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2013/06/27

モテ期、モテメイク、モテアイテム…。
「モテ(=そのまま、「もてる」の意)」の言葉が多く使われる最近です。
ネイルにもあって当然。
すでに「モテネイル」の特集が雑誌で組まれることもあります。

今回はいったいどんなネイルがモテるのか、
独断と偏見と私の周囲で集めた情報をもとにまとめてみようと思います。

もともとネイルにまで気を使う美意識は「モテ」だといえますが、
結果としてモテ、なのは理想ですが、
モテを前提ではないという美意識硬派(?)も多いはず。
そういった硬派は、節度を認識しやすいのですが、
異性のモテを狙った美意識は、ときおり迷走しがちです。
あくまで個人的なお洒落や趣味の世界は、時として行き過ぎてしまうもの。
モテたかったはずが敬遠されることになり悲しい結果を迎えるのは避けたいです。

ネイル好きの女性は、デザイン性の凝ったものを好む傾向があります。
10本の統一をわざと無視し、指ごとに色を変えたりデザインを変える「チグハグネイル」もその代表。
チグハグのなかにもセンスと統一がある、一見矛盾したハイセンスなデザインですが
一歩間違えると本当にチグハグになる、上級者ネイルです。

最近では、コミック調のデザインもよく見かけます。
「ギュイィィィーン!」とかそういったメッセージも描かれていたりして、
個性的デザインの代表選手間違いなしです。

ですが、残念なことにこういったアート感度の高いなデザインネイルは
モテネイルにはならないようです。
「おもしろいね!」とネタにはなるかもしれませんが、それはモテではないので要注意です。

では、どういったネイルがモテなのか。
デザインやカラーは色々ですが、共通の特徴があります。
ずばり、
シンプルで清楚で上品、です。
どんな服やシーンにも浮くことなく、指先の肌映りも美しい、
そんなネイルが鉄板のようです。
お手入れはされているけど、それに頑張った感が出ず、あくまでさりげなく、
というのが好感度大な様子。
もちろん、頑張りなさ過ぎもNGです。

ネイル好きの女子はつい、
「せっかくお金を出してサロンに行くのだから」と
とっておきに頑張ったネイルを選びがちですが、
どうやらそこに温度差があるようです。

古くは花魁の高下駄のように、ついつい暴走しがちな日本の美意識やお洒落は
異性のモテを意識したそれから脱線しがちなようです。
欧米では、ファッションのコツとして「サブトラクト ワン」という言葉があるそうです。
これは、
出かける前に完成したファッションから何か一つアイテムを取り除きなさい、
という意味で、過剰な頑張りすぎを防ぐお洒落ルールです。

上品で誰にでも受けいれらるモテネイルのヒントにもなりそうです。

とはいえ、せっかくのネイルを自分が満足しているかどうかもとても重要。
今回のお話は、あくまでモテネイルを意識した場合のお話と受け取ってくださいね。

2013/06/27 03:17 | makiko | No Comments