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かあちゃん、
モンタルチーノ時代は薪ストーブ、
現在は暖炉と10年以上、冬が来るたびに火をつけ続けています。
日本に暖炉のある家庭は少ないかも知れませんが、
キャンプなどで火をおこす時、
下からつけていませんか?
細い燃えやすいものから燃やして、
後からだんだん大きな木を足して、
燃え上がるまで空気を入れたり、
燃えやすいものをまた足したりと世話が焼ける。。。
私も10年以上そうやっていました。
煙をモーモーと出しながら
当たり前だと思い込んでいたこのやり方、
ときには(しょっちゅう)消える原因を
「木が湿っている!」と木のせいにしたり。
だけど今年の秋、
ふと目に止まったこちらの友達の投稿。
スイスのある科学者が
「火は下へ下がる」
と説明しているビデオ、
淡々とした口調で、
「燃え上がるのは炎であって、
火自体は下へ下がるので火は上からつける」との事。
で今年からはこれ。
暖炉が小さいため、斜めに置いてわかりにくいですが、
下から太い順に、縦横格子に隙間なく積み上げ、一番上で小さく燃やすのです。
わかりますか?
太い薪を縦に並べ、その上に同じ幅で今度は横向きに。
順に薪を細くしていき縦横を同じ幅で繰り返し一番上で燃やすんです。
このやり方、本当にすごいと思ったのは、
炎が上なので煙が少ない!
そして落ちた灰もまた萌えるので残りカスが少ない!
そう環境に優しいし煙突も汚れない、
何しろ、つきっきりにならなくても
消えない!!
目から鱗です。
どれくらい燃やすかを計算しながら木の太さと数を選び、
一度つけたらもう付けっ放し。
割り忘れたのか?と思うような太い薪でももう怖くない!
木が不揃いで時々コロンとかけらが落ちると危ないので、
手前には水を張った鍋や具を入れた鍋を置いておくと、
楽チン晩御飯の出来上がりだし、
いつでもあったかいお茶が飲めます。
グリルやパンのトーストだって網を乗せればオッケー。
ああ、手抜きって楽しい!
ありがとう、スイスの科学者さん!
皆さんも是非お試しを。