嘘というのは一般的に良くないものとされています。
嘘を一つつくと、その嘘を守るために最低3つは嘘をつかなきゃいけないという話もありますが、根本的には嘘をついたひとの信用がなくなるからダメってことだと思います。
でも、必要悪の嘘もありますよね。誰かを傷つけないために嘘をついたり、守るための嘘だったり。
そう考えると、わたしは嘘をつくというのは対人関係において円滑な人間関係を作るための工夫のひとつなんじゃないかなと思うのです。
ところでキャバクラにおいては物凄く嘘が頻出します。
もちろん、自分を守るための嘘(住所とか本名とか)はもちろん必要な嘘だと思いますが、ここでいうのはそういうのではなくて、業務上の嘘ってやつです。
極端な例でいうと、「○○さんしかいないの!」という嬢の言葉。これ、たいていは嘘です。本当に○○さんしかいない場合ももちろんありますが、ほとんどの子は○○さん以外にも××さんとか▲▲さんとかにも同じ言葉を言っている。でも、これを言われて嫌な方ってたぶんキャバクラ遊びをする方にはいないのです。お客様のほうでも、「もうしょうがないなあ」って思いながら来店を約束したり同伴をしてあげるケースが多いのじゃないでしょうか。
あと、分かりやすい例だと誕生日。お店によっては女の子の誕生日をそのまま使うところもありますが、後からは入った子は誕生日をずらされるケースもあります。バースデーイベントを実施する店舗なんかですと、同じ月に複数の子がいるよりは、各月にばらけていたほうがいいので、わざわざそういう操作をしたりする。これは嬢自身が嘘を言っているというよりは、やっぱり業務として嘘をついているわけですね。
でも、キャバクラ遊びの範疇なら、わたしはこういう嘘はアリだと思うのです。
疑似恋愛を楽しみたい方が「彼氏いる?」と聞いたときに「いる」と答えられたら興ざめでしょうし、指名してくるのが「○○さんだけじゃないけど」と言われたらなんとなく悲しい。そんなことはフロアを見ればわかっちゃうわけですし、嘘も含めた会話の駆け引きを楽しむという遊び方もキャバクラにはあると思う。
だからキャバクラにおいては、嘘も商品なのだと思うのです。
でも、裏を返せばそうでない嘘は極力避けるべきではないでしょうか。
キャバクラという箱のなかといえど、お客様もキャバ嬢も人間同士。まして、会話とお金だけでつながっているきわめて脆い関係です。嘘をつかないようにとそっけない受け答えをするのは問題外ですし、キャバクラに来て嬢をバカにするようなお客様もいないではないですが、ほとんどの方はマナーを守ってきちんと遊んでくださっている。
そういうお客様に愛想をつかされないよう、やっぱり女の子だって誠実さは必要なのじゃないかなと思う今日この頃です。
キャバクラや風俗の仕事をしていると、男性と悩んで歩く機会が多くあります。
キャバクラなら同伴、アフター。風俗だと今や絶滅危惧種の店舗型以外だとどこかでお客様と待ち合わせをして一緒にホテルに向かうデリヘルやホテヘルなどでは、デートコースなどと称して一緒に街歩きをしたりするのです。
(もちろん、風俗だと直接ホテルや自宅に伺うパターンもありますが。)
で、このとき、どうしても歩調が合わない……というお客様がいるのですね。
どんどん先に行ってしまったり、手をつないでいても女の子を引っ張る形になってしまったり。まさか見失うほど離れるわけではないですが、こういうとき、女の子は「ああ、この人は女の子の扱いに不慣れなんだろうなあ」と思ったりする。
で、これはたぶん女の人の歩調――特にヒールの時の歩調を知らないから起こるわけです。
こういうお仕事では女性性を売るのが基本になりますから、基本的に足元はヒール靴。
ぺったんこの靴やビジネスパンプスと違って、ヒールの高い華奢な靴は重心が不安定になりますし、転びやすいし、というわけで注意深く歩くためにいつもより歩調は遅くなりがちです。
ただ、男性はたいていの場合、ヒールのついた踵の高い靴を履く機会はありません。
だから歩調が遅い女の子を置いていきがちになったり、手を引いているつもりで犬の散歩状態になったりしちゃう場合が多い。
だけど、女の子だって一緒に歩きたいわけです。
姉妹がいたりする男性はそのあたりをご存知ですから、ゆっくり目に歩いてくれたりするので、それだけでお姉さまの薫陶というか(笑)心遣いを感じます。また、女性と並んで歩く機会が多い=モテそうな男性の場合は歩道を気遣ってくれることが多く、段差を避けてくれたりするなど非常に細やかな配慮を見せてくれることがあって、それを口に出されなくても「ああこの人モテるんだろうなあ」と思ったり。
つまり、歩き方ひとつで、男性の評価って変化してしまうものだなあと思うのです。
一般のお仕事をしている女性でも、デートの時はいつもの靴を辞めてヒール靴という方もいるでしょう。
別に風俗嬢やキャバ嬢に合わせてくれというつもりはありませんが、大切な女性の前ではぜひぜひ歩道をゆっくり歩く癖をつけていただけたらと思います。
そのほうが、絶対いい男に見えますよ!(*^^*)
先日冬物の洋服を買いにいったのですが、もはや何を選んでいいのかすら分からなくなってきました。ショッピングモールでしたので品数は圧倒的にあり、ブランドもギャル向けから大人なハイブランドまでたくさんあるのですが、だからこそ選べない。
服を買う、という行為はわたしのように若さを商品化できるほど若くもなく、かといって主婦やキャリアOLとも違うしマダムでもない…という存在にとっては時々すごく難しいことなのでした。
理由は簡単で、かつて「イケていた時代」、あるいはそう自分が思えていた時代の服を選んでしまいがちだからです。
よく聞くことですが,“痛い”と称されがちな女性の特徴として古い化粧法、ファッションをしているというものがあります。たとえば異様に細い眉とか、歳を顧みないミニスカートとかがそれにあたるんじゃないかと思うんですが、わたしにとってその危険性が高いのは現役時代に服を選ぶ最大の基準だった同伴で使えるか否かというポイントでした。
具体的にいうならば、露出高めのお嬢ファッションとかOLファッション。スーツ姿のお客様と並んで歩いても違和感がなくて、寿司屋のカウンターでもうかなくて、でも明らかに「堅気」ではないミニスカやノースリーブの服は本当に同伴で重宝したものです。
でも今、その必要はなくなって、服選びは本当に自由になりました。
別にスタッズ付のレギンスを履こうが、サイケな柄のニットを着ようがOK。
もちろん、仕事先でひんしゅくを買うような服は結局買ったところで着ないのでしょうが、問題はわたしがそういう同伴服を嫌いではなかったということなのです。
自分の体の線を強調し、男性に見てもらうための服が、たぶん結局は好きだったのです。
20歳そこそこのころ、自分で言うのもなんですがそれらの服が似合っていた。
男性にも一番モテたし、お客様にも恵まれた。毎日が楽しくて必死で生きていることそれ自体の充実感がはんぱなかった。
その時代にずっといたくて、でも今はそうではなくなってきていることも知っているので、その種の服を試着しては「おまえどこへ行くんだ!」と自分で自分に問いかけなければならなくなるこの切なさよ…orz
ファッションも含め、装いとは自分の自己満足という喜びのほかに世間の皆様に対するマナーという面もあるような気がするわたしにとっては、今は着たい服を着ることによってそのマナーが破られる気がする反面、自由の侵害のようにも感じています。
選ばれるための服を、もう選ばれる必要のない自分が着る。
女を売る仕事を辞めたわたしが、女であることを誇示する服を着る。
それはもはやちょっとしたコスプレなんじゃないかなあ、なんて苦く思ったりする秋でした。
こんばんは。ここのところキャバクラの話題が多かったので、今日は久しぶりに風俗の話題です。
といっても、今回取り上げたいのは風俗嬢の体型について。
一般にイメージされる風俗嬢はやはり綺麗で若くて細い女の子、という感じでしょうか。
一昔前はそれこそ容姿もいまいち、体型もお世辞にはよいとは言えない……みたいな子も多かったようですが、最近はモデルのような体型を持ちアイドル並の容姿を備えた女の子たちが風俗には大量流入しています。AV女優さんをはじめ、顔出しの風俗嬢たちがフードルブームを作り、現在は特別な呼び方こそされないものの明らかに風俗嬢のビジュアルは向上してきました。
が、最近はそれだけ――つまり、美人でかわいい若い女の子、というだけのお店に加え、お客様のご要望を先取りする形でバリエーションが出てきています。
一番分かりやすいのはぽっちゃり系風俗。キャバクラなどでもありますが、やせ形のスレンダーな女の子よりむっちりと肉付きのよい女の子のほうが好き、という殿方のためにそのような女の子を集めた専門店も登場。また、それを推し進める形でデブ専門店と銘打った太めの女の子を集めたお店も出てきました。
もちろん、ぽっちゃりといいつつ世間一般的には健康的な体型だったりして幅はありますし、以前として多いのは従来のスレンダー美女型のお店ですが、とにかく、「ただ痩せていればよい」という嗜好だけではない広がりを見せているのです。
一時期、お人形のように目が大きく、モデルのように足が細い女の子のことを「チワワごぼう」と呼んであこがれる風潮がありました。わたしもそうなりたいと思ったし、なれなくて苦しんだこともあります。どうしてわたしの足は太いんだろう、とか、どうして痩せられないんだろう、とか。
ただ、それはあくまでも美容のためで、今の体型でも健康に影響が出るほど太っているわけではないとわかってもいました。
でも、そうならなければ女ではない、という気もしていた。
痩せて眼の大きい女の子にならなければ、男の人に選ばれないと思っていたからです。
最近のこの状況は、そのような価値観が決して固定的でも唯一のものではない、と教えてくれているような気がします。女の子一人一人によってベストな体型は違うのです。先に述べたように健康に影響が出るほどの痩せ型・太め体型はよくありませんが、自分の自身の持てる体型をきちんと維持することで魅力が出ることもあるのではないか。
風俗に来る男性の欲望は正直です。
その事実が、わたしにはそんな希望を持たせてくれるのです。
こんばんは。最近めっきり寒くなりましたね^^;
そろそろこたつを出そうかなあ、と考えているのですが、まだ早いかなあと悩み中です。
ところで今日のテーマは「女性らしい女性」について。
わたしは「女の子らしさ」というのはキャバ嬢、「女性らしさ」というのはクラブホステスが体現しているのではないかと思うのですが、「らしさ」というのはたぶんに現実よりも誇張された美意識なのではないかと考えています。
たとえば、キャバ嬢なら当たり前のようにやるお客様の煙草に火をつける動作。
火をつけるなんて大した手間ではないのですから、お客様が自分でやったほうが早いわけですが、それをタイミングよく嬢がすることで「気が利くな」ということになる。
また、お客様の愚痴……なのか自慢なのか、終わりが見えない話にひたすら相槌を打って付き合う。
一般の女の子やお客様の奥様であれば「でもそれってさー」とか「わたしの話も聞いてよ!」となりがちですが、仕事であるゆえに美しい微笑を絶やさず聞き続けることでしとやかで素直な印象を与えます。
これは、「女性とはかくあるべき」「こうあってほしい」という男性のファンタジーを女性も理解し、その枠内で嬢たちが男性の望む所作、言動をしているからではないでしょうか。
歌舞伎の女形が美しいのは、男性が「女性らしい」しぐさをするからだというのはよく言われることですが、その大本は“男から見た”望ましい女という点にあるような気がします。
キャバなどの水商売では、指名が命。
だからこそ、指名をとるために嬢たちは男性の枠組で作られた女性らしさを身に着け、望まれるしぐさを提供します。それこそが、おそらくは水商売の本質なのではないかと思うのです。
それは女性にとってはブリっ子に見えたり、なんか媚びてる感じになるのですが、当然といえば当然で、女性の目から見た美しさや女性らしさは重視されていない。嬢本人の主体性や意志は男性のファンタジーの中に隠そうという力が働いているので、陰でどんなに「今月は場内20本!」とか、「同伴5本キタコレ!」などとドロドロした計算が働いていても(笑)、見た目には分からない。むしろ、その隠すテクニックこそが水商売のプロの身に着けているものではないかとさえ思う。
真に女性らしい女性とは、男性の目から見た美しさ、美徳を兼ね備えた女の人をいうのかもしれません。
……もっとも、全部が全部それではつまらないって思いますけどね^^;
こんばんは。最近、家で飲むかバーで飲むかで悩み、結果一人酒が増えている笠原です^^
ところで先日、久しぶりに古巣の歌舞伎町に一人で行ってきました。
わたしにとっては、キャバデビューも風俗デビューもすべてこの狭い街での出来事。
通りという通りの名前も把握し、新宿での待ち合わせはドンキか風鈴会館、出勤前の時間つぶしカフェって言ったらCafé AYAという鉄板のお約束を全部覚えておりました(笑)なので、懐かしく歩いてきたのですが、……物凄く変わってましたね。
なんとなく現役時代から気がついてはいたのですが、キャバクラの大箱が減って、ガールズバーが物凄く増えたなあ、という気がしました。
事実、某大手ナイトジョブ求人サイト(要するにいわゆるお水業種の求人サイト)で検索してみたところ、新宿のキャバクラの求人数は21件、ガールズバー16件。新宿全体での求人数が32件で、クラブが2件ということを考えますと、ガールズバーの台頭っぷりをご理解いただけるのではないかと思います。
ところでガールズバーですが、基本的なサービス内容は一般のバーと同じです。
(建前上、というところもありますが……異様にセクシーな衣装を売りにしたり、おさわりOKだったり。でも基本的にはダメという届け出内容のところが大半です)でですので、バーテンダーが女の子なだけの、バーです。つまり一般のキャバクラのようにとなりに女の子が座ることはありませんし、煙草に火をつけたり席でお酒を造ったり、というサービスは原則なし。女の子はカウンターの中でお酒をつくり、接客もするわけです。
その代り、キャバクラ・クラブでは禁止されている夜間(深夜0時〜日の出。大体朝5時過ぎくらいまで)の営業もOKだし、路上での呼び込みもOKです。
と、いうことで、夜間営業規制後にじわじわとキャバクラからガールズバーへ勢力図が変わっているようなのです。
女の子の側からすれば、キャバのようなノルマも同伴義務もなく、シフトの融通がききやすいということで学生さんやダブルワークの方が働きやすい。ただ、その代り、キャバに比べると半額程度の時給(それでも居酒屋よりはやや高いことが多い)になります。
また、お客様のほうから見ますと、料金形態はお店によってまちまちなものの、一般にキャバ遊びよりは廉価で女の子のいるお店で飲め、また指名なども特に不要なので気楽さがあるようです。
わたしから見れば、それなら居酒屋でいいのでは…と嬢・お客様ともに思うのですが、一人居酒屋は難易度が高い。
そういう男性の需要と、気楽に働きたい女の子の要望がかみ合って生まれた業態なのかもしれません。
こんばんは。最近すっかり秋らしくなりましたね!ところでこの時期は新ドラマなどの情報が出そろう時期。今期は珍しく、キャバクラもののドラマが2本も揃うことになりました。
▼石原さとみや佐々木希も参戦 キャバ嬢ドラマのウラ側
http://news.livedoor.com/article/detail/9302012/
この記事によるとキャバもののドラマは景気上昇と関連があるのだとか。その真偽はさておき、清楚なイメージの女優さんたちがお水ルールに揉まれながらも成長したりのし上がったりというドラマは定番ながらも人気があり、今回もその図式が踏襲される可能性は高いと思われます。
現時点で出ている情報だけで考えますと、「ディア・シスター」についてはおそらく石原さとみさんがキャバ嬢なのだろうと思いつつ、キャバクラでの人間模様が主題ではない模様。キャバ嬢という設定がどんなふうに活かされるのか、あるいは貶められるのか、個人的にはものすごく注目しています。
その点、深夜枠+黒服が主役の「黒服物語」は安定のNo1争いの模様やお客の取り合いや黒服を交えてのキャバクラ模様が見れるんじゃないかなーと期待してるんですが、皆様はいかがですか?
ところでこんな風に、ドラマなどでキャバ嬢が出てくる場合、その演出のされ方は真っ二つになります。
一方はいわゆる保守的な家庭に生まれ、普通に近い仕事が出来ずにキャバ嬢になったいい加減な子(と見なされがちだが実はいい子)パターン。
もう一方は、なんらかの理由(大体父の借金か母の失踪が原因)で意に反して水商売を始めたものの、だんだんにその仕事に誇りを持っていくパターン。
ただ、これはドラマの中の話であって、現実には「キャバ嬢にしかなれずにキャバ嬢になったのだろうなあ…」と思う子もいるし、生活費を効率よく稼ぐためにしている人もいるし、バイト感覚の子もいるし、カードローンの返済を理由に働く人もいるのですが、大体フィクションはこのどちらかのパターンになりますね。
これはたぶん、世間がそうあってほしい、とどこかで思ってらっしゃるからじゃないかなと思います。水商売をやる人は、自分とは違う存在なのだと思いたいのじゃないかなというのは、少し穿った見方でしょうか。
現実にはごくごく普通の感覚で働いてる人が大半ですが(そして、それが異常だといわれてしまえばそれまでなんですが)、そろそろこんなステロタイプな描き方ではないキャバ嬢を描いてもらえないかなあ、と思う次第です。
……でもたぶん、文句言いながらもわたしは両方のドラマを楽しんじゃう気がするんですけどね^^;
こんばんは。先日、男友達からシャンパンについて相談を受けました。
彼の基本スペックは社会人5年目、月1回キャバクラでお酒を飲むのがストレス発散。来月、指名嬢誕生日があるので、出来たら普段あまり使えない分、せめてイベントくらいは……ということでシャンパンを抜くことを考えているのだそうです。
ところで、キャバクラにおいてはシャンパンはイベントに付き物の飲み物です。
ドラマでもよく見る光景ですが、ぽーんとコルクが抜けるのも景気がいいし、泡も綺麗でとてもうれしい。何を隠そう、わたしも人生初シャンパンはお客様に入れていただいたモエシャンでした。おおおおおー!とグラスの中で小さな泡が抜けていくのを感動して眺めたものです*^^*
が、キャバクラのシャンパンは、高い。
大体原価の3〜5割掛けくらいの値段設定で提供しているお店が多いでしょうか。ドリンクメニューには載っていなくても、たいていのお店ではドンペリなどは常備されています。お手頃なのはカフェ・ド・パリあたり、ほか前述のモエ・エ・シャンドン、ヴーヴ・クリコから始まって高級ラインは有名どころのコルドン・ルージュ、クリュッグ、クリスタルなど。
お店のランクにもよりますが、わたしが実際見たことのある一番高いボトルでドン・ペリニョンの65万円……。いったい誰がどんなタイミングで飲むのだろう、と衝撃を受けたのですが、黒服さん曰く「うちの店では1回も出たことないけど見栄で置いてる」そうでした(笑)
なお、メニューに載っていないものでも、黒服さんに頼めば用意してくれるお店は多いです。友人の場合は予算があまりないということと、指名嬢がそれなりに人気がありイベント時は混雑の可能性があるとのことでしたので、誕生日はあえて外してイベント前に来店、最低単価+1万程度のシャンパンを入れるようにアドバイスしました。
というのは、誕生日イベントはどうしてもシャンパン合戦になりがちで、嬢としてはいいのですが、なんでもない日に入れてもらえたほうが喜びは大きい。お客様としても、せっかく高価なプレゼントをするわけですから、その効果は大きいほうがいい。イベント時は各テーブルでシャンパンが抜かれるので、お互いの見栄からどんどん高額になりがちです。また、イベント時はシャンパンとして味わうというよりはとにかくお客様の単価を上げるほうに重点が置かれてしまうため、シャンパン好きの方&嬢にはイベント時のシャンパンはお勧めしません(はっきり言ってお酒に対する冒涜のような扱いになります。悲しい)。
では、シャンパンに拘らない場合は?
その場合は、新規ボトルをいれるだけでいいのです。イベント時ならちょっと高めのブランデーとかだと女の子も喜びますし、ゆっくり落ち着いて飲めますし。お勧めなので、ぜひお試しください♪
こんばんは。この頃他メディアの話が多かったので、今日は久しぶりに女性から頂いた質問に答えてみようかと思います^^
「で、キャバと風俗、どっちが稼げるのよ?」
この話ってホントによく聞かれます。特に、初めてこの仕事にかかわろうとする女の子や、異業種転職(キャバから風俗へ)みたいなタイミングではほぼほぼ聞かれたりする質問なのですが、答えるのが難しい質問の一つです。
というのは、人によって違うから…なのです。
わたし個人でいえば、波がなくコンスタントに稼げたのは風俗のほうでした。
固定で来てくださるお客様がわりといたこと(当時、毎日指名で予約してくださる方が2人以上いました)、出勤シフトが固定で入れたこと、店舗型だったので定期的に新規のお客様にも出会えたことが最も大きな理由だったと思います。当時、一日8時間程度の拘束で最低2万、最高で12万円をお給料としていただいてました。平均で大体3〜4万円くらいだったでしょうか。一応3万円として計算すると、3万×週5日出勤×3週=45万円。体感値としても40万を切ったことはなかったように記憶しています。
が、キャバクラではものすごく波がありました。新規で指名がさほど取れず、少ないお大尽なお客様に支えられるというスタイルに落ち着いてしまったせいか、お客様の来店ペースに合わせてお給料は30〜45万くらいの幅でうろうろ……。風俗とは違い、ドレスや髪型セット代など出費も結構ありますし、ノルマ未達成の場合は罰金もありましたので、手取り月収は25〜35万、という感じでした。時給も先月の成績で毎月上下するお店だったので、その意味でも緊張感があったことを覚えています。
基本的に風俗は自分が必ず接客しないといけませんから、一日にお相手できる人数というのはおのずから限られます。わたしの場合はものすごく頑張っても10人が限界でした。これは出勤時間の問題ではなく、こちらの体力の問題ですね。
だから、1日で稼げる額は上限があります。
それに対してキャバクラの場合、同時接客が可能です。同じ一時間でも、指名のお客様を3組でも5組でも入れることができる。その分、一人当たりのお客様に掛けられる時間は減りますが、成績としてはカウントされるので、たとえば払いのいいお客様をたくさん持っている女の子の場合、時給を上限いっぱいまであげることができるでしょう(大体5000円〜が歌舞伎町の最高時給といわれる範囲)。
そうすると、キャバのほうが効率よく稼げるわけです。仮にですが、時給5千円で一日6時間、週5日シフトに入るとすると、月収は60万。また、キャバクラの場合はこれは基本収入で、たとえば新規ボトルや高額オーダーが入ると指名バックも入りますし、同伴ボーナスなど手当が出る場合もあります。そう考えると、風俗より断然稼げるわけですね。
ただ難しいのは、女の子によってどちらが向いている・向いていないという問題や、勤務時間、お店のカラーによってしまう部分が大きいこと。
だからこそ迷っているならお店選びは大事ですし、業種も向いているほうを真剣に考えたほうがいいと思います。
こんばんは。この頃他メディアの話が多かったので、今日は久しぶりに女性から頂いた質問に答えてみようかと思います^^
「で、キャバと風俗、どっちが稼げるのよ?」
この話ってホントによく聞かれます。特に、初めてこの仕事にかかわろうとする女の子や、異業種転職(キャバから風俗へ)みたいなタイミングではほぼほぼ聞かれたりする質問なのですが、答えるのが難しい質問の一つです。
というのは、人によって違うから…なのです。
わたし個人でいえば、波がなくコンスタントに稼げたのは風俗のほうでした。
固定で来てくださるお客様がわりといたこと(当時、毎日指名で予約してくださる方が2人以上いました)、出勤シフトが固定で入れたこと、店舗型だったので定期的に新規のお客様にも出会えたことが最も大きな理由だったと思います。当時、一日8時間程度の拘束で最低2万、最高で12万円をお給料としていただいてました。平均で大体3〜4万円くらいだったでしょうか。一応3万円として計算すると、3万×週5日出勤×3週=45万円。体感値としても40万を切ったことはなかったように記憶しています。
が、キャバクラではものすごく波がありました。新規で指名がさほど取れず、少ないお大尽なお客様に支えられるというスタイルに落ち着いてしまったせいか、お客様の来店ペースに合わせてお給料は30〜45万くらいの幅でうろうろ……。風俗とは違い、ドレスや髪型セット代など出費も結構ありますし、ノルマ未達成の場合は罰金もありましたので、手取り月収は25〜35万、という感じでした。時給も先月の成績で毎月上下するお店だったので、その意味でも緊張感があったことを覚えています。
基本的に風俗は自分が必ず接客しないといけませんから、一日にお相手できる人数というのはおのずから限られます。わたしの場合はものすごく頑張っても10人が限界でした。これは出勤時間の問題ではなく、こちらの体力の問題ですね。
だから、1日で稼げる額は上限があります。
それに対してキャバクラの場合、同時接客が可能です。同じ一時間でも、指名のお客様を3組でも5組でも入れることができる。その分、一人当たりのお客様に掛けられる時間は減りますが、成績としてはカウントされるので、たとえば払いのいいお客様をたくさん持っている女の子の場合、時給を上限いっぱいまであげることができるでしょう(大体5000円〜が歌舞伎町の最高時給といわれる範囲)。
そうすると、キャバのほうが効率よく稼げるわけです。仮にですが、時給5千円で一日6時間、週5日シフトに入るとすると、月収は60万。また、キャバクラの場合はこれは基本収入で、たとえば新規ボトルや高額オーダーが入ると指名バックも入りますし、同伴ボーナスなど手当が出る場合もあります。そう考えると、風俗より断然稼げるわけですね。
ただ難しいのは、女の子によってどちらが向いている・向いていないという問題や、勤務時間、お店のカラーによってしまう部分が大きいこと。
だからこそ迷っているならお店選びは大事ですし、業種も向いているほうを真剣に考えたほうがいいと思います。