こんにちは。根本齒科室の根本です。
堀ちえみさんが大変な治療に挑まれている中、口腔外科出身の身としてもぜひともご成功されることを祈るばかりです。
本件に関しては後日少しまとめて書ければと思っています。
さてこの間、市の歯科医師会の理事会がありました。
その席にたまたま市役所の人も同席していたのですが、龍ケ崎市独自の検診である2歳6ヵ月検診を、やめたいと言い出しました。
つまり、予算をつけるので、保健センターではなくて各医院でやってくれというのです。
個人的なことを言うと、せっかくなので本来であれば保健センターで続けてほしかったです。
Eの萌出時期とも合致するので、フロスの指導にはうってつけの時期でもあるし、他にもいろいろ理由はあります。
◆ 常連問題
役所側の理由としては、平日の日中を指定されても若い親御さんは時間に余裕がなく参加しにくいので、日時を指定しないことで行きやすくなるように、とのことのようです。
でも行く側の立場に立ってみると、保健センターだから行きやすいんであって、営利組織である民間の歯科医院にニュートラルな立場で行けといわれても、素直にはいそうですかとは言いにくいものです。
また、2歳6ヵ月児や、その若い親御さんでは、かかりつけの歯科医院を持っていること自体がかなりの少数派でしょう。
まずどこの歯医者に行こうか悩むでしょう。最近は歯医者は数ばかり多くて、そもそも子供が得意そうな歯医者かどうかも分からない。
これでは心配ですよね。
そしてそもそも歯科だし面倒なのでどこも行かない、とorz
ちなみに、市内では成人に対して「歯周疾患検診」、後期高齢者に対して「後期高齢者検診」というものも行っています。
「歯周疾患検診」は自己負担510円ですがちょこちょこあります。
えっ、有料なのに?とお思いかもしれません。
でも受診しないとスゴイ督促状のようなものが届くようなんです。
私の所にも届いたようなのですが記憶にありません
(税金とか年金の督促状のインパクトのスゴさに比べたら・・・)
でも受診者はほとんどは元からの常連さんなことが大半。
あとは常連さんの紹介がちらほらとかでしょうか。
「後期高齢者検診」のほうは無料です。
こちらは紹介すらほぼ皆無、常連さん一色です。
そりゃ、「歯周疾患検診」「後期高齢者検診」な年齢層ならかかりつけに持ち込むのが楽でしょう。
でもかかりつけを持たない若い親御さんに「歯医者を選んでとりあえず逝け」というのはいかにも酷です。だいたい歯医者選びも怖すぎてできない(特定の先輩の医院にしか行けない)自分が言うんだから酷に決まってます。
◆ 予算問題
市役所の人が会合で言っていたのは、ひとりあたり予算は6000円くらいつけられるとのことでした。
そしたらA先生が、検診だけでなく歯のクリーニングまでやりたいと言い出しました。
統計を取りたいだけならいざ知らず、予防効果を波及させるなら、最低限クリーニングをしないと、というA先生のご説はごもっともです。
しかし、そうしたら8~9000円くらい出さないと赤が出てしまいます。
その辺を踏まえてか、B先生が「とりあえず負担だ」と市役所の人の前で怒っていました。
市役所の人は「負担」の理由が分からなかったでしょう。
確かに5~6000円では、赤というのはそのとおりです。
それ以外にもうひとつ、負担の理由があります。
それについては次項(時間問題)で述べます。
ちなみに歯周疾患検診や後期高齢者検診は大変簡便なので、当院では5~6分で終わる内容です。
あと、少し独特で、医院から見ると自己負担510円の保険外診療扱いになります(後期高齢者は無料なので問題なし)。
通常は、同一患者で同日に保険診療と保険外診療が同時に日計表に載るのは「混合診療」といってお上が統計不正の次に嫌う所です。
しかし、この検診の場合は引き続く保険診療への移行を推奨していますし、患者様も「ついでに歯のヤニを取ってくれ」みたいにおっしゃることが多いので、これだけは時間の許す限りご要望にお応えするようにしています。
そうすると歯のクリーニングも希望の人は同日のうちにP病名をつけて保険診療のスケーリングまでいって30分。
どうどうと混合診療するしかありません。
◆ 時間問題
保健センターの幼児検診では1時間に20~30人くらいは診ています。
ひとり2~3分。
じつは検診こそは効率第一なのです。
だからこそ一か所に集めてやるというのは非常に合理的と考えます。
各医院に委託、の悪い例が、失礼ですがA高校さんのケースです。
A高校とは、某通信制の高校です。
ここの場合は、生徒さんが当院に来院して検診するスタイルです。
それがなんと自腹なんです。しかも540円(税込)!
当院まで来るのもご足労でしょうに、これはかわいそうです。
だからか、生徒さんが電話で予約して来院されるのですが、半分は無断キャンセルになってしまいます。
その金でタバコ(成人の場合)とか買ってたりしてorz
検診だったら、私が校舎に行けば済むのに。
検診用のミラーセットも持ってますよ。
いつも思います。
そして時間の無駄と言えば、医院の時間の無駄も無視できません。
まず貴重な予約枠を占拠しておいて半分も無断キャンセルになってしまうので、その分のロスは施設として見逃せません(飲食業の方ならよく分かりますよね)!
だからといって重ねて予約を取って、両方来られたらダブルブッキングです。とくに通常治療の方に大きな迷惑がかかります。
そういうことは、できません。
もう泣き寝入りです(飲食業の方ならよく分かりますよね)!
検診の方が見えたら見えたで大変です。
保険証で本人確認
1号カルテを発行する
カルテフォルダと患者番号をひとつ消費する
ユニットを掃除する
トレーとコップを用意する
1号カルテに歯式を記入する
会計作業・領収書発行
こんなにやることがあります。
検診そのものの時間の何倍もかかります。
一人ひとりに対するこの辺のセッティングは、会場検診では存在しないものです。これをやるだけでかなりスタッフの手が取られます。
会場検診の時は職員が最初に準備して最後に清掃・片付けするだけなので受診者数が何人でもセッティングは1回と言えます。
だから効率的に仕事ができるんです。
院に来るということは、セッティングを人毎に繰り返す形になる。
これが大変な無駄なんです。
その後、こちらのかかりつけの患者様になっていただければそれはそれでいいのですが、何と言っても相手は高校生。
そんなにたくさん悪い所もあるわけでもないし、勉学や部活や(人によっては)就労に忙しいので、歯医者は後回し。
というか親の紹介でもない限り確実に中断です。
最初に書いた「歯周疾患検診」「後期高齢者検診」で問題なのは、まれに、当院患者でない新患の方が検診だけ希望して、そのまま終了になってしまうときです。
その徒労感ですら半端ではありません。
作ったカルテフォルダと準備の時間が無駄になる。
だから本当は「当院患者様以外の方は「歯周疾患検診」「後期高齢者検診」はお断り」と言いたいところなのですが、それは言ってはいけないルールになっているので、泣き寝入りです。
おもに準備の問題によって、会場検診にせずに各医院に委託すると予算面や時間面での負担が大きくなると言えます。
当院では、検診の方は5分枠にしています。
それでもまだきつい感じがします。
◆ 時間問題おまけ
ちなみに2歳6ヵ月児の場合、私個人的にですが、向かい合わせ抱っこから膝枕が一番早いです。
歯医者と保護者がひざを突き合わせて座り、保護者が子供を向い合せにだっこします。そのまま子供の頭を後ろに寝かせると、ちょうど歯医者の膝の上に子供の頭が12時の位置で来ます。
これは普通のイスを2つ並べてやるのは簡単ですが、歯科医院のイス(ユニットチェア)でやるのは困難を極めます。
膝折れ型である
回転する
この2つの条件を満たさないと、歯科医院のイスで向かい合わせ抱っこは無理なのですが、そういうと、その条件を満たすのはタカラのラポールくらいしかなくなってしまいます。
歯科医院のイスでは膝折れ&回転できる所がほぼないので難しい。
これも会場検診が絶対的に有利な理由のひとつです。
【今回のまとめ】
100名以下程度の集団では会場検診が圧倒的に有利。
(それ以上になると別)
こんにちは。根本齒科室の根本です。
「本年もよろしくお願いいたします。」とご挨拶しようと思ったら、もうこんなになってしまいました。
それにしても、12月~1月は、院の経営的に非常にごちゃごちゃしていて、そちらで手いっぱいでした。
慢性的な人手不足に悩んでいたと思いきや、逆に人員の過剰配置が起きてしまい、泣く泣く一部のスタッフに頭を下げて退職していただく、などという前代未聞の事態に陥り、非常に強いストレスに苛まれました。
経営者として自分はどうなんだろう?
なかなか思うように行かないマネジメントに歯がゆい思いをかみしめながら過ごしており、コラムどころではありませんでした。
やっと院内が落ち着いてきました。
以前から「街医者の目から見た歯の取り扱いの注意点」みたいなものを残してみたい、と思っていました。それについて少し書いてみたいと思います。
◆ 歯医者として残しておきたいこと
「街医者の目から見た」というくらいですから、主に診療中に感じたことをまとめた形を想定しています。
自分の中には、そうではない形で感じた想定もいろいろあります。
代表的なのを一つ上げると、1回コラムを書いたことがありましたが、生死と歯科についてです。
もう6年半前にもなるんですね。
でも忘れないようにage直ししておきます。
死ねばむし歯や歯周病なんてすぐになくなるのに!
いつも思っています。
物質や肉体って、不便でもあり、便利でもある。たとえば
勉強しないといけない
片づけや掃除をしないといけない
嫌いな物も食べないといけない
時間通りに行動しないといけない
稼ぐべきお金は稼ぎ払うお金は払わないといけない
etc
いろいろ脈絡なさそうなことを多々並べてみました。
これらが全部、生死でいう『生』の部分でつながっているんですね。
たとえば勝手に何の勉強もしないとなると、事務作業ができない大人になってしまいます。
でもその人がそんなまずい人かどうか、外から見ても分かりませんよね。
履歴書や口では何と言えても、実際にやらせてみるとできない。
これでは、社会で信頼を失ってしまいます。
この、外から見ても分からない、という点がポイントです。
これがあの世になると、お互いの考えがお互いにバレバレです。
分かる分からないどころの話ではありません。
A『あ、Bさんはあんまり頑張らない奴だ』
B『あ、Aさんは詮索好きで、気に入らないなあ』
筒抜けです。
逆に考えると、肉体や言語を介在した間接的な関係性って、便利なのかもしれません。
ウソや腹芸もそう簡単にはバレませんし、優等生やリア充を演じることも割と簡単です。
でも言語を用いて学習しないと学べないとか、上に書いた面倒なことにいちいち汗を流さないといけないというのは不便です。
不便ですがその分自分が鍛えられます。
◆ 死ぬ準備
こんなことを考えていると、はやく『死ぬ準備』をしておかないと、死んだ後が大変なことになる、と焦る気持ちでいっぱいになってきます。
それは財産分与とか診療所をどうするとかということではなく、自分の内面のことです。
この世とあの世の違いを分けまえて理解し、それを踏まえて、あちらの世界でも戸惑わないようにしないとと考えると、まず大事なことは
①建て前と本音をなるべく近づける
ことです。そのためには
②本音をなるべく建て前に近づけておく
心のトレーニングが常日頃から大事です。
口先だけ表向きを取り繕って、心の中はまっ黒・・・
そんな人があの世に行ったら、まさに地獄です。
他人を恨まない
ウソはなるべくつかない
付加的なウソ「ないことを言う」はつかない
「あることを言わない」は正直経営上たまにあります。。
なるべく穏やかでポジティブな気持ちを保つ
無理のない範囲で他人や周囲への気遣いを忘れない
何が正しくて何がまちがっているかは分かりませんが、あの世の唯一最大のデメリットである
『お互いの気持ちが筒抜け』
な状態で恥ずかしくなく、かつ窮屈でなくするにはどんな感じか、というのが基準です。
今のうちに練習しておくしかありません。
それが私の言う『死ぬ準備』です。
◆ 歯の意味~対内的な支え
6年半前は、歯は人生の記録装置と書きました。
では歯が人生の中で担う役割とはなんでしょう?
もちろん第一義には食(咀嚼)です。
見た目の印象もあります。
人によっては夜間の歯ぎしりくいしばりをすることで脳内のストレスを発散することもあります。
また、貧乏ゆすり代わりにカチカチ噛んだり、歯でリズムを取ったり遊び道具にも早変わりです。
「マウスピースドーピング」という言葉もありますが、グッとかみしめると体に力が入ります。
人によっては、咬み合わせがずれていたりすると姿勢がずれたり健康に影響があると言います。
(私は歯と歯を数ミリくらい開けておく下顎安静位が人間の自然なあり方だと思っているので行き過ぎた咬合理論には懐疑的な面もあります)
そう思うと、ひとつのイメージがわいてきます。
肉体を持った人間や動物は、対外的にはおもに四肢で体を支えたり、食物や物を把持したりします。
一方、対内的には、歯でバランスを取ったり踏ん張ったり、食をつかさどったりします。
ですから、四肢に匹敵する対内的な支えの中心が歯ではないかと思います。
手足と歯以外に、随意筋というと、若干表情筋などもありますが、代表的なのは『括約筋』になってしまいます。
いわゆる大や小をガマンする、アレです。。
それも大事ではありますが、これが人間の対内的な支えの中心かというと、大いに違和感があります。
このように、『対内的な支えの中心』という観点から歯を見直すと、扱いが変わるのではないでしょうか?
口のこの位置の上下に、馬蹄形に露出した硬組織が向き合って並んでいるのがなぜ良いのかは、なかなか説明が難しいと思いますし私も分かりません。
でも、とくに若い方ほど、対内的な支えという観点から歯や顎口腔系の意義をとらえなおし、意識を向けなおすことをお勧めしたいと思います。
中年以降になってくると、やっぱり「治らない」系の歯科疾患も増えてきてしまいますので。
そうなってからでは、こんな話も心に響かなくなってしまいます。
【今回のまとめ】
歯の取説(仮題)という小冊子を残しておこうと思っています。その前に
こんにちは。根本齒科室の根本です。
さあ、朗戸()の時間ですw
まずは【本尊?!】を用意することが大事です。
といっても宗教的な物ではなく、ライブラリ集である【みんじす(jquery-3.3.1.min.js)】ファイルのことです。
スゴイ強引な名前の付け方ですが、すみません。
これを
①ヘッダー内にjQueryの 総本山 公式HPの【みんじす】へのリンクを張って読み込ませる
②自サイト内に【みんじす】をうp
のいずれかの対応になります。
私は②で行きました。
85キロバイトしかないファイルだし、自分のところに置いといたほうが読み込みも早いだろうと思ったからです。
これがあってはじめて朗戸()が開きます。
朗戸()が開いて初めて、メニュー別ファイル化が完了します。
いったんメニュー別ファイル化が完了すると、メニューファイル(menu.htmlなど)をいじるだけで、全ページのメニューが一括変換できます。
ついでに、フッターなどの共通ファイルも別ファイル化しておくと便利です。
しかし、ここで問題が発生しました。
今HPの構成で使っているbox1~box5というそれぞれの名前は、スタイルシート上でクラス(.box●{})に使われてしまっているので、今更使えません。
数十分考えた末に出した結論は、ページのソースを見ていただければ分かると思いますが、相当くだらないものでした。
それぞれ「box1box2」「box4box5」という名前のIDを定義するんです。
前者はヘッダーとトップナビの塊、後者はメニューとフッターの塊です。
ファイル名も「box1box2.html」みたいな感じにしてしまった方が、むしろ自分的にも分かりやすい感じになりました。
もちろん、.htmlとはいっても、<html>も<body>も何もなく、それこそ<div>に始まり</div>に終わる、ちょっと殺風景なファイルです。
「box4box5.html(メニューとフッター)」が完成しました。
まさにコピペならぬカット&ペーストです。
◆
よし、じゃあ、読み込み試験だ!
こんな時のためにFireFoxをインストールしておきました。
jQueryをローカルで試すときは、Chromeではダメだそうです。
実際ダメでした。
重い思いと言われたFireFoxですが、今はむしろChromeよりも全然軽い感じで、今ではすっかりメインブラウザです。
ブックマークやパスワードなんかも全部引き継がれるので、移行はすごく楽でした。
フォルダの中の「index.html」を火狐の中にドラッグします。
・・・あっ
メニューが2つだwww
つい手癖で、カットのつもりが単なるコピペになっていたようで、 index.html に残っていたメニューと menu.html に写したメニューの両方が連続して表示されていました。
ちなみに</font>とか</b></p>なんかは自然に手が動くようになりました。
「/」は、自分の場合は右手の薬指で、ピアノの跳躍スタッカートのように弾く感じで押しています。
あと<フォンtこぉr=””> つまり<font color=”#”>ですね。
左手の小指でシフトを押しながら右手の中指で=をおしたら左手の小指はそのまま軸にして、左手の中指で 2 を2回押します。
そのまま>を入力した後に2つ戻って(左手小指でShiftを押しっぱなし) 3 を押した(ら#入力になるのでその)後、赤ならff0000、青なら0000ff、緑なら990099 みたいなところも、手に染みついています。
ほとんどが公式HPと、ジャンクステージで鍛えられたものですw
当初はごていねいに</p><p>とか<br>とかのタグも全部貼っていました。
でもWordPRessの編集画面はそんなことしなくても、ちゃんと形になるので便利ですね!
そうそう、[f10(半角英数に変換)]や[f8(半角カナに変換)]も頻出です。
無駄話が過ぎましたが、 index.html のほうのメニュータグを消して、[F5(再読み込み)]を押します。
よしよし、メニューが1つになりました。
◆
長かった。
ここのコラムでは、まとめた形で、内容的にも失敗談を中心に軽く述べていますが、実際は大きな壁の前で何度も心が折れそうになりながら、何とか必死に突破してここまで来ました。
jQueryの関数で、$(ドルマーク)が出てきただけで頭がくらくらになりそうです。
({}は慣れましたが)
そして、まだコンテンツの引っ越しは全然終わっていませんが、枠組みだけはなんとかできました。
しかし今までの旧HPには、表示形式もさることながら、あちこちに上から目線な石北会計のフレーズが目白押しです。今見るとみっともないことこの上ないので、そのままでは載せられません。
もっと患者様目線、来院者目線で表現を練り直し、文章量も半分くらいにしないといけません(いやそれでも多いか)。
ところで、当院公式HPに、もうひとつ大きな課題が残っていることに読者の皆様はお気づきでしょうか。
・・・そうです。メールフォームです。
どうしよう・・・
大事なのはまずスマホで扱いやすいことです。
できればUTF-8で書ければいいのですが、どうしよう。
旧HPは全部sjisで書いていたのですが、フォームの肝心の部分がなぜかeucになっていました。
レンタルサーバーを借りている大塚商会さんのサービスを素直に借りてやるか、それとも無料のを借りてやるか。
あれこれ迷い始めると尽きません。
この辺はプロだと迷いがないんで早いんでしょうが。
フォームを旧HPからコピペしたら、PCかiPhoneかどちらか、または両方のページが必ず文字化けし、うまく行ったと思ったら送信できなかったり。。。
もう少したって、フォームメールがうまく行ったらまたここで報告します。
【今回のまとめ】
はじめてのjQuery。本尊や総本山のようなものがあるのを初めて知った。
こんにちは。根本齒科室の根本です。
公式HPに重大な危機が迫りつつあります。
スマホ対応を急がないと、これではWeb経由の集患は望めない。
尻に火がついた私がすがったワラが「レスポンシブデザイン」でした。大枚をはたいて買った本。ソシムの奴です。ふざけんなよ2600円もしやがってw
いちばん最初のページに書いてあったのは「ボックスを作る」でした。
HPにはご案内のように、ヘッダー(HTMLのタグのではありません)、コンテンツ、メニュー、フッター(コピーライツ記載)のようにわかれています。
で大体、コンテンツが右でメニューが左のことが多いですよね。
それぞれにbox1とかbox2とか命名していきます。
最後に全体のくくりをboxAとすることにしました。
これがスマホの場合は
左右に2カラムなんて絶対なりませんよね。
通常メニューはトップにあるか下にあるか、ですが、一番多かったのは右上にハンバーガーメニュー([≡]こんな奴)が出てくる奴です。
でもどうも私はこの [≡] に共感を持てませんでした。
スマホの場合は指を下から上に勢いよくスライドすると、そのまま画面が慣性の法則に従って?!上に流れて(=下に移動して)いきます。ですからスマホの場合は上下的な移動はPCほど苦になりません。
PCの場合はマウスホイールでしょうが、あれはスマホと違って画面が慣性の法則に従わないのでスクロールは時間がかかります。またマウスポインタをスクロールバーの列に持っていくのもちょっぴり神経を使います。
[≡] は、下がスクロールできるとかできないとか、jQueryがどうのとか、面倒だし、重要な内容にアクセスしたいときに1回叩いて、探してもう1回叩く、という2度手間になってしまいます。
インプラントだ矯正だ審美だなどの細かい治療等の内容はまあ別ですが、いくつかの優先的にアクセスしてほしいメニューについてはもっと簡単にアクセスできるようにしたい。
悩んだ末、 [≡] は使用しないで、重要ないくつかのメニューだけヘッダーとコンテンツの間に横に並べて、他のメニューはコンテンツの下に押しやることにしました。
大きな決断でした。
これで大きな構成は決まりました。
box1 頭にヘッダー(スマホ用は小さく)
box2 その下にトップナビ(4~5つ)
box3 コンテンツ(PCは右)
box4 メニュー(PCは左、スマホは下)
box5 フッター(コピーライツ記載)
トップナビは4~5項目しか載せられません。
内容を厳選・吟味する必要があります。何にしようか…
「院内新聞」は絶対に載せたい。今や当院の隠れ名物です。
「メールフォームの問い合わせ」も絶対に載せたい。
「院長挨拶」は載せたい。
もちろん「コラム集(ジャンクステージ)」も載せたい。
だいたいその辺で埋まってしまいます。
もう後は、下のメニューに飛ばすくらいしか残っていません。
これで、スマホなら縦一列、PCならbox3とbox4は2カラムとスタイルを振り分ける。
HTMLタグ原稿は1つで使い回せます。
◆
たまたまですが、そのころ患者様でWebデザイナーをやっているT様という方が、詰め物が取れたと言って見えました。
すかさず質問してみました。
根「さいきん急に検索順位が下がって、Indeedに負けてるんですよ」
T「そうそう根本さんのところはいつも気になっていたんですけど、トップページから、アクセスまでの距離が長すぎて、見る方が飽きてしまうんですよ。これでは電話したり場所を探す前に中断されてしまいます」
結構強くそう言われました。
ああ、そういえばそうだった。
昔はHPを患者指導のアリバイようにしか思ってなかった。
根「○○に気をつけてください。HPにも書いてありますよ」
みたいな使い方しか考え付きませんでした。
まずは
すぐに電話できる
すぐ予定が分かる
すぐアクセスが分かる
が最優先です。
今まではPCページで、アクセスはトップページ(index.html)とは別のページに書いてありましたが、当然それをやめてGoogleマップごとトップページに直接書くことにしました。
そのかわり、PCページのトップページも、今までのような通販っぽいランディングページのようなものはやめて、 index.html も2カラムになりました。
フリーダイヤルのリンクは、スタイルシートを使って、
.電話リンク{
display:block; ←(まず何でも表示→スマホ「も」PC「も」)
}
あっとメディアスクリーンアンド(ミンウィドゥスは768ピクセル){
.電話リンク{
display:none; ←(例外として非表示→PC)
}
}/*赤枠{}内はPCのみに例外的に作用*/
と分けると、PCでは表示されず、スマホだけで表示されるようになります。
スタイルシートは後出しじゃんけんなので、最強は本文中のタグの中に仕込む奴ですが、それでは反則過ぎるし汚いので嫌いです。
そこで、まあこんな感じの順番にします。
marginだのpaddingだのdisplayだの:hover {何とか:かんとか;}とか、懐かしさをかみしめながら本に目を通していきます。
Tさんからはその他にいろいろなことを教わりました。
やはりレスポンシブスタイルにしたほうが上位表示には有利とのこと。
また、HP作りにWordPressが良いと言われたのには驚きでした。
10年前に個人でおふざけで自前のブログを作ったことがあり、そのときにWordPressをいじったのが最初です。
ですからジャンクステージは当初からやりやすかったんです。
話では最近は、WordPressでブログではなく普通のHTMLを吐き出すこともできるとのことで、たぶんずっとそれに馴染んでいたら、そっちの方が簡単に感じていたかもしれませんね。
◆
あと、やっぱりというか、jQueryの名前は出てきました。HPに動きを出すのにはよいとかだそうです。
今はあんまりHP上の動きとか遊び心には興味はないし、その辺のご宣託は右から左に抜けてしまいましたが、あとでjQueryでひとつ押さえておきたいところがあります。
Ajaxのもっとも簡単な関数のひとつですが、 load() です。
メニューとかフッターとかの共通部分は、一括管理をしたいですよね。
たとえば20ページとか30ページのホームページがあって、メニューのためにコピペを30回とか、秒で鬱です。
だからそこで朗戸()です。
なんでも、「本編.html」にはもう、メニューもフッターも書かなくていいんです。ただIDタグを勝手にdivり、「ここに読み込む」ということにするだけです。
別に「メニュー.html」を作成します。<html>も<body>もなにもなく、いきなり<div ○○>に始まり</div>に終わる、本当にたんなる中間部分、パーツです。
ですがすごいのは、これ「メニュー.html」ひとつ修正すると、すべての「本編.html」ページのメニューに反映されることです。
そのために、本文の方では</head>のぎりぎり直前に
<script src=”jquery-3.3.1.min.js”></script>
<script type=”text/javascript”>
メニューパーツの読み込み命令
</script>
だけ押し込めておきます。
まるで夢のような話です。
おじさんはびっくりです。
◆
ページをあれこれ増やすのは後にして、今の所一番読んでほしいのは、このコラムと、院内新聞です。
しかし、今までの院内新聞は、画像をすべてサムネイル化して読み込ませてから、いったん表示を閉じたりしていたので、読み込みに時間がかかるのかからないのって、ちょっとした苦行のような感じでした。
そのためにどこかからかコピペして持ってきたjavascriptは、今見て自分でもまったく意味が分かりません。
これ、無駄です。
サムネイルは一切廃止して、単なるリンクだけにしました。
そのかわり、リンクを四角く罫線で囲むことで、見た目がとてもスッキリしましたし、読み込みも一気に爆速になりました。
これはソシムの奴の187-188ページを参考にしました。
後はload()だけ です。
【今回のまとめ】省力化・簡素化の中に答えがある
こんにちは。根本齒科室の根本です。
さいきん、スマホからWebを見る機会も増えました。
ところが、うちのHPはPC用に作ってあるので、ピンチアウト(拡大)しないと、顆粒のような文字は全く読めません。
(まぁ、歯医者のHPなんてそんなもんだろう)
ある時、戯れに「根本歯科室」で検索してみました。
なんと、当院公式HPが全然ないではありませんか!
上位表示がIndeed、そうあの斎藤工と泉里香のCMの奴、ばかりなのです。
その他の検索サイトや街紹介サイトみたいなのがそれに続き、なんと公式が10位以下という体たらく。
「…えっ」
愕然として、今度は「根本齒科室」でも検索してみましたが、同じことでした。
ヤバい!何とかしないと
いろいろ上位表示とか順位とか検索して、ひとつ気がついたのは、このところGoogleのほうでモバイルファーストに方針を切り替えた(大分前からかもしれませんが)ようだということでした。
スマホで見やすいページのほうが、順位が上に行くようなのです。
嫌だけど、スマホで「龍ケ崎 歯科」で検索してみました。
いくつか出てきます。
当院と開業日が同じである「さとる歯科」さんも見てみました。
(おっ、見やすい)
とたんに恥ずかしい気持ちでいっぱいになってしまいました。
気持ちを切り替えて、県南の医療管理委員会でお世話になっている先生方のHPをチェックすることに。
「守谷タウン歯科」さん、「てらだ歯科」さん他…
(しまった!見やすい)
どうしよう。
自分がボーっとしている間に、時代が先に行ってしまいました。
(でも、スマホ用の原稿なんか面倒だ…)
以前、ガラケー用の原稿を書こうとして挫折したことがある私は、暗澹たる気持ちでした。
でも、もう少し調べてみると、phpとか出てきてさらに心が萎れてしまったのですが、「レスポンシブWeb」という、スタイルシートだけいじればスマホの見やすさも何とかなる方法もあり、現在はこれが主流とのことでした。
当院のサーバーであるアルファメールライト(大塚商会)は安いだけあって .htaccess とか便利なことがなかなかできません。でもこれならなんとか行けそうです。
レスポンシブデザインのキモは、画面の大きさが○○ピクセル以上になると、レイアウトやデザインがスマホ用からPC用に変わる、という点です。
その○○ピクセルを「ブレイクポイント」と呼ぶそうです。
ブレイクポイントをどこにもっていくか。
いろいろ調べてみましたが、767px以下をメインとして、768px以上を例外(PC)扱いとすることにしました。
iPadとかもあるっちゃありますが、あれは私には、小学生が親に同期してもらって、Wi-Fiがある所でゲームをしたりつべったりするものという認識で、大の大人が日常ブラウジングに使用するという発想には大きな飛躍を感じます
たぶん大人はiPhoneとかが多く、いちいちピンチアウトしてPCサイトを覗くほど暇じゃないと思います。
このままではじり貧だし、業者に金を出すのも嫌だ。HTML原稿をPC用とスマホ用に2本書くのも同じくらい嫌だ。秒で却下。
じゃ、レスポンシブデザインをするしかない。。
で、まずは本を買ってきました。
一冊はHTML5とCSS3をまとめた本で、もう一冊は「レスポンシブ」という名前がついた本です。
10年くらい前に初めてHPを作った時もそうでしたが、実際に作業をやり出すと細かい所はブラウザでそのままネットで検索して調べて作っていく場面が増えていきます。
しかし、最初の基礎部分は本があった方が断然いいです。
ともかく、いろいろなHPをまず見てみました。
見ながらブラウザの幅を狭めてみたら、いきなり2カラム構成のページが「じゃんっ!!」て一列に変更になって、右上にハンバーガーメニュー([≡]こんな奴)が出てきたのにはびっくりしました!
しかも、個人のページなどでそういうのが非常に多かったです。
(そうか、さいきんのHPはこうなってるんかい?)
いつも見てるYahooやMSN、食べログ、2ちゃんまとめサイトなどはそのようになっておらず、今回ブラウザの幅で表示やレイアウトが変わるということを初めて知って、ほんとうにビックリしました。
そりゃ大資本は原稿を2種類書くくらい朝飯前だから今まで気がつかなかったのかもしれませんが、本当に幅の大きさで変わるんだ。。。
【今回のまとめ】
時代遅れの根本、ブラウザ幅で表示を変えると検索上位表示に有利と初めて知る
つづきです。
◆
あっというまに引っ越しの当日がやってきました。
前回の引越しからまだ2年がたっていません(更新料を払っていない)。
ここに転居してくる前の、古い戸建の賃貸を出た頃が思い出されます。
あの頃は、息子も生まれておらず、室内犬やインコも、あまり清潔感を気にせず、今にして思えばやや汚れに無神経な生活をしていました。
一番かわいがっていたインコ『おみちょり』は、不慮の事故で、庭に葬ってきました。トイプードル『テオ』は、なかなか躾も行き届かず、犬初心者としては苦労しましたが、幸い市内に里親さんが見つかり、一安心でした。
あのときも、あれよあれよという間に荷物を積み込んで、さすがプロの仕事だなあ、と感心したものです。
かなり安普請な家で、あちこちカビが生えたり水漏れしたりして、安心して出産子育てをするには、ということで引っ越したのはご案内の通りです。
引越の前後は、あまり食器や調理器具を使いたくないものですから、必然的に外食中心になります。
結構集中的にファミレスやラーメン屋などに行きましたね。
1歳半の息子も頑張って付き合ってくれました。
また、引っ越し前後は子育て支援センターやファミリーサポートセンター、義実家などにかなりお世話になりました。
当日もじいじとばあばが預かってくださいました。
当初は支援センターに預けに行くときは別れ際に大泣きしたものですが、今では喜んで室内に入っていくまでに成長?!しました。この間も預けた後の別れ際に目があってしまったのですが、なんとニコッと軽く微笑んで、また目の前のお目当てのトミカのおもちゃに集中し始める始末です。
日々軽くなるパパの存在感。。
今回は引っ越しに合わせて、冷蔵庫(ノジマ電機)と、ソファー、ベッド(三越家具)の搬入がありました。Wi-Fi(光コラボ)の工事もあったことから、実態としては工事日に合わせて引っ越しの予約を取る形にしました。
冷蔵庫はずっと大きいのが欲しくて、この機に買い替えることにしました。
搬入の手順としては、まず新居に新しいのを入れてから転居前のマンションで古いのを回収する形になりました。
その間、業者さんのトラックを車で先導しなければいけないので、手を取られます。帰ってきたらWi-Fiの工事が終わっていましたが妻が立ち会ってくれていました。
ソファとベッドの搬入は確認する暇がありませんでした。気がついたらありました。
(ずいぶん立派なカウチソファとリビングだな・・・)
何だか他人事のように思われました。
そして残念ですが、新居に置き場所がなかったので、20年来の付き合いだったKORGの電子ピアノを破棄することにしました。
最初は娘が持ち込んだ電子ピアノと連弾できるかと思っていたのですが、そこまでリビングが広くありませんでした。
電子ピアノの処分は龍ケ崎市の『くりーんプラザ・龍』というところに持ち込みました。
計測方法ですが、入り口と出口に自動車ごと重さを量る台があり、その上に車ごと乗って重量の差を計測します。ごみの重量は
([行]車+人+粗大ごみ)-([帰]車+人)=粗大ごみ
という式であらわされます。。
持ち込むと、かなり安く処分してもらえます。粗大ごみで出す半分以下です。
寝室のカーテンはじいじ(義父)につけていただきました。
DIYには一日も二日も長けており、今でも心強く思っています。
また、段ボールに囲まれての生活が始まりました。
少しづつ始末しないと。。
◆
鍵交換の話
夫婦で話し合ったのですが、いくら売主さんとはいえ、他人が鍵を分かっている可能性があるというのは、あまり気持ちのいいものではありません。
玄関と勝手口と、2か所あります。
「鍵を交換できないかな?」
さっそくビバホームの入り口の鍵屋さんに相談に行きました。
店員さんの一人が当院の患者様なのですが、たまたまその方がいらしたので、質問してみました。
やはり工賃込みで1つ数万程度かかるとのこと。頭をかかえてしまいました。
やはり、DIYにトライするしかないのか。。
しかし、鍵を万一壊してしまって閉まらなくなってしまったら、どうしよう!
とりあえず「鍵交換」「DIY」などと入れて検索してみました。
すると、出るわ出るわwもう動画の山状態です。
見てみても、何か非常に簡単そうで、楽勝ムードがプンプン漂っています。
よし!
今扉についている鍵穴を見たら、トステムと書いてありました。鍵にはMIWAと書いてあります。丸い穴がたくさん開いているのでディンプル錠でしょう。
「トステム」「鍵交換」「DIY」で行ってみよう!
いろいろ選り取り見取りでしたが、『鍵の鉄人本店』というところのHPと動画が一番丁寧で分かりやすかったので、それをプリントアウトして学習しました。
簡単そうに見えましたが、何度も何度もシミュレーションしました。
扉の型番も間違いありません。
満を持して価格.comなどでサイトを探すと、不思議なことに、まったく同じものが上は4万円くらいから、下は1万を切る価格からあるのです。
もちろん一番安い所で、ぽちっと!
取り付けは・・・5分でした。
使用したのは、コンビニで売っているドライバーセットのみ!
ただ、グレイスゴールド(山吹色)を注文するところを間違えてゴールド(真鍮色)を頼んでしまったミスが一つありましたので、そのまま取付とはいかず、中身の交換になりましたが、そこも動画で予習済みなのでまったくNP(無問題)です。
いやーホームセンターに丸投げしなくてよかった。
案ずるより産むが易しの典型でした。
◆
表札の話
表札は、楕円形の形をしており、前のオーナーさんである売主さんの名前がついていました。
どうしようかと思って悩んでいましたが、ためしにスパチュラ(金属ヘラ)で引きはがしたら、あっさり剥がれました。
なんと接着材でつけただけでした。
あとは表札のメーカーを調べてネットで注文するだけです。
しかしなかなかぴったりのものが見当たりません。
「表札」「楕円」などと画像検索して、同じものが出てきたので、調べてみました。
そこのネットショップは、付けた表札の写真を撮ってメールで送ると2000円くらい引いてくれるとのことでした。
到着までに2週間くらいかかりました。でも着いてみて確認したら、これ2週間かかるか?って感じもしないでもありませんでした(笑)。
さっそく接着材でつけて一件落着。。
◆
G(曱甴)の話
このマウスみたいな漢字は広東語です。
この単語を日本語でここに書きたくなかったので。
転居して間もないある夜、妻が鬼の形相で飛んできました。
なんだと思って話を聞いたら、なんとG(曱甴)が出たとのことです。
どこから侵入したんだろう???
それにしても、早すぎる!
まだ引っ越して間もないし、調理もしてないし・・・
と思ったら、こんどは階段とか娘の子供部屋とかからも出てきました。
これはイカン!何とかしないと。
「戸建 G(曱甴)」で検索したら、室外機の横とか縁側など、家屋の周囲に接してブラックキャップとかコンバットなどの毒餌系を置きまくるのが良いようです。あと、エアコンの排水ドレンホースに網をかぶせるのが有効なんだそうです。
さっそく100均で三角コーナーネット50個入りを買ってきました。
置きまくった次の日から、本当にピタッとでなくなりました。
・・・と思って安心していたら、先日久しぶりに階段で見てしまいました。
さっそくブラックキャップを新しいのに交換です。
◆
アルミサッシと網戸の話
ある日、リビングのカーテンをめくってみたら、長さ2~3ミリのコバエが窓とカーテンの間でたくさん死んでいました。
何だか力尽きたようでしたが、とても気持ちが悪く、原因をいろいろ探ってみることにしました。
そうしたら意外なところに問題がありました。
アルミサッシの網戸の開け方でした。
ご案内の方も大勢おられるかと思いますが、アルミサッシは網戸を右側にして、右側の引き戸を開けるようにするんだそうです。
私はそんなことは全く知らず、いつも網戸を左側にして左側の引き戸を開けていました。
これでは封鎖が保たれず、コバエなどが出入り自由になってしまうんだそうです。
ひとつお利口になったある日、別の部屋のサッシの引き戸を開けてみたら、ガラスの外で力尽きたコバエの死骸をトカゲが一生懸命食べていました。うーむ、自然の摂理だ。。
◆
アンテナの話
給湯器もそうでしたが、これがとてもびっくりしました。
まるで狐につままれたようです。
前の前の住宅は、込み入った住宅街の中ながら非常に映りが良く、千葉テレビとかTVK、J-COMテレビなど、結構よけいなものまでみられました。
前のマンションは、高い階だったのですが、そこまでは見られず、でもブースターを咬ませたらひととおりは大丈夫でした。
それが、今のところは非常に電波状況が悪い、というか、おそらくどこかで断線しているんだと思いますが、ブースターを咬ましても全然見られません。
仕方がないので、プラス室内用アンテナを買ってきて、ぶら下げたり縦にしたり横にしたりしながら、何とか見ています。
ちなみに茨城なのですが、NHK総合の茨城が映らず、東京のしか映らないのでそっちを見ています。
ちなみに私の家族はほとんどテレビは見ない人間ばかりなので、Wi-Fiさえ繋がっていれば生きていけるのですが、息子はまだ1歳なので、いないいないばぁとかおかあさんといっしょとかピタゴラスイッチとかきかんしゃトーマスとかがまだ必要です。あと乃木坂とかE-Girlsなんかも好きみたいです。
室内用アンテナをつないで何とかEテレが映ったときは、本当にホッとしました。
◆
退去立会いの話
転居から1週間ほどで、以前のマンションの退去立会いがありました。
前の前の所を退去するときは、トイレに生えたカビを私のせいにされたりして、かなり修繕費用を取られました。
今回退去するマンションは、ご案内の通り退去後にオーナーさんが居住するので外部に貸し出さないことや、オーナーさんの都合による退去だったことから、補修は全部大目に見ていただきました。
変な瑕疵が増えたりはしていないんですが、それでも、前回もそうだったんですが、ついほんの数日前まで生活の息吹に満ちていた空間が、チリ、ホコリに塗れた殺風景な伽藍堂(がらんどう)に成り果ててしまったのを見ると、まさに「空間の死」という言葉がぴったりで、少なくとも良い気分はしません。
そして、前もそうでしたが、よく見渡すと必ず忘れ物があります。
今回はお風呂関係(手桶、腰掛)と、キッチンの花瓶がそうでした。
また、賃貸の場合は、撤去時に必ず照明は原状回復しておかないといけません。
私の場合は、入居後に直ちに全部の照明をLED化してしまったので、引っ越し当日の朝にすべて入居時に保存しておいた古い白熱電球に付け直しました。
不動産屋さんが、汚れきった空き部屋をくまなく、それこそ「犯罪捜査」のように見て回る横にいると、何か因縁でもつけられそうでドキドキします。数年前に、別会社ですが「これは記録しますね」「これも記録しますね」みたいにねちねちやられたことを思い出し、いい気分はしませんでした。
前にも書きましたが、賃貸に出てるということは住宅ローンも終わって減価償却も終わってるってことなんだから、細かいことをあまり言わないでほしかったんですけどね。
先日、その家の前を通り過ぎることがありました。
おそらくオーナーさんの娘さんと思しき方でしょうか。
オーナーさんと同名の表札がありました。
向かって左側の花壇には、おみちょりが眠ってるんだよね。。
あの後は、きれいな花を咲かせてくれて、ありがとう!
まあ、何とかあまりお叱りを受けずに、和やかなうちに退去立会いは終了しました。
明日は水道が止まることになっています。ガスはもう止まっています。
部屋は、不動産屋さんと一緒に出ました。
出るときに、扉の郵便物入れに、透明なガムテープのようなものを張りました。
見るとb>「投函禁止」とびっしり書かれています。
何だか、部屋の息の根を止められたようで、ちょっと感慨にふけってしまいました。
ちょっと前までは、下の階や隣の棟に娘の同級生がいたり、掃除のおばさんと仲良くなったり、いろいろあったのに。。
・・・
最後の最後、忘れ物を持ってマンションの1階の階段を出るときに、ふとした偶然で、ガラスの花瓶を割ってしまいました。
(この子は、引っ越したくなかったのかな?)
↑
いや違う、単に根本の運び方が雑だっただけだ
つづきです。
今日からこの家が私の物と言っても、まだ住んでもいません。
表札は前の人の名前がまだ残っています。
雑草もそうですが、生垣のよく分からないバラのようなものとかが大爆発していて、下手に給湯器の方に向かおうとすると上半身傷だらけになってしまいます&クモの巣があちこちに。。
家といっても中古。しかも値下げ交渉をしたので、ハウスクリーニングを入れずに
現状渡しということになりました。
床も壁もキッチンの天板もほこりだらけで、ベタベタしています。
トイレの便器など、1階も2階も、まっ黒です。
ちょっとまだ、住むという単語の概念とは程遠い状態です。
最初はまずは自分たちで部屋掃除を、とか思いましたが、ちょっと無理があり、やはりいちどプロを入れて掃除をすることにしました。
そうでもしないと、引越しすらできません。
いろいろ業者のページなどを見ていると、その清掃のためには、電気、水道、「ガス」が必要だとのことです。
電気と水道はそのまま使用できましたが、ガスの開栓は立会いが必要です。
ガスの開栓は、早めに予約を入れて、作業していただきました。
そのときに、給湯器の試験をしますといって水洗をひねったきり、作業員の方が外に出たまま戻ってきません。
5分くらい、心配な時間が続きました。
やっと戻ってきました。
作「給湯器の内部が壊れて、水漏れしています。修理が必要です」
根「時間がかかりそうですか」
作「修理自体は、別の業者にやってもらう形になります」
(・・・)
また、絶句してしまいました。
こういうところは賃貸だと必ず管理会社が何とかしてくれるところなのですが・・・
「い」さんの担当者に電話してみました。
根「ガスの開栓で、担当者が給湯器が壊れているといっています」
い「そうですか、じゃあエネスタに電話してください。電話番号は・・・」
にべもない対応です。
売買の時はこんななのか??
とにかく、エネスタに電話して、何日も調達にかかった部品を3つも交換して、やっとお湯が出るようになりました。
◆
それからやっとハウスクリーニング業者探しです。
「ハウスクリーニング」「龍ケ崎」で検索したら結構ごちゃごちゃ出てきました。
とりあえず大手は高そうだったのでパスです。
中小とか個人の業者さんががまとまった「くらしのマーケット」というサイトがあったので見てみました。
その中で、かなり良心的な価格だった
https://curama.jp/443312146/
こちらの方に連絡を取ってみました。
そのときは4L(4LDK)で42000円(現在は52000円に値上がりしてしまいました)でしたので十分範囲内でした。
店長は黒岩さんと言います。
メールで予約を取ろうとしたら、結構人気で、1週間以上あとの日になってしまいました。
今スケジュールソフトを見直してみたら、清掃日が引越しの数日前になっていました。
この方は、基本的にひとりでなさっていて、4Lは2日かかりますとか言っていたのですが、後でもう1日かかってもいいですかと申し出があり、結局まるまる3日かかりました。
プロ的に結構思った以上に汚れがあったのかな?
それとも黒岩さんがマイペースだったのかな?
さすがに確認立会で拝見したら、ピカピカになっていました。
◆
カーテンやテーブル、など、新居でほしいものもいくつかあります。
ニトリとか山新などで安く揃えたいのですが、それでも何十万も出て行ってしまいます。
いくつかは転居当日には間に合いませんでした。
冷蔵庫は、新調することにしました。
この日のために、ノジマ電機でドコモひかり契約をして、何万ポイントもためておいたのです。
一気に吐き出す形になりましたが、結局差額の自腹が4~5万で済みました。
◆
ちょうどその頃、引っ越し業者さんも探していました。
じつは、転居前のマンションに引っ越してくるときに、サカイさんにお願いしました。
このときに、引っ越し業者の営業担当の人の習性として、とにかく相見積もりを取らせないように頑張るんだな、と強く感じました。
とにかくそこで、話を決めさせようとするのです。
「今じゃないとこの数字は出ませんよ」みたいなことを言うんです。
結構嫌な思いをしました。
そのとき、3件目のサカイさんのつくば支社の営業のMさんとも、そんな感じもなくはなかったのですが、当時の妻のお腹が大きいことが話題になりました。
M「じつはうちも明日出産予定なんですよ」
根「えっ、偶然ですね!おめでとうございます」
M「うちは帝王切開なので、もう入院していて云々」
根「そうですか。お大事に!うちは10月後半予定何でこれからですね」
もしかしたらウソの営業トークだったのかもしれませんが、すっかり仕事とは違う話で盛り上がり、嫌な気持ちもしなかったので、Mさんにお願いすることになりました。
サカイさんにはリピーター割引というものがあり、2回目は結構値引きしてくれるそうです。
それだけを頼りに、適当にスマホでサカイさん(の土浦支社)に電話して、見積もりの予約を取りました。
当日の朝、見積もり担当の方がいらっしゃいました。
・・・なんと妻の方が先に気がつき
妻「ああ、前回やっていただいた方ですね!お子様お元気ですか?」
根「そうだ、思い出した。次の日に出産の方でしたね」
M「ああ、あのときのお客様ですか?これは奇遇ですね!」
あのときのMさんでした。
私は顔は忘れていましたが、手にできたタコを見て思い出しました。
また、子供の話であっという間に時間がつぶれました。
じつはMさんは、当時はつくば支社でしたが、たまたま、今年の4月に土浦支社に転勤になったそうです。
もしかしたらウソの営業トークだったのかもしれませんが、すっかり(ry
むこうの女の子はうちのよりも3ヵ月くらい先輩ですが、もう「ママ」「ぎゅうにゅう」とかしゃべるようです。
うちはまだ「うめ~(鼻や口の周りをいじるのをやめろ!)」とか「えん~む(ちょっと待って)」とか「あっがー/がー(いとをかし)」等の日本語ではない喃語ばかりだったので、ちょっと嫉妬しました。
またMさんはラグビー経験者で、ちょうどそのころアメフトで悪質タックル問題が世間を騒がしていたころだったので、いろいろ聞いてみました。
やっぱり競技人口などからも、アメフトはラグビーの人が流れていくことが多く、逆はあまりないとのことです。
また、ラグビーの人から見るとアメフトの人は防具をつけて窮屈そうなんだそうですが、アメフトから見ると、ラグビーの人はよく防具もつけないであんなに当たれるなあと、恐ろしく感じるようです。。
Mさんはまた、その経験と技術をいかしたタカイタカイを子育てに活用しており、実際に3~4メートルは上げますよ、2階位の高さです、と平然と言ってのけました。
そんなの、私のような素人がやったらすぐに他界他界になってしまいます。
気がつけば、引越しの段取りも終わっていました。
エアコンの代金も込みで、前回と同じ料金にしてもらいました。
あとは、食器などをしまって、当日を迎えるだけです。
つづきです。
思い切って内見してみた売買物件。
築浅だけあって、なかなか良さそうです。
ここは、不動産屋さんの元(売主さんの代行店)が「あ」さん、先(買主さん(=根)の代行店)が「い」さんと仮にしておきます。
「い」さんは、歯科医院関係でもお世話になっている旧知の会社です。
い「先生、とにかくローンを組む準備をしましょう!」
根「大丈夫でしょうか?事業資金の借り入れも結構あって心配です」
い「大丈夫だと思います。今度担当者を連れてきます」
「まずはモーゲージバンクAでやってみて、その後、割合審査が甘いB銀行とかもありますよ。」
「とにかく最初の1歩を踏み出しましょう」
凄いノリで、こちらがビックリしました。
しかし私は泣く子も黙る自営業。銀行的に最悪の属性です。
私が担当者だったら、こんな内情の男には絶対に鹿島線
すごく不安になったのを覚えています。
春先のことです。
医院に、Aの担当の方が見えました。
何回か面談をしました。
まず、現在の借り入れを知りたいということで、全部申告しました。
(ここから先は非常にセンシティブな情報を含みますのでフェイクをたくさん入れます)
借金をすると、個信(個人信用情報)に履歴が残ります。
また、返済が滞ると個信の、おもにCICに履歴が残ります。
個信に乗っているものも、乗っていないものも、全部申告しました。
リボ払いの結構大きいのもありましたが、ネットで調べた所、「返済負担率」が大事だとのことで、「標準コース」から、月の返済額を圧縮できる「長期コース」に、ごていねいに審査前に変更しました。
今にして思えばこれが大きなマイナスポイントでした。
返済負担率が下がるものの、総額が増えてしまいます。
この辺は結構いろいろ言われました。
後言われたのが、免許証の末尾の番号です。
あなたの免許書番号の末尾は何番ですか?
私は番号が大きすぎて、助川自動車工業から軽トラを借りられませんでしたwww
いろいろお気楽に再発行しながら過ごしてきたせいか、かなり大きな番号です。
だいたい何年ごろにどこで何をして無くしたか、というのを、引っ越しとか部活の遠征とか国際学会で無くしたとか、思いつくイベントを照らし合わせて5回分を箇条書きにして作成していきます。
もうひとつ、これが痛恨のミスだったのかもしれませんが、こんなことがありました。
A銀行から、うちは申告書は2期で見ますが、昨年と一昨年で見るか、今年と昨年で見るか、どうしましょうか、と質問がありました。
住宅ローン申請の申告書は通常3期なのですが、ここは甘いので2期で見てくれるとのことです。
たまたま今年分(昨年1月から12月までの分)の申告書がまだ税理士から届いていなかったので、昨年と一昨年で見ることにしました。
これが致命的なミスでした。
じつは、一昨年の分は税務調査が入ったせいで、修正申告を出していました。
これが、融資にとっては非常にまずかったようです。
担当者からすぐ電話が来て、納税証明書と申告書の金額が何百万も違うけど、コレについて打ち合わせをしたいと言ってきました。
また医院に見えたときにいろいろ話し合いをしましたが、本部の方がいろいろ言って来て、この辺を何とか納得させないとという段階です、みたいな話になり、いろいろ打ち合わせをして、よろしくお願いします、みたいな感じになりました。
要は、なぜ納税額が申告書と異なったのか、なぜ修正申告に応じたのか、などを、本当の理由を書かずに、税理士との認識の相違とか、税務当局との認識の相違のような文言で作文をすることになったわけです。
それから一週間後に、携帯にお電話をいただきました。
結果は、否認でした。
その携帯は、外にいるときに歩道の上で取ったのですが、聞いた瞬間に腰の力が抜けるのを感じたのを今でもはっきりと思い出します。
思い返してみたら、落ちて当然だろうみたいな内容だったんですが、とにかく腰の力は抜けました。
どうしよう、妻になんて言おうか…
仕方ない、B銀行で出すしかない。
ここに落ちたら、自殺しよう。もういいや、俺の人生なんて。。
このときほど、自営業である自分を呪ったことはありませんでした。
審査待ちの間に、たまに妻に聞かれたときに、(どうも審査が長引いてるようで)なんてごまかしているときには、生きた心地がしませんでした。
◆
今回は、前回の失敗を参考に、いくつか作戦を立てました。
まずは、個信(CICと全銀)を自分で取り寄せました。
【個信を自分で取り寄せる分には銀行からは見えない】
前回はこれに気がつかなかったばっかりに・・・おっとここから先は書きません。
見た所、ショッピングリボは載ってませんでした(キャッシングは載ってました)。
でもこれについては、B銀行の担当者に、残高ゼロの証明書をカード会社に書面で出してもらえと言われ、結局ゼロにすることにしました。
住宅ローンのときにはよくあることなんだそうです、とB銀行の担当者。
キャッシングゼロはすぐに出ましたが、ショッピングは、リボと1回それぞれで出せないので、1回払いの分もゼロにしてから書類の提出になりましたので、非常に手間がかかりました。
そこに手持ち資金をかなり突っ込んでしまいました。
一番恐れていたのは、通帳コピーの提出です。
そこには、メインバンクではないけど大変お世話になっている銀行さんとのやり取りもいっぱい乗っています。
そこを見られると、おっとゲフンゲフン・・・
でも大変お世話になっている銀行さんの方にお話を伺うと、通帳コピーは、借り換えの時にはメインの通帳の返済実績を見せろと言われるけど、新規の時は基本的にそういうのは聞いたことがないから大丈夫だと思う、との話でした。
実際そのような狼藉は怒らずに、私はホッとしました。
ある日、電話が携帯に来ました。Bの担当者からでした。
一応承認になったので、あとは売買契約と金消契約をして、引渡ですね、とのことでした。
すでに1カ月たっていて、4月の中旬でした。
ああ、毎日生きた心地がしない日が続きましたが、ようやくけりがつくことになりました。
これで、追い出されて路頭に迷わなくて済みます。
◆
さらにそこからが売買、金消、引渡で1カ月近くかかります。
ネットを見ると、その期間内に、カードローンやキャッシングなど、個信に傷がつくようなことをすると、融資の実行停止、みたいなことが盛んにネットで出てきます。実行当日に個信を参照する、みたいな話も何とか知恵袋とか教えて何とかのようなところにはちらほら見受けられます。
そんなのを見るだけ心臓に悪いというものです。。
売買契約でかなりの額の手付を要求されました。
これは手付を払った後に売主が売買を拒否したときは、手付を返却して、さらに同額の手付けを買主に払うという、いわゆる「手付倍返し」の手付けです。もちろん買主の私が途中で購入をやめたら没収です。
最初100万と言われましたが、さすがに値切らせてもらいました。
それでもキャッシュフローが壊滅的になりそうだったので、親族に一時的にすがりました(実行後にすぐ返しました)。
引渡の時には、「い」さんの事務所で行いました
もう5月末です。
その場で登記の書き換えを行い、融資実行、即振り込まれたのを全員で確認という流れでした。
売主さんにとにかくお礼を言われたのにはびっくりしました。
今日からこの家は私の物です。
しかし、だからといってすぐ住めるわけではありません。
やらなければいけないことはたくさんあります。
(つづく)
このたびは大変ご無沙汰しまして誠に申し訳ありませんでした。
気がつけばもう前回の投稿から半年もたっています。
ちょっと、歯科とは関係ない件なのですが、自分の人生の中でもたいへん大きな動きといっていい出来事がありました。
感覚的にはほんの1、2ヵ月のように感じられたんですが、あれよあれよという間にもうこんな時期です。
その間のお休みが大変長いことになってしまっているので、歯科とは全く関係ないながら、簡潔に説明させていただこうと思います。
◆
ところで、前回エントリーは2月12日となっています。
まさにその日に、一本の電話が鳴りました。
電話の主は、現在の住まいの不動産屋さんでした。
その日は義実家にいたのですが、話を聞いているうちに「口が開かない」ではなく「開いた口がふさがらない」状態になってしまいました。
不「今お住まいの賃貸物件ですが、そこのオーナーさんが公務員なんですが、2019年の3月に定年になって、現在お住まいの官舎を出られるんです。
そこで、それ以降の新たなお住まいを探す費用にしたいので、それまでに根本さんに今お住まいの物件を購入してもらえないか、という相談です」
根「えっ(ここ即答は無理ですよね)・・・」
不「オーナーさんは、950万でどうかとのことですが、いかがでしょう」
根「(以下同文)」
何でも、龍ケ崎市内のマンションですが、うちで購入しなければ、とりあえず居住中でも売りに出したいみたいな感じだったんです。
ひとまず話を引き取らせていただきたいと電話を切って、頭を抱え込んでしまいました。
妻と相談しました。
築25年くらいたっていて、節々の傷みも気になる。
高層階なので、子供が万一落下事故などおこしてしてしまったらと思うと非常に不安。
また、非常に珍しい作りなのですが、エレベーターが一つ下の階までしか届いておらず、駐車場からエレベーターに乗って降りたら、最後のもう1階は階段を登らなければいけない。
キッチンが狭くて閉鎖的なので、作業中に幼児がベビーゲートの外で心配して泣き出すことが多い。
・・・
いろいろダメだしすると出てきます。
https://ameblo.jp/radice62/entry-12198129984.html
上記のブログは、私がペットについて書いていたブログですが、ここにもあるように、2月12日現在住んでいたマンションは、その前の所の戸建の賃貸から2年前に転居してきた物件です。
その前の戸建て賃貸があまりにも安普請で、清潔面に大きな問題があり、満足に出産・子育てをするには不適当だという結論に至ったが故の転居でした。
あのころを思い出しつつ、こんなことになるなんて、と考えると茫然としてしまいます。
後で気がついたのですが、基本的に住宅ローンの間は賃貸には出せないルールみたいです。築浅の戸建賃貸というのがなかなか出てこない訳です。。
とにかく、この中古マンションを950で買うか出ていくか。
大前提は、現在の住所の学区である○○小、◇◇中を外さないことです。
しかしそんなに都合よく賃貸物件なんか出てきません。
もうこうなると仕事もなかなか手につきません。
(これ、でも買うのはちょっとなぁ・・・)
(ってことは俺と家族は今の所を追い出されるのか)
妻がひとつ、よさそうな物件を見つけてきました。
賃貸でそこそこよさそうですが、家賃が1万円高くなるのと、通学に大きな交差点を渡らないといけない立地だったんです。
やっぱりそこもパスです。
自分で見つけてきた妻でしたが、自分からパスしてきました。
私は感心しました。孟母三遷って、こういうことを言うのか・・・
しかしまさに「お先真っ暗」という言葉がぴったりなまま、あっというまに1ヵ月が過ぎました。
そりゃ、仕事も手につきませんし、コラムやブログどころではありません。
ひとつ、院内新聞『種』だけは頑張って作りましたが、それが精一杯でした。
また、現在の住まいの不動産屋さんから電話が来ました。
不「今お住まいの賃貸物件ですが、オーナーさんが現在お住まいの官舎を出た後、家さがしをするのではなくて、やはりそちらに戻りたいとのことです。
つきましては、それまでに物件が見つからない場合は当社でも類似の物件をご紹介させていただきたく…」
根「(やっぱそうなったか)」
(ここは賃貸にこだわらないで、売買物件も見てみようか)
少し考えが変わりました。
もし銀行が貸してくれるなら、月の返済額は家賃よりは抑えられそうです。
だったら、安い賃貸に住み替えたと思って住めばいいかもしれない。
万一住み替えを検討するときも、土地代くらいは帰ってくるだろう。
妻がひとつ、よさそうな物件を見つけてきました。
しかしそこは、賃貸ではなく売買物件です。
思い切って内見してみました。
(つづく)
こんにちは。根本齒科室の根本です。
いやだけど頑張る
好きだけど我慢する
これは動物にはできない、知的にタフな作業だと前回言いました。
でもよくここ数日を思い返してみると、どれだけこの作業をできたか?
ほとんどが好き嫌いに流されて生きていることに気がついて愕然とする。
嫌なことはしない
好きなことだけする
と歯はどうなるか。
ちなみに歯は、自分で勝手に悪くなることはほぼ皆無で、歯がくっついている人の方に原因があって悪くなることがほぼ100%なのは理解してください。
ここで、私が日ごろから気になっている「口が開かない人」について考えてみます。
当院の患者様でむし歯に困っている方のの過半数の方は「口が開かない人」です。
いつも(○○さんはやりにくいなぁ)(●●さんはしんどいなぁ)等と思いつつやっているのですが、我ながら非常に手がかかります。
それで今回このことを書く気になったかですが、1歳3か月になる我が息子の口を見たからです。
離乳食と幼児食の中間くらいの息子。
スプーンで食べさせるのは私の仕事。
ママ手作りの料理は大のお気に入り。
カパッと大きな口を開けて・・・
(すげー!あれっこれうちの患者様の○○さんや●●さんよりも大きくね?)
マジかよ。1歳児のくせしてwww
というか、「口が開かない人」の顎関節の方に問題があるのでは?
思いいたるまでに時間はかかりませんでした。
口がまったく開かない人はもちろんいないわけですが、問題はその開き方です。
開き方が悪いと、将来歯ブラシや治療でかなり苦労することになります。
◆ 顎の運動 について
下顎運動はおおまかに「回転」と「滑走」に分けられます。
まとめてみておくと分かりやすいので「顎が外れる」というのはどういう状態かも併せて示しておきます。
図で言うと、まず①回転運動から始まり、中盤から②滑走運動に移行します。
開く人は初期の①回転がスムーズです。下顎の咬合平面が上顎となす角(青いθ)が45度近くまで開きます。
患者様でも、開き過ぎて歯が唇に隠れてしまうので「そんなに開けないで、8分目くらいで結構です」と言わなければいけない人もかなりいます。
しかし「開かない人」は、下あごが平行に下に行くばかりで、回転しません。
口を開けてもほぼ平行なまま。
ちなみに③の顎が外れる状態は、②の滑走が行き過ぎて、骨の隆起を超えてしまった場合で、傍目には顔面が2倍くらいの長さになったように見えるので一目瞭然です。
付け加えると、顎関節症で顎がなったり「大きく口を開けると外れる」とお訴えの方も少なくありませんが、そのうち99%は③の状態ではなく②の状態の範囲内で、軟組織である関節円板(半月板の一種)が少しずれたレベルですので、大きな心配はいりません。
◆ 顎の運動と骨格 について
もうひとつ、一般論ですが、猪木や荒川静香、野球で言えば内川や石井一久のような、横から見て下顎が出てエラが直線的なタイプ(3級傾向)は可動域が狭めで顎が開きにくく、ダルビッシュや安藤美姫、つんくのような、横から見てエラが直角に近くオトガイがやや後ろでちょこんと尖っているタイプ(2級傾向)は可動域が広く顎が開きやすい傾向があるといわれています。
しかしこれも個人差で大きく変わります。
http://slideplayer.com/slide/8973113/
の
(直林)
この絵を見れば、大まかなイメージがかみやすいのではないか。
3級傾向の人は、プラークコントロールで不利な点がひとつあります。
それは、下顎前歯舌側部が内側に傾斜しているので、歯ブラシを充てるのが至難の業なんです。
ですから、歯石が付き放題の人が多い。
◆ 私の顎は開くのか、開かないのか
顎が開かない人が(私は口が開きにくい)と自分で気がつくことは、おそらくほぼないと思います。
そういう方は、我々が道具を入れようとしたときにはじめて判明します。とても入れにくいので、やんわりと指摘します。
「窮屈な場所なんで頑張ってください」
「前に歯医者の治療で苦労されたことはありませんか?」
治療していると非常によく分かります。
当然ですが、道具が入りにくい人は、歯が汚い。
我々プロが専門的な道具を使って目視しながらやっても難しいわけですから、一般の方が見ないで勘で歯ブラシでこすったって、端の方なんか全然当たるわけがない。
したがって、歯科疾患の罹患率が高い。
特にむし歯の人に口が開きにくい人が多いのが気になります。
甘党、生活スタイルが杜撰、口腔乾燥傾向などの要因がないのにむし歯になるパターンで、この「口が開かない」は結構多いです。
これは私にとっては絶対的な定理、いや公理です。
名医ではない私は、難しい口は治療しにくいし、簡単な口は治療しやすい。
この辺がすぐにダイレクトに伝わってきます。
ある意味、凡人ならではの利点かもしれませんね。
本当なら、ものすごく重要な情報なので、もっとしっかり伝えてあげたい。
「あなたは口の形が開きにくくて、道具も入りにくいんです」
「私の臨床実感として、平均的にはこのくらい開くものですが、あなたの場合はここで止まってしまってこれ以上開かないのでここに届きません」
「普通に歯ブラシをしているだけでは届きません。ここは頑張ってこうこうしてください。じゃないとここがすぐダメになります」
・・・
患者様、おそらくいい顔はされないでしょう。
「何を基準に、開きにくいとか決めつけてるんだ?」
「歯ブラシ程度で無理したくないし、悪く言われるのは心外だ」
いや、基準は経験ですけど。
それに私が言わないとだれも言わないでしょう。だから進んで猫の首に鈴をつける憎まれ役を買って出る人間が必要なんです。
裏側の歯石も同じです。
私が取れないとだれもその歯石を取らず、その歯石のせいで骨が溶け、(便宜的な呼称としての)歯槽膿漏=手遅れになるわけです。
前の歯医者では技術的に難があったか道具が古かったかなどで、結果としてその歯石を取ってもらえなかった。
だから積極的に憎まれ役を買って出る人間が必要です。
話を顎に戻します。
◇ 顎を開ける努力
◇ 歯ブラシを届かせる努力
について書いてみます。
(歯ブラシを届かせる努力を後に書いたのには理由がある)
顎が開きにくい人は、自分ではもうこれ以上は開かない、これが普通だと思っているので、それ以上開けようとしないものです。
下顎運動はおおまかに「①回転」と「②滑走」に分けられました。
開きにくい人は、基本的に初期の①回転が制約されていることが多いのは先に書いた通りです。
「③顎が外れる」滑走系の運動とは関係ありませんので大丈夫です。
なので、①の回転に限定して、辛抱強くストレッチをして可動域を広くしていくことができたら、歯科疾患の予防に非常に資すること間違いないと、私は断言できると思います。
この顎の①回転を阻害しているものは主に周囲の「靭帯」や「腱」です。無理はいけませんが、これらの軟組織は根気よく柔軟やストレッチをすることで相当どうにでもなります。
ちなみに、股関節を見てください。
靭帯や腱がどうにでもなる大きな証左です。
どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法(Amazon)
これをやれば、私でも4週間後には何とかなるのかもしれません。
しかし、口についてこれを提唱した人はまだいないので、このような考え方が無理のない範囲でぜひ少しでも広まればと思うところです。
分かりにくい補助線ですが、耳の前の赤い点を回転の中心軸とすると、滑走せずに回転だけさせようとしたら、水色の矢印のように、
「下方」ではなく「後下方」
になるのは分かりますでしょうか。
真下に顎を引きずり出したらそれこそ回転軸(赤い点)が前に外れてしまいます。
この「後下方」に上手にストレッチが出来れば、解剖学的にも可動域の制約が徐々に取れてくるのではないかと私は考えます。
頻度ですが、関節円板前方転移に伴う疼痛の寛解のためのストレッチを参考にすれば間違いはないかと思います。
私の場合は一例ですが、入浴中に30秒×3セットくらいが無難だと考えています。
自力で口を開けるのではなく、あくまで他力(右手の力)で下顎を「後下方」に押し下げて、やや痛いレベルの所で止めて30秒です。そのあと30秒のインターバルを入れて1セットとします。
この下顎の可動域については仕事上結構気になるので稿を分けた次第です。
【今回のまとめ】下顎の可動域が歯科疾患の罹患率を大きく左右する(と私は思う)