ライブのフライヤーができました!
まずは詳細を告知させてください!
○ぽかぽか ぼさのば 昼ライブ 2014○
【日時】
3月23日(日曜)
open:12時 start:13時
【場所】
楽屋(らくや)@中目黒
Tel:03-3714-2607
【出演】
3-4-3(さん-よん-さん)
naminote(ナミノート)
【MC】
予約:2,000円 当日:2,500円
(+オーダー)
※ご予約は、各メンバー、もしくはお店までお願いします。
もしくはバンドまでメールください!
band_343@yahoo.co.jp
今回は、『naminote』(ナミノート)さんとの対バン・ライブです。
『naminote』さんは昨年、1stアルバム『Blue Vacation』を、オーマガトキ(日本コロンビア)よりリリース!
今、ノリにノっていらっしゃいます♪
最初に対バンをさせていただいてからもう、丸2年くらい経ちましたでしょうか。
ライブ当日のリハでそのサウンドを聴いて以来、ファンになりました。
それからことあるごとに対バンしていただいております。
そうして、昨年メジャー・デビュー♪
やはりです。
というわけで、『naminote』さんの「ボサノバ-シティポップス」サウンド、必聴です。
※当リンクからアマゾンのページに飛べます。試聴もできますので、ぜひ!
早春のお昼にピッタリ。損はさせません!!!
そうなんですっ!!!
『3-4-3』は今年、皆さまにぜひともオススメしたいアーティストの方々と共演していこうと思っております!
うすうす感づかれている方もいらっしゃるかもしれませんが…。
今年は“他力本願”路線です!!!
と言ってしまうと実もフタもありません。
違うんです(ほんとか!?)。
毎回のライブを、イベントにしたいと思っているんです。
目標としましては、ワン・シーズンに1イベント。
『3-4-3』を聴きに来ていただく、というより、イベントにお越しいただくというタッチで。
ワンマンで魅力あるイベントを作ればいい、っていう話でもありますが…
(そこは見逃してください!)。
さらに言うとですね。
世の中には、良質な音楽を演奏される方がたくさんいらっしゃいます。
そういった方々は当然、ファンを多く獲得されていますが、知らない人には聴かれていなかったりもするわけです。
そういった方々を、既存のファンではない方々にご紹介していきたいと考えております。
もっと多くの方々に聴かれるべきアーティストの方々を、『3-4-3』のファンの皆さまにご紹介したい!
聴いて良かったと思うことウケアイっ!!!
というコンセプトなのです。
その第一弾が、この『ぽかぽか ぼさのば 昼ライブ 2014』!!!
まだ『naminote』さんのサウンドを聴いたことがない皆さま、『naminote』さん、絶対おすすめいたしますっ!!!
聴いたことがある方も、ノリにノっている今の『naminote』さんのサウンドを、ぜひ!
そして、『3-4-3』の今のサウンドも! 何卒!!!
よろしくお願いいたします!
押忍
「指とピストン」と題しまして、「指をピストンから離さない奏法の修得に取り組んでいる」ことについて綴ってきました。
今回はその3回目、最終回です。
最終回にしていよいよ、そもそもそなぜにそれに取り組もうと思ったのか、について綴ってみたいと思います。
当シリーズ中、もっとも地味な内容になるものと思われます。
さてさて。
これに取り組む必要性に目覚めたのは、昨年の春先です。
ずばり、昨年の春にレコーディングしたシングルCDのイントロのフレーズが吹きにくく、その原因として“中指だけピストンから離れ気味”であることに気が付きました。
(録音する前々日くらいにやっと決まったフレーズでして…)。
で、なぜ中指だけが離れ気味になってしまうかというと…。
理由は、薬指にあります。
薬指って、独立していないじゃないですか。
中指と一緒に動いたり、小指と一緒に動いたり。とにかく動かしにくい。
その薬指をしっかりと動かすために、“中指で反動をつける”的なクセが身に付いてしまっていた、という次第なのです。
薬指で3番ピストンを押すとき、逆に中指が上っちゃう的な(逆反動運動<命名・太田>)。
押さえていた薬指を上げるときは、中指がさらに上っちゃう的な(順反動運動<命名・同>)。
というわけで、薬指を使う局面で中指がピストンから離れてしまう傾向があったのです。
とはいうものの、もっと早くにこのクセに気が付いても良かったはずですよね…。
気づくのが昨年の春先になったのは…。
まず前提として、実は薬指を使う運指の出現率は、本来少なめである、ということが1つ。
トランペットは、運指のパターンが全8種類しかありません(指を3本しか使わないので)。
1・オープン(何も押さない)。
2・1番だけ押す(人差し指だけ)。
3・2番だけ押す(中指だけ)。
4・3番だけ押す(薬指だけ)。
5・1番+2番
6・1番+3番
7・2番+3番
8・全部
で、これらの運指がすべて平均的に使われるわけではないんです。
薬指を使う運指は、登場頻度が低めです。ほかの運指で代用できることが多かったりしますし。
この理由を話し出すと長くなるので、理由は割愛します。
3番(薬指)を使う運指の、使われる頻度だけ紹介しますね。
1オクターブを半音で上がっていくと、12種類の音がありますが、最初の1オクターブ(ドから始めて)では
○12音中、4音(そのうちの3音は低いほうの音です。なのでそもそも使用頻度は低め)。
次のオクターブでは、
○12音中、1音(その1音は高めの音なので、そもそも使用頻度は低め)。
どうでしょう。薬指を使う頻度が少ないということを、分かっていただけましたでしょうか。
とりあえず、そういうものだと思い込んでください。
しかし、ぼくはここ2、3年、人と違う運指で演奏しているんですよ。
なぜかと言いますと。
トランペットって、ピッチ(音程)が低めな音が結構あるんですよ。
普通に吹いて、音程が悪い楽器なんです。
(この理由についても、話すと長くなるので割愛します。以前に書いたことはあるんですけれども…)
で、音程をどのように整えているかというとですね。
周りの音を聴きながら、唇やエアーをコントロールすることで、ピッチを整えながら吹く、のです。
下から数えて2オクターブ目のミの音と、ミ♭の音が特に低めです。
ところがですね、吹きながらピッチを上げるというのは、結構唇に負担がかかるんです。
バテてくると、なかなかピッチを上げ切れなくなったりします。
なのでぼくは、ミとミ♭の音を、いわゆる“換え指”で演奏することに決めました。
2年くらい前に。
普通、ミの音は“何も押さない”運指で演奏します。で、ミ♭は、2番を押すだけ。
それに対してぼくは、前者を1番+2番、後者を2番+3番、という運指で演奏しているんです。
運指的なやりにくさよりも、音程の取りやすさを選んだのです。
ちなみに、その2音を常に“換え指”で演奏しているトランペッターは、世界的にみてもほとんどいないはずです。
これまでプロ的な人にもたずねましたが、みなさん、まったくもって換え指で演奏するという必要性を感じられていませんでした。
口で調節できるから、です。
でもぼくは、それが苦手なので、違う道を選んだというわけなんです(威張れる話ではない…)。
で、2オクターブ目のミ♭は、美味しい音域(よく使う音域)の中にあるので、使用頻度の高い音なんですね。
ここでやっと結論です。
ミ♭を換え指で吹くことによって、中指がピストンから離れるクセが問題になってきた。
という話だったのです(ここまで長っ!)。
まあ冷静に考えますと、ミ♭を換え指で吹かなくてもですね、もっと早くに“中指だけピストンから離れがちである”ということに気が付き、矯正されていなければいけなかったという話ではあります…。
あまり使われないのをいいことに、3番を使う運指を滑らかにする練習を怠ってきた、というわけですよ…。
で、自ら3番(薬指)を使う頻度を増やしたらば、それが演奏の足かせになった、という、情けない話です。
しかし、いざ直そうと思っても、長きに渡って育まれてきたクセなので、なかなか治らないんですよね。
中指の動きを抑制することで、薬指の動きも鈍くなりますし…。
換え指を使って演奏することをやめる(元に戻す)という選択肢はありません。
音程を良くしたいからです(口でコントロールするほうが、総合的にみてぼくにとって難しい、という判断です)。
とにかく、ミとミ♭の音程が低いことには、長年悩んできましたから…。
今後も、“指とピストンがいつもくっついているように”練習に励むのみです。
ふー…。
話を最初に戻しますね。
件の曲のイントロの出だしのフレーズ、「パラッパッパラ〜」というフレーズなんですね。
最初の「パラ」の運指が、パ=1番、ラ=2番+3番(ここが普通なら2番だけでOK)。
この、ラ=2番+3番を素早く押す必要があり、なかなか上手くいかなかった、という話だったわけです。
たったこれだけのことが上手くいかなかったというのもなんか情けない話なのですが。
それだけ、中指が上がってしまう、というクセが根深かった、ということではあるんですが…。
ついでですので、その曲、YouTubeで聴けますのでお時間がございましたら…。
って、こちらではもう何回も紹介させていただいている曲ですので、聴いてくださっている方も多いと思いつつ…。
では、また来月も、元気に更新していきますね。
今後とも当コラムをよろしくお願いいたします(連載を始めて、ちょうど丸2年が経過いたしました!)
押忍
前回の続きです。
前回、地味なテーマかとは思いつつ、いつも以上に丁寧に書いたんですね(地味なだけに…)。
それが実を結んだのか、多少のご反響がいただけました。
コメント等くださった皆さま、ありがとうございました。うれしかったです。
で。
前回は、「指とピストン」というタイトルで、ピストンから指を離さない奏法の会得に努めている、ということを綴らせていただいたんですね。
そして、その話の中のポイントの1つに、“それは必要なことなのか”というのがありました。
それについて、コラムのアップ以後、若干考察を深めることができました。
それができたのは、同じくJunkStageライターの鈴木真一さんが、ぼくのコラムを読んでくださって、それに関する考察を書いてくださったからです。
該当コラムはこちらです。お時間がございましたら、ぜひお読みください!
鈴木さんは“元トンガ王国音楽教師”としてコラムを執筆されています。
ずばり、ご専門はトランペット。音大でトランペットを専攻されていたほどの方です。
今も現役でいらっしゃいます。
つまり、トランペット吹きとして、ぼくよりかなりバリューが高いのです。
で実は、昨年末のJunkStageの7周年パーティでお会いすることができまして、その時に件の奏法についてご意見を伺っておりました。
「必ずしも指とピストンがくっついていなければならない、ということはないだろう」とのご意見をいただいておりました。
で、この度改めて、鈴木さんにコラム内でもご考察いただけた、という次第なのです。
そのコラムによりますと、
「意識はしたことがなかったが、演奏して確認したところ、指はピストンからほとんど離れていなかった」と綴られております。
(その他、興味深い考察が展開されておりますので、お時間がございましたら、ほんと、ぜひぜひ!)
ところで。
ぼくは小学生時代にトランペットを始めたものの、中・高はトランペットをほとんど吹いていませんでした。
そして大学のジャズ研で本格的にトランペットを始めたものの、指導者につくことはほとんどなく、概ね独学でトランペットを練習してきたんですね。
(25歳くらいから2年間ほど、師匠について習っていたことはあるんですが)
なので、特に楽器を覚えたての時代に、一般的な指導カリキュラムを体験しておらず、普通はどうなのか、について、あまり分かっていなかったりするのです。
そんな中、音大で専攻されていたような方でも、“ピストンから指を離すべきではない”という指導は受けなかった、ということが知れて、とても有意義でした。
そして、“ピストンから指を離すべきではないということはマストではない”、と結論付けていいのでは、と思うに至りました。
そして同時に、“熟練するとピストンから指は離れなくなる” これもまた真理であると言えると思います。
さらに踏み込んで、以下のようなことも言えると思います。
他の楽器では、鍵盤なりキーなりから指を離すべきではない、ということが、楽器をマスターする上である程度早めに問題となるのに対し、
○トランペットでは、楽器をマスターする上で、そのこと以前にマスターすべきことがある(結構多く)。
○それらをマスターする頃には、自然、ピストンから指が離れなくなっている。
ということなのだと結論付けられます(自己完結)。
と考えるとですね…。
約25年もトランペットを吹いてきたのに、それができていなかった自分って…。
どぼじてどぼじて…(by 風 大左衛門)。
さてさて。
前回の内容をより深められたところで。
次回はいよいよ、カミングスーン的な勢いで、“なぜに今この技術の習得が必要になったか”について綴らせていただきますね。
しばし、お待ちください!
押忍
今回は、特に地味な話です。
このところのぼくの練習課題について綴らせていただこうと思います(ほんと、興味を引きそうもないテーマですけれど…)。
2つあります。
○オープンな音を出す。
○指をピストンから離さない。
(ピストンを押さえないときも、常に指はピストンにあてたままに)
で、今回は、2つめの「指をピストンから離さない」について、詳しく綴らせていただこうと思います。
これを意識し始めたのは、昨年の春くらいです。
以来、心がけて練習しているのですが、まだまだ、ピストンと指が離れてしまうことがあります。
ただ、結構できるようになってきました。やっと。
さて。
これを実践しようと思い立った理由は…。
とある壁にぶつかったからです。
その壁を越えるためには、抜本的に奏法を矯正するしかないだろう、と思い立ったのです。
しかし、その壁を克服するために選んだこのトレーニング自体が、相当に大きな壁でした…。
それはそれとして。
基本、どんな楽器でも、弦なり、鍵盤なり、キーなりに対して、指が大きく離れるべきではないはずです。
しかし、「ピストンと指を常にくっつけておかなければいけない」ほどなのか…。
学生の頃に、以下のような記事を読んだことがあるんですよ。
有名ジャズトランペッター(アメリカ人)のインタビューで、練習法について言及している中に
「指がピストンから離れないように相当練習したよ。指とピストンの間にコインを挟んでね、コインが落ちないようにしながらパッセージを吹くんだよ。わっはっは」
(最後の、「わっはっは」は、アメリカ人ぽくなるかなと思って、盛ってみました)。
これを読んでちょっと真似をしてみたんですが、押すとき以外はほとんど離れていて、まったくもって練習にならず、「次元が違いすぎる。この練習をしなければいけないのは、今じゃない」と思ってやめました。
しかし、そういうものかもしれない…、という意識は頭の片隅に置いてはあったんです。
で、この際、いまさらだけどこれに取り組もうと思った、という次第です(コインを挟む練習法は取っていません。拾うのが面倒です…)。
ところで、これは本当なのか、そうしないといけないのか…。
ちょっと調べてみました。
ピアノやサックスに関しては、「鍵盤と指は常に着いているべき」、「キーと指は離れてはいけない」というような記述を見つけることができるのですが、トランペットにおいてはそこまでの記述はほとんど見つけられませんでした(探し方の問題である可能性は否定できませんが)。
「ピストンと指が離れ過ぎないように」ということすら、それほど声高には言われていない印象です。
指を10本も使うような楽器ではそのあたりはシビアだが、トランペットでは3本しか指を使わない、つまり運指はそれほどまでシビアではない、ということなのでしょうかね…。
運指以上に超えなければいけない壁が多い、ということなのかもしれません(自分の楽器が簡単な楽器と思われたくないアッピールです…)。
で。
YouTubeで、上手い人の吹奏シーンもいくつか観てみました。。
分析結果は以下です。
○上手い人ほど、指は常にピストンとくっついている。しかし、離れる時もある。
ちなみに、とある大手楽器メーカーの教則動画を発見したのですが、その中で模範吹奏をされている先生は、結構指とピストンが離れていることが多かったです(離れる距離はそう大きな距離ではないのですが)。
ちなみに、タレントのローラさんもトランペットを吹かれるそうで、ローラさんがトランペットを吹いているYouTube動画を発見いたしました。
ローラさん、音は出せますし、音階も吹けるようですが、達者というほどではないご様子です。
そうして、ピストンを押さなくていい運指のときに、指がめちゃくちゃピストンから離れます。
その動画を見て、「ああ、やっぱり指が離れるのが普通だ。そして上手くなるに従って指は離れなくなる」ということを、逆説的に再確認いたしました。
一応リンクを貼っておきますね。ご興味がある方はどうぞ(ローラさんのトランペット吹奏動画)。
(ローラさんを引き合いに出して、記事をキャッチーに仕立てようと試みました…)
結論として、必ずしもピストンと指が常にくっついていなければいけない、ということでもなさそうです。
しかし、離れないほうがベターであることは事実のようです。
なので「常にくっついている」奏法を身に付けるまで、精進を続けます。
次回は、「なぜに指を離すまい」と思ったのかを、解説させていだこうと思います。
しかし、今回以上に地味で、かつ、その割に複雑な話になりそうなので、書く覚悟が決まるかどうか、現時点では不透明です…。
では、お楽しみに!(一応、言っちゃいました!)
押忍
こちらをご覧の皆さま、今年もよろしくお願いいたします!
2014年、初コラムですので、新年の誓いを綴らせていただこうと思います。
といいつつですね、良く吹き、良く聴き、良く作る。そして良く働く。
ただそれだけです…。
まあ、これもなかなか難しいんですけれど。
去年をみても、すべてまだまだ足りていなかったようにも思いますし…。
そして今年はさらに、
良く恋する。
…。
それはそれとして。
ちょっと話がそれますが、ぶっちゃけ、そろそろ老後を心配するお年頃です。
今年は年男。いわゆる丙午(ひのえうま)の生まれなんですね。
そして、次に年男になるときには60歳…。
この現実はひじょーに重いです(自分のぶろぐで同じことを最近書いたばかりですが…)。
しかし…。
少なくとも40代のあと2年は、やみくもに、
良く吹き、良く聴き、良く作る。そして良く働く。
これでいこうと考えています。
きっと、何かにつながるはずだと信じてみたいと思います。
何にもつながらなかったとしても、今より上手くなれたらそれでいいです。
正直、今よりかなり上手くなりたいんですが…。
地道に積極的に。
今年も、これをモットーに、地道に積極的に。
それでは皆さま、重ね重ねになりますが、今年も当コラムを、何卒よろしくお願いいたします!
押忍
2013年、当コラムをお読み下さいました皆さま、本当にありがとうございました。
心から御礼申し上げます。
月4回更新を自らに課しておおむね丸2年、今月も当コラムをもちまして、その目標をクリアです。
自分のブログはほぼ365日毎日更新しています、
それに比べてこちらは月に4回、回数としては全然少ないのですが…。
ある程度しっかりした内容で書かせていただきたいと思っておりますし(これでも)、「トランペットを吹いているところの太田祥三」として書かせていただいているので、テーマにもしばりがあるわけで、月4回は正直、一杯一杯です…。
でも、なかなか大変ではあるのですが、コラムを持たせていただけていることをとてもありがたく思っております。
しょぼしょぼなラッパ吹きなのですが、「トランペットを吹いているところの〜」ということで書かせていただけていることがとてもありがたいんです。
貴重な機会を与えてくださいましたJunkStageのスタッフの皆さま、ありがとうございます。
さて。
ラッパを吹いているところの太田祥三。
2013年、自己ベストを更新中です(大甘ジャッジ)。
3年前に会社を辞め、以来フリーランスのライターとして生計を立てているのですが、サラリーマン時代と比べて、相当に練習時間を確保できています。
努力と結果が比例しにくい楽器だと思っていましたが、やっただけの成果が得られている感触があります。
もちろん、まだまだ、まだまだです。ほんと、自分でもがっかりするレベルです。
でも、向上している感も得られているんです。
3月にシングルCDのレコーディングをしました。
実はですね、うちのバンドのレコーディングにおいて、ぼくのパートの録音がもっとも難航します…。
オッケーテイクが得られるまで、相当に時間がかかるんです。
録音をなんとか終え、今回も時間がかかってしまったなと廊下でうなだれて一服していたら、ドラムの純平くんが話しかけてくれました。
「いや、おーたさん、前より良くなってますよ。音が違ってる。芯が出ましたね」
この言葉は、本当にうれしかったです。
12月8日に行ったライブの録音を聴いても、残念な部分は山盛りながら、基本的な音色や音程の安定感などでは、自己ベストを出せたと思っています(あくまでも自己なので…)。
死ぬまで自己ベストを更新し続けることが、人生の目標です。
2014年は、よりアグレッシブに音楽と向き合いたいと思っています。
そして、それを受けて、ここもよりアグレッシブなものにしていけたらと思っています。
それでは皆さま、2014年も当コラムを、何卒よろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。
押忍。
今月の3本目のコラムが、とっても、とっても、難航しています…。
長文を書いては、消し…。
そして行き着いた結論は…。
CDを宣伝することにしました。
2011年、12月に発売した、『ループシュート』というアルバムを、今さらながらに宣伝させていただきたいと思います。
発売から時間が経っているので、アマゾンでも、ほとんど動いていないですね。
改めて、自分で今、聴いています。
何気に、いいですよ、このアルバム…。
いつか、導火線に火が付いて、大ヒットすることも、可能性としてはゼロではないです。
ええ。
で、YouTubeに、4曲上げてあります。
全8曲入りのアルバムで、半分をYouTubeに上げているという、太っ腹状態です(フルコーラスで上げているのは1曲だけですが)。
4曲あげているといいつつ、キラーチューンがまだ上がってないですね。
年明け、上げちゃおうかな、と、今、思い付きました。
それはそれとして。
今のところ上がっている曲は、これらです。
くぅ〜、何だかよく分からない曲ですが、なんだろ、この青春な感じ…。
くぅ〜(>__<)。
くぅ〜(>_<)。泣ける…。
07 いわし雲
くぅ…(>_<)。
…。
来年は、2ndを録音したい気、満々です。
押忍。
月に4ポストを自らに課し、概ね丸2年守れてきましたが、いよいよ今月は黄信号が点滅中…。
とりあえず、これが今月2本目です(25日なのに…)。
で、今回のコラムのテーマなのですが、年の瀬ということもあり、単独ではネタになり得なかった小ネタを、敗者復活的に複数、綴ってみたいと思います。
つまり、ボツネタ救済コラム、というわけです。
案外、改めて書いてみたら、面白かったりするかもです。
●『トランペットを吹くと、暑い!』
題名を読んだだけで、どうでもいい感じがぷんぷんですが、トランペットって結構疲れる楽器だ、ということを説明しようかな、と思ったわけです。
ちなみにネットで調べてみました。
そうしたら、だいたいの消費カロリー、簡単に調べがつきました…。
参考程度(あくまで目安)で載せてみますね。
立って1時間吹いて、120kcalくらいのようです。
えー、意外に少ないな…。
ウォーキングで、大股でさっさと歩いて、1時間で300kcalくらい消費されるらしいですが、それの半分以下…。
そんなもんですかね…。そんなもんかな…。
でも吹いてると、結構暑くなるんですよ。
ぼくは消音器をつけて、部屋の中で練習しているんですね、普段。
で、真夏、エアコンの設定温度28度、Tシャツ1枚、扇風機も弱で風を当てっぱなし(首振りはしないで)、それでも汗をかきますね。
冬の場合、エアコンの設定温度23度、しかし練習するときにはエアコンOFF、それでTシャツ1枚で30分も吹いていると、軽く汗ばみます。
…。
(やっぱりこのネタ、膨らみませんね…)
●『トランペットをたしなむ場合のランニングコストは?』
楽器をやっていると、どれくらいお金がかかるのか、ということをテーマにしてみようと試みました。
弦楽器は、結構弦が高かそうです。
木管楽器も、リードが消耗品ですから、案外、ランニングコストがかかりそうですね。
その点、トランペットは安いと思いますよ(楽器代は計算に入れないで)。
トランペットにおける日々の消耗品は、以下の2つくらいです。
ピストンにさす、「バルブ・オイル」と、スライド管部分に塗る「スライドグリス」。
「バルブ・オイル」は、吹く前に必ず毎回、さします。
ピストン自体が消耗パーツですから、そして摩耗してしまったら修理が効きません。
なので摩耗を抑えるために、オイルは絶対に必要です。
ぼくは1日に、何度か時間を開けて練習しますので、時間が開いたらその都度さします。
まあ平均、1日に2回はオイルをさすイメージで、1つのピストンに対して1、2滴程度で。
それで、1本1000円のオイルが、2か月くらいもちますかね。もうちょっともつかな…。
あと、「スライドグリス」。
これは、月に1度、楽器を水洗い(内部もブラシで洗います)した後に塗ります。
1つ1000円くらいのスライドグリスが、1年くらい使えますかね。
それ以外は、ほとんどお金がかからないです。
その、内部を洗うための道具も、まあ1000円くらいしますが、数年使えますし(でも、2、3年で壊れますかね)。
というわけで、ざっと計算して、月に600円程度でしょうか。
…。
(やっぱりだめでしたね…(>_<)。)
押忍
今日(12/13)、青山にある、日本におけるブラジル音楽の殿堂的ライブハウス、「プラッサオンゼ」さんで開催されていた、サンバセッションに行ってみました。
正直、ちょっと凹むことなどがあったりして、それどころではない気分でもありつつ、しかしそんなときだからこそ行くべきかな、なんていう風にも思い…。
ただ、サンバのセッションには参加したことがなく、そこでのそれがどんな感じなのかも分からず…。
結構、不安感一杯でした…。
サンバの有名な曲を吹けるということでもないですし(というか、何が有名な曲なのかもよく分かっていないです…)。
そして、セッションリーダーが、有名なサンバグループ『バランサ』のDENさんとCOKKYさん。
面識はございません…。
恐れ多い気持ちも抱きつつでした。
その一方で実はですね、『バランサ』の演奏を聴いたことがなかったんですよ…。
というわけで、半分は『バランサ』のライブを観に行く、そんな気持ちで行ってみた次第です。
(『バランサ』以外で、お二人の演奏をどこかで聴いたことはあるような気はするのですが…。しかしその記憶は曖昧です…)。
さてさて。
お店に着くと、もう始まっていました。
お二人の演奏は、最高でした。
日本に、こんなにかっこよくサンバを歌う、演奏される方がいたんだな、と、誠に僭越ながらですが、改めて思いました。
気持ちよかったです。
そしてパーカッションで参加されている皆さん。
プロの方も混ざっていましたが、いやー、愛好されている方々、多いですよね(^_^)。
そしてしばらく聴いていると、お店のオーナー、クラウジアさんに見つけていただけました。
クラウジアさんが、とても喜んでぼくを迎えてくださって、本当に有り難かったです(>__<)。)
どうせ行くんですから後悔がないようにと、大荷物にはなってしまうんですが、ラッパを2本持って行っていました。
トランペットと、フリューゲルホーンと。
ぼく的には、トランペットをメインに吹きつつ。
しかしフリューゲルに興味を示してくださる方が多く、その音色を褒めてくださる方もちらほらいて(本当にちらほらですが)、終盤はフリューゲルで押し通しつつ。
しっかし、やっぱ、音楽はいいですね。
いつも音楽に救われます。
そんなことを、しんみり思いました。
仲間に入れてくださったみなさま、ありがとうございました。
また来月も伺いたいと思います。
つーか、サンバは楽しいです。
もっと研究してみたいとも思いました。
押忍
禁煙を考えていらっしゃる方のご参考になればと、ぼくの『禁煙外来』体験を綴らせていただいている当シリーズも、今回でとりあえずの最終回とさせていただきたいと思っています(予定)。
トランペットを吹いているところの太田祥三として担当させていただいている当コラムなのに、このシリーズもいかがなものか、ではあったのですが、お付き合いいただけました皆さま、ありがとうございました。
さて。
11月29日に、最後の診療を受けてきました。
残り2週間分の薬を処方していただいて、受診はこれにて修了です。
最後の薬を飲み切った時に最後の診療を受ける場合もあるようですが、ぼくの通っていたクリニックでは、薬を処方しないのに足を運ぶのも無駄だろう、ということで、今回で終わりです。
賛成です。
で。
最初の受診から数えて計6回受診しました。
2週間に1度受診し、そこからの2週間分の薬を処方していただく、というルーティンでした。
クリニックによっては、途中、1か月おきの受診(薬も1か月分処方)にする場合もあるようですね。
総費用は概ね2万5000円弱かかりました。
途中、副作用を抑える薬を出してもらったりしたからでしょうか、思っていたより数千円多めにかかった印象です。
で、禁煙は継続しています。
吸いたいときがあるかと言われたら、朝起きた時、仕事をしていて考えが行き詰まった時、吸いたくなりますね。
食後に吸いたい気持ちは、結構なくなっている気はします。
薬の服用が終わってから、吸いたい気分がどのように変化するか、少々心配にも思いつつですが。
薬を飲むことで、たばこを吸いたい気持ちを抑える、煙を嫌なものとして感じる、という効果があるのですが、体質そのものを変えているわけではないので。
要は、たばこを吸うという習慣を消し去る、ことが、この薬の目的、とのことです。
12週間で、概ねその習慣を消し去れる、というコンセプトのようです。
先生いわく、「薬を飲んで煙が嫌になっていることを利用して、とにかくたばこを嫌いになれ」とのこと。
しかし、そうは言われても、それほど煙を嫌だとは思いませんし、たばこを吸っている方々は多く納税されているわけで、悪く思うこともできません。
何より、たばこはぼくの友達でした。
なので、こらからも悪く思うつもりはないですし、煙を嫌いになってはいないんですよね。
普通なら、もっと煙が嫌なはずです。その点、ぼくには薬の効き方が浅めな印象です。
しかし、もう吸いませんけれど。
通院がやっと終わったので、これから黒字化しなくてはいけないですから。
このモチベーションは、かなり大きいです。自信があります。
ただ、吸いたいか吸いたくないかと聞かれるなら、吸いたいときもありますよ、という話です。
さてさて。
今回は、これまでお伝えしていなかったことについてリポートしたいと思っています。
それは、禁煙補助薬の副作用について、です。
ぼくにとって、『禁煙外来』で禁煙することは思っていたよりも楽ではなかったのですが、『禁煙外来』を受診していなかったとしたら、禁煙できていなかったと思います。
もっと楽に禁煙できる人もいそうな気がしますので、これを皆さまにもおすすめしたい気持ちで一杯です。
であるからこそ、副作用について説明しておきたいと思う次第です。
って、それほど厳しい副作用があるわけではないです。
ちなみに、服用の手引きみたいな小冊子には、服用中はクルマの運転はしないように、と書いてあります。
眠気、めまい、等で事故が起きたケースがあるようです。
まあ、薬の副作用がどれだけ起因しているかはわかりませんが。
製薬会社的には、リスクヘッジの意味合いでそのように記載していると思われます。
ぼくが通っていたクリニックの先生いわく、「クルマの運転をする人にも処方する」とのことでした。
ぼくも、クルマの運転がやばいほど眠くなったりすることはないだろうと思います。
なので、クルマの運転をされる方でも、一応このことは頭に置いておきつつ、あとは自己責任のもと、服用されてみて良いのでは、と思います。
先生いわく「禁煙できることのメリットのほうが大きい」とのこと。ご参考までに。
で、その小冊子に書かれている副作用をすべて転載いたしますね。
・吐き気 ・頭痛 ・上腹部痛 ・便秘 ・お腹のはり ・普段と違う夢をみる ・不眠
これらが代表的な副作用、とのことです。
まず、お腹の痛みについて。
これは多分、風邪薬などがそうですが、空腹時だと胃に負担をかける、という類だと思われます。
なので、食後に飲んでいれば、それほど問題はないと思われます。
ただ、ぼくは最初の頃、食事より前に飲んでいました。
食後に飲むのが推奨ですが、先生いわく、「起きてから食事まで時間が開くのだったら、起きてすぐに飲んだほうがいい。夕食後すぐに寝てしまうのなら、寝ている間に薬が効いていても意味がないから、夕食より前に飲んだほうがいい」とのことでした。
ぼくの場合、起きてから最初の食事まで、3、4時間開きますので、起きたらすぐに飲みました。
で、夕食後にすると最初に飲んでから時間が開き過ぎるので、夕食前に飲んでいました。
ということで、お腹が痛くなったら嫌だな、という観点から、胃薬も処方してもらっていました(というか、先生が胃薬をすすめて下さったのです)。
結局今も胃薬は一緒に飲んでいます。
胃薬を飲まなかったことがないので、胃に対する攻撃度合いはよくわかりません。
薬が効いていて痛くなかったのか、それとももともと痛くなかったのか…。
で、その他の副作用ですが。
吐き気、頭痛、不眠、に関しては、特には感じませんでした。
しかし、便秘は顕著でした。それによってお腹がはりました。
なので、後半は便秘薬も処方してもらいました。最初は1種類を1錠、それでもあまり効果がなく別の薬を1錠足してもらいましたが、それでもあまり改善はされていません。
でも、何日も出ない、ということでもなかったので、まあ良しとしました(便意はあるのに、ちょっとしか出ない、という感じだったんです)。
で、『普段と違う夢をみる』なのですが。
なんだろうこれは、と思った方も多いのではないでしょうか。
というか、そもそも夢なんて毎日違うわけで、何を言っているんだろうか、という印象だと思います。
これ、確かにありました。
ぼくはこのように感じました。
「いつもより、内容がヘヴィになる」。
ピンチの夢、とか、がっくりくる夢って多いと思うんです。
そのピンチやがっくり感が、よりシリアスになるんですよ。
なので、いつもより怖さが増しますし、深刻度が重めになります。
夢だと分かった時、より安心する感じ。
まあ、悪夢、というほどでもないです。ただ、シリアスさは確実に増していましたね。
(ちなみに、えっちな方向の夢だった場合、過激度が増していたような気がします…)。
夢に関しては以上です。
あと、体に対して負担な感じはありました。
どっと体が重くなる、というか。
そう感じるときと、そうでもないときがあり、なんか重苦しいと感じても、数分で回復したりしますので、まあ、これも大勢に影響はないレベルかと。
さてさて。
とりあえず概ね、たばこを吸うという習慣は、体から取れてきている実感はあります。
習慣として大きいなと、改めて感じたのは、『一服休憩』ですね。
まあ、仕事をしたくない、モラトリアムの心なのですが…。
それに替わる行為として、「この1曲を聴いたら仕事に戻ろう」とか「コーヒーを飲み干したら仕事を始めよう」とかを実践しています。
このように、自ら習慣を改善しようとする気持ちは、大なり小なり必要だと感じました。
そうそう、やっぱり太りますね。禁煙すると。
ぼくは禁煙の前からダイエットをしていて、ピーク時より約6キロほど落としていたのですが、2キロほどリバウンドしました。
なんとか必死に、そのレベルを保っています。
前の感覚で言うと落ちてもいいはずなのに、落ちないんですよね。
これも先生いわく「腸の働きが本来のレベルに戻るので、同じものを食べていても太る」とのこと。
これは厳しい現実です。
薬の副作用ではなく、禁煙の弊害ですね。
そもそも、吸いたい気持ちが食欲に転嫁しがちで、かつ味がよく分かるようになり美味しくなって食欲も増すとよく言われるわけで、その上、普通に食べていても太るのでは、困ったものです。
2キロリバウンドしたところで留まっている自分は、結構がんばっているほうだと、自分をほめてあげています。
でもでも、やっぱりたばこ代は高いですよ。
そう思われるなら、『禁煙外来』おすすめしたいです。
結構、やめられると思います。
押忍