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更新が1日遅れてしまいました。ごめんなさい。
さて、前回はネイリストの質の判断基準を私なりにまとめてご紹介しました。
今回はお客様のことをお話します。
ご自身が、ネイリストにとってどのようなお客様として見られているか…。
気になりませんか?
もちろん、あくまで経験や周辺観察などに基づく私個人の見解でありますし
特定のお客様を指し示すものではありません。
面白おかしく(?)お気楽に読んでいただけたらと思います。
また「良いお客様・悪いお客様」と乱暴に分けるつもりはありませんので、
ネイリストにとってNG行為と感じること、
とても良い印象として残ることとして挙げたいと思います。
それでは、困ってしまうNG行為です。
・無断キャンセルや大幅な(しかも連絡なしの)遅刻
これはネイルサロンに限らず、常識として困ります。
ご事情があるのは承知ですから、ご一報いただくだけでいいのですが。
サロンの規模が大きくなるほどその割合も増えるようです。
スケジュールが大幅に狂わされてしまこと、他のお客様への時間調整の影響など
困ることだらけです。
程度によっては次回以降のご予約をお断りすることも珍しくありません。
・大きな声でのおしゃべり
長時間の施術は、お客様にとっては大変な拘束です。
両手を差し出しているので雑誌を読むことも不可能、
サロンによってはDVDなどを流していることもありますが
それでも出来ることといえば、ネイリストとのおしゃべりです。
こちらも楽しみの一つではあるのですが、時々は他のお客様に聞こえていることを気まずく思ってしまうようなおしゃべりをされる方もいます。
プライベート空間なら構わないのですが、大抵のサロンでは他のテーブルにお客様がいらっしゃいます。
気をとられてしまうほどの大きな声、内容も下品だったりするとリアクションに困ります。
一応の公共の場であることを理解していただければ、と思います。
・力の入った指先
慣れていない方に多いのですが、緊張やこちらの作業を考えての配慮なのか
やけにピーンと指先に力を入れている場合があります。
これが実はやりにくいのです。
指先を軽く振ったり、「力は抜いていただいて大丈夫ですよ」と言われた場合はコレです。
・自由すぎる指の動き
実はこれが一番悩ましいのです。
ジェルネイルの最中に、携帯を取ろうとバッグをまさぐったり、髪や顔を掻いたり。
服の上から体を触ったり。アームレストのタオルを触ったり。
話に夢中になりすぎてライトから手を出して身振り手振り…。
自由過ぎる指の動きに、ネイリストは内心「キャーッ」の悲鳴です。
毛羽がべったりついてしまったり、ファンデーションが付着したり、
よれてしまったり、と仕上がりに影響が出てしまい
施術の流れを変えてしまうこともあります。
お客様が想像している以上に繊細精密な作業をしているので、
台無し感に打ちのめされます。
物を取り出す必要があれば、一言おっしゃっていただきたいです。
こちらで確認しながらお取りします。
さあ、いかがでしょうか?
思い当たる節がある方、いらっしゃいますか?
大抵の場合、ネイリストはあまり表情に出しません(程度がありますが)。
お客様が気づいて「あっ!ごめんなさい!」とおっしゃれば恐らくは
「ぜんぜん大丈夫です」と笑顔です。
しかし内心は…。ネイリストも人間なのです。
では良い印象のお客様は、というと
もちろん上記のようなことがない方ですが
もう少しネイリスト特有の視点がありますので次回にご紹介いたします!