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2018/02/15

お久しぶりです。トンガの鈴木です。

月曜日(2018年2月12日)深夜、サイクロンGite(ジータ)がトンガを襲撃しました。

トンガ最接近時の中心気圧930hp、最大瞬間風速60mと言われる

トンガ観測史上最大の大型サイクロンで、

トンガタプのそばにあるエウア島に上陸し、トンガタプ島をかすめていきました。

その晩は大使館、JICAの入っている建物に避難しました。

サイクロンの目からちょっと外れた位置でしたので

終始「超」暴風圏でした。

金曜日に大使館より「熱帯低気圧がサイクロンになりそうなので注意を」

と言った注意喚起メールが入り、

土曜日にサイクロン注意喚起に変わり、

日曜日にはサイクロン警報が発令され、

月曜日の晩に備えたのですが、

月曜の昼過ぎまで見た目は超いい天気で、

サイクロンは本当に来るんだろうか?と思えるほどに。

にもかかわらず、トンガ政府はサイクロン警報に続き、

非常事態宣言、夜間外出禁止令を発令。

停電になったら避難しようと思ってましたが、

夕方以降かなり雨風が強くなってきたため、大使館の建物に避難。

車は路駐。

8時ごろ停電、発電機に切り替わる。

11時ごろ何かの理由で発電機も止まる。

11時半ごろ、ものすごい爆音が聞こえ、

恐らくどこかの屋根が吹き飛ばされたっぽい。

しかしその方角、距離…

それ僕のうち…じゃない?

避難していてよかった…

その直後ピーク時を迎えた後の1時半辺り

いきなり大量の雨漏りが発生…

窓一枚飛ばされる…

と避難場所も大わらわ。

外はとんでもない暴風が吹き荒れている。

路駐した車、死んだな…。

家も死んでるだろう…

夜中4時ごろだいぶ暴風のピークから収まってきたので、

ほんのちょっとだけ、外を確認。

車はまだある。

で、ウトウトしてるうちの朝になる…

もうサイクロンは去っている。

3階および5階からの風景は、

かなり生々しい風景。

結構な家屋の屋根が剥がされている。

倒木や丸裸にされた樹々を見ても、

サイクロンの強さを体感できる。

路駐した車は

セーフ!

折れて飛ばされた樹々、屋根の残骸に囲まれてましたが、

全然セーフというか無傷。

駐車場に入れていた車は4、5台窓割られてました。

避難者をお宅に二人ほど届け、

自分も会社と自宅を確認。

街中は電信柱は倒れる、倒木で断線、道路はカオス。

そんな中、会社に到着すると、

建物の被害は外的にはなし。

ふきこんだ風雨で水浸し程度。

ノニ果実は全く残ってない。

今年は収穫厳しい…

で、恐らく屋根は吹き飛んだと思う我が家に向かうと

まずゲート前で電柱が倒れ道路封鎖。

反対側から回るか…と奥を見るとやはり電柱が倒れ、

僕のうちだけ道路封鎖されている…

入れない…

いや、これはラッキー!

歩いて避難してたら、車は今出せない状態だった。

で、うちは

これまた奇跡的にほぼ無傷。

神に感謝‼︎

被害は雨樋が外れたことと、テラスの天井が剥がれたくらい。

大掃除の範疇。

 

さて問題は、恐らく一週間(多分二週間)以上停電は復旧しないこと。

断水中。

うちは2階なのでモーターで水を吸い上げるため、

停電が復旧しない限り使えない。

冷凍庫の中身。

マニオケ(キャサバ)という一時期日本でも流行った

タピオカの原料の芋と豚肉、卵etc

マニオケとベーコン、ミックスベジタブルでコロッケを作ったら

25個も出来てしまったので、

災害で業務監禁されている大使館さんやJICAさん

住所の分かる在留邦人を勝手に訪れて、デリバリーしてきました。

夕方は残った豚肉をトンカツにして、

同じく日本人宅にデリバリー。

ダメにして捨てるより、消費する方がいいということで、

大盤振る舞いしてきました。

あとは米、乾麺系にシフトします。

問題は暑いのに扇風機なし。

シャワー浴びれず臭い自分…

ジカ熱、デング熱の蔓延…

でも、怪我せず過ごせているので大丈夫です。

 

しかし、トンガ人たくましいですよね。

家吹っ飛ばされた人がうちの周りにも沢山いますが、

なぜか笑って撤去作業してます。

悲嘆に暮れた人、まだ見かけません。

会うと安否を喜んでくれます。

とりあえず、なんとかなりますので、ご安心を。

 

ちなみに非常事態宣言および、夜間外出禁止令は引き続き発令されたままです。

非常事態宣言は今のところ、3月12日まで1ヶ月とのことです。

夜間外出禁止令も解除されていません。

この時期の渡航は正直なところ止した方がいいと思われます。

写真は重たいので、文面だけで、ご容赦願います。

もし日本でトンガの災害に関する寄付願いが来た場合、

どうぞ、遠慮なく、バンバン寄付してください(笑)

では、また。

10:23 | suzuki | サイクロンGita襲撃および生存報告 はコメントを受け付けていません
2017/10/03

トンガの鈴木です。

ちょっと前のことですが、日本の大学院生が研究リサーチのためにトンガを訪問してました。
元々知っている人だったのですが、リサーチ後半で電話がかかってきました。

リ:「鈴木さん、警察と仲良しですよね?ちょっとヘルプを願いたいのですが…」

僕:「分かる範囲で良ければいいですよ。何かトラブったんですか?」

リ:「実はレンタカー借りて運転中、警察に止められて…」

僕:「免許は取ったんですか?」

リ:「はい、テンポラリーのでなく、正規の免許を4月に来た時に取ったんですが」

僕:「正規の?じゃぁ問題なさそうな気がするんですけど」

リ:「はい、なんですけど、警察は『この免許じゃレンタカー運転できない』というんですよ。
で、ペナルティー100パアンガ要求されました。」

僕:「???なんで???とりあえず、イロイロと不明な点が多すぎる気がするので、今は動かないほうがいいと思いますよ。警察の知り合いに聞いてみます。」

と言っても、僕の警察友達って機動隊だったり音楽隊だったりなので、交通法的なことってわかるのか?
と思いながらとりあえず音楽隊詰め所に行きますが、既に業務後だったらしく不在だったので、同じ敷地内にある本部へ。
実は、音楽隊隊長が、なんとトンガ警察副長官に昇格してまして、直接彼のもとに行きまして、上記のやり取りを説明し指導を仰ぐことに。

警:「免許書の運転カテゴリーに「レンタカー」の項目が含まれてないのでは?」

僕:「はい?ダメなの?」

警:「お前の免許書の裏にカテゴリーがあるだろ?どうなってる?」

僕:「C. Private Motor Vehicle、F. Light Goods Vehicle、J. Heavy Goods Vehicleだけど、これでいいんでしょ?」

警:「それだとレンタル出来ない。レンタカーは別項目があるんだよ。」

僕:「そうなの?だったら、レンタカーの会社が免許書提示を求めた時にチェックするはずで、会社側の不手際なんじゃね?」

警:「ま、そうなるけど、ここからは会社と本人との交渉かな?本人には落ち度なさそうだけど、会社が折れるかどうかはわからないね」

と、言うことを伝えました。

というわけで、トンガの運転免許のサンプルをネットで拾ったのを掲載しておきます。

サンプルを拾った時点では、顔写真、名前、生年月日、住所、ライセンス番号、本人署名のフル開示でした(笑)。
サンプルで偽名なのか本名なのか分かりませんけど、こちらで顔写真はくり抜いて、
番号、生年月日等は潰しました。

見てください!裏面のD. TAXI/RENTAL CAR!
そう、この項目がなかったんです。

というか、タクシーとレンタカーはどういう項目ですか?つまりレンタカー借りるためにD.項目を申請したら、タクシーも運転できてしまうというのですか?それって、どうよ?

なんか、イロイロツッコミどころありますが、とにかくそういうことらしいです。

ですので、トンガに旅行等で訪問し、レンタカー借りてドライブしようと思われている方、

ライセンス取得時に(テンポラリー(ビジターライセンス)、正規問わず)、

「レンタカーを借りるつもりだ」

と明言してください。
そうすれば、D.項目を追加してくれるらしい。
(そうすればタクシー営業も可能になる(笑))
発行時、免許裏面にD. TAXI/RENTAL CARの項目があるかどうかも確認してください。

在留者で、急遽レンタカーが必要になった場合も、D.項目追加手続きを取ってください。

参考までに、2年ほど前に運転免許について投稿したものがありますので、よかったら覗いてください。
http://www.junkstage.com/suzuki/?p=473

レンタカーの項目があるのを知りませんでしたので、後ほど訂正しておきます。
それから、基本一年更新(60パアンガ)は同じですが、実は3年更新を頼むと150パアンガと、30パアンガ(1500円ほど)お得になります。ので、僕は今年から3年更新にしました。

では、では。

 

11:52 | suzuki | 車レンタルにはご注意を はコメントを受け付けていません
2017/08/29

あっという間に8月も下旬を迎えました。いかがお過ごしでしょうか?

さて、こちらトンガでは、先週末ビックリ事件が発生しました。それは

 

「国王の何より、現内閣及び議会の解散を命じ、11月16日までに国民総選挙を実施せよ」

 

いや、ビックリでした。
トンガは、正式には「トンガ王国」でして、当然王様がいます。
通常は日本の天皇のような、象徴的な存在で、政治介入は基本的にありませんが、
ただ、内閣が暴走している、収集がつかなくなっている…等特例措置として、
王様には内閣、議会を解散させて、国の安定を図る…という権限も有しています。

というわけで、王様はこの特権を発令してしまった。
しかも、トンガ史上初の特権行使!

様々な理由を挙げていますが、(すいません、日本とかけ離れたポイントなので割愛します)
議会の不透明性、曖昧さ、徴税の目的理由と利用の相違、国際的な決定事項を王様に相談がなかった…等々

当然賛否両論あるでしょうが、王様命令には逆らえないので、現政権は解散します。とりあえず11月に行われる総選挙まで、現政権は続くらしいですが。(「留守番議会」という言い方をしてました。)

先週金曜日の夕方に、いきなり発令されまして、一部では2006年に発生した暴動のような行動が発生する恐れが…と懸念されましたが、全くそういうことはなく、平穏そのもの。逆を言えば、王様の命令とは言え、現政権を強制終了させたことに対するある意味王様の独断に対して、民衆が猛反発することもなく、つまり、王様に同意する意見の人も多く見られるということなんですかね?

現政権は本来来年の11月まで続き、総選挙が行われる予定でしたが、一年早まりました。

果たして、次はどんな人が選挙に出て、議員になるんでしょうか?
せっかく僕の友達が3人ほど大臣(副首相、保健省、警察省)にいたんですけどね。

英語ですが、トンガのwebニュース関連のリンク先を貼っておきます。
http://matangitonga.to/ (マタンギ・トンガ:トンガ国内のwebニュースサイト。)
http://kanivatonga.nz/(カニヴァ・トンガ:ニュージーランドからのトンガニュースサイト。たぶんここが一番更新が早い。)
http://www.planet-tonga.com/(プラネット-トンガ:独自ニュースと言うよりニュースのリンク集的な?)

http://www.tonga-broadcasting.net/ (テレビ・トンガ:トンガのテレビ局のサイト)

この辺りで、英語で出るニュースは網羅されると思われます。
私は、マタンギ・トンガとカニヴァ・トンガを中心に追っています。
地元ということでマタンギ・トンガですが、実は記事が更新されて、数日後有料記事にシフトするようになっていますので、読みたいと思った記事が読めなくなってしまうのが難点。そういう意味ではカニヴァ・トンガがいいですね。

では、また。

07:21 | suzuki | 揺れてます、トンガ はコメントを受け付けていません
2017/08/09

更新が月一ペースになってきてます。
日本は暑そうですが、熱中症に気を付けてお過ごしください。

さて、トンガの高校は4月から8月まで色々と熱い戦いが繰り広げられてます。
といっても、主にラグビーですけど。

4月トンガの陸上競技会(通称インカレ)が行われます。
種目は陸上競技のすべて。
スプリント競技から棒高跳び、ハンマー投げ、などに至るまで行われ、
基本高校対抗戦になっております。
2月に学校が始まってすぐ、校内陸上記録会が行われ、
インカレ出場者を決定し、2か月トレーニング。
離島地区は、地区がひとチームになります。
ちなみに応援合戦にも賞が付きますので、応援もかなり熱が入ります。

インカレが終わると、各種スポーツイベントが行われますが、
やはりメインは15人制ラグビー。
それ以外のスポーツはほぼほぼ話題に上りません(笑)

というわけで、高校ラグビーですが、
Tonga College(通称アテレ)、Tupou College(通称トロア)、Api Fo’ou
の3校が基本的に3強と言われてます。
以前はリアホナという学校が入ってましたが、
学生間抗争の火種になっているということで、イベント参加を自粛中。
トロアは平均的に上位に食い込んで、大抵決勝まで残る。
一昨年までアピフォオウが優勝ケースが多く、
アテレは決勝に残れず…というケースが続いたのですが、
昨年アテレがアピフォオウに勝ち優勝して以来、
かなり乗ってますね。
今年は①アテレ②トロア③アピフォオウ、タクイラウの順でした。
アピフォオウが勝手に落ちていった感あり。
優秀な生徒が卒業しちゃったのかな?
タクイラウは、全く予想外の所から上がってきました。
ラグビーはNZ、豪、日本をはじめ、結構いろんな国から視察にきて、
リクルートしていく位、注目されてますので、
成功するには一番の近道になり得ます。

そんなラグビーはとりあえず集結し、
本日(8月9日)より、今度はブラスバンドコンペティションが行われます。
僕的にはこちらは絶対外せない。
クラス分けが二つあり、その差はテストピースと呼ばれる、
いわば課題曲によります。
基本的にイギリスや豪、NZで行われている形式に倣い、
テストピース、マーチ、賛美歌、マーチング、エンターテイメントの各部門が三日間で行われます。
あと、別枠でソロ部門も各学校より二人選出されて行われます。
審査員はNZのプロ奏者、豪のチャンピオンバンドの指揮者。
僕からすると「なんでこんなビッグネームがトンガに来るんだよ!」と言いたくなる人物。

僕は学校現場から離れてしまって、外野から無責任に楽しませてもらってますが、
今年は、元赴任校に頼まれ、ちょくちょく指導に行っておりましたので、
ちょっと肩入れしながら聞くことになると思います。

さて、トンガのブラスバンド界は、なんといってもトロアが絶対王者。
しばらくは、何をどうあがいても、コンペティションでトロアに勝つことはできないでしょう。
そのくらい格差がある。
大げさに言うと甲子園にプロ野球チームが出場するような(笑)
しかし、二部制ということで、トロア二軍チームにはまだまだ対抗する可能性はある…はず…。
絶対的とは言っても、効率的かつ効果的な練習方法を「トンガ人が」真摯に取り組めば、
どこの学校にもチャンスはあるとは思いますが。
現状では無理でしょう。
トロア以外は、正直烏合の衆です。

僕が指導に行ってる学校は、なんと一カ月以上学校に泊まり込んで合宿。
だから僕の業務後に指導に行けるんですが。
多分、上位入賞はできると思うくらいにはまとまってきてます。
毎日、夜11時ごろまで練習してたりする。
よく言えば合宿効果が出ている。
でも、なのに、なぜ、そこまで練習してそこまでしか上達しないのか…?
僕はもちろん後者の立場。
まぁ、外野なので…

ちなみに以前はトロア、ラヴェンガマリエ高校、アテレが3強だったといいますが、
完全にトロア頂点が確立してしまい、
アテレ、ラヴェンガマリエは、去年出場すらしてない。
さて、今年はどうなるのか?トロアに近づけるのか?

10:54 | suzuki | トンガ高校勢力図 はコメントを受け付けていません
2017/07/18

トンガの鈴木です。日本は夏休みに突入した頃でしょうか?熱中症にならないよう、お気をつけください。

さて、7月に入りまして、トンガは一旦お祭りモードから通常モードに戻ったという感じです。
7月4日がトンガ国王の誕生日でして、その前後はトンガ最大のお祭り「Heilala Festival(へイララ祭)」が行われてました。
ヘイララとはトンガの国花でありまして、大柄なトンガ人には似合わない、もの凄く小さく、可愛らしい花。

 

このお祭りは、トンガの伝統の合唱コンクールやミスヘイララ選考会、パレード、ブロック・パーティーなど約2週間かけて行われるのですが、
今年はラグビーの国際マッチもその期間中に行われました。

なぜ、その国際マッチが重要だったかと言うと、
トンガ国内でのラグビー国際戦は、なんと8年ぶり。Te’ufaiva Stadiumという競技場のフィールドコンディションがIRB(サッカーで言うところのFIFA)の国際基準に達せず、開催できてませんでした。
実は5月にイギリスのウェールズがオセアニアツアーを行いまして、その際トンガでも試合を行うことが決まっていましたが、やはり規定が引っかかり残念ながらオークランドで行うことに…。つまり、8年間トンガナショナルチームは、ホームで試合を行っていないという…。

そんな中で、フィールドコンディションを整えて、毎年この時期に行われるパシフィック・ネーションズカップというラグビーのトンガ戦はトンガで行うことになりました。
初戦はトンガvsサモア。8年ぶりのホーム戦を見事勝利!国中がテンションぶっちぎれ状態で、車のクラクションが鳴り止まず…
翌週第二戦目はトンガvsフィジー。因みに、ラグビーは体のぶつかり合いが多く、かなりタフなゲームのため、通常一週間に2試合以上行うことは滅多にありません。そういう意味では、前回のワールドカップで日本チームは、スケジュール上、週に2試合組まれてましたね。あれは、かなりイレギュラーな組み合わせのはずです。
で、そのフィジー戦は、僅差負け…。残念。
フィジーはトンガに勝ったことによって、2019年の日本で開催されるワールドカップへの出場権を獲得。同じく車のクラクションが鳴り止まない。意外とフィジー人が多いのか、ファンが多いのか、単純に祝っているのか分かりませんが。

そして、ヘイララ祭も終わった先週末、サモアで残りのフィジーvsサモアが行われ、フィジーの勝利。結果この三カ国の勝敗はフィジー2勝、トンガ1勝1敗、サモア2敗となり、フィジーがサモアに勝ってくれたことにより、トンガもワールドカップ出場権を得ることが出来ました。

フィジー、ありがとう!

その試合直後、僕のフェイスブックのタイムラインはトンガ語で、「イカレタヒ(トンガ代表の呼称)、W杯出場おめでとう」「フィジーありがとう!」の類が大量にあふれかえることになります(笑)。

負けたサモアはどうなるかというと、ヨーロッパブロックのチームとのプレーオフにまわり、ここで勝利することができるとサモアもW杯に出場することが出来ます。たぶん、トンガフィジーはサモアの応援に回るでしょう。因みに、先のフェイスブックのタイムラインには、これらと共にサモアのプレーオフを応援するコメントもかなり流れています。願わくは、オセアニア3カ国、日本に行けるといいですね。決まるまで「僕は」サモアチームを応援します。

というわけで、2019年、トンガ代表「イカレタヒ(海鷲の意味)」を宜しくお願いします。

07:44 | suzuki | 日本で会いましょう はコメントを受け付けていません
2017/06/11

お久しぶりです。

ただいま、業務の関係で、他社様とご一緒させてもらうことが多くなってきてます。

で、日本人がほとんど気にすることのないVISAトラブル(というかVISAを発行してもらうということ自体)が、結構頻繁に起こってますので、ちょっと書いておこうかなと。もしどなたかにでも参考になればと。

日本人はパスポートを取得すれば、大抵の国に行くことができます。なので、よほどマニアックな国、危険な国でない限り、パスポートと航空チケットがあれば海外旅行ができます。ありがたいことです。

なんですが、これはあくまでも日本のパスポートキャリアの方のみ。外国人はそうではありません。

仕事の都合上、他国と協働する場合、他国の人を日本に呼び寄せる場合、必ずしも日本人のように移動することができないケースが多々あります。当たり前なんですが、他国人を移動させる場合、VISAという条件が必ず伴いますので、まずはそこを計算に入れてアクションを起こしていただきたい。

私の場合、トンガにいますので、「トンガ人を日本に招待したい」というケースが最近頻発してます。結構な日本人がたは自分たちが移動するような感覚で、「チケットを準備するので、来週のミーティングに来てもらえないかな?」くらいの気持ちで頼まれる場合が多いのですが

無理です!

トンガ人が日本に行くためには、日本大使館よりVISAを発行してもらわないと入国できません。トンガ人が「ちょっと海外旅行で日本に行ってくるわぁ」というケースは恐らく殆ど無く、仕事や留学、日本在住トンガ人の招待…と言ったケースが殆どで、VISA申請には本人情報(申請書、健康診断、犯罪経歴証明書)などが必要なのは当然で、日本サイドからは、渡航目的、保証人、滞在先、チケット確認などが必要で、その両方の書類不備がなければ申請受理され、5営業日(営館日と言うんですかね?)で発行されるとのこと。しかも日本サイドからの書類は原本でなければならないので、手続き責任者(サインする人)がトンガにいなければ、日本から郵送(DHLとかFedexとか?)しなければならない。ま、そんなわけで2週間は見てもらいたい。

更に、トンガ人はニュージーランド(以下NZ)に入国するにもVISAが必要になるので、NZハイコム(大使館みたいなの)にVISA申請します。日本のVISAがないとトランジットでも、VISAも出してくれないと思います。

そんなわけで、面倒くさいんですよ。

仕事となると、結構急な案件というのは、当たり前のごとく発生するわけですが、トンガ人を移動させる時(というか、外国人を他国に移動させるのも含めて)は、是非とも時間の余裕を一ヶ月くらい持たせてアクションを起こしてください。

ちなみに英語版ウィキペディア(https://en.wikipedia.org/wiki/Visa_requirements_for_Tongan_citizens)によると、以下のようになってます。

濃い青の国(中国やヨーロッパ)はVISAなしで行けます。
白い国(パプアニューギニアとかエジプトとか)は到着時に、空港の入国審査場でお金を払ってスタンプ押してくれます。
灰色の国(日本、アメリカ、オーストラリアとか)は、トンガを出国する際にVISAがなければ、というか、そもそもトンガから出国させてもらえません。
観光VISAとかでも、書類不備がなくても、申請から取得まで一週間は見たほうがいいでしょうね。

日本のパスポート、ほんとにありがたいです。
きっと、過去長い年月をかけて、他国と協調してきた結果でしょう。
先人たちにホント感謝です。
その恩恵の上に、今のパスポートがあります。

ちょっとした海外旅行でも、国と国との協定があって初めて成立するものですので、日本人として恥ずかしくない行動を取りましょう。

ちなみに日本はこんな感じ。

 

緑はVISA不要国。
青は渡航前に電子申請が必要な国
黄緑は到着時に空港の入国で取得できる国
灰色は事前にVISA申請が必要な国

05:15 | suzuki | パスポートのこと はコメントを受け付けていません
2017/04/03

早いもので4月になってしまいました。
そして自分の投稿を見ると、年末年始の一時帰国(笑)。
果たしてどうしましょう、これ…。
もう、今更なので、サクッと閉めちゃいます。

自分の帰省なのですが、併せて知人友人巡りの旅でもありました。

東京から高速バスに乗って、まずは浜松へ。
ここに立ち寄ったのは、自分の持っている古いクラリネットのリペア依頼のためで、
楽器の都浜松のヤマハ楽器を退職された方とフェイスブックで知り合いましたので、
事前に話を通しておきまして、楽器を預けるため。
初めてお会いしたのに、FBでやり取りがありましたので、「初めまして」の感覚はない。
最近の出会いの特徴ですね。
2時間位しか立ち寄れませんでしたが、
浜松の美味しいうな重をごちそうになり、無事楽器を手渡すことが出来、
リペア後は実家の方へ送ってもらうことを依頼。

後日、届きますが、タンポ(と言ってクラリネットの穴をふさぐパット)の交換をメインに頼んでいましたが、
送られてきた楽器は、「新品ですか、これ?」と疑うほど、きっちり丁寧に磨き上げられてました。
タンポ交換というより、ほぼオーバーホール。
もう、さすが日本!というか、日本の職人さんというか、感心しっぱなしです。
今、トンガで元気に音をだしています。

そして、新幹線に乗り、新大阪へ。
ここは、大阪発長崎行きの夜行バスに乗るため。
ただ、時間が3時間ほどありましたので、
大阪でラグビー選手だった友達のトンガ人と待ち合わせて、焼き鳥屋へ。
ガッツリ食って、飲んで、泥酔を100%としたら70~80%位飲んで、
バス出発ギリギリで乗車。
夜行の長旅の始まり…。ま、寝る予定ですけど。
最近の夜行バスって、座席にイロイロとレバーがありまして、
イロイロ触りましたが、リクライミングが出来ない…。
最悪の10時間以上のバス…。
ねれない…

九州に入り、日が昇ったあたりで、自分の服で隠れていたレバーを発見…
もしやと思って引いてみると、今更のリクライミング(笑)
最後の一時間ねぇ~

長崎は高校の恩師がおりまして、挨拶と皿うどん、ちゃんぽんを食べるため。
到着が朝で、約束が夕方でしたので、日中は修学旅行定番コース。
平和公園、浦上天主堂、如己堂、それから出島。
恥ずかしいながら出島って、未だにあの扇形の島の形が残っているものと思ってました(笑)
最近リニューアルしたとのことで、解説も非常に面白くて、知的に楽しかった。
高校の恩師も元気でした。(一言ですいません)

で、長崎からバスに乗って、今度は宮崎の都城へ。
ここは僕の大学の同期がおりまして、
彼主催の金管アンサンブルの忘年会を自宅でするというので、お邪魔することに。
長崎→宮崎のバスは朝7時頃の便、もしくは夕方なので、朝の便しかなく、
それに乗ることを伝えると、都城は何もないから、ギリギリに来い…
ということを聞いてましたが、時間変更にはギリギリ過ぎてできず…。
都城、何もないと言うより、車がないとどこにもいけないという方が正確ですね、何もないじゃなくて。

僕に一番ふさわしくないショッピングモール(イオン(笑)。)で時間を潰して、
彼の自宅で忘年会。
ま、ここでもしこたま飲むわけです(笑)。

翌朝、大分に向かう際、途中の日向市出身の方が車で送るよ~
ということでしたので、自家用車で移動。
2時間ほど車で移動して、お昼にちょうどいい時間に
「ラーメンでも食べていきましょう」というので、同意して初めて気がついた。

ウエストポーチ(財布、パスポート入り)同級生の家に忘れてきた!

ラーメンは、とりあえず彼に出してもらい、
電話を掛けて確認すると、やはり彼のお宅に忘れられてまして、
ひたすら平謝りで都城へ往復…。
ほんと申し訳ない。
最後は日向市から大分までJR線で。
ここは、問題ないはず。
ウエストポーチは絶対外さない。
リュックはここにある。
ちょっとウツラウツラ…。

「お~いた~、お~いた~」

着いたぁ~。結構な長旅(しかもアクシデント満載)だった~。

とホームに降りて、リュックを背負った所で背後から女性が声掛けてくる

「あの~、緑のバッグ、忘れてませんか?」

最後の最後までやらかしてしまいました。

自分の馬鹿さ加減というか物忘れの酷さと
素晴らしい知人友人を再確認出来た旅でした。

ここまで引き伸ばす予定はなかったんですが。

12:15 | suzuki | 古今東西音巡り 2017-04-03 12:15:46 はコメントを受け付けていません
2017/02/03

こんにちは、トンガの鈴木です。
毎日、暑い日が続いてます。しかも、雨季に入ったのか?カーッと晴れたり、雨が降ったりと
基本的に湿度、気温とも高い鬱陶しい毎日です。
こんな国にいるくせに、実は寒い方が得意なので、早くこの時期過ぎて欲しい…。

さて、前回に続き、一時帰国報告です。

VISAデビットカードが使えなくなって、立ち往生したNZでしたけど、
元トンガ警察音楽隊の友達が拾ってくれて、そのままそのお宅にお世話になって、
翌朝、空港まで送り届けてもらいました。
実は、チェックインに遅れていましたが、なんとか滑り込ませてもらってセーフ。

出国カードを記入して、出国手続きを取り、X線の荷物チェックも余裕でパスし、
リュックを担いで、さっさと搭乗口に向かう前に、一服していくか…
とウエストポーチを探ろうとすると、ウエストポーチをつけていないことに気づく。

X線の所に忘れた~

と、かなり早足で戻りますが、やはり恥ずかしいので、自分では気が付かれないように大急ぎ。
X線のレーンの端っこに残ってました(笑)
係の人に「これ僕のだから」と一言言って立ち去る。

危なかったです。中にパスポート、財布(カード込みなので全財産)、ケータイetcが入ってました。

今回は、VISAが使えなくなるし、ポーチ忘れるし、色々ヤバいかも…
と認識する。自分への注意喚起完了。

飛行機に乗り込む。
僕は3列席の真ん中で、両サイドは日本人女性。
気まずいんだか、なんだか(笑)。
離陸後、隣の列が空席だったので、そちらに移動して、らくらくシートへ。

実は自分の関心事の一つ「機内でフライトアテンダントは、僕に何語で話しかけるだろうか?」
だったんですが、そのエリア担当が白人のお姉さんでして、普通に英語でした。
あと、機内は基本的に寝ないようにしてます。
朝出発で、夕方到着便なのと時差ボケ対策で、
機内では、基本的にワインかビールをひたすら飲みながら、映画を見る…
というのが、僕のパターンです。
途中、当然寝落ちすることはありますが、基本的には。

で、定時5時頃成田に到着。
長袖ジャンバーは出しているものの、空港内は暖房が効いてて半袖でOK!
荷物が出てくるのを待っていましたが、これが全然出てこない。
まさか、ここでまたトラブル?
と、ドキドキしながら待つこと40分。流れてきまして一安心。

そして、サッサと入国審査を通り、電車に乗り込む。
実は、僕が帰国する日に合わせて、大学の同期たちが、
ここ数年同窓忘年会を行なっていまして、
なので、僕は成田からその会場へ直行することになってる。
でも、荷物が中々出てこなかった事もあって、
待ち合わせ場所にいるであろう同級生に、
日本のケータイを持っていない僕は連絡がつけられないので、
ちょっとリッチに京成スカイライナーを利用。
間に合いました。
因みに長袖ジャンバーは、京成上野駅に到着し、改札を出てそこで着る。
久々に着るジャンバーの感触が気持ち悪いほど(笑)。

同窓忘年会は、音大時代の楽器の同期たちで、
中々濃い時間を過ごしていたので、
卒業以来あった人や、僕などは数年会わないのが当たり前なのに
そんな時間を感じさせない楽しいひと時でした。
あと、音楽、楽器をやってる仲間たちだし、
一応プロ奏者も混じっているので、
そういう連中と話すのは面白いですね。
室内に入ると、やっぱり暑いので、1人半袖なのは毎回のこと。
「お前は、おかしい!」と言われ続けますが、
逆になんで暑くないのか理解できない自分がいます。

あぁ、やはり長くなりそうなので、一旦切ります。

12:06 | suzuki | 一時帰国報告 その2 はコメントを受け付けていません
2017/01/20

こんにちは、トンガの鈴木です。
今年もよろしくお願いします。

昨年のクリスマス後から2週間ちょっと、日本へ一時帰国しておりました。
一昨年はお盆の辺りにソロモン諸島に遊びに行きまして、
有給を一気に使い切ってしまいましたので、動けず、
2年ぶりの日本。

旅程は次の通り
12月26日 トンガ→ニュージーランド(以下NZ)。オークランドでガッツリとでっかいステーキを食べる。
12月27日 NZ→成田。上野に向かい、大学の同期の仲のいい連中らと同窓忘年会。
12月28日 東京→浜松(バス)、浜松→新大阪(新幹線)、大阪(梅田)→長崎(バス、車内泊)
12月29日 長崎
12月30日 長崎→都城(バス)
12月31日 都城→大分(時と場合に応じてバスかJR)

12月31日から1月8日 実家
1月8日 大分→成田、東京
1月9日 つくば近くでオフ会1月10日 本社出社挨拶、成田→NZ
1月11日 NZ泊
1月12日 NZ→トンガ

という、自分で組んでおきながらハードスケジュールな一時帰国でした。

で、実際はというと、日程的にはそれほど変わりなく、ほぼ予定通り進んだのですが、
とにかくトラブル続きで、我ながらよく戻ってこれたものだと(笑)

楽しい2週間の日本生活を夢見て、予定通り飛行機に乗り込んで、NZになんの問題もなく到着。
たまたま協力隊員さんが1人同じ飛行機だったので、一緒に仲良く。
そして、手持ちの25NZドルからバス代を出して、オークランド市内へ向かう。
途中、バスに乗り間違えたらしいおばあちゃんに、ずっと愚痴られてました(笑)

町に到着し、宿泊場所のそばのバス停で降りて、ホテルに向かいチェックイン。
するとフロントの人が「このカード使えませんよ?現金あります?」と。
現金7NZドル。
近くにATM機があるということで、お金をおろしに行きますが、
フロントが言ったとおり、使えない…。

なんで!?3月に来た時、使えたのに…

次なる手段、両替商を探す…

が、既に夕方6時を回っており、両替商はことごとくアウト。

次なる手段、ダメ元で日本食レストランへ。
でっかいステーキは諦めた(笑)

年末のため、ほぼ全店閉店中。
一軒だけ空いていましたが、日本円取り扱えない…
なんて不親切な!(と勝手な憤りが笑顔で去る自分の内側は中指立てたい!)

そうだ!ホテル!
ホテルなら両替できるんじゃね?
と、自分の泊まるホテルは、カード使えない時点で日本円もダメだと言われていたので、
町中のホテルに行き「泊り客じゃないんですけど、両替もしくはその可能性のある場所があれば」
と訪ねたけど、残念ながら空振り…。

 

考えろ!何か、解決策はあるはず!思考を止めるな!
解決しないと、翌日空港にも戻れず、日本には帰れないんだぞ!

 

ケータイもない、でも、何かしら連絡を誰かに取りたい!
フリーWIFIエリアはどこだ?ホテルのそば行けばいい?マックか?
と、オークランド市内を歩きまわり、フリーWIFIスポットを探しまくる。

当然ながらフリーでも、コード入力があったりしますので、かなり限定された場所。
意外とバスがフリーWIFIなんですけど、バス停そばでもすぐ出発しちゃうんですよねぇ。

そんな感じでWIFIスポットを探して、フェイスブックに接続し、
知り合いのトンガ人に緊急連絡

「緊急事態発生。カードが使えず、街徘徊中」

有り難いことすぐ連絡をくれまして、場所を伝えピックアップしてもらうことに成功。
そして、そのままそのお宅に泊めてもらって、翌朝空港まで連れて行ってくれることに。

一難去る。

長くなりそうなので、切ります。
今年もよろしくお願いします。

12:16 | suzuki | 一時帰国報告 その1 はコメントを受け付けていません
2016/11/08

はや、11月に突入しました。
当然、南半球はこれから夏本番なわけですが、今年は比較的雨が多く、鬱陶しい日が続いてます。ちょうど日本の梅雨のような…。しかも、1ヶ月ほど前より車が故障してまして、基本的にチャリンコ操業でして、交通手段に困る日が多くなってきました。

さて、タイトルの「夏時間開始」

ついに今年からトンガでも導入に至りました。2010年にフィジーが導入し、トンガと同じ時間軸になり、翌年2011年にサモアが日付変更線の変更により、トンガと同じ時間軸になり(それまでトンガとサモアは24時間の時差でした)、しかも同時に夏時間を導入したため、単独で世界で一番新年を向かえる国となり、それまでそこを自負し、拘っていたトンガは見事に出し抜かれた結果になってました。その為、見栄っ張りで頑固者のトンガはきっと近いうちに夏時間を導入するのでは?と推測しておりましたのが、下の記事。

http://www.junkstage.com/suzuki/?p=70

意外とのんびりでした(笑)

しかし、驚いたのは、その夏時間導入の決定が、施行日の10日前!
http://matangitonga.to/2016/10/27/summer-daylight-saving-moves-tonga-14-hours-ahead-utc
マタンギトンガという英字Web新聞(新着記事は全文表示されますが、1日か2日で有料コンテンツになる)で、正式に発表されました。それが10月27日で、施行日は11月6日…。

さて、今まで夏時間は、上記にリンクさせた2009年12月~2010年1月までのNZバンドツアーの際のサマータイムで、正直全く実感がなかった(元々その時間軸で生活していたし、夜が長いなと感じるだけ)わけですが、今回は自分が生活している国で「明日から一時間早まるよ」と言うと、実際に時計を一時間ずらし、一時間早起きしなければならない。早起きは苦手…。

なんですが、日曜日よりの施行で、雨がガンガン降って外に出られず、家でゴロゴロし、翌日月曜日は、日本で言う所の「憲法記念日」で公休日(11月7日、本来は11月4日ですが、ハッピーマンデー制度で月曜日に移行)。僕は家でテレビ、ラジオはほとんどつけない(多分年に1,2度つけるかつけないか…)ので、時計をずらしただけで全く実感がない…。ただ、夜8時頃まで明るいというだけ。と、週末ゴロゴロしていたということもあって、本日(火曜日)の朝起きるのは多少辛かったですけど、そのくらいですかね?あとは16時半に仕事終わりますので、20時位まで明るく、遊びや趣味の時間に使えます。僕の場合、もっぱら楽器練習になりますけど。

先に上げた通り、発表が10日前だったということもあり、PC、スマホ等、当然ながらトンガのサマータイムは考慮されておりません。一般的な「サマータイム+1時間」なんてボタンもない。ググったところ、「+1の時間軸に設定する」という強制的な方法がありましたけど、ここトンガは元より日付変更線の西側で、世界で一番先に日の昇る国の一つの「+13時間」。しかも、地軸に則れば、西半球で、本来なら「-11時間」である場所。よって「+14時間」という場所はPCはキリバスのクリスマス諸島がありましたので、設定できましたが、スマホはそのクリスマス諸島がなく、手動での「+14時間」もなく、システムの時間をずらすしかなかった。

そのくらいで、それほど影響はないのかな?という感じです。

夏時間施行期間は11月6日(11月第一日曜日)から1月15日(1月第3日曜日)の2ヶ月間。南緯20度前後に位置しますので、正直な話、ヨーロッパ等と比べると全然夏冬の日照時間の差ってないと思うんですが、そんなわけで2ヶ月なんでしょうね。妥当なところか…。因みにトンガより赤道よりのフィジーも同じく2ヶ月ですが、更に赤道に近いサモアは、ニュージーランドの準じて6ヶ月。多分、来年の学校が始まる2月から4月までの間は、暗いうちに登校することになるんでしょうね。

というわけで、現在トンガと日本との時差は+5時間となっておりますので、あまり関係ないと思いますが、お気をつけ下さい。

06:08 | suzuki | 夏時間開始 はコメントを受け付けていません

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