世の中をうまく渡り歩くために人は皆、処世術的な術を使って生きていますよね。
ええ、ええ、僕も一応人間ですから僕なりのヘンテコな術を使って声優という世界で生きています。
声優の世界は、声の才能みたいなものが必要っぽく感じる人も多いと思いますが、そーゆー才能以外にも、処世術っぽい事も必要です。
色んな人が色んな術を使って生きているわけです!僕も変なビームを出したり出さなかったりして術を使いながら生きているわけですが、同業者の術は非常に気になります。
その処世術も、カッコイイ処世術とカッコワルイ処世術が僕の中にはあったりするのですが、この業界で何かしらの旗をあげている人の処世術はどんな格好の術であれカッコイイなと僕は思います。
処世術なんていう事を細かく考えると本心ではないような生き方であったり媚を売るみたいな事が思い浮かぶようなナニがソレですが、僕ら声優は自分の声や身体が商売道具なので、処世術も出来ることならスタイリッシュにキメたい所です。もはや存在自体が処世術と言ってもいいような気がしないでもないです。
処世術なんて言葉を使いましたが、結局の所、術を使うのは自分自身なわけで、人間的なレベルが低かったら術の効果も大したことが無いようなナニがソレになってしまいます。
レベルの高い術師になって、大きな効果を得られるような術を使えるようになりたいものです。
レベル上げ、頑張ります!
ポリシー
なんていう言葉がありますが、ポリシーを持って仕事に取り組むという事は僕ら声優にとって重要な事だと思います。
北沢力という声優は僕しかいないのですから、僕にしかできないような仕事、または僕だからできる仕事といったような、北沢力でなければならないといったような付加価値をつける為にも、やはり何かしらのポリシーを持って仕事に取り組んだ方がいいように僕は思うわけです。
声優の営業というのは人それぞれですので、声優それぞれに営業方法が違います。なので新人の頃などは先輩の営業方法などを吸収しようとしたりして営業方法を勉強していくわけですが、ある程度のキャリアになってくると、他の声優の営業方法を真似てばかりではなく、自分なりの営業方法を考える必要が出てきます。
こうしなければならないというような決まりなんてありませんし、声優個々が皆社長なのですからどんな営業をしようが自分の勝手なのです。
いつまでも新人気取りで他の声優の営業方法を勉強し続けていてはいつまで経っても自分のポリシーらしきものは生まれてきません。
皆と同じ事をしていては消えて行くような世界でもありますので、自分にしかできないような仕事であったり営業方法を考えないと経営は成り立ちません。
人の真似ばかりをしているうちはポリシーらしきものは生まれないように思います。が!真似し続けるというポリシーもあってもいいようにも思います。でも、僕は自分なりのポリシーを持って北沢力という会社を盛り立てていきたいと思っています。
表現の面も同じだと思いますが、人と同じような事をしていては大きな成果はあげられないという事なのではないかなと思いつつ、ナニがソレな感じでのらりくらりと生きて行こうというナニがソレで今日のコラムを終了します。
僕は日本語しか知らないので日本語の話をしますが、日本語ってのは物凄く繊細な言葉だと思います。
言葉の使い方、言い方、受け取り方、受け取られ方によって、同じ言葉でも伝わり方が全然違くなるような言葉なのではないかなと思います。
嬉しい
…という、一見喜ばしそうな(?)言葉でも、全く逆の意味の全然喜ばしくないような表現も言い方によっては可能です。
声優の仕事をしていると、その「嬉しい」という台詞の裏にはどのような感情が含まれているのかって事を察して表現しないといけないのですが、「嬉しい」と台本に書いてあるから嬉しそうな芝居をしてしまうと役の気持ちを読み取れていないなんて事が起こり得るようなナニがソレです。嬉しいと言いつつ、悲しい気持ちを表現しなければいけなかった的なナニがソレですね。
日本人が気持ちを伝えるのが下手だなんて言われる一つの要因として一つの言葉に色々な意味が含まれたりする場合が多いからなのかしらなんて思ったりします。
人の言葉の裏側を察しないでその言葉を鵜呑みにすると色んなすれ違いや勘違いなどが発生します。実に面倒臭いですよね。たまにアメリカ人を凄く羨ましく思う事があります(笑)。
歳をとればとる程に日本語の複雑さを痛感します。そして声優的にも、歳をとればとる程に複雑な心情を表現できなくてはいけないのだと思います。
日頃から言葉の裏側にあるものを察するように努めている僕ですが、もはやその表面的な言葉の意味なんてものはどうでもよく、その人が発する真意みたいな電波めいたものを必死に受信しようとしているような感覚です。文字だの音だのというよりは、そう!電波です!はい!もはや人間ではなくバケモ…いや!受信機と化しているような感じです!
性能の良い受信機になれるように頑張ります(笑)!
「〇〇するのは大変なんだよ」
…なんて言われてー
「ですよねー大変そうですよねー」
…なんて話を合わせる的にうわの空っぽく返事をしてしまった…なんて経験をした事があるような人は多いのではないでしょうか。
ソレが良いのか悪いのかー
…僕にはわかりませんが、自分がわからないような話でも、話を聞いてますよ って意思表示をするって意味では良い事なのかもしれませんよね。
話を合わせるような事が人間関係を円滑に進めていく上で重要なのだとは思いますが、取り敢えず「ですよねー」とでも言っておけば大丈夫だろってなクセがついてしまうとちょっと問題があるように僕は思ってしまいます。
確かに「ですよねー」を使えば表面的には成り立つ会話も多いのでしょうが、本当の意味での会話を考えるならば無意識的でクセっぽくなっちゃってる「ですよねー」を多用していては会話ってのは成り立たないような気がしています。
ここまでの話ではあまり声や声優のナニがソレに関係ないような展開になっているようではありますがこれから強引にこの話題を声の表現に結びつけたいと思います(笑)。
では強引に行ってみます!
日常の会話ってのは台詞の仕事をする上で凄く大事…というか、僕には勉強になるような事が沢山あるように思っていましてー
何となくのテンプレ…要するにここで言う「ですよねー」的な言葉を使っていると勉強にならないんですよね。
「大変なんだよ」って言われて「ですよねー」的なテンプレで返事をするのではなく「何が大変なんだろう?」などの、相手への興味を持つ事であったり、その事について深く考えてみるって事が大事なような気がします。
「ですよねー」的にうわの空でその会話に参加するのではなく、もう一歩踏み込んでみる事で、色んな感情のやり取りができますので、沢山の感情の勉強ができます。そして何より相手のツボにハマるような返しが出来たならば相手も喜ぶでしょうし、こういった反応を察する事でそういった芝居もあるのだなと自分に芝居の引き出しが増えるような気がしてますのです。
感情みたいなそういったものを声に乗せていくような仕事だと僕は思っているので「ですよねー」的に何となく会話をしているとあまり勉強にはならず、良い仕事ができなくなるのではないかなんて思ったりしている僕です。
はい!
上手くまとまりましてホッとしております!え?そんなに上手くまとまってないですって!?
えーん!!
バカーん!!
それではまた来週!
コツ
はい。コツのお話です。何事にも何かしらのコツがありますよね。コツさえ掴めばその物事はスムーズに進むってなもんです。勉強でもスポーツでもゲームでも人間関係でも何でもコツはあります。
では、声優の仕事のコツも当然あるんだよな?なんて声が聞こえてきそうですがー
ありません(笑)!
いや、厳密に言うとコツはあるのかもしれませんが僕には上手く説明できません!
まぁ、技術的な面でのコツはあるのでしょうけれどもそんなものは実際にやらない事には身につきません。何が言いたいのかと言いますと、場数をこなさないとコツらしきものは見えて来ないのですが、場数を踏むという事がまず難しいんですよね。簡単に言うと声優って職業は仕事を得る事が難しい(個人差あります)ので場数を踏まないと得られないコツみたいな話をしてもあまり共感は得られなさそーだし、やーめた!…なんて言いたい気持ちもナニがソレですが強引に続けます!
僕は僕なりのコツがありますが、僕のコツが他の人にとってしっくりくるものなのかどうかはわかりません。要するにマニュアルみたいなものが存在しない世界なので自分でコツを見つけて行くしかないって事です。
同業者同士でコツの探り合いみたいな事をする事もありますが、一つの事に対して沢山の意見や勘違いなどがあり過ぎてあまり参考にはなりません(笑)。
どうやってその声出してるの?って聞かれても答えに困ってしまいます。自分にしかわからないであろう方法で声を出しているわけですからね。
やっと見つけたコツらしきコツも、誰かに教えてあげる事はできませんのです。僕のコツは僕だけのコツですから。
コツを得るにはコツコツやっていくしか無いのでしょう!はい、おあとがよろしいようで。
人様に良いなと思って貰える声をお届けするにはどうしたら良いのか。んな事を常に考えています。声優特有の職業病かもしれませんね。
良い声を出すー
そんなイメージに捉えられがちですが、元々備わっている声は鍛えてもそんな劇的に変わるもんでもないし結構鍛えたつもりでいますので声自体がどーのこーのって事ではなく、内容ー、つまり表現みたいな事を考えてるって事です。
普段、人と話している時などに「こう話せばこう相手に伝わるんだ」みたいな反応を無意識的に調査している僕ですが、つまりは普段発する言葉の中で良い声のヒントを探しているように思います。
特に台詞の表現などは普段の生活の中で学んでいる部分が多いです。
面白おかしくやってくれなんて注文があった時に、普段から面白おかしい声を出して面白おかしい声を研究しておかないと、何だか取ってつけたような気持ち悪い声が出ちゃいます。
そんな事を常に思っていたところで面白くできないものはできないのですが、今流行っている面白おかしい事はなんなのかー、みたいな事をわかっておかないと何だかどんどん表現が老け込んで行くような気がしてしまいます。
若作りをしたいとかそーゆー事ではなく、何歳になってもその年齢の流行りもあると思いますのでなんとなく流行には敏感でありたいなーなんて思ったりするわけです。
なんて事を言うと流行を追いかけてるミーハー野郎だな!なんて思われそうですが、ソレもまたなんか違くて、言葉を操るって事を生業にしているのだから当たり前に流行みたいな事は知っておかなきゃいけないなーなんて思うだけですよ全くもう!プンプン(古)!
作品によっては沢山の人に声を聴いて頂くので、沢山の人に良いと思って貰えるような表現を求められたりする場合もあります。常に斬新な表現は無いかなーなんて思っているような僕ではありますが、だからこそ流行りも知っておかなくてはナニがソレだと思います。ここで言っている流行りとはなんなのか上手く言えませんが、今ホットな言葉使いーみたいなものです本当にうまく言えなくてすみませんペコリ(古)。
街中を歩いてすれ違う人の声を聴いているだけでも勉強になります。声から得られる情報は僕にとって沢山あるのです。
声ってのはホントに奥が深いです!
真面目か不真面目かー
何を見てソレらを判断するかは人それぞれ的なナニがソレかと思われます。
男性であればスーツを着て髪の毛を七三にでもわけておけばそれなりに真面目っぽく見られる事でしょう…表面的には。
しかし、一見真面目に見えるような人でも不真面目だったり、一見不真面目に見えるような人でも真面目だったりするのでなるべく表面的に判断するのは良くない事のように僕は思いますが、パッと見でソレらを判断してしまうような人は多いように思います。
僕は不真面目そうに見えて不真面目…あ!いや!違う!不真面目そうに見えて真面目なのではないかと思っていますが、外ヅラが不真面目っぽいナニがソレがあるので不真面目に見られがちです。
真面目に見られたいなんて思っていないのでソレはソレで何も問題はありません。ただ、不真面目そうだから不真面目な仕事をするのではないかと思われるのは極めて遺憾で心外です。
でも、そー思われちゃっても仕方ないですよねー(笑)!変な髪型してますしー。
でも、声優の仕事をする上で真面目か不真面目かを判断して貰うには、声を聴いて貰うしかないって僕は思ってます。風貌から声を出すわけではありませんからね。
例えばー
前渡しで原稿や台本を貰っているのであれば、僕は家で(現場以外で)練習します。当たり前っちゃ当たり前ですよね。声優は皆、そうします。
家で練習して諸々、自分なりに完璧な状態にして現場に行くわけですが、僕の練習ってのは家で終わりです。現場に行って発声練習をしたりだとか、滑舌がナントカとか、アクセントがナニがソレだからアクセント辞典を引く…なんて事はありません。現場は仕事をする場であって練習をする場所では無いと僕は思ってるからです。
となると、僕は現場で練習じみた事をしませんので、誰かとお話をしたり、一服したりだとか、真面目っぽい雰囲気は無いような感じかもしれません。ここで、アクセント辞典のひとつでも開いて、真面目に仕事に取り組みますよ的なアピールもあるのでしょうが、僕はソレを家で完璧に(自分なりに)やってきてますし、現場に来てからソレをする事が僕のポリシーに反する事なのでやれません。
前もって原稿や台本を渡されているのだから、家で練習する事であって何故現場でわざわざアクセント辞典を開くのか?家で何をしていたのか?…僕にとってはその行為の方がが不真面目っぽく感じてしまいます。ってなわけで、僕はソレをしないのですがー
でも、現場でアクセント辞典を一生懸命っぽくひいていれば、真面目だと思わせる事ができるのかもしれませんね。まぁ、ソレを思わせた所で肝心のマイク前での仕事がヘッポコだったら何の意味も無いように僕は思っちゃいます。
現場に来てアクセント辞典をひいている声優がプロっぽいのかどうか。真面目なのかどうか。
僕にとってはプロっぽく思えませんし、真面目っぽく感じません。そーゆー下準備は家でやってくるべきものだと思ってます。現場でソレを出しちゃうのはプロっぽくないー
…あ!でも原稿や台本が前もって渡されている場合はって話ですよ?当日原稿なんかの仕事の場合はアクセント辞典を持って行って是非現場でチェックしたいようなナニがソレですからね!
仕事に関しては真面目だって思って貰いたいですが、表面的な部分がソレに直結してしまうような事も無きにしもあらずなので困ってしまいます。変な話、アクセント辞典を現場に持って来てペラペラやっていればソレでいいのかって話です。
僕はソレをしないのでソノ部分では真面目だなぁとは思われないでしょうが、声を聴いて貰って、その声で真面目か不真面目かを判断して貰いたいなんて願望があります。
表面的に真面目だと思われても仕事の内容が不真面目だったら意味が無いと思いますしね。
でもまぁ、表面的なアピールも必要なんだとは思います。
真面目に不真面目な僕はたまにそんなナニがソレでモヤモヤする事があります的なお話でした。決して現場にアクセント辞典を持って行くなとかそーゆー話じゃないですよ(笑)。
僕ら声優は結果が全てだみたいに思われがちです。いや、思われるどころか結果が全てだと思います。
物凄く頑張っても良い結果が出なければ次の仕事に繋がりません。でも、逆を言えば頑張らなくても良い結果さえ出れば次の仕事に繋がります。
頑張っても良い結果が出ないという事も、頑張らないで良い結果が出てしまう事も、僕にとってはあまり良い事では無いように思います。
僕のベストは頑張って結果が出るって事です。
頑張って結果が出なかったら頑張り方を変えるしかないですし、頑張らないで結果が出てしまったらそのまぐれに慢心しないようにしなければなりません。
良い結果が出ない事を続けていても意味が無いですし、まぐれで結果が出た事に慢心してしまっては多分この業界では生きて行けないんじゃないかなって思います。
頑張って結果が出るって事は、この正解が無いような世界で仕事をする上で、僕にとってはーあのーそのー…上手く言えませんが僕の中での正解みたいな事なので、コレをやるから上手く行くというような、信じるべきモノなんですよね。
そーやって自分を安心させるような材料を少しずつ身に付けて行って何かしらの武装をしているのだと思われます。
良い結果が出るなら頑張らないって努力も必要になる時もありますが、頑張らないにしても頑張らない頑張りを頑張る必要が僕にはあります。
とにかく頑張るって事なんですよね、僕の場合は。
結果は大事だとは思いますが、その結果にたどり着く過程の方に目が向いてしまっているとは思うのですが、他の声優を見ていてもその頑張った過程が見える声優ってのはどーしても好感を持ってしまいます。もしかしたら僕は過程マニアなのかもしれません(笑)。でも、そんな過程を見透かされてはプロとしてナニがソレかもしれませんが。
良い結果を確実に出せる過程なんて無いと思うので色んな事にトライするしかないんでしょうね。
そう!トライするって事です!はい!トライします!
ついにカープが優勝しました!はい!25年ぶりの優勝という事で僕もカープの優勝に狂喜乱舞しております!
野球に興味の無い人にとっては「ふうん。そうなんだ。」ってな話だと思いますが、カープファンにとっては今世紀最大の珍事…いや大事件です!
もう優勝なんて一生できないのではないかというくらいにカープが弱い時期もありました。勝敗なんてどうでもよく(どうせ負けるので)、選手個人の成績だけで一喜一憂するような観戦の仕方だったり、最下位にならない為だけに応援したりと、変な負けグセがついた時期もありました。
色んなストレスを乗り越えての優勝です!感極まらないわけがありません!
どんなにチームが弱くても、球団に資金が無くても、頑張り続けていればいつかは花開くという事です。
ついついカープと自分を重ね合わせてみてしまいますが、ヘッポコな僕でも頑張っていればいつかは花開くというような事ではなかろうかとカープの優勝に勇気を貰いました。
焦らず、腐らず、根気強く声優の世界に居座り続け、僕もカープの優勝レベルの大活躍をしたいです!
こじつけみたいなコラムになってしまいましたが、本当に勇気と感動をありがとうと言いたいです!
最高です!
また来週!
良い表現と悪い表現…
僕ら声優は、良い表現を聴いて貰いたいという願望があります。
しかし良い表現という言葉を使うと「正解的な表現が何処かに存在し、その正解的な表現を探し出して声にしなければならないのでは?」 というような疑心暗鬼に陥る事があったりなかったりするような感じが無きにしも非ず的なナニがソレです。
その “正解的な表現” とやらに近付こう、探し出してやろうというアプローチもアリっちゃアリですが、その “探す” だとか “近付く” だとかっていう行動は、声優北沢力としての表現というよりは、正解という実態の無い謎めいた奴の表現をコピーするだけの表現のような感じがしてしまってモヤモヤする時があります。
しかし、やはり仕事ですから失敗したくないので、正解なんて表現があるのであればソレを丸パクリして事なきを得たいように思う時も正直あります。
とは言えそんな事ばかりをしていたら北沢力という声優のオリジナリティが消えてしまうのではないか…みたいな事を考えてしまいます。
「仕事なんだからお前のオリジナリティなんて必要無くね?」なんて声も聴こえてきそうですが、正解…と言いますかなんて言いますのかわかりませんが、教科書に載っている答えを探すような作業よりも、自分で思いついた答えを発表したいっていうワガママが僕にはあるので困ったものです。
まぁ、自分が思いついた答えが正解、もしくはそれ以上の表現であれば良いような話なんですよね。
ソレをちゃんとできるようになるには日々自分の感性を磨いて行かなくてはならないのでしょうが、教科書をめくって答えを探すような作業ばかりをしていても僕が思う良い感性はなかなか育ちません。
自分の生き方によって感性って変わってくると思うんですよね。教科書をなぞるような生き方をしていたら教科書通りの人間になり、教科書通りの感性になるって事です。教科書通りの人間が悪いとは言いませんが、僕はあまりそういう方面に興味が無いので “俺流” みたいな事を確立してソレを貫いて行けるような生き方をしていきたいんですよね。それができれば、俺流な表現…つまり、北沢力だからできる表現、北沢力にしかできない表現に行きつくように思うわけです。
何が正解かなんて事はわからない世界なので僕の考えが正しいのかどうかはわかりませんが、誰かに強制されてやるような職業ではありませんのでやりたいようにやりたいと思います(笑)。