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はや、11月に突入しました。
当然、南半球はこれから夏本番なわけですが、今年は比較的雨が多く、鬱陶しい日が続いてます。ちょうど日本の梅雨のような…。しかも、1ヶ月ほど前より車が故障してまして、基本的にチャリンコ操業でして、交通手段に困る日が多くなってきました。
さて、タイトルの「夏時間開始」
ついに今年からトンガでも導入に至りました。2010年にフィジーが導入し、トンガと同じ時間軸になり、翌年2011年にサモアが日付変更線の変更により、トンガと同じ時間軸になり(それまでトンガとサモアは24時間の時差でした)、しかも同時に夏時間を導入したため、単独で世界で一番新年を向かえる国となり、それまでそこを自負し、拘っていたトンガは見事に出し抜かれた結果になってました。その為、見栄っ張りで頑固者のトンガはきっと近いうちに夏時間を導入するのでは?と推測しておりましたのが、下の記事。
http://www.junkstage.com/suzuki/?p=70
意外とのんびりでした(笑)
しかし、驚いたのは、その夏時間導入の決定が、施行日の10日前!
http://matangitonga.to/2016/10/27/summer-daylight-saving-moves-tonga-14-hours-ahead-utc
マタンギトンガという英字Web新聞(新着記事は全文表示されますが、1日か2日で有料コンテンツになる)で、正式に発表されました。それが10月27日で、施行日は11月6日…。
さて、今まで夏時間は、上記にリンクさせた2009年12月~2010年1月までのNZバンドツアーの際のサマータイムで、正直全く実感がなかった(元々その時間軸で生活していたし、夜が長いなと感じるだけ)わけですが、今回は自分が生活している国で「明日から一時間早まるよ」と言うと、実際に時計を一時間ずらし、一時間早起きしなければならない。早起きは苦手…。
なんですが、日曜日よりの施行で、雨がガンガン降って外に出られず、家でゴロゴロし、翌日月曜日は、日本で言う所の「憲法記念日」で公休日(11月7日、本来は11月4日ですが、ハッピーマンデー制度で月曜日に移行)。僕は家でテレビ、ラジオはほとんどつけない(多分年に1,2度つけるかつけないか…)ので、時計をずらしただけで全く実感がない…。ただ、夜8時頃まで明るいというだけ。と、週末ゴロゴロしていたということもあって、本日(火曜日)の朝起きるのは多少辛かったですけど、そのくらいですかね?あとは16時半に仕事終わりますので、20時位まで明るく、遊びや趣味の時間に使えます。僕の場合、もっぱら楽器練習になりますけど。
先に上げた通り、発表が10日前だったということもあり、PC、スマホ等、当然ながらトンガのサマータイムは考慮されておりません。一般的な「サマータイム+1時間」なんてボタンもない。ググったところ、「+1の時間軸に設定する」という強制的な方法がありましたけど、ここトンガは元より日付変更線の西側で、世界で一番先に日の昇る国の一つの「+13時間」。しかも、地軸に則れば、西半球で、本来なら「-11時間」である場所。よって「+14時間」という場所はPCはキリバスのクリスマス諸島がありましたので、設定できましたが、スマホはそのクリスマス諸島がなく、手動での「+14時間」もなく、システムの時間をずらすしかなかった。
そのくらいで、それほど影響はないのかな?という感じです。
夏時間施行期間は11月6日(11月第一日曜日)から1月15日(1月第3日曜日)の2ヶ月間。南緯20度前後に位置しますので、正直な話、ヨーロッパ等と比べると全然夏冬の日照時間の差ってないと思うんですが、そんなわけで2ヶ月なんでしょうね。妥当なところか…。因みにトンガより赤道よりのフィジーも同じく2ヶ月ですが、更に赤道に近いサモアは、ニュージーランドの準じて6ヶ月。多分、来年の学校が始まる2月から4月までの間は、暗いうちに登校することになるんでしょうね。
というわけで、現在トンガと日本との時差は+5時間となっておりますので、あまり関係ないと思いますが、お気をつけ下さい。