Home > 新着記事 > sayaka

2013/09/30

2013年9月1日はゴロンタロ大学にとって大変重要な日でした。

タイトルの通り、大学創立50年の日だったのです。

 

以前は東隣にある北スラウェシ州と1つの州でしたが、2001年2月16日にゴロンタロ州として独立しました。

ゴロンタロ州として独立する前のゴロンタロ大学は、短期教育大学でした。

北スラウェシ州の州都であるマナドにある大学の支部大学としての位置付けでした。

そののち独立直前の2001年2月5日、5学部25コースを有したゴロンタロ教育大学に格上げされました。

そしてゴロンタロ州が独立した3年後の2004年6月23日に、現在の国立ゴロンタロ大学が誕生したのです。

現在は教育学部・社会学部・理学部・文学文化学部・工学部・農学部・経済学部・健康スポーツ学部の計8学部、全生徒数10000人以上の非常に大きな大学です。

正確にカウントするなら来年の2014年6月23日がゴロンタロ大学創立10年記念じゃないかな…という疑問は置いておきます(笑)

 

5月に大学長を始めとして先生方が愛媛大学を訪問した際に、この9月1日に開催される記念式典への招待状をお渡ししていました。

残念ながら愛媛大学長の出席はかないませんでしたが、愛媛大学前学長をはじめ、数名の教授および学生と共にこの晴れの日を祝うことが出来ました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ゴロンタロ大学創立50周年記念式典は9月1日の朝から夜遅くまで続きました。

朝はインドネシア教育省長やゴロンタロ州知事、各県知事、歴代ゴロンタロ大学学長などが出席される格式の高い式典でした。

JUNKSTAGE147

もちろん愛媛大学前学長である小松正幸氏も出席され、祝辞を述べられました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

夜の祭典はゴロンタロ大学の職員対象の祭典でした。

カラオケありライブありの大盛り上がり!

JUNKSTAGE146

ゴロンタロ大学学長もステージで1曲披露されていました。

 

 

次の日からは大学や各学部主催による様々なセミナーが開催されました。

構内では初の試みである生徒向けの就職セミナー。

構外では小・中・高の先生向けの教育セミナー。

ゴロンタロ州との共同開催であるココナッツに関する国際セミナー。

ゴロンタロ大学の職員や生徒だけでなく、地域住民や世界に開かれた大学にしたいと言う大学長の想いから実現したこの企画。

準備段階では様々な問題がありましたが、終わりよければすべてよし!

どのセミナーも好評を得ることが出来ました。

 

これからはこの成果をきっかけとし、より開かれた大学になることを祈るばかりです。

そして、残り少ない私の任期をフルに活かし、ゴロンタロ大学のために活動して行こうと心に決めた期間でした。

04:33 | sayaka | ゴロンタロ大学50周年記念パーティー はコメントを受け付けていません
2013/08/31

突然ですが、ここはどこでしょう?

この写真で分からなくても大丈夫です。

次の写真があります。

うぅ~ん、少しヒントが入っています。

このラストの写真とタイトルでお分かりのように、ここはゴロンタロ空港です。

 

少し前のお話しです。

断食最終日の8月8日の出来事です。

ゴロンタロに到着する最終便はLion Airのジャカルタ発マカッサル経由ゴロンタロ行きのフライト。

何と、牛と飛行機が衝突して一週間ほど空港が閉鎖していました。

断食が終わる前から始まっている帰省ラッシュ。

この影響で、レバランを家族と共に迎えることが出来なかったり、別の予定で州外に出れないなど、長期休暇に変更があった方もいたようです。

日本でこんな事態が起こったら、すぐに全国ニュース扱いでしょう。

ですが、さすがゴロンタロ。

特に興味もないようで、またかと言った感じ。

と言うのも、空港内に牛やヤギなど動物が入り放題なのです。

柵はありますが、壊れていて(笑)

 

このように牛の影響だけでなく、ゴロンタロ空港はよく閉鎖します。

1番の理由は洪水です。

空港を含むこの一帯は、雨が降るとすぐに洪水を起こしてしまいます。

こうなると、離着陸不可となり閉鎖となるわけです。

ですが、大丈夫です。

東隣の北スラウェシ州にある空港へ向かうのです。

今回も離着陸ともにマナドにある空港に助けてもらいます。

ただ、ここからが大変です。

マナド‐ゴロンタロ間は1日に1往復のプロペラ機のみ。

座席をget出来なかった人は、マナドから車やバスで10時間以上かけて移動するのです。

もちろん、バスでも車でもプロペラ機でも自費です(涙)

 

何はともあれ、今回の事故は全員無事でした。

ゴロンタロにお越しの際には、様々な事態を想定する必要があります。

私と言えば、牛の行方が気になって仕方ないのですが、この牛についての情報がないのです…

11:57 | sayaka | 飛行場閉鎖!その理由とは… はコメントを受け付けていません
2013/08/12

今年は、イスラムの暦「ヒジュラ暦」の1434年に当たります。

ヒジュラ暦9月のラマダンを終え、シャワル(ヒジュラ暦10月)初日がレバラン(イドゥル・フィトリ)になります。

長かったようで短かった断食月、そしてその後の長期休暇が終わりました。

この時間をゴロンタロで過ごすのも、今年ですでに3回目。

ゴロンタロでどのようにこの期間をすごすのかをご紹介したいと思います。

 

まずは、やはり断食から。

朝の3時になると、モスクから大音量で放送が始まります。

“朝だ、起きろ、ご飯を食べろ”

日本にあるコンビニ並みの距離にモスクがあり、一斉にスピーカーで呼びかけます。

睡眠が大好きな私でも起きてしまうくらいの大音量。

寝坊して断食前のご飯を食べ忘れないようにと、親切心で放送しているとか…

ご飯を食べた後は、お祈りをしてまた寝ます(笑)

 

断食期間は就労時間も大変短いです。

10時頃にゆったり出勤し、14時には帰宅します。

出勤している間は気力がなく、ダラ~としています。

仕方ないですね。

この時間帯は外に出ても人通りが少なく、街全体も活気がありません。

 

帰宅後は断食明けの食事の準備をします。

16時すぎになると、各道路に屋台が出現!

お粥やちょっとしたお菓子、飲み物などを売っています。

数時間前とは全く違い、人々の顔に笑顔が戻り人気の屋台前では渋滞が起こるほど、すべてが活き活きしています。

 

断食明けの食事をレストランでする場合には、注意も必要です。

各レストランには人が大勢訪れます。

断食明け30分前では、もう席もありません。

1時間前には席を確保し、注文したいです。

人が増えると、料理が運ばれてくるのが断食終了後になるからです。

 

ご飯が終わると、レバラン用のお買い物に市場やモールへ。

ラマダンが始まると、市内の商店街では道路を完全に封鎖して市場が軒を連ねます。

 

レバラン用に服やカーテン、食べ物など様々な準備を行いますが、ここの市場で買い物をします。

断食終了後から翌日の断食が始まるまで、夜通し市場は開いていて、たくさんの人が訪れます。

 

ずっと、私は疑問だったのですね。

日本なら、季節が変わるごとにセールが開催されます。

しかし、洋服が変わらないインドネシアでいつセールを行うか!

1年中が夏であるインドネシアでは、ラマダン中にセールが行われます。

市場の値段も据え置きですが、品質が劣ります。

ゴロンタロの方は市場で買う物とモールで買う物を分けているとのことでした。

洋服などはモールで買い、伝統的なお菓子や食商品は市場で調達する。

 

断食が終了する3日前からは、ゴロンタロ伝統である“Tumbilotohe(灯りの祭典)”が開催されます。

この祭典については去年もご紹介しました。

数か月前にガソリンの値段が値上げされたので、今年もランプは少なめでした。

しかし、これは想定の範囲内です。

今年は素敵なランプを見るために、田舎を訪れました。

田舎と言っても、街から自転車で30分ほどの場所です。

ランプに灯をともすのは子供たちの役割です。

 

灯りの祭典が終了すると、断食も終了します。

翌日から始まるレバランの買い物に、街中は大渋滞。

ゴロンタロにこんなにもたくさんの車やバイクがあるとは知りませんでした。

いつもは10分で行ける場所も1時間以上の移動時間が必要でした。

 

レバランが始まると、家族や仕事関係者への挨拶周りです。

一人ひとりと握手をして“Mohon Maaf Lahir dan Batin(日頃の過ちをお許し下さい)”と挨拶をします。

最初の年は、ホストファミリーのご家族と会うだけでしたが、知り合いが増えると回る場所も増えます。

今年は大学関係者だけでなく、州知事・各市長・地元の有力者・歴代のゴロンタロ学長宅など、挨拶を交わしました。

 

ゴロンタロではラマダン初日から数えて一週間後に伝統的な祭りが開催されます。

この日が終わるまで連休のようなものです(笑)

 

この期間・時間をゴロンタロで過ごすことが出来、私は非常に嬉しかったです。

ゴロンタロの伝統やイスラム教における重要な時間をシェアすることが出来たからです。

 

しかし、余韻に浸ってはいられません。

愛媛大学から先生・生徒さんが訪問予定です。

今年は今までにないくらいの長期滞在+大所帯です。

出来る限りの準備をして、お迎えしたいと思います。

06:54 | sayaka | ラマダン・レバラン期間のゴロンタロ はコメントを受け付けていません
2013/07/13

先日の12日放送分の朝日放送【世界の村で発見!こんなところに日本人】をご覧いただき、ありがとうございました。

私はゴロンタロにいるので、どんな旅だったのか・どんな風にゴロンタロという街が映し出されたのかは、全くもって分かりません。

ですが、少しでも“ゴロンタロ”という街を日本の皆様にご紹介出来たことを嬉しく思います。

ただ不安な部分としては、ゴロンタロの魅力を十二分にお伝え出来たかどうかと言う点です。

いざテレビカメラや藤田さんを前にすると、言いたかったこと・伝えたかったことが上手く口から出てこないのでした(笑)

汗まみれの顔などハイビジョンに耐えられず、見苦しかった部分もあったかと思います。

申し訳ありませんでした。

 

今回私が取材を受けた理由はただ一つ。

日本にいる両親に私がどんなところに住んでいるか・どんな風に生活しているのか、をダイレクトに知ってもらおうと思ったためです。

写真を見せるより、話して伝えるより、テレビを通して動画として見てもらうのが1番だと思ったのですね。

そしてこのような機会がなかったら、普段生徒たちや先生方がどのように私について思っているかということも知ることはなかったと思います。

【こんなところに日本人】の番組制作スタッフの方に感謝、です。

 

そして、どうやって私をスタッフの方が見つけたかと言うと、このJunk Stageを通してでした。

Junk Stageのスタッフの方々が怒りもせず飽きもせず、ゴロンタロでのダラダラした日記のような内容の掲載を許して下さっているおかげです。

このような私にJunk Stageの貴重なスペースをお貸しいただき、本当にありがとうございます。

 

最後に私がゴロンタロで働き、生活し続けることが出来るのは、ゴロンタロ大学の皆さん・ゴロンタロに住む住民の皆さん・愛媛大学の職員の皆様・榊原 正幸教授、そして友達・両親・家族が私を想い力強く支えて下さっているからです。

本当に…本当にありがとうございます。

皆さんがいなかったら、私はずーーーーーーと前に帰国していたと思います。

大変貴重で素晴らしく今までにない体験したことのない経験が、私自身に与えた影響は言葉で表すことは出来ません。

これからも、ここゴロンタロで元気に楽しくダラダラと私の持ち味を活かして頑張ります!

藤田朋子さん、番組スタッフの方々とニサさんファミリー

 

08:42 | sayaka | 【こんなところに日本人】をご覧になって下さった皆様へ はコメントを受け付けていません
2013/07/07

さて、今年も来週の9日からラマダンが始まります。

今年ですでに3回目ですので、もう怖いものなんてありません。

ただ、やはり不便なのですが…(笑)

今年はラマダン開始前に、好きなものを好きな時間に好きなだけ食べようと決心。

私が大抵何か食べたいのは、決まって14時~15時頃。

この時間帯は、お昼寝タイムなので大体のレストランは閉まっています。

そんなのお構いなしで、行くのですけどね!

今回はゴロンタロで食べるならココでしょ!と言うレストランをご紹介いたします…ビール情報もあり(笑)

※ただし、私の居住の関係上ゴロンタロ市内に限る※

 

私はゴロンタロではどこに行く時も自転車で移動します。

もしのもしで、ゴロンタロに観光などでいらっしゃった場合にはBentor(ベントール)移動か車をレンタルしての移動となります。

Bentorに乗る場合はインドネシア語必須となりますが、ぜひ挑戦していただきたいです。

こちらが英語で喋ると向こうは分からないし、インドネシア語で喋られてもこちらがわからない。

もう、お互い様です(笑)

目的地に行くには、目的地名や道の名前を告げて連れて行ってもらいます。

今回私が紹介するレストランまでのベントールの値段と行き方も合わせてご紹介いたします。

ただ、ベントールに乗る際の注意点をいくつかあげると、

1.) ホテル前やモール前に停止して客待ちをしているベントールは高いので、道を走っているベントールに“Bentor”と大声で叫んで止める

2.) 叫ぶのが恥ずかしい方は道で止まってベントールを眺めるだけでokです。絶対に目が合うので、手招きして呼び寄せる。

3.)お釣りを持ち合わせていない場合があるので、細かいお金がない場合には事前に準備をしておく。

4.) 観光客・外国人と分かると高い値段を言ってくるので、払いたくない場合は無視してok

※クオリティーホテルに宿泊すると仮定して、ベントールの料金を示しますが、他のホテルはクオリティーホテル周辺にあるため、同じ料金で大丈夫かと思います※

 

※各番号は地図上の番号と対応しています

※<難易度>は行きやすさ、【 】内はレストラン・目的地名、( )内は読み方、~ ~は私の勝手な感想を書いています

※各レストランご紹介後の■は住所ですが“Jl.”は“Jalan”の省略でジャランと読みます

 

①<難易度・☆☆☆/Bentor・1人Rp. 2,000>【Gorontalo Mall(ゴロンタロモール)】~一番安心・安全・行きやすい~

クオリティーホテルに宿泊なら、徒歩圏内(徒歩・5分以内)。

モール内にはレストランが5店舗とcaféが1店舗あります(2013年7月現在)。

どこで食べても、安全・安心です。

店の前にメニューが置いてあるので、全店舗チェックして決めて下さい。

余談ですが、ここはモールなので食料品や洋服などの買い物もできます。

 

②<難易度・☆☆☆/Bentor・1人Rp. 2,000>【Magic Pan(マジックパン)】~インドネシア料理に飽きたら、イタリアン!ギンギンに冷えたビールと共に~

ここに行くにはベントール乗車不要です(徒歩2分)。

ピザは7種類以上、パスタも4種類以上から選べます。

サラダなどはないですが、フライドポテトやから揚げ(骨付き)などのサイドニメューもあります。

メニューは英語表記でオーナーさんは英語が話せるので安心。

ピザ・パスタはもちろんですが、ここではぜひガーリックトーストを注文してほしいです。

冷蔵庫で冷やしたビール(しかも大・小の2種類を準備)の注文も忘れずに!

wi-fiあり。

■ Magic Pan : Jl. Ahmad Yani No. 55

 

③<難易度・☆☆☆/Bentor・1人Rp. 2,000>【Double Dipps(ダブルディップス)】~コーヒータイムはぜひここで~

ここに行くにもベントール乗車不要です(徒歩1.5分)。

ここは朝10時~夜12時(週末や休日前はさらに延長営業)の営業時間内、常にお客さんで賑わっています。

店員さんはインドネシアでは珍しいほどの高接客対応でフレンドリー。

ゴロンタロのスターバックスと言っても過言ではありません(笑)

wi-fiは私の知っている中で1番状況がよいですので、パソコンやスマートフォンを持参して下さい。

サンドイッチやナシゴレンなど様々なメニューがあります。

ここでのおすすめメニューは“soto ayam(ソトアヤム)と言うスープ。

nasi(ご飯)かlontong(もち米の様なモチモチしたご飯)が選べ、スープと一緒にいただきます。

私のおすすめはご飯!

スープとご飯(lontongの場合も)は別に出てきますが、日本では避けられる“ねこまんまご飯”のようにご飯をスープの中に直接入れて召し上がれ!

もちろん、コーヒーだけの注文も可能。

■ Double Dipps : Jl. MT. Haryono No. 196

 

④<難易度・☆☆☆/Bentor・1人Rp.2,000>【Mie Ayam Jakarta 38(ミー アヤム ジャカルタ)】~インドネシアの麺に挑戦~

こちらも徒歩圏内。

ここの麺は細麺でスープが中華系なので、私が好きな味なのだと思います。

Mie Ayam (ミーアヤム)”は、麺にほうれん草と鶏肉がのっていてスープが別についてきます。

Bakso(バッソ)と呼ばれるミートボールとPansit(パンシット)と言う揚げワンタンを追加料金で選択可能。

インドネシアでは、1人分のご飯はたくさん出てくるが麺は驚くほど少ないです。

ここの店も例外ではないので、女性であっても1杯では不十分かもしれない。

おいしかったらもちろんのこと足りない場合も、恥ずかしがらず2杯目を注文して大丈夫!

■ Mie Ayam Jakarta 38 : Jl. Raja Eyato

 

⑤<難易度・★☆☆/Bentor・1人Rp. 3,000>【Golden Fish(ゴールデンフィッシュ)】~冷蔵庫で冷やしたビールがある2か所目のレストラン~

ここでも冷蔵庫で冷やしたビールがいただける。

食べ物は…ごめんなさい。

どれも普通です(笑)

■ Golden Fish : Jl. Panjaitan  ( Jl. Nani Wartabone) No. 181

 

⑥<難易度・★☆☆/Bentor・1人Rp.3,000>【SWADAYA(スワダヤ)】~インドネシア料理の王道、ナシゴレンを頂く~

Nasi Goreng(ナシゴレン・炒めし)はインドネシア料理の王道と言っても過言ではないほど有名な料理。

ゴロンタロ市内の主要レストランで食べ比べた私の結果なので…かなり個人的感想です。

ここでのご紹介はNasi Goreng Special

店のメイン料理はAyam Goreng(アヤム ゴレン・から揚げ)ですが、だからこその一品!

何がスペシャルかと言うと、ナシゴレンに鶏肉各部位のお肉が混ぜてあります。

普通のナシゴレンは、ただご飯と卵を混ぜて炒めただけですが、スペシャルはやはりスペシャル!

さらに、スペシャルでもおよそ100円と安い!

■ SWADAYA : Jl. Panjaitan ( Jl. Nani Wartabone) No. 124

 

⑦<難易度・★★☆/Bentor・1人Rp.3,000>【Merahti Indah 2(メラティ インダ)】~このジュースは本当においしい~

食べ物ばかりの紹介なので、飲み物のご紹介。

見た目はかなりブサイクだけど、非常においしいフルーツジュースJus Sirsak(ジュースシルサック)”

Sirsakは英語でSoursopと言うフルーツです。

シルサックだけで食べると少し酸っぱいので、ジュースを作る時は砂糖と練乳を加えます。

お店によってこの量は変わりますが、注文時に伝えると調整可能。

ナシゴレン同様、シルサックジュースについてもゴロンタロ市内で飲み比べた結果です。

ここのシルサックジュースは、砂糖と練乳の加え方が絶妙なのに加え、ミキサー使用時に氷も入れてスムージーの様な味わい。

ちなみに、シルサックはお医者さんが1日1杯飲むようにとすすめるほど、病気に対して効果があります。

現地の方の話では、食物繊維・カリウム・ビタミンB1が豊富なので、胆石・便秘・痛風・食欲不振・ガンに効き目がある…らしいです。

実際に私も便秘の際にはよくお世話になっています。

■ Merahti Indah 2 : Jl. Jamaludia Malik No. 68

 

⑧<難易度・★★☆/Bentor・1人Rp.2,000>【NUSANTARA(ヌサンタラ)】~ナシゴレン以外のご飯シリーズⅠ~

この場所はホテルから近い+大通りに面しているのですが、レストラン名だけでは辿り着かない可能性が…

そんな時は【Jl. Raja Eyato(ジャラン ラジャ イヤト)とNasi Kebuli(ナシ クブリまたはナシ ケブリ)】と伝えて下さい。

ここでの目的はNasi Kebuli(ナシ クブリ)”です。

大変スパイシーなので、辛い物が苦手な人は気を付けて下さい。

Nasi Kebuliはもともとアラブ人が持ち込んだアラブ料理だとか。

おやじさんの顔もアラブ系です。

スパイスのきいたドライカレー風のご飯にKambing(ヤギ)の肉がのっています。

Nasi Kebuliの代わりにNasi Kambingと呼ぶことあり、この店では別注文でsate kambing(サテ カンビン)と言うヤギの肉を使った焼き鳥もおいしい!

■ NUSANTARA : Jl. Raja Eyato No. 96

 

⑨<難易度・★★☆/Bentor・1人Rp.3,000>【Diawasir(ジャワシル)】~ナシゴレン以外のご飯シリーズⅡ~

レストラン名で伝わらなかった場合には【Nasi Kuning(ナシ クニン)】と伝えて下さい。

と言うことで、ここではNasi Kuning(ナシクニン)”を食べましょう。

kuningとはインドネシア語で黄色いという意味です。

ココナツミルクに加えウコン(ターメリック)で色付けされているご飯です。

Djawasirのナシ クニンにはikan cakalang(イカン チャカラン)と言う魚をほぐして乾燥させたものを甘辛く味付けしたものが一緒に出てきます。

これが、ご飯と合う!

ikan cakalangだけも販売しているので、日本へお土産として持って帰ってもok!

■ Djawasir : Jl. Pangeran Diponegoro No. 27

 

⑩<難易度・★★☆/Bentor・1人Rp.5,000>【New VISKANA(ニュー フィスカナ)】~ゴロンタロ料理に挑戦~

ここではゴロンタロ料理に挑戦ですが、普通の料理ではせっかくの滞在がもったいない!

一か月に1回、しかもゴロンタロでしか獲れない魚・nike(ニケ)を使った料理です。

Perkedel Nike(プルケデルニケ)”です。

Perkedel(プルケデル)はコロッケのような食べ物です。

ニケが摂れるシーズンになると様々な場所でニケを使った料理が出ます。

ゴロンタロ滞在期間がニケシーズンとは限りませんが…大丈夫!

ここでは、常に冷凍保存(笑)

ニケはゴロンタロの人もどこから来る魚でどこに向かうのか知らないほど、正体が分かっていない小魚です。

おいしいニケは川で獲れたものより海で獲ったまだ小さい色がついていないものです。

これは私も賛成です!

ここのレストランでは、冷蔵庫で冷やしたビールもあります。

また辛い物が好きな方に朗報(?)です。

どんなインドネシア料理(上記で紹介した食べ物)にもsambal(サンバル)と呼ばれる唐辛子で作ったソースがついてきます。

ゴロンタロにはゴロンタロのsambalがあり、“dabu-dabu(ダブダブ)”と呼ばれています。

この“dabu-dabu(ダブダブ)”にはいくつか種類がありますが、このレストランで“dabu-dabu iris(ダブダブ イリス)”も一緒に注文してみて下さい。

“dabu-dabu iris(ダブダブ イリス)”は生のトマトやセロリなどを刻んだ唐辛子と混ぜレモン汁で味を調えてあるタイプです。

これを“Perkedel Nike(プルケデル ニケ)”にかけて食べると味にアクセントが出て、さらにビールがすすむこと間違いなし!

■ New VISKANA : Jl. Mayor Dullah

 

⑪<難易度・★★★/Bentor・1人Rp.5,000>【Rumah Makan RATU(ルマ マカン ラトゥ)】~魚の焼き鳥が絶品~

ここでの注文はsate ikan(サテイカン)”です。

魚バージョンの焼き鳥が非常においしく、海を見ながらいただきます。

入店すると焼き鳥の本数だけ聞かれます。

インドネシア語で数字が言えなくても、指があるので大丈夫!

店名だけでは絶対に辿り着けませんので【tangga dua ribu(タンガ ドゥア リブ)とsate ikan(サテ イカン)】と伝えて下さい。

晩ごはん時には非常に混雑していて、運よく座れても料理が出てくるのは30分以上待ったあとになるので、夕方か昼に行くことをおすすめします。

夜に行った場合は、場所が田舎なこともありベントールを見つけるにも苦労します。

ですが、本当においしいので行く価値は十分にあります!

ビールもありますが、冷えてないので氷をもらうことを忘れずに。

■ RATU : Jl. Pantai Indah

 

ここでゴロンタロのおいしいものすべてをご紹介するには、ちょっとスペースが足りませんでした。

今回のおススメは私の独断と偏見と言うことを付け加えておきます(笑)

ゴロンタロにお越しの際、ご飯に迷ったら参考にして下さい!

03:44 | sayaka | ラマダン(断食月)前につき食い溜め中! はコメントを受け付けていません
2013/06/28

さる、今月の16日に北ゴロンタロ県にある美しいビーチに行ってきました。

5月に一緒に日本に行った方々の企画で、私にも招待状を作ってくださいました。

 

北ゴロンタロ県(県庁)は市内から車で1.5時間ほどの場所にあります。

北ゴロンタロ県庁からさらに車で15分ほどの港から、今回の目的地のポネロ島までボートで向かいます。

ボートで20分ほどでしょうか。

 

港周辺の海はたくさんゴミが浮いていて、正直に言うとポネロ島も同じかななどと思っていたのです。

ですが、ボートに乗って島に近づくにつれて、海の色が変わっていくではありませんか!

着いた時には、港で疑ってごめんなさい、と心の中でつぶやいたものです。

この日の企画は“FESTIVAL BAHARI(海の祭典)”と名付けられ、島をあげての一大イベントでした。

と言うのは、ポネロ島に到着して知ったのですが(笑)

イベントはすでに始まっていて、私たちの到着を待っていたのです。

北ゴロンタロ県知事さんも参加され、ポネロ島の住民の前で県としての政策発表をされました。

 

そのあとは、ボートレースが行われました。

このボート、完全に1人乗りでも普段漁をする時に使用するもののようです。

2回に分けてレースが行われました。

それぞれの優勝者はなんとお父さんとそのお子さん(親子)でした。

ボートさばきも代々受け継ぐのだなーと感心。

 

そののち、綱引き手漕ぎボートバージョンの試合が行われました。

これは文字通り、ボート同士で綱引きをするのですが、オールを用い人力でボートにつないである紐を引っ張り合います。

そして最大のポイントは、女性のみ、ということです。

この日のために作ったという、チームごとのT-シャツで綱引きに臨みます。

1チーム7人で、年齢制限はなし。

中にはおばあちゃん達チームもあり、私はハラハラしていました。

が、おばあちゃん達は、1人ずつボートに乗る時に音楽に合わせておしりをふりふり♪セクシーダンスを披露する余裕っぷり。

どのチームを見ても、女性が非常にたくましいのです。

何とこのおばあちゃんチーム、優勝したんです!

表彰式の時に“若い子には負けられない”と言っていました。

 

帰りの時間は潮が引いていて、県知事さんはじめ全員がボートまでジャブジャブ歩いて向かいます。

そして、ジャンプしてボートに乗る!

 

常に音楽があり、笑顔があり、笑い声であふれていました。

小さな島なので、全員顔見知りの様で“あそこの息子が勝ったのか”“ほら、○○ばあちゃんがまた踊ってる”など、ワイワイ。

島の住民全員が1つの家族の様な雰囲気でとても素敵でした。

 

 

07:40 | sayaka | ビーチを楽しむ はコメントを受け付けていません
2013/06/14

突然ですが、黒丸で囲っている鉱物の色は何色ですか?

 

今学期の授業も終わり、残るは期末テストの採点のみとなりました。

1番大変だった授業は【記載岩石学】でした。

この授業では、岩石薄片を顕微鏡で観察する授業なのです。

先ほどの写真は偏光顕微鏡で見た岩石薄片です。

岩石薄片を偏光顕微鏡で観察し、岩石に含まれている鉱物名を決定します。

この岩石薄片を観察する時に、記入するシート(表)があります。

どんな形・大きさ・色なのかなど、鉱物ごとの情報・特徴を記入していきます。

この情報に基づいて鉱物名を決定します。

 

岩石薄片の記載をしているとたくさんの質問があります。

この形の名前は何か。

どのように記載したらいいのか。

うまくピントが合わない。

顕微鏡の使用法以外の質問は、すべてが鉱物基準になります。

“どの鉱物について質問しているのか”

質問したい鉱物を顕微鏡の中心に配置してもらいますが、似たような形態が近くにあると困った事態が起きます。

形も色も大きさもすべて似ている。

右(写真中・A)の鉱物についての質問なのか、それとも左(写真中・B)なのか…

極めつけに、何色と表現したらいいのかすら分からない…

この鉱物写真の色、日本語でも正直分かりません(笑)

紫…?

いや、青…?

ちなみに、この写真を生徒に見せて聞いたところ、“Aは紫でBは黄色”との答えでした。

黄色…?

確かに黄色かな…

1人では分からないので、続けて質問します。

“Aは青紫でBは暗い青”

私が想像していた色の名前と近いな、という印象です。

しかし、暗い青ってもっと違う色だと思うけどな…

紫と青や紫とピンクの区別(境界?)。

“濃い・薄い”を言い出すと、キリがありません。

 

最終的には、絵を描いてもらってどの鉱物について質問したいのか聞きます(笑)

しかし、記載欄に色を記入するのですが、これがまたバラバラ!

ハッキリ決まった色なんてないからです。

岩石薄片は厚さが大切で、同じ鉱物であっても薄片の厚さによって色が変わります。

最後の授業では生徒たちで作成した自前の岩石薄片も観察したので、薄片内で厚さにバラつきがあり、またまた一苦労しました。

部屋中にある色を指さし、“この色の鉱物?右の鉱物?”“違うよ、その隣のもっと黄色っぽい緑の鉱物!”このやり取りを何回繰り返したことか。

途中の授業から指定したサイトの色標本を印刷して持参するように言うも、また失敗です。

プリンターの質が…

同じサイトから印刷しているはずなのに、生徒によっては全く違う色なのです。

印刷をケチった私が悪かったと、自分に言い聞かせて再度挑戦です。

よく考えれば、日本人同士であっても“色”に対する呼び方・イメージは人それぞれですよね!

鉱物写真の色、皆さんだったら何色と答えますか?

06:40 | sayaka | “色”を伝える はコメントを受け付けていません
2013/05/23

日本訪問の際の裏話編です(笑)

旅行にハプニングはつきもので、

当初私は同行予定ではありませんでしたが、あまりにも大所帯のため私の教授から同行するように要請を受けたのです。

日本に行ける!とウキウキしていた私は非常に愚かでした…

 

【出発前編】

今回の訪問、2013年を迎える前に日程も決まっていたのです。

こんな早くから行動してくれるなんて!と思っていたが私の考えが甘かったのです。

出発二週間前になっても、メンバーが決まらず=人数が決まらず。

ホテルはもとよりゴロンタロ発の飛行機すら予約していない。

行く気あるんかいっ!と各方面へ根回しして必要な物すべてを予約。

あとは行くだけ~と思っていたら、支払い問題発生。

県にも州にも大学にもお金がないと。

どういうこと?状態です。

またまた各方面へ連絡し、支払期限を待ってもらったり代わって振込んでもらったり。

ゴロンタロを出発する1時間前にやっと全額揃い、いざ出発。

 

【日本滞在編】

出発前の会議で何回も説明したことが一切役に立たず。

コンセントの変換プラグを持参する、広がって歩かない、時間を必ず守るなどなど。

エスカレーターで後ろが詰まる、喫煙場所以外でタバコ吸う、1時間以上遅刻する…。

 

私にも問題があったのでしょうが、日本に入ったらここは“日本”!

知事さんだろうが誰であろうが、時間を守らなければおいていく発言できっと周囲は驚愕したでしょう。

 

時間の都合や要望内容により対応できないものもありましたが、要望があればそのつど対応しました。

せっかくだから、日本をenjoyしてほしかったのです。

“SAKE”が飲んでみたい、日本のケーキを食べてみたい、電車に乗ってみたい、カメラやパソコンなどを買いたい、などなど。

体調不良や家族の不幸などで帰国日を変更しなければいけない人が続出し、チケットやホテルの手配。

 

この要望の中に新幹線に乗ってみたい、モールに行ってみたい、というものがありました。

しかし、すでに飛行機を予約していたので地下鉄に変更。

これは忘れもしない東京観光の日。

私はやりたいことがあったので参加はしませんでした。

はとバス1日ツアーを予約していたのですが、午後からの時間をモールでの買い物にあてるべく昼ご飯後からツアーを離れることに。

昼ご飯を取る場所まで迎えに行ったところ、“はとバス最高だから最後まで観光するよ”とのこと。

もちろん、私は自分の時間が出来たしokでした。

皆さんをお見送りします。

そののち、知らない番号から電話が…

普段は取らないですが“もしや?”と思い電話を取ってみると、やはりガイドさんからでした。

集合時間になっても戻ってこない人がまだ予定もあり出発しなければいけない、という内容でした。

私はそこに(浅草)全員を残して出発してほしいと伝え、急いで浅草に向かいます。

私が到着した時間でもまだ足りない。

浅草の商店街を見て回りやっとの思いで探し出し、成田のホテルへ戻ります。

 

本来なら東京駅からの乗車で乗換不要だったのですが、浅草からとなるとそうもいきません。

浅草駅からホテル近くの駅までは最低でも1回の乗り継ぎが必要だったからです。

乗換をスムーズにすべく、suicaを購入し渡します。

上野駅で乗継をすることを伝え、浅草駅で乗車します。

乗る前には全員いたはずなのに、上野駅に着くと1人足りない!

下りそびれたのか、そもそも乗ってなかったのか…

下りそびれた場合は、次の駅で降りて私の迎えを待つように伝えておきました。

上野駅の駅員さんに電話で次の駅の駅員さんと連絡を取ってもらい探していただきましたが…見つからず。

乗ってなかったのかと、浅草駅に電話してもらうも見つからず…

おっと…

とりあえず、上野駅に残りのメンバーを残し、探しに行くことにしました。

インドネシア語しかできない彼はきっと心細いに違いない、早く探し出さなければ、という思いだけでした。

隣の駅にいっても彼はいませんでした。

浅草駅にも彼はいませんでした。

もしかしたら、駅の外にいるのかも、と外に出たところ…発見!

彼は日本に留学中のインドネシア人に偶然会い、どうしようかと相談しているところでした。

そののち、皆が待つ上野駅に戻り無事にホテルまで到着しました。

 

【教訓】

大人数を引き連れ乗換が必要な場合は、電車に乗せない。

まして、日本訪問が初めてで英語も話せないゴロンタロ人を(笑)

03:56 | sayaka | 浅草駅で迷子発生! はコメントを受け付けていません
2013/05/19

日本での黄金週間が明けたと同時に行ってきました、愛媛県っ!

今回の堅苦しいタイトルの通り、訪問目的は調印式です。

ゴロンタロからの訪問団は私を含めて21名の大所帯です。

ゴロンタロ州・北ゴロンタロ県知事さんやゴロンタロ大学学長を始め、各部署から重要な人物が同行しています。

今回の覚書にはゴロンタロ州は入っていませんが、ゴロンタロ州からも1人参加していました。

 

どのような共同研究なのかは、また別の機会にお話しさせて下さい。

 

愛媛大学での調印式や松山観光をしていただいた後は、松山市より南に車で1.5時間ほどの場所にある西予市へ。

ここでも、共同研究のための勉強として様々な場所を訪問させていただきます。

屋形船に乗って昼食をいただき、県知事さんのご希望でゴミ処理施設の見学もしました。

 

西予市滞在ののち、みなさんお待ちかねの東京観光です。

東京観光と言えば、黄色いバスでおなじみのはとバス。

外国人コースも充実で、皆さんにも楽しんでいただいたようでした。

 

インドネシアに戻り、バリでも勉強を続けます。

バリでの時間は皆さんが1番キラキラしているように見えました。

何と言っても、すでに自分たちのテリトリーです。

言葉・文化・食べ物…すべてです。

 

日本滞在中は、皆さんの興味・好奇心は止まることがありません。

・ETCカードを搭載していたためチケットフリーで入場できる高速ゲート

・道路が山を突っ切っていること(トンネル)

・木々や花々の種類や名前

・街中がきれいに保たれていること

・人々が時間を守って行動していること

・相手に見えていないのに電話口で頭を下げる私

・写真を撮るときにピースサインをすること

・注文していないのに水やお茶が出てくること

・日本語でこれは何と言うのか

挙げていくとキリがないので、このへんで。

疑問に思うと、私にすぐに質問してきます。

恥ずかしいことですが、答えることが出来ないのです。

どうして【おはよう“ございます”】【ありがとう“ございます”】なのに【こんにちは“ございます”】は間違いなのか。

能を鑑賞した際には、演目の内容や言葉の意味。

私がいかに日本を知らないか、私には当たり前だけで考えたこともなかったこと。

改めて勉強になりました。

 

ゴロンタロ空港に到着する飛行機の中で、北ゴロンタロ県知事さんが、日本で見て勉強して感じたことすべてを職員に伝えて取り入れていきたい、と話してくださいました。

共同研究のためだけでなく、今回の日程すべてが有意義であったようで今後に期待したいと思います。

03:47 | sayaka | ゴロンタロ州・北ゴロンタロ県、ゴロンタロ大学および愛媛大学の三者連携による共同研究及び人材育成のための覚書調印式 はコメントを受け付けていません
2013/04/30

先月末から今月の上旬にかけ、私の教授がインドネシアを訪れました。

教授はここ数年、毎年訪問しており、ゴロンタロ大学だけでなく様々な大学に行っています。

今回は生徒同伴ではなく、教授お一人での訪問とあって気が楽そうでした。

私は途中から教授に同行し、以前会議を行ったガジャ・マダ大学、バリ観光を経てゴロンタロ大学へ向かいました。

 

ガジャ・マダ大学では、祭日であったのにたくさんの先生方に集まっていただき、今後の交流について話し合いを行いました。

翌日には世界遺産であるボロブドゥール遺跡を巡ります。

毎年来ていたにも関わらず、教授は初めての観光!

遺跡のスケール大きさや歴史に思いをはせず、どんな種類の岩石を使っているのかと、観光地に来てまでも熱心に岩石観察していました。

その翌日にはバリに移動し、キンタマーニ高原にあるバトゥール火山博物館見学へ。

ここは、私も行きたかったので大変楽しみでした。

あいにく日曜日で閉館時間が早く、閉めようとしているところギリギリセーフ滑り込み。

交渉して見学させてもらいましたが、あまり時間をかけて見て回ることが出来ませんでした。

ショック!!

そのあとは、バトゥール火山を見ながら昼食を食べ、外輪山についていろいろお話を伺います。

※外輪山…カルデラの縁にあたる尾根の部分。有名なものは阿蘇山。

 

次の日には観光を終えて、ゴロンタロに向けて出発します。

今回のゴロンタロ大学での目的は、来月の日本訪問の最終打ち合わせ・共同研究の目的確認および調査内容の議論・分析機器の初期設定です。

 

共同研究の内容確認や今後のゴロンタロ大学および愛媛大学の交流については、様々な先生方に会議に出席していただきました。

共同研究のメンバーの先生方とは1人ずつ個別でも話し合いも行いました。

 

 

分析機器の初期設定は、まず部屋作りから始めました。

この機器は24±3℃の環境が第一条件です。

クーラーが設置してある部屋に置いてあったものの、窓が開いていたりドアの下に隙間があったりなどしていました。

温度計で室内気温を計ると30℃をこえていました。

クーラーついていたのに…

ビニールシートで窓や隙間をすべてふさぎます。

待つこと2時間以上…

やっと27℃になり、スタートします。

日本では当たり前の事でも、ここでは違います。

ゴロンタロ大学の先生方・生徒さんには初めての経験です。

と言うことは、ゴロンタロ大学で初めて分析機器を設置し管理すると言うことです。

現在は1日に3回の温度チェックを行っています。

 

上記したように、来月は日本訪問です。

私も同行することになり、大変楽しみです。

新たな協定を結ぶ予定で、さらに交流が活発になることを願うばかりです。

10:29 | sayaka | ガジャ・マダ大学およびゴロンタロ大学訪問と観光 はコメントを受け付けていません

« Previous | Next »