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2011/02/15

毎回更新がギリギリですみません。
先週は暖かい日が続いたと思ったら今週からまた寒い日が続いている今日この頃。関東は積雪が見られたみたいですがみなさん体調を崩さないように気をつけてくださいね。
さて、今月の初め、主人が急遽手術・入院をすることとなり、会社を3日間休ませてもらって家族で鹿児島市内に行ってきました。

病気での入院では無かったのですが、入院と手術時には家族の付き添いが無いといけないということでしぶしぶ・・・

小学生の娘も渋々学校を休ませ、保育園に行っている息子も休みをもらったのだが、毎年保育園では2月3日の節分に豆まきをするそうなのだが、3日に鹿児島市内から帰ってくるため保育園には行けないので「豆まきがしたい!」と言っていた息子も休まざるを得なくなり、それを聞いたママ友達が「帰ってから豆まきしようね」と言ってくれて息子もどうにか納得して鹿児島市内に行くことになった。

手術も問題なく終了したため、3日に予定通り、屋久島に引き上げて来て次の週になってようやく約束の豆まきをすることになったのだが・・・

ちなみに我が家の節分は豆が散らかるのが嫌なのと子供達は保育園で豆まきをするそうなので近所のお寿司屋さんで恵方巻を購入して黙々と夕ご飯に食べるだけというのが恒例行事だったのだが、今年は節分が過ぎてだったのでママ友達が持って来た豆をまくだけになった。

しかしこの豆まきで今まで知らなかった驚愕の事実を知ることになるとは思いも見なかった。

というのは、ママ友達が持って来たのは殻付の落花生・・・・・ん???

私の実家(東京)では父が豆まき用の大豆を家にまいていたのでそれが普通だと思っていたのだが、なぜに落花生??

ママ友達は「国産の落花生って最近なかなか無いんだよね。実家から送ってもらったよ」と言っていた。
なんと、屋久島の豆まきは殻付き落花生をまくのが普通らしい。

そういえば子供が毎年節分には手作りの枡に殻付き落花生を入れて持って帰って来てたなぁ。

その上、節分前になると、スーパーにはラックいっぱいに殻付き落花生が広げられ、「袋に詰め放題」と書いてあり、真ん中に鬼のお面が置いてあった。

もともと落花生はあんまり好きじゃないので今まで全く不思議に思って居なかったのだがようやく全てが繋がった。

でも確かに殻付き落花生の方が片付けが簡単だし、まいた豆を拾って食べても殻を剥くから衛生的かも?

納得したところで家の中で人生初の落花生豆まきを体験しました。

しかし、まいた後に全て拾ったつもりで家の中を歩いたら拾い忘れた豆を踏んでしまい、結局粉々で散々な目に遭いました(笑)

皆さん、屋久島の豆まきは殻付き落花生が主流ですので覚えておいてください。しかし、落花生があまり好きじゃない私にとっては落花生を年の数だけ食べないといけないのはある意味拷問ある。次回からは柿の種も用意しておくかな(笑)

11:19 | hidaka | ようやく解明した島の節分の謎 はコメントを受け付けていません
2011/01/31

今年はとにかく寒い。
ほとんど山でしか降った事が無い雪が、里まで降ってきて地域によっては道路に積もるぐらいの勢いで朝晩は家の中でも息が白くなるぐらい。

寒くなると暖房器具の利用が多くなったり、シャワーだった人が湯船に浸かりたくなったりと自然と水道光熱費が上がっていくため、水道光熱費込の家賃がどんどん跳ね上がり、頭を悩ませる今日この頃。

うちのアパートも3月で築9年に突入。

そうすると色々とガタが出てくるわけで、今年は錆びてきたドアを何枚か交換しないといけないし、ガス台もそろそろ寿命の様で、壊れ次第、交換しないといけない。

どこの家庭でも一緒だが、電化製品や調理器具なんかは何年か経ったら寿命が来て交換をしないといけないようになっている。うまくできているものだ。

しかし、劣化や破損待ちの器具なんかはまだマシな方で、今年は地デジ化の影響で家具付の部屋はテレビも買い換えないといけない。

最近は3Dテレビとか色々機能がついた地デジ対応のテレビが出ているから型落ちしていれば少々安く買えそうな気もするが、もう少し待った方が安くなるような・・・・しかし地デジ化が近づくにつれて需要が増える分、値段が安くなるかと言われるとまた微妙なところだし・・・と頭を悩まされっぱなしである。

とりあえず、大手量販店で買うのが安くて安心だと思うので春先に実家(東京)帰省の際にでも購入しようかと検討中。

うちのアパートは元々母の持ち物なので、私の仕事はアパートの管理をして母と決めた家賃を月末に支払い、全体からの剰余金が私の管理委託料としてもらう仕組みになっているため、あまり営利目的では無いのだが、これだけ支出が多いのも考えものである。

ま、今年1年の辛抱かと思っているのだが。

現在は月極め賃貸の為、妥当な賃借料を頂いているのだが、はっきり言って民宿の様に1泊から泊まれるようにした方が、集客の幅も広がるし1ヶ月あたりの利益もだいぶ増えるだろうと思うのだが、収入が増えれば手間も増えるため、自分の生活や兼業している保険の仕事、アパートの整備に対してもおろそかになりそうな気がするので、細々と自転車操業をして行こうかと思っているのが今の本音(笑)

きっと来年になれば多少は楽になるだろう。

もう少し余裕が出てきたら旅館業登録もして、本当のウィークリールームを展開して行こうかと思っている。今の営業形態だとウィークリーYAKUSHIMAでなく、マンスリーYAKUSHIMAという名称が正解なのだが。。。

とりあえず、水道光熱費の節約とエコの為に、皆さん、限りある資源は大切に。屋久島のガスと電気代は結構高めなので節電をお願いします。

とにかく早く春よ来い!!

10:53 | hidaka | ウィークリー泣かせの2011年 はコメントを受け付けていません
2011/01/15

2011年に入り、寒い日が続き、屋久島の山々は白い雪に覆われ始め、風邪や感染性胃腸炎が流行っている今日この頃。しかし、ナントカは風邪ひかないってやつなのか、お陰様で私は相変わらず風邪もひかずにピンピンしております(笑)

さて、1月7日、屋久島では伝統行事が3つ重なります。

まずは「鬼火焚き」
これは他の地域でもいろんな名前で行われていると思うのですが、正月に飾った締め縄や門松などを各集落の広場で燃やすという行事で、これらを山の様に積み上げて、一番上には大きな凧みたいなものに鬼の絵を描いたものを飾り、火をつけて鬼を退治するという伝統行事です。これには地域の災害防止、無病息災を願う意味が込められているそうで、毎年必ず行われます。

結構大掛かりなセットとなっており、ガソリンを振りまいて燃やすのですが、鬼の絵には爆竹がセットしてあり、最後に「バチバチバチ」と大きな音をさせて鬼が燃えたところで完了となるものである。

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8年も屋久島に居ながら今年初めて見学したのですが、焚き火感覚で見に行ったもんだから、鬼に爆竹がセットされているとは知らず、かなりビビってしまった・・・・

しかし、地域らしい良い行事だなと感心。

2つ目は「七草祝い」

東京に住んでいる時は、3歳・5歳・7歳に祝われる「七五三」が普通だと思っていたのでうちの子供達も長女が数えの7歳、長男が数えの5歳のときに鹿児島の写真館で七五三の撮影をしたのですが、鹿児島では七五三は行われず、数えの7歳の年の1月7日に「七草祝い」を行うのが普通とのこと。

ちなみにこの七草祝い、着物などを子供に着せてお参りに行くところまでは七五三と一緒なのだが、ちょっと変わっているのが、お重を持って、親戚やら知り合いのところを6軒回り、五目寿司とお祝いをもらうということだ。ちなみに回った家にとっては厄払いになるということでとても喜ばれる行事である。
昔は五目寿司ではなく、七草粥を貰っていたそうなのだが時代が変わり、七草粥は手間がかかるので五目寿司に変わったそう。ちなみに回るのは6軒なのだが、七草にちなみ、自分の家を含めて7軒というのが正しいルールだそうです。
我が家は七五三をしているので色々迷ったのだが、とりあえず「おいで~」と言ってくれた親戚や知り合いのところに顔を出して五目寿司とお祝いを2軒ほど頂いてきました。ちなみに、翌日には友達に着物を借りて一応写真も撮らせて貰った。しかし、七草当日は島出身の子供達は保育園を休んで七草祝いをしていたが、移住してきた子供達は普通に登園していた。我が家の場合、旦那は屋久島出身で私は東京出身だから、子供の行事もどっちの感覚で行うべきなのが難しいところだが、やはり、屋久島ルールを採用すべきだったのかもしれないと少し後悔した。

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そして3つ目の行事は「祝いもうそう」である。

この行事が1番ビックリするのだが、地域の子供会(小中学生)が夜に民家やお店を一軒一軒回り、祝いもうそうの唄というのを玄関先で歌い、それに対してその家の人は子供達にはお菓子やお金を。同伴の大人にはお酒やおつまみを振舞って帰っていただくという行事なのである。

唄は「いーつもよりこーとしはー」という冒頭の歌詞は全地区共通の様なのだが、その先が地区によって違うらしい。
高齢化及び、高齢者世帯が多い屋久島ではとても喜ばしいというか微笑ましい伝統行事である。子供達が回り始める前には地区で放送がかかり、「これから育成会(子供会)の子供達が皆様のお宅に祝いもうそうに回りますので、お菓子やお金をご用意して出迎えてあげてください」と案内があるのだが、中には電気を消して居留守を使う家や、移住者は「うちは結構です」と門前払いをするお宅もあるそうです。

屋久島は小さい上に人口も少ない、アナログな島なのだからこそこういう伝統行事を大事にしてもらいたいし、全世帯に受け入れてもらいたいと思う今日この頃。

うちの長女も今年から子供会のメンバーに入り、私自身も親として参加する機会がでてきたのでたくさんの人に屋久島の伝統行事を受け入れてもらえるようにコラムを通して皆様に情報発信をできたら良いなと思っています。

今年も1年よろしくお願いいたします。皆様にとって素敵な年になりますように・・・・

11:35 | hidaka | 島の変わった伝統行事 はコメントを受け付けていません
2010/12/31

今年もあっという間に最終日になりました。
今週の頭は年末と思えないほどの気温だったのに昨日から急に気温が下がり、今日なんかは日中に雪がチラホラ・・・

ちなみに屋久島の年末年始は必ずと言って良いほど天気が荒れる。今年に関しては昨日船が全便欠航、今日に関しては飛行機も船も全便欠航の為、屋久島出年越しを迎えようと思った人も、島外で年越しをしようと思ってた人も完全に島から出られない状態なのだ。

ホテルで働いていた頃は大晦日から年越しに掛けて、デパートや旅行会社が主催する屋久島年越しツアーがあったのだが、毎年予定通りの行程では入ってこれず、船の予定が急遽飛行機になったり、大晦日に入る予定が屋久島に出入りする交通機関が全てストップしてしまい、年越しは鹿児島市内で迎えて元旦に屋久島入りすることになったりと、てんやわんやな年末年始だった。

しかし、一番困るのが船が来ないということ。

離島の場合、食材やらなんやら全て本土から船で送られてくるので船がストップすると食材も屋久島に来ないため、スーパーに行っても野菜、魚、肉、パンなどは棚に全く並んでいない状態になってしまう。
今年は昨日から船がストップだったので、先週末にかろうじておせちの材料を入手することができたのだが、3年程前、私がホテルに勤めて居た頃は28日頃から天気が荒れて船が入って来られなかった為、ホテルで販売予定だったおせちの材料が東京からの宅急便で届くはずだったのでそれが年末までに届かず、渋々島内で材料をかき集めて販売し、年が明けてから当初注文した材料が到着したという想定外の出来事に泣かされたものだ。

私が東京に住んでいた頃、東京の実家では特に年末年始らしきことをしたことはなく、屋久島に来てから年末らしいことをすることに感動したものだ。

ちなみに日高家の場合は、31日にはみんなでオードブルを食べる。屋久島の場合はみんな31日にオードブルや寿司の盛り合わせなどを注文して食べるのが主流らしい。

年越しにはそばを食べる。

年明けにはおせちとお雑煮を食べる。
普通の年末年始の行事なんだろうが、都会に住んでいるとなかなかそういう風習というのは行わなくなってしまうものなのだろうか。

皮肉なことに屋久島に来て初めてこういった風習を行うようになった。

ちなみに近所の立派なお宅などではわざわざ門松を手作りして玄関先に置いていた。

作り方は、山から竹を採ってきて2本は斜めにカットし、やすりをかけ、輪切りにしたドラム缶に土を詰めて斜めに切った2本の竹と輪切りにした2本の竹を立てる。

形が整ったら上に砂をかぶせて輪切りにした竹に花を差し、周りにカリフラワーみたいな花を飾って最後にドラム缶にワラのようなものを巻きつけるそうだ。

ちなみに正月が明けたらこの竹は山に返しに行くそうで、身内に不幸が起こった年以外は毎年作っているそう。

島の人は昔からの風習をとても大事にするんだなとつくづく感じる年末だった。

最近はバタバタとしていてなかなかコラムの更新ができていないのですが、皆さん2010年も宜しくお願いいたします。

それでは良いお年をお迎えください。

11:43 | hidaka | 島の年末年始 はコメントを受け付けていません
2010/12/14

11月末になって急に寒くなったと思ったら、昨日おとといはかなり暖かく、相変わらずの屋久島気候な今日この頃。

もうすぐ今年も終わりですね。そして私の兼業生活も気が付くと10ヶ月目に突入。

ウィークリーの仕事をしながら保険屋さんという感じなので、平日は保険屋さん、土日祝日はウィークリーに費やしつつ、家事育児と毎日充実した多忙な日々を送っております。

さて今日は保険屋さんのお仕事の話。

私の勤める保険会社は某大手国内生保兼損害保険を扱っているのだが、保険=ノルマのようなイメージが強く、日々新契約に追われる日々なんだろうと思っていたのだが、意外とそうではなく、既契約の家を回るのも大事なお仕事。

その中で不思議というか感心するのが島民の義理堅さというのであろうか・・・

普通は保険屋さんが来ると、新しい契約を売りつけられたりするのだろうというイメージがあり、面倒くさいとか厄介な感じをされるのだろう・・・と思っていて非常に不安だったのだが、島民の方々、保険屋さんがいきなりやってきても「よく来てくれたわね」という感じであっさり家の中に入れてくれる。

もちろん玄関先で話だけして終わることもあるのだが、そういうときはだいたい「お茶も出さなくてごめんなさいね」と接待しなかったことにお詫びを入れるのだ。
私がこの仕事を始める前は保険屋さんが家に来ても玄関先でしか話をしないし、お茶を出そうだなんて考えは全くなかった。多分これが都会人の考えなんだろうか・・・・

しかし、島民の方々はいきなりの訪問でも快く出迎えてくれるし、ちょっとした商品案内とか情報誌のお届けだけでも「お茶ぐらい飲んで行きなさい」とおもてなしをしてくださり非常に暖かみを感じる。

しかし、デメリットもあり、次に約束があるにもかかわらず、「お茶の1杯ぐらい飲んで行きなさいよ」と言われ、きがつくと1杯じゃ帰れないという家もあり、こういう家に限って毎週定訪しないといけなかったりするので、結果的に日中や次に約束が入っているときに立ち寄ると確実に次の仕事が進まないのでこういうお宅には仕事が終わってからとか休みの日に立ち寄ることにしている。
私の担当地区は自分の住んでいる地域ということもあり、お客さんとしては同じ地区の人間ということで非常に親近感が沸くらしく、とてもフレンドリー。

確かに昔同じ地域に住んでいたという話を聞くだけでも妙に親近感が沸くもんだ。

屋久島の方々はささいなことでも共通点があると、とても親しくして下さるので島民とふれあう際には自分の話を詳しく教えてあげるととても仲良くしてくれますのでご参考になさってください(笑)
ちなみに私がお客さんちに立ち寄り話しこんだ最高記録は4時間です(笑)昼前に行ったのに昼御飯からおやつまでご馳走になりました。

しかしこの仕事を始めてからお茶+お茶菓子の接待をほぼ毎日受けてるからか体重が増加傾向・・・・登山でも行くかな(笑)

11:00 | hidaka | 屋久島の人は義理堅い はコメントを受け付けていません
2010/11/30

最近急に寒くなりましたがインフルエンザの予防接種は受けられましたか?今年のインフルエンザは流行が早いとの噂ですので皆様お気をつけ下さい。
屋久島もすっかり寒くなり、そろそろコタツを出そうかと思う今日この頃。

さて、先日「山芋祭り」なるものを屋久島に8年住んで初体験してきました。

そんな祭りがあることはなんとなく噂で聞いていたのですが、なかなか行くきっかけもなく、今まで行ったことが無かったのですが、私の副業?である保険の仕事で新しく「椨川(たぶがわ)」という地区を担当させていただくことになったところからきっかけが生まれたのである。

私の仕事のやり方としてはまず、地区のお客さんと仲良くなること・・・なのでちょうど地区のお客さんに「そろそろ山芋祭りの時期じゃないですか?」という話から「遊びにおいで」と言われたので休みの日にわざわざ早起きをして出向いたわけである(笑)

「山芋祭り」と聞くと私のイメージ的には 山芋を持って踊ってるんじゃ・・・という変な期待というか妄想を抱いていったのだが、全くの大ハズレでこの地区の名産である、山芋の収穫祭という形で行われるイベントだった。

子連れで行ったのだが、無料で楽しめるイベントが多数あり、大人も子供も楽しめた。

ちなみに屋久島の祭りの基本はまずは舞台があり、そこで地元民芸(唄あり踊りあり)を見学しつつ、青空市などで新鮮な野菜を安く購入し、うどんを食べるというのが定番だ。

今回はそれにプラスして「グランドゴルフ大会」(ゲートボールとゴルフを混ぜたようなお年寄りの娯楽)があり、子供から大人まで参加ができる。ゲートボールの玉を円柱型のカップ?に入れるのだが見た目以上に難しく、私は1回戦敗退。一緒に行ったママ友は3回戦敗退だったのだが、1回戦の参加賞はティッシュ1箱。2回戦の参加賞はティッシュ2箱、3回戦は3箱・・・という感じで回数を重ねるごとにティッシュがもらえるのでママ友は自身が6箱、子供達が1箱ずつもらったので計8箱も持って帰って来た。

ちなみに我が家は全員1回戦敗退の為、3箱しかもらえなかったが、無料なので良い収穫でした。

そして目玉イベントが椨川で養殖している車海老のつかみどりだ。こちらは幼児~小学生までしか参加ができないのでうちの幼児と小学生に1人ずつ参加をしてもらい、合計8匹の車海老を入手。ちなみにこちらは1人2匹までと決まっているのだが、結構余ったようで特別に4匹ずつもらうことができた。もちろんこれも無料。

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山芋祭りなので山芋を買わないと意味がない!!と思い、青空市に飛び込んだのだが、地元らしさを感じると言うべきなのか・・・

「山芋ありますか?」と聞いたら有無を言わさず大きさも選べず、奥の方から特大の山芋が出てきた。推定2キロほどの山芋が600円で購入できたからまぁ良かったとしようと思い、この日は手に袋をいっぱい抱えて帰宅した。

ちなみに夕ご飯は子供達の戦利品である車海老の塩焼きと特大山芋のトロロと山芋の煮物を作ったのは言うまでもない。

しかしこんなに格安で地産地梢ができるのは屋久島の醍醐味である。

11月の第二日曜日に屋久島にいらっしゃる際はぜひお立ち寄りください。ただし、山芋の大きさは選べませんので購入時ご注意ください(笑)

本日の画像は車海老つかみどりの光景です。もちろん活車海老でしたよ。

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12:08 | hidaka | 山芋祭り初体験 はコメントを受け付けていません
2010/11/13

気が付くと2010年もあと1ヶ月半ちょっとですね。こちらも朝晩は冷え込みますが日中は25度くらいまで上がるのでまだまだ半袖で頑張れるぐらいの気候です。

さてさて、秋の恒例行事といえば運動会だけだと思い込んでいたのですが、10月は運動会、そして11月は地区のお祭りシーズンなのです。

運動会は全地区で行われる恒例行事なのですが、お祭りは島内でも北の地区でしか行われず、お祭りの趣旨としては多分(はっきりしたことはわからないのですが)収穫祭の様なものだと思われ、出店+特産品販売+抽選会というのが基本の流れらしい。

先週、最初のお祭りである吉田地区の「まんてん祭り」に行って来た。

この地区は数年前のNHKの朝ドラ「まんてん」の舞台になった地区であり、漁が盛んな町である。

ここのお祭りで恒例となっているのが婦人会のうどんの出店なのだが、このうどんを食べるために購入する、うどん券に抽選券が付いているらしく、この抽選目当てに何杯も食べる人も居るぐらいらしい。

ちなみに吉田地区、我が家から車で1時間もかかるため、お祭りに到着するのが遅くなり、一足遅くうどんは手に入れられなかったが、知人が居たので抽選会だけ見学するような残念な結果になってしまった・・・・

抽選会の景品はかなりの数があったのだが、漁師町だけあり、景品のほとんどが水産品という私が今まで見たお祭りの中では前代未聞の景品であった。しかし、屋久島の人は魚が好きなので地元らしさが出ている良い景品ではないだろうか。ただ、発砲スチロールで梱包された物が当たるから中身は家に帰らないとわからないのが恐いところだが・・・(笑)

そして屋久島の抽選会では必ず最後に目玉商品というものが存在する。

ちなみに夏のお祭りの目玉商品はシャープAQUOS32型

我らが春牧地区の大運動会目玉商品は鹿児島屋久島間の高速船往復チケット
そして今回のまんてん祭り目玉商品は・・・・・
朝獲れたカジキマグロ25キロ101107_1254352.jpg
えっ・・・・
確かにもらったら嬉しいけどかなりの大きさなので捌くのも大変だし果たしてどうやって持って帰るんだろうか・・・と抽選券も持っていないのに当たった後の処理方法ばかり考えてしまったのはきっと私だけじゃないだろう・・・

ちなみに発砲スチロールからもはみ出す大きさで普通の車じゃ持って帰るのはとうてい無理な大きさである。

結局、軽自動車でやってきた知人は当選せず、隣の地区のおじさんが当選し、まんてん祭り恒例の吉田の民謡?を舞台で踊らされ、まんてん祭りはお開きとなった。101107_1248142.jpg

前回は出遅れてしまったのだが、今週末には椨川(たぶがわ)地区の「山芋祭り」なるものがあり、ここでは車海老の養殖が盛んということもあり、子供による活き車海老の掴み取りがあるそうなので明日は早起きして行かねば・・・

11月の屋久島、気候的にも過ごしやすく、北の地区では毎週末お祭りを行っているので屋久島に来た際はぜひお立ち寄りください。

写真は抽選会目玉商品の抽選光景と隣の地区のおじさんが持って帰ったカジキマグロ25キロです。

11:16 | hidaka | 秋の恒例行事その② はコメントを受け付けていません
2010/10/30

急に冷え込みましたね。屋久島は日中25度くらいまで気温が上昇するのですが、山岳地帯に囲まれているからか、夜になると山の冷たい風が吹いて結構寒くなります。

さて、秋といえば運動会ですが、私が東京に住んでいる頃は運動会=子供の学校行事というイメージでしかなかったのですが、屋久島の場合は子供だけでなく、大人も参加型の運動会が住んでいる地区で行われます。

ちなみに私の住んでいる地域は春牧というのですが、先日春牧大運動会が近くのグラウンドで行われ、屋久島歴9年目にも関わらず今まではタイミングが合わなかったので今回初めて地区の運動会なるものに参加してみました。

この運動会の概要としてはまずは幼児から高齢者まで参加できる種目がある上に、全競技に対して参加賞がもらえる上に、準備体操から参加をすると抽選券がもらえて、閉会式に抽選会を行うシステムとなっている。

毎年、家族連れと高齢の方が楽しみにしている地区行事だ。

ちなみにこの運動会、地区対抗となっており、春牧区をさらに4分割したチームでの対決となり、みんな結構本気で競技に挑んでいる。

事前にプログラムが配られるので競技の内容・順番は決まっているのだが、参加種目は当日、その場でいきなり告げられるのだ。

私も来て早々、「玉入れ出てね」とか「綱引きお願いね」とか地区のお姉様方から種目の参加要請が出た。

ちなみに私のチームとなっている地区は小学生が一番少ないため、うちの長女は1年生にもかかわらず、種目の半分くらい声がかかっていた気がする・・・

とりあえず、せっかくだから参加してみようと思った運動会だったのだが、やはり、得点が入るとついつい燃えてしまい、気が付くと一生懸命種目に参加、一生懸命応援・・・とかなり熱が入ってしまった気がする。

しかし、こういう行事にほぼ参加していないにもかかわらず、見た目のインパクト(身長が179あるので・・)のせいか、地区のほとんどの人が私の名前を知っていて、リレーに出場したときも司会の方が「○○さん今ゴール、志乃ちゃんも今ゴールしました」とマイクで実況中継。さすが小さい地区ならではだなとある意味感心(笑)

まぁでもこういう行事とか住民との交流があるからこそ、みんな仲良しだし、長生きされる方も多いのだなと、元気の秘訣を感じた気がした。ちなみに80歳のお婆ちゃんがリレーに出場していた姿を見たときはさすがに「おいおい・・」と思ったが、無事にゴール(笑)

今年で1番体力を使った気がするが、私の地区は惜しくも2位になってしまい、「来年こそは!!」とすでに来年に向けてすでに張り切っている今日この頃。

ちなみに綱引きでは見事私の地区が1位になったのだが、全力で頑張っただけあり、以後3日間に及び、腕と太ももの筋肉痛に苦しんだ(笑)

今日の写真はムカデ競争。聞いたことはあるが、今回の運動会で生まれて初めて目撃した競技でした。

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この運動会は誰でも参加可能なので、皆さんもこの時期に御来島の際は飛び込み参加大歓迎ですよ!!

11:16 | hidaka | 秋の恒例行事 はコメントを受け付けていません
2010/10/15

なかなか更新できない上に沖縄ネタを引っ張ってすみません。
さてさて、2日目からは沖縄らしさを満喫しようと思い、海水浴と美ら海水族館に行くことに・・・
屋久島は離島なのでもちろん周りを海に囲まれているため、海水浴も結構気軽に行けるのだが、あまりにも身近すぎて島に居るとさほど海水浴には行かない私ですがやっぱり沖縄といえばエメラルドグリーンの海!!というイメージが強いのでわくわくしながら海水浴に行ったのですが、海難事故防止のためか沖縄の海は結構浅瀬が多く、私が行った海水浴場も水深1メートルぐらいでナマコは居たが、魚を見ることもできず、せっかくの沖縄なのに海を満喫できなかった。。。

そう考えると屋久島の海水浴場はそれなりの水深もありつつ監視員さんがちゃんと見張っていてくれるし、魚も多少は見れるし意外と屋久島の海は穴場スポットなのかもしれないと実感。
海水浴はソコソコに美ら海水族館へ。やっぱり水族館はすごい!!ここに来て初めて沖縄の凄さを実感しました(笑)ま、屋久島が沖縄に勝とうなんて何十年も早いんでしょうが・・・・

同じ離島でも、離島全体が一つの県なのだから規模が大きいのは当たり前なのだろう。観光地も半端なく多いし人も多いし車も多い。

でも屋久島だって負けては居ない。

観光地は自然がメインだから入場料がほとんど掛からない(環境保全協力金という名目で300円ぐらい取られますが)上に渋滞は無いし、駐車場代もかからないし。都会で働き疲れた方々には屋久島の自然に癒してもらうのがおすすめですよ。

私としては、普段何も無い屋久島に退屈しすぎていたので同じ離島でありつつ都会である沖縄を体感できたことによってとてもリフレッシュになったし、色々勉強にもなった。
しかし、魚好きの私にとっては肉食の沖縄はきっと向いていないだろう(笑)
自由奔放に自然(海も山も)と戯れたければ屋久島が一番のおすすめパワースポットです。

また屋久島での面白い出来事についてお話しさせていただきたいと思います。

長々とすみません。

11:48 | hidaka | 屋久島からさらに南の島へ(完結編) はコメントを受け付けていません
2010/09/22

大した内容じゃないだろうと思いながらまだまだ続く沖縄旅行の話。
今回は滞在編と題しまして、屋久島との違いを思い知らされたエピソード等についてお話ししたいと思います。

ナビの案内で無事に国際通りに到着。
当たり前なのだが、こちらは車が多いので駐車場もたくさんあったのだが、ッ金額の相場がわからないのでとりあえずデパートの近くにあった駐車場へ車を入庫し、いざ徒歩で観光。

国際通りは細いアーケードのようなものがたくさんあって、その中に御土産や沖縄の物産、市場などが並んでいる観光スポットなのだが、まず並んでいるお土産の種類に圧倒しつつ、その価格にも驚いた。

屋久島のお土産といえば変な話し、どこの観光地にも置いてあるような無難なお菓子、漬物などに「屋久島に行ってきました」などとネーミングがされているだけのあんまり面白みのない物が多い。変な話、私が東京へ帰省する際などには屋久島ではお土産を買わずに、鹿児島空港にある限定物のお菓子などを買って帰ることが多い。
しかし、こっちは変わったものもだが、「沖縄だからこそ」みたいな感じのものが多かった。沖縄といえば・・・ちんすこう/サーターアンダギー/ハブ酒・・・などの名物があるのでとりあえずはこの辺の物をお土産に買おうと決めていたので一応値段のチェックをしたのだが、ちんすこうが50個入って800円で買えたのにはさすがに驚いた。

屋久島のお土産はありきたりにも関わらず結構値段が高めの設定になっているのでせっかく格安旅行で屋久島に来てもお土産代に悩まされる観光客も多いだろう。

こういうのが屋久島の悪いところなのかもしれない。沖縄は昔から南の島として人気の観光地になっていたので、サービス精神が旺盛だなと思わず感じた。

市場にしても、魚コーナー、肉コーナー、お土産コーナーなどがあり、市場で買った魚を刺身にしてもらって2階のレストランで食べることができたりと北海道などでも当たり前に行われていることがここでも行われていた。

価格は刺身10品1000円とかなり破格の値段ではあったのだが、沖縄の魚は熱帯魚みたいな魚が多い上に、屋久島では釣っても食べないような魚が普通に並んでいたので今回は遠慮させていただいた。魚に関しては屋久島はハズレがほとんど無いので、この部分に関しては「勝ったな」と思わず感じた(笑)

ちなみに屋久島には市場が無い。朝獲れた魚は港に隣接している漁協(漁業
協同組合)に揚げられ、魚屋さんのみが買い付けに行くことができ、そこからレストラン・民宿・家庭の食卓に流れるようになっている。

屋久島は魚がおいしいのだから沖縄の様にその場で食べることができる市場などがあっても良いんじゃないかと勝手に反省点を見出してしまった今日この頃。

ただ、沖縄の市場では何も食べる気は起こらなかった。

結局のところ、沖縄の売りはお肉らしいいので、この辺にはよくある、目の前で調理をしてくれるステーキ屋さんで食事を食べたのだが、牛肉なので沖縄産で無いことは間違いなく、沖縄に来たのに初日は沖縄独特の物は食べずに雰囲気だけ楽しんだ感じだった。

それでも雰囲気を楽しめるというのは沖縄ならではの醍醐味ではないだろうか。こっちの雇用は外国人も多く、ウェイトレスが英語を話せるのが当たり前の条件で賃金は物凄く安いらしい。屋久島の賃金もかなり安い方だが、はっきり言ってどこに言っても英語を話せるスタッフというのはあまり居ないものだ。
もちろん、沖縄は米軍基地などがあるから当たり前なのかもしれないが、外国人観光客も多いよう。屋久島も最近は外国人観光客が多い。そう考えると今の世の中、南の島の小さな離島である屋久島でも英語は必須なのかもしれない。ちなみに私は英語が全くダメなのですが今のところは観光客ではなく、長期滞在の法人やIターン者の利用がメインなのでとりあえず英語の勉強は保留にしときましょう(笑)

沖縄独特の雰囲気を楽しんで初日は終了。翌日は美ら海水族館見学兼、海水浴に行く予定だったので移動疲れも癒すため、早めにホテルに帰って就寝。

ちなみに1泊目は寝るだけのつもりでビジネスホテルを予約。部屋はダブルで大人1名+小人1名+幼児1名。金額は6,800円也。ビジネスホテルクラスだったら高すぎない値段ではないだろうか。

次回に続く。。。

11:59 | hidaka | 屋久島からさらに南の島へ(初日編) はコメントを受け付けていません

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