朝まで生テレビ
もう4月の話ですが
今更書くのもなんですけど
下書きしたままになっていたので…(^^;)
某局を退職された
アナウンサーの堀さんや
バカンスに2年行っていた堀江さん
…そして
最近気になった
20〜30代の顔ぶれが
テレビ朝日の「朝まで生テレビ」に
ズラッと揃っていたから
普段はまったく見た記憶がない 番組なのに 3時間も
付き合ってしまった〜!
で…
我が家の話で恐縮
夫は
愛媛出身
意見を
後で聞くと
「すごい若者が地方の事を考えることは
あるんだろうか?」
そう
差し障りない意見は昼の顔で
誰かを批判するのは
ビジネスとして…
実際 50代も後半から上の年令の皆さんで
ネットにはほとんどノータッチの日常だと
今 10~40代のネット=道具という感覚は ほとんどお解りいただけない…
しかし その状況を理解する時に
こういう番組の雰囲気を見てもらうのは 非常に助かるわけで
早速録画して
夫に見てもらった
でも
見た後で聞こえるのはやはり
ネットとリアルのギャップと
都市部と地方の違いの話題になってしまう
説明しても
こういうことは
気持ち・ココロに届かないと
ダメなのである…
東京から移住してきて10年
まさに
そういうことに
振り回されて来たんだなぁ
ある意味どんな環境の違いでも
理解できることもある
「成功」とか
「参考事例」
など
通常世間で使う常識が
いかに乱発されて
キーワード化そしてマークとして気軽に人々の手あかにまみれるか…
考える機会は
誰にとっても大切
その「言葉」の理解を
あやふやにしないできちんと
当たり前を考える日常の余裕を
持ちたいものです!
我が家の中だけでも大変なのにねえ…
私は
コマの曲芸を仕事にしておりますから
江戸時代から続く
「曲独楽」〜コマの曲芸〜の話を
浮世絵(錦絵)を元に
見直してみるということを
ずっとしております…
息子にせがまれて
曲独楽を教えたり
仕込んだ新しい小道具を試運転する日々…
そんな中で
錦絵に描かれている曲独楽師を見ると
人が生きていく上で
何を自分の支えとして
一生の時間を作っているんだろうと
しばしば考える機会があります。
江戸も末期になる頃は
芸人も
技術的に高い人と
さほどでもない者の差が
「武士の日記」や、「奉行所の記録」「寺社開帳記録」として残っていることがあるため
今時のタレント業と同じように
「話題になるならない」
有事には
これが命をつなぐ糸になる事もあるんだ、と
思い知りました!
情報を把握する力があるか無いかも
一個人が世の中を切り抜ける時の貴重なワザなのだと
先人の生きざまに
学ぶところが大きかったです。
芸人の生き方として考えると
経済的に守られ過ぎても×
世の中と関わらない程に専業化するのもマイナスです!
だから
私はきっと
演芸好きなお客様の来る東京の寄席を離れて
愛媛県の内子町に来たんだな、と思います。
私は生き生きしております!
春が一気に駆け抜ける感じで
愛媛県の内子町の桜の花見が終わりそうですが
山の桜はまだ見頃です
我が家の山の八重桜は
まだつぼみも見当たりません
忙しく ウチの店「かわせみ」と
曲独楽の営業が重なった今月は
なかなか原稿が書けませんでした。
代わりに曲独楽の新たなネタ仕込みをいくつか完成させて
4月は某宴席で
ご披露予定です
かなり
花粉症の度合いが色濃かった春、体調的には何事も無く安心しています
と、言うのも
…
私は以前にハナのストレスを我慢し過ぎて
片方の耳が
突発性難聴になりましたから
今年は厳重にガードした結果
さほど影響なくて良かったなぁと思っています
だからこそ
多少忙しくても新ネタまでこぎつけました!
ああ
世の中に花粉症が無かったら
もっと早く形になってたかも…
(泣きべそ)
記念祭が行われていました
(…愛媛の名前の由来になった四つの神様を祀っているという話ですが)
(興味がある方 詳しくは以下 観光用のURLを…)
確定といえば
今の時期 申告作業で
私同様必死に格闘している方もおられるはず…
まずは そういう皆さんに 心から お疲れ様のひと言と共に
来るべき
「新しい色んな出来事」へ向けて
一緒に 踏み出して行きましょうね…と
つい
今聴いているラジオから聞こえる
政治家の所信表明演説に似てるような…(^^;)
さて
今回は
ご大層な題名が どっしりと書かれています
これにはしっかりした原稿を書かなくてはならないのですが
私のこれからの姿勢を ちょいと 表しておきたいと
こういう題名にしました
これから TPP など 国内の産業や 権利 そして 芸術やら音楽の
仕事のやり方について 大きな変革がくるという事
これは確実な事です!!!
皆さん どのような変化が 身の回りに現れるか想像してらっしゃるでしょうか…
今日の 国会で 午前中質問にありましたので
ここで 取り上げて 曲独楽の事とも 関係があるから ぜひとも
書き残しておきたいと考えました
「ウルグアイラウンド」参加するか しないか
かつて この思い出しにくい制度に
日本国内の市場を 開けるかどうするか 論議になったことがあります
工業製品では タオルや繊維製品
農産物では オレンジやりんごなど
日本国内で生産されていた 衣料品 みかん りんごと おおまかに
品物が同じものという事ですが
結局 市場は開かれて
スーパーマーケットには 激安商品が並ぶ結果となり
商店街からは 八百屋 魚屋 果物屋が 消えていき
各地方には 「農林漁業を支援する目的」の
「道の駅 町の駅 海の駅」
「研修施設」が
大量に建設されてきたのでした
これは 私も 今まで そんなに興味がなかったので
まったく知らなかったのですが
経済効果がすごいあって
農家の皆さんの生活が豊かになったんならいいじゃないの
くらいにしか考えてなかったのです…!
ゴメンナサイ…
そう
安い服が買えればハッピー
てなもんだったのね…
ところが どうでしょう
肝心の道の駅が 我が家の近くにあるから
中の従業員さんに話を聞いたら
ぜんぜん違うのね…
国会でとりあげられた
「ウルグアイラウンド参加したから 悪影響を受けてしまった農林漁業を支援したはずの事業」
これは 結果 どういう効果があがっているのか調査したら
ほとんど 効果がない…!!!
このことについて これから実施される TPPの事も
まったく同じような失敗事業を繰り返すなかれ!!!
こういう趣旨の 内容でした!
わあ~
そうなんだ
「道の駅」の方に聞いたとおり
ちっとも地元の農業への支援にならない構造だということ
こりゃ 大変だよ…
し~んとしてたら
曲独楽のことも
発言していかなくては 手遅れになる!
そうです
私が こちらのJunkStageさんに コラム寄稿していることの意味の
大きな理由です
曲独楽が
日本の人の 風土や気持ちを
他の文化を持つ人たちに
共感を持っていただくための
とても大切な
魅力のある伝達手法であるという この私の主張を
多くの方に 知っておいて頂きたいという事です!!!!!
「大衆文化」って~と
わかりづらいから
「みんなのあそび」
で
いいということだい
自分で魅力を伝える努力は続けていくぞ~