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2012/09/30

9月も末になってくると朝夕は長袖に掛け布団が必要になるぐらいの気候になりましたが日中はまだまだ半袖で十分な今日この頃。 相変わらず、台風の当たり年を証明するような台風のルートに頭を悩ませながら今朝も朝から機能過ぎ去った台風の後片付けに追われておりました。 以前もお話ししたと思いますが、当たり年のときの台風のルートはフィリピンに行くと見せかけて屋久島に帰ってくるみたいなコースがほとんどでこの時期はどこも運動会シーズンなのにこの異常な気象に学校関係者や保護者も頭を悩ませております。

さて、昨日は結構な台風による暴風雨でしたが今日は真ん丸な満月が綺麗に出ており、私の住んでいる集落では「十五夜祭」なるものが執り行われました。

内容としてはグラウンドで子供も大人も混じって集落対抗や大人と子供対抗、男女対抗などの綱引きを一通りし、その後は子供たちによる相撲大会が行われる。

毎年恒例行事なのだが、いつも日程が合わず私は今年初参加。

私は今年も屋久島の集落全体で対抗をする「町民体育祭」の綱引きの安房地区代表選手になっているので一応その練習も兼ねて参加してみました。

大人になってから運動会の競技に参加するなんて思ってもみなかった。さすが屋久島!!

しかし綱引きをするのは聞いていたのだが、なんだかんだで5戦ほど行い、明日はきっと筋肉痛だろう。

そして子供対抗の綱引きは幼児~中学生まで学年別で行われ、結構みんな本気モードで見ごたえのあるものだった。

一応お祭りだから月見団子だったり、イベントごとには恒例の飲み方(島でいう飲み会)があるのかなと淡い期待を抱いていたのだが、さすがに明日は平日なのでそういったものはなく終了。

この十五夜祭の主役は子供らしい。

でも綱引きでは大人も本気モードで結構面白いものだった。

あっという間に明日から10月。9月は子供たちの運動会シーズンだが10月になると今度は大人の運動会シーズン。

私に関しては3週連続で週末にスポーツの祭典が待っている。

来週末は町民体育祭の綱引きと玉入れの代表選手になっており、次の週は屋久島で初開催となる「オープンウォータースイミング」の2.5キロコースにエントリーをさせてもらい、その翌週には集落の運動会が待っている。

屋久島に住んでいると大人も主役になれるような集落や島のイベントがたくさんあり、毎日を楽しく過ごせることに喜びを感じる。やっぱりこれも自分が大人になったからだろうか(笑)

10月のスポーツイベントの結果はまた次回のコラムでお話しさせていただきます。

ちなみに町民体育祭は昨年私の属する安房チームは3位に終わってしまったこともあり、今年は本気で優勝を目指すべく、通常週に1回しか無い練習が当日まで毎晩行われるという気合の入り様・・・

明日から頑張ります(泣)

08:58 | hidaka | 十五夜祭とスポーツの秋を感じる島行事 はコメントを受け付けていません
2012/09/20

今年は相変わらずの台風当たり年。8月の観光客シーズンも落ち着き、次のピークは9月の敬老の日を絡んだ3連休だというのに何の嫌がらせなのか、3連休に合わせて台風が接近し、交通機関の乱れやら旅程のキャンセルやら相次ぎ、観光業界は結構な打撃を受けたようです。

ちなみに私も旦那のレンタカー屋さんで急遽アルバイトを頼まれていたのに3日の予定がキャンセルの関係で1日だけで終了でした。

さて、先日友達とプチ旅行兼、私用で種子島と鹿児島市内に船で行ってきたのですが、そのときに思ったのが屋久島のファッションについて。

島民誰もがそうなのですが、屋久島に居るときの服装と島外へ出るときのファッションって全然違うんですよねー。

何が違うかというと、島の場合は会う人が限られている上にみんながみんな同じような格好だからあまり気にしない。

例を挙げると、夏場は首にタオルを巻いて出歩いたり、足元は1年中ビーチサンダルor漁師さんが履いているようなゴム製のサンダル。一見便所サンダルにも見えるのだが、最近ではいろんな色のバリエーションも増え、観光雑誌に掲載されるほどの人気で通称:ぎょサン(漁業で履くサンダルだから?)というのである。

ちなみにそれ以外の服装としてはTシャツにハーフパンツ。島の男性は特に年齢問わず、冬以外はハーフパンツで過ごす人が多い。

よく屋久島に来た観光客の方々は、「歩いていたら島のおじさんがどこに行くの?」と言って親切に車で目的地まで乗せてくれたみたいな話をよく聞くのだが、島の人は誰にでも声をかけるのではなく、服装で島のひとか観光客なのかの見分けがだいたいつくので、「あの人さっきも歩いてたな~」みたいな風に思い、気さくに声を掛けてくれる優しい人が結構いるものだ。

私自身も歩いている人の服装を見れば、島民なのか観光客なのかだいたいの見分けはつく。 ただ、ヒッチハイカーとか歩いている人を見ても私はあえてそこを素通りして行く。 島民=親切 というのは屋久島の印象にもプラスになるのはよくわかっていることなのだが、屋久島にはタクシー・レンタカー・バスなどの産業がメインで生活している方々も多いので、そこでヒッチハイカーなどに親切にしてしまうと屋久島の産業を否定してしまう気がしてついつい素通りしてしまう。(観光客の方ごめんなさい。)

話は戻るのだが、服装で島民と観光客の区別がつくぐらいなのだから逆に島民が都会っぽい格好(仕事以外でパンプスだったり、冬にブーツを履いていたり)すると逆に浮いてしまうのが不思議なところ。

私も島の外でするような格好を屋久島でする勇気はなかなか無いのである。そう言った格好をしてると「旅行でも行くの?」などと言われるのが目に見えてるので(笑)

島民は島らしく、島っぽい格好で行きましょう!!(笑)

04:28 | hidaka | 島民らしく島ファッション!! はコメントを受け付けていません
2012/08/31

先日は今月3つ目の台風が屋久島を通過し、やっぱり今年は当たり年なんだなと痛感した今日この頃。

さて、今年の24時間テレビは義足の女の子が屋久島 縄文杉登山に挑み、たくさんの方々がテレビの前でワクワクドキドキしたにも関わらず、屋久島の気まぐれな天気に振り回され、結局残念な結末になってしまいましたね。 それもそのはず…ちょうどあの日は沖縄や奄美に猛威を振るった台風15号が屋久島に最接近した日なのだから。

そもそも24時間テレビのロケの話は放映の1ヶ月ほど前からガイドさんに通達があり、私もアパートのお客さんから家賃徴収時に初めて知り、それほどおおっぴらにされずに計画されてたらしい。

そしてロケ班は放映の一週間ほど前から屋久島入りしており、たくさんのスタッフで当日の準備をし、縄文杉までを衛星放送するためのケーブルを引いたりしていた模様。

日本テレビ側は「屋久島の環境に心掛けた撮影をしています」などとテレビでテロップが出て居たのだが、実際は縄文杉の裏手の立ち入り禁止区域でテントを張って寝泊まりしていたことがある島内ガイドさんのブログから発覚し、放映終了後、波紋を呼んだそうだ。

確かに昨日、日本テレビのスタッフと思われる人達が宿泊先のホテルの前で大量のテントを洗っていた。

テレビで屋久島の知名度を上げてくれるのは非常にありがたいことだと思うのだが、テレビのスタッフが率先してルールを破るのはどうかと思う。

それにスタッフがほとんど山籠もりだったのであれば屋久島への経済効果もあまり無かったと思うし(あくまでもここは私の憶測なのだが)

ちなみに今回の放映に関しても、島民的には(素人考えなのだが)本当に登るの??と思うぐらい天気も悪く、時間的にも普通に考えたら日帰りじゃ無理でしょ?と思う時間帯だったし、ガイドさんがついてたにしろ本当に今回の登山は正当性があったのか正直疑問が残るところだがチャレンジした子はまだ若いからまた最チャレンジをしてもらいたいと思う。

24時間テレビのスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。テントの区域は良くないところでしたが一週間のテント生活は本当に大変だったと思います。縄文杉に行くと世界観が変わるとよく聞きますので皆さんも一度ぜひチャレンジしてみてください。

ちなみに私はまだチャレンジしてませんが…

08:57 | hidaka | 先日の24時間テレビについて一島民としてこう思う はコメントを受け付けていません
2012/08/20

暦の上ではもう秋なのに屋久島は南国らしく毎日暑い日がまだまだ続いております。

さて、題名にあった当たり年ですが、今年は何の当たり年かというと台風の当たり年。

台風はだいたい南の方から発生して沖縄なんかはしょっちゅう通過ルートですが、屋久島はそれほど通過ルートにならないことが多い。

昔ホテルで働いていたとき、夏なるとよくあった問い合わせで「来週宿泊する予定なんですけど台風は来ますか??」と当たり前のようにあったのだが、台風のルートは例年変わるのでわかりません。

ちなみに役場にも屋久島に旅行予定のお客さんから同様の問い合わせがあるらしく、頭を悩ましているとのこと(笑)

では当たり年の定義ですが、今年の台風は6月から2分の1ぐらいの確率で台風が屋久島を通過するのである

今月は初っ端から2つ連続で通過。

屋久島に10年も住んでいれば台風なんて慣れっ子なのだが、台風が来ると家中の雨戸を閉めたり、車庫を封鎖したり、古い家だと玄関やら裏口やら窓やらいろんなところを板で打ち付け、台風が去ったらまた外すという地道な作業。

なおかつ、台風=停電が当たり前の上に台風でフェリーが欠航になると食材もスーパーに入荷しなくなるので台風前に買い溜め&電気を使わなくても調理ができる物を調達しないといけないので台風中よりも台風準備が一番大変なのである。

ちなみに私の知っている限りだと前回の当たり年は8年前。

そのときはたまたま子供と車で旅行に行っていて、鹿児島から屋久島へ帰る日に台風が接近し、船が欠航というのが3日続き、ようやくフェリーが動き出したと思ったら食材、宅急便、郵便物を載せている車の航送が優先と言われ、結局当初の予定より5日遅れて屋久島に帰れた。

そのときは育児休暇中で仕事が無かったから良かったものの、普通の会社員だったら言い訳のしようも無い。

先日台風が通過したときにはなぜか飛行機は通常運行だったにもかかわらず、船便が全便欠航し、船で帰れないお客さんが空港に殺到。

早めに船から飛行機に切り替えをしたお客さんも多かったらしく、その日の飛行機は全便満席。

にもかかわらず、空港には140名のキャンセル待ち希望者が殺到したとのこと。

もともと鹿児島⇔屋久島航路は70名乗りのプロペラ機でキャンセル待ちで乗れる人数もたかが知れている。

ただ、鹿児島⇔屋久島間は搭乗率が非常に高いため、あまりにも人が溢れると臨時便が出ることもあるらしいのだが、1便だけ存在する35名乗りの飛行機が70名の飛行機で来たりというJALの融通もあり、140名全て乗れたとのこと。

台風シーズンは10月まで続くので当たり年と言えども屋久島のかきいれ時の台風は止めてもらいたいものだ。

そして私はこの夏もレンタカー屋さんにアルバイトを頼まれてまだまだ働き続けるのである。

08:42 | hidaka | 今年は数年に一度の当たり年 はコメントを受け付けていません
2012/07/30

さてさて相変わらず溶けそうな暑さが続いておりますが、どんなに暑くても35度以上気温が上がることがほとんど無い上に朝晩は涼しいから結構過ごしやすい夏を過ごしております。

あっという間に夏休みシーズン突入!!夏休みに入ると屋久島への来島者数はかなり増え、私はゴールデンウィークに引き続き、レンタカー屋さんの非常勤が始まりました(汗)

やっぱり夏休みなんで都会から子連れでやってくる家族で毎日あふれるほどの人、人、人、、、でも屋久島のピークってどちらかというと7月より8月なんで今年も縄文杉登山者数が昨年を上回るのでは無いでしょうかね?

世間様は夏休みということはうちの子供も夏休み。

今年はレンタカー屋の非常勤が入っているため、島外には連れて行ける見込みがなく、私が仕事を休みの日は島内で子供たちを満足させないといけないので40日超の夏休みはプランを考えるのが意外と大変なのである。

何が大変かって、都会と違って遊園地も動物園も水族館も映画館も無いからだ。

そうするとだいたい毎回夏は海水浴か川遊びがメインとなるのである。

しかし、自然の宝庫だけあって、同じ海水浴でも場所の選択肢がたくさんあるので意外と飽きないのである。

ちなみに先週の休みは、川遊びに行こうとして川に行ったのだが思いの外水温が低くて大人には辛かったので急遽海水浴に変更。しかし、いつもよく行く海水浴場は観光客で溢れかえっていたので10キロ先の海(海水浴場では無いのだが・・)に移動。

屋久島の場合は場所によって天気も違うので天候や賑わい度などを見ながら代替案がいくらでも出るのが良いところである。

そして海水浴の後は、そのまま世界遺産の林道を通って屋久島一周するのがお決まりのコース。

しょっちゅう通るところなのに林道には四季の姿があるのでいつ行っても始めて通るような印象で毎回、あと何キロで抜けられるのかもわからず。。。ところどころで自然の猿や鹿も見ることができ、気分は軽くサファリパーク。

ちなみに林道を抜けてから県道を少し外れたところを通ると牧場で放牧されてる黒牛や養豚場を眺めることができるので子供にとっては自然の動物園なのである。

あとは夏の時期だけウミガメの産卵や子ガメの孵化を観察することができ、昨日は運良く子ガメの放流にも立ち会うことができた。

屋久島の一番の魅力はやっぱり山。映画のもののけ姫の世界を体感することもできるし、大きな滝で間近にマイナスイオンを感じることもできる。

屋久島には都会にあるような人工的な娯楽施設というのはほとんど無いが、自然というアトラクションが非常に溢れており、子供たちは全然退屈しないし親としてはお金もかからず一石二鳥(笑)

私のように東京育ちだとついつい人工施設に頼ってしまい、屋久島にきたばっかりの頃は相当退屈したもんだが、生まれた時からずっと屋久島に居る子供たちにとってはこの自然はいつ見ても飽きない様だ。

つくづく子供の教育にはとても良いと感じた夏休みの序盤でした。さ、今日も海に行くぞ~(笑)

11:31 | hidaka | 島っ子の夏休み。何も無いけど何でもある島。 はコメントを受け付けていません
2012/07/18

まず始めに、先日の大分・福岡・熊本の大雨の影響により、被害を受けられた地域の方々の復興及び亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。

7月に入り、気温も入島者数も増加傾向の屋久島。なぜか今年は九州だけ梅雨明け宣言に取り残されています。

本日の屋久島、台風が通過中ですがいつもの台風に比べたら小さいので何の準備もせず雨戸も閉めずにのんびりムード。

今年の梅雨は珍しく全国ネットのニュースでも屋久島地方を名指しした大雨洪水警報が私の記憶だけでも3回ありました。

大分・福岡・熊本などでは今回の大雨洪水警報でかなりの被害があったようです。

ちなみに屋久島では最初の2日連続続いた警報時は「警報が出るほどでも無いんじゃないの?」というぐらい、いつもの屋久島特有のゲリラ豪雨が降ったり止んだりという感じだったので特に冠水などもなく、ちょっとひどい大雨程度で被害はありませんでした。

しかし、先週の大雨洪水警報はすごかった!!

朝8時前後がピークだった様でうちの旦那が出勤するときには道路が数センチの冠水。普段冠水することが無いので結構びっくり!!

床上浸水とかそういったものは無かったのですが、工事現場などから砂利が流れ出して大変だったとか・・・

我が家の横にある、幅・高さともに1mほどある側溝も普段はチョロチョロしか水が流れていないのにこの日に関してはすでに8割程のところまで水が来ており、側溝の横に犬小屋があるので「流されては大変!」と思い、玄関側にある車庫まで犬を連れて行き、リードにさらにトラロープをつけて車庫の柱に縛り付けたのだが、トラロープの結び方が緩かったらしく、柱に結びつけた途端、リード側の紐がほどけて大雨の中、犬脱走・・・

リードが鎖だったので変なとこに絡まっては大変!!と大雨洪水警報の中、冠水している道を走って犬を追っかける私・・・

50mほど走ったところで犬を確保し、犬も私もびしょ濡れ、泥まみれになりながら再度車庫に繋ぎ直しどうにか大雨対策は完了。

しかし、9時過ぎには側溝の水も3割ぐらいまでひき、いつの間にか道路の冠水もなくなっていた。

これだけ水がひくのが早いのはやっぱり屋久島が海に囲まれているからだろうか?あとは屋久島の川はすべて近いところで海と繋がっているので氾濫することが無いのだろう。

ま、私の憶測なのだがとりあえず屋久島は大雨洪水警報でも安全そうです。

ちなみに午前中はすごい雨だったのに午後からは天気が良くなり、あちこちの道路周辺ではどこかから流れてきた砂利や砕石をスコップなどで掃除する人がたくさんでした。

とりあえず今回の勝者は雨の多い島でした。これからも不敗で居ていただきたい。

11:03 | hidaka | 雨の多い島vs大雨洪水警報 はコメントを受け付けていません
2012/06/30

先日は例年より早い台風直撃にドキドキな上に子供たちは初めての臨時休校になり、停電なども心配でしたが、意外と通過経路がそんなにストレートじゃ無かった上にスピードも早かった為、停電も無く、あっという間に台風一過でした。 ただ、台風が過ぎるとだいたい青空が広がるものですがやはり梅雨だけあって今週は大雨警報が2日も続き、外に出るのが憂鬱になるような天気。屋久島は水源も豊富だし海も近いので大雨警報が続いても水害等の心配は特にないのが幸いですが・・・

さて、この夏で私がウィークリーYAKUSHIMAを始めて丸3年になります。

当初はなかなかお客様が集まらなかったり、営業形態の件で保健所に呼び出されたり、基本は1ヶ月~利用可能なマンスリー家具付き賃貸が基本なので空室が多い月もあったりなかなか稼働状況が安定しなかったのですが、プチ移住者が増えたこともありつつ、地元でもクチコミで色々なところから問い合わせが来たりしたのでおかげさまで現在12部屋中、半分の6部屋が賃貸で他の部屋もリピーターで埋まっている状態が続き、またしばらくは落ち着けるかなというところ。

ただ、部屋が満室でメンテの必要が無くても駐車場の整備やら草払いやら木の伐採や外壁の苔取りなど仕事は色々あるわけなのですが、外壁の苔取りに関しては高圧洗浄機を使うため、少し音がうるさいので住人の方々の迷惑にならないようにするため、色々と試行錯誤。

敷地内に自動販売機を置いており、その在庫確認の為にアパートにはちょこちょこ見回りに行っているので不思議なものでしょっちゅう行っていると住人の方の生活リズムと言うのがわかってしまうのだ。

で、今週の傾向としては、私が以前から苔掃除を狙っていた棟の住人の方が長期不在の様だったので「やるなら今しかない!」と本日、青空をみつめながら片手に高圧洗浄機を持っていざアパートへ!

私の場合、不動産屋さんも通さず個人でやってるので住人の方ともとてもフレンドリーなので、今日いらっしゃった2部屋のお客様宅をピンポンし、事情を説明しつつ、「次のお休みいつですか~?」と飲みのお誘いなんかもして苔取り作戦決行。

アパートの外回りメンテ自体も結構大変なのだがやはり住人の方の都合に合わせるのが一番大変なのである。

長期出張等の仮住まいであってもやっぱり家は心を落ち着かせる場所だし、住民の方との距離は近すぎても遠すぎてもいけないと思っているのでいくら住人の方と仲が良くても整備とかには気を使わないといけないので結構体力的にも精神的にもクタクタになることが多い。

どうにか3時間ほどかけて外壁掃除終了。 ちなみに7月から入居の部屋の最終点検と拭き掃除等があったのだが、今日は外壁掃除がメインだったため、

部屋の整備は小3の長女に依頼。

1年生のときからアパートの掃除を手伝わせてるのもあってなかなかの丁寧さである。

やっぱり自営業は家族ぐるみでやらないと手が回らないし、子供の教育にも私は良いと思っている。

あ、もちろん長女が整備した後に私が最終点検と手直しはしてますけど。

これからもみなさんに愛される環境作りを心がけて行きたいと改めて思った今日この頃。

しかし今日の気温は30度近くまで上がったんで腕が日焼けで真っ赤っかですわ(ノД`)

10:39 | hidaka | アパートの整備はタイミングが大事なわけで はコメントを受け付けていません
2012/06/14

前回から梅雨かも?と言っていた4日後にいきなり梅雨入り。屋久島の空は本当にあてにならない。

梅雨入り宣言から今日で10日目。

もちろん、毎日雨というわけではなく、天気予報などでも「今日は久々に梅雨の合間の晴れ空に恵まれるでしょう」などと言っている日があったり、雨は降らないけど1日曇り空だったり。

梅雨期間は洗濯物が外に干せないので狭い1室に除湿機をかけてそこで洗濯物を干すというのが我が家のスタイルなのですが、やっぱり外で干したほうが洗濯物はフワフワになるので雨が降らないと天気予報で言っていた日はすかさず外で洗濯物を干すのだが、出した瞬間に雨。急いで家に入れた瞬間に止む。などという屋久島空の気まぐれには本当に参るわけで・・・

しかも雨が降らず、日は出てないけど空が明るい日は「今日は雨は降らないだろう」と思い、外に洗濯物を出すのだが、雨が降らずとも梅雨時期の屋久島の湿度は非常に高く、湿度まで表示されるネットの天気予報を見てみると平均的に湿度が80%前後の日が多いため、雨が降らなくてもやっぱり洗濯物が乾かず、しぶしぶ除湿機の部屋に洗濯物を干すのである。

ちなみに屋久島は年間降雨量が非常に多いのだが、これは雨が多いというよりも、島のどこかしらで雨が降っているという日が多いということなのである。

どういうことかと言うと、先日土砂降りの日に用事があって南の方へ車を走らせると家から10キロほど走ったところでは道路が乾いており、朝から雨が降った形跡が無いのである。

つまり、島は場所によって天気が違うのだ。

ちなみに天気だけではなく、気候も違うのでちょっと移動するだけで体感温度が変わってくるわけである。

こんな小さな島でも南の方へ行けば行くほど暖かいので買い物等の便よりも気候のためにわざわざあまり買い物の便が整っていない南側に家を建てるIターン者がとても多い。

私の父も同じ考えで島の南側に家を建てたのだが、私は結婚してから夫の実家に住んでおり、ここは屋久島第二の都市?である安房地区で、気候はそんなに暖かくないがやはり買い物の便などを考えるともうこの町から離れないなと思っている(笑)

梅雨の話に戻るのだが、梅雨になると「ながし虫」というシロアリの赤ちゃん?や羽アリがどこからともなく家にやって来るのでやっぱり億劫になる。

屋久島の空は1年中変わりやすく気まぐれで女心より扱いづらいかもしれない。

とにかく、このジメジメの梅雨、早く明けてくれないだろうかと毎日願っているのだがだいたい7月の初旬ぐらいまで続くのであと数週間我慢しよう。

ちなみに屋久島の湿度は恐ろしいので電化製品にカビが生えて使えなくなったり、ビデオテープにカビが生えて観れなくなるというのもよくあることなので梅雨時期の屋久島には気をつけましょう(笑)

08:49 | hidaka | 女心と屋久島の梅雨空!? はコメントを受け付けていません
2012/05/31

明日から6月なのに屋久島はまだ梅雨入りせず、島民の間では「今年は空梅雨なのかも?なんていう根拠の無い噂が回って居ます。

ちょっと余談みたいな感じですが、日テレの「秘密のケンミンSHOW」のコーナー「辞令は突然に」で3週連続、鹿児島編が放映されてましたね。

観られた方は結構驚いたことも多かったんじゃないですか?私も鹿児島県民を丸10年やっていますが、「え?」って思うことも結構ありました。今日は私が鹿児島県民になって驚いたことについてお話ししたいと思います。

ちなみに鹿児島編の第1回~第3回まで鹿児島の日テレ系のチャンネルでは日中ちょこちょこ「今週の『辞令は突然に』ではなんと京一郎が鹿児島に転勤になります!!」とわざわざ番宣が入ったぐらい鹿児島県は盛り上がってました。東京とかじゃいちいちそこまで番宣に気合い入れないのにさすが鹿児島県。

テレビと言えば鹿児島県の民放は現在、6チャンネル。でも私が屋久島に初めて来た20年前は5チャンネルしか無い為、日本テレビ系とテレビ東京系の番組はフジ・TBS・テレ朝系のチャンネルで夕方に再放送をやってることがたまにあるという程度だったため、「運が良ければ放映するかも?」という感じで子供ながらに「屋久島のテレビ番組は何て不便なんだろう??」と感じたものである。

そして移住に来た10年前にはいつの間にか日テレ系の放送局が開局しており、ようやくテレビについては東京並みに見れるようになり、屋久島ライフが何とかマシになるかなぁと安心した(笑)

20歳のときに東京から屋久島に移住することになり、ちょうど遊び盛りだった私にとってはまさに天国から地獄(笑)

まず、友達が居ない。人も居ない。(人口14,000人弱)虫が多い。お店も少ない。遊び場も無い・・・etc あの頃の私にとっては屋久島の嫌な部分はいくらでも挙げられたものだ(笑)

しかし住めば都っていうのか私が年をとって落ち着いたのか以前は帰省という名目で年に最低でも2回は実家(東京)に帰っていたが、今となっては実家に帰ることが非常におっくうになり、前回帰省した際も、出発日が近づくにつれ「荷造りもめんどくさい・・・東京行くのもめんどくさい・・・」と10年前のウキウキなど全く感じられなかった。

屋久島では車が最も有効な移動手段なのだが屋久島の場合、面積の割には人口がそんなに多く無い上、信号もあまり無いので、渋滞は絶対に有り得ないし、人ごみというのも年に数回ある夏まつりぐらいしか無いのでそれが自分の中で当たり前になってしまい、都会で渋滞や人ごみに揉まれるのが非常におっくうに感じるのである。

しかし、屋久島だけにこもっているのも退屈なので学校の長期休暇の際には子供と鹿児島市内に遊びに行ったりするのだが、鹿児島市内もそんなに混んでなく、先日も用事があって鹿児島に行った際に映画館で前の週に放映されたばっかりの話題の映画館に行ったのだが、鹿児島市内では2か所でしか放映していないにも関わらずガラガラだったので、のんびり映画を観賞することができた。

若かりし頃は、渋谷・新宿・池袋が私の庭の様なものだったのに、やっぱり「住めば都」という言葉は正しい。

だからこそ島内の若者は高校を出たら都会に旅立ち、落ち着いた年齢になったら屋久島にUターンする人が多いのだろう。

ちなみに都会で育って、定年退職後に退職金で屋久島に家を建てて移住される方も結構多い。

とりあえずこれからの若者の為にも屋久島の人口増加にご協力をお願いいたします(笑)

そういえばケンミンSHOWの中で鹿児島県内で多い苗字ランキング1位は「中村さん」になっていましたが、屋久島で一番多い苗字は「日高」なんですよ!!

私も屋久島人に染まりつつありますな・・・

10:38 | hidaka | 屋久島人に染まりつつある!? はコメントを受け付けていません
2012/05/23

少しご無沙汰しちゃいました。 沖縄と奄美は例年より早く4月末に梅雨入りが発表されましたが、ここ屋久島はまだかろうじて梅雨入りは免れているようで。

さて、以前にもうちの猫の話を何度かここでお話しさせていただいていると思いますが、今年も波瀾万丈です。

屋久島はなぜか猫がとても多く、飼ってる人も多いし、ノラ猫も多い。

あとはノラ猫にご飯はあげるけど責任はとらないから子供が生まれたら知らないふりとか。。数が多いからか無責任な人も多く、屋久島の猫の数は増える一方なのである。

なので逆にそういう猫を放っておけない人の家はどんどん猫が増えていき、大変なことになるのである。

ちなみに私の友人はノラで弱っている犬や猫を見ると放っておけないタイプなので仕事中でも痩せ細った猫や犬を見ると家に連れて帰って飼ってあげるため、気が付くと犬が15匹、猫が50匹ぐらいとまさに動物屋敷になりつつある。

ま、屋久島の場合、人里離れた一軒家という環境が多いからそういうことが可能なんだろう。

我が家もちょっとそれに近い状態になりつつあり、元々は4年近く前に知り合いからもらってきたオスの猫が一匹居てオスだから猫が増えるはずなど無いのに気が付くと猫だらけに・・・・

たまたま家の敷地内に入ってきた近所では見かけたことの無い妊娠中の猫にかわいそうだからとご飯をあげたばっかりに猫に気に入られ、数日後、子連れで我が家に乗り込んで来てしまい、1匹が5匹になり、知り合いに貰われて行ったり、勝手に居なくなったりして5匹が3匹になり、その後はうちのアパートの敷地内をうろついていた人懐っこい子猫が2匹居て、アパートで飼われても困るし車にひかれるのも恐いからと我が家に連れてきて3匹から5匹、そして2度目の出産により、MAX9匹にまでなっていたのだが、人懐っこい上に保育園の近くにあるからなのか、気が付くと少しづつ減っていき、気が付くと4匹。

そして今年は最初に生まれた子猫たちが初の出産を迎えたため、また猫が・・・・

ちなみに昨日、友達が職場の近くで生まれたばかりなのに放置してある赤ちゃん猫を発見。 放っておけないけど生まれたばかりで母乳を飲ませてあげないといけないからということで、授乳中の猫が居る我が家に相談が行き、結局2匹のノラ赤ちゃん猫を預かることになり、気が付くと成猫4匹、子猫7匹!!??

しかし、猫ってのは不思議なもんで、自分の子猫に授乳中の猫に別の赤ちゃん猫を混ぜても自分の子だと思い込むし、逆に自分の子猫を何匹か抜いても気づいてないし。。。

猫の多い屋久島だからこそ見られる光景なのだろう。

よく漁師町なんかじゃ海に猫がたくさん群がっている感じがあるが、屋久島の場合は基本的にどこにでも居ます。

ちなみに一番多いのは広い駐車場の広場みたいなところでここだと車中でお昼休憩をする人が多いため、おこぼれをもらおうとノラなのにふくよかな猫が結構多い。

この勢いだと屋久島は猫だらけの島になるかもしれないですね(笑)

06:29 | hidaka | 屋久島猫事情2012春 はコメントを受け付けていません

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