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2012/11/07

 

11月の頭は、

1日が諸聖人の日、2日が死者の日、

というカトリックの祝日で、

今年は土日がひっついて連休になりました。

 

あいにく雨の予定だったので、私たちの予定も未定のまま、、、

ところが雨、

降らないね。。。

と、自転車で冒険に行くことにしました。

 

 

何もなくなった麦畑の間に、

延々続く田舎道。

 

 

そこをただ、自転車で走って行くだけなのに

子供達はゲラゲラと笑いっぱなし。

 

トラクターが通った後が固まって、道がデコボコにになっていて

その上を自転車で行くとガックンガックン。

当然、大声で

「アーーーーーーーーーーーーーーー」

声ももちろんデコボコにあわせて波打つ。

そんな事だけで、これだけ笑えるって、幸せですねー。

 

 

ジワジワと登って行くと、こんな景色。

なんにもないですね。ハハハ。

 

さすがに疲れて来たと、引き返します。

 

 

チビちゃん、正しい下り道の行き方ですねぇ。

もちろん、ギャハハハ全開に笑っています。

2時間ほどのサイクリング、おつかれさまでした。

 

夜には、夏に漬けた、なすびのソットサーレを開けてみました。

 

 

なすびのカワの色と、カラブリアの唐辛子の色で少し赤く仕上がっています。

生のなすびのエグミが、

漬けた事によって、ちょうど良い酸味に変わり

やっぱりこれ美味しい!!

肉料理の合間の口直しにも、

パンの上にのせてブルスケッタにしても、

我が家では、ごはんのお供にもパクパクといけます。

 

次の日の夜は、

友達の家で暖炉に灯を点し、

 

 

栗!

 

遠赤外線メラメラの中で、

栗専用の穴の開いた鉄のフライパンでガラガラガラガラ。

ハフハフ、ホクホク、美味しい!

季節を味わうのはいいですね。

 

トスカーナには、

地元の祭りにあわせて蒸気機関車が走ります。

栗祭りは終わったのですが、

次は11月の11日、18日に

サンジョヴァンニダッソの白トリュフ祭り、

12月はクリスマス用品のマーケットと絞りたてオリーブオイル祭り。

朝だいたいシエナ出発、

現地にお昼について祭りにちなんだお昼を取って散歩、

そしてまたトスカーナの景色を眺めながら夕方までのフルコースです。

真っ白の煙をフォーーーーーッッあげる姿は迫力満点のかっこよさ、

こんな味わい方も乙なものですね。

http://trenonatura.terresiena.it/treno-vapore.htm

 

07:35 | emiko | 田舎バンザイ! はコメントを受け付けていません
2012/10/29

 

雨の季節がやってきました。

おまけに寒波もやってきて、

北イタリアではもう雪が降ったそうです。

二女が風邪で一週間家に籠りきりだったので、

雨の合間に誘われた、

ガレージセールには二つ返事で行ってきました。

 

行き先は、こことシエナの間にある

モンテローニダルビアという、

これまた何もない小さな街のお城、

castello san fabiano でした。

 

 

門を入ってグングン進むと、

ドーーンと大きな木が迎えてくれました。

樹齢は何年くらいなんでしょうか。

 

 

初めてのお城に足を踏み入れるときは

いつでもワクワクドキドキします。

どんな城主がいて、どんな歴史があるのだろう??

なんて考えながら入ってみます。

 

 

 

こちらは自然のものだけを使って作ったアクセサリー屋さん。

自然界の美しさに勝るものはないですね。

流れ行く美しさの瞬間を閉じ込めた作品でした。

 

 

ミラノの布屋さんが出す、手作りのポーチなど。

ここの柄と色はとても特徴的なのですが、

それよりなにより、触り心地がとてもいいのです。

 

 

もう一つの会場もとても広くてきれい。

私の想像するガレージセールとはなんだか感覚の違う、

アンティークものや一点もの、

もちろん、高級ブランド品の中古も沢山ありました。

 

 

こちらにもハンドペインティングのドレスが。

「着物みたいでしょう? あなたに合うと思うわぁ〜」

って言われても、

これを着こなすのは難しそう。。。

 

あ〜〜、目の保養になった、、、

と、外に出てみると、

 

 

子供達はやはり走り回っていました。

遊んでいるのは、

かくれんぼに鬼ごっこ。

どこの國でも子供の遊びって同じなんですね。

 

 

 

 

05:52 | emiko | ガレージセール はコメントを受け付けていません
2012/10/09

 

秋ですね。

もうすぐ雨の季節がやって来るかと思うと、

湿った残暑もなんだか名残惜しい感じがします。

 

さて、

とうちゃんのところへ、

ポルチーニ茸を食べに行ってきました。

 

昼の休憩に帰って来なかったとうちゃんの様子を見に、

早めに下へ降りると、

一人で黙々と肉の掃除をしていました。

 

 

こちらはキアーナ牛(キャニーナ)のスカンネッロ、

もものつけねの部分です。

大きな固まりからスジや固い部分を切り落とし、

タリアータ用の処理をしているところでした。

この時の、切り方次第で

肉の堅さが変わって来るから不思議なものですね。

 

さてお次ぎは、

 

 

肉の処理中に運ばれて来たポルチーニ茸です。

根元の部分を削ぎ落し、後は綺麗に拭いていきます。

 

そして私たちのもとへやって来たのは、

 

 

タリアテッレ アイ フンギ ポルチーニ。

ポルチーニ茸たっぷりです。

この香り、たまりません。

そして、

 

 

フリット!

 

新鮮な美味しいものは、シンプルに頂くのが一番!

まだ根元がしっかりしていて、とっても美味しい!!

 

実は私、ポルチーニ茸はあまり買いません。

家で調理すると、水が多く出てしまい

なんだかドロッとしてしまうんですよね。

こうゆうのはプロに任せるのがヨイヨイ、

と言う事で、

私がマーケットで買ったのは、

 

 

フィンフェルリと呼ばれるこちらのきのこ。

ポルチーニ茸とはまた違う、クリーミィなほのかな香り、

シャキッとした歯ごたえが残り、

「ああ、秋の楽しみ〜、、、、、」

と、思える一つです。

シーズンが来れば3回は食べたいけれど、

こちらもあるときにしかない一品です。

イタリアンパセリとニンニクで、少しカリッとするくらいに焼いただけで頂きました。

 

季節の変わり目には

その時にしか出て来ない食材があって、

その瞬間を逃さない様に

大切にしていきたいです。

 

 

 

 

06:54 | emiko | ポルチーニ茸、食べてきました はコメントを受け付けていません
2012/10/01

 

10日間に渡る、ヴァルダルビア秋祭りでした。

この周辺には、

オルチャ渓谷、オンブローネ渓谷とアルビア渓谷があり、

その渓谷の流れを通るカッシア街道は、

イタリアの中でも最も美しいと言われるほどなんです。

 

まあ、イタリアの各地には、

イタリアで一番!って場所が必ずあるもんですが。。。

 

ここボンコンヴェントはカッシア街道沿いで、

美しい小さな村、の一つに選ばれています。

 

さてこの祭り、

名物なのは、町中に広がるマーケットと、

4つの治区が各レストランを道に出す事です。

小さな村なので、メイン通り以外はほとんどレストランに早変わり。

 

ここは私たちの地区、チェントロストーリコ、

シンボルはカエルです。

 

 

カエルなだけに、カエルのテーブルクロスにカエルのクロスティーニです。

食べかけですみません、端っこにあるのはカエルの足です。

 

 

ワインのラベルまでカエルです。

 

 

なんでしょう?

 

 

朝から晩まで、地区のおかあちゃん達が打ったピーチという名物パスタ、

こんな風になります。

 

 

ここでも地区の子供達がウェイター、ウェイトレスになって、せっせと働くのです。

 

 

バイト料はありませんが、チップでかなり稼げるようです。

労働基準や衛生管理にはとてもうるさいイタリアですが、

こんな時はなんでもオーケーなんですね。

観光客も地元の人も、みんな一緒に楽しそうです。

 

 

祭りになれば必ず出て来る民謡歌うおじさま達。

 

 

何故かサイドカーにはイノシシの頭。

 

こちらはマーケット。

 

 

ヴァルダルビア祭ですが、毎年くるこのカラブリアの屋台、

唐辛子屋さんで、ここの白魚の唐辛子漬けがとっても美味しい!!

 

 

こちらの八百屋さんは、ソットオーリオの数がすごいです。

左奥に見えるのはポルチーニ茸です。

 

ポルチーニ茸と言えば、、、

 

 

とうちゃんのレストランも現在、アンティパストからプリモ、セコンドまでポルチーニ茸です。

生のポルチーニ茸を食べるには、

今しかないですよー!!

 

祭りは今日が最終日。

雨が降ったにも関わらず、23時前の今でもまだ、

人のざわめきと音楽が鳴り響いています。

 

 

 

 

05:29 | emiko | 地元の秋祭り はコメントを受け付けていません
2012/09/17

 

ぶどうの収穫、ヴェンデミアに行ってきました。

 

 

朝8時、

早起きが苦手な私ですが、

やっぱり朝は清々しいですね。

 

 

今年のぶどうの出来はいかがでしょうか?

ブルネッロになるぶどうはこの、

サンジョベーゼグロッソという品種のみです。

この品種、これくらい深い青色にならなければいけません。

 

今年の夏は本当に暑く、

雨も全然降らずと厳しい天候で、

南斜面の水はけのよい畑は結構ブドウぶどうが焼けてしまいました。

 

焼けてしまったもの、

イノシシやシカにかじられてしまったもの、

熟しきらなかったもの、

ワインに出来るレベルのものか出来ないものかを選別しながら

収穫していきます。

動物って、美味しいものだけかじっていくので

悔しいやら、感心するやら、、、

 

 

畑の斜面の向きや位置、風の向き、畑の周りの環境によって

ぶどうの味がとても左右されます。

刈りながら、味見をしながらの作業が延々続きます。

味見をすると、畑によってこんなにも違うのかと驚きます。

 

 

こちらのワイナリーは、完全無農薬の畑なので

子供達もぶどうをボリボリ食べながら

走り回ってとっても楽しそう。

 

 

綺麗な空になってきました。

 

 

本日21箱。

これはロゼワイン用とIGT、テーブルワイン用のぶどうです。

 

 

そして木に残されたのは

来週収穫予定のブルネッロディモンタルチーノ用です。

完全なぶどうになるのを待ちます。

 

 

お昼ご飯!!

「ほぼベジタリアンのあなたには悪いけど、

子やぎの半身焼きね。

で、これは私たちが食べるわ。」

と、友達とお姑さん、、、

 

 

脳みそにほほ肉が美味しいのです。。。

 

この直前に、このお姑さんから

 

「ここ、最高よ!」

 

と口に入れられたのは、

子やぎちゃんの玉でした。

 

確かに美味しかったけどねぇ。

かあちゃんパワーに負けました。

 

 

 

さて、またすぐに除梗の作業。

ここはワイナリーの屋上で、

ここでぶどうの茎を取り除いた粒だけを

直接タンクへと、屋上に開いた穴から落としていきます。

 

 

落とされたジュースは毎日リモンタージュ、

健全に発酵する為にかき混ぜ続けるのです。

 

小さなワイナリーはこうやって

すべての行程が手作業。

飲むのがもったいないくらい可愛がられています。

ああ、数年後が楽しみ!!

 

Azienda Agricola CASA RAIA

http://www.casaraia.com

 

 

09:08 | emiko | ヴェンデミア はコメントを受け付けていません
2012/09/09

 

「あれ? なんかある。。。」

 

 

「取って! 取って!!」

 

 

一体何を取ろうとしていたのかは、

私には未だにわかりませんが、

夏の間はこうやって

暗くなるまで=21時半くらいまで外でキャーキャー遊べたのですが、

今じゃ20時には薄暗くなってきて

夏の終わりを感じる南トスカーナです。

 

季節が移り変わる = メニューが変わりました。

 

 

こちら、

タコとスペルト小麦のサラダ。

オーガニックトマト農家さんの黄色いトマトと、

同じく彼の赤かぶ添えです。

 

スペルと小麦は、9000年ほどの歴史があると言われ、

小麦の原種になるそうです。

こちらではよく、茹でてサラダにして食べますが、

独特なプチプチな食感があり、

ほんのり香ばしいような香りがあります。

これが茹でたタコの風味と食感 + プチプチッ と、

あっさりしていながら、トマトと赤かぶの甘み、

結構ハマる味です。

 

今日は友達が、明日ロンドンへ旅立つと

地元の友達達と食事会でした。

男性衆も多かったので、セコンドは肉!

 

 

チンタセネーゼ、

古代ローマの時代から生息していたシエナ県の豚、、、

の、スペアリブのグリルです。

 

セネーゼとは、

シエナの、という意味で

ボンコンヴェントもシエナ県に入ります。

脂身までが美味しい豚肉、

うちの娘達は軟骨までボリボリとかじりつくします。

 

 

こちらはキアーナ牛のタリアータ、赤いチコリーとパルミジャーノ添え。

 

神戸には神戸牛、松坂には松坂牛があるように、

ここ、キアーナ峡谷地方にはキャニーナ牛があります。

 

和牛のように柔らかくないです。

とても歯ごたえしっかり、味わいしっかりでクリーミィ、

 

 

出来る事なら、このように、

レアの状態で味わって頂きたいお肉です。

 

 

 

食べ終わり。

 

他にもアンティパスト、プリモピアットと食べてるし、

もう満腹満杯と思ってしゃべりにしゃべっていると、

一人が、

「やっぱりドルチェ」

と。。。

 

 

 

チョコレートのムース。

 

濃厚なり。

 

ごちそうさまでした。

 

消化の為にもと、食後少し街中を散歩。

暑さは少し戻りましたが、

やっぱり秋を感じる日差し。

 

 

 

 

 

 

 

 

05:41 | emiko | 夏も終わりかな? はコメントを受け付けていません
2012/08/29

 

昨日降った雨のおかげで

南トスカーナは猛暑が去り、

いつも通りの、

朝晩は涼しい風が吹くようになりました。

 

おとつい、久しぶりの友達から

とっても素敵なプレゼント。

 

この夏は本当に猛暑で雨知らず、

作物への被害が多かったのですが、

この友達の家には井戸があり、

水を十分に与える事が出来たからと、

箱一杯の畑の野菜を頂きました。

 

キュウリとトマトはすぐにサラダにして。。。

これが信じられないくらい甘い!

肥料に砂糖を混ぜたのか?って思うくらいで、

子供達と一気に食べてしまいました。

 

こうゆうプレゼント、本当に感謝します。

ボンコンヴェントへ引っ越して来てから、

自分で畑をしていないので、

普段はマーケットの野菜を食べていましたが、

やっぱり熟れるまで畑にいた野菜達は本当に格別なんだなぁと

改めて感じました。

 

箱の中に一緒に入っていたなすび。

煮ようか、焼こうか、ソットオーリオにしようか、、、

 

そう、去年作ったなすびのソットサーレ!!

 

塩漬けです。

ちょうどオーガニックだし、

全部カワごと作ってしまえ!と今日張り切りました。

 

なすびを全部細切りにすると、

ちょうど30cmのボール一杯になりました。

 

 

いろいろな作り方があるのですが、

私のは、下に住む、

ナポリ出身のおばあちゃんから教わったやり方です。

 

おばあちゃんはカワを剥いていましたが、

私はカワごといきました。

 

まず、全部細切りにして塩水にさらします。

次になすびを絞ってビンに詰めていきます。

その時、

自分の拳をビンに入れて、力一杯押し

アマーロ、

渋みを出してしまうのです。

これがとても大切なところで、

出してしまわないと、

痛んだり、味が悪くなったりします。

 

去年はおばあちゃんと一緒に作りましたが、

こんなときのおばあちゃんの力はすごいです。

私は74歳にまけました。

 

少しずつ、少しずつ詰めて押して、詰めて押して、

1、2cmごとに

塩、唐辛子、ニンニク、オレガノを挟みます。

 

 

なすび、押して、香味料、なすび、押して、香味料、、、、

 

 

あれだけあったなすびは、

500mlのハチミツのビンに収まってしまいました。

 

明日もう一度押して、

しっかりアマーロを出し切ったら

オリーブオイルで蓋をして2、3ヶ月待つだけ。

 

簡単でとっても美味しい。

それに、

なんだか日本のお漬け物にもなんだか似ているんですよね。

 

はぁ〜、

猛暑はとっても辛かったけど、

夏の終わりが近づいているのかと感じると

なんだか寂しい気がします。

 

もうすぐ学校が始まるのは、

親として嬉しいような悲しいような。。。

宿題、宿題と追われていますが、

もっともっと遊びたい、

かあちゃんも。

 

 

 

 

 

06:35 | emiko | なすびのソットサーレ はコメントを受け付けていません
2012/08/21

 

 

現在、こんな季節。

この辺ではブラックベリーが迷惑なほどに生い茂り、

野道を歩くのにも、結構痛い思いをするのですが、

実が黒くなると、本当に甘い!美味しい!体にもとっても良い!のです。

私たちはいつも、歩きながら食べながら、、、

なのですが、

今年は雨が降らず、カラッカラなので実もすぐに乾いてしまって

食べれるものを探すのに、目を凝らすほどで大変です。

 

この猛暑、

いつまで続くのでしょうか???

暑すぎて、近くのプールで冷やしていると

友達ママさんに出会い、

「明日、カステッロが子供達に開かれるよ!」

と情報をゲットしました。

 

ここから40分ほど車で行ったseggianoという町の麓にある、castello di potentino、

年に一回、子供達に風景画を描かすという催しを行っています。

 

 

私たちが着いた頃には、もうみんな描き始めていました。

 

 

今年のテーマは、「カステッロ」

さて、娘達、何を描きましょうか?

 

 

二女が中庭に生えていたカッペリ(ケーパー)に近づきました。

見つけたのは

 

 

花。

この花が咲く前のつぼみを私たちは頂いているのですね。

 

その頃長女は、

二女の横にどんと座り

「あれにする」と指差したのは

 

 

中庭の真ん中にあった井戸。

 

与えられた絵の具、筆、色鉛筆、水を使って

しばらく黙ったまま、真剣に描いていました。

 

 

周りの子供達を見ていると、

描いた後から、のりを溶かした水をヒタヒタとつけ砂を撒いて貼付けたり

葉っぱをちぎって貼付けたり、、、

色んな事を考えるものだなぁなんて感心してしまいました。

 

仕上がったら提出し、

絵に精通した主催者が審査、

3人まで表彰もされました。

 

娘達は参加賞のメダルだけでしたが、

それだけでも大満足。

生まれて初めてのアーティストメダル!

真っ青な空の下で、思いっきり絵を描くのもよいものですね。

 

 

 

 

06:23 | emiko | 一日画家体験 はコメントを受け付けていません
2012/08/01

 

働くとうちゃんをおいて申し訳ないんですが

プロバンスに住む友人宅へ子供達とバカンスへ行ってきました。

海沿いではなく、内陸へどんどんと進んで行くと、

ラベンダー畑がいっぱい!!

 

 

近くには湖があるよと見に行くと

断岸絶壁の間にターコイズの色をした湖が広がる本当に素晴らしいところでした。

 

 

 

そして2日前、

友人を連れてボンコンヴェントへ帰ってきました。

逆バカンスと言う事で、

早速とうちゃんのお店へ食べに行ってきました。

 

まずはアンティパスト。

アッチューゲのソットオーリオ、イタリアンパセリのソースと手作りフォカッチャ。

 

 

野菜とサーモンのミルフィーユ

 

 

baccalà mantecato、

バッカラとは、元々はイタリア庶民の食べ物で

塩漬けにしたタラを干した物です。

マンテカートとはクリーミィに仕上げたです。

 

 

手作りパンの盛り合わせ。

手前の丸いのはトマトとバジルの良い香りがします。

 

 

間にトマト農家さんの色んな色のトマトのパスタが入り、

そしてメインはフリット。

鶏と野菜です。

 

 

もうお腹いっぱいですので、ドルチェは一皿だけ。

カントゥッチのセミフレッド、ヴィンサントソース。

 

甘いヴィンサントワインにカントゥッチビスコッティをヒタヒタと漬けて頂くのは

トスカーナの食後の代表ですが

これはそのままドルチェになってしまいました。

 

 

どうぞ、

よろしかったらボンコンヴェントまで。。。

 

 

 

06:28 | emiko | お料理です はコメントを受け付けていません
2012/07/15

 

 

この小さな街に、

新しいレストランがオープンしました。

もちろん、シェフはとうちゃんです。

とうちゃん、

アンティパストからドルチェまで、

それからちょっとしたパンとか飾りとか、

ぜーーんぶ一人で作ります。

 

オープンまでの間、しばらく家にいる時間があったのですが、

その間に、近所にいる食に関する職人さん達を徹底的に探しました。

いろいろな人に、思いに、出会えてとてもよかったです。

無農薬で野菜を作る青年、

ありとあらゆる種類の、トマトだけを作るトマト農家さん、

特産の、キャニーナ牛を育てて売る肉屋さん、

素材にこだわったパスタ屋さん、

家族だけで作るチーズ屋さん、

どれもこれも、ここ近辺のもの、

作り手の家族が安心して食べられるものばかりです。

 

レストランの名前は

LA PORTA DI SOTTO  ラ ポルタ ディ ソット

ボンコンヴェントには、

街の北と南とにポルタ、大きな門がありました。

北のポルタディソプラ(上の門)は健在です。

 

 

しかし下の門は、第二次世界大戦でなくなってしまいました。

 

 

これが、昔あったポルタの写真。

ちょうどあったところに飾ってあります。

ボンコンヴェントにお越しの際は、

是非ともこの写真を探してみてくださいね。

レストランはそこにあります。

 

中へ入ってみましょう。

ラポルタディソットのポルタ。

 

 

 

ホールは石作りの壁を白く塗り、

手作りとアンティークの調度品で明るく暖かみのある感じに仕上がりました。

なんだか説明が長くなってしまったので

お料理はまた今度に。

 

Osteria & Vineria  LA PORTA DI SOTTO

Via Soccini 76  Buonconvento (SI)

+39  577 808386

info@laportadisotto.it

 

 

 

 

 

 

 

 

 

05:29 | emiko | レストラン、オープンです はコメントを受け付けていません

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