これがトンガからの最後のコラム投稿になります。
明日の12時過ぎの便で5年5ヶ月住んだトンガ王国(途中3ヶ月帰国しましたが)から飛び立ちます。
今週は毎日カヴァ三昧で、お別れをしてきました。
2008年1月にトンガにやって来て早5年半、僕は比較的トンガ人共同体にうまく混じり込めたと思います。
職場であった’Api Fo’ou CollegeとSt. Andrew’s High School、感謝です。結果が出せたかというと?マークですけど、音楽の新設学年(F6)の担当し、彼が無事にグレード1の成績(合格者の上位)で卒業してくれたこと。日本語教育新設に立ち会い2年半、スピーチコンテスト入賞が出たこと。などが、主だった数少ない結果ですが、感謝です。
ブラスバンド関係では、特に警察バンドに感謝です。お陰で楽しい5年半でした。ロイヤル・マオパ・ブラスバンド、王様の戴冠式や葬儀をはじめ、かなり重要なポジションでも使ってくれました。感謝です。トンガ軍バンド、地理的な問題もあってあまり深く関われませんでしたけど、何度か一緒に演奏し、楽しかったです。
カヴァクラブの皆さん、特にアナナのフリーウエスリアン教会、カトリックのバシリカ教会、消防署、ゲッセマニ、フオランガ、マンガトル、マテアキさん宅、ヴァオロロアのフリーウエスリアン教会等々毎晩毎晩ありがとう!
教会関係ではカトリックのマウファンガ教会、バシリカ教会、マオパバンドと共にフリーウエスリアン教会、お世話になりました。
日本語関係の皆さん、感謝です。途中で帰ってしまい、責任丸投げでごめんなさい。
あとは個人的な友達の皆さん、本当にありがとう。
5年半は、僕にとってあっという間で、長いと感じることは一度もなく、ホームシックにもならず、非常に貴重な体験の日々でした。明日、とりあえず帰国の途につき、日本での生活が始まります。この貴重な体験を活かすことができるといいなと思いつつ、恐らく日本の厳しい状況へ飛び込みます。きっと数日で戻ってきたくなると思いますが。
明日はNZのオークランド滞在がメイン。日本帰国は土曜日の夕方、実家帰宅は恐らく夜10時過ぎになると思われます。
僕の人生座標「人生バカンス」
日本でも実行できるよう頑張ります。
もう一度、ありがとう!トンガ王国!
Ofa ‘atu!
帰国まで残り三日となっておりますが、大きな荷物は先週末にエアカーゴに送り、部屋がスッキリしたような、ただひっくり返したような感じのような状況ですが、全然帰国することが実感できないトンガの鈴木です。
先日のPCの不都合で、急遽作り替えた試験問題は、本日無事終了いたしました。結果はボッコボコで、悲しい限りですが、一人だけF4(高校1年)の日本語の生徒が満点をとってくれました。宮崎の私立校で2年、三重県四日市の私立校で1年、ソロモンで3年、トンガで5年半、通算12年目にして初めての満点で、一人でも結果が出たことを喜んでます。
さて、帰国が決まったのが1ヶ月ほど前。そしてこの一週間ほど、いろんな人が送別会をしてくれてます。普通の送別会は、まぁ想像がつくでしょうから、日本で考えられない送別会を書きます。
僕はトンガ生活の結構な時間をカヴァパーティで過ごしました。カヴァというのは、南太平洋に自生する胡椒科の植物の根を乾かし、粉にし、それを水で揉み出した泥水のような飲み物で、カヴァ、アヴァ、ヤンゴーナとも呼ばれる南太平洋でははずせない土俗的な習慣です。決して美味しいものではなく、大抵の日本人は一回飲んで「もう二度と口にすることはないだろう」と敬遠するもの。
僕は「現地の人と同じ視線で」ということが、その国での第一絶対条件だと思っているので、なるべく現地の人の集団に入るようにしてたので、カヴァが盛んなトンガでは当然。ソロモンのフィジー系移民たちと仲がよかったお陰で、トンガに来たとき、すでに慣れてました。
というわけで、僕の交遊関係はカヴァ関係、ブラスバンド関係にほぼ終始し、申し訳ないですが、在留日本人とは滅多に一緒になることはありませんでした。日本語を教え始めてJICAの日本語教育隊員さんらと「仕事上」付き合うことは多くなりましたが。
で、カヴァでの送別会は、これまたいつもとほぼ全く変わらず、ひたすらカヴァを飲む。それだけ。ひとつ違うことは、送り出される人へのファンドレージング、「募金活動」になっていること。カヴァクラブでは、通常「任意」で寄付します。それでカヴァを買ったりするのですが、それ以外に、例えば学校の授業料が払えない家庭等への奨学金集めだったり、何かの必要に応じてのお金集めだったりもします。みんなで少しずつ出しあって、助け合うんですね。
今回はその助けられる対象が「僕」。
以前から「帰国したり必要があればいつでも言ってくれ、ファンドレージングするから」と言ってくれてましたが、日本人がトンガ人にお金を頼むのはねぇ…ということで、その気持ちだけと思っていました。
そして今回の帰国。トンガの平均以下給料の僕には正直帰国費の捻出は厳しかったのですが、自分から頼むことはしなかったのですが、「送別カヴァするから」と僕が顔を出すカヴァクラブの面々が勝手にやってくれました。そして、当然お金も集まり、それを何も言わずに渡してくれる。これは断れないものなので、ありがたく頂きました。ただいま三ヶ所でやってもらい、総額1100パアンガを越えました。6万円位ですね。今週帰国前までにあと二ヶ所予定が入ってますので、帰国費のほとんどカバーできそうです。
日本人としては、やっぱり恥ずかしい限り(トンガ人から金巻き上げてる感じで…)ですが、色々と、チョコチョコとカヴァクラブに顔を出した結果ですね。どうやら受け入れられてたようです。カヴァを飲むという行為以上に、その共同体に外国人が入り込むことができるかというに関して、うまくできたようでよかったです。
現地共同体にガンガン入り込んで、ワントク(同じ言葉をしゃべる、その一員になる)になる。他文化、多民族国家のソロモン、PNGが僕のオセアニアのスタートでしたので、これが自己安全対策にも繋がる。このスタイルを貫けてよかった。
というわけで、残り三日、なるべくトンガ人に紛れ込んで楽しもうと思います。
いよいよカウントダウンも一桁、残り一週間となりました。
学校は今週で授業を終え、来週の前期末試験を残すのみとなりました。なので、明日の授業がトンガでの最後の授業となります。なんですが、明日から毎週金曜日に高校ラグビーとネットボールのリーグ戦が始まる関係で、金曜日は基本的に半ドンとなるようです。明日の授業予定は午前中1、2、3時間目に日本語の3学年、午後の6時間目に音楽と、僕の授業がすべてあるので、締めの挨拶をしていこうと思ってました。
しかし、
うちの学校の時々起こす時間割りの変更。時々授業をひっくり返して、6、5、4、3、2、1の順で行う…。理由は朝礼などの延長等で、1時間目が削られる場合が多いので…。担当する4つすべてが行われるはずでしたが、明日は初っぱなの6時間目のみとなってしまいました。なぜこの時期にそういうことするかなぁ…。最終授業の予定も狂ってしまいました。普段なら喜んで譲るんですけどね。試験準備も不十分なので、正直痛いです。ま、しょうがないか…。でも、ひっくり返されて、金曜日は全校朝礼の日だから、その授業も大幅に削られる、下手すると消えてしまうかも…。最後の最後までトンガの予想不可能さに振り回されてます。
最後の最後で、ついでに。ノートパソコンの電源コードが、ここに来て死んでしまった模様。
先週のスピーチコンテスト後、試験問題を作り始めまして、試験4つのうち三つ完成。音楽の試験は譜例(楽譜サンプルですね)を大量に使うので、作成が結構厄介。なので、選択問題の部分などは去年の問題をほとんどそのまま流用してました。こういう作業を学校の担当授業のない空き時間にやっておりました。で、その日火曜日も同様に作業を進めていましたところ、ノートパソコンの電源が低下、ブチッと消えてしまいました。トンガのコンセントには、スイッチがついてあり、入れ忘れるとコード繋いでいてもオフ状態。そういう状況かとショックを受けて、でもしょうがないので、コンセントの方を見ると、ちゃんとオンになっている。WHY?????もしや停電???と教室の電気を点けてみると、ちゃんと点いた。WHY?????結局その後、他の教室でも繋がらず…。なので、当然ノートパソコン内の試験問題を取り出せなくなってしまった。3年結構使いまくりましたけど、最後の10日になって、しかも、この状況で、なぜここで~~~~~?
というわけで、ほぼ完成していた4つすべて一から作り直しをする羽目に。まだ空き時間だったので、学校のパソコンで製作開始しましたが早速問題発生。
日本語打てません~~~~(泣)
勝手に日本語打てるように設定を試みてみると、ありがたいことにその辺のセキュリティはかかってなく無事に打てるようになった!助かった~!音楽の方はソフトそのものが入ってないので諦めてましたが。そこで日本語関係のひとつを完成させ、授業を終え帰宅して、一気に進める。この帰国前の忙しい時期に…。日本語関係は日本語が打てればなんとかなるので、うまくいきました。
で、音楽。先に作ったのと同じように、前年度の問題を流用…。のつもりでしたが、なぜかない。いくら探してもない。
なぜだ~~~~~~~?
可能性として、ノートパソコンで作業するため、確かコピーした。でも、実はコピーでなく「移動」だったのでは?
というわけで、音楽も一から。こういっちゃ教員として失格だけど、面倒くさい。
翌日は1、2時間目の授業のあとは6時間目のみで、昼休みを挟む3時間、自宅に戻り、作成開始。結構しんどく、なんとか昨日の夕方完成。今日担当者に提出してきました。
帰国一週間前になって、倒れるとは何事か!我がノートパソコンよ!!
最後の最後に振り回されてます。
帰国まで約2週間となったトンガの鈴木です。
先日、帰国前の最大イベント、第4回日本語スピーチコンテストが終了いたしました。このスピーチコンテストは、元々日本語学習者の2週間の日本研修の選考目的のイベントで18歳以上の人のみの大会でしたが、昨年より、実際勉強している多くのトンガ人は18歳以下の高校生であるため、セレクションとは関係ない下位カテゴリーを設定しました。
で、今年は、コンテスト参加者だけでなく、日本語履修生徒全員で、それぞれの学校ごとの発表の場ももうけ、盛り上げました。それに併せて、事前に行われた第一回書道コンテストの作品展示と入賞者表彰なども一緒に。
前半はスピーチ発表。フォーム3(以下F3、中学3年に相当)から日本語教育は始まりますけど、スピーチ作成は無理ということでF4から。テーマは「自己紹介」。ありきたりの構文の羅列で、みんな同じような内容かと思いましたが、予想以上にレベルが高いというか、ビックリ。うちの生徒も頑張りました。F5は「私の夢」この辺になると、さすがに差が出てきます。F6は自分の学校で開講してなかったので、あまり印象になし(笑)。ごめんね、発表者の皆さん。
ここで中休みということで、教員養成学校の日本語スタッフ(JICA隊員さん)の作成した日本滞在、留学経験者たちのインタビューを基に作成したビデオクリップ上映。さすがに日本語しゃべりまくりの人たち。違いますね。
そして、今大会のメイン、18歳以上のオープンカテゴリー。このカテゴリーは当日午前中に筆記試験があり、スピーチと合わせて優勝者には日本行きのチケットが。お題は「日本とトンガの関係」。そろばん教育、障害者ボランティアの体験、子供の教育の違い等々しゃべってました。このクラスのみ、発表直後に、内容に関する質疑応答が組み込まれ、審査対象になる。
ここで前半終了し、後半は去年優勝し、日本に行った人へのインタビューと発表があり、あとは日本語を開講している高校ごとの出し物。ビデオで学校の紹介をするものや、歌や、日本語での演劇など。この演劇(なぜかシンデレラ)が、爆笑もので、よく準備されてましたね。
日本の歌を発表する学校が3校。僕の学校もそうですけど。最初の学校の選曲、水前寺清子さんの「365歩の歌」。♪“一日一歩、三日で三歩、三歩進んで二歩さがる~“♪というアレです。一体、どこから仕入れたんでしょう???ここの学校トンガ人が日本語教えてるのに…。
二校目は「手のひらを太陽に」ここの学校はこの歌をよく歌ってますので、躍りというか、振り付けで元気よく。
三校目は僕の学校で、井上陽水・奥田民生「ありがとう」。練習の時はもっとガンガン歌いまくってたのに、当日萎縮してやんの…。でも、新しい歌(でもないけど)はなかなかこっちで発表されないので、紹介できてよかったかなと。
で、最後は会場全体で「上を向いて歩こう」。なんですが、「皆さんご一緒に…」のアナウンスもないまま、始まってしまい、結局僕たちの学校の発表状態でした。打ち合わせの問題ですね。
さて、講評があり、結果発表。僕の教え子はF4、F5の二人でしたが、F4の子が3位に入賞できました。おめでとう。彼女は去年F3の時、F4に混じって2位入賞だったんですが、今年はことごとく授業がつぶれ、前日準備程度しか練習できなかったのですが、なんとか入賞できてよかったです。
とまぁ、てんこ盛りの3時間だったのですが、実は会場が僕の学校だったので、午前中の授業、空き時間は会場準備、その他雑用で動きまくりで、トンガに来て一番動いたかもしれない数時間でした。でも、参加者や観客も大いに盛り上がり、楽しんでいたようで大成功だったんじゃないかなと思います。
これで僕のメイン行事は終わりですね。残すは帰国の週に行われる中間テストと、その採点集計のみ。その前に問題を日本語3学年分と音楽1学年分作成しなければ…。
帰国まであと15日。
昨晩より雨が降り始め、今日は一日ひんやりと寒いトンガでした。いかがお過ごしですか?だんだんと気温が下がり始めて来てますが、今日は雨、風の関係で急に。日中は21度までしか上がらず(トンガタプのフアアモツ空港観測で)、しかも雨風で体感的にはもっともっと冷え込み、薄手のジャケットだけでは頼りない感じ。
なんですが、日が沈み夜7時の気温は22度、9時の気温は23度…。なぜ????
と、そんな一日でしたが、この4月末日は私の誕生日で、トンガでの6回目最終の誕生日でした。四十路突入。人生80年と考えるといよいよ後半戦。JICAボランティアの区別では「シニアボランティア」に区別される年となりました。
僕は31の時にソロモン諸島にわたりましたので、30代のほとんどの時間をオセアニアで過ごしました。ものすごくあっという間。今帰国準備をしているわけで、PCやCDROMに収めた写真なんかをザーッと見たりしましたが、こうやって見ると結構な歴史ですね。僕の人生の約1/4に相当しますからね。ソロモンの思い出等は近いようで、かなり遠いものとなってました。
さて、5月24日の飛行機でトンガを発ちますが、これから始まる40代はどんな10年になるのでしょうか?自分の国、日本に帰る方がよっぽど激動な装いを感じ、不安を感じますが、後悔しないような日々を送っていきたいと思ってます。
トンガ通信はもう少し続きますので、お付き合いください。
永久にスタートすることのないのではと思われた「帰国カウントダウン」が突然発動し、帰国準備を開始しました鈴木です。
その前に直面する問題は、悲しいかな、「おかね」。その一言に尽きます。トンガはどんな国であるかということについては、僕の日常の視線を通して書いてきましたが、具体的に「もしトンガに行くとしたらどうやって行くのか、どのくらいかかるのか?」ということを書いてみます。もっとも「地球の歩き方」等観光ガイドおよびHPにありますけど。
まずトンガへの行き方。
一番簡単な方法は成田からニュージーランドのオークランド空港へ飛び、そこでトンガ行きの飛行機に乗り換え。これが最短です。フライト時間は日本→ニュージーランドが9時間位、ニュージーランドからトンガまで3時間。このルートはエアニュージーランド1社で行けるのでおすすめ。
だったのですが、最近どうもダイヤ改正(というんですか飛行機でも?)で、乗り継ぎが非常に悪い…。日本→トンガの場合5時間ほど、トンガ→日本の場合、なんと18時間待ち…。なので僕は今回これで帰ることになります。オークランドに昼2時に到着し、翌朝8時のテイクオフ。朝6時には空港にいなければ…。24時間以内であれば空港内で過ごすことは可能らしい。外に出れますね。荷物が邪魔ですけど。
気になるお値段は…
片道1800パアンガ前後。日本円にして片道10万円位。もっともこれはトンガから買ったもので、いわゆる正規料金。日本からだと、恐らくトンガまでの割引はなくても、日本・ニュージーランド間の割引価格や格安があると思うので、日本・ニュージーランドとニュージーランド・トンガそれぞれの往復を別々に購入するとお得になるかもしれません。
他にどんな経路があるか、知ってる限り簡単にあげてみます。
大韓航空で韓国経由でフィジーに飛び、そこからエアパシフィックでトンガへ飛ぶ。こっちが安いと聞いていたので、この経路で帰ろうと思ってましたが、日本円で2、3万円ほど高くつくことになり諦め。フィジー在住の友達やソロモンで一緒にラグビーで汗を流したフィジー警察官等に会いたかったんですけどね。残念。これも日本フィジー間の往復割引みたいなものがあるかもしれませんので、日本から考えると安くなるのかも…。ちなみにトンガから買うと2300パアンガ、日本円で12万弱でした。
あとは機内サービスを極力省いた格安会社の利用。
日本シドニー間の格安往復を購入。シドニートンガをヴァージンオーストラリア(Vergin Australia)で購入する。ただ、荷物の制限がありすぎますので、軽装で来られる方はおすすめ。トンガから見ても1600パアンガ弱、日本円で8万円前後。結構オーストラリア在住のトンガ人関連に人気であまり席がないです。
同じく格安のジェットスターを使うと、トンガ→ニュージーランド(これはエアニュージーランド)→ゴールドコースト→成田。(さらにシンガポール・香港経由になるかも…)というコースもあります。
と、こんな感じです。正規料金で往復16、7万円~22万円(もちろんエコノミーシートで)と言ったところです。結構お金かかる。こんなにお金掛けるんだったら、もっと有名な場所に普通は行きますねwww。
ついでに一言。
改訂されているかどうかわかりませんが、以前「地球の歩き方」のトンガの項目の宿に「ネリマロッジ」というのがヌクアロファにあり、「日本語が通じる、日本語環境のコンピューター完備」というのを読んだことがありますが、そのオーナー(日本人女性)は、実は3年ほど前に他界され、現在トンガ人によって経営を続けられてますので、「日本語は通じません!!!」ただ、日本からの客の多くがそこを利用したりするので、偶然その場にいればなんとかなるかもしれませんが、基本的には「通じません」ので、ご注意ください。
トンガはいいとこなんですけどね、いかんせん辺鄙すぎる…。
日中はカラッと暑く、夜はひんやりの日が続きますがいかがお過ごしですか?
突然ですけど、帰国予定の報告です。
わたくし、鈴木は、5月を持ちまして、5年と5ヶ月に及ぶトンガの生活に終止符を打つことを決めました。元々今年一杯で、少なくとも今の学校を去るつもりでいましたが、その後のことを考えながらネット検索をしておりましたところ、珍しく僕に合う案件がありまして、それに応募するために、トンガを去る決心をしました。
その案件は、これまた日本ではないのですが…。音楽と神学の学位および音楽と宗教の教員免許しか所有せず、もうすぐ40になってしまう自分にとって、やはり国内での就職は難しい…。なので、応募しようとする案件をもとにステップアップできればと考えています。
なので、このコラムもどうするかJunkstageの代表さんらと話さないといけませんが。
まだ、あと1ヶ月ありますので、その間はトンガ情報をお伝えいたします。
日が暮れると、気温が下がるようになり「もう夏も終わりだな…」と思って、夜間外出には長袖を…と思ってたら、また蒸し暑くなったりと、中途半端な天気のトンガですが、いかがお過ごしですか?
僕は日本語を教えておりますが、現在中学3年が6人、高校1年が10人、高校2年が2人、僕の授業を履修しています。トンガの高校としては6校で日本語を開講しており、教員養成学校にも日本語専攻のコースがあります。
日本語教育関連では、毎年「かな検定」と読んでいたものがありました。日本語の文字をやたら厳密に、きれいに書こうコンテストです。ちゃんと書けるのはいいと思うのですが、教科書のフォント(教科書体)を基準に精査してましたが、そんなに厳密にやらなくても、読めればいいんじゃね?ということになって、今年からなくなりました。(例えば、「さ」「き」などゴシック体や明朝体では繋がっているけど、教科書体は離れてるので、形が正しくないとか、「はね」がないからダメとか。「れ」の2画目が、たて棒を交差してるかどうかとか。実際日本人でもそんな細かいところ気にしませんからね。)
じゃ、かな検定に変わる何かを行うかどうか?ということで書道大会をやってみましょうということになりました。筆で文字を書くことは、東アジア固有の文化ですからね。かな検定で精査してた止め、払い、跳ねなどは結局筆の運びから来るものだと体験的にわかってもらえるし。
というわけで、ようやく3学年分の課題実施が終了しました。課題文字は中3「うみ」、高1「日本」、高2「空」文字バランスや、筆の運びから「日本」がこの中で難しかったのかなぁ。
で、僕の学校では先週1度練習して、今週本番、作品提出でしたが、結構性格がでますね。見ていてて面白かったです。墨たっぷりつけて、元気一杯書く子、筆先だけで、弱々しく遠慮がちな子、なるべく手本に忠実であろうとする子、何も考えてなさそうな子…。普段の授業で、なかなかついて来れず、沈黙を守り通してる子が、こういうところで、意外とのびのびと、いい感じで書いていたり。
ぶっちゃけた話、日本で言うところの英検4級位の日本語が理解できてくれれば万々歳なレベルなので、勉強も大切だけど、こういう体験的なものを通して、興味持ってくれたらありがたいです。
さて、作品は提出してきました。大使館職員さん、JICAオフィスの職員さん、日本語のコーディネーターさんで審査するそうですが、一体僕の子供たちはどう評価されるか楽しみです。
次のイベントはスピーチコンテストと学校ごとの発表。僕の学校は日本の歌を歌わせようと思ってます。履修者は少ないですけど、結構元気がいいのでうまくいくといいですけどね。
では、また。
4月になりましたね。こんにちは、トンガのスズキです。いかがお過ごしでしょうか?桜きれいなんでしょうねぇ…。
何回か前の記事で、落ち込んでる日記を書いてしまいましたが、どうも今年は巡りが悪い感じがビシビシと感じてます。ブラスバンドも、どうもうまくいかず、花見なんぞして弾けたい気持ちです。
と、ここで愚痴ってもしょうがないんですが、ま、こういうこともありますね。なるべくストレスは溜めないように、解消に心がけてます。お酒に逃げることは、今のところまだありません。
というわけで、僕のストレス解消法を。
まずは、好きな音楽を聞きまくる。僕はクラシック音楽中心なので、音楽を聴きながら、必ず楽譜も広げます。広げると言っても、ほとんどはpdfでコンピューターの中に入っているので、モニタ越しに見るわけですが。これが中々楽しいのです。何回聞いても、ちょこちょこと新しい発見などもあって…。
クラシック以外ではあまり聞かないのですが、JAZZも聞くのは好きですね。いつかは自分で演奏したいと思っているのですが。それこそ誰かと一緒にやらないとねぇ…。
もっと聞きませんが、誰からもらったのか定かでないのですが、なぜか僕のPCには、70年、80年代の演歌、歌謡曲総集編なるものが入ってまして、ちょうど僕が小学生くらいの時に流行ってたもの。滅多に聞きませんけどね。聞く時を振り返ってみると、どうも自分がおかしいときっぽいです。
音楽は聞くばかりでは面白くないので、やっぱり演奏も。最近学校のブラスバンドとうまく行ってませんので、そこで吹くことはほとんどなくなりましたが、警察に遊びに行き一緒に吹く。これがトランペットのすべてですね。でも、最近、学校の行事でフルートを吹くことも多くなり、最近はトランペットよりフルートの方が多くなってきてます。音もそんなに大きくないし。うちで音楽を聴くとき、それを伴奏代わりにして、一緒に吹いて遊んでます。
バイオリンは年末に壊れたままなので、さわってません。壊れたパーツをトンガで購入するは、当然無理なので、ネットで自宅経由で注文しましたが、きっと実家が忘れてるんだろうなぁ。早3ヶ月…。
本職のはずだったラッパはどうした???
あとは、音楽以外では、一人で1時間くらいひたすらけん玉も練習したり、編み物(カギ編み)で、アクリル毛糸のたわしみたいなのを作ってみたり。結構細かいことに集中することが多いですね。ジャグリングにもチャレンジしてみようかな。
こんな感じで、時間を潰してるというか、ストレス解消してるというか…。
さ、今学期もあと二週間。やることはあるので、不調ながらも結果が残せるようにしなければ…。
というわけです。新学年ではありませんが、気を引き閉め直して、取り組みます。
日本は桜が満開らしいですね。トンガの鈴木です。最後に桜を見たのは2004年の春。それ以降は基本的にこの時期南の島にいるので、もうかれこれ9年桜という美しい花を見ておりません。ソロモン諸島荷は、葉っぱは全然違うのですが、木と花は桜にそっくりというのがありましたが。花見は日本独特の文化ですね。
さて、金曜日に二組日本人のお客さんが来ました。前触れなく。最初はJICAボランティアさんのお友だちで、僕の授業(というか学校見学?)がしたいということで、やって来まして、教育実習中の実習生の授業観参していきました。日本から夏のトンガに来て疲れぎみでした。逆だとまだ大丈夫なんですけど、寒いところから急に暑いところ、疲れるんでしょうね。
で、放課後はトンガ唯一のローカル大学と提携を結んでいる日本の大学から交換留学生としてやって来た女の子。2週間になるそうです。個人的にはメリットあるのかなぁと思ってしまうんですが、こういう場所や生活は、普通なかなかできないので、楽しんでくれるといいですね。
実は彼女のお母さんが、このコラムを読んでくださってるらしく、若干Junkstage繋がりです。この場で感謝を申し上げます。娘さん、元気にやってますよ~。お土産のおかき、美味しかったです。
それから4月に入って、日本から高校生がトンガの高校にそれぞれ2、3人ずつ留学するそうです。僕の学校にも二人来るみたいです。大丈夫なんですか????学校の中、ほとんどトンガ語ですよ?先進国でなく、まさに異文化体験をするのは、若い時期にはいい刺激なると思いますけどね。
一体どの位の方が、このコラムを読んでくださっているのかわかりませんが、情報源の少ないトンガという国。日本で生活する人だけでなく、これからこっちにやってこようという人への情報提供に貢献できればと思っています。(その割りには全く個人的な内容で申し訳ないんですけど。)実は、何人か初対面で挨拶したら、「いつも読んでます」「あぁ、あなたがあの…」というリアクションもいくつか。
というわけで、なるべく定期的な更新を心がけます。
では、日本の皆さんは桜を楽しんでください。








