考えるとお花屋さんって、ワールドワイド~♪♪

と、のっけからテンションが高いのには理由があります
実は、先日とある生産者さんのところにうかがわせていただきました
その名も“ブロメリア・ギフ”さん

ちなみにブロメリアとは“アナナス”と呼ばれる仲間を言いますが
“グズマニア”というお花を聞いたことがありませんか?
赤やオレンジ、ピンク、黄色などの華やかな色で
パイナップルのようなパリッとした植物です
よく贈答用に使われたりするこの子

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(写真はブロメリア・ギフ様より無断拝借してしまいました)

ブロメリア・ギフさんの“ギフ”が
岐阜県のギフだと分かったのは、実はつい最近
ふと、ああ!岐阜県にあるからなんだ~!!とひとり納得しました
ほかのお花屋さんは知っていらっしゃったと思います・・・

とにかく大きな生産者さんで、
毎週のように鹿児島の市場にもお花が届きます
グズマニアのほかにも、アンスリュームやミニバラ、ハイビスカスなど
どのお花もきれいなのです
そのきれいが“お花きれいだよね~”という“きれい”ではなく
明らかに“上等”であり、“品質に間違いない”状態をさす
レベルの高い“きれい”なのです

その理由が少しわかりました
前置きが長いのですが

さあ、6月上旬のとある日
実は、家族旅行で実家の両親と福井の恐竜博物館に行ってきました
交通事情を考えてレンタカーになったのですが
せっかくなので“ブロメリア・ギフ”さんに見学させていただけないか
頼んでみようということになりました

勇気を出して

だって、鹿児島の小さな花屋の家族旅行の帰りに寄らせてもらうなんて
気軽に言えるようなそんな規模の生産者さんではないのですもの

で、勇気を出したら
なんと!!!感じよく“ぜひ来てください”と言ってくださいました!

ということで、ずうずうずうずうしく(強調)
お忙しいところ恐竜博物館のクッキーだけを持って(笑)
花屋とは関係のない実家の父母も連れて
落ち着きのない子供も連れて寄らせていただきました

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いや~大きいとは想像していたけど
想像をはるかに超える大規模農場でびっくり!!
大雨の中でしたが、スタッフさん(あとで市場の方に聞いたら社長さんだった!?)
がすごくご丁寧に農場内を案内してくださりました

途中で申し訳なくなっちゃって
“もう大丈夫ですよ”って言いそうになったけど
でも、結局甘えてしまって農場内をぐるっと1周見せてもらっちゃいました

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私たちが見せていただいたのは
ブロメリア・ギフさんが日本で唯一メーカーから自己増殖を認可されているという
ミニバラの農場をメインに
ハイビスカス、と最近力を入れられている多肉植物など

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そりゃあもう、大規模にシステマティックで
道路を突っ切ってハウスからハウスにわたっているレールは何だろうと思ったら
植物を乗せた大きなトレー(1面ずつが相当大きいです)が
成長度合いや必要な処理に合わせてハウスを移動するためのものらしく
そのトレーもはたしていくつあることやら・・・

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土を入れるのも機械、そして並べた時に均等にすることと
間隔をあけるためにも機械を導入されていました

DSC02985

年間の電気料金を聞いたら・・・目が飛び出そうでした
うちの電気代と桁が3~4桁違うんですもの(いや、ホントです)

ただ、システマティックというと効率的とか生産的というイメージですが
ブロメリア・ギフさんの植物生産にはポリシーがしっかりあります
常に“お客様に長く、一番いい状態でお花を楽しんでもらえるもの”ということ

ハイビスカスの説明をしていただいているときに
“つぼみの状態も楽しんでもらえるというのが目標でテーマです”
と言われたとき、すごい!!!と感動しました
一つ一つの植物に愛情を持って育てられていることがひしひしと伝わるからです

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そして生産した植物をそのままぽんと出荷するのではなく
その植物がお家で飾られたとき、または贈られるときに
一番喜んでもらえるようにと、これまたおしゃれな器に入って出荷されます

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しかも一つずつに必ず育て方などの説明書がついているのです!!

ここまでされる生産者さんがほかにいらっしゃるのでしょうか?

今まで市場で目にするお花はほんの一握りでしたが
すごい数のお花が全国に旅立っているのですね
感動しました

そして皆さん、本当にいい方ばかりで、それもまた感動しました

せっかく見学させていただいたので注文させていただいたのですが
その量たるや、ブロメリア・ギフさんにしてみたら
毒にも薬にもならないような超微量なのですが
それも誠実に対応してくださり
無理を聞いてくださり
はたまた、とてもうれしいお気遣いまでいただくことに!!!

もう頭が上がりません

やっぱりそんなにしていただくと
私たち、その生産者さんが大好きになりますよね
そしてその方のお花を一生懸命自信をもってすすめられますよね

注文させていただいて届いた子たちも
やっぱりどの子もとてもきれいで、はつらつとしていました

本当にありがとうございました♪

ブロメリア・ギフさん
ホームーページ http://rose.bromelia-gifu.co.jp/
facebook https://www.facebook.com/bromeliagifu

2014/06/30 09:36 | お花のこと | No Comments
2014/05/31

先月はまさに、『うっかり』しておりました。
その日のTODOリストにもコラム更新と書いており
書くテーマも決まっておりました。
それなのに、どうしたことでしょう。
まさに、『うっかり』しておりました。

次の日、鉢の競りでぼーっと眺めながら
『コラムのテーマはあれだから、最初の導入は・・・
・・・ん?
今日、5月1日じゃん!
しまった、昨日更新するのすっかり忘れてた』
とそこで気付いた次第でした

せめて月に1度の更新は落とさずに!
とレベルの低い目標を掲げていたのに、
そのレベルの低さがこういう結果を招いたことを反省し
これからは目標を高めに。。ということは
自分の首を絞めかねないので、やっぱり現状維持でお願いします。

さあ、気分を替えて今回のコラムです

前回書こうと思っていた“えー!”な話と
私にとって大切な思い出となった“せつないけど嬉しい話”と
どちらにしようかな~とずっと考えておりました

えー!な話を書くと今回のコラムは
しょっぱなから最後までテンション低くなりますので
今回はせつないけど嬉しい話をお送りいたします

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今月は母の日がありました
ゴールデンウィークをのんびり過ごした後、準備が始まり
それと同時にご注文も一気に増える、
というのが毎年恒例となっておりました

しかし、今年は有難いことにお声をかけていただき
ゴールデンウィーク中に4日連続、イベント出店をすることができました
テーマが“Green”ということで
店にたくさんあったグリーン達を携え
街中にあるデパートの屋上でイベントを満喫しました

イベントは集客があるため、普段あまり体験することのできない
たくさんのお客様との交流が魅力です
その中で忘れられない出会いがありました

1日目、映画を見に来たという、上品で優しそうなおばあちゃま
今まで植物を育てるということをしてこなかったんだけど。。。と
言いながら、うちの店の植物たちをいろいろ見てらっしゃいました
目玉商品として持って行ったゴーヤ(にがごり、レイシ)の苗
3つで100円を見られて、植えてみようかしら?と。

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聞けばご主人が庭いじりや野菜栽培などが好きで育てていたんだけど
昨年他界されたとのこと
“私にはまったくわからないので、主人が入院している時に
とりあえずお水だけまいてあげていたら一時退院した時に
とても大きなヘチマができていて、とても嬉しそうだったの”
とお話しながら、目には涙があふれていらっしゃいました

“未だに涙が出てきちゃうの、だめね~いつまでも”
と言いながら
“でもいつまでもこうしていられないから、やり方とか分からないけど
ちょっと植物でも育ててみようかしらね”

そう言って、ゴーヤをお買い上げ下さいました
少しでも楽しみが増えて元気になるといいなあ、って思ってお見送りしました

そして次の日
また昨日のおばあちゃまがご来店!

“昨日ね、さっそく植えてみたんですよ~
裏のお隣さんが教えてくれて、土を分けてくれてね、楽しみだわ♪”
ちょっと嬉しそうでした

“それでうちに丸いプランターがあったから
お花でも植えてみたらどうかと思って、また寄らせてもらったの”
とても嬉しい出来事でした

昨日あったラベンダーは?と聞かれたので
もう売れちゃったんですよ~。明日はまた入るんですけどね・・・
“そう、残念だったわ、でも他のもらっていくね”
と言って、またお花苗をいくつか購入して下さいました

さらに3日目
“今日、ラベンダー入るって言ってたから、また来てみました”
そう言って、おばあちゃん3日連続のご来店!!!
もう、感激でした
“なんかとっても楽しみになってきたの”と言って
ラベンダーと他のお花と、また購入して下さいました

『3日間も来て下さって本当に嬉しかったです~』と言ったら
“私も元気をもらえました”と言って下さって
これから頑張ってお花を育ててみますね
と笑顔で帰って行かれました

ご主人との別れの寂しさがなくなることはないと思いますが
植物やお花は違う楽しみを与えてくれることでしょう
本当に素敵なおばあちゃまでした
また会えるかな~

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2014/05/31 11:24 | お客様の話 | No Comments

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