2010/08/31

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 標高800mという高地にもかかわらず暑い日が続く毎日、
先程から山のように積み上げられた石の中から、
気に入った石を探しては、
夏の空の下にまるでジグソーパズルのように石を並べております、
夏の空は限りなく青く、
森は限りなく優しく緑のままで、
山小屋は出来る限り森の中に隠れるように、
そして森の木の葉は夏の強い日射しを遮ってくれています、
次第に石の重さが心地良くなってきました、
気が付くと山小屋のエントランス部分の石組みが、
何となく地面に見えて来たような気がします、
2年前に山小屋のエントランス部分は石組みでと考えて、
カルチャードストーン、レンガ、色々な種類の石を、
地面に置きっぱなしにして四季を通して見続けて来ましたが、
不思議と石の印象は四季の変化とともに変わり、
何のへんてつもない地元の山で採れた石が、
一番この森になじんでいるように感じ、
夏の青空の下、
先程から石の山から気に入った石を探し出しては地面に並べております、
一つ又一つ、まるで石を組み上げるように地面に並べております、
夏の日に照らさ石は身を隠す事も出来ず次第にグレー色に変わり夢の中、
夏の夕方に降る雨で石は真昼の幻想から目を覚まされ黒色に、
地面に置かれた石の上に緑の葉が重なると不思議な模様を描き出します、
きっと石の上に白い雪が積もりだすと、
バラバラだった石は一つになり奇麗なレリーフに生まれ変わる様な気がします、
春には春らしく、
夏には夏らしく、
秋には秋らしく、
冬には冬らしく、
きっとこの森の季節に合わせて石組みが表情を変えてくれそうです、

何で石組みてエントランスを作るのって皆に聞かれますが、
冷たい石で心穏やかな空間が生まれそうな気がしたからだと答えて来ましたが、
本当はただ石組みをやってみたくてしょうがなかっただけの様な気がします、
ただそれだけの単純な理由で始めたような気がします、
ただそれだけの事ですが、
こんなに面白い遊び、
今では非常に気に入っています、
この山小屋っていつ完成するのって皆に聞かれますが、
きっといつまでも完成しないような気がしています、
私が最後まで遊び続けられるように、
その時が来ても、
きっと、完成させないような気がしています。

2010/08/31 07:04 | 未分類 | No Comments
2010/08/26

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 8月の空はどこまで探しても青く、
老人はのオクラの花に恋してる、

老人の両の手は深く険しくしわが刻み込まれ、
日の光で手相を浮き上がらせるために、
土が染み込むんでいる様に見える、
老人のしわだらけの手は風の中で花を咲かせ顔をそっとなでる、
8月の青空の下でオクラの花が揺れる、
老人は花にそっと恋してる、
老人は花を抱きしめたいほど愛してる、
土の固まりをそっと手に取り口に含み、
優しく土に口ずけする、
少女が不思議そうに老人を覗き込むと、
家族もこのオクラの花を愛する事も、
全ては生きるための俺の愛情の表現なのさと、
照れくさそうに始めて会った少女に話しかけてきた、
君にも幸せを感じる力は必ず有るからそんな悲しい顔は忘れな、
老人は始めて会った少女に話しかける、
少女がオクラの花に恋した老人を再び覗き込むと老人はそっと微笑む、
少女が始めて見る青空の下の風景、
少女が始めて感じる青空の下の少年のような瞳、
泳ぎ疲れた少女は少年のような老人の瞳に恋をする、
昨日まで小さな部屋で窓から訪れる都会の風景を相手に、
眠れない寂しさを紛らわせていたのが何百年も昔のように感じる、
老人の瞳は届かぬ思いが夜の星の間を彷徨っていた風景を消し去る、
誰のために生きようとしていたんだろう、
何のために優しくなろうとしていたんだろう、
止まる事が怖くてひたすら歩き続けようとしていた、
永遠には生きられないと思って毎日を過ごしていた、
けしてあなたが嫌いじゃなかったのに、
私はあなたを愛していたかったの、
どんな事があってもあなたを愛していたかったの、
あるとき全ての景色が変わったの、
全てが私の想い出になったの、
ずっと恋していたかったのに、
全ての風景が私の中で止まって漂い始めたの、
私には引き止める事は出来なかった、
どうしても青空の中にある今日に戻れなかったの、
全てが戸惑いながら知らない景色に変わって行ったの、
風の中であなたを手探りで探したけど、
あなたは遠くに遠くに消えて行ったの、
恋をしていたかったのに、
昨日とは何も変わらない風景だったのに、
あなたは何も変わらずに私を愛してくれたのに、
私に見える風景が変わって行ったの、

老人はオクラの花咲く畑の中で少女に囁く、
君はこの地上の旅行を楽しんでいるかい、
君は誰かを愛してるかい、
俺は青空の下のオクラの花が恋しくて恋しくてたまらない、
彼女達の側にいつもいたくていたくて、
いつだって畑にいたいんだ、
彼女達が喜んでくれる事が俺の全てなんだと照れくさそうに話し、
大きなクワを担いだ小さな老人が森の中に消えて行く、

8月の青空の下でオクラの花が揺れる、
少女は8月の青空を見上げる、
きっと明日は何もかも魅力的な風景に変わりそうな気がする、
今ならまだあなたを愛せそう、
又、少しあなたに近ずけそう、
8月の青空の下で私が揺れている、
又、あなたに近ずきたい。

2010/08/26 08:21 | 未分類 | No Comments
2010/08/17

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月明りが青空を隠し深夜の信号待ち、
行き交う車は無く、
星のない夏の夜空に雲だけがおぼろ月に寄り添う、
ハンドルにかけている手を、
青白い世界に連れ去ろうと淡い月明かりが浮き上がらせる、
窓から見える風景は月明りで照らされ優しく寝息を立てて夏の風景、
信号だけがまるで生きているように赤から青に変わる、
山道は生き物のように月明りの中をうねり始め、
そして山道は月明りから逃れるように深い森に逃げ込み消え去る、
通い慣れた山道は淡い月明りだけで私の身体を目的地まで優しく運んでくれる、
身体は淡い月明りの魔法にかけられ風景に反応し静かにハンドルを回す、
ただ私は森と会話をしているだけ、
私は森の一部になり、
森の中を流れる風に静かに優しく導かれる、
山道はあてもなく下りの右カーブ、
点滅しだしたウインカーに案内され、
山道を離れ月明りに照らされて集落の道に滑り込む、
畑仕事に疲れた農家の庭先は赤や黄色や青の花が、
淡い月明かりに愛されるようにたたずんでいる、
車内の時計はすでに午前1時、
森の中の林道は私を心地よい眠りに誘う、
私はただ森の中を流れる風に導かれる、
ハンドルが右に切られ山小屋に繋がる狭い道に入ると、
突然ライトに照らされた小さな森が道に横たわる、
月明りにだまされたようにいつもと違う風景、
急ブレーキをかけ小さな森にぶつかる寸前で止まり、
道の真ん中に作られた小さな森の前に立つと、
巨大な木が静かに道の真ん中に横たわり、
生い茂る葉が淡い月の光に照らされ、
小さな森のような風景を作っている、
私の進もうとする道に、
子供の頃に遊んでいた事のある、
小さな森が道を塞ぐ、

少女は淡い月にまぎれて少年を森に誘う、
あの丘の向こうの森にまだ誰も見た事のない蝶がいると言う伝説を、
澄んだ瞳を持つ老人から聞いたと言って、
少女は少年を森に誘う、
少年が忘れてしまった懐かしい森に誘う、
丘の上には巨大な木が横たわり、
懐かしい森への扉を隠している、
淡い月明かりでしか見えない扉、
まだ見たことのない蝶を探しに来たものにしか見る事が出来ない森への扉、
淡い月に照らされた丘の上に登りあたりを見回しても森は見えない、
少女は横たわった巨大な木の中に森があると少年に耳打ちする、

少年は巨大な木の生い茂る葉をかき分け、
巨大な木の丈夫な枝を何本もかわし、
巨大な幹を乗り越え、
月明かりに青白く浮かぶ森の扉に手をかける、
扉は何百年も前に見た覚えのある淡いフィルムで出来ている、
まるで現実と憧れが淡いフィルムで分けられているように、
少年が扉に手をかけようとすると少女が囁く、
扉に手をかけるときは、
けっしてその扉の向こう側にいると言われる蝶を、
捕まえたいと思ってはだめよ、
この扉の先はあなたの憧れだから、
あなたの遠い記憶の森だから、
あなたは迷っても立ち止まってはだめなの、
ただ目の前に映る物全てを受け入れて感じるの、
少年が扉に手をかけると、
淡い月明かりに浮かぶ淡いフィルムの扉は、
青空よりも青く輝き、
氷よりも冷たく光り輝き、
ガラスよりも柔らかく、
風よりも自由で強く、
少年を静かに受け入れる、
少女は心揺れる想いを打ちあけ、
少女は木いちごを摘み、
少年は蝶を探す、
少女は木いちごを胸いっぱいに集め、
少年は蝶を探す事が出来ない、
蝶のいない森で少年は蝶を探す、
少女は少年にそっと木いちごを差し出す、
木いちごの甘すっぱい香りが口の中に広がる、
やがて少年はこの森にいた事を思い出す、
この森の中に蝶が飛び回っていた事を思い出す、
瞳を閉じてこの森に生まれた時に飛び回っていた蝶を思い出す、
木いちごの葉はすでに枯れ木いちごの季節を過ぎている、
少女は木いちごを摘み少年に囁く、
忘れた旅の風景を思い出して、
永遠に続く風景を見つけて、

果てしなく風の流れる音が聞こえる、
風は全ての記憶を運ぶ、
川の中では繰り返し魚が生まれては死に、
泥水の中からは奇麗な花が咲いている、
奇麗な花は泥水の中でしか生きられない、
陽が沈み今日が終わり、
日が昇り未来が始まる、
少年は全てを知ろうと目を見開き、
憧れの向かう先を知ろうと、
瞳を閉じて風の流れを遠くで見つめている、

どこからともなく少女が、
胸に木いちごをいっぱい抱えた少女が囁く、
いつの日か闇は去るは、
風が吹きあなたは森と再び繋がるの、
あなたの想いは全てあなたから始まるの、
蝶のいない森で少年は蝶を探す、
蝶のいない森で少年は少女が差し出した手に自分の手を重ねる、
今、あなたの記憶の中にいる蝶を思い出してみて、
森が月の明かりに覆われ始めると、
見失った記憶の全てが目の前に見え始める、
まるで暗闇の中で月明かりに映し出されるように、
見えるものが自分の記憶に重なっていく、
記憶の中の蝶が月明りの森の中に飛ぶ、
少年は高い木に登り、
雲の中で迷っている青い蝶を捕まえる、
森の中で月の明かりに輝く甘く奇麗な蝶を捕まえる、
少年は少女に青い蝶をそっと手渡す、
少女は青い蝶を受け取ると手を高く青空に伸ばし微笑みながら手を広げ、
夏の夜の青空の中に吸い込まれるに青い蝶がはかなく消え去る、
少女は少年の耳元で囁く、
この青い奇麗な蝶はあなたがほんとうに探していた蝶なの、
淡い月の明かりに照らされたこの森を見てみて、
あなたの探している蝶はこの森の中にはいないの、
あなたの探している蝶はあなたの中にいるの、
瞳の中に映る憧れの中にいるの、

少年が疲れ果てて
小川の石に一人座り光り輝く木の葉にそっとたずねる、
僕の憧れはどこに向かうの、
少女は木いちごを胸いっぱいにかかえ少年と並んで座る、
少女は陽の光にキラキラ輝く少年の日焼けした肩に止まった、
小さな蝶をそっとつかみ、
“見つけたわ”、
少女は目を輝かせて、
“あなたの蝶を見つけたわ”、
少女は木の葉を揺らす、
巨大な木は小さな一つの種から始まり、
この森も小さな一つの種から始まり、
あなたも小さな一つの種からまり、
全ては繋がっているの、
少年の探していた憧れも、
少年の肩にとまった小さな蝶から始まり、
皆が奇麗という蝶を探す事を止めた時に、
淡い月明りの森であなたの探す奇麗な蝶は目を醒ますの、
あなたがこの小川で私と並んで座りただ森の中を流れる水を見ながら、
探す事を止めた時に、
あなたが想い描いていたものは現れるの、
あなたが探しているものはこの森にはないの、
この森の中の小川に座っているあなたの中にあるの、
自分の想いがそのまま自分の憧れを作っているの、
あなたが探し求めようとする心は幻想しか見せないの、
全てはあなたの中から生まれるの、
憧れはあなたが生まれたときからずっとあなたの中で飛び回っているの、
森の中で淡い月の明かりで見えていた扉はあなたへの入り口なの、
あなたの肩にとまっていた小さな蝶はあなたなの、

少女は小川の中の石に座り木いちごを食べる、
両の足を冷たい小川の中に入れ水中に沈んだゆらゆら揺れる足を見る、
少年は川の流れにゆらゆら揺られて川を流れるサンダルを目で追う、
あなたが探している場所はいつもあなたがいる所よ、
月は夜空だけではなく川面にも浮かぶの、
全てをなくしたと思ってもあなたは何もなくしてないの、
全てを愛する事から始めるのよ、
それがあなたの始まりだから、
それがあなたの憧れだから、
たとえ奇麗な蝶が見つからなくても、
奇麗な蝶は何時だってあなたの中にいるは、

陽が昇り目が覚めて、
山小屋の扉を開けると、
鳥が鳴き風が花を揺り起こす、
朝陽は木の葉の間から地上に降り立ち草の上で跳ね回り、
夢で見た巨大な木が目の前に横たわっている、
空はどこまでも青く、
夏の青空の中を小さな蝶が二匹、
踊るようにじゃれ合うように、
木の葉の間を抜けて夏の空に駆け昇り、
木の葉は羨ましそうに上目ずかい、
私は生い茂る木の葉をかき分け、
巨大な木の枝を何本もかわし、
巨大な幹を乗り越えて、
青白く浮かぶ森の入り口の扉を探す、
オレンジ色の夜明けの森の中で、
扉は身を隠し想いでの中、
少女が見つけてくれた私の小さな蝶が青空に舞い上がり、
私は夏の森の青空に憧れを追う、

優しく穏やかに夏のオレンジ色の夜明けが、
森の中で始まっているのが見える、
後ろを振り返ると暗い昨日の中に取り残された、
淡い月が青白く輝き眠りにつこうとしている、
少女の事を思い出そうとすると、
風の音が聞こえる。

2010/08/17 12:20 | 未分類 | No Comments
2010/08/03

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雲が青空に遊び流れ、
奇麗と感じ、
風が肌をすり抜け、
心地良いと感じ、 
周りにいてくれる人たちを見つめ,
心が微笑み、
今日の青空を心に留め、
今日の風を全身で受け、
今いる私を青空に映す、
過去に残されたものはプライドの化石、
未来は私が作り出す欲望の幻想、
過去と未来を旅し、
不安と希望と夢に迷い、
風の中で立ち止まり、
何も思い惑う事なく青空に雲が遊ぶ、
私を幻想の世界に引きずり込もうとしていたトリックは、
私が作り出していた迷宮、
幸せになるために、
何かを探さなければならないという罠は、
私が引き寄せた私の影、
全ては私から始まり、
全ては生まれたときからあった事に気付き、
全ては生まれたときから無かった事に気付き、
今日の青空に遊び、
遠い眠りから目を覚まし、
青空を流れる雲に、
そっと私を感じる。

2010/08/03 07:48 | 未分類 | No Comments
2010/07/23

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夏の日射しは乱気流、
雲の波間から突然姿を現し心を揺らす、
遠き想いも寄せては返す乱気流、
まばゆい光のカーテンに姿を変えて降り注ぐ夏の日射し、
忘られぬ想いも夏の日射しにそそのかされ私を惑わす、
雲に覆い尽くされた夏の空、
夏の日射しの影が困り果て、
はぐれ鳥のように悲しく飛び立つ場所を探し続けているだけ、
どこに辿り着くか夏の雲間に戸惑う光のカーテン、
遠き想いも戻る場所を見失い、
私の中で戸惑い照れ笑い、
夏の光のカーテンの中で、
想いも回り続ける、
隠す事も出来ず、
隠れる事もできず、
照れ笑いの想いだけが回り続ける、
夏の日射しの中に紛れ込み、
想いが回り続ける、、
夏の日射しに惑わされ、
いつまでも回り続ける想いに、
私は照れ笑い。

2010/07/23 05:47 | 未分類 | No Comments
2010/07/14

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ママ、そろそろ買い物に行くけど良いかな!

山道を抜け国道に出ると梅雨の晴れ間の素晴らしい天気、
山の中の生活で唯一外部と接触する機会は買い物、
ウキウキしながらのんびりと山道を走っていると、
突然この辺では見かけないクラッシックカー、
パパ、パパ、
今のクラッシクカー見た、
凄かったね、写真撮っとけば良かった!!
パパ、パパ、
又クラッシックカーが来たよ、
カメラ、カメラ!!
写真撮るからもう少しゆっくり走って、
あれ、このカメラ、
車の頭と尻尾しか写ってないや!!
クラッシックカー良いね!!
パパ、パパ、
又マッハゴーゴーみたいな車がいっぱい来たよ!!
何で昔の車ってこんなに色っぽいんだろう、
きっと風洞実験室のなかった時代の人たちは、
速く走る車を自分たちの頭の中で想像していたみたいだね、
そして車を買った人がびっくりする顔を想像して、
ニコニコしながら車作ってた感じがするよ!!
速い車も良いけれど、
色気のある車もなんだかグッときちゃうね!!
パパ、パパ、
又、来たよ、今度の車は超古そうだよ、
白州次郎が乗ってた車だね!!
何か今日あるんじゃない、
道脇で旗を振っている人達がいるから何だか聞いてみようよ!!

道の脇で旗を振っているおじさんに、
あなた達も旗があるから振りなと旗を貰い、
急遽クラッシクッカー観戦!!

今日は伊香保から私達の森のすぐそばの旅籠温泉までの、
クラッシクカーのラリレース、
堺正章ら芸能人も参加し総数60台のレースだそうです、
こんな日に出会えるなんて、
何と私達は運がいいんでしょう、
遠くに山並みが見える道を走るクラッシックカーと、
沿道で旗を振る町の人たちを見ていると、
サーキットでは見れない、
ほのぼのとしたレースです!!

2010/07/14 08:17 | 未分類 | No Comments
2010/07/07

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陽の光は総ての生き物に降り注ぎ、
総ての生き物に生きる喜びと生きる勇気を与え消え去る、
風は総ての命に進む先を風で知らせ、
空から地上に舞い降りた水は川を下り、
大きな岩の前では自ら砕けそして又一つの流れに戻り、
何事も無かったかのように川を旅し大海に向かう、
私は生きているのではなく大きな力によって生かされていた、
自分の意志とは関係なく、
心臓は鼓動を続け、
肺は酸素を身体に取り入れ、
私は静かに生き続けて行く、

私は森の中の大きな木の下に生まれ、
春が来て小さな私がいくら枝を広げ葉を付けても、
私より大きな木が葉を茂らせてしまい、
私は陽の光を受け取る事が出来ない、
周りにいた小さな木達の話し声がしなくなったと思うと、
誰にも気ずかれる事なく、
いつの間にか立ったまま総ての葉を落とし枯れて行った、
私がいくら話しかけても、
森の小さな木達は大きくなる事なく枯れて行った、
この森では大きな木は陽の光を十分に受け取る事が出来るのに、
小さな木には木漏れ日の光りすら与えられないの、
それがこの森の掟なの、
それが私達の運命なの、
それでも私は生き続けた、
それでも私はこの森に生まれた事に感謝した、
私に夢が訪れるまで私は生きると決めたの、
ただ私は春の風に葉を揺らす事が出来て幸せだった、
そんな時にあなたが私の前に現れたの、
それが私の運命ならば私はあなたを受け入れようと決めたの、
いつもあなたが森の中で薪を探しているのは知っていた、
いつも私はあなたに気がつと、
葉を揺らして合図を送っていたの、
私をここから連れ出してと、
あなたが始めて私に触れた時、
私はあなたの手からあなたが何をしようとしていたか分かったの、
それでも私にはどうにもする事が出来ず、
運命を受け入れる事しか出来なかったの、
私は大きな木に囲まれて、
陽の光を浴びる事が出来ず痩せていたの、
枝を大きく伸ばしてみても、
私には陽の光は届く事がなく、
夜空の星さえ大きな木の影で見る事さえ出来なかったの、
この場所から早く逃げ出したかったの、
あなたが私に触れたとき、
私は自分の運命を受け入れたわ、

あの日あなたは、
森の中に入りいつもの様に薪を切り出していたわ、
あなたが私に近ずいて来た時に私は大きな声で叫んだけど、
私の声はあなたには届かず、
私は地上から離れあなたにここへ連れてこられたの、
私は泣く事も出来ず叫ぶ事も出来ず、
自分の運命を恨んでいたわ、
あなたは私と何本かの木を薪置き場には置かず、
この暗い部屋に置き去りにしたの、
それからいつも、
星の出ないこの暗い部屋の隅からいつもあなたを見ていたわ、
いつ私をここから連れ出してくれるのか、
そればかり願っていたわ、

星の出ないこの闇で私は何度も夢を見たわ、
陽の当たらないこの闇で私は何度も朝をむかえたわ、
そんな時に誰かがそっと囁くの、
生き続けなさい、
あなたはきっと生き続けられるわ、と、
遠い日に見た陽の光も春の風も忘れかけた時、
窓の外では春の日射しを浴びた草花が芽吹き、
鳥が鳴き出し春の訪れを私に伝えに来たの、
陽の光の射さないこの暗い部屋で私は生き続けると決めたの、
意識が薄れて行く中、
忘れかけた春の日射しを精一杯思い出しながら、
枝を持たない私は固い幹を思いっきり突き破り、
若葉の芽をこの世界に送り出したの、
陽の光を見た事のない私の若葉はいつまでたっても萌葱色のまま、
総ての草花が陽の光を浴びて緑濃くしていく中で私の若葉だけは萌葱色、
あれからどれくらい夢を見ただろう、
あれからどれくらい声にならない声であなたに呼びかけただろう、
あなたに届かない私の想いが、
春の風の中に溶けて行ったわ、
あなたが私の声にならない声に気が付いてくれるのを待ち続けたの、
ただ萌葱色の若葉の花びらを咲かす事で、
私は残っている総ての力を出して若葉を暗い部屋で茂らせた、
私の意識がだんだん薄れて行きそうになった時に、
あなたは突然私を眠りから引き戻したの、
私から生まれた萌葱色の若葉は、
まるで私を守るように沢山咲いてくれたわ、
あなたは萌葱色の若葉に守られた私を見上げて、
そして透き通った目で私を見つめて、
泣いていたわ、
あなたが心の中で、
ごめんね、ごめんね、ごめんね、
と謝っていたのが私には聞こえたわ、
私はあなたの事を恨んでなんかいないから安心して、
これが私の運命だからと何度もあなたに伝えたわ、
あなたが優しく私を抱え、
私を見つめてくれたあなたの瞳が、
透き通っていたから私は安心したわ、

僕はいつも君の前を通り過ぎていたのに、
なんで君は僕を呼び止めなかったんだい、
僕には君の声を聞く事は出来ないけれど、
君の想いは感じる事が出来たのに、
君はなんで叫ばなかったの、
君はなんで怒らなかったの、
君はなんで自分の運命を変えようとしなかったの、
なんで君の夢を話してくれなかったの、
君は自分の運命と言いながら誤摩化して感情を隠しているよ、
僕が気付く事を期待していたら、
ずっとこのまま、
何も言わなければ何も始まらないよ、
愛は感情でしかないんだから、
君がこの星の出ない暗い部屋で一人静かに、
ひっそりと息を殺していたことに気が付かなくってごめん、
君が暗闇の中で最後の力を出して、
萌葱色の若葉を芽吹かせていたんだね、
今、春の森では、
花が咲き木々の葉は濃い緑の季節の中なのに、
君は何も見えないこの暗闇で、
今だに萌葱色の若葉、
周りの木々は春の風を胸いっぱい吸い込み息をしているのに、
君だけはひっそりと息をこらして、
僕が気付くのを待っていたんだね、
君は自分の運命と言いながら誤摩化して感情を隠しているよ、
伝えたい事を我慢している、
想いを隠している、
なんでなんだ、

これが私の運命ならば私は受け入れるわ、
ただ一つだけお願いがあるの、
私を木漏れ日の下に連れ出して、

あなたは私を抱きしめて、
この暗い部屋から連れ出して、
森の中を歩き回ってくれるの、
そして私を木漏れ日の小川に連れて行ってくれるの、

今、空は青く輝き、
どこまでも澄んだ春の風が私を通り過ぎて行く、
川面の輝きは風に揺れる私の萌葱色の若葉を、
濃い緑に変えようとしている

木漏れ日が川面に映るこの小川に来て、
あなたがそっと私を地上においてくれたわ、
どれほどこの日が来る事を夢見た事か、
私はあなたの事を恨んでいないから心配しないで、
川面に映る木漏れ日はキラキラ輝き、
私を暖めてくれるの、
この木漏れ日の中で、
春の透き通った青空に出会えて、
今、陽の光に満たされた自分がいるわ、
川面に映る木漏れ日が奇麗よ、

陽が暮れだすとあなたは私を土の中に埋めてくれたけど、
きっと私は総ての萌葱色の葉を落とし枯れるわ、
自分の事だから分かるの、
あなたは悲しい顔をしてここを立ち去るけど、
たとえ私がこの場所で生き続けられなかったとしても、
私は川面に輝き風に揺れる萌葱色の若葉になれたの、
陽の光を全身に感じた事を決して忘れないわ、
決してあなたを恨んだりしないわ、
それが私の運命だから、
たとえ私から総ての萌葱色の若葉を風が運び去ったとしても、
私は悲しまないわ、
それが私の運命だから、
あなたもそんな私を見て悲しまないで欲しいの、
秋が過ぎ冬になったら私の事を思い出して、
薪ストーブに炎を灯す季節になったら、
私を炎の中に入れて良いわよ、
私の事は心配しないでいいのよ、
私は炎になってあなたを暖めるわ、
そして私は燃え尽き煙りになって冬の青空に戻るの、
私はあなたを暖めてあなたと一緒になるの、
あなたの中で生き続けるわ、
決して悲しまないでいいのよ、

いつの日か、
あなたの好きなあの赤い薔薇の花の中に、
萌葱色の薔薇の花が咲いていたら私の事を思い出して、
心配しないで私はいつでもあなたの側にいるから、
あなたは自由になりたくて、
いつもこの森に足を踏み入れていた事を、
私、知っていたの、
私も木漏れ日に合いたくて、
あなたを呼んだのよ、
ただそれだけの事、
私の願いは叶ったの、
そしてあなたが夜空を見上げる事があったら、
きっと私はあなたに囁くわ、
あなたはいつでも自由よ、
その時が来るまで私はあなたの側にいるから、
あなたの好きな赤い薔薇の花の中に、
萌葱色の薔薇が咲いていたら、
私を見つめて、

たとえ私が枯れようと、
私は忘れない、
あなたにここへ連れて来てもらって、
木漏れ日を身体いっぱいに浴びた事を、
私は自分の運命を変えられたの、
私はあなたに運命を託したの、
私の夢は叶ったの、
願えば、
陽の光は地上の総ての命に注がれる事が分かったの。

2010/07/07 07:27 | 未分類 | No Comments
2010/06/29

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出会った場所は、
二ガナの花咲く黄色い森、

風に迷い今日も風に揺れる、
青空にたたずみ今日も青空に心揺れる、
風に流されないようにと大地にしがみつき、
今日の幸せを失うのが怖いと言いながら大地にひれ伏す、
誰よりも幸せなはずの私が悲しいと言いながら風に揺れる、
皆と一緒なのに寂しいと言いながら風に揺れる、
青空を漂う綿毛をうらやむ私、
誰もが優しいと言うけど違う私、
誰にも優しいけど違う私、
そして優しさの影から私に見られてうなずく私、
誰にも本当の悲しみを見られまいとうなずく私、
誰にも涙を隠して笑顔を振りまく私、
青空に黄色い花が一輪、
風に流れる、
微笑みながら、
皆はただ青空を指差して笑う、
”バカな奴だ”と、
私は何かが違うような気がする、
私には青空に黄色い花の幸せそうな微笑みだけがにじんで見える、
青空に穏やかな眼差しだけが流れ去る、
私の幸せは風に揺れる事なの、
私は迷う気持ちに別れを告げ、
青い空に流れる花を夢見て日の沈む黄昏に、
幸せだったニガナの花咲く黄色い森に別れを告げ、
風の流れに誘われるように大地から手を離す、
身体は一瞬ふわっと風に誘われ大空を昇り、
次の瞬間に大地にしこたま叩き付けられる、
風の流れは小さな私を木の枝に叩き付け、
息が出来なくなる程に木の葉に押さえつけて放さない、
どのくらい時間が経ったのだろうか、
気が付くと私は風の中、
全身の力は抜けただ風の流れに誘われている、
大地に叩き付けられる事も無く、
青い空を風が私の両手を握り運んでいる、
私は風の流れに見え隠れ、
季節風に乗り果てしのない旅、
青空に誘われた時の自分を思い出す、
確かに青空で誰かが手を振っていた、
眩しい程の青空、
両の手に持っていた荷物は今は風の中、
身にまとっていた黄色いドレスは今は風の中、
風の流れに誘われ、
風の中を自由に、
どれくらい旅をしたのだろうか、
青空から下を見下ろすと、
黄色い花が風に揺れているのが見える、
あれは遠い昔に私がいたニガナの森、
皆で風の流れに揺れていたニガナの花咲く黄色い森、
ニガナの森の中でさっきから私をじっと見つめる花一輪、
そっと彼女に向かって微笑み手を振る、
何を思ったか微笑みながら両の手を放す花一輪、
風にもまれあっちへぶつかりこっちへぶつかり、
風に乗る事が出来ず身体は傷だらけ、
ただ微笑んでいるような昔の自分が見える、
ニガナの花咲く黄色い森から、
花が空を舞い始めた、
青い空に。

2010/06/29 08:08 | 未分類 | No Comments
2010/06/23

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青き花、
大声で叫べど誰の耳にも届かず、
両の手を振れども誰の目にも止まらず、
淡き風、
我が身を持たず旅の空、
春の匂いに寄り添い漂ふ、
朝陽に輝く夜空の星、
誰にも気ずかれず生まれ、
何も持たず野に降り立ち、
静かに恋をして、
愛に涙する、
多くの夢を手放し、
ささやかな愛を抱き、
思い出に涙し、
柔らかな朝陽に心躍らせ、
星のない夜に希望を夢見て、
肌に触れた風に身を任せ、
肌に降り注ぐ冷たい雨に身をふるわす、
淡き風が過ぎ去り、
ささやかな夢だけを残し、
誰にも名前を呼ばれず、
誰にも気ずかれず、
愛した人と、
そっと眠り、
愛した思いだけを残し、
なにも持たず野を離れ、
そっと土に還る。

2010/06/23 11:35 | 未分類 | No Comments
2010/06/16

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春の優しい雨は、
語りかけるように、
思い出させるように、
春の優しい雨は、
過ぎ去った時間を消し去り、
これから訪れる思い出だけをそっと届ける、
過ぎ去った思い出を洗い流し、
私に春の優しい雨の森を思い出させる、
君と出会ったのも春の優しい雨の降る森、
君は髪も身体も春の雨に濡れて静かな森の中、
そっと君の濡れた幹に腕を回す、
若葉に降り立った春の雨は君の細い枝を伝わり幹を濡らす、
君に回した私の腕から春の雨が身体を伝わって流れ落ちる、
あれからどれくらい優しい雨の降る森に気ずかなかったんだろう、
あれどれくらい優しい雨に救われたんだろう、
あれからなぜ雨に濡れた君を抱き寄せなかったんだろう、
この場所から春の雨に濡れた君を見ていると、
君に腕を回した時の雨に濡れた温かな手触りが私の中に感じる、
春の優しい雨は、
語りかけるように、
思い出させるように私に降り注ぐ、そっと、

道端の電気の本線を山小屋に引込む為、
重機の入らなかった山小屋の暗い床下の穴の中で、
先程からスコップで、
20年前に作った山小屋の基礎の間の土を、
まるで思い出を探し出すように掘り進む、
暗く、狭く、冷たく、
床下の土は砂埃を舞い上げてる、
土の中に置いてきぼりにされた木の根は、
腐る事も無く乾燥した土の中にたった一人で埋まっています、
化石になるのをじっと待つように、
電線の埋設用の溝の幅は狭く、
身体を立てようとうとすると、
20年前の土が私に絡み付き、
何とか自分に言訳をしながら、
自分をごまかしながら掘り進んでいます、
身体の位置を色々と変えながら掘り進んで行きます、
休憩するときは溝の中にしゃがみ込み、
身体を乾いた土の壁に押し付けて固定し、
それも我慢できなくなると身体全体を溝の穴から這い出させ、
床下と地面の間に妙な格好で身体を投げ出し、
ふと床下から春の雨の降る森に目を向けると、
春の優しい雨に濡れた森の風景、
床と基礎で四角い額縁に収まったような森の風景、
昔し、初めてこのこの優しい雨の降る森に迷い込んだ時の、
そっと雨に濡れた森の優しい風景と、
雨に濡れた温かな手触りが私の中に甦って来ます。

2010/06/16 10:20 | 未分類 | No Comments

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