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こんばんは。最近すっかり秋らしくなりましたね!ところでこの時期は新ドラマなどの情報が出そろう時期。今期は珍しく、キャバクラもののドラマが2本も揃うことになりました。
▼石原さとみや佐々木希も参戦 キャバ嬢ドラマのウラ側
http://news.livedoor.com/article/detail/9302012/
この記事によるとキャバもののドラマは景気上昇と関連があるのだとか。その真偽はさておき、清楚なイメージの女優さんたちがお水ルールに揉まれながらも成長したりのし上がったりというドラマは定番ながらも人気があり、今回もその図式が踏襲される可能性は高いと思われます。
現時点で出ている情報だけで考えますと、「ディア・シスター」についてはおそらく石原さとみさんがキャバ嬢なのだろうと思いつつ、キャバクラでの人間模様が主題ではない模様。キャバ嬢という設定がどんなふうに活かされるのか、あるいは貶められるのか、個人的にはものすごく注目しています。
その点、深夜枠+黒服が主役の「黒服物語」は安定のNo1争いの模様やお客の取り合いや黒服を交えてのキャバクラ模様が見れるんじゃないかなーと期待してるんですが、皆様はいかがですか?
ところでこんな風に、ドラマなどでキャバ嬢が出てくる場合、その演出のされ方は真っ二つになります。
一方はいわゆる保守的な家庭に生まれ、普通に近い仕事が出来ずにキャバ嬢になったいい加減な子(と見なされがちだが実はいい子)パターン。
もう一方は、なんらかの理由(大体父の借金か母の失踪が原因)で意に反して水商売を始めたものの、だんだんにその仕事に誇りを持っていくパターン。
ただ、これはドラマの中の話であって、現実には「キャバ嬢にしかなれずにキャバ嬢になったのだろうなあ…」と思う子もいるし、生活費を効率よく稼ぐためにしている人もいるし、バイト感覚の子もいるし、カードローンの返済を理由に働く人もいるのですが、大体フィクションはこのどちらかのパターンになりますね。
これはたぶん、世間がそうあってほしい、とどこかで思ってらっしゃるからじゃないかなと思います。水商売をやる人は、自分とは違う存在なのだと思いたいのじゃないかなというのは、少し穿った見方でしょうか。
現実にはごくごく普通の感覚で働いてる人が大半ですが(そして、それが異常だといわれてしまえばそれまでなんですが)、そろそろこんなステロタイプな描き方ではないキャバ嬢を描いてもらえないかなあ、と思う次第です。
……でもたぶん、文句言いながらもわたしは両方のドラマを楽しんじゃう気がするんですけどね^^;