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2013/01/13

今更ですが、あけましておめでとうございます。
今年の年末年始は風邪をこじらせておりまして、choreographyを観賞しておりませんでした。
ようやく今日、観賞することができましたので、さっそくレポートさせていただき今年のコラムの幕開けにしたいと思います。

今日行ってきたのはさいたま市のさいたま新都心駅で、例年この時期に駅周辺で大道芸のパフォーマンスを行っているのです。
この「さいたま大道芸フェスティバル」と銘打たれたイベントに、出向いてきた次第です。
もっとも屋外のパフォーマンスだけに寒さも半端ではなく、私もなかなか横浜から足を運ぶだけの気合いが入りませんでした(苦笑)。
しかし今回は、先月初めて拝見したポールダンスの「めりこ」さんが登場し、また中国雑技のパフォーマンスがあるということで、何年かぶりに出向くことにしたのです。

今回見たパフォーマンスは、他分野のアーティストとのコラボレーションでした。
5人組の管楽器ユニット「Cocochi-kit」の奏でる音楽をバックに、めりこさんが「熊男」を鞭で打ちながら登場するという、インパクトの強いオープニングでした。
実はこの「熊男」は、ジャグリングアーティストの森田智博さんで、沢入国際サーカス学校出身の筋金入りです。
このメンバーによって、「奇想天外な話」が展開されたというわけですね。
それにしても、めりこさんのコスチュームはかなり過激でしたね(爆)。

そしてもうひとつ、おなじみ在日中国雑技芸術団のパフォーマンスを見てまいりました。
こちらは男女1人づつによるわりとこじんまりとした内容で、鞭の芸と足芸それと写真には撮りませんでしたが以前にもご紹介したローリングバランス、といった構成でした。
この「さいたま大道芸フェスティバル」も、今回で10回目を数えるそうで寒い中人出もかなりありました。
私が見なかったパフォーマンスの中でも、アクロバットありダンスありで魅力的なchoreographyが数多くあった模様です。
とまあこんな感じで、今年も大道芸を見る機会が多くなりそうです。

10:59 | yamane | さいたまでchoreography始め はコメントを受け付けていません
2012/12/31

さて、2012年も残すところ数時間となってまいりました。

今日は一日中家にいて、ゆっくりこのコラムなど書くつもりでいたのですが、家族から年賀状と電気ストーブの買い出しを頼まれたのをよいことに、東京ビッグサイトまで「コミックマーケット83」のコスプレ撮影に出かけてしまいました(爆)。
といいますのは、一昨日(12月29日)に中古でデジタル一眼レフカメラの「EOS 7D」(Canon)本体が、6万円弱で出ていたので思わず衝動買いしてしまい、さっそくその性能を試してみたかったからです(原爆)。
というわけで、当初は「私とストリップ」の完結編を書くつもりでいたのですが、予定を変更して今日は簡単に済まさせていただきます(笑)。
(年内に「卒業」するつもりだったので、そこまでに決着をつけるつもりでしたが、その必要もなくなったので・・・)

この季節で「choreography」といえば、そうフィギュアスケートですね。
今年はこれで早くも3回目となりますが、またも将棋ファンを釣る(爆)「羽生ネタ」を使わせていただきます(笑)。
なにしろフィギュアスケートはあまり私の「得意分野」ではないのですが、かといってこのシーズンはほかにあまりchoreographyネタがありませんので、なにとぞご容赦くださいませ(苦笑)。
まず12月上旬には、2014年に冬季オリンピックが行われるロシアのソチで、「ISUグランプリファイナル」が行われました。
日本からは、男子が高橋大輔選手・羽生結弦選手をはじめなんと4人、女子も浅田真央選手と鈴木明子選手の2人が参戦しましたが、男女あわせて出場選手わずか12人のうち半分を日本の選手が占めたのは、それだけでもすでに快挙と言えるのではないでしょうか。
さらに男子は高橋選手、女子は浅田選手が優勝して日本勢の「アベック優勝」という、これまた空前の快挙が達成されました。
これまでグランプリファイナルでは、日本勢では女子は過去3回優勝していますが、男子は優勝がなく今回が初めてだったとのことです
ちなみにこのとき羽生選手は、高橋選手に次ぐ2位でした。
しかし、「羽生ネタ」の本番はここからです(爆)。
そう、今月下旬に札幌市で行われた全日本選手権において、ついに羽生選手が高橋選手を降して優勝したのです。
ついに、フィギュアスケートの世界において「羽生名人」が誕生しました(笑)。
(ちなみに将棋の方は現在「羽生名人」ではなくて「森内名人」です)
今月7日に18歳になったばかりの羽生選手ですが、すでに「王者の風格」も感じられますね。
ソチ五輪はもちろん、2018年の平昌(韓国)五輪までは日本男子勢を引っ張って行ってくれそうな気がしています。
2位の高橋選手は順当ですが、3位には無良崇人(むら・たかひと)選手が入り、この3人で来年の四大陸選手権(大阪)及び世界選手権(カナダ)に臨むことになります。
小塚崇彦選手が5位と不調だったのが思えましたが、男子も女子に劣らぬ激戦区になったことは確かでしょう。
それが、さらなるレベルアップになることを期待しています。
一方女子は、浅田選手の優勝そして村上佳菜子選手の2位は順当に決まった感じですが、3位にジュニア世代の14歳、宮原知子(さとこ)選手が割って入り、鈴木明子選手は4位に押し出された格好となりました。
宮原選手は昨年も注目していた存在でしたが、1998年3月生まれということで実はソチ五輪にも出場可能だったことは、つい最近知りました。
ただ、来年の世界選手権にはまだ出られないので、浅田選手・村上選手・鈴木選手の3人で四大陸選手権及び世界選手権に臨むことになりました。
地元日本の大阪で行われる四大陸選手権は、おそらく世界選手権に向けてのいわば「壮行会」という感じになるのでしょう。
来年の世界選手権は、カナダはオンタリオ州の「ロンドン」というまぎらわしい場所で行われますが(爆)、ソチ五輪の出場選手枠を決める大事な大会でもあります。
男女ともぜひ好成績を挙げて、それぞれ3人づつの出場枠を確保してほしいと思います。

以上をもちまして、今年の私のコラムを締めくくらせていただきたいと思います。
読者の皆様方をはじめとして、JunkStageスタッフの皆さんそしてライター仲間の皆さんには、今年も大変お世話になり感謝しております。
本当にありがとうございました。
一時期は、今年いっぱいで「卒業」しようと考えたこともありますが、来年もできるかぎりがんばってコラムを書き続けようと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、皆さんどうぞよいお年をお迎えください。

09:55 | yamane | ついに「羽生名人」誕生! はコメントを受け付けていません
2012/12/29

この2012年も、残すところわずかとなりました。
少し間が空いてしまいましたが、ここらへんで一発書いておかないといけませんね(笑)。
さて今回は、初めての試みになりますが、もう一つ私がやっているボディビルのブログとの「連動企画」といいますか、同一内容でお送りさせていただきます。
またの名を「手抜き」とも言います(爆)。

その私のブログですが、ご存知のとおり「行動派のI love muscle beauty!」と銘打っております。
「行動派」というのはボディビル関連の活動における私のハンドルネームで、「行動派musclle beautyファン」の略でもあります。
そしてその「muscle beauty」なのですが、私流の定義では「ボディビル大会に出場している現役の女性ボディビル選手」ということになります。
ここでいう「ボディビル」には、ボディビルのほかに健康美・フィットネス・ボディフィットネスも含まれます。
私はここで、「大会に出場している」ということにこだわっています。
といいますのは、私はボディビルとは無関係の「部外者」であり、muscle beautyの皆さんを拝見する機会は、ボディビル大会を除いてほかはないからです。
どんなに鍛え抜かれて魅力的な体を持っている女性でも大会に出てくれなければ、私はその体の魅力を知ることはできません。
ですから大会に出ていない人は、私にとっては「いない」ことと同じで「muscle beauty」とは言うことはできないのです。
逆に言えば極端な話、ボディビルの競技歴がまったくなく鍛えられていない体の女性であっても、選手としてボディビルの大会に出てきた以上は、私的には「muscle beauty」であるということになります。

なぜこういう話を切り出しかと言いますと、例年のことではあるのですが今年も数多くのmuscle beautyの方々が大会から姿を消していき、それを非常にさびしく思ったからであります。
率直なところ、ボディビル競技において女子選手の入れ替わりはかなり激しいものがあります。
10年以上の長期にわたって活躍を続けている選手がいる一方で、1年間活躍してそれっきりという選手も少なくありません。
中にはたった1回大会に出て、以降姿を見ない選手もしばしば見かけます。
せっかく魅力的に鍛えた体を勇気をもって披露しながら、それが長く続かないことはとても残念に思えてなりません。
だから私は、muscle beautyの皆さんとは常に「一期一会」の出会いであるとの心構えをもって、真剣に観戦及び撮影に臨むよう心掛けているつもりです。

また、4つあるカテゴリーのうち「健康美」に関しては、他の3つのカテゴリーよりも一段低いものと考えている人が、選手や関係者の中に多く見られることを感じています。
たとえば役員の方が健康美で優勝した選手に、「健康美は一度優勝したら、その後はボディビルやフィットネス・ボディフィットネスに専念すべきだ」というようなことを言ったという話を聞いたりします。
これも考えてみれば、とんでもない話だと思います。
といいますのは、日本の女子ボディビルの歴史は実はその健康美から始まっているからです。
ボディビルで女子の日本選手権が始まったのは、1983(昭和58年)年のことでした。
そして、オールジャパンミスフィットネスが始まったのはさらに遅く、1996年(平成8年)に第1回が開催されています。
さらにオールジャパンミスボディフィットネスに至っては、第1回が行われたのは2007年(平成19年)のことでした。
一方健康美ですが、現在開催されているミス21健康美こそその名の通り、21世紀に入った2001年(平成13年)からのスタートですが、その前身である「全日本実業団ボディビルコンテスト」の「ミス健康美」部門は、1977年(昭和52年)に始まっています。
つまり、ボディビルの日本選手権よりも長い歴史を誇るのが、健康美なのです。
そして健康美から、ボディビル・フィットネス・ボディフィットネスと枝分かれしていったわけですね。
ですので、日本におけるの女子ボディビル競技のいわば「源流」でもある健康美をないがしろにすることは、けしからんと憤慨している次第です(爆)。
もし仮に、ボディビルの日本選手権とミス21健康美が同じ日に違う場所で開催されたとしたら、私はミス21健康美を観戦することを選択するでしょう。

というわけで、今回は私のmuscle beauty及び女子ボディビル競技についての考え方を、披露させていただきました。
もうあと2日しかありませんが、年内にもう1回書かせていただこうと思います。

11:35 | yamane | 大会に出てこそ、muscle beauty はコメントを受け付けていません
2012/12/16

さて今日は久々に、見てきたばかりの最近choreography情報をお伝えしたいと思います。

choreography観賞仲間の友人から、こういうダンサーを紹介していただきました。
http://ameblo.jp/merimariko/
なんでもポールダンスやファイヤーダンスをショーとして見せてくれる、いわゆる「大道芸人」ですが、この「めりこ」さんのショーをその友人と一緒に昨日・今日と2日連続で見ることになりました(笑)。
しかし、それぞれ違うパートナーと組みまったく対照的とも言ってよいショーを、彼女は見せてくれたのです。

まず昨日(15日)は、渋谷の「SAMURAI CAFE」(APAホテル渋谷道玄坂店内)で、なかなかエロティックなポールダンスショーを見せてくれました。

長い髪をおろしたままの背の高い方がめりこさんで、もう一人がパートナーの方です。
パートナーのダンサーの方は、ちょっとお名前を聞きそびれましたが、友人の話では国立大学出身のインテリだそうです。
ショーは20時と22時の2回あってそれぞれ10分程度でしたが、初めて生で見たポールダンスは目の前で演じられたこともあって、迫力満点でした。
いやしかし、実に自由自在に上に行ったり下に行ったりできるものですねえ。
さらに友人の話によりますと、めりこさんは九州出身で新体操の経験があるとのことでした。
なるほど、道理で体がしなやかなわけです。
帰宅は午前0時を回ってしまいましたが、充実した観賞でした。

しかしそれから8時間後、私は今度は埼玉県ふじみ野市(上福岡)を目指して、家を出たのでした(爆)。
といいますのは、その上福岡駅前で午前11時からと午後2時半からの2回、まためりこさんのパフォーマンスがあると友人から聞いたからで、せっかくなのでちょっと無理してしまいました(苦笑)。

こちらは、体操出身の華千夜(はなちよ)さんと組んだユニット「ハナメリ」のパフォーマンスでした。
ここでもポールダンスをやるということで、どうやってそのポールを設置するのかと思いましたが、ご覧のような感じでしっかりやってくれていました。
こちらでも、見事なchoreographyを堪能することができました。
ただ、渋谷のときとは違って子供も多数見ていましたので、そこのところはしっかり抑えていましたけどね(爆)。
なにしろ「ポールダンス」といえば私がイメージするのは、昔テレビで見たアメリカのストリップ劇場のイメージなので(原爆)ちょっと不健全なイメージがあったのですが、こうして見ると実に健全なものです(笑)。
最近日本でもポールダンスが流行りだしているということですが、これなら納得がいきますね。
一介の男性としては、少々さびしいものも感じますが・・・(苦笑)

ちょっと無理がたたって風邪をひいてしまったみたいですが、観賞は充実していたのでまあいいでしょう(笑)。
また今後も機会があれば、めりこさんのパフォーマンスを見てみようと思います。

そうそう、14日には代官山でたかはしういかさんが出ておられた、パントマイムの公演を見てきたことも書いておきましょう。
けっこうステージを走り回る演目もあって、ういかさんも終演後息を切らしていましたが、ういかさんらしいシーンも見られてよかったと思います。

11:36 | yamane | ポールダンスに首ったけ はコメントを受け付けていません
2012/12/05

例によりまして、今回も将棋とは一切関係ありません(笑)。
第一、将棋の羽生善治NHK杯選手権者は、現在4連覇中ですからね(爆)。
こちらで「羽生」といえば、もうおわかりですね。

そう、先日行われたフィギュアスケートのNHK杯で、ついにあの羽生結弦選手が優勝したのです。
まさに、フィギュアスケート界における「羽生NHK杯」の誕生です(爆)。
仙台市泉区出身の羽生選手にとっては、地元宮城県での開催とあって是が非でも勝ちたいNHK杯だったと思うのですが、見事それを実現させたのはさすがだと思います。
男だてらに「ビールマン・スピン」を決めるしなやかさと、4回転ジャンプをこなす力強さ、そして優しそうな表情の裏に秘めた熱い魂。
これに地元ならではの声援が加わり、実力以上のパフォーマンスを見せてくれたのではないでしょうか。
高橋大輔選手を降しての優勝は価値あるもので、グランプリファイナルで優勝すればそれこそ「名人」という称号も、彼にふさわしいものになると思います。
そして女子でも、大学生活を宮城県で過ごした鈴木明子選手が、場内の熱狂的な声援を受けて健闘、浅田真央選手に次ぐ2位に入賞しています。
さらに3位には、日本国籍も保有するアメリカの長洲未来選手が入り、表彰台を「日本人」で独占するという快挙が達成されました(爆)。
今シーズンは、NHK杯がISUグランプリシリーズの掉尾を飾ることになったわけですが、ここまでの結果を受けていよいよ明日12月6日からは、2014年に冬季オリンピックが行われるロシアのソチで、グランプリファイナルが行われます。
日本からは女子は浅田選手と鈴木選手が、そして男子は羽生選手と高橋選手に加えて小塚崇彦選手と町田樹(まちだ・たつき)選手のなんと4人が参戦します。
グランプリファイナルの出場選手は、各カテゴリーごとに6人しかいませんから、男子では半分以上の4人を日本の選手で占めてしまうわけです。
改めて、日本は世界に冠たるフィギュアスケート王国だということを感じますね。
各選手のグランプリファイナルでの活躍に、大いに期待したいと思います。

さてここからは、ちょっと「番外編」をお送りさせていただきましょう(今回はいいですよね)。
12月1日に、原宿で行われたJunkStage6周年記念パーティに参加させていただきました。
当初参加しない予定だったのですが、当日になって急遽気が変わって参加してしまったのでした(笑)。
少し遅めに会場に到着したために、太田祥三さんのトランペットは聴けなかったのですが、廣川昭彦さんエイミーさんご夫妻のサルサや鈴木希彩さんの歌、そして私は初めて見ることになった安藤勇太さんの一輪車と、素晴らしいパフォーマンスを目の前で体験させていただきました。
またライターの方々による場内の展示も、イトウシンロウさん帯金ゆかりさんの解説で楽しむことができました。
来場されていた鈴木あやのさんは、ご自身で解説されていましたね。
また、会場内には外山安樹子さんのCDが常時流されていたことも、ご報告しておきましょう。
会場内では、ライター仲間の方々やファンの方、そしてスタッフの方々ともいろいろお話しさせていただき、こちらも大いに楽しめました。
さらには二次会まで参加させていただいて、夜遅くまで盛り上がっておりました。

実は、私は今年いっぱいをもってJunkStageを「卒業」させていただこうと、思っておりました。
だから当初6周年記念パーティも参加しないつもりだったのですが、「どうせなら、直にお別れを言いに行こう」と思い直して原宿に出向いたのです。
しかし、いざパーティに参加してみたらそんな思いは、どこかに吹っ飛んでしまいました(爆)。
「こんなすばらしい集まりをやめることなんて、できるかよ!」と。
そういうわけで、来年以降もこのコラムは続けてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

最後に、このすばらしい場を提供してくださっているJunkStageスタッフの皆さん、そしてライター仲間の皆さん、さらにこのコラムを愛読してくださっている読者の皆さん、JunkStageに関わっておられるすべての方々に感謝の意を表したいと思います。
本当に、ありがとうございました。

11:43 | yamane | 羽生NHK杯誕生!&祝JunkStage6周年!! はコメントを受け付けていません
2012/11/25

さて、このコラム「I love choreography!」も22日で3周年を迎えました。
これもひとえに読者の皆様のご愛顧と、JunkSatgeスタッフの皆様のご支援のおかげだと思います。
まことにありがとうございます。

それを記念してというわけでもありませんが、ここで昔の海外スポーツ観戦の思い出を語らせていただこうかなと思います。
以前に、2007年にタイで観戦した東南アジア競技大会(SEA Games)のお話をさせていただきましたが、今回は2002年の韓国・釜山で行われたアジア競技大会についてお話しさせていただきましょう。

今世紀に入って、芸術系スポーツの撮影が日本国内では難しくなってきた頃でしたが、海外の大会ならそういうことはないだろうということと、ちょうど日本に近い釜山で大規模な総合スポーツ大会(アジア大会)が行われるということで、思い切って見に行くことにしたのです。
これが、私の初めての海外スポーツ観戦でした。
9月末から10月頭にかけて行ってきたわけですが、その間に見たものは開会式・シンクロナイズドスイミング・競泳・ビーチバレーボールでした。
体操・新体操は日程的に離れていましたし、まだこの頃は何とか国内でも撮影可能な時期でした。
それでは写真を交えつつご紹介いたしましょう。
まずは、開会式からです。

開会式が行われたスタジアムは、この年の6月にはサッカーのFIFAワールドカップ会場としても使用されています。
開会式そのものの模様を写した写真はなくて申し訳ありませんが、ここで特筆したいのは「北朝鮮美女軍団」の存在です(爆)。
観客席1階に陣取ったピンク色の服装で統一した集団は、一糸乱れぬ動きで歌を歌い続けていて、ある意味異様でしたね。
そしてもうひとつ驚いたのが、開会式終了後に私たち一般の観客も先ほどまで選手たちもいた、スタジアムのトラックに降り立つことができたのです。
そこでは、開会式のマスゲームを演じていた女の子の写真も撮ることができました(笑)。
さらに思い起こすのは、開会式の最中に隣に座っていた地元の家族連れの人が、海苔巻や水を私にご馳走してくださったことですね。
言葉も通じない見ず知らずの人間に、ここまで親切にしてくれるなんて・・・
だから私は、現在でも韓国を嫌いになることができません。
ただ入場料はかなり高くて、私は最も安い席だったのですがそれでも50000ウォン(約5000円)しました。

続いては、シンクロナイズドスイミングです。
当時すでに日本では部外者の撮影ができなくなっていただけに、貴重な撮影機会となりました。
このときはビデオ撮影を中心にしていたので、写真の方はあまりいいものはありません(苦笑)。
シンクロに関しては、当時はまだ日本がアジアのトップだった時期で、立花美哉選手と武田美保選手が圧倒的な強さを誇っていました。
ただオリンピックや世界選手権と違って、参加チーム数がソロ・デュエットとも6~7組程度だったのが、ちょっとさびしかったですね。
こちらの入場料は、予選が6000ウォン(約600円)で決勝が10000ウォン(約1000円)と記憶しています。

次は競泳ですが、こちらは男子の競技しか見ていません。
男子個人メドレーでは、日本代表が1・2位を占めいわゆる「ワンツー」を決めました。
まあテレビ中継で見るのと、感覚的には同じような感じでしたか。

最後はビーチバレーですが、こちらは「海雲台」(ヘウンデ)という海岸で行われました。
見事な砂浜が広がっていてそのままビーチバレーの会場となりましたが、ここもまた大都市・釜山の一部なのです。
ここで観戦したのは、中国対香港の試合でした。
すでに中国の一部となった香港ですが、スポーツ上は別の「地域」として扱われているわけですね。
長身の赤いビキニのペアが中国で、小柄な青いビキニの方が香港のペアです。
試合後には、中国のペアが大会スタッフと一緒に記念撮影をしていましたね。
最後の黒ビキニのペアは、次の試合に臨むタイの選手でした。
2007年の東南アジア競技大会と比べますと、ビキニはややハイレグ気味かもしれませんね(原爆)。

こうして海外スポーツ観戦の楽しみを知った私は、この後昨年の上海世界水泳選手権に至るまで、何度も海外にスポーツ観戦に出向いています。
やはり魅力的なアスリートの姿を自由に撮影できる楽しみは、今や日本ではボディビルを除けば味わえないものとなりつつありますし、また選手との距離感も日本よりはかなり近く感じることができます。
今年は家庭の事情もあって、海外に出かけることはできませんでしたが、今後も機会があれば海外で観戦してみたいと思っています。

10:12 | yamane | 2002年釜山アジア競技大会の思い出 はコメントを受け付けていません
2012/11/20

さて、毎度気の進まないこの話題ですが・・・(苦笑)
なんでも、笠原ちかさんが楽しみにしておられるとのことですので、とりあえず続きを書いてみることにします。

さて、1993年に行方不明になった踊り子を探すために、パソコン通信で情報交換を呼びかけたわけですが、その当初目的を果たさないうちに別の楽しみにはまっていきました。
なにしろ、それまでストリップに関して他の人と深く語り合うということはあり得なかったことでしたが、このパソコン通信の閉じられた場では情報交換に限らず、心置きなく同好の士とストリップについて語り合うことができるのですから。
私はこの情報交換の場として、今でいうところの「会員制掲示板(BBS)」を開設したのですが、当時のパソコン通信ではこれが月に1万円もしました(苦笑)。
さらにこれに1分10円の接続料金、それとは別に電話料金が3分10円かかったわけで、今振り返ってみても「高くついたなあ」というのが実感です。
それでも、当時はいわゆる「独身貴族」で自由に使えるお金があったので、特段不自由には感じませんでした。

そのとき集まったストリップ仲間には、いろんな嗜好を持った人たちが集まっていたわけですが、中でも最も強い影響力を持ち事実上この集まりを仕切っていたのは、いわゆる「追っかけ」と言うべき熱烈な「踊り子ファン」の皆さんでした。
アイドルの「追っかけ」は、すでに知られた存在ではありましたが、ストリップでも若くてルックスのいい踊り子には、そういうファンが付いていたのですね。
そして彼らが劇場の中で何をやっていたかといいますと、踊り子が踊る音楽に合わせてタンバリンをたたいたり、テープ状のリボンを投げて踊り子を彩ったりして場を盛り上げる、いわゆる「応援」行為を行っていたわけです。
こういう人たちはネットでもその思いを熱く語り、私の開設した掲示板でも主導権を握っていました。
また、ネット上のみならず実際にストリップ劇場の中で顔を合わせる、「オフ会」(オフラインミーティング)もよく行われました。
実際に仲間と顔を合わせてストリップ談義を行うことも、このときの私の大きな楽しみのひとつでして、それは大切な踊り子を失った穴の全てではないにせよ、かなりの部分を埋めてくれました。
さらには、そういったファンの紹介で踊り子と劇場外で会う機会もできたりして、これもまた今までにない楽しみを与えてくれました。
踊り子も踊り子で、かつてのアクロバットダンサーのようなインパクトこそありませんでしたが、当時はルックスはもちろん踊りも上手く、踊ってよし脱いでよしの優れた踊り子が多かったと思います。
また単なるアイドル系のみならず、クラシックバレエで鍛えた体の柔軟性をしっかり見せてくれる踊り子や、「1人ミュージカル」を演じて感動を呼び起こす踊り子などもいて、実にバラエティに富んでいて見応えがありました。
そこで、実際にストリップを見に行っての感想なども大いに交換されたものです。
私も約5年間で数百本の観賞レポートを書き、その先頭に立っている自負がありました。

しかしその一方で、私の人生にも大きなターニングポイントが訪れていました。
それは「結婚」です(爆)。
私個人としては、結婚は十分な収入が得られるようになる30歳になってから考えても遅くはないと考えていましたが、親が早く結婚してほしいと言うので「だったら見合い話のひとつでも持って来い!」と言うと、3つほど見合い話を持ってきました。
最初とその次の女性とは、1回会っただけであっけなく振られてしまいましたが、3番目に会った彼女が今の妻ということになります(笑)。
このとき私は、彼女には当時の自分の最大の趣味がストリップであることを話したわけですが、彼女はそれを受け入れてくれたのです。
ある意味、これが結婚の「決め手」だったかもしれません。
しかし今考えてみれば、結婚そして新婚生活に入ってもストリップ通いをやめなかった私は、やはり異常だったことは確かでしょう(原爆)。

そしてこういう異常な生活は長くは続かず、やがて私はストリップから遠ざかるようになってしまったのでした。
そろそろ次回あたりで、締めくくれるかな。
そういえば22日で、このコラムも3周年を迎えますね(笑)。

09:55 | yamane | 私とストリップ⑥ はコメントを受け付けていません
2012/11/11

それでは今回は、前回お約束したとおり先週11月4日に観賞した、大道芸ワールドカップ2012のご報告をさせていただきます。

今年は3日の文化の日が土曜日ということで、休日を1日損した形になりました(苦笑)。
そして、その3日には別の所用があったため静岡には行けず、4日1日のみの観賞となりました。
さらに悪いことに4日は絶好の天気でして(爆)、それでなくても多い人出が半端なかったんですよ。
そのため、今回観賞できたのはわずかに3組だけでした。
それでは、観賞した順にご紹介させていただきます。

まず最初に、静岡市役所前で中国雑技の「デュオ・インリン」(Duo Yingling)を観賞しました。
「インリン」という2人組ということですが、「オブ・ジョイトイ」とは関係はないようです(笑)。
これは上海出身の女性2人によるアクロバットで、主にヨーロッパで活躍していて日本での公演は初めてとのことでした。
この見事なバランス技は、今回の大道芸ワールドカップ最高峰の演技のひとつと言っていいでしょう。

次はなんといっても、「ジャグリングドラゴン・ヒョウガ」君をご紹介しないわけにはまいりますまい(笑)。
いやそれにしても、こんな姿でよく器用にジャグリングをこなせるものだと、実に感心しますね。
ちなみに、途中でレベルアップした模様です(爆)。

そして最後に見たのは、昨年も見た中国雑技の「ジョジョ」(JoJo)でした。
この人は日本在住が長いのか、日本語もけっこう達者でしゃべりでも笑いを取ることができますが、雑技の方も皿回し・輪くぐり・フラフープと、体の柔軟性を生かした技を多彩にこなしていましたね。
最初に見たデュオ・インリンともども、中国雑技の「奇妙な冒険」を体験したということでしょうか(原爆)。

というわけで、わずか3組の観賞ながら内容のレベルは高く、充実した観賞だったと思います。
ただ、やはりもう1日は見に行きたかったという思いも残る、今年の観賞でした。

なお、「番外編」は封印していますので簡単に済ませますが、昨日10日はまず昼に東京の大塚で外山安樹子トリオのライブ、そして夜は市ヶ谷で鈴木希彩さんのライブを観賞してまいりました。
実は9日に48歳の誕生日を迎えましたので、自分への誕生祝いという感じでライブのはしごをしてみたというわけです(笑)。

10:51 | yamane | 大道芸ワールドカップ2012を見てまいりました はコメントを受け付けていません
2012/11/11

それでは今回は、前回お約束したとおり先週11月4日に観賞した、大道芸ワールドカップ2012のご報告をさせていただきます。

今年は3日の文化の日が土曜日ということで、休日を1日損した形になりました(苦笑)。
そして、その3日には別の所用があったため静岡には行けず、4日1日のみの観賞となりました。
さらに悪いことに4日は絶好の天気でして(爆)、それでなくても多い人出が半端なかったんですよ。
そのため、今回観賞できたのはわずかに3組だけでした。
それでは、観賞した順にご紹介させていただきます。

まず最初に、静岡市役所前で中国雑技の「デュオ・インリン」(Duo Yingling)を観賞しました。
「インリン」という2人組ということですが、「オブ・ジョイトイ」とは関係はないようです(笑)。
これは上海出身の女性2人によるアクロバットで、主にヨーロッパで活躍していて日本での公演は初めてとのことでした。
この見事なバランス技は、今回の大道芸ワールドカップ最高峰の演技のひとつと言っていいでしょう。

次はなんといっても、「ジャグリングドラゴン・ヒョウガ」君をご紹介しないわけにはまいりますまい(笑)。
いやそれにしても、こんな姿でよく器用にジャグリングをこなせるものだと、実に感心しますね。
ちなみに、途中でレベルアップした模様です(爆)。

そして最後に見たのは、昨年も見た中国雑技の「ジョジョ」(JoJo)でした。
この人は日本在住が長いのか、日本語もけっこう達者でしゃべりでも笑いを取ることができますが、雑技の方も皿回し・輪くぐり・フラフープと、体の柔軟性を生かした技を多彩にこなしていましたね。
最初に見たデュオ・インリンともども、中国雑技の「奇妙な冒険」を体験したということでしょうか(原爆)。

というわけで、わずか3組の観賞ながら内容のレベルは高く、充実した観賞だったと思います。
ただ、やはりもう1日は見に行きたかったという思いも残る、今年の観賞でした。

なお、「番外編」は封印していますので簡単に済ませますが、昨日10日はまず昼に東京の大塚で外山安樹子トリオのライブ、そして夜は市ヶ谷で鈴木希彩さんのライブを観賞してまいりました。
実は9日に48歳の誕生日を迎えましたので、自分への誕生祝いという感じでライブのはしごをしてみたというわけです(笑)。

10:51 | yamane | 大道芸ワールドカップ2012を見てまいりました はコメントを受け付けていません
2012/11/04

今日は静岡まで、「大道芸ワールドカップ」を見に行っておりましたが、そのレポートは改めて次回お送りしたいと思います。
って、本当は先月のうちにもう一本書いておこうと思っていたのですが、いろいろストレスが溜まっていてその解消を優先していたので、遅れてしまったんですね(苦笑)。

さて、私がこちらで最も話題にしているのはボディビルですが、今回は私がボディビルの大会会場でどういう「行動」をしているかを、書かせていただこうかなと思うわけです。
これまで私のコラムをご愛読くださっている皆さんなら、あるいはおわかりかもしれませんが、私の観賞・撮影対象は基本的に「muscle beauty」すなわち女性の選手のみです(爆)。
そして、男子選手が競技を行っている時間帯には、会場内にいないことがしばしばです。
それで何をしているかといいますと、撮影したばかりの女子選手の写真をプリントしております。
今は、コンビニエンスストアに設置してあるコピー機にメモリーカードを挿入して、記録した写真をプリントできるご時世となりました。
そこで大会に行く前には、大会会場付近のコンビニを調査することが必須項目となっております。
そしてプリントした写真をどうするかといいますと、最後の表彰式の後に設けられている「プレゼントタイム」のときに、選手の方々にお渡ししております。
普通プレゼントタイムでは、応援していた選手のみに花束等渡すのですが、その中で選手全員に写真を配る中年オヤジの姿は、やはり会場内で浮いていたことは確かです(苦笑)。
まあ、下心満載のスケベオヤジと思われても仕方ありませんし(そもそも下心が皆無というわけではありませんからね)、ネット上で誹謗中傷を受けたこともあります。
しかしその一方で選手の方々から、「今後に向けての参考になりました」「だれにも撮ってもらってなかったのでうれしい」などの声をいただきました。
そういった声を励みにして、かれこれ8年ほどこういうことを続けておりますが、おかげさまで最近ではかなりスムーズに渡すことができるようになりました(笑)。

それでなくとも、現在ボディビル大会の参加選手は男性が圧倒的に多く、女子は全国レベルの大会ではともかく、ブロック・地方レベルの大会では数人程度しかいないこともしばしばです。
そんな中、大会に出場して鍛え上げてきた体をビキニ姿で披露する勇気は、大いに讃えられるべきだと思いますし、またその勇気に応えてあげたいという気持ちが、私をこのような「行動」に走らせたのだと思います。
それに、せっかく鍛えて魅力的になった体を披露しながらそれを形に残せないのでは、あまりにも寂しいことではないでしょうか。
渡した写真が今後の大会に向けての励みになったり、またよき思い出として残していただけるのなら、私も手間かけて写真をプリントした甲斐があったというものです。
今年のボディビル大会のシーズンはもう終わってしまいましたが、来年も引き続きやることと思います

ボディビルをはじめとして、これまでさまざまな芸術系スポーツ及びスポーツ系芸術、すなわち「choreograohy」に傾倒してきた私ですが、なぜそれらに傾倒していたのか最近「答え」が出てきたように思います。
その「答え」は、このコラムを締めくくる頃にはこちらにも書いておきたいと思っております。

それでは次回は、大道芸ワールドカップのご報告をさせていただきましょう。

11:46 | yamane | ボディビル大会会場でしていること はコメントを受け付けていません

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