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いつか一面ひまわりの写真を載せたここも、
今年は土地休めで1年以上放ったらかし。
日本の紅葉には及びませんが、
自然に咲く花がいろんな色を出してなんともうっとりです。
うっとりと言えば、
最近の夕日がやたらと綺麗で、、、
雨不足からなすわざなのか、
困る反面、見たことのない景色を見せてくれます。
さて、もう一つうっとり話を。
ここブオンコンベントのお隣には
サンジョバンニダッソという村がありますが、
ここ、トリュフ村なんですよ!
イタリアでも数箇所でしか採れない白トリュフ、
まさに「宝の山」祭りに行って来ました。
まずは屋台をぶらぶら散歩。
トリュフチーズ、トリュフポテトチップス、トリュフバター、、、
色んなものが試食出来るのですが注意してください。
トリュフオイルは香料を使っているものも多く、本物ではありません。
だって、
雨不足の今年のお値段、、、
キロ6000ユーロです!!
約80万円!
100gで8万円。
一人50g使うとしたら4万円。
ケチって半分、25gでも2万円。
トリュフの現地の原価だけです。
でもせっかく来たのでかあちゃん食べます!
サグラと呼ばれる地元祭りはいつも行列。
しかも列を作る場所は肉焼き場の隣。。。
いやでもお腹が減ります。
そしてやっとメニューまでたどり着いた時に見たのは、、、
タリアテッレ・アル・白トリュフ、35ユーロ!(約五千円)
サグラでは大体20ユーロでフルコースなのでありえない値段ではありますが、
入っているのはキロ6000ユーロの白トリュフです。
とっても良心的な値段です。トホホ。
そしてまだ1時間ほど待って、、、
なんて事をしてしまったのでしょう!!
一面に削ってくれていたトリュフに興奮しすぎて、
横から、肉を注文した娘の手も入って来て、
上だけ取られないように慌ててしまって、
一気に混ぜてしまってから、
「写真撮るの忘れた!!」と叫んでしまい、
周りから大笑いされました。
本当に一面に削ってあったんですよ!
美味しかったーーーー
一気に混ぜたおかげで一番下までトリュフ、
口から広がり鼻の奥まで白トリュフ〜
そしてもう一品、
手にはフォークで待ち構えるかあちゃん、
周りから一気に
「写真写真!写真撮らないと!!」
と言われ間に合いました。
やっぱりこれが一番味わえるわぁとしみじみ、
パンでゆるゆるの黄身をつぶして混ぜながら頂きました。
地元ワインに酔ったのか、
いやいややはり、贅沢に乗った白トリュフに酔ったのか、
ホワーンとしながら祭りのシメは、
トリュフ狩人のお話&デモンストレーション。
トリュフ狩りに行けるには免許、訓練された犬、
そして自然に感謝する心が1番大切だと。
犬にかける愛情は妻にかけるより大きいかもしれないと言うマリオさん。
地下10センチから1メートル半ほどに生えるトリュフを嗅ぎ分け、
森のその他の部分は絶対に壊さないようにするには
愛情と根気に限る、
そして犬をダメにしてしまうのは5分もかからないんだそうで。
例えば偽トリュフの香料。
犬にそれを嗅がせたり食べさせたりしたら、
もう自然のトリュフはわからなくなり、
胃を悪くして病気になってしまうと、、、
怖いですね。
お話の後、
2箇所に、フィルムケースに入れて埋められた白トリュフを、
2匹のご自身の犬を放した瞬間嗅ぎ始め、
あっという間に探し当ててしましました。
お見事です!
白い宝石の日曜日、
みなさんは興味ありますか?