昨日はたくさんの雪が降った。
待ちかねたたくさんの雪。
雪がたくさん降ったら出掛けると決めていた場所。
エゾフクロウの住む老木。
先日、家族で見に来た時には雪が少なくて、撮った写真も冬らしさに欠けていた。
そして今日は木の枝にモコモコとくっつき、想像通りの素晴らしい雪景色。
フクロウも首をくるくると回したり、毛づくろいをしたり、あくびをしたり。
極寒の朝、とても温かい光景に出会うことができました。
お久しぶりです。トンガの鈴木です。
月曜日(2018年2月12日)深夜、サイクロンGite(ジータ)がトンガを襲撃しました。
トンガ最接近時の中心気圧930hp、最大瞬間風速60mと言われる
トンガ観測史上最大の大型サイクロンで、
トンガタプのそばにあるエウア島に上陸し、トンガタプ島をかすめていきました。
その晩は大使館、JICAの入っている建物に避難しました。
サイクロンの目からちょっと外れた位置でしたので
終始「超」暴風圏でした。
金曜日に大使館より「熱帯低気圧がサイクロンになりそうなので注意を」
と言った注意喚起メールが入り、
土曜日にサイクロン注意喚起に変わり、
日曜日にはサイクロン警報が発令され、
月曜日の晩に備えたのですが、
月曜の昼過ぎまで見た目は超いい天気で、
サイクロンは本当に来るんだろうか?と思えるほどに。
にもかかわらず、トンガ政府はサイクロン警報に続き、
非常事態宣言、夜間外出禁止令を発令。
停電になったら避難しようと思ってましたが、
夕方以降かなり雨風が強くなってきたため、大使館の建物に避難。
車は路駐。
8時ごろ停電、発電機に切り替わる。
11時ごろ何かの理由で発電機も止まる。
11時半ごろ、ものすごい爆音が聞こえ、
恐らくどこかの屋根が吹き飛ばされたっぽい。
しかしその方角、距離…
それ僕のうち…じゃない?
避難していてよかった…
その直後ピーク時を迎えた後の1時半辺り
いきなり大量の雨漏りが発生…
窓一枚飛ばされる…
と避難場所も大わらわ。
外はとんでもない暴風が吹き荒れている。
路駐した車、死んだな…。
家も死んでるだろう…
夜中4時ごろだいぶ暴風のピークから収まってきたので、
ほんのちょっとだけ、外を確認。
車はまだある。
で、ウトウトしてるうちの朝になる…
もうサイクロンは去っている。
3階および5階からの風景は、
かなり生々しい風景。
結構な家屋の屋根が剥がされている。
倒木や丸裸にされた樹々を見ても、
サイクロンの強さを体感できる。
路駐した車は
セーフ!
折れて飛ばされた樹々、屋根の残骸に囲まれてましたが、
全然セーフというか無傷。
駐車場に入れていた車は4、5台窓割られてました。
避難者をお宅に二人ほど届け、
自分も会社と自宅を確認。
街中は電信柱は倒れる、倒木で断線、道路はカオス。
そんな中、会社に到着すると、
建物の被害は外的にはなし。
ふきこんだ風雨で水浸し程度。
ノニ果実は全く残ってない。
今年は収穫厳しい…
で、恐らく屋根は吹き飛んだと思う我が家に向かうと
まずゲート前で電柱が倒れ道路封鎖。
反対側から回るか…と奥を見るとやはり電柱が倒れ、
僕のうちだけ道路封鎖されている…
入れない…
いや、これはラッキー!
歩いて避難してたら、車は今出せない状態だった。
で、うちは
これまた奇跡的にほぼ無傷。
神に感謝‼︎
被害は雨樋が外れたことと、テラスの天井が剥がれたくらい。
大掃除の範疇。
さて問題は、恐らく一週間(多分二週間)以上停電は復旧しないこと。
断水中。
うちは2階なのでモーターで水を吸い上げるため、
停電が復旧しない限り使えない。
冷凍庫の中身。
マニオケ(キャサバ)という一時期日本でも流行った
タピオカの原料の芋と豚肉、卵etc
マニオケとベーコン、ミックスベジタブルでコロッケを作ったら
25個も出来てしまったので、
災害で業務監禁されている大使館さんやJICAさん
住所の分かる在留邦人を勝手に訪れて、デリバリーしてきました。
夕方は残った豚肉をトンカツにして、
同じく日本人宅にデリバリー。
ダメにして捨てるより、消費する方がいいということで、
大盤振る舞いしてきました。
あとは米、乾麺系にシフトします。
問題は暑いのに扇風機なし。
シャワー浴びれず臭い自分…
ジカ熱、デング熱の蔓延…
でも、怪我せず過ごせているので大丈夫です。
しかし、トンガ人たくましいですよね。
家吹っ飛ばされた人がうちの周りにも沢山いますが、
なぜか笑って撤去作業してます。
悲嘆に暮れた人、まだ見かけません。
会うと安否を喜んでくれます。
とりあえず、なんとかなりますので、ご安心を。
ちなみに非常事態宣言および、夜間外出禁止令は引き続き発令されたままです。
非常事態宣言は今のところ、3月12日まで1ヶ月とのことです。
夜間外出禁止令も解除されていません。
この時期の渡航は正直なところ止した方がいいと思われます。
写真は重たいので、文面だけで、ご容赦願います。
もし日本でトンガの災害に関する寄付願いが来た場合、
どうぞ、遠慮なく、バンバン寄付してください(笑)
では、また。
こんにちは。根本齒科室の根本です。
いやだけど頑張る
好きだけど我慢する
これは動物にはできない、知的にタフな作業だと前回言いました。
でもよくここ数日を思い返してみると、どれだけこの作業をできたか?
ほとんどが好き嫌いに流されて生きていることに気がついて愕然とする。
嫌なことはしない
好きなことだけする
と歯はどうなるか。
ちなみに歯は、自分で勝手に悪くなることはほぼ皆無で、歯がくっついている人の方に原因があって悪くなることがほぼ100%なのは理解してください。
ここで、私が日ごろから気になっている「口が開かない人」について考えてみます。
当院の患者様でむし歯に困っている方のの過半数の方は「口が開かない人」です。
いつも(○○さんはやりにくいなぁ)(●●さんはしんどいなぁ)等と思いつつやっているのですが、我ながら非常に手がかかります。
それで今回このことを書く気になったかですが、1歳3か月になる我が息子の口を見たからです。
離乳食と幼児食の中間くらいの息子。
スプーンで食べさせるのは私の仕事。
ママ手作りの料理は大のお気に入り。
カパッと大きな口を開けて・・・
(すげー!あれっこれうちの患者様の○○さんや●●さんよりも大きくね?)
マジかよ。1歳児のくせしてwww
というか、「口が開かない人」の顎関節の方に問題があるのでは?
思いいたるまでに時間はかかりませんでした。
口がまったく開かない人はもちろんいないわけですが、問題はその開き方です。
開き方が悪いと、将来歯ブラシや治療でかなり苦労することになります。
◆ 顎の運動 について
下顎運動はおおまかに「回転」と「滑走」に分けられます。
まとめてみておくと分かりやすいので「顎が外れる」というのはどういう状態かも併せて示しておきます。
図で言うと、まず①回転運動から始まり、中盤から②滑走運動に移行します。
開く人は初期の①回転がスムーズです。下顎の咬合平面が上顎となす角(青いθ)が45度近くまで開きます。
患者様でも、開き過ぎて歯が唇に隠れてしまうので「そんなに開けないで、8分目くらいで結構です」と言わなければいけない人もかなりいます。
しかし「開かない人」は、下あごが平行に下に行くばかりで、回転しません。
口を開けてもほぼ平行なまま。
ちなみに③の顎が外れる状態は、②の滑走が行き過ぎて、骨の隆起を超えてしまった場合で、傍目には顔面が2倍くらいの長さになったように見えるので一目瞭然です。
付け加えると、顎関節症で顎がなったり「大きく口を開けると外れる」とお訴えの方も少なくありませんが、そのうち99%は③の状態ではなく②の状態の範囲内で、軟組織である関節円板(半月板の一種)が少しずれたレベルですので、大きな心配はいりません。
◆ 顎の運動と骨格 について
もうひとつ、一般論ですが、猪木や荒川静香、野球で言えば内川や石井一久のような、横から見て下顎が出てエラが直線的なタイプ(3級傾向)は可動域が狭めで顎が開きにくく、ダルビッシュや安藤美姫、つんくのような、横から見てエラが直角に近くオトガイがやや後ろでちょこんと尖っているタイプ(2級傾向)は可動域が広く顎が開きやすい傾向があるといわれています。
しかしこれも個人差で大きく変わります。
http://slideplayer.com/slide/8973113/
の
(直林)
この絵を見れば、大まかなイメージがかみやすいのではないか。
3級傾向の人は、プラークコントロールで不利な点がひとつあります。
それは、下顎前歯舌側部が内側に傾斜しているので、歯ブラシを充てるのが至難の業なんです。
ですから、歯石が付き放題の人が多い。
◆ 私の顎は開くのか、開かないのか
顎が開かない人が(私は口が開きにくい)と自分で気がつくことは、おそらくほぼないと思います。
そういう方は、我々が道具を入れようとしたときにはじめて判明します。とても入れにくいので、やんわりと指摘します。
「窮屈な場所なんで頑張ってください」
「前に歯医者の治療で苦労されたことはありませんか?」
治療していると非常によく分かります。
当然ですが、道具が入りにくい人は、歯が汚い。
我々プロが専門的な道具を使って目視しながらやっても難しいわけですから、一般の方が見ないで勘で歯ブラシでこすったって、端の方なんか全然当たるわけがない。
したがって、歯科疾患の罹患率が高い。
特にむし歯の人に口が開きにくい人が多いのが気になります。
甘党、生活スタイルが杜撰、口腔乾燥傾向などの要因がないのにむし歯になるパターンで、この「口が開かない」は結構多いです。
これは私にとっては絶対的な定理、いや公理です。
名医ではない私は、難しい口は治療しにくいし、簡単な口は治療しやすい。
この辺がすぐにダイレクトに伝わってきます。
ある意味、凡人ならではの利点かもしれませんね。
本当なら、ものすごく重要な情報なので、もっとしっかり伝えてあげたい。
「あなたは口の形が開きにくくて、道具も入りにくいんです」
「私の臨床実感として、平均的にはこのくらい開くものですが、あなたの場合はここで止まってしまってこれ以上開かないのでここに届きません」
「普通に歯ブラシをしているだけでは届きません。ここは頑張ってこうこうしてください。じゃないとここがすぐダメになります」
・・・
患者様、おそらくいい顔はされないでしょう。
「何を基準に、開きにくいとか決めつけてるんだ?」
「歯ブラシ程度で無理したくないし、悪く言われるのは心外だ」
いや、基準は経験ですけど。
それに私が言わないとだれも言わないでしょう。だから進んで猫の首に鈴をつける憎まれ役を買って出る人間が必要なんです。
裏側の歯石も同じです。
私が取れないとだれもその歯石を取らず、その歯石のせいで骨が溶け、(便宜的な呼称としての)歯槽膿漏=手遅れになるわけです。
前の歯医者では技術的に難があったか道具が古かったかなどで、結果としてその歯石を取ってもらえなかった。
だから積極的に憎まれ役を買って出る人間が必要です。
話を顎に戻します。
◇ 顎を開ける努力
◇ 歯ブラシを届かせる努力
について書いてみます。
(歯ブラシを届かせる努力を後に書いたのには理由がある)
顎が開きにくい人は、自分ではもうこれ以上は開かない、これが普通だと思っているので、それ以上開けようとしないものです。
下顎運動はおおまかに「①回転」と「②滑走」に分けられました。
開きにくい人は、基本的に初期の①回転が制約されていることが多いのは先に書いた通りです。
「③顎が外れる」滑走系の運動とは関係ありませんので大丈夫です。
なので、①の回転に限定して、辛抱強くストレッチをして可動域を広くしていくことができたら、歯科疾患の予防に非常に資すること間違いないと、私は断言できると思います。
この顎の①回転を阻害しているものは主に周囲の「靭帯」や「腱」です。無理はいけませんが、これらの軟組織は根気よく柔軟やストレッチをすることで相当どうにでもなります。
ちなみに、股関節を見てください。
靭帯や腱がどうにでもなる大きな証左です。
どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法(Amazon)
これをやれば、私でも4週間後には何とかなるのかもしれません。
しかし、口についてこれを提唱した人はまだいないので、このような考え方が無理のない範囲でぜひ少しでも広まればと思うところです。
分かりにくい補助線ですが、耳の前の赤い点を回転の中心軸とすると、滑走せずに回転だけさせようとしたら、水色の矢印のように、
「下方」ではなく「後下方」
になるのは分かりますでしょうか。
真下に顎を引きずり出したらそれこそ回転軸(赤い点)が前に外れてしまいます。
この「後下方」に上手にストレッチが出来れば、解剖学的にも可動域の制約が徐々に取れてくるのではないかと私は考えます。
頻度ですが、関節円板前方転移に伴う疼痛の寛解のためのストレッチを参考にすれば間違いはないかと思います。
私の場合は一例ですが、入浴中に30秒×3セットくらいが無難だと考えています。
自力で口を開けるのではなく、あくまで他力(右手の力)で下顎を「後下方」に押し下げて、やや痛いレベルの所で止めて30秒です。そのあと30秒のインターバルを入れて1セットとします。
この下顎の可動域については仕事上結構気になるので稿を分けた次第です。
【今回のまとめ】下顎の可動域が歯科疾患の罹患率を大きく左右する(と私は思う)
今年の日本旅行も最高で、
この足摺岬から見た、夕日が太平洋へ沈む〜、、、
なんて最高だった!
って記事をワクワク書こうと用意していたにもかかわらず、
なんともひどい風邪をひいてしまいました。
熱が出たのはいつだっただろう??
なんて考えるほど出していなかった熱に身体中の痛み。
2週間丸々寝込むなんて今までになかったことでした。
今はよく寝たおかげでスッキリ。
そうも言っていられない人が世の中ほとんどでしょうが、
風邪は治るまで、しっかりと治るまで休んでくださいね。
で、かあちゃん寝込んでいる間にとうちゃん、撮影会をしていました。
今回のカメラマンは#lesleyericafood さん、
本来は人物の撮影やムービーが専門で、
世界中からトスカーナへのバカンスへ来られる方たちに付いて
バカンスアルバムの依頼などを受けています。
彼女の写真、
ただのアルバムというより
アート的な、人の心の中まで写ってしまう感じで
そのゾクゾク感を求めて毎年撮り続けている家族もいるほど。
そんな彼女から、
「最近フードも始めたのよね、
コンペティションにも参加してるから撮影会しよう」
と声がかかりやってきました。
(やったのはとうちゃんですが、、、)
こちら鳩の詰め物。
皮はパリッと、身はしっかりと火が入っているものの
ジューシーさはそのまま。
詰め物の味と合わさって濃厚な一品です。
古代品種のチンタセネーゼ豚の腹の部分をゆっくりと何時間もかけて焼き上げ、
フェンネルとマスタードのソースを添えて。
脂だけどその脂が美味しい!
横にある同じく時間をかけて炊き上げた大根がまたさっぱりとしてくれ、
次、またいけます。
手打ちパスタに、牛肉をブルネッロ赤ワインで煮込んだ具を包んでいる所。
ブルネッロで煮込むなんて贅沢なんですが、、、土地柄。
それにしても、
こうやって手で一つ一つ作っているレストランも少なくなってきているのが残念です。
黒キャベツ、赤キャベツ、ピスタッチオと一緒に。
キャベツが多い?
だってキャベツとカブの季節なんですよ、
畑にそれくらいしかない。。。
どうですか?
普段のかあちゃんの素人写真とはガラリと変わり
とってもアートな作品に仕上がり面白かったです。
こうゆうコラボレーションはとても楽しいので、
撮ってみたい、作品を一緒に作りたい
という方、いつでもお声をかけてください!
最後にプロフィール写真。
や
インスタグラム
にも載せていくのでまた見てください。
さあ、2月はベンベヌート・ディ・ブルネッロがあります。
今年はスティングが来ると話題になっている中、
とうちゃんはいくつかのワイナリーにてお仕事です。
会場には行きませんが、
来られる方、もしも道で見かけたら声かけてください〜。
こんにちは。根本齒科室の根本です。
まだクビになっていないようなので、今年もぼちぼちですがよろしくお願いいたします。
先週の1月22日夜、久しぶりに大雪が降りました。
大雪といえば、2014年2月8日と14日の、ひざまでつかるような大雪を思い出します。
8日の日は、常磐線が止まってしまい、佐貫から取手駅まで約8キロを「歩いて」行ったのですが、ひざから下がびしょびしょになってしまいました。
14日は朝方に急きょ三島に向かうことになり、何とか常磐線が動いていたので間に合いましたが、昼からドカ雪になりました。
あのときはちょうど父の逝去と重なったのでよく覚えています。
(あっ雪だるまを作り忘れた)と気がついたとき、ふと先般の痛ましいニュースを思い出しました。
◆「2歳児死亡」more
去年7月、福岡県内の小児歯科医院で、虫歯を治療した2歳の女の子が低酸素脳症に陥り、2日後に死亡していたことが、関係者への取材でわかりました。
警察が業務上過失致死の疑いがあるとみて、慎重に捜査しています。
死亡したのは当時2歳だった(中略)去年7月、福岡県内の小児歯科医院で局所麻酔を使用した虫歯の治療を受けた後、唇が紫色になり、目の焦点が合わない状態になりました。
関係者によりますと、異変を訴える両親に対し男性院長は「よくあることだ」と説明して何の医療的措置もとらず、およそ45分後に(中略)近くの病院に(中略)その後大学病院に救急搬送されましたが、低酸素脳症に陥り、2日後に亡くなりました。
大学病院から通報を受けた警察は、業務上過失致死の疑いがあるとみて捜査しています。
小児歯科医院の院長は、「必要な措置は取ったと考えている」とコメントしています。
引用元:http://newsplusalpha.net/archives/6381398.html
◆ 局所麻酔について
これは見ていて、いろいろな意味でやるせないものでした。
報道では、術後の症状について、院長が「よくあること」と言って、いかにも蛮勇を奮って突き進んだかのように見えます。
また、2歳児への局所麻酔ですが、私は経験がありません。(最小で3歳後半のおりこうさんに1~2度)
一般歯科の先生の大半は、まぁそんなもんだと思います。子供のむし歯で訪れても、進行止め(サホライド)を塗って様子をみましょう、ということが大半なのではないでしょうか。
そこで、以前からお世話になっている、小児歯科の認定医でもある師匠の先生に聞いてみました。
やはり、専門医(小児歯科認定医)でもあり、当院ばかりでなく多方面から依頼されたり行き着いたりした非協力児の治療を数多く手掛けておいでのようです。
いわゆる「●●最後の砦」救助におけるMedic(航空救難員)のような存在、俳句における夏井いつきのような存在、といえば、それ以上説明はいらないでしょう。
2歳児は何度か経験があり、3歳児は頻繁に行っているとのことですが、生まれて初めての麻酔は非常に神経を使うとのこと。微量を入れて様子を見ながらだとのことです。
児の非協力的な点よりも、まず麻酔のアレルギー反応などに気が向くということは、弟子の私(凡人)が言うのも難ですが、「才能アリ」が遠く感じます。
私あたりのレベルでは、どうしても子供が動かないように、とか、手早く処置するには、とか、ナメられないように、とかのほうに注意の大多数が向いてしまい、僭越ながらレベルの差を痛感する、などと傲岸不遜なことを思ってしまいます。
一般的には、歯科の麻酔カートリッジ(2%キシロカイン1.8ml)で極量の目安が成人男性で12~13本と言われていますが、これは麻酔薬よりは止血のためのエピネフリン(=アドレナリン。1/8万)による制約だといわれています。とはいえ、局所麻酔未経験の児は、やはり怖いです。
エピネフリンは、時折動悸などの不快症状(β反応)を引き起こします。交感神経と副交感神経で言うところの交感神経の方が興奮してしまいます。
私も何回か経験していますが、無理せず頭を低くしてしばらく横になって休むと回復します。
そういう人の麻酔は次から、高齢者用などの違う種類のものに変更します。
ただ、麻酔が初めてという人では、幸いにもβ反応を経験したことがありません。
「今まではこんなことはなかったんだけど、今日は・・・」
幼児でもまだ幸いなことに事故はありません。
◆ 小児歯科の先生の話~衝撃の事実
そんな師匠の先生なので、今でもしばしばお世話になっています。
先日も、あるお子様に治療台の上で号泣&大暴れされて、手も足も出なくなってしまったので、またお世話になることに。
後日メールで返信が届き、無事治療が済んだようです。
ところが、先生からの返信は、目を疑うような内容でした。
何とも説明しようがないので、当該部位を引用します。
先日の、●●ちゃんのおかあさんは、●●ちゃんに
「お願いだからちゃんとやって。」
「お願いします!」
と何度も子供に頼んでいました。
「何するの?」
という子供の質問に対しては
「何にもしないから。見せるだけだから。」
私は思わず、
「お母さん、本当に見るだけにしますけどいいんですか?」
と言いましたもん。
・・・お、お願いしますかよ(‘A`)
ちなみに私が修行中のころは、非協力児の子を抑えたりレストレイナー(簀巻き?!)に入れたりするのをよく手伝ったものです。その辺の態勢は非常によく整っており、しばしばスタッフの皆さんと数人がかりでやっていました。
今にして思うと、その辺の、抑え込むか抑え込まないかなどの判断は、慣れていないと難しいかもしれません。
あまり無理やり押さえつけてインシデントになるのも避けたいですし、かといって通常の方法では困難とはいっても、自分が下手なだけかもしれないと思うと、つい道具に頼りたくなるだろうし。。
とにかく、押さえつけられて治療される羽目「になってしまう」2歳児3歳児が一番気の毒でなりません。誰のせいだ?
◆ 後日談ですが、むし歯8本・・・
改めてネットで引き直したところ、なんと2歳にしてむし歯8本という口腔崩壊状態にあることが分かりました。
http://matomame.jp/user/marifx1800/cab265884f719869a6c9
ツイッターなどでは、親が悪い派と歯が弱い派に分かれているようですが、エナメル質減形成などの分かりやすい先天異常があれば必ずニュースなどで言及するはずです。そこで報道しない自由を駆使するようならそいつは人間ではありません。
また、「よくあること」がどのあたりを指しているのかは分かりませんが、
この辺りを見ると、「拘束されて」「ラバー」などの単語が出てくることや、報道でも「小児歯科医院」という特徴的な表記になっていることから、院長は一般歯科医に比べて幼児の治療に一定レベル以上の自信を持っていたことが容易に見て取れます。おそらく師匠の先生ではありませんが、院長も、周囲の歯医者でダメで流れ着いてくるようなレベルであったと思います。
これは決して同業だから彼をかばって言っているのではありません。幼児に対して「拘束」「ラバー」は相当慣れていないとスムーズに利用できない道具です。私などもラバーのかわりにZOOで代用してしまうことが多く、むしろ感心します。
しかし、やはり気になるのが、「むし歯8本」です。
ご案内のように、1歳6か月になると自治体の保健センターで必ずイチロク検診があり、歯科も必須になっています。
その前に、小児科で何度も予防接種を行うと思いますが、必ず先生がのどちんこなど口腔内を観察します。
むし歯8本といったら、要観察歯や成りかけも含めてほぼ全滅に近い状態です。小児科の先生が気がつかないはずがありません。
この年齢でむし歯8本ということ自体がきわめてまれな異常事態です。
難病でもないのにどうやったらむし歯を8本も作れるのか、不思議でなりません。
しかし、このくらい簡単にできるとして、一番考えられるのが、「ボトルカリエス」でしょうか(最近はあまり聞きませんが)。
1歳くらいになると、自分で哺乳瓶やスパウトマグ、ストローマグから飲料を飲めるようになります。我が家は麦茶とルイボスティーしか与えていませんが子供がよく飲むからと、スポーツドリンクやジュースをボトルに入れたまま子供に任せてしまう例が時々あるようです。
そのまま放置状態でいると、ボトルの吸い口に当たる上下左右の前歯数本づつ、特に上顎があっという間に酸蝕してしまいます。
これがボトルカリエスです。Google画像検索で結構キツイのが出てきます。
院長はおそらく、そのあたりの環境面における何らかの異常性を敏感に察知して、「これはいけない!」と、スイッチが入りすぎてしまったのでは、と「忖度」します。
その院長のキツイ思いはどこに向かうかというと、100%、いや、200%親です。これはもう、ストレートに親です。
「コイツを何とかしないと、この子は救えない」
院長もプロです。1秒かからないで直観で全てを悟ると思います。
ここまでは、ほぼすべての歯科医が、特にストレートに親に気持ちが向かう所などは「うんうん」と納得するところだと思います。
しかし、そのキツイ思いが親に向いてしまった結果「よくあること」などという敵対的な言葉になってしまったり、その言葉で逆に自分に引っ込みがつかなくなってしまったりしたところはないでしょうか?
傍目八目とは申しますが、チアノーゼ様状態など、急性症状を示している状況では、深入りしすぎだった感を禁じえません。
ある意味、泣き叫んで抵抗する児(とその親)をいかにコントロールするかが小児歯科の腕の見せ所の一つだったりもします。腕に自信があればあるほど(俺はその辺の藪医者共とは違うんだ)と思って頑なになってしまうのかも知れませんが、最後には謙虚な部分を残しておきたいものです。
◆ 1歳2歳の対応が大事~人間に生まれた以上
小さい子供が泣くと、やはり親としては心配になるものです。
2歳になると、子供の「イヤイヤ期」というのが訪れるのはご案内の通りです。
育児サイトなどを見ると、おしなべて
「ある程度子供のわがままは受け止めましょう」
等と書いてあるのを見るにつけ、今からうちの1歳2ヵ月を見ながら暗澹とした気持ちになってしまうのですが。
しかし、私は思います。
人間に生まれた以上、「好き嫌い」を超えた「理性的な努力」が必要です。
いやだけど頑張る
好きだけど我慢する
これは動物にはできない、知的にタフな作業です。
(種によってはある程度芸として仕込むことができる)
これができることは、進歩と成長のための必要条件だと思います。
当然と言えば当然ですが、大人の立場から子供を見ていて思うのは、基本的に
自分のことしか考えない。自分中心
好き嫌いでしか判断しない。
です。週末のモールのフードコートにでも行けば、そんな親子連れが掃いて捨てるほどいます。
まずいなぁ、と思うのは、親までが、子供の好き嫌いに振り回されてしまっているところです。
「これいや」
「じゃぁ、これこれ」
「これこれもいや」
「じゃぁ、あれ」
「あれもいや」
「もー、いいかげんにしなさい」
こんな感じで会話が進んでしまうんです。。
これが究極まで進むと、子供に「お願いします」になっちゃうんだろうと思います。
人間は基本的に、自分の都合ばかりではなくある程度周囲のことも考えて行動しないといけないし、自分の好き嫌い以外の基準で動かないといけないものです。
だから、物事の判断や行動基準は、好き嫌いと切り離して検討できる知的にタフな作業が必要なんです。
そこは少しづつ子供にはわかってもらわないと、と思います。
ただ、まずは好き嫌いの感情をしっかり学ぶ必要があり、その意味でイヤイヤ期は必要悪な時期かと思われます。
この辺については、もう少し書く機会があれば書いてみたいと思います。
【今回のまとめ】
小児歯科。幼児にむし歯を作ってしまう人的・環境要因の闇は深い
今週末の金曜日に、演奏させていただけるSALSA系のPARTYが新宿であるんですよ。
だから、宣伝の為、某SNSに告知を書きました。
この告知が、当然に難しくて、、、
山手線から西武新宿線に乗り換えながらのチョットしたすきに想いを乗せられることもあれば、、、
自宅PCの前に2時間座っても、自分の言葉にならないコトがあるんスよ。
ハタから見て、よいorわるいとか、
正しい日本語であるのか?否か?とでは、なくて
俺的に、想いがのってるのか?否か?で一喜一憂するんです。
今回は、まぁまぁ~♡。
それが、コレ。
↓↓↓
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆2018/1/19(Fri)
Son-Salsa Party
“Vamos a Bailar vol.54”
en la Cartahena /Kabukicho!!
【SALSA】のroots music【SON】は、
【SALSA】に惚れ込んでしまった方々が 当然にハマってく第2段階♬
そして、そもそも Blues,Jazz,R&B,Funk,R&&,Reggae,Samba他の音楽と同様に 世界のポピュラーミュージックの 最重要な幹となるもの!!
知らず知らずのうちに 心を奪われて、
足腰を躍動させる大衆ダンスミュージック!!
Ukkari☆Son は、この【SON】の大有名曲ばかりを ストレートに 演奏します!!
ソコに!! やっぱり 皆さんの大好きな
【 Bomba!! 】を、入れるだけ!!
【SALSA】に ハマってる皆様方!!
是非とも お出掛けください!!
①『 アレ!? 何故だか この曲 聴いたコトが ある気がする!!』
ソレが!! 【 SON!! 】
② Salsa Club で カッコヨク!! & 楽しく!!
踊ってらっしゃる方々の 共通点は、『 ??? 』
皆さん、コロ (コーラスパート)を 歌ってますよね♬
【踊る!!】だけで なくて、
【歌いながら 踊る!!】が 重要要素であることは、SALSA系の音楽も 当然!!
歌いに おいでよ!! \(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
ステージで!! \(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
③ マラカス、グィロ、クラベス、ボンゴ、コンガに ティンバレス!!
『 やってみたいな パーカッション!! 』
ヤって みれば イイじゃん♬
パーカッション!!
『 どうぞ!! ご自由に♬ ご参加ください\(^o^)/
楽器は、あるよぉ〜\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/』
④ ピアノの代用として、キーボードも お店さんに 用意されてます♬
⑤ Salsa!! Musica Cubana!! のDJ Time 当然あります♬
⑥ 楽しい 会話と、熱いダンスを 滑らかに してくれる とっても 美味しいお酒!!
Cartahena さんには、当然 あります♬♡
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
☆2018/1/19(金)
Ukkari☆Son presents
Son-Salsa Party
Vamos a bailar vol.54
20:00 Open
20:30 Party & Live Start!!
music charge 1,000yen +order!!
2-38-8 3F kabukicho,Shinjyuku,Tokyo,Japan
Music Bar カルタヘナ
03-6205-5244
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
長い???
や! そぉ~では、なくて、俺の想いがノってるのか?否か?
で、コレは、俺的には、書けてるんです。
&で、コレは!
後から このSALSA系の音楽に出会って&覚醒していまいそうな同朋達とのコミュニケーションなんです。
SALSAを聴いて楽しむんではなくて、
SALSAを踊って楽しむ様になった頃の高揚感をよ~く思い出します。
Salsa Dance Lessonの先輩方に鍛えてもらって、
Salsa Clubでコロンビア人とか、ペルー人の方々と出会って、仲良くなって、教えてもらって、マネして♡
それで、どうにか踊れる様になってきたある日(20年くらい前)。
東京SALSA CLUBの老舗 SALSA SUDADAで、
当時のサルサダンス上級者さん達からも
サルサのみならずブラジル音楽愛好家さん達からも
一目置かれてた まゆみさんと仰る俺より若干だけ年嵩の先輩が踊ってくれた時、一曲踊り終えた後に まゆみさんが、仰ってくださった。
『ヒロ君さぁ!あなたは、今夜ココに居る誰よりもダンスが上手だよ!
技術的に上手い人は他にも居るかもしれないけれども、あなたには【踊る心】がある!
それが一番大切なんだよ。これからも【踊る心】を大切にね!』
って、本気で言ってくれたのが解って、ソレで 試行錯誤してたものが楽しく踊れる自信に変わった!!
平静を装いつつもバクバクと大興奮した!!
今にして思えば、【踊る心】は、【歌う心】だし&【一緒に踊ってくださる方との向かい合う心】
子供の頃、R&RやBLUESを演奏してた頃、オーディエンスは、
友好的&好意的な友人達の『友達なんだから、応援するぜ!!』っていう声援だった。
今、SALSA系の音楽を演奏することは、さらに素晴らしい!!
主役は、【演奏したい!! 俺!!】ではなくて、
美味しいお酒を飲んで、熱く踊って楽しみたい人々の欲求が主役!!
このことである。
って、池波正太郎さんか??? (>_<)
そして!! 今週末は、
SALSA系の音楽を【歌いたい!!】という方々をステージにお招きすることができる!!
最高なんです!!
我が栄光の大衆ダンスミュージックバンド!!
かあちゃん、
モンタルチーノ時代は薪ストーブ、
現在は暖炉と10年以上、冬が来るたびに火をつけ続けています。
日本に暖炉のある家庭は少ないかも知れませんが、
キャンプなどで火をおこす時、
下からつけていませんか?
細い燃えやすいものから燃やして、
後からだんだん大きな木を足して、
燃え上がるまで空気を入れたり、
燃えやすいものをまた足したりと世話が焼ける。。。
私も10年以上そうやっていました。
煙をモーモーと出しながら
当たり前だと思い込んでいたこのやり方、
ときには(しょっちゅう)消える原因を
「木が湿っている!」と木のせいにしたり。
だけど今年の秋、
ふと目に止まったこちらの友達の投稿。
スイスのある科学者が
「火は下へ下がる」
と説明しているビデオ、
淡々とした口調で、
「燃え上がるのは炎であって、
火自体は下へ下がるので火は上からつける」との事。
で今年からはこれ。
暖炉が小さいため、斜めに置いてわかりにくいですが、
下から太い順に、縦横格子に隙間なく積み上げ、一番上で小さく燃やすのです。
わかりますか?
太い薪を縦に並べ、その上に同じ幅で今度は横向きに。
順に薪を細くしていき縦横を同じ幅で繰り返し一番上で燃やすんです。
このやり方、本当にすごいと思ったのは、
炎が上なので煙が少ない!
そして落ちた灰もまた萌えるので残りカスが少ない!
そう環境に優しいし煙突も汚れない、
何しろ、つきっきりにならなくても
消えない!!
目から鱗です。
どれくらい燃やすかを計算しながら木の太さと数を選び、
一度つけたらもう付けっ放し。
割り忘れたのか?と思うような太い薪でももう怖くない!
木が不揃いで時々コロンとかけらが落ちると危ないので、
手前には水を張った鍋や具を入れた鍋を置いておくと、
楽チン晩御飯の出来上がりだし、
いつでもあったかいお茶が飲めます。
グリルやパンのトーストだって網を乗せればオッケー。
ああ、手抜きって楽しい!
ありがとう、スイスの科学者さん!
皆さんも是非お試しを。
5年くらい前までのこと。
本番前に 中高生にも バレる 7大アマチュア根性。
注意してもらえる機会もないんじゃないかなー。
いつか一面ひまわりの写真を載せたここも、
今年は土地休めで1年以上放ったらかし。
日本の紅葉には及びませんが、
自然に咲く花がいろんな色を出してなんともうっとりです。
うっとりと言えば、
最近の夕日がやたらと綺麗で、、、
雨不足からなすわざなのか、
困る反面、見たことのない景色を見せてくれます。
さて、もう一つうっとり話を。
ここブオンコンベントのお隣には
サンジョバンニダッソという村がありますが、
ここ、トリュフ村なんですよ!
イタリアでも数箇所でしか採れない白トリュフ、
まさに「宝の山」祭りに行って来ました。
まずは屋台をぶらぶら散歩。
トリュフチーズ、トリュフポテトチップス、トリュフバター、、、
色んなものが試食出来るのですが注意してください。
トリュフオイルは香料を使っているものも多く、本物ではありません。
だって、
雨不足の今年のお値段、、、
キロ6000ユーロです!!
約80万円!
100gで8万円。
一人50g使うとしたら4万円。
ケチって半分、25gでも2万円。
トリュフの現地の原価だけです。
でもせっかく来たのでかあちゃん食べます!
サグラと呼ばれる地元祭りはいつも行列。
しかも列を作る場所は肉焼き場の隣。。。
いやでもお腹が減ります。
そしてやっとメニューまでたどり着いた時に見たのは、、、
タリアテッレ・アル・白トリュフ、35ユーロ!(約五千円)
サグラでは大体20ユーロでフルコースなのでありえない値段ではありますが、
入っているのはキロ6000ユーロの白トリュフです。
とっても良心的な値段です。トホホ。
そしてまだ1時間ほど待って、、、
なんて事をしてしまったのでしょう!!
一面に削ってくれていたトリュフに興奮しすぎて、
横から、肉を注文した娘の手も入って来て、
上だけ取られないように慌ててしまって、
一気に混ぜてしまってから、
「写真撮るの忘れた!!」と叫んでしまい、
周りから大笑いされました。
本当に一面に削ってあったんですよ!
美味しかったーーーー
一気に混ぜたおかげで一番下までトリュフ、
口から広がり鼻の奥まで白トリュフ〜
そしてもう一品、
手にはフォークで待ち構えるかあちゃん、
周りから一気に
「写真写真!写真撮らないと!!」
と言われ間に合いました。
やっぱりこれが一番味わえるわぁとしみじみ、
パンでゆるゆるの黄身をつぶして混ぜながら頂きました。
地元ワインに酔ったのか、
いやいややはり、贅沢に乗った白トリュフに酔ったのか、
ホワーンとしながら祭りのシメは、
トリュフ狩人のお話&デモンストレーション。
トリュフ狩りに行けるには免許、訓練された犬、
そして自然に感謝する心が1番大切だと。
犬にかける愛情は妻にかけるより大きいかもしれないと言うマリオさん。
地下10センチから1メートル半ほどに生えるトリュフを嗅ぎ分け、
森のその他の部分は絶対に壊さないようにするには
愛情と根気に限る、
そして犬をダメにしてしまうのは5分もかからないんだそうで。
例えば偽トリュフの香料。
犬にそれを嗅がせたり食べさせたりしたら、
もう自然のトリュフはわからなくなり、
胃を悪くして病気になってしまうと、、、
怖いですね。
お話の後、
2箇所に、フィルムケースに入れて埋められた白トリュフを、
2匹のご自身の犬を放した瞬間嗅ぎ始め、
あっという間に探し当ててしましました。
お見事です!
白い宝石の日曜日、
みなさんは興味ありますか?