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秋ですね。
もうすぐ雨の季節がやって来るかと思うと、
湿った残暑もなんだか名残惜しい感じがします。
さて、
とうちゃんのところへ、
ポルチーニ茸を食べに行ってきました。
昼の休憩に帰って来なかったとうちゃんの様子を見に、
早めに下へ降りると、
一人で黙々と肉の掃除をしていました。
こちらはキアーナ牛(キャニーナ)のスカンネッロ、
もものつけねの部分です。
大きな固まりからスジや固い部分を切り落とし、
タリアータ用の処理をしているところでした。
この時の、切り方次第で
肉の堅さが変わって来るから不思議なものですね。
さてお次ぎは、
肉の処理中に運ばれて来たポルチーニ茸です。
根元の部分を削ぎ落し、後は綺麗に拭いていきます。
そして私たちのもとへやって来たのは、
タリアテッレ アイ フンギ ポルチーニ。
ポルチーニ茸たっぷりです。
この香り、たまりません。
そして、
フリット!
新鮮な美味しいものは、シンプルに頂くのが一番!
まだ根元がしっかりしていて、とっても美味しい!!
実は私、ポルチーニ茸はあまり買いません。
家で調理すると、水が多く出てしまい
なんだかドロッとしてしまうんですよね。
こうゆうのはプロに任せるのがヨイヨイ、
と言う事で、
私がマーケットで買ったのは、
フィンフェルリと呼ばれるこちらのきのこ。
ポルチーニ茸とはまた違う、クリーミィなほのかな香り、
シャキッとした歯ごたえが残り、
「ああ、秋の楽しみ〜、、、、、」
と、思える一つです。
シーズンが来れば3回は食べたいけれど、
こちらもあるときにしかない一品です。
イタリアンパセリとニンニクで、少しカリッとするくらいに焼いただけで頂きました。
季節の変わり目には
その時にしか出て来ない食材があって、
その瞬間を逃さない様に
大切にしていきたいです。