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2013/10/17

前回の続き、今回はネイリストから見て好印象のお客様イメージについてです。

人間同士なので、一番は「ウマが合う」だとは思います。
趣味が同じ、好みが同じ、価値観が同じ、共通点がある…など、
話題を無理せずこちらも楽しめるお客様との時間は
仕事を超えて楽しいものです。

それはそれとして、では、ネイリストという職業を通して着目してみます。

・以前のネイルについて感想を教えてくれる
良い感想をいただいたならもちろん嬉しいですが、
そうでないダメ出しも有難いのです。
「最初は良かったけどだんだん飽きた」、
「やっぱりもう少し色が濃い方が良かった」など
私達の手から離れた後のご感想は貴重ですし参考になります。
また、周囲からの反応を伺うのも勉強になります。

・持ちやダメージなどを教えてくれる
ネイルの完成度には自信がありますが、
その後どの位の持ちだったかなどは非常に興味があります。
どの指が、どのように剥がれ始めたかなどをお聞きすることで
お客様のライフスタイルなどと合わせて分析し、パターンがつかめます。
その方はもちろん、他の方への対応にも大変役立つ貴重なご意見です。

・希望するデザインなどが具体的にある
「お任せで」のお言葉も嬉しいのですが、
カラーやアートデザインなどイメージが具体化されている方が非常に助かります。
写真などをご用意されているのも大歓迎です。
材料や技法、お爪の状態によりまったく同じように出来ない場合でも、
代替案を提供しやすいです。
作業時間も効率的にも好影響です。

・作業中の手を気にしてくれる
気にして観察する、ということではありません。
指同士が付かないように、テーブルやアームレストに爪表面が付かないように、と
さりげなく広げてフラットに保ってくれているといった様子は大変有難いものです。
ネイリストはチラ見が得意なので(笑)、こういった仕草も見ていると思います。
そして「このお客さんは安心」と、作業により専念できるものです。

・こちらの状況を話題にしてくれる
聞き手に徹することの多い職業柄、話題は振っても振られることはあまりありません。
特にその場の話題ではなく、こちらの近況などに話題が振られると、
慣れないせいか驚くこともありますがとても印象に残ります。
「もう風邪は治りました?」とか「その後、あの本は読み終わりました?」とか
前回チラッと私が放った言葉を覚えてくださって話題に出していただくことがあります。一ヶ月以上ぶりにお会いするので、私の方がハッとさせられる気持ちで嬉しい驚きだったりもします。

お客様が喜んでくださると私達も本当に嬉しいものです。
ネイリストは職人気質のある人が多いので、
ダメ出しも技術向上のご意見と受け止めることがほとんどだと思います。
(少なくとも私の知る限りでは)。
人と人とが向き合う時間、
たとえ職業を介してだとしても
そこに質の良いコミュニケーションが存在すれば理想的だと思うのです。

11:33 | makiko | あなたも良いお客さま! はコメントを受け付けていません
2013/10/04

更新が1日遅れてしまいました。ごめんなさい。

さて、前回はネイリストの質の判断基準を私なりにまとめてご紹介しました。
今回はお客様のことをお話します。
ご自身が、ネイリストにとってどのようなお客様として見られているか…。
気になりませんか?
もちろん、あくまで経験や周辺観察などに基づく私個人の見解でありますし
特定のお客様を指し示すものではありません。

面白おかしく(?)お気楽に読んでいただけたらと思います。

また「良いお客様・悪いお客様」と乱暴に分けるつもりはありませんので、
ネイリストにとってNG行為と感じること、
とても良い印象として残ることとして挙げたいと思います。

それでは、困ってしまうNG行為です。

・無断キャンセルや大幅な(しかも連絡なしの)遅刻
これはネイルサロンに限らず、常識として困ります。
ご事情があるのは承知ですから、ご一報いただくだけでいいのですが。
サロンの規模が大きくなるほどその割合も増えるようです。
スケジュールが大幅に狂わされてしまこと、他のお客様への時間調整の影響など
困ることだらけです。
程度によっては次回以降のご予約をお断りすることも珍しくありません。

・大きな声でのおしゃべり
長時間の施術は、お客様にとっては大変な拘束です。
両手を差し出しているので雑誌を読むことも不可能、
サロンによってはDVDなどを流していることもありますが
それでも出来ることといえば、ネイリストとのおしゃべりです。
こちらも楽しみの一つではあるのですが、時々は他のお客様に聞こえていることを気まずく思ってしまうようなおしゃべりをされる方もいます。
プライベート空間なら構わないのですが、大抵のサロンでは他のテーブルにお客様がいらっしゃいます。
気をとられてしまうほどの大きな声、内容も下品だったりするとリアクションに困ります。
一応の公共の場であることを理解していただければ、と思います。

・力の入った指先
慣れていない方に多いのですが、緊張やこちらの作業を考えての配慮なのか
やけにピーンと指先に力を入れている場合があります。
これが実はやりにくいのです。
指先を軽く振ったり、「力は抜いていただいて大丈夫ですよ」と言われた場合はコレです。

・自由すぎる指の動き
実はこれが一番悩ましいのです。
ジェルネイルの最中に、携帯を取ろうとバッグをまさぐったり、髪や顔を掻いたり。
服の上から体を触ったり。アームレストのタオルを触ったり。
話に夢中になりすぎてライトから手を出して身振り手振り…。
自由過ぎる指の動きに、ネイリストは内心「キャーッ」の悲鳴です。
毛羽がべったりついてしまったり、ファンデーションが付着したり、
よれてしまったり、と仕上がりに影響が出てしまい
施術の流れを変えてしまうこともあります。
お客様が想像している以上に繊細精密な作業をしているので、
台無し感に打ちのめされます。
物を取り出す必要があれば、一言おっしゃっていただきたいです。
こちらで確認しながらお取りします。

さあ、いかがでしょうか?
思い当たる節がある方、いらっしゃいますか?
大抵の場合、ネイリストはあまり表情に出しません(程度がありますが)。
お客様が気づいて「あっ!ごめんなさい!」とおっしゃれば恐らくは
「ぜんぜん大丈夫です」と笑顔です。
しかし内心は…。ネイリストも人間なのです。

では良い印象のお客様は、というと
もちろん上記のようなことがない方ですが
もう少しネイリスト特有の視点がありますので次回にご紹介いたします!

12:09 | makiko | 私はどんなお客さま? はコメントを受け付けていません
2013/09/20

行きつけのサロンを決めるポイントは、やはりネイリストさんとの相性だと思います。

他にもいろいろな要因があるので一概には言えませんが、
安心して爪と時間、お金を差し出せるには担当者への思いの割合が大きいのではないでしょうか。

このネイリストさんは上手かな?というのがまず一番の心配ですね。

回数を重ねればもちろんわかると思うのですが、
早めにその判断をする基準をご紹介します。

もちろん、この基準はあくまでご参考程度に止めていただければと思います。

まず、第一印象。これは当然ですね。
長時間向き合ってお話しても苦にならないかどうか。
聞き上手でリアクションも不愉快でない自然な会話と節度ある態度。
「心地いい」と感じる、もしくは「気にならない」が合格レベルです。

そして、もちろん施術の技術。
その仕上がりに満足ならそれが一番ですが、持ちの良さも欠かせないポイントです。
1週間以内で取れてしまう(普通ながら少しは気をつける爪の使い方をした前提)のは
ネイリスト側に原因があると考えられます。
それは、技術不足なのかまだ爪の特徴を捉えていないゆえなのか、
特定はできませんが、ご一報するべき状況だと私は思います。

2週間前後での不具合に関しては、残念ながら原因をネイリスト側に求めるのは難しくなります。
現在出回っているジェル商品は、たいてい2週間程度の持ちが平均とされているからです。

今までは他のネイリストの施術で長期間持っていたのに、
急に持ちが悪くなったという場合もご相談してみるべきです。
ネイリスト側の原因も考えられますが、爪の成長サイクルの一環かも知れません。
同じ施術、同じ生活態度でも突然持ちが悪くなるといった例は少なくないのです。
しかしこの場合は一過性で、突然また元に戻り持ちが良くなるということがほとんどです。

また、持ちが悪くすぐに剥がれてしまった場合はその剥がれ方も覚えておくと良いです。
爪の先端からだったのか、甘皮の方からだったのか、など。
その状況から原因を推測できるかもしれません。

これら相談を持ちかけたときの対処の仕方も、ネイリスト選びの参考になるでしょう。

そして、これは私が多くのネイリストさんを見ていて感じていることですが
上手な技術をするネイリストさんは総じて姿勢が良く、お客様に対して真っ直ぐに向き合います。
足を組む、身体を斜めにしている、などはその技術に悪影響を及ぼすようです。
体軸が不安定なので、技術において重要な対称や真っ直ぐを見極めることができないのです。
無駄な動きがない、道具の扱いがスムースなど、
内容はわからずとも見ていて安心な様子もポイントだと思います。

こういった目線で、ネイリストさんを観察してみてくださいね。
あらたな発見が良くも悪くもあるかもしれないです。

12:44 | makiko | このネイリストさんは上手?下手?(または普通?) はコメントを受け付けていません
2013/09/05

先日、週末の郊外大型ショッピングモールにてイベントを行ないました。
小学生が対象の職業体験で、ネイリストの部門を担当しました。

事前の予約には定員を遥かに超える応募があり、
その当選倍率はかなり高かったと聞いてあらためて最近の人気職業なんだと実感しました。

内容は簡単に爪を整えた後、マニキュアを塗り、簡単なアート(ストーンを置くなど)の体験です。

20名ほど(1回につき。合計3回)の小学生が緊張した面持ちで待ち構えてのスタートです。
講師という職業柄、人前で話すことは苦手ではありませんが、
子供を相手にするのは初めての経験です。
準備した手順パンフレットも、使う言葉や表現に注意しルビをふるなど普段とは異なるものでした。
他の職業分野も一緒だったので、まとめる進行役にはプロの司会者がいて
その方が参加者を「みなさん」ではなく「お友達」と呼んでいたのでさっそく取り入れて説明をしてみたり、
といった新鮮なことばかりです。
話すスピードも意識してかなり遅く、一語一語をはっきり発音するようにしてみました。

アシスタントのネイリストが実際にネイルアートのデモンストレーションを行い、
その横で私が説明をしていきます。
可愛い色が塗られ、見栄えのする(しかし簡単な)ネイルアートが出来上がると、
見ていた「お友達」からは歓声と笑顔がこぼれます。
ほぼ全員が口をあんぐり空け、コクコクと頷きながら説明を聞いていたり、
私の小指の半分もないような小さい小さい爪に真剣にマニキュアをしていたりする様子は
普段子供に接し慣れていない私にはなんとも感動すら覚える光景でした。

低学年の子は、とにかく直球で挑むらしくそれはそれは自由な発想で、
(10本の指ぜんぶ色が違うなど)
高学年になればなるほど、統一感やバランス、仕上がりを重視し始める傾向を発見しました。

体験後に「ネイリストになりたい!って思ったお友達~?」という司会者の質問に
ほぼ全員が手を挙げてくれたことが嬉しく、
また十数年後くらいにはこの中から本当にネイリストさんが誕生したりしていて、
と思うと満たされた気分になりました。

子供のパワーって凄いです。
夏の思い出に貴重な体験をさせてもらいました。

10:24 | makiko | おしごと体験隊に参加しました はコメントを受け付けていません
2013/08/23

ネットの相談サイトで、こんな質問を見つけました。

「ネイルをしている人の手料理をうまく断るには?」

これは無視できないトピックです。
数年前のやり取りのようでしたが、興味深々に読んでみました。

なんでも、質問者は友人から手料理を振舞われる約束を控えているようで
それ自体は歓迎しているものの、どうしてもその友人がしているネイルが気になるとのこと。
もともと自爪ではない手でされた料理に抵抗があるとのことでした。

その応答は複数ありましたが、どれも「私もです!」といった内容で
正直驚きとともに考えさせられました。

以前から私は
「ネイルをしていたって家事炊事はこなせる!」と
声高に主張しています。

想像は出来ていたものの、実際このようにズバリと面と向かって否定されることはなかったわけです。
裸の王様のようでいやはやお恥ずかしい。

こういったことは価値観や観念のお話ですし、
単純明快にどちらが傍から見ていて好ましいかといえば、
料理に限っては特にこの意見に軍配があがると思います。
実際にそのネイルが剥げる剥げない(料理に混ざる混ざらない)という次元ではないシンプルなイメージの問題であるのです。

たとえ鼻息荒く、いつもの私の主張をしたとしても
それはそうかもしれないけれども、と言われてしまえばそれまでです。

拙いながらも料理が嫌いではない私は、訪問してくれる方々に時には当然のように手料理を振る舞います。
もしその中に、この質問者のような意見の方がいたとしたら…。

それは我慢をさせてお気遣いを強いたことになります。
私としてもそれは不本意です。本当に申し訳ない。

ではどうしたら良いのだろう、とパソコンの前で唸ってしまいました。

他人に不快な思いをさせないことも大切な美の要素だと、常々思っています。
しかしネイリストという職業柄もあるわけで。
このバランスをとるにはどうしたら良いか、ここ最近のモヤモヤトピックです。

12:07 | makiko | モヤモヤ… はコメントを受け付けていません
2013/08/08

つい先日、生徒さん達がお食事会を開いてくれました。
幹事の方が声をかけ、元・生徒さんも現・生徒さんも混ざっていらしてくれました。

こういう機会はたびたびあるのですが
本当に嬉しいもので、私も本当に楽しみです。

普段の上下関係が少し外れ、みなさんの本音トークを聞くこともできるし
何より世代や過ごしている環境の違う方々のお話は興味深く新鮮です。

そんな中でまたまた新しく気持ちを引き締める発見がありました。

ある生徒さんが「先生、ぶっちゃけで聞いていいですか?」と。
大歓迎で聞くと、
授業中に近寄ってその技術を見ていて、何も言わず立ち去るのはどういう意味なのか?と。
それを聞いた他数人の方も「あ、それ私も知りたい!」となりました。

状況として説明すると、
複数の生徒さんが技術をしている授業中、私はウロウロとその様子を近寄って見回っているのです。
もちろん注意すべきは注意したり、褒めるべきは褒めたりしながらです。
その際チェックした方全員に声かけするということはありません。
ある程度見て次の方のもとへ移動したりします。

その状況を、その生徒さんは「スルーされた…」と感じたことがあるそうです。
そしてその「スルー」は良い意味ではなく、
下手くそな技術を見て呆れたに違いない、と思ったりするそうです。

これには正直私も驚きました。
スルーしたのは、多くの場合は特に注意すべきことのないきちんとした技術である時です。
私の気持ち的には「よしよし」です。

かたや注意が必要な技術も見つけます。
その際は大抵その場で声をかけるのですが、
たまに声かけを後回しとすることがあります。
この場合のスルーは、注意すべきタイミングを待っているためです。
より理解を得られるタイミングというものがありますし、
もしくはベストな指導の言葉を考えている最中ということもあります。
ひとまず保留として、他の生徒さんの技術を見に移動するわけです。
気持ち的には「う~ん、なんて説明しようかな…」です。

そして、間違う生徒さんに対して
呆れて無視をするということは決してありません。
というか、気になってしまってむしろ出来ません(笑)。

驚きながらも、こういった釈明をしたところ、
生徒さん達は安心したり逆に感激したりしてくれた様子で一安心しました。

あらためて見る側と見られる側のギャップを感じた出来事でした。
お互い「そう思われていたのか」という軽いショックもあり、
これまた良い刺激です。
その生徒さんがしょんぼりしている様子が目に浮かぶようで
申し訳ない気持ちにもなりました。

教室の中だけでは決して気づくことのないことも
こうしたお食事会の場に招いていただいたことで気づき、今後指導の参考になりました。
一人だけでない生徒さんが共通して思い煩っていたということに、
呆れているように見えたらしい自分の行動に、
思いもよらなかったとはいえ反省しきりです。

気をつけているつもりでも、やはり難しいなと思いつつ
この与えられた機会に感謝です。

05:37 | makiko | 生徒の孤独、講師の孤独 はコメントを受け付けていません
2013/07/25

初対面の方や、出かけ先で触れ合った方(店員さんとか)によくネイルを褒められます。
私にとっては職業も兼ねているのでネイルをしているのは当たり前のことですが
やはり嬉しいものです。

声をかけてくれた方もちゃんとネイルを綺麗になさっている場合が多く、
お好きなわけですからネイルの話題に発展することもしばしばです。
流れから自分がネイリストであることをカミングアウトするのですが、
その反応を見ていて気づいたことがあります。

ネイリスト以外の方は、自宅でメンテナンスが出来ないということです。

爪の扱いや保護という範囲のメンテナンスは可能でしょうが、
欠けてしまったり外れてしまったりした場合のお直しのメンテナンスという意味です。

当然といえば当然です。

そのための専門職であり、ネイルサロンなのですから。

でも困ることも多いのだろうな、と考えるわけです。
生活を送っていればちょっとしたアクシデントで、ネイルを傷めてしまうこともあります。
その際私ならチャチャっと自分で手直しできます。
常にストレスフリーでネイルを続けていられます。

でも、一般の方はそれが出来ない。
「欠けちゃった…」とか「剥がれてきちゃった…」といったストレスを抱えながら
次回のサロン訪問を待つわけです。
10本揃って綺麗についていたネイルが、1本でも欠けてしまうと統一性にかけ一気に両手のイメージがダウンするものです。
他が綺麗だからこそ、のストレスです。
これは案外辛いものがあると思います。

サロンに通いなれ、ネイルも慣れている方の中には
ヤスリなどをお持ちで最小限の対処は出来るかもしれませんが、そういう方ばかりではないはずです。

お金をいただいてお時間をいただいて、そのネイルを担当させていただく私達ネイリストは、
やはりプロとしての責任が大きいな、と気持ちが引き締まるのです。

私はスクールでも生徒さんに、このことを伝えます。
「お客さんの家には私達のこれら道具はないですからね」と。

ここで、ご存知ない方にご一報。
大抵のサロンでは美容室と同じようにメンテナンス期間が設けられています。
1週間程度(サロンにより異なります)内になにか不具合があった場合は無料または割安でメンテナンスをしてもらえます。
ただしその原因にもよりますので(ネイルサロン側による、もしくは自然発生が前提)よくご相談確認のうえということに注意してください。

11:52 | makiko | ご自宅にネイル道具なんてない はコメントを受け付けていません
2013/07/12

お客様の中には、お洒落だけでない目的で通われる方もいらっしゃいます。

仮にAさんとします。
Aさんは趣味でギターを習っています。
趣味で、とはいえその腕前はライブを行なうほどでほとんどセミプロです。
そんなAさんは爪をピックかわりに使うため、補強がかかせず定期的にサロンにいらっしゃいます。
セルフメンテナンスのためヤスリもお持ちなので、
伸びたりした場合はギターを弾くためにちょうど良い長さ・形にご自分で整えられることもあります。
説明もお上手なので、今では私もギターを弾くに便利な形が理解できている気がします。
(ギタリストさん、大歓迎です)

そんなAさんが、後輩のギタリストさんを紹介してくださいました。
初回の日、仕上がったネイルの長さや厚みなどが問題ないか実際にギターをお持ちになり試されることになりました。
ご紹介なので、その日はAさんも後輩の方と一緒にいらっしゃって、
細かく弾く際のネイルに対するポイントなどを実践を交えて説明をしています。
後輩の方が施術をしている最中は、Aさんがギターを弾いたりしていました。

なんとも贅沢な生演奏をバックにネイルサービスをさせていただき、
思わず聞き入りそうになる癒しの時間を過ごさせていただきました。

ギターを爪弾くということは、
どうしてもネイルを美しく保つこととは反対の動きになるので、
しばらくすると欠けてしまったり取れてしまったり、
使う素材や厚みによって音色に変化が出てしまったり、と試行錯誤をしてきました。
強化と柔らかさという矛盾した技術が求められます。
それでもご相談しながら今のところご満足いく形に落ち着いています。

お洒落だけでないネイルの世界を、私の方が学ばせていただいているようで有難いと感じるご縁です。
時々確認のために、ギターをお持ちになるのですが、
そのチューニング時に聞くことの出来る生演奏を密かに楽しみにしているのです。

12:06 | makiko | 生演奏を聞きながらネイル はコメントを受け付けていません
2013/06/27

モテ期、モテメイク、モテアイテム…。
「モテ(=そのまま、「もてる」の意)」の言葉が多く使われる最近です。
ネイルにもあって当然。
すでに「モテネイル」の特集が雑誌で組まれることもあります。

今回はいったいどんなネイルがモテるのか、
独断と偏見と私の周囲で集めた情報をもとにまとめてみようと思います。

もともとネイルにまで気を使う美意識は「モテ」だといえますが、
結果としてモテ、なのは理想ですが、
モテを前提ではないという美意識硬派(?)も多いはず。
そういった硬派は、節度を認識しやすいのですが、
異性のモテを狙った美意識は、ときおり迷走しがちです。
あくまで個人的なお洒落や趣味の世界は、時として行き過ぎてしまうもの。
モテたかったはずが敬遠されることになり悲しい結果を迎えるのは避けたいです。

ネイル好きの女性は、デザイン性の凝ったものを好む傾向があります。
10本の統一をわざと無視し、指ごとに色を変えたりデザインを変える「チグハグネイル」もその代表。
チグハグのなかにもセンスと統一がある、一見矛盾したハイセンスなデザインですが
一歩間違えると本当にチグハグになる、上級者ネイルです。

最近では、コミック調のデザインもよく見かけます。
「ギュイィィィーン!」とかそういったメッセージも描かれていたりして、
個性的デザインの代表選手間違いなしです。

ですが、残念なことにこういったアート感度の高いなデザインネイルは
モテネイルにはならないようです。
「おもしろいね!」とネタにはなるかもしれませんが、それはモテではないので要注意です。

では、どういったネイルがモテなのか。
デザインやカラーは色々ですが、共通の特徴があります。
ずばり、
シンプルで清楚で上品、です。
どんな服やシーンにも浮くことなく、指先の肌映りも美しい、
そんなネイルが鉄板のようです。
お手入れはされているけど、それに頑張った感が出ず、あくまでさりげなく、
というのが好感度大な様子。
もちろん、頑張りなさ過ぎもNGです。

ネイル好きの女子はつい、
「せっかくお金を出してサロンに行くのだから」と
とっておきに頑張ったネイルを選びがちですが、
どうやらそこに温度差があるようです。

古くは花魁の高下駄のように、ついつい暴走しがちな日本の美意識やお洒落は
異性のモテを意識したそれから脱線しがちなようです。
欧米では、ファッションのコツとして「サブトラクト ワン」という言葉があるそうです。
これは、
出かける前に完成したファッションから何か一つアイテムを取り除きなさい、
という意味で、過剰な頑張りすぎを防ぐお洒落ルールです。

上品で誰にでも受けいれらるモテネイルのヒントにもなりそうです。

とはいえ、せっかくのネイルを自分が満足しているかどうかもとても重要。
今回のお話は、あくまでモテネイルを意識した場合のお話と受け取ってくださいね。

03:17 | makiko | モテネイル?! はコメントを受け付けていません
2013/06/27

モテ期、モテメイク、モテアイテム…。
「モテ(=そのまま、「もてる」の意)」の言葉が多く使われる最近です。
ネイルにもあって当然。
すでに「モテネイル」の特集が雑誌で組まれることもあります。

今回はいったいどんなネイルがモテるのか、
独断と偏見と私の周囲で集めた情報をもとにまとめてみようと思います。

もともとネイルにまで気を使う美意識は「モテ」だといえますが、
結果としてモテ、なのは理想ですが、
モテを前提ではないという美意識硬派(?)も多いはず。
そういった硬派は、節度を認識しやすいのですが、
異性のモテを狙った美意識は、ときおり迷走しがちです。
あくまで個人的なお洒落や趣味の世界は、時として行き過ぎてしまうもの。
モテたかったはずが敬遠されることになり悲しい結果を迎えるのは避けたいです。

ネイル好きの女性は、デザイン性の凝ったものを好む傾向があります。
10本の統一をわざと無視し、指ごとに色を変えたりデザインを変える「チグハグネイル」もその代表。
チグハグのなかにもセンスと統一がある、一見矛盾したハイセンスなデザインですが
一歩間違えると本当にチグハグになる、上級者ネイルです。

最近では、コミック調のデザインもよく見かけます。
「ギュイィィィーン!」とかそういったメッセージも描かれていたりして、
個性的デザインの代表選手間違いなしです。

ですが、残念なことにこういったアート感度の高いなデザインネイルは
モテネイルにはならないようです。
「おもしろいね!」とネタにはなるかもしれませんが、それはモテではないので要注意です。

では、どういったネイルがモテなのか。
デザインやカラーは色々ですが、共通の特徴があります。
ずばり、
シンプルで清楚で上品、です。
どんな服やシーンにも浮くことなく、指先の肌映りも美しい、
そんなネイルが鉄板のようです。
お手入れはされているけど、それに頑張った感が出ず、あくまでさりげなく、
というのが好感度大な様子。
もちろん、頑張りなさ過ぎもNGです。

ネイル好きの女子はつい、
「せっかくお金を出してサロンに行くのだから」と
とっておきに頑張ったネイルを選びがちですが、
どうやらそこに温度差があるようです。

古くは花魁の高下駄のように、ついつい暴走しがちな日本の美意識やお洒落は
異性のモテを意識したそれから脱線しがちなようです。
欧米では、ファッションのコツとして「サブトラクト ワン」という言葉があるそうです。
これは、
出かける前に完成したファッションから何か一つアイテムを取り除きなさい、
という意味で、過剰な頑張りすぎを防ぐお洒落ルールです。

上品で誰にでも受けいれらるモテネイルのヒントにもなりそうです。

とはいえ、せっかくのネイルを自分が満足しているかどうかもとても重要。
今回のお話は、あくまでモテネイルを意識した場合のお話と受け取ってくださいね。

03:17 | makiko | モテネイル?! はコメントを受け付けていません

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