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2016/10/19

「〇〇するのは大変なんだよ」

…なんて言われてー

「ですよねー大変そうですよねー」

…なんて話を合わせる的にうわの空っぽく返事をしてしまった…なんて経験をした事があるような人は多いのではないでしょうか。

ソレが良いのか悪いのかー

…僕にはわかりませんが、自分がわからないような話でも、話を聞いてますよ って意思表示をするって意味では良い事なのかもしれませんよね。

話を合わせるような事が人間関係を円滑に進めていく上で重要なのだとは思いますが、取り敢えず「ですよねー」とでも言っておけば大丈夫だろってなクセがついてしまうとちょっと問題があるように僕は思ってしまいます。

確かに「ですよねー」を使えば表面的には成り立つ会話も多いのでしょうが、本当の意味での会話を考えるならば無意識的でクセっぽくなっちゃってる「ですよねー」を多用していては会話ってのは成り立たないような気がしています。

ここまでの話ではあまり声や声優のナニがソレに関係ないような展開になっているようではありますがこれから強引にこの話題を声の表現に結びつけたいと思います(笑)。

では強引に行ってみます!

日常の会話ってのは台詞の仕事をする上で凄く大事…というか、僕には勉強になるような事が沢山あるように思っていましてー

何となくのテンプレ…要するにここで言う「ですよねー」的な言葉を使っていると勉強にならないんですよね。

「大変なんだよ」って言われて「ですよねー」的なテンプレで返事をするのではなく「何が大変なんだろう?」などの、相手への興味を持つ事であったり、その事について深く考えてみるって事が大事なような気がします。

「ですよねー」的にうわの空でその会話に参加するのではなく、もう一歩踏み込んでみる事で、色んな感情のやり取りができますので、沢山の感情の勉強ができます。そして何より相手のツボにハマるような返しが出来たならば相手も喜ぶでしょうし、こういった反応を察する事でそういった芝居もあるのだなと自分に芝居の引き出しが増えるような気がしてますのです。

感情みたいなそういったものを声に乗せていくような仕事だと僕は思っているので「ですよねー」的に何となく会話をしているとあまり勉強にはならず、良い仕事ができなくなるのではないかなんて思ったりしている僕です。

はい!
上手くまとまりましてホッとしております!え?そんなに上手くまとまってないですって!?

えーん!!
バカーん!!

それではまた来週!

2016/10/19 12:00 | riki | No Comments