字幕というキーワードから色々な事を書いていますが、この度、これまでネットにアップしてきた文章を基に、全面的に加筆改訂した本を2月25日に発売します。第一章は僕が翻訳家になるまでを時系列で綴ったプロフィール的な章になっていますが、第二章以降は1ページから数ページの読み切りの文章が多く、ちょっとした時間に読み進めやすい構成にしてあります。映画にも字幕にも興味がない人でも楽しめるようになっていると思います。全国の書店で購入・注文可能です。よかったら手に取ってみて下さい。もちろんネットでの購入も可能です。
発売元公式サイト→「映画の字幕ナビ」(2019/2/25発売)
5~6年前に またサラリーマンに戻っちゃったら、
やっぱり自分の時間が少なくなっちゃって、
書きたくても、書きたくても&書くたくても
なかなか ここに書けなくなっちゃってたのね。
若かった頃は、野球したり、テニスしたり、スキーしたり、R&Rしたり、Salsa踊ったり
いくらでも放出できる体力が 労働者の自分の短い時間に勝ってたもんだけど、
体力的に 好き勝手に放出できなくなっちゃったせいなのか、
書いて放出して 発散する!!
が 私の精神安定剤。
なんだけど、
それは ソレで 体力が要るもんだから
夜中に酔っ払った勢いだけで FBに八つ当たりする!!
みたいな手軽な 精神安定剤を 服用してました。
ただ その間に
自分の中で ある程度の筋道のある 書きたい想いが ありました。
バットマンの映画!!
バットマンは、幼き日に
両親が 狂人達に 殺されてしまうワケだけれども、
その悲惨な瞬間を 印象ずける対比として
最高に幸せな時が 描かれてます。
とても綺麗で とても温かそうな 服装の両親と 連れ立って 劇場に 映画だか 音楽の演奏だかを 観にいくんだよね。
ソレって やっぱり 最高に幸せな時間なんだと思う。
ココは、Salsaのコトに触れて書くところだから、Salsa的に 触れてみると、
Mambo Kings とゆ~映画がある。
アントォ~ニオ ヴァンデラスが 主演。
キューバで産まれた 音楽家兄弟が
興行師さんから 逃れて NYに渡って
活躍するところから、物語が 盛り上がっていく。
肉切り屋さんで 働いて、
一旦 余談。
肉切り屋さん、ってのも 物語の中で なんか 意味合いが あるのかねぇ???
花和尚 魯智深も 最初に戦うのは、肉切り屋さんだった気がする。
余談終了。
肉切り屋さんでの 一日の労働を終えた兄弟は、
家族で お家で タライで足を温めながら 食事をして、その後 パリッとしたスーツに着替えて、派手過ぎるネクタイ締めて ナイトクラブ出掛ける。
コレって家族にとって ひとつのとても幸せな時間なんだと思う。
いろんな映画で描かれている。
私にも 幼き頃には、想い出がある。
ウチは、自動車部品の工場で
夕焼けの頃に お父ちゃんが 仕事から帰ってきた。
庭で焚火して、緑にホースで水撒いて、
お風呂に入って、ちょっとギター弾いて、夕御飯を食べてから 着替えて お出掛けする様なコトがあった。
高度成長期の頃には、そんな習慣が まだあった様に思う。
それが、いつの間にか、俺が中学生になる頃には、音楽を聴きに行くのは、大コンサート会場に なってしまっていたし、
ライブハウスに なってしまっていた。
とは言え、中学生としては、友達とコンサート会場に行ってみるコトはできても、
ライブハウスは、大人の世界で かなり敷居が高い。
お父ちゃんに 新宿に連れてってもらうと、
紀伊国屋さんと伊勢丹の真ん中くらいに
ピットインが あって、
ああ!ココが ピットインなんだ!!
大人になったら来よう!!と思った。
テイト無線で レコード買って貰うのが 最高に大人びた贅沢だった。
今夜 良い気分で 酔っ払ってるので
ますます 支離滅裂ですが、、、
憧れのピットインは、
高校生の時 先輩が 誘ってくれて、
六本木のピットインに 初めて行った。
渡辺香津美さんのLive!!
山木秀夫さんもメンバーだった!!
先輩も高校生のくせに 気が利いてて、
ハンバーガーインで ハンバーガー食べてから
連れてってくれた!!
付け合せが ポテトチップスで
猛烈に驚いた!!
つい先日、ピットインに連れてってくれた先輩達と 飲んだんだけど、やっぱり 鮮烈に覚えてて
やっぱ そりゃあ~高校生達にとって
衝撃的な音楽体験だったですよ!!
でも、同時に
やっぱり ライブハウスで、
大人達が 頭を抱えて うずくまる様な姿勢をして
足だけで 激しいリズム踏んでる様な 異様な光景でもあった。
えっ!? こんな姿勢で 聴くものなの???
こ~ゆ~ものなの??? って驚いた。
中学~高校の頃は、とにもかくにも
プロミュージシャンに憧れた。
レコードの主役さん以上に
ライナーノーツを読んで
クレジットされてるスタジオミュージシャンの方々のお名前にシビれた!!
なれるものなら なりたかったんだろうけど、
俺には、無理だなー。とも 思ってたものだから、
社会に出る時には、夢を見させてくれたGibsonに関わりたくて 楽器屋さんに就職した。
前置き終了。
大学卒業して、レコード&楽器屋さんに なった。
レコード会社の営業さん達が たぁ~くさんの
サンプル盤をくださったし、
たぁ~くさんのCDを買って
兎にも角にも 猛烈に聴き漁った。
場合によっちゃあ、お給料の殆どが CDになってた。
なんだけど!!
驚くべきは、30歳になった頃に やっと始まった。
楽器業界の他社の先輩が、
Salsa Clubに 連れてってくれた!!
そこで、初めて カッコ良く&楽しそうに踊れる日本人達の姿を肉眼で観た!!
Bluesも、Jazzも、カントリーも ダンスミュージックだって 文字では読んでたけれども、
実際を目の当たりにしたのは、初めてだった!!
俺、レコードと楽器の仕事してたんだよ!!
それでも 知らなかった!!
そして、今度は、Salsa Clubで知り合った別のお兄さんが、生演奏のあるCuba料理レストランに 連れてってくれた!!
コレは、衝撃的だったし、綺麗なお月様が 瞼に浮かぶ様な体験だった!!
初めて ギターを手にした頃は、フュージョンブーム、フォークソングブームで、友達とフォークギター持ち寄って 部活動の後に 近所の神社に集まって 車座で 練習してたもんだけど、
いつの間にか、Black Music 一辺倒に なってたもので、アコースティックギターだけの音楽なんて
貧乏たらしくって 嫌だ!!
音楽ってのは、黒人の人達が、金ピカの ネックレスと 時計と指輪を して ギラギラのミラーボールの下で こそのものだ!! と思い込む様に なってましたからねー。
それが、生音のコントラバス、生音のギター!生音のトレス!生音のヴァィオリンの 余りにもパワフルな抑揚に 打ちのめされた!!
俺、大学卒業して以来 ずっと レコードと楽器の仕事をしてた。
それなのに 知らなかった!!
至近距離で聴く!! 体感する!!
ヴァィオリンも トロンボーンも 初めてだった!!
一日の仕事を終えて、Salsa仲間達と 六本木のレストランへ急いで、美味しいお酒と お料理を いただきながら、
とても心地好い時間を 過ごす。
そして、テーブルを飛び越えて 楽しい話に 花が咲く!!
そして、みんなで 歌う!! 踊る!!
レストランが 楽しく揺れる!!
これ、特別な コト でしょうか???
万国共通の 人々の過ごし方。
日本人だって、昔は その習慣を 持ってたし、
明治の初め頃、船で航海した人々は、
夜になると 言葉の通じない様々な国々の人達と
お酒とお食事と音楽とダンスを愉しんだと言う。
この文化!!
もしくは、文明!!
と 言っても良いのかも知れない。
僕は、レコードと楽器の仕事をしてたのに、
知らなかった。
30歳になって やっと出会った!!
ヒィ~ッ 日本人は、貧しいねーッ!!
この習慣、ある人々にとっては、当たり前の習慣なんだと思う。
でも、ある人々にとっては、
一日の仕事が終わった後に、
ご家族 友人連れ立って
素晴らしい音楽とお酒とお食事のあるレストラン???
そんなとこ 一生に一度も行ったことない。
って なってしまうのかも???
人類にとって、展覧会や音楽会やバレエや演劇よりも、もっと日常的な 身近にある習慣のハズなのに。
読書するのと 同じくらい身近なものなのに!!
末端とはいえ、音楽業界で 働いていた 俺も
30歳になるまで 知らなかった!!
演奏する立場で 言えば、
音楽は、まず自分の 歌いたい!! 奏でたい!!
欲求が あるから 演奏するワケだけれども、
ココでは、美味しく お酒とお料理と お喋りを愉しみたいお客様方の想いと
踊りたい欲求と 相思相愛なのです!!
沖縄に旅行した人達が、
その綺麗な海とともに、
美味しいお酒とお料理と 音楽とダンスに
まるで特別なものとして
ハマって帰ってくるワケじゃん♬
特別な ことであっては、ならないんだと思うのです。
人達が集うところは、街です。
街は、ストレスフルでも あるから
みんなが 仲良く過ごす為には、
大きなお祭りと小さな日常的な お祭りが 必要なんだと思うのです。
働き方改革では、何時間以上だとか、何時間以下だとか数値を 言ってますが、
本来 そんなものでしょうか???
早く!! 子供のところへ 帰りたい!!
早く!! 仲間や家族と楽しい自分の時間を過ごしたい!!
ソレが 文化を育むし、お仕事にとっても、生産性を産むもんじゃないでしょうか?
と、モーレツに 思うんです。
こんにちは。根本齒科室の根本です。
「本年もよろしくお願いいたします。」とご挨拶しようと思ったら、もうこんなになってしまいました。
それにしても、12月~1月は、院の経営的に非常にごちゃごちゃしていて、そちらで手いっぱいでした。
慢性的な人手不足に悩んでいたと思いきや、逆に人員の過剰配置が起きてしまい、泣く泣く一部のスタッフに頭を下げて退職していただく、などという前代未聞の事態に陥り、非常に強いストレスに苛まれました。
経営者として自分はどうなんだろう?
なかなか思うように行かないマネジメントに歯がゆい思いをかみしめながら過ごしており、コラムどころではありませんでした。
やっと院内が落ち着いてきました。
以前から「街医者の目から見た歯の取り扱いの注意点」みたいなものを残してみたい、と思っていました。それについて少し書いてみたいと思います。
◆ 歯医者として残しておきたいこと
「街医者の目から見た」というくらいですから、主に診療中に感じたことをまとめた形を想定しています。
自分の中には、そうではない形で感じた想定もいろいろあります。
代表的なのを一つ上げると、1回コラムを書いたことがありましたが、生死と歯科についてです。
もう6年半前にもなるんですね。
でも忘れないようにage直ししておきます。
死ねばむし歯や歯周病なんてすぐになくなるのに!
いつも思っています。
物質や肉体って、不便でもあり、便利でもある。たとえば
勉強しないといけない
片づけや掃除をしないといけない
嫌いな物も食べないといけない
時間通りに行動しないといけない
稼ぐべきお金は稼ぎ払うお金は払わないといけない
etc
いろいろ脈絡なさそうなことを多々並べてみました。
これらが全部、生死でいう『生』の部分でつながっているんですね。
たとえば勝手に何の勉強もしないとなると、事務作業ができない大人になってしまいます。
でもその人がそんなまずい人かどうか、外から見ても分かりませんよね。
履歴書や口では何と言えても、実際にやらせてみるとできない。
これでは、社会で信頼を失ってしまいます。
この、外から見ても分からない、という点がポイントです。
これがあの世になると、お互いの考えがお互いにバレバレです。
分かる分からないどころの話ではありません。
A『あ、Bさんはあんまり頑張らない奴だ』
B『あ、Aさんは詮索好きで、気に入らないなあ』
筒抜けです。
逆に考えると、肉体や言語を介在した間接的な関係性って、便利なのかもしれません。
ウソや腹芸もそう簡単にはバレませんし、優等生やリア充を演じることも割と簡単です。
でも言語を用いて学習しないと学べないとか、上に書いた面倒なことにいちいち汗を流さないといけないというのは不便です。
不便ですがその分自分が鍛えられます。
◆ 死ぬ準備
こんなことを考えていると、はやく『死ぬ準備』をしておかないと、死んだ後が大変なことになる、と焦る気持ちでいっぱいになってきます。
それは財産分与とか診療所をどうするとかということではなく、自分の内面のことです。
この世とあの世の違いを分けまえて理解し、それを踏まえて、あちらの世界でも戸惑わないようにしないとと考えると、まず大事なことは
①建て前と本音をなるべく近づける
ことです。そのためには
②本音をなるべく建て前に近づけておく
心のトレーニングが常日頃から大事です。
口先だけ表向きを取り繕って、心の中はまっ黒・・・
そんな人があの世に行ったら、まさに地獄です。
他人を恨まない
ウソはなるべくつかない
付加的なウソ「ないことを言う」はつかない
「あることを言わない」は正直経営上たまにあります。。
なるべく穏やかでポジティブな気持ちを保つ
無理のない範囲で他人や周囲への気遣いを忘れない
何が正しくて何がまちがっているかは分かりませんが、あの世の唯一最大のデメリットである
『お互いの気持ちが筒抜け』
な状態で恥ずかしくなく、かつ窮屈でなくするにはどんな感じか、というのが基準です。
今のうちに練習しておくしかありません。
それが私の言う『死ぬ準備』です。
◆ 歯の意味~対内的な支え
6年半前は、歯は人生の記録装置と書きました。
では歯が人生の中で担う役割とはなんでしょう?
もちろん第一義には食(咀嚼)です。
見た目の印象もあります。
人によっては夜間の歯ぎしりくいしばりをすることで脳内のストレスを発散することもあります。
また、貧乏ゆすり代わりにカチカチ噛んだり、歯でリズムを取ったり遊び道具にも早変わりです。
「マウスピースドーピング」という言葉もありますが、グッとかみしめると体に力が入ります。
人によっては、咬み合わせがずれていたりすると姿勢がずれたり健康に影響があると言います。
(私は歯と歯を数ミリくらい開けておく下顎安静位が人間の自然なあり方だと思っているので行き過ぎた咬合理論には懐疑的な面もあります)
そう思うと、ひとつのイメージがわいてきます。
肉体を持った人間や動物は、対外的にはおもに四肢で体を支えたり、食物や物を把持したりします。
一方、対内的には、歯でバランスを取ったり踏ん張ったり、食をつかさどったりします。
ですから、四肢に匹敵する対内的な支えの中心が歯ではないかと思います。
手足と歯以外に、随意筋というと、若干表情筋などもありますが、代表的なのは『括約筋』になってしまいます。
いわゆる大や小をガマンする、アレです。。
それも大事ではありますが、これが人間の対内的な支えの中心かというと、大いに違和感があります。
このように、『対内的な支えの中心』という観点から歯を見直すと、扱いが変わるのではないでしょうか?
口のこの位置の上下に、馬蹄形に露出した硬組織が向き合って並んでいるのがなぜ良いのかは、なかなか説明が難しいと思いますし私も分かりません。
でも、とくに若い方ほど、対内的な支えという観点から歯や顎口腔系の意義をとらえなおし、意識を向けなおすことをお勧めしたいと思います。
中年以降になってくると、やっぱり「治らない」系の歯科疾患も増えてきてしまいますので。
そうなってからでは、こんな話も心に響かなくなってしまいます。
【今回のまとめ】
歯の取説(仮題)という小冊子を残しておこうと思っています。その前に
あっという間に2019年。
もう遅いですが、どうぞ今年もよろしくお願いします。
最近は保護者であるかあちゃんもなんとか上達して、
子供たちとこうやって馬で自由に散歩に出ることが出来るようになりました。
保護者でありながら、
「何かあったらお母さんを助けるように」と先生から念を押されていますが、
もう最高!
この光!この景色!!
数年前までは自分たちの足で歩いていたのですが、
その頃に比べると格段に距離が伸び、
いろんなところへ行ける。
余裕綽々で進む子供たち、
「あ!鹿がいるよ!ホーホー」と。
動物って、ちょっと高い裏声を出すと反応してくれるの
知ってました?
いつも2時間ほどパッと出て帰るのですが、
先日、「みんなで一日トレッキングへ行こう!」の会に参加してきました。
一日?
お尻痛そう、、、
チャレンジです。
うちのクラブからは総勢13人!
氷点下続きでしたがみんな着込んでさあ出発。
丘を登って、
降りてを繰り返し。
なだらかに見えますが、
途中、用水路を飛び越えなくちゃいけなかったり、
ちょっとした崖を登ったり。
怖がって拒む馬も多く、
その度に勇気付けて前へ進ませる、となかなか大変。
森に入ると馬の足元、自分も枝をかき分けぶつからないよう気をつけながら。
目的地はまだまだ、
あの山の下の川を渡ってから登った先。
川を渡ると言うか、登るですね。
ここはいつも私たちが散歩に来ていた川。
途中までは車で来ていたのですが、
今回は全行程馬です。
すでに3時間ほど歩いた馬たち、
水を見ると次々に前足で水をかき始めて楽しそう!
だけど後ろから
「水かきしたら中に入る可能性があるからキックしてくださーい!」
と叫ぶしっかり者のお姉ちゃん。
その後まさにお姉ちゃんの馬がゴロリンと水の中へ、、、
飛び降りたので大丈夫でしたが、
お姉ちゃんの乗っていた馬が一番子供でやんちゃ盛り。
周りの馬を見て、思わず取った行動なんでしょうね。
馬も笑えますが扱うのは大変なのでかあちゃんは安心馬を選びます。
4時間弱かけてやっと目的地へ到着。
馬たちは紐で囲った中で一休み。。。
私たちも持って来たものをそれぞれ焼いてお昼ご飯。
ところがお昼を自分のおにぎり以外忘れてしまったドジな私。
子供たちは皆さんから色々分けてもらい、
本当にありがとうございました。
ひと休憩も終わり。
馬のセッティングをし直して、
さあ、再出発ですよ!
帰り道は馬も早く帰りたいと前へ前へと力強く、
手綱を離すと暴走しそうだったので写真は撮れず。
夕焼け前の一面がピンクに染まった空気は最高に美しかったです。
朝の9時半から夕方5時半まで、
子供たちも含めて初の一日トレッキングは最高に楽しく、
自分の足では歩ききれない水の中、森の中、
農耕地のど真ん中を歩き回る乗馬トレッキングは
このトスカーナを満喫でき気分をこれ以上なく上げてくれました。
やっぱりここで楽しめることはしておかないと!
現在、内ももの筋肉痛ですが、
2019年も馬の心に気持ちに近づけるよう、
かあちゃん頑張ります。
こんにちは。根本齒科室の根本です。
さあ、朗戸()の時間ですw
まずは【本尊?!】を用意することが大事です。
といっても宗教的な物ではなく、ライブラリ集である【みんじす(jquery-3.3.1.min.js)】ファイルのことです。
スゴイ強引な名前の付け方ですが、すみません。
これを
①ヘッダー内にjQueryの 総本山 公式HPの【みんじす】へのリンクを張って読み込ませる
②自サイト内に【みんじす】をうp
のいずれかの対応になります。
私は②で行きました。
85キロバイトしかないファイルだし、自分のところに置いといたほうが読み込みも早いだろうと思ったからです。
これがあってはじめて朗戸()が開きます。
朗戸()が開いて初めて、メニュー別ファイル化が完了します。
いったんメニュー別ファイル化が完了すると、メニューファイル(menu.htmlなど)をいじるだけで、全ページのメニューが一括変換できます。
ついでに、フッターなどの共通ファイルも別ファイル化しておくと便利です。
しかし、ここで問題が発生しました。
今HPの構成で使っているbox1~box5というそれぞれの名前は、スタイルシート上でクラス(.box●{})に使われてしまっているので、今更使えません。
数十分考えた末に出した結論は、ページのソースを見ていただければ分かると思いますが、相当くだらないものでした。
それぞれ「box1box2」「box4box5」という名前のIDを定義するんです。
前者はヘッダーとトップナビの塊、後者はメニューとフッターの塊です。
ファイル名も「box1box2.html」みたいな感じにしてしまった方が、むしろ自分的にも分かりやすい感じになりました。
もちろん、.htmlとはいっても、<html>も<body>も何もなく、それこそ<div>に始まり</div>に終わる、ちょっと殺風景なファイルです。
「box4box5.html(メニューとフッター)」が完成しました。
まさにコピペならぬカット&ペーストです。
◆
よし、じゃあ、読み込み試験だ!
こんな時のためにFireFoxをインストールしておきました。
jQueryをローカルで試すときは、Chromeではダメだそうです。
実際ダメでした。
重い思いと言われたFireFoxですが、今はむしろChromeよりも全然軽い感じで、今ではすっかりメインブラウザです。
ブックマークやパスワードなんかも全部引き継がれるので、移行はすごく楽でした。
フォルダの中の「index.html」を火狐の中にドラッグします。
・・・あっ
メニューが2つだwww
つい手癖で、カットのつもりが単なるコピペになっていたようで、 index.html に残っていたメニューと menu.html に写したメニューの両方が連続して表示されていました。
ちなみに</font>とか</b></p>なんかは自然に手が動くようになりました。
「/」は、自分の場合は右手の薬指で、ピアノの跳躍スタッカートのように弾く感じで押しています。
あと<フォンtこぉr=””> つまり<font color=”#”>ですね。
左手の小指でシフトを押しながら右手の中指で=をおしたら左手の小指はそのまま軸にして、左手の中指で 2 を2回押します。
そのまま>を入力した後に2つ戻って(左手小指でShiftを押しっぱなし) 3 を押した(ら#入力になるのでその)後、赤ならff0000、青なら0000ff、緑なら990099 みたいなところも、手に染みついています。
ほとんどが公式HPと、ジャンクステージで鍛えられたものですw
当初はごていねいに</p><p>とか<br>とかのタグも全部貼っていました。
でもWordPRessの編集画面はそんなことしなくても、ちゃんと形になるので便利ですね!
そうそう、[f10(半角英数に変換)]や[f8(半角カナに変換)]も頻出です。
無駄話が過ぎましたが、 index.html のほうのメニュータグを消して、[F5(再読み込み)]を押します。
よしよし、メニューが1つになりました。
◆
長かった。
ここのコラムでは、まとめた形で、内容的にも失敗談を中心に軽く述べていますが、実際は大きな壁の前で何度も心が折れそうになりながら、何とか必死に突破してここまで来ました。
jQueryの関数で、$(ドルマーク)が出てきただけで頭がくらくらになりそうです。
({}は慣れましたが)
そして、まだコンテンツの引っ越しは全然終わっていませんが、枠組みだけはなんとかできました。
しかし今までの旧HPには、表示形式もさることながら、あちこちに上から目線な石北会計のフレーズが目白押しです。今見るとみっともないことこの上ないので、そのままでは載せられません。
もっと患者様目線、来院者目線で表現を練り直し、文章量も半分くらいにしないといけません(いやそれでも多いか)。
ところで、当院公式HPに、もうひとつ大きな課題が残っていることに読者の皆様はお気づきでしょうか。
・・・そうです。メールフォームです。
どうしよう・・・
大事なのはまずスマホで扱いやすいことです。
できればUTF-8で書ければいいのですが、どうしよう。
旧HPは全部sjisで書いていたのですが、フォームの肝心の部分がなぜかeucになっていました。
レンタルサーバーを借りている大塚商会さんのサービスを素直に借りてやるか、それとも無料のを借りてやるか。
あれこれ迷い始めると尽きません。
この辺はプロだと迷いがないんで早いんでしょうが。
フォームを旧HPからコピペしたら、PCかiPhoneかどちらか、または両方のページが必ず文字化けし、うまく行ったと思ったら送信できなかったり。。。
もう少したって、フォームメールがうまく行ったらまたここで報告します。
【今回のまとめ】
はじめてのjQuery。本尊や総本山のようなものがあるのを初めて知った。
今年のJJFがあまりにも楽しかったので久々にブログを書きます。
去年JJFは福岡開催、
しかも同時に京都でうちに居候しているドラゴンが出演ということで、
昨年のJJFはパスをしたので2年ぶりの参戦です。
東京オリンピックの開催の影響で使える体育館が少し狭くなり、
その影響でイベントにフルで参加できる人数が限定されてしまいました。
僕は運よくキャンセルで空いた枠に滑り込むことができましたが、
最初の予約戦争に敗れたときに「んー、もうJJFはいいかなー」と思っていた自分に
金ダライを落としたい気持ちでいっぱいです。
色々あったようですが、開催までこぎつけたスタッフの皆様にまず感謝したい。
こうしてブログを書こうと思ったのも
他でもなくJJFが楽しかったからであり、できれば2回に渡って感想を書きたいと思います。
今回の記事ではチャンピオンシップの感想を書きます。
チャンピオンシップはJJFのメインともいえるイベントです。
ここ最近は各地で色々な大会が開催されるようになりました。
学生限定であったり、地区大会を歌った大会であったり、道具別の大会が多いでしょうか。
しかし、JJFのチャンピオンシップはやはり格が違います。
各大会の覇者や過去のJJFの入賞者でさえも予選を通ることすら厳しい大会です。
ファイナリストとして舞台に立てるだけでも名誉あることです。
今年は、特に男子個人でJJFの過去の優勝者が3人。
IJA(国際大会)の優勝者、高校生大会の優勝者、そして、プロもいます。
「オールスター・オブ・オールスター」という言葉がふさわしい戦いなのではないでしょうか。
かつてやっていたように、一人ひとりの演技について感想を書いていきたいと思います。
1. 山本睦 (ボール)
まずは、女性で、しかもトスジャグリングという難しいジャンルで挑戦したことに賞賛を送りたいと思います。
一番手、会場もまだ空気ができていない中の演技ということでやりづらかったでしょうね。
そんな中でも、序盤からの7ボールを決める等、多くの大技を決めていましたね。
相当緊張したと思いますが、そんな中でも決められる技を決めていったことについてはきっと今後の自信につながるでしょう。
何しろ、ジャグリングにおいてこれ以上緊張する舞台は無いと思います。他にもいろいろな大会を経験した上で
またJJFに挑戦してみていただきたいです。
2. 間所萌 (シガーボックス)
今回全部門を通じての唯一のシガーボックスプレイヤーでした。
他の道具でも同じですが、シガーボックスは一番広い面で向かい合ったとき、
体と平行に回すか、地面と平行に回すか、体とも地面とも垂直に回すかのどれかが回転を制御しやすいです。
これを2つ以上の軸で回転させることを僕は「ムーンサルト回転」と呼びますが、
最序盤で決めた2ボックスのムーンサルト回転からのバランスをはじめ、
(というか、一番緊張しているはずのこのタイミングでこの技を決めること自体がすごい!)
多くのムーンサルト回転を含んだ技を決めていましたね!
勿論それだけでなく、5ボックスのダイヤモンド等、男性シガー使い顔負けの技をガンガンに決めていました。
しかも、ドロップしたのは最後1回だけ、しかも、2回目の挑戦で成功させていました。
世界観も出来上がっており、単に技をガンガン決めるだけではなく、緩急のついたすばらしい演技だったと思います。
3. 須田恵梨華(ディアボロ)
女性のディアボロ使いといえばこの人、須田さんを差し置くわけにはいきません。
最近はプロとして各地でパフォーマンスをしており、舞台上の動きもかつてと比べてはるかに洗練された印象を受けました。
動きが綺麗。動作の一つ一つが体の使い方が綺麗だったと思います。
技で魅せていくというよりは、ディアボロまでも表現の一部として綺麗に舞台の上を「舞って」いたと感じました。
それだけに、ドロップが演技の流れを切ってしまい、その度はっと我に帰ってしまいまして「惜しい」と言わざるを得ません。
こうコメントしておいてなんですが、ドロップ数は3回であって、男女関係なく全体で見た場合でも少ない方です。
さらに、動きの洗練されていることを考えたら、完成度の評価は相当高かったのではないかと思います。
完成度が高かったからこそドロップが目立ったということを言いたいのです。
ドロップも予定調和として演技の流れに組み込めるような魅せ方ができるようになると更にいいものができると感じます。
技術は当然国内最高クラスであって敢えて触れるまでもないでしょう。
4. 土居千夏(リング)
女性ジャグラー界隈でも一際存在感のある土井さんのパフォーマンス。僕は初めて見たと思います。
完成されているキャラクターがいいですね。女性だってこれだけ元気のあるキャラクターがいたっていいと思うのです。
笑顔が素敵でしたね。
動きがすばしっこくて、とにかく元気にステージ上を走り回っていた印象です。
リングを体に沿わせて体の正面から後ろに転がす動き、いわゆる「肩パタ」を武器として、その技を中心とした構成でした。
日本の、いや、ジャグラーの好む演技であったといえます。(無論、他の技もありましたが。)
あまり見たことのない技が多く、演技への工夫、挑戦が感じられました。
女性部門は4名の出場でした。
例によって、部門ごとの感想を書きます。
まず、女性部門一つとってみても例年以上のハイレベルな戦いだったのではと思います。
4人を比べたとき、
ドロップの少なさ、決めた技のレベルの高さから間所さんの優勝は堅いと思いましたが、
一方で2位3位は予想しづらかった。
完成度は須田さん、エンターテイメント性は土井さんに軍配が上がっていたと感じましたが、
それ以外の部分はほぼ同率だったと思います。ほとんどの審査員がこの二人を2位3位とつけていたのではないでしょうか。
たとえJJFでも、出場が常態化して常連になってくると見る目が厳しくなってきます。
そういう意味で、須田さんが割を食っているのではないかと考え、同率なら須田さんだろうと考え、
僕の予想では1位間所さん、2位須田さん、3位土居さんという順位でした。
実際は2位3位が入れ替わった順位。後述するつもりですがきっと2位3位は僅差だったと思っています。
続いてチーム部門。
5. KK Staff(スタッフ)
チームでのスタッフというのは珍しいですね。他の大会でも見たことがありません。
一人が元気のいいキャラクターで目立っていました。もう一人まで対比となるキャラクターだったらもっと面白かったと。
(例えば比較的冷静で相手の目立ち方を冷ややかに見ているとか、目立とうとするもう一方をたしなめる役とか)
演技内容も揃うところは揃い、分かれるところは分かれ、ソロのパートもある等、
大変エンターテイメント性のある演技だったと思います。
そもそもスタッフの演技というものが珍しいから、全ての技が目新しく見えるのも上手く使っていたと思いますね。
ドロップもほとんどなかったという記憶です
6. MaKUMA(ボール、矢印の書かれた板)
中部地区を代表するジャグラー、コータローさんと、我らサークル、じゃぐなぎの誇るマルチジャグラー、じゃぐたくさんのコンビ。
練習会で熱心に練習していたことも知っているので、彼らが舞台に立ったときは正直ぐっと来ました。
誰かに聞いたような気がしますが、矢印というのは舞台上においてとても強いモチーフです。
動きを表すし、向きを表すし、注目したいものを指します。
そんな矢印の板を使いながら、ボールが消える、どこかに移動する、現れるなど、マジック的演出を取り入れながら、観客を魅了しました。
全てルーチンが計算尽くされており、隙の無いパフォーマンスだったと思います。1回ドロップがあったくらい。
完成されており、どこへ出しても絶賛されそうな演技。ここで終わるのはもったいないんじゃないですかね。
チーム部門は2組。
順位は1位MaKUMA 2位KK Staff予想で、この通りでした。
自分の身内だからと多少贔屓の目があると差し引いたとしてもMaKUMAが良く、強いて言うと「難易度」が高いパートが無かったくらい。
KK Staffもすばらしかったとは思いますが、チーム部門には「チームであることを有効に利用している」というテーマがあるように思いますから、
終始「二人であること」に意味のあったMaKUMAがこの面でも上回っていたように思います。
どちらのチームも所属するサークルとしては別々のサークル、いやむしろ、別の県の出身者のペアだったとか。
それは本当に素晴らしいことと思います。いいですね、そうやって仲間が増えていくのはうらやましい。
ここからは男子個人部門です。演技順をメモって無かったので出てきた順が違うかもしれません。
7. 市川卓(ボール)
社会人ジャグリング仲間であるタカシさん。パパになってもプロや学生に混じっての出場は本当にすばらしい!
ロシアンボールを体の上に乗っけてバランスをしたり、手を使わずにそのボールの位置をずらすなど、
「この人に重力は働いているのか?」と思わせるパフォーマンスでした。
技→それを利用した大技→更なる大技→更なる大技→……
というパートがルーチン中いくつも散りばめられており、観客としては叫び続けて声が枯れるかと思った。
ジャグラーは手のひらを使わずとも観客をここまで魅了できるのかと。
表情も常にクールで統一されていてあまり観客のほうを見ない(いわゆる「第四の壁を越えない」)スタイルで統一されていました。
いやー、えぐかった。
観客としてはいきなりこれかよと。 いやでもこの後の出場者に期待してしまう演技でしたね。
8. 工藤正景(ディアボロ)
昨年JJFチャンピオン。正確無比なディアボロが持ち味です。
序盤~中盤に差し掛かるあたりで多くの上級ディアボロ使いたちが「トリ」の技に使う4ディアボロが出てくるなど、
「このあとどんな技が飛び出してくるのか!?」という期待を持たせる演技でした。
ディアボロの縦まわし(バータックス)からのトリプルピルエットなど豪快な技。そして、綺麗な姿勢。
最後までディアボロを一回も床に落とすことなくルーチンを終えました。
彼はとにかく演技中の姿勢が綺麗でキレがありますね。
身長の高さもあって全部の技が豪快に見えます。
9. 粕谷匠(フラワースティック)
IJAチャンピオンシップジュニア部門で優勝してきたばかりのフラワースティック使いです。
当たり前のように3本のフラワースティックを操っていましたね(しかもその時間がとても長い!)
2フラワーのところとかあったのですが、ピルエットやボディーロールが駆使されており、
とにかく観客が盛り上がっていました。
多少のミスも何のその(リカバリーも早い!)ひたすらノーガードで強いストレートを打ってくるタイプの演技です。
「火力型」とでもいいましょうか。
とにかく打ってくる一つ一つの技が重く、それが「決まる」ので観客のボルテージもどんどん上がりますね!
10.谷岡海人(クラブ)
ケントカイトの弟、カイトの登場です。
彼は小学校時代からやっていて、今は高校生でしょうか。そうなってくると高校生と言っても経験年数は長く、
しかも練習時間も長いですから、その技術は推察できると思います。
まず、過去の彼に比べて「うまくなったな」と。それは、技の難易度も勿論なのですが、
ジャグラーのつぼを的確についてくる、つまり、観客にあわせた演技ができるようになってきたということです。
フラットスピンやショルダースロー、リバースショルダーを武器として大技を繰り出してくるスタイルで、
しかも、演技の密度が濃かったですね。
ほとんどドロップらしいドロップはなく、そして最後は7クラブ!これは一発で決まる!
クラブの演技でドロップが少ないことがどれだけ偉大か!
構成ではまだまだ伸び代を感じますから、きっともっと上手くなるんじゃないかと思います。
11. 武倖平(ボール)
彼もJJFチャンピオンです。様々なプロの舞台に立つことで、さらに動きが洗練されてきました。
近いうちに色々な舞台で彼の名前を見ることになるでしょう。
相変わらずの技術レベルの高さに、洗練された動きも加わってますますパワーアップした印象があります。
勿論技術面でもため息のでるようなすごい技をバシバシ決めていました。
床に多くのボールを置いておいたのはどこにこぼしてもすぐに演技に戻れる配慮ですかね。
そんなところも、技術だけではなく演出面が強化され、多くの場所で経験をした結果なのでしょう。
おそらくですが、JJFの先に見据えたものもあるように思います。自分のスタイルを是非とも貫き通してください。
12. 矢口純(デビルスティック)
3人目のJJFチャンピオン。デビルスティックの使い手です。
まず、デビルスティックを当たり前のように2本回しますが、本来なら2本回すことがすごい。
それをキープしつつそこにさらなる技を加えることができるのは練習に練習を重ねた人だけです。
彼の場合は特に、1本を回しながら、もう1本の回転速度や向きを完全にコントロールできていいます。
2ルーチン目はすごいロングスパンで2デビルを回し続けながら1つ1つ技を決めてどやがおをする、というスタイルは
矢口君ならではのものだし、そう簡単に他のジャグラーが真似できるものではない、彼の到達したスタイルなんだと思います。
ミスの少なさもあるのですが、彼の場合、技をやっている間に一歩も動かない、
つまり、「おっとっと!」ということさえ無いことがすごい事です。どんだけの安定感なんだよと。
最後は1本のセンタースティックを顔でバランスしながらのデュアルデビルスティック。
手元で操る3デビルスティックが見られる日も近いかもしれません。
13. 吉川健斗(デカボール)
サーカス出身のプロパフォーマー。ちなみに僕は彼のファンです。
まず高い一輪車に乗っての始まり、そしてポールをバランスして……いきなりの5ボール!!!
そのボールもただのボールではなく通常の状態でも扱いに苦慮する大きなステージボールです。
そしてボールを3つにしてルーチンをするわけですが……
いやぁ、なんかもう感想を書くのがおこがましい。ショーの最中ずっと眩しかったです。
会場中が彼の虜になるのがよくわかりました。
特に観客をあおるわけでもないのに手拍子まで起こる!!
2008年の僕以来ではないでしょうかw(しかし手拍子が起こった状況は僕はキャラ的なものもありましたがそれとはまったく違う状況です)
吉川さんの演技を以前見ている僕からすると、多分今回の吉川さんは本調子じゃなかったと思います。
ただ、ドロップをした時もただでは起きないんですね。必ず「おいてあるボールを拾う」
ことを技としてやるんです。そこがもう、流石であると。僕もこういうところは見習っていきたいです。
正直、彼の実力は6分間では語りきれないので、彼に魅了された人は是非彼の生パフォーマンスを行ってください
もっと虜になると思います。
14. 中西隼斗(コンタクトポイ)
正直この後はつらいだろうな……と思った吉川さんの後で、どうどうとしたポイの演技を見せてくれました。
最近のポイはジャグリング的なリスクのある(つまり、落としたりすることもある)技も多く、
特に彼の操るコンタクトポイについてはその傾向が強いものです。
通常ならポイの演技というのは開始すると演技が終わるまで拍手が起こらないものなのですが、
彼の場合途中で「おお!」とざわついたり、拍手が起こったりと、難易度的にもすごい演技なんだぞということが伝わってきました。
あとはやはり動きが美しいですね。
当然のようにノードロップでしたが、リスクのある技をあれだけこなしてノードロップというのは素晴らしいです。
15. 鈴木拓弥(クラブ)
このメンバーの中オオトリというのは結構きつかったんじゃないかと思います。
まず、最後と言うのは本当にメンタルがしんどいんですよね。ほかの人の演技を全部見ての自分ですから。
(僕の持論ですが、会場があったまっていないことを除けば最初が一番気が楽でいいです。)
火力と珍しさのバランスの取れたルーチンでした。特になかなかクラブでほかの人と技の差異を出してくるというのは
なかなか難しいものがあるのですが、その部分でも妥協せず、技術面でも妥協をしない演技と言うのは
なかなかできるものではありません。
変にキャラクターを演じるのではなく、淡々と技をこなしていて、大技も多く成功させていたし、
強烈なライバルたちに隠れがちではありましたが、観客を魅了していたと思います。
最後は7クラブまで決めましたし、素晴らしいスキルを発揮していたと感じます。
男子個人部門は、今年はまた「史上最高」の戦いが繰り広げられました。
何故このすごい舞台を生で、ごく一部のジャグラーしか見ることができないのでしょう。
正直全ジャグラーに生で見てほしいし、なんなら一般客も入れてこの戦いを見てほしいです。
とあるジャグラーが、演技を見た結果「全員優勝でいい」といいました。
僕もまったく同じ感想ではありますが、日本のジャグリングがここまで発達したのも、「順位をつけてきたから」という思いもあります。
つまり、競い合うことでお互いに切磋琢磨をしてその結果毎年審査員を悩ませることに繋がっているんだと。
僕が見た直後の感想では
1位 市川さん 2位 谷岡さん 3位 粕屋さん
でした。
市川さんと粕谷さんは観客席がすごく盛り上がっていた。
カイトは単純に決めた技のレベルの高さです。
ただ、ノードロップだった工藤さん、次いで完成度の高かった矢口さんあたりは入ってもおかしくないんじゃないかと。
周囲の評判では吉川さんを推す声が多かったですが、この時の僕は「本調子じゃなかったなぁ」という印象が勝っていたので入らないのでは?と思っていました。
まあ、審査は本来ステージ上で行われたことがすべてですから、調子の良しあしなんて関係ないんですけれど。
結果は
1位 谷岡さん 2位 吉川さん 3位 矢口さん
でして。
このとき思ったのが
「まあ、今回は誰が優勝してもおかしくない大会だったから、
ルール通り審査員個人個人のつけた順位を単純に足して出た結果がこれなんだろう」
と。
後から冷静になってこの順位を分析してみると、
まず、谷岡さんの演技はほぼドロップの無い完成度の高い演技と、あとはやはり決めた技の難易度の高さがずば抜けて高かったこと。
吉川さんは観客をとりこにしたエンターテイメント性や構成力。
そして一輪車やデカボールといったこれまでJJFでジャグラーが使ってこなかった道具を使っていたという希少性が評価されているでしょう。
矢口さんはドロップがほぼなかっただけでなく、技を決めたときにほぼ動かないという意味でのとても高いレベルの完成度。その上で彼が出す独特の雰囲気はエンターテイメント性が高かったと言えます。無論、決めた技の難易度も高い。
他のかたがたもすばらしい演技だったことに間違いないのですが、
入賞したかたがたは各審査のポイントにおいて、「2つ、3つ以上のアツアツポイントがあった」ということが言えるんじゃないかと思います。
例えば市川さんなら希少性、工藤さんなら完成度など、
入賞者と競える、あるいは上回る評点もあったと思いますが、上位に進出するには一つだけでは届かないということなのではないでしょうか。
いや、しかし正直
こんな分析は後づけのこじつけにすぎません。
このハイレベルなJJFに出場してみたい人。まず、ルーチンを作りましょう。
「このルーチンは妥協をしていない俺の演技だ」と。
そういえるものを作ってみてください。
そして、その演技を撮影して自分で振り返って見ましょう。
全ての動き・技に意味はありますか?(良い構成ですか?)
観客を意識していますか? あるいは、観客をまったく意識しないのならそれでもいいです。
それが中途半端になってはいけない。
観客にアピールするならする、しないで自分の世界に閉じこもるなら閉じこもるを徹底していますか。
全国の腕利きのジャグラーが見て驚愕する技が随所に入っていますか。
それを通して何度かの練習の中でノードロップで演じきることができますか。
そして、これが一番ハードルが高いですが今年の入賞者よりすごいと思える演技ができていますか。
厳しいですが
「予選突破を目指す人」は多分予選に落ちます。何故なら同じように予選突破を目指す人が多いからです。
入賞、優勝を目指している人にこそ予選突破の報が訪れるのではないかなと思っております。
さて。
今回の話はもう少し続きます。
チャンピオンシップの翌日ですが、
JJF内のイベントでワークショップが開催されまして、「模擬審査を実際にやってみよう」というものがありました。
個人個人に審査員が使った採点表を模したシートが配られ、実際に得点をつけてみるというものです。
これがまた、審査表を前にすると順位が変わるもので、
1位が 市川さん、谷岡さん、吉川さんが同点。
次いで4位が矢口さんと粕谷さんが同点。その次が工藤さん。という順位付けになりました。
(審査は6位まで順位をつけます。)
昨日の順位付けは何だったんだよと。吉川さん入って無かったじゃんと。
まったく、その場の感情や個人的な思い入れで順位を言うもんじゃありませんね。
流石に同点で1位はまずいので、
一応あとは好みの順ということで、1位 市川さん、2位 谷岡さん、3位 吉川さんという順位に。
そして、僕はAグループの審査委員長を務めたのですが、
全員の分を集計してみるとあらびっくり。
1位 谷岡さん、2位 吉川さん、3位 矢口さんという、
前日に審査員が出した結果とまったく一緒の結果になったのでした。
ちなみに、チーム部門と女性部門も審査しましたが、
女性部門の2位と3位が逆転したところのみ違い、あとは一緒という結果になりました。
ちなみに、模擬審査はもう一つ班があり、Bグループでも審査結果を出しましたが、
そちらもAグループとまったく同じ順位となりました。
これは、僕にとっては目から鱗でした。
何が言いたいかというと、
観客席にいるみんなが、自分の思いで(しかし、公平に)ルールに従って得点をつけ、
順位をつけると、実際に審査員がつけた順位と同じになるのではないかということ。
「私はディアボロに詳しくないからしっかり評価できるかわからない」
「ポイは専門外なので」
という人の意見もひっくるめて、得点をつけてみると結果が似たものになる、
今回サンプル人数がそこまで多いとは言い切れないですが、
実際にこうも似た順位が出てしまうと、「きっとそうなる」と思わざるを得ません。
強いて言うと女子部門の2位3位が逆転しているくらいで、
上で書いたとおり、観客の立場からしても僅差だったと言えるので、
ここはしっかりと「僅差であった」ということが数字で出てきたのではないかと思います。
そういうことが発見できただけでも、
模擬審査と言うのはやってよかったと思います。
強いて言うとすれば審査が不慣れな人たちが多かったと思うので、
少し時間は多めにとっておいた方がよかったと思いますが。
少し前に書いた「地獄のヒーロー2」はベトナム語のセリフの部分がどうなっているか確認した結果、字幕では出さないという事になりました。
「戦争の犬たち」はアフリカの架空の国ザンガロを中心に展開する物語で、現地の言葉がたくさん出てきます。でも撮影は北米大陸のメキシコの南にあるベリーズという国。映画の中で使われている現地の言葉が何語なのか特定する手立てがなく、ひとまずフレデリック・フォーサイスの原作の日本語訳を読んでみました。すると映画版と原作版の違いがずいぶんある事に、まず驚きました。映画ではクリストファー・ウォーケン演じる主人公が視察のためにザンガロに潜入し、帰国後、作戦の準備をし、そして決行する流れですが、原作では依頼主とのやり取りにかなりのページが使われます。原作は600ページもある長編で、映画は2時間弱なのでムリもありませんが。いずれにせよ現地の言葉が原作ではどのように扱われているのかを見ていくと、これがほぼ皆無でした。正直言ってホッとしました。現地の言葉だけで数分も続くような部分がありますが、何を言っているのか分からないまま話が進みます。実際、何を言っているのか分からないままでも分かる展開になっていたので、それでも構わないとは思っていましたが、原作者もその意図で書いていたのだという事が確認できたわけです。
というわけで、この作品の新訳も現地の言葉に字幕は入っていません。少し地味な「ワイルド・ギース」という感じの本作ですが、エンディングのカタルシスはこちらの方が上だと思います。それから、新訳では主人公と黒人の少年との交流の部分が、より分かりやすくなっていると思います。
こんにちは。根本齒科室の根本です。
公式HPに重大な危機が迫りつつあります。
スマホ対応を急がないと、これではWeb経由の集患は望めない。
尻に火がついた私がすがったワラが「レスポンシブデザイン」でした。大枚をはたいて買った本。ソシムの奴です。ふざけんなよ2600円もしやがってw
いちばん最初のページに書いてあったのは「ボックスを作る」でした。
HPにはご案内のように、ヘッダー(HTMLのタグのではありません)、コンテンツ、メニュー、フッター(コピーライツ記載)のようにわかれています。
で大体、コンテンツが右でメニューが左のことが多いですよね。
それぞれにbox1とかbox2とか命名していきます。
最後に全体のくくりをboxAとすることにしました。
これがスマホの場合は
左右に2カラムなんて絶対なりませんよね。
通常メニューはトップにあるか下にあるか、ですが、一番多かったのは右上にハンバーガーメニュー([≡]こんな奴)が出てくる奴です。
でもどうも私はこの [≡] に共感を持てませんでした。
スマホの場合は指を下から上に勢いよくスライドすると、そのまま画面が慣性の法則に従って?!上に流れて(=下に移動して)いきます。ですからスマホの場合は上下的な移動はPCほど苦になりません。
PCの場合はマウスホイールでしょうが、あれはスマホと違って画面が慣性の法則に従わないのでスクロールは時間がかかります。またマウスポインタをスクロールバーの列に持っていくのもちょっぴり神経を使います。
[≡] は、下がスクロールできるとかできないとか、jQueryがどうのとか、面倒だし、重要な内容にアクセスしたいときに1回叩いて、探してもう1回叩く、という2度手間になってしまいます。
インプラントだ矯正だ審美だなどの細かい治療等の内容はまあ別ですが、いくつかの優先的にアクセスしてほしいメニューについてはもっと簡単にアクセスできるようにしたい。
悩んだ末、 [≡] は使用しないで、重要ないくつかのメニューだけヘッダーとコンテンツの間に横に並べて、他のメニューはコンテンツの下に押しやることにしました。
大きな決断でした。
これで大きな構成は決まりました。
box1 頭にヘッダー(スマホ用は小さく)
box2 その下にトップナビ(4~5つ)
box3 コンテンツ(PCは右)
box4 メニュー(PCは左、スマホは下)
box5 フッター(コピーライツ記載)
トップナビは4~5項目しか載せられません。
内容を厳選・吟味する必要があります。何にしようか…
「院内新聞」は絶対に載せたい。今や当院の隠れ名物です。
「メールフォームの問い合わせ」も絶対に載せたい。
「院長挨拶」は載せたい。
もちろん「コラム集(ジャンクステージ)」も載せたい。
だいたいその辺で埋まってしまいます。
もう後は、下のメニューに飛ばすくらいしか残っていません。
これで、スマホなら縦一列、PCならbox3とbox4は2カラムとスタイルを振り分ける。
HTMLタグ原稿は1つで使い回せます。
◆
たまたまですが、そのころ患者様でWebデザイナーをやっているT様という方が、詰め物が取れたと言って見えました。
すかさず質問してみました。
根「さいきん急に検索順位が下がって、Indeedに負けてるんですよ」
T「そうそう根本さんのところはいつも気になっていたんですけど、トップページから、アクセスまでの距離が長すぎて、見る方が飽きてしまうんですよ。これでは電話したり場所を探す前に中断されてしまいます」
結構強くそう言われました。
ああ、そういえばそうだった。
昔はHPを患者指導のアリバイようにしか思ってなかった。
根「○○に気をつけてください。HPにも書いてありますよ」
みたいな使い方しか考え付きませんでした。
まずは
すぐに電話できる
すぐ予定が分かる
すぐアクセスが分かる
が最優先です。
今まではPCページで、アクセスはトップページ(index.html)とは別のページに書いてありましたが、当然それをやめてGoogleマップごとトップページに直接書くことにしました。
そのかわり、PCページのトップページも、今までのような通販っぽいランディングページのようなものはやめて、 index.html も2カラムになりました。
フリーダイヤルのリンクは、スタイルシートを使って、
.電話リンク{
display:block; ←(まず何でも表示→スマホ「も」PC「も」)
}
あっとメディアスクリーンアンド(ミンウィドゥスは768ピクセル){
.電話リンク{
display:none; ←(例外として非表示→PC)
}
}/*赤枠{}内はPCのみに例外的に作用*/
と分けると、PCでは表示されず、スマホだけで表示されるようになります。
スタイルシートは後出しじゃんけんなので、最強は本文中のタグの中に仕込む奴ですが、それでは反則過ぎるし汚いので嫌いです。
そこで、まあこんな感じの順番にします。
marginだのpaddingだのdisplayだの:hover {何とか:かんとか;}とか、懐かしさをかみしめながら本に目を通していきます。
Tさんからはその他にいろいろなことを教わりました。
やはりレスポンシブスタイルにしたほうが上位表示には有利とのこと。
また、HP作りにWordPressが良いと言われたのには驚きでした。
10年前に個人でおふざけで自前のブログを作ったことがあり、そのときにWordPressをいじったのが最初です。
ですからジャンクステージは当初からやりやすかったんです。
話では最近は、WordPressでブログではなく普通のHTMLを吐き出すこともできるとのことで、たぶんずっとそれに馴染んでいたら、そっちの方が簡単に感じていたかもしれませんね。
◆
あと、やっぱりというか、jQueryの名前は出てきました。HPに動きを出すのにはよいとかだそうです。
今はあんまりHP上の動きとか遊び心には興味はないし、その辺のご宣託は右から左に抜けてしまいましたが、あとでjQueryでひとつ押さえておきたいところがあります。
Ajaxのもっとも簡単な関数のひとつですが、 load() です。
メニューとかフッターとかの共通部分は、一括管理をしたいですよね。
たとえば20ページとか30ページのホームページがあって、メニューのためにコピペを30回とか、秒で鬱です。
だからそこで朗戸()です。
なんでも、「本編.html」にはもう、メニューもフッターも書かなくていいんです。ただIDタグを勝手にdivり、「ここに読み込む」ということにするだけです。
別に「メニュー.html」を作成します。<html>も<body>もなにもなく、いきなり<div ○○>に始まり</div>に終わる、本当にたんなる中間部分、パーツです。
ですがすごいのは、これ「メニュー.html」ひとつ修正すると、すべての「本編.html」ページのメニューに反映されることです。
そのために、本文の方では</head>のぎりぎり直前に
<script src=”jquery-3.3.1.min.js”></script>
<script type=”text/javascript”>
メニューパーツの読み込み命令
</script>
だけ押し込めておきます。
まるで夢のような話です。
おじさんはびっくりです。
◆
ページをあれこれ増やすのは後にして、今の所一番読んでほしいのは、このコラムと、院内新聞です。
しかし、今までの院内新聞は、画像をすべてサムネイル化して読み込ませてから、いったん表示を閉じたりしていたので、読み込みに時間がかかるのかからないのって、ちょっとした苦行のような感じでした。
そのためにどこかからかコピペして持ってきたjavascriptは、今見て自分でもまったく意味が分かりません。
これ、無駄です。
サムネイルは一切廃止して、単なるリンクだけにしました。
そのかわり、リンクを四角く罫線で囲むことで、見た目がとてもスッキリしましたし、読み込みも一気に爆速になりました。
これはソシムの奴の187-188ページを参考にしました。
後はload()だけ です。
【今回のまとめ】省力化・簡素化の中に答えがある
こんにちは。根本齒科室の根本です。
さいきん、スマホからWebを見る機会も増えました。
ところが、うちのHPはPC用に作ってあるので、ピンチアウト(拡大)しないと、顆粒のような文字は全く読めません。
(まぁ、歯医者のHPなんてそんなもんだろう)
ある時、戯れに「根本歯科室」で検索してみました。
なんと、当院公式HPが全然ないではありませんか!
上位表示がIndeed、そうあの斎藤工と泉里香のCMの奴、ばかりなのです。
その他の検索サイトや街紹介サイトみたいなのがそれに続き、なんと公式が10位以下という体たらく。
「…えっ」
愕然として、今度は「根本齒科室」でも検索してみましたが、同じことでした。
ヤバい!何とかしないと
いろいろ上位表示とか順位とか検索して、ひとつ気がついたのは、このところGoogleのほうでモバイルファーストに方針を切り替えた(大分前からかもしれませんが)ようだということでした。
スマホで見やすいページのほうが、順位が上に行くようなのです。
嫌だけど、スマホで「龍ケ崎 歯科」で検索してみました。
いくつか出てきます。
当院と開業日が同じである「さとる歯科」さんも見てみました。
(おっ、見やすい)
とたんに恥ずかしい気持ちでいっぱいになってしまいました。
気持ちを切り替えて、県南の医療管理委員会でお世話になっている先生方のHPをチェックすることに。
「守谷タウン歯科」さん、「てらだ歯科」さん他…
(しまった!見やすい)
どうしよう。
自分がボーっとしている間に、時代が先に行ってしまいました。
(でも、スマホ用の原稿なんか面倒だ…)
以前、ガラケー用の原稿を書こうとして挫折したことがある私は、暗澹たる気持ちでした。
でも、もう少し調べてみると、phpとか出てきてさらに心が萎れてしまったのですが、「レスポンシブWeb」という、スタイルシートだけいじればスマホの見やすさも何とかなる方法もあり、現在はこれが主流とのことでした。
当院のサーバーであるアルファメールライト(大塚商会)は安いだけあって .htaccess とか便利なことがなかなかできません。でもこれならなんとか行けそうです。
レスポンシブデザインのキモは、画面の大きさが○○ピクセル以上になると、レイアウトやデザインがスマホ用からPC用に変わる、という点です。
その○○ピクセルを「ブレイクポイント」と呼ぶそうです。
ブレイクポイントをどこにもっていくか。
いろいろ調べてみましたが、767px以下をメインとして、768px以上を例外(PC)扱いとすることにしました。
iPadとかもあるっちゃありますが、あれは私には、小学生が親に同期してもらって、Wi-Fiがある所でゲームをしたりつべったりするものという認識で、大の大人が日常ブラウジングに使用するという発想には大きな飛躍を感じます
たぶん大人はiPhoneとかが多く、いちいちピンチアウトしてPCサイトを覗くほど暇じゃないと思います。
このままではじり貧だし、業者に金を出すのも嫌だ。HTML原稿をPC用とスマホ用に2本書くのも同じくらい嫌だ。秒で却下。
じゃ、レスポンシブデザインをするしかない。。
で、まずは本を買ってきました。
一冊はHTML5とCSS3をまとめた本で、もう一冊は「レスポンシブ」という名前がついた本です。
10年くらい前に初めてHPを作った時もそうでしたが、実際に作業をやり出すと細かい所はブラウザでそのままネットで検索して調べて作っていく場面が増えていきます。
しかし、最初の基礎部分は本があった方が断然いいです。
ともかく、いろいろなHPをまず見てみました。
見ながらブラウザの幅を狭めてみたら、いきなり2カラム構成のページが「じゃんっ!!」て一列に変更になって、右上にハンバーガーメニュー([≡]こんな奴)が出てきたのにはびっくりしました!
しかも、個人のページなどでそういうのが非常に多かったです。
(そうか、さいきんのHPはこうなってるんかい?)
いつも見てるYahooやMSN、食べログ、2ちゃんまとめサイトなどはそのようになっておらず、今回ブラウザの幅で表示やレイアウトが変わるということを初めて知って、ほんとうにビックリしました。
そりゃ大資本は原稿を2種類書くくらい朝飯前だから今まで気がつかなかったのかもしれませんが、本当に幅の大きさで変わるんだ。。。
【今回のまとめ】
時代遅れの根本、ブラウザ幅で表示を変えると検索上位表示に有利と初めて知る
ジョージ・オーウェルの原作を1984年に映像化した作品です。体制維持のために過去の出来事を書き換え、辞書は版を重ねるごとに薄くなっていくディストピア。どこにスパイが潜んでいるか分からず、長いものに巻かれて生きるしかない人々。庶民のストレスのガス抜きタイムとしての熱狂的な集会…。この物語を語り始めたら延々と続いてしまいますが、この1984年製作の映画「1984」です。
本作は1984年末にイギリスなどで公開された後、日本では第一回東京国際映画祭(1985年5月末-6月上旬開催)のヤングシネマ部門で初公開され、その年の秋に一般公開されました。これは日本での大規模な「国際映画祭」の始まりで、1985年の前半は字幕翻訳業界がフル稼働の忙しさだったのではないかと思います。
という事で、字幕のチェックも追いつかなかったのでしょう。本作の劇場公開版の字幕に誤訳がありました。翻訳した人かチェックした人の誰かが原作を読んでいたら生まれなかったと思える誤訳です。
辞書が薄くなる世界では人々が表現力が奪われていくわけで、たとえば赤、赤緑、紫などの色が全て「赤」になっていったり、「美味しいね」、「コクがあるね」、「味わい深いね」、「美味いね」が「美味いね」しかなくなっている世界です。この「美味いね」しかない世界で「より美味いもの」を表現しようとすると「超美味い」とか「倍超美味い」とか、数量的に表現するようになっているという具合です。
この「倍超美味い」が劇場公開版の字幕では「陽性物質」と訳されています。この表現は原作でも「人々の表現力が落ちている」という事を伝える意味でも印象的な一節です。「陽性物質」という原作に出てこない言葉を作るよりも原作に沿う訳をつける方が簡単だったと思うのですが。第一回東京国際映画祭特需で大変だったのでしょう。劇場公開版の字幕ではエンディングの最後の字幕も逆の解釈をしやすい訳になっていました。
とはいえ、新訳と当時の字幕はかなり違うので、前の字幕で見た印象が残っている人が見ると「(映画自体が)何か、前に見たバージョンと違うのかな…」という気分になりかねない。ましてや原作のポイントの1つが「過去を書き換える」ですから、新訳と前の字幕でどう変わった分からないとモヤモヤしてしまう人もいると思います。ということで、この作品のブルーレイ版には新旧の日本語字幕両方が収録されています。