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2013/03/28

 

総勢8人で久々に中華街に繰り出しました、

山友2号の奥さんの退職祝い、

私のママの骨折快気祝い、

理由はともあれ、

久々の山友1号と2号とのお食事会、

一昨年好評だったオーダータイプの食べ放題『皇朝』へ、

店の前につくと店頭には長蛇の列その人数ざっと30人、

予約しといてよかった!!

一昨年はここまで混んでいなかったと思い店の人と話すと、

ネット検索No,1『皇朝』になったので、

急に人気が上がったという事でした、

恐ろしきネット検索社会のようです、

食事の注文は、人気No,1〜No,10まで四人分、

点心の注文も、人気No,1〜No,8まで四人分、

ン〜〜〜〜〜〜〜、

大人買い注文です!!

食事はどれも作り立てで相変わらず美味しく、

ただ、皆さん歳のせいでしょうか、

1時間もすると食事のペースが急に遅くなり、

ビールを飲みながら山の話し、

程よい頃に店を出ると、

今度は店内の階段までお客が並んでおります、

これって副都心線の乗り入れも関係あるのでしょうか、

食事後は腹ごなしに中華街の散歩、

私の奥さんと山友1号の奥さんは、

どこの店に入っても騒ぎまくって楽しそう、

元町を抜けて外人墓地、

この日は特別な日という事で、

普段は入れない桜咲く外人墓地の中を散歩する事が出来ました、

手前には満開の桜、遠くには中華街、

頂いた資料をに目を通すと、

色々な面で日本に貢献した方が日本で亡くなり、

祖国には戻らずこの地に眠っているようです、

そんな時、

山の庭のどこに眠りたいかなと、

そんな考えがふと私の頭をよぎって行きました!

寒くもなく、

熱くもなく、

桜咲くお食事会は気持ちよかったです!!

06:38 | watanabe | 桜咲く外人墓地 はコメントを受け付けていません
2013/03/11

 

今朝起きてリビングのドアを開けると、

『今日も気をつけてね、パパ』、

忘れないうちに言っておくと、

ママが泣きながら話しかけて来ます、

いつも思っていたけど、

今日からは言葉にする、

TVでは東北大震災特集。

 

週末の山は、

北側の斜面にはまだ雪が残っているものの、

3月の始めとは思えないほど暖かく、

雪の溶けた庭では、

土の中から新芽が顔を出しています、

あの震災から2年経が経ち、

今まであたりまえだった家族の笑顔が、

どことなく身に染みて感じるようになっています、

家族で山に来れる事が、

とても素晴らしい時間を過ごしている事に気がつき、

水と塩とお米が有り、

雨をしのげる場所さえ有れば何とか生きて行ける、

家族皆が元気なら、

いつのまにか、

そんなシンプルな考え方に辿りついいた感じです、

何にこだわっていたんだろう、

どんな生活を望んでいたんだろう、

水と塩とお米があり、

そして笑顔の家族さえいれば、

それで十分に幸せを感じる事が出来る、

そんな思いが身に染み込んで来たようです、

今回の山の生活は出来るだけシンプルに、

出来るだけ電気を使わず、

ここにある物で生活しようという事になり、

ママと娘が、

土鍋と薪ストイーブでお米を炊き、

炊きたての御飯に鮭カンをのせて少し蒸らし、

管理人から貰った少々の御漬け物、

山のシンプルな朝食は、

美味しい沢の水が、

お米の美味しさを、

一段と引き立てているようでした。

水と塩とお米があれば

07:40 | watanabe | 水と塩とお米があれば はコメントを受け付けていません
2013/03/05

 

雪の降る夜は天国の扉が見えるの、

天国の扉の前までは誰でも行けるけど、

天国の扉を開けるにはどうするか知ってる、

外は粉雪、

雪の降る夜に、

粉雪に呪文をかける君、

両手に抱えた総てのものに別れを告げて、

身に付けた総てのものに思い出を包んで脱いで、

素手で扉を叩くの、

そしたら誰にでも天国の扉を開けられるの、

簡単なことでしょ、

でもそのことに誰も気がつかないの、

ばかな話しでしょ、

扉の前で総て捨てるなんて、

何の為に一生懸命頑張ってきたかって思うわよね、

何の為に自分を捨ててきたかって思うわよね、

それでも最後に総てを捨てるだけの勇気がなければ、

その扉は死ぬまで開かないの、

死んでもその扉は開かないの、

だってよく考えてみて、

古代エジプトのミイラだって、

宝石だけは棺の中に置いてきぼりよ、

おかしな話しよね、

笑っちゃうわよね、

そんな簡単なことに気がつかないなんて、

 

しんと静かな日、

昨夜から振り続いた雪は、

私が両手にかかえていた総てのものを隠し、

昨日まで見ていた総てのものを隠し、

しんと静かな夜、

総ての音も、

総ての色も、

まだ捨てきれないものまで、

白い雪が隠して去って行く、

家の煙突からはパンを焼く白い香り、

長い冬は大切なことに気がつく季節、

雪の降る夜は、

夢を追いかけることを止めて、

大切な人を見つめる季節、

目を合わせる度に近ずく、

雪の降る夜は、

静かな季節。

11:05 | watanabe | 雪の降る日は静かな季節 はコメントを受け付けていません
2013/02/28

 

辛くはないですか

泣きたい時はないですか

道に迷ってはいませんか

あれから3年

少しだけ大人の笑顔になった君

ベットとテーブルしか置けない小さな部屋で

君は記憶をたどり旅して

とても奇麗とはいえない作業スペースで

幼い君に会える森に帰る

君は気づいていますか

何もないここに立っている君を見ていると

あの時のように幸せな君が見えるようです

何もない深い森の中で1人遊んでいる君が見えてきます

色鮮やかな落ち葉を森の中で拾い集め奇麗に並べ

ドングリと松ぼっくりで人形をつくり

木の枝を紐で結んで家を造り

あの時のように君が輝く森の中を遊んでいるようです

今の君がパパにとってはとても幸せそうに見えます

今の君が幸せを教えてくれる場所を見つけた事

それはパパにとってはとても幸せな事

君の20年の人生は

君が総て選びとった道

それが正しかったか正しくなかったなんて

誰にも分からない事

君が選んだ道をボロボロになっても歩き続けている姿は

今、とても幸せそうに見えます

この地上で自分の進む道を選び

その道を歩けるなんて

なんて君は幸せなんだろう

世界は広く

素晴らしい人に満ちあふれています

君がこれから何を選んで

どこに進もうと

君の側にいて幸せになれる人と巡り会おうと

パパは心配しない事にしました

それが君が望んだ事なら

それが君だけの道だから

それが君を幸せにする唯一の道だから

ここに立っている君を見ていると

パパは何も心配しない事に決めました

02:33 | watanabe | あの時のように はコメントを受け付けていません
2013/02/19

 

深夜から降り出した雪は窓に氷柱を作り、

朝陽にとかされ、

風に揺れて、

再び雫に変わり森へと還る、

今日の森は白く優しさが溶け合った冬景色、

枝に舞い降りた遠く旅した雪たちが、

冬の風に飛び立つ森、

昨日、月明りの青い夜に、

雪の中に君と僕が描いた2本の線は、

今日は誰にも見つからないようにと、

粉雪たちが隠してくれている、

あれから君と僕はどれくらい、

冬の森に来たんだろう、

静かな冬の森が、

滲んだ窓越しに聞こえる、

どんなに辛い事が有っても、

何も無い冬の森にいるだけで、

総て忘れる事が出来るの、

だから冬の森が一番好きと言って、

手の中で溶ける雪の結晶、

何度も、何度も、

舞い降りる結晶を手の平に受け止めようとする君、

今日の森は冬景色、

白い森が赤く染まりだす森が好きと言って、

森の中から朝陽が起きだす前から、

こんな風景が見たかったの、

滲んだ窓に額を押しあてて、

君の声が雪景色に響く冬の森、

こんな日は、

一日中部屋にいて好きな事をするの、

大好きなパンを焼いて、

大好きな人に食べてもらうの、

大好きな人と同じ時間を渡るの、

今日が終わらないうちに、

出来る事は総て、

そして今日を特別な日にするの、

今日の日は、

ずっと私が望んだ日だから、

いつもこんな穏やかな日が来る事を待っていたから、

外は粉雪、

キラキラ森の中を飛びまわる特別な日、

世界がどんなに変わろうと、

今日は私にとっては特別な日なの、

朝陽が色の無い世界を染め始める、

こんな風景が見たかったの、

君は窓に額を押しあてて、

冬の朝陽に微笑み、

窓の外は冬景色。

11:13 | watanabe | 窓の外は冬景色 はコメントを受け付けていません
2013/02/12

 

雪の森にそっと訪れる朝の光り、

粉雪が朝陽に驚き、

森の中を跳ね回るように飛び交い、

今日は白い、

Happy Birthday、

昨日君が枝にかけた、

ナッツのリング、

森の鳥たちでさえ今日は探す事が出来ず、

枝の先で君を待ち続け、

雪の森に鳴き声だけが飛びまわる、

Happy Birthday,

森にも街にも銀箔の君が降り注ぎ、

総ての悲しみを、

誰もの苦しみを、

君は黙って包みこみ、

白い朝を今日も届ける、

Happy Birthdayと歌いながら、

毎日がHappy Birthday、

きっと上手くいくHappy Birthday、

森の中で目覚めると、

激しかった色の無い世界は今は静まり、

総てを白い世界に変え、

かじかむ手を頬にあてれば、

白い吐息が森の中にこだまし、

誰もが忘れたい昨日を白い世界に隠し、

そしらぬ顔で今日を夢見る、

今日に目覚めると、

何かが始まりそう、

何かがありそうな、

Happy Birthday、

誰でも今日は、

Happy Birthday。

11:17 | watanabe | 誰でも今日は Happy Birthday はコメントを受け付けていません
2013/01/28

 

パパ、

私の腕の骨、

手首ですぱって折れて、

筋骨の一本も折れてた。

 

赤ワインを火にかけて、

シナモン、レモン、アップルを入れて、

冬の寒い日にはホットワイン、

君の差し出すグラスに顔を近ずけると、

鼻をくすぐるワインの香り、

口に含むと、

甘酸っぱくほろ苦く、

それは複雑で、

こんな寒い日は、

ホットワインが飲みたくなるわと、

微笑む君、

 

日が暮れて、

作業を終え山小屋の中に入ろうとすると、

月明りに照らされた森の中では、

あちらにもこちらにも、

ロウソクの光がちらちら、

夕方から夜に変わろうとする月の光に照らされて、

森の中の庭は青い雪景色、

月明りに照らされた森の雪に穴を掘り、

オレンジ色の炎のロウソクを、

ときおり吹く冬の風に揺れ、

雪景色の青い夜に、

森がオレンジ色になって揺れています、

遠くからランタンを持ち、

君が楽しそうに私の方に向かって行きます、

雪が降った日は、

ロウソクを灯してみたくなるわと、

微笑む君、

 

朝日がのぼる前から、

カメラを持ってトイレに座り込み、

雪山の向こうから、

朝陽が森の雪景色を照らす頃、

暖かい山小屋のトイレの窓から、

写真を撮り始め、

私が起きて来ると、

カメラの画面を私に差し出し、

白と赤の風景ってとても奇麗よと、

微笑む君、

 

階段の手すりが欲しいと言う君、

私の削った細めの曲り丸太を、

2人で階段を昇り柱にあててみる、

何度も、何度も、

少し削っては、

少し削っては、

2人で丸太を持って、

君の声が聞こえたような気がして、

振り向くと君は階段の上から、

丸太と一緒に崩れ落ちるように、

床に転げ落ち、

私がもう少しだけ、

君に気を使ってさえ上げていれば、

微笑む君を、

見れたはずなのに、

 

パパ、

今回は、

息が合わなかったね、

君が言う。

02:56 | watanabe | ホットワイン はコメントを受け付けていません
2013/01/15

 

窓の外は冬の訪れを告げる雪景色、

粉雪が鳥の声すら消し去る雪景色、

今日目覚めたら森は銀色の世界に包まれて、

静かに眠りについています。

 

小さな粉雪が窓の向こう側の森の中を降りる朝、

山小屋の暖まった丸太の室内から外を覗けば、

昨日までのポカポカ陽気が嘘のように、

今日は鳥も飛ばない雪の森、

薪ストーブに火を入れて朝食をすませ、

雪の降る中ブルーシートの下で作業開始、

ときおり森の中の穴を覗くと、

雪が歓声を上げながら、

静かな森の中に降りてきています、

粉雪は次第にポップコーンの大きさに変わりながら降り続け、

森の中の総てのもを銀色に塗りつぶしていきます、

雪はいつの間にか15cm、

この森を抜け出せる積雪限界までそんなに時間はかかりそうもない勢い、

作業を中断し家族全員であとかたずけを始める頃には、

危険な感じのする積雪量pm1:00、

荷物を満載した車はエンジン全開で、

新雪の森の中を抜け出そうと一生懸命、

自分のお腹を新雪にこすりつけながら、

何とか林道まで抜け出し、

雪で埋め尽くされた山の道を下っていると、

ラジオからは高速道路の通行止めの声、

いつのまにか田んぼがどこまでも続く関東平野のど真ん中pm3:00、

目に映るものは雪の降る中に、

見渡す限りの田んぼと数えきれない程の送電用の鉄塔、

ん〜〜〜〜〜、

シュールです!

街中に入ると急に車道の路面部分が凍り始めました、

前を行く車があっちにフラフラこっちにフラフラ、

やっとのおもいで大宮に辿り着いたのはpm7:00、

そろそろ路面全体が凍り始めてきたようです、

都内に入りこれで助かったとおもい、

首都高速道路の入り口に辿り着くと、

ん〜〜〜〜〜、

雪のため閉鎖!!

一般道路では車の数はそれほど多くないはずなのに、

先程からまったく動かない環状7号線、

反対車線ではトラックが道の真中でチェーンを付け始めています、

雪の敷き詰められて交差点では、

何時事故が起きても不思議のない、pm10:00、

やっと自宅近くに辿り着くと、

駅からゾロゾロとツルツル滑りなが家路につく人達、pm11:00,

こんな日には、

冬の渡り鳥でも移動しないよなと思いながら、

目的地に辿り着いたことを証明するように、

私は自宅のドアにカギを差し込んでいます!!

03:32 | watanabe | 森の穴から雪が降りてきています はコメントを受け付けていません
2013/01/09

 

新年あけましておめでとうございます、

本年も山小屋作りを頑張りますので、

宜しくお願いします。

 

年末からママの実家に泊まり込み、

ママの兄弟の子供たち7人はゲームと百人一首で大騒ぎ、

大人たちは交代制で麻雀大会、

今年からは私の上の娘も参加、

おい、おい、

そんなに早くリーチかけて大丈夫なのか、

親の心配もよそにすかさず、

ロン!!

ん〜〜〜〜〜、

新年の麻雀大会は、

私、ぼろ負けでした!!

ママの実家からの帰り道、

正月休み、

ん〜〜〜〜〜〜〜、

あと4日もあることに気が付き、

家族に山で過ごすお正月企画を提案、

これ又あえなく撃沈!!

ママと娘たちを自宅で下ろすと、

山の準備を始め、

自宅についてから1時間後には、

タッチ&ゴーで、

私1人高速道路を走っておりました。

 

1月3日の山の朝は気持ち良く、

山の凍るような朝は、

冷たい空気を深く吸い込むだけで、

目が覚めます!!

キッチンの蛇口をひねるとなんとお湯が出るではありませんか、

これで私だけの4日間の山生活も快適というものです、

今年は大友1号も2号も山に来ていなかったため、

4日間とも誰にも会うことなく、

誰とも喋ることなく、

朝起きると作業、

好きな時間に食事、

ときおり庭の雪の中に椅子を持ち出して、

1人でコーヒタイム、

寒〜〜〜〜です、

毎日私に会いに来てくれていたのは、

山のシジュウカラだけ、

御礼にとおもい、

毎朝鳥の餌台に向日葵の種を山盛り、

きっとシジュウカラは、

私に会いにきていたのではなく、

私のあげる向日葵の種を食べにきていたような気もします、

子供たちの歓声あがるお正月もいいですが、

1人で過ごすお正月も、

捨てがたいものがありました!!

05:28 | watanabe | 四十雀と過ごす新年 はコメントを受け付けていません
2012/12/21

ビッケが死んでから1ヶ月経ったけど、

ビッケどこに行っちゃたんだろうと思ってたら、

見たことのない女性が突然現れて、

『あらビッケちゃんのママ、

ビッケちゃんだったらあっちの方で楽しくやってるわよ』

エッ、そんなに早いの!!

私が毎日ビッケちゃん、

どこに行っちゃったんだろうと心配してるのに、

そんなに早いの!!

パパ、昨日の夢、びっくりしちゃった!

 

朝起きると山の気温は+1℃、

朝陽が出始めたばかりだというのに氷点下まで下がっていません、

ラッキーです!!

陽が昇に従って気温はどんどん上昇していきます、

前回の給湯器配管の失敗を取り戻すべく、

水漏れした部分の土をさらに掘り進み作業をしやすくします、

配管は山小屋の中で寸法どうりにカットして接着、

薪ストーブの前で接着部分が完全に乾くのを待ってから、

断熱材てカバーして被覆テープで固定した後に、

土の中に設置して、

後は土をかぶせるだけ、

なんて暖かいのでしょう、

ダウンベストを脱いでの作業、

土は一部が凍っていましたが今はほとんど溶けています、

12月の中だというのにまるで小春日和のようです、

総てがゆったりと動く小春日和のようです、

2週間前に雪の降る氷点下の給湯器の配管作業が嘘のようです、

キッチンの水栓から元気よくお湯が出ています、

ママ、大喜び!!

今年最後の山の生活、

ちょこっと早いのですが、

今夜は山友とメリークリスマス、

下の娘が先程から一生懸命ケーキを作っています、

白いトレイにママと一緒にディスプレー、

ママといえば先程から小春日和の森の中で、

モミの葉や杉の葉でクリスマスリースを作っています、

今年はお世話になった方が多かったので、

30個のクリスマスリースを作るそうです、

風のない森の中で、

今年も無事に山の生活が終わりそうです、

これから世の中はいままで以上に変化しそうです、

どんな時代になっても、

子供たちには好きな事をして、

生きていける道を、

探し出してくれればと思っております。

10:44 | watanabe | 12月の小春日和 はコメントを受け付けていません

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