2010/08/01

お久しぶりです。まだ帰国中のトンガの鈴木です。

今回の帰国ですが、予定より長引きまして、9月初旬となりました。本来ならば七月初旬にはトンガに帰っているはずだったのですが…。身内の不幸がありまして。

というわけで、前回の更新から既に一ヶ月以上経っておりますが、トンガ帰国まで記事更新の一時中断という形でお願いします。

来月トンガに戻りましたら、再開したいと思います。

2010/08/01 10:27 | 未分類 | No Comments
2010/06/21

まだまだ日本滞在中のトンガの鈴木です。今回も前回に引き続き日本で活躍するトンガ人シリーズ。今回はラガーマンではありません。体は超でっかいですが(笑)

彼と初めて会ったのは2006年12月。大分県にある別府駅前のブロックパーティー(屋台?)でした。それも「駅前で世界の屋台を食べ歩こう!」的なクリスマスブロックパーティー(笑)。正式なタイトルは忘れました。ちょうどソロモン諸島から一時帰国中で、そういうチラシか広告を見まして、面白そうだと思って別府駅に行って来ました。すると出店はブラジル、ドイツ、メキシコ、ヴェトナム、韓国、トンガ、アフリカのどこか(忘れた…ガーナかどこか)と10カ国くらいの出店がびっしり。

「何で、別府にこんな国際的なブロックパーティーが出来んの????」

と疑問に思う人が多いと思いますが、この別府には立命館アジア太平洋大学(以下APU)という大学がありまして、学生の半数が留学生で、授業もすべての科目が日本語と英語の両方で開講されており、大学構内の公用語は日本語か英語という国際的な大学で、このブロックパーティーもAPUの生徒が中心に企画されたものらしいです。僕はソロモンからの一時帰国中だったので、当然オセアニアに興味がありまして、そこで「トンガ料理」のブースがあったので、立ち寄りまして、その人に出会いました。ちなみに、トンガのブースでしたがサモア人留学生と共にトンガ料理というかオセアニア料理のブースでしたね。そこでであったのがフナキ・カイトゥウ(Funaki Kaitu’u)さん。この大学の第一期生で、大学、大学院修士課程を修了し、そのまま大学に残り、そして大学職員になり、現在は大学の入試課で、世界各国を飛び回り募集活動をしているそうです。ちなみに日本語検定一級ということで、日本語は完璧。

大学の募集活動をしているというので、どの辺を担当してるのか聞いてみると、彼はさらっと

「僕が担当しているのは、ヨーロッパと、インド、ネパール、モンゴル、それから東南アジアのいくつかと北アフリカと…」

おいおい、どれだけ回ってんの?来週から韓国に行くとか、来月はモンゴルだ…とか超国際的。驚きです。こういう特色の大学だからなんでしょうね。

そんな彼と先日夕食を食べて温泉へ。まぁ、別府ですから当然温泉ですよ。ちなみに帰国して初めて温泉へ。あぁ、至福の一時。日本はやっぱり温泉ですよ。別府最高!!

でフナキさんといろいろしゃべっておりましたが、フナキさんから痛烈な一言

「鈴木さんはトンガをもっと理解してくださいね、2年以上その地に住んで全然分かってませんね。何してるんですか?鈴木さんが『トンガが好き』という言葉やトンガを語る言葉に説得力ありませんよ。」

僕は結構トンガに馴染んで楽しんでいるつもりでしたが。彼の言うのは次の点

  • 2年以上住んでトンガ語がしゃべれないのはどういうこと?トンガ語がしゃべれてそういう言葉を語るのならともかく…
  • 僕がトンガを喋るとき、それは「ヌクアロファの一部」で、トンガそのものではない
  • 自分の主観を「トンガ」としゃべるのは危険すぎる
  • もっとトンガ人、ローカルと関わってください!

痛烈でした。僕は結構ローカルとの付き合いを大切にしていたと思ったんだけど、いろいろ話すうちに反省すべきことが山ほど出てきました。と、こうやってwebマガジンで発信している僕ですが…。というわけで、この辺で

「Junkstageやめます…」

というのはあまりにも乱暴なので、一言注意書きを

「僕の記事で書かれたことがトンガを表しているとは思わないでください。あくまでも、わたくし鈴木真一が見た、感じた「トンガの一部」であり、思いっきり主観が入ってますので、ご注意ください。」

まぁ、僕的には観光ガイドを作ってるつもりはないので、 こういうのもありかな?と思っておりますので、今後僕の記事は鈴木の主観程度に留めて置いてください。そして、しばらく後、もっと客観的にトンガを語れる日を迎えることが出来るように精進します。まずはトンガ語ですね。がんばります。

ということをたしなめたフナキさん。大学職員という立場とは別の顔を持っているんです。それは

「歌手」

2年ほど前、NHKの喉自慢大分県大会で見事優勝し、平成20年度NHKのど自慢チャ ンピオン大会の出場者。聞けば

「一度聴いた曲は覚えてしまうんですよ。だから2,3回目はハモれます!トンガ人は結構出来る人が多いんじゃないかな?だから、ネイティブに出来るからわざわざ学校で理論の勉強とかしなくてもいいなじゃないかなと思うんだけど」

根本的に僕のトンガでの存在意義を否定する意見ですね、それは(爆)そこには全く同意すること出来ませんが、そういうことが出来るという事実は事実。すごいです。実は多くの日本人がハモリ苦手な理由は民族音楽学的に理由があるんです!多くは環境によるものです!だから日本人は楽譜を読んで、理論的な裏づけを元にハモるように勉強するんです!

とここは、音楽論をかます場所でないので、この辺にして話を戻して、フナキさん。NHKの喉自慢優勝のアマチュアではなく、実はプロとして活動を始めるとのこと。今は大学職員ですので、そちらと両立させながら、大分を中心に考えているそうです。さぁ、フナキさんはどう進むんでしょうね。楽しみです。どこかでこの名を聞きましたら、応援してあげてください。ちなみにフナキ(Funaki)という名は本名で、彼の苗字でして、日本で言う「鈴木、佐藤」位多い名前です。

最後に平成20年度NHKのど自慢チャ ンピオンで彼のステージがYoutubeにありましたので、どうぞ。

http://www.youtube.com/watch?v=JN0h1AYV2gk

さ、トンガ帰国まで後2週間ちょっと。もうトンガ人と出会うことはないかなぁ?大分にいる限りトンガ人に会うにはAPUしかなさそうだし、APUにトンガ人はフナキさん以外に一人博士課程の人がいるけど、現在帰国中らしいし…。Facebookでトンガ人で、僕が教えている学校のOBが大分の宇佐にいるということだったので、連絡を取ったけど、実は今アメリカに移ってしまったと…。残念。 というわけで、日本のトンガ人シリーズはこれで終わりかなぁ…。東京に行けは、もう少しトンガ人情報は集まるんだけど…。

では、また。

2010/06/21 11:56 | 日本, トンガ王国 | No Comments
2010/06/07

皆さん、こんにちは。一時帰国中のトンガの鈴木です。トンガでも相当ゆっくり過ごしておりましたが、一応仕事をしておりました(笑)。しかし、一時帰国のこの身分、完全なプータロー、もしくはニート街道まっしぐら。朝から晩まで何にもしておりません。やってることといえば、家の留守番と姉の仕事のお手伝い程度。トンガ以上にゆっくりと、何もしておりません。トンガ帰国まで後一ヶ月、暇すぎてやばいかも…。

そんな私ですが、日本に帰っても何とかオセアニアと接点を持ち続けたいと思っておりまして、そういうケースと探しております。といっても、そういう話が勝手に舞い込んでくるわけない。そりゃ普通はね。東京近辺だと、トンガ人が結構いるんですけどねぇ。なんせ、大分だから。

でも、私は一応、トンガ暦2年半。そうすると、日本にも何人かトンガ人の知り合いができるもんなんですよ。友達の兄弟とか、一時帰国してきたトンガ人とか…。というわけで、在日トンガ人の何人かにメール出したりFacebookなどでコンタクトをとったり。「今帰国中です。大分にいます。大分に来ることありますか?」など(爆)そう簡単に大分に来ることないって(笑)

そうしていると大阪で活躍するプロラガーマンの子が「大分には行きませんけど、今度福岡で練習試合があります」とメッセージを寄越して来たので、折角九州に来るわけだから行って見るか。ついでにJunkstage記者として、在日トンガ人に突撃インタビューしてみようじゃないか!と思い立ちまして、軽くその旨をメールして、ラグビー観戦してきました。ウォームアップ前に彼と一年ぶりに会って、雑談をし、彼は試合へ。試合は福岡のコカコーラ・レッドスパークスと大阪のNTT Docomo・レッドハリケーンズ。僕の友達はNTTの方。ちなみにコカコーラの方にもトンガ人が二人いました。

実は日本でラグビーを見たのは初めてで、その日本ラグビーを見た感想は、

「日本のラグビーっておとなしいね…」

トンガのラグビーはよく言えば豪快で、あたりも強く、悪く言えば大雑把で荒い。まぁ、僕個人的な素人感想ですが。そして、テレビでよく見るのはオーストラリア、NZ、南アフリカという世界ランキング上位3位という超強豪軍団。そして、この間見たのは、昨年日本のトップリーグ8位と2部リーグの練習試合。ま、しょうがないか…。

ちなみに外国人選手枠があり、二人だけグランドに立てる。しかし、メンバー表を見ると、カタカナ名が二人、そして、明らかに韓国人選手が二人。???なんで?二人じゃなかったんかい?

後で聞くと、外国人枠とアジア人枠があって、アジア人枠一人、外国人枠二人、そして、一人の韓国人選手は日本国籍をとってるとのこと。なるほどね。

NTT vs Coca Cola

っと、なんか全然話がずれまくってるので、話をトンガ人に戻すことに。

僕の予定では、試合の後、彼が大阪に帰る前に一時間ほどお茶でもしながらJunkstage用のインタヴューをしようかと思っていたんです。試合前、自分の手帳に質問事項を書き留めておいたりコカコーラのトンガ人一家(奥さんと娘と息子の4人)と合流して、いきなり飲み会開始、とてもインタビューできる環境でなく、Junkstage記者はいきなりの挫折を味わい、トンガ人たちに流されるまま流されることに…。つまり、一緒に飲んだくれましたとさ…。

そんな飲んだくれ会話で面白かった話をひとつ。

彼は今プロ契約して、プロ選手として活躍していますが、昨年までは社員契約だったようで、午前中、午後の早い時間まで普通に仕事をして、それからラグビーの練習に向かうという生活だったらしく、どんな仕事をしていたか聞いてみました。すると、

「うち、NTT Docomoでしょ?お客からの電話を受けて、ケータイに関する質問とかの受け答えとか…。超面白いっすよ!(笑)」

マジ?トンガ人が電話の受け答え?それは傍から見たほうが面白そうだ。でも、今はもうプロなので、ラグビーだけらしいです。もう一人のコカコーラの方のトンガ人は、社員契約で、午前中はトラックを運転して、配達とか(笑)ちゃんと仕事してるんだね。

ちなみに、彼らは普通に日本語をちゃんと使えるので、こういう仕事に回ってくる。ラグビー目的で呼ばれた外国人で、日本語がしゃべれない人は、一般社員たちが仕事をしている間、日本語を勉強してるらしい。へぇぇぇぇ…。で、給料は?日本語を勉強してる選手の方が安いそうです。そりゃそうか…。ちなみにコカコーラの例です。

というわけで、楽しく一緒に飲んで食べて、最後の一緒に写真を…

with Tongan

当然センターが僕ですが、僕ってこんなに小さいの???そりゃ普通にしゃべってるときから、「こいつらデカッ!」とは思いましたけど、まぁ、普通にトンガ人との会話に慣れてるので、気にしていませんでしたが、こうやって並ぶと、165cmの僕なんて、こんなもんなんだ…。トンガ人が僕のことを「小さい、もっと食え、大きくならないぞ!」というわけだ…。普通にしゃべってると気にならないんだけどなぁ…。

写真右からNTT Docomoのイノケ・モリテカ(Inoke Molioteka)君、僕、コカコーラのエローネ・タキタキ(Elone Takitaki)君。ちっこいのは二人ともタキタキの子供。イノケもタキタキも僕より一回り年下になります。応援してあげてください。

というわけで、日本にいるトンガ人紹介第一弾はこれで終わり。さて、何弾までいけるのか?この企画(爆)

2010/06/07 04:08 | 日本, トンガ王国 | 4 Comments
2010/05/24

皆さん、こんにちは。一時帰国中のトンガの鈴木です(笑)せっかくですので、2年半ぶりに帰国した印象を書いてみたいと思います。 帰国の理由は、プライベートで、プライバシーにかかわることなので、ここでは伏しておきます。

  • 日本語うざい!
  • 日本人ちっちぇぇ!

とりあえず、この2点。

まずは「日本語うざい!」

あらかじめ言っておきますが、これは別に日本語が嫌いとかそういうのでは全然ありません。今回の帰国は2008年1月半ばにトンガに渡って以来初めて。トンガにいる間、日本人や日本語を話せるトンガ人などと日本語をしゃべっておりました。なんですが、その日本語がうざい(笑)

その理由は「自分の対話者以外から聞こえる会話が全部分かってしまう」というこの状況(爆) 日本人としては当たり前なんですが、トンガ滞在中、トンガ語がほとんど分かっていない僕にとって、トンガ語は「ほとんど意味を為さない音」。ぶっちゃけて言えば、その辺で鳴いている虫の鳴き声と大して代わらない(言い過ぎか?)。と言うわけで、周囲の会話が分かってしまうという環境から丸々2年以上離れていたわけです。それが日本に帰ったとたん、つまり、空港に降り立って以来、電車内での会話、バス内での会話、商店街ですれ違う声などなどすべて一時的なものですが、聞いて理解できてしまう(爆)情報量が一気に頭の中に流れ込んでくるんですよ。その環境がうざい(爆)海外から帰ってくる人はそうなのかな?でも、ソロモンから帰ってきたときは、そんなに気にならなかったけど…。あ、ソロモンの場合は、英語およびピジン英語だったから、多少気を抜いても意味分かってたからかな?母国語って、こんなに情報量を知らず知らずのうちに得てたんですねぇ。思ったより気になります(笑)

そして、次の「日本人ちっちぇぇ!」

そのままです(爆)

僕は165cm、70kgですけど、僕の視線と街中ですれ違うちととの視線がほとんど同じ。もしくは僕より小さいおっちゃんとか普通にたくさんいるし…。 これは正直びっくりでしたねぇ。まぁ、今まで平均177cm、95kgという相撲取り軍団の中で生活してましたから当たり前か…。日本人って、ホント太ってませんね。こんなに小さくて、細いのに体型を気にしてるんですよねぇ…。何を気にしてるんでしょうか?全然分かりません(爆)

そして、知人(特におばちゃん、おばあちゃんたち(笑))から

「鈴木さん(下の名前で)あんた大きいなぁ!」「やっぱり男は大きくないとなぁ…」

この僕が大きいと言われるこの環境は一体なんだ(笑)ここにトンガ人たちがやってくるとどうなるのか(爆)日本人がトンガ人の中に入って「おっきいなぁ」より、トンガ人の集団が日本にやってきて「おぉぉ!」の方が絶対インパクトがあると思うなぁ。それもスポーツマンじゃなくて普通のおっさんたち(爆)いつかトンガ人たちが気楽に日本にやってこれるようになるといいんだけど、いかんせん、旅行費がかかりますからねぇ、無理か。

2年半ぶりに帰国した日本の第一印象ですね。自分でもこういうリアクションが出るとは思ってもみませんで驚きです。日本には夏休み前あたりまで滞在する予定です。その間、地元のおいしい料理を食べて、中学校時代の友達などと会ったりしながらゆっくりしております。

では、また。

2010/05/24 06:59 | 日本, トンガ王国 | 2 Comments
2010/05/16

こちらトンガは、段々と寒くなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

さて、私的なことで申し訳ありませんが、家庭の事情により2ヶ月ほど一時帰国することになりました。帰国する予定は「全く」なかったのですが、ある意味緊急自体でして…。

というわけで、しばらく記事の投稿をお休みするかもしれませんが、御了承下さい。

2010/05/16 07:02 | 未分類 | 1 Comment
2010/05/08

だんだんと朝晩が寒くなってきましたトンガから鈴木です。日中は汗ばむのですが、以前ほど汗だくになることはなくなりました。丁度過ごしやすい時期ですね。ただ、シャワーが水なので、これからシャワーを浴びるのが嫌になってきます。

さて、先日トンガで「日本語コンテスト」 が行われました。このコンテストは筆記試験と、物語朗読コンテストの2種。筆記試験は別の日に行われましたが、朗読コンテストは一般公開でした。主催は日本国大使館。共催はJICAトンガとトンガの教育省。私、鈴木はこのコンテストの審査員として協力させていただきました。

その十日ほど前に大使館の担当職員さんから電話を受け、このコンテストの趣旨を説明されまして、僕はてっきり、僕の学校で日本語を勉強している人を探してるのかな?と思いまして、「うちの学校では日本語教育やってないんでしょ」と答えようと思っていたところ。

「…の審査員になって頂きたいんですが…」

はい?審査員ですか?僕が?日本語教育に関わってないですよ?

「審査員は日本国大使、JICA所長、日本語をほぼ問題なく喋るトンガ人二人、それとあなたなんですが、どうです?」

日時は特に用事のない日でしたので、引き受けてみました。

で、当日エントリーは10名。トンガ人女性8人、男性2人。大体が高校生で、後は数人高校時代日本語を履修していた人で、課題物語は「おむすびころりん」「鶴の恩返し」「もし世界が100人の村だったら?」の三つ。「おむすびころりん」とか懐かしすぎて、僕が話自体をすっかり忘れてました。

10人のエントリー各人は、正直良く準備されていたと思います。まぁ、誰も日本に行ったことのない人で、学校の授業だけ。なので発音は正直???な部分ありましたが。一応、暗唱することが義務付けられておりましたが、それも審査対象。覚えきれない人はカンペを持っておりましたが、何人かはほぼカンペ朗読大会。でも、やはりほとんど覚えている人は、表情が豊かで、そうなると観客の反応もグンと変わる。手振り身振りで話の内容を表現出来る余裕のある人は、やはり良かったです。

音(発音) として、抜群に良かった男子生徒がおりましたが、残念ながら話を覚え切れず、ほぼ台本に釘付け。憶えてないので、自信がなく、声が縮こまり…残念。発音だけだったら、抜群だったんだけどなぁ…。典型的なトンガ人男性。こういう発表の場になると、やっぱりトンガ人は女性が圧倒的に元気ですね。

優勝した人は、やはり話を読み込んで、半分一人劇のようで、表情が豊か。発音そのものは、時々???と言うのがありましたが、やはりそれを十分補う表現力の勝利と言うところでしょうか?

ともあれ、各人が日本語の物語を自分なりに表現しようと言う姿が感じ取れて日本人として嬉しい思いがしました。

ちなみに、筆記試験とこの朗読コンテストの合計の優勝者には、9月に大阪で行われる日本語研修(すみません、タイトル忘れました)に、トンガ代表で参加することになってます。まだ見ぬ日本を2週間ですが、満喫して、益々日本に興味を持ってもらいたいなぁと思います。

このコンテストのゲストは教育大臣でして、彼の挨拶の中で、たしか1986年からトンガにおける日本語教育が始まり、今年も含めて4500人ほど日本語に触れたと言っておりました。人口10万人のトンガに4500人とは、なかなかの人数ですね。

いろいろと面白かったコンテストですが、僕が一番爆笑したのは、コンテストの発表ではなく、審査員に配られたエントリー10名の個人情報。その項目の中に「なぜ日本に興味を持ったのか、日本に行ったら何をしたいか?」と言うのがありまして、「できれば日本語で答えてください」とありました。そして、男の子が書いてました。

「日本のロックバンドの音楽を聞きたい」

うん、いいね。

「サムライになってみたい」

そりゃ、無理だ(笑)

2010/05/08 08:51 | トンガ王国 | 2 Comments
2010/04/29

雨続きのトンガから鈴木です。日本はGWに突入しますね。僕はGWならぬGY(Golden Year)のような毎日ですが、何か?

さて、Twitterでライターさんたちの記事がアップされて、気ままに読んだり読まなかったりなのですが、 「われ、弱ければこそ。」のヤスユキさんの記事を一気読みして、結構頭打たれる思いがしました。自分がいかにふやけてることか(爆)。彼の記事を読んでいると、自分がいかに人生をナメてるかと言うことを思い知らされます。自分、ホントのホントに頑張ったことってあるのかなぁ…。さて、その反省は、これからじっくり取り組んでいきます。 とりあえず、まずは少なくとも日常会話程度のトンガ語の習得から。3年目を迎えて未だにしゃべれないと言うのは、やっぱりどうかと思います。

さて、前回軽くお伝えしました通り、引越しをしまして、生活環境がガラリと変わりました。引越しの理由は僕からのモノではなく、家賃を払ってくれる学校からのお達し「お前一人じゃ高いんだよな…。」去年まではカナダ人ボランティアとシェアしてましたが、彼が昨年末に帰国してしまったので。

で、新居の問題点をとりあえず掲げると

  • 水道がない
  • キッチンがない
  • 冷蔵庫がない(これは解消済み)
  • 網戸なし
  • タンス類の家具なし
  • トイレ・シャワーもなし(母屋の離れをシェア)

とりあえずこんな感じ。まぁ、でも一ヶ月無事に生活できてるわけなので、生死に関わる問題ではないでしょう。面倒くさいですけどね。冷蔵庫は知人が「使ってないのがあるから持ってくるよ」と持ってきてくれましたので助かりました。と言って中にはほとんど入ってませんけどね。日本人の知人からは使ってないという炊飯器も頂きました。感謝!

ただ、やっぱり水回りがないのは苦労します。水なしでどう生活しているか?というと、母屋にある雨水タンクから20L入位のバケツで水を汲んでくる。それを部屋の中に持ってきて、そこから調理、食器洗い、洗面をすべて行う。シンクがないので、洗面器(というかタライ?)に使用済みの水を貯めて、まとめて捨てる…。 当然、通常のシンクのように食器洗いが出来ませんので、野外キャンプの水節制法を適用。

  1. 食後、ほんのちょっと水を回し入れる。
  2. 水を捨て、トイレットペーパーで食器をきれいに拭き取る
  3. 軽くスポンジで洗い、水で流す。

実はこの3工程、かなり通常の食器汚れはほとんど落ちます。ほとんど洗剤入らず。1を省略することも多々ありますが、それでも十分。まぁ、不十分といえば不十分ですが。フライパンも鍋も同じようにするとかなり水が節約できます。これは日本でちょくちょく使っていた長野県の野尻湖湖畔にあった山荘の下水タンクの容量の問題で得た知識。カレーとかでも、トイレットペーパーで拭きとるだけで相当水の使用量を節約できるのは実証済みだったので。まぁ、今の場合、下水キャパの問題でなく、「水を使うと、ちょくちょく水汲みに行かないと行けないから…」という面倒くさがりに起因するものですが…。でも、たとえ水道があっても、この方法を実践すると、楽だし、水道代節約にもなりますね。水道代が高くつく…とお考えの方、一度お試しください。ちなみにこの20Lの水は、大抵二日に一度の割合で汲みに行きます。

後は飲水もこの同じバケツから。ですが、この水は100%雨水で、当然無殺菌。どんな菌が入ってるかわかりゃしない。と言う訳で、念のため一度ヤカンで沸騰させ、それを冷ましてペットボトルに入れ、冷蔵庫に保存してます。まぁ、ほとんど毎晩飲んでいるカヴァは、この雨水を直接使っているので、問題はないと思うんですけど…。

ちなみに、トンガの水道水はミネラル豊富といえば聞こえがいいのかもしれませんが、恐らく、恐ろしくカルシウム量が多く、 沸かすと真っ白な結晶がびっちりと鍋やヤカンにこびりつきます。今まで2年間はそういう生活をしていましたが…。それに対して雨水はそういったものはなく、味的にも断然水道水よりもいい。大家は「近々シンクを取り付けるから…」と言っているけど、水道を引いても、やっぱり調理、飲料水には雨水を使おうと思っていますが。

そして、料理。シンクがないので、結構料理の幅が狭められます。 なるべく食器洗いの面倒から解放されたいという思いから引き出される料理といえば「麺」。最初は結構インスタントラーメンをまとめ買いしておりましたが、年末年始に行っていたNZ演奏旅行の最後に、「パスタマシーン」を購入しまして、うどんとラーメン(もどき?)をほぼ毎日手打ちしています。スープは、日本から送っていただいた「だしの素」だけだったり、軽く具を乗せたり、ラーメンの場合は、鶏ガラスープの素、醤油、ごま油…で誤魔化したり。それでもインスタント麺では味わえない「生麺」の味を堪能できます。麺ずきでホント助かりました、自分!

あと、時々、人参まるかじりとか(爆)

でも、やはり、偏食には違いないので、そのへんも考えていかないといけないだろうなぁと思っております。野菜摂取量が極めて少ないですからね。

以前は冷蔵庫・トースター・電子レンジがあったので、パンを買って冷蔵庫で保存し、トーストにしてましたが、今は冷蔵庫しかないので、パンを買っても食べきれず、冷蔵庫に入れても、その後冷えたパンを食べる気も起きないので、ほとんど買わず…。そうすると、「朝食はいいや…」 と朝食抜きで学校に行き、学校で昼休みはブラスバンドの練習などで、基本的に食事はとらず、気がつけばその日のBreakfast(日々の夕食後から翌日最初の食事まで断食の意味で)が夕方4時頃だったり…。あぁ、そして、その時間に食べたら、「なんか、もう夕食時、そんなにお腹すいてないかも…」と気がつけば一日一食だったり。よくよく考えると一日きっちり3食食べることがかなり少なくなってますね。

とりあえず、基本的にどんなところでも生活できる体質なようだし、そもそも「トンガ」だし、日本の基準からすると相当低レベルな生活ですが、そこそこ楽しんでおります。何もない分、適度にスペースありますしね。

あ、言っておきますが、恐らくトンガ在住日本人でこういう環境にいるのは僕だけだと思います。他の方はもっとまともな生活環境にいますよ。(きっと)

では、また。

あ、関係ないですけど、私、明日4月30日で、37歳になってしまいます。 もうすっかりおっさんです。

2010/04/29 02:39 | トンガ王国 | No Comments
2010/04/20

お久しぶりです。トンガの鈴木です。

3月末日に新居に引越しました。引越し先のことについては前記事の通り、結構ないものづくしでありまして、日本でのキャンプ体験を思い出しながら、それなりに楽しんでおります。

インターネットのリロケーションに伴ない、ちょっとしたトラブルが続き、ようやく20日目にしてようやく再開しました。

と言う訳で、更新出来ず、その知らせも出来ず申し訳ありませんでしたが、これからまた、ボチボチと更新していくつもりですので、よろしくお願いします。

もう4月20日。日本はとっくに桜は散ってしまったんだろうなぁ…。というか、もう何年桜を見てないんだろう?花見が懐かしい。

2010/04/20 03:59 | トンガ王国 | 1 Comment
2010/03/30

トンガの鈴木です。いかがお過ごしでしょうか?トンガはまだまだ暑い毎日ですが、うだるような暑さは過ぎまして、朝夕はだいぶ涼しくなってきました。ほんのちょっとだけですけどね。

さて、私、去年末までカナダ人ボランティア男性と家をシェアしておりましたが、彼は昨年12月に2年の任期を終え、帰国しました。それで、今はその家に一人で住んでおりますが、家賃が高いと言うことで、引っ越します。家賃等は学校が負担しているわけですが、去年まで二人だったのがひとりになったと言うわけで、移動します。

なんですが、引越し先はかなり問題ありそうです。

まず、第一に水道がない!

これが相当ネックですね。外に雨水のタンクがありまして、そこから水を汲んで生活用水にするらしい。面倒くさいなぁ…。トイレとシャワーは母屋と共有。まぁ、この辺は想像ついておりましたが、まさか、水道のない家に引っ越すことになるとは思わなかった。そもそも、そのうちは住むべき家ではなく、もともとファレコロア(雑貨屋?)だったみたいで、水道の必要はなかったかららしい。

そして、キッチンがない。

これまた困ったもんです。キッチンというか、水道がないので、当然シンクもない。小さいテーブルの上にガスコンロが一つあって「ここが台所ねぇ~。ここで料理して!」って、そりゃあないでしょ~?ガスコンロ一つだと、並行して料理出来ないし…。

更に冷蔵庫も食器類もない。

食器類はまぁいいとして、冷蔵庫なしかぁ…。それまた困ったもんだ。この暑いトンガで…。しばらく保存食生活かなぁ?インスタントラーメンとかビスケットとか…。いや、やっぱり冷蔵庫は必需品でしょ?買うしかないだろう。

と言うわけで、今までの生活環境がごっそり変わってしまいます。今のところは3月いっぱいなので、明日まで。しばらく生活に馴れるまで大変かも。

とは言っても、実は僕がトンガに来て最初の一ヵ月半、キッチンのない生活だったんですよね。湯沸かし器でお湯を沸して、インスタントラーメンとか(爆)それよかマシかなぁ…。いや、変わんないね。

水道のない時代の日本はこんな感じだったのかなぁ?つか、今21世紀。思いっきり時代を逆行しております。

と文句ばっかり言ってもしょうがないので、この状況を以下に楽しむか?

そうだ、毎日がキャンプだ!

外で炭火起こしてBBQとか。

テントじゃなくて、ベッドもあるんだぞ!

いいじゃないか!

ソロモンのJOCV(海外青年協力隊員)たちは電気、水道なしが当たり前だったんだぞ。十分、十分!

でも、とりあえず、来月はいろいろ大変そうです。 出費がかさむだろうなぁ。

救援物資お願いします(爆)

2010/03/30 07:49 | トンガ王国 | No Comments
2010/03/20

なんだかスッキリしない天気が続いてるトンガの鈴木です。最近ほんのちょっとだけ涼しくなってきたかなぁ…。

一ヶ月ほど前、サイクロンReneちゃんがトンガを直撃しまして大変だったんですが、今週はサイクロンTomas君。トンガには来ませんでしたが、フィジーの北で発生し、そのまま南下してフィジー領域のど真ん中を突っ切り、トンガの西辺りからトンガの南へ進路を変えて抜けていきました。

月曜日

相変わらずサイクロン情報など持ち合わせない僕は、小雨の中、傘をさして自転車で学校へ向かう。風が強かったので「またサイクロンでも来てるのかなぁ…」程度に考えておりましたら、学校に着いてしばらくすると、ものすごい土砂降りにかわり、学校は急遽「雨のため半ドン!雨足が遅くなるまで教室待機で、様子を見て下校するように」と発表。私は、その前から職員室の教員や生徒たちと「今日は半ドンだ~!」とふざけておりましたら、ほんとに半ドンになってしまいました。その日の授業は、午前中に1つ、午後3つだったので、一時間だけ授業して終わり。自宅に帰り、インターネットでサイクロン情報を得る。サイクロンの名前はTomas。あれ?アルファベット順、男女交代で名前が付くはずだから、ReneちゃんのあとはSから始まる男のはずじゃ…?Reneちゃんのあとにトンガには来なかったサイクロンが発生してたのかなぁ?でも、Tomasは男だし…

火曜日

同じアパートにうちの学校の生徒が住んでまして、彼はいつも親に車で送ってもらってます。(親の通勤途中なんでしょうね)で、昨日半ドンで、今日はもっとTomas君は近づいているはず。でも、風はやや強いけど、雨ふってないし…。学校どうだろう?と外を見ると、その生徒くんは車に乗り込み出発。あぁ、学校あるのか…。としょげながらも、自転車にのって学校へ向かう。途中で何人かの生徒に会いましたが、どうやらトンガ語で「今日は学校休みだよ~」と言っている模様。ホントか?学校は自転車で5分もかからない場所なので、とりあえず学校に行ってみると、どうやらホントらしく、校門に立ってた教員と生徒から「ラジオ放送でアナウンスされた」と。彼らから「ラジオ聞けよ!」と言われたけど、8割近くトンガ語でアナウンスされるラジオを聞いて理解できるほどトンガ語ができたら、今頃教室で苦労してないだろうなぁ…。

ちなみに、その晩、来週知人が日本に帰るということだったので、その人のお別れ会というわけじゃないけど、こじんまりと中華レストランに行ってきた。そこで、トンガ中の学校が休校したわけじゃないということが判明。うちはちょくちょく休校するなぁ…。

水曜日

風はまだ強い。インターネットによると、フィジーをまっすぐ南下して、トンガの真西あたりまで来て、そこから 進路を南西に変え、トンガの南へ移動中。雨は殆ど降ってないけど、この風で登校させるかなぁ?でも、昨日他の学校は授業やってたらしいし…というわけで、大家に「何か学校のことでラジオアナウンスあった?」と聞いてみたところ、休校…。ホントうちの学校はすぐ休校になるなぁ…。まぁ、楽だからいいけど。

その午後、Tomas君は南の方へ去っていきました。

木曜日

通常通りの授業だけど、時間割は金曜日の時間割で…。なんで?

金曜日

入れ替えた木曜日の時間割で、1,2,3時間目のみ。半ドン…。

はい?なんで?

あ、職員会議するとか言ってたよな。と思ったのですが、どうやら長いこと教員してた方が亡くなったらしく、その葬儀で殆どの先生が参列する人のことで半ドン。職員会議はどこへ行った?

というわけで、今週はサイクロンの影響でほとんど何もしないまま終わってしまいました。ちなみにTomas君の実害はありませんでした。Reneちゃんの時は、電線、電話線などが切れまくりで、うちはかなり早く復旧しましたが、ひどい所は1週間停電だったとか言ってましたから、今回は遠くで実害なく、学校が休みになって、僕として良かったかな(爆)

でも、フィジーではこのサイクロンでひとり亡くなっていますので、やはり手放しに喜んではいけませんね。亡くなった方のご冥福を祈ります。

今年でトンガ3年目になりますが、こんなに頻繁にサイクロンがやってきた年はないなぁ。Reneちゃんに至っては、この50年で最大だとか言ってましたし。

あぁ、スキッと晴れた日が全然ない今日この頃です。

あ、ちなみに、南太平洋のサイクロンシーズンは11月末辺りから4月辺りまでとなっておりますので、 この時期に旅行など計画の際は、ご注意ください。

2010/03/20 12:35 | トンガ王国 | No Comments

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