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2014/11/06

キャバクラや風俗の仕事をしていると、男性と悩んで歩く機会が多くあります。

キャバクラなら同伴、アフター。風俗だと今や絶滅危惧種の店舗型以外だとどこかでお客様と待ち合わせをして一緒にホテルに向かうデリヘルやホテヘルなどでは、デートコースなどと称して一緒に街歩きをしたりするのです。
(もちろん、風俗だと直接ホテルや自宅に伺うパターンもありますが。)

で、このとき、どうしても歩調が合わない……というお客様がいるのですね。

どんどん先に行ってしまったり、手をつないでいても女の子を引っ張る形になってしまったり。まさか見失うほど離れるわけではないですが、こういうとき、女の子は「ああ、この人は女の子の扱いに不慣れなんだろうなあ」と思ったりする。

で、これはたぶん女の人の歩調――特にヒールの時の歩調を知らないから起こるわけです。

こういうお仕事では女性性を売るのが基本になりますから、基本的に足元はヒール靴。
ぺったんこの靴やビジネスパンプスと違って、ヒールの高い華奢な靴は重心が不安定になりますし、転びやすいし、というわけで注意深く歩くためにいつもより歩調は遅くなりがちです。

ただ、男性はたいていの場合、ヒールのついた踵の高い靴を履く機会はありません。
だから歩調が遅い女の子を置いていきがちになったり、手を引いているつもりで犬の散歩状態になったりしちゃう場合が多い。

だけど、女の子だって一緒に歩きたいわけです。

姉妹がいたりする男性はそのあたりをご存知ですから、ゆっくり目に歩いてくれたりするので、それだけでお姉さまの薫陶というか(笑)心遣いを感じます。また、女性と並んで歩く機会が多い=モテそうな男性の場合は歩道を気遣ってくれることが多く、段差を避けてくれたりするなど非常に細やかな配慮を見せてくれることがあって、それを口に出されなくても「ああこの人モテるんだろうなあ」と思ったり。

つまり、歩き方ひとつで、男性の評価って変化してしまうものだなあと思うのです。

一般のお仕事をしている女性でも、デートの時はいつもの靴を辞めてヒール靴という方もいるでしょう。
別に風俗嬢やキャバ嬢に合わせてくれというつもりはありませんが、大切な女性の前ではぜひぜひ歩道をゆっくり歩く癖をつけていただけたらと思います。
そのほうが、絶対いい男に見えますよ!(*^^*)

2014/11/06 07:39 | chica | No Comments