ちょっと時間が経ってしまいましたが、先日のライブの総括をさせていただきたいと思います。
まずは、6月13日(金曜)の、イベント司会のことから。
もう10日近く経つので、相当に昔のことのように感じます。
さてさて。
まず、これがどんなイベントだったのかをおさらいさせてください。
概要は以下です。
(以下、お店のHPより)
2014W杯ブラジル大会開幕記念
KBC The World Music Tour 2Days 第1夜
ワールドミュージック・ナイト
【スペイン/フラメンコ】Ramo de Rosas
【ブラジル/ボサノヴァ】Karen
【ドイツ/クラシック】♪4-2-3-1
【日本/殺陣】偉伝或
司会:太田祥三(3-4-3)
で。
このイベント、4年前にも開催されております。
ぼくらのバンド名がサッカーちなみということもあり、当時このお店をフランチャイズとしていたこともあり、お店のブッキングマネージャーとぼくらが相談して開催されたんですね。
そんな経緯から、今年もぼくらを主体的にお考えくださり、初日は演奏しないまでも司会でどうよ、という流れになった次第なのです。
そのお心遣いに、ただただ感謝しております。
とはいえ、ぼくはMCはほぼほぼ素人です。
バンドのライブでは、ボーカルのMCをサポートする程度でぼくもMCを挟みますし、それがぼくの知り合いの一部には好評だったりもしていますが、まあ内輪ウケというレベルなわけです。
今回の司会は、それに比べると相当にハードルが高かったです。
まず、ぼくのお客さんはゼロ。
バンドメンバーも誰1人いない、正真正銘の完全アウェイです。
(お店のスタッフの方々はすべてお友達ですから、その点ではホーム、とは言え…)
で、お店のブッキングマネージャーの方とツーマンで司会かな、とも思っていたのですが、完全ワンマンでした。
さらに、出演者の方の転換の時間、ずっとしゃべりっぱなし、という形式…。
演奏が終わったらステージの袖に駆けつけ、出演の労をねぎらい、そして話をつなげ、次の準備が整ったところで、紹介&スタートを告げる、という流れ…。
なんのために、ここまでハードルが高いのか、さっぱりわからないまま…。
(もちろん、ノーギャラ…。交通費持ち出し…)。
一応、録音しました。
せっかくやる以上、後から反省すべきと考えたからです。
ところどころ盛り上がっています。
各所からお褒めのお言葉もいただくことができました。
がんばったほうだと思っています。
しかし、お店のブッキングマネージャーの方からは、おほめをいただきつつも、有意義なご指導もいただきました。
基本、自虐体質なので、噛んだり、詰まったりすると自虐に走っていたのですが…。
「おーたさん、あれだけしゃべれたら大したものですよ。しかし、ネガティブなことをときどき言うのはいかがなものか。反応がなくたってみんなMCを聞いているものです。そんなとき、ネガティブな発言を耳にすると、テンションが下がってしまうものなんです。ネガティブな発言はやめましょう」
アーティストを育てるのがブッキング・マネージャーの仕事。
大いに鍛え上げられたぼく。
おかげで、MCとして、確実にスキルアップできました。
まじです。
問題は、この学びをどう活かすか。
(司会者じゃないからな…)
(いや、ライブのMCに、相当に活かしますよ)
押忍
2014W杯ブラジル大会が開幕しようとしております。
日本時間、6月13日午前5時に開幕カード、ブラジル:クロアチア戦がキックオフです。
今、まさにその時を待ちながら、今月1本目のコラムを更新している次第です(開会式が行われているようですが、まだテレビは着けていません。静寂です)。
そして…。
W杯が開幕するということは、かねてからお知らせさせていただいておりますとおり、W杯にかこつけたライブイベント、それも2夜連続のイベントに、2夜連続で出演してきます。
といいましても、初日は司会ですが。
といいつつ、まだお店のブッキングマネージャーには報告しておりませんが、一応楽器を持参いたします。
出演アーティストのお1人が知り合いでして、1曲演奏参加させていただけないものかとお願いし、快諾をいただけました(断りづらい、って話ですけども…)。
といいつつ、リハで合わせてみてだめだなと思ったら、勇気ある撤退も視野に入れております。
司会者が突然参加するハプニング性という観点でアリだな、と捉えていただけたらとは考えているのですが…。
さてさて。
3月のライブからちょうど3か月。
自己ベストの更新。
果たしたいものです。自己ベストを更新することが、毎回の目標です。
そのために十分な準備ができたか、否か…。準備ができたかどうか、これがすべてです。
その意味ではもうすでに結果はでているわけですね。
特に5月は忙しく、マックスには練習できていないです…。
まったく練習をしなかった日は1日だけでしたが、頑張れる余地はもうちょっとあったように思います。
ただ、上向き感はなくはないです(絶好調感はないのですが)。
日々の練習の中で、調子を定点観測しているんですね。
その感じからは、調子は悪くはないんです。
調子の定点観測とは、練習終わりのタイミングで、ちょっと難しめのフレーズがどれだけラクに吹けるか(どれだけキツいか)を試すんです。
練習は1セットを30分と決めているのですが、その30分終わりの都度、それを試します。
その感じ的には、調子は悪くないんです(半分自己暗示)。
そしてここ数日は、少々危険ではありつつ、ちょっと追い込んで練習を積みました。
唇に疲れを溜めてしまった感もなくはないのですが、若干絶好調感に近い感じが、ようやく出てきたかも…、という手応えも少しあります(さらに自己暗示)。
さらに最近、1つ、心のよりどころを見つけられた気がしています。
心が折れそうなとき、思い出して気持ちを建て直すためのよりどころ。
それは。
『腹筋は裏切らない』
バテていても、調子が悪くても、お腹に力を入れて吹けばなんとか音は出る。
って、音が出ても、フレーズを間違ってしまったらアウトなんですけれどもね…。
間違えようもないほど慣れたフレーズでも、突然の小さなアクシデントに動揺して、まったく思い出せなくなる瞬間があるんですよね。
ライブはメンタルだ、と、つくづく感じます。
とりあえずフレーズの反復練習は十分積みました。
それを信じて冷静に、そして『腹筋は裏切らない』これをよりどころに、自信を持ってステージに臨みたいと思っています。
まずは、明日の司会から。
司会に関しては、訓練を積んでいる芸ではありませんので、だめでもともと。
開き直って攻めてきたいと思います。
そんなこんなな、ライブ前の心境でした(まとまりがイマイチですみません…。試合が始まっちゃいそうです…)。
押忍
今月の最後が刻々と迫り来る中(現在31日の22時くらい)、自らに課した“月4本”のノルマ、その最後の1本が、ノープランです…。
…。
お!
ノープランと言えば!
あれはぼくが、21歳の頃でした。
年末でした。
大学のジャズ研の3年生の冬でした。
苦い思い出話です。
若気の至り的な話です。
恋の話ではないです。
で。
ところでぼくは、日本全国、行ったことのない都道府県はありません。
とは言っても、ほとんどが仕事で、ですので、駅、もしくは空港から現場を往復するだけで、観光スポットへはほとんど行ったことがありません(泊まりの場合、多少歓楽街は俳諧しつつ…)。
自腹で行ったことのある遠くの道府県は数えるほどしかありません。
その中の1つに、石川県があります。
中学の国語の先生が、「日本海側はすごい」とよく言っていて、どれほどすごいのか興味があったのと、雪国に興味があったのとで、なんとなく石川県に憧れを持っていたんです。
で、3年の冬休み、最後の定期演奏会も終わったことだし、鈍行でぶらっと、宿も予約せず、かねてから憧れていた石川県まで、1人で行ってみることにしました。
ほぼ思いつきで。2泊3日くらいの感じで。
ラッパは持って行きました。
旅行に行くからと言って、練習を休みたくなかったんです。
で、初日。夜に山中温泉か山代温泉かどちらかに辿り着き、しょぽい宿をなんとか見つけ。
で、次の日は金沢市内を散策しました。
何メートルも雪が積もっていることを期待していたのですが、年末くらいだとない時はないようで、街には雪はほとんどなかったですね。
そもそもノープランでしたし、お金もそんなに持っていなかったですし、冴えない感じがマキシマムでした。
観光名所も予習しておらず、金沢市内もどこに行けばいいかわからず(兼六園くらい行けよって話ですよね…)。
とりあえず、ラッパの練習をしようと思い立ちました。
確か金沢には、金沢大学があったはずだと思い出しました。
なんか調子こいてたんですね。
“道場破り”よろしく、金沢大学のジャズ研の部室に行って、セッションを挑んでみようと思い付きました。
バスに乗って、なんとか金沢大学まで辿り着き…。
鼻息もあらく学内を歩き、その辺にいる学生に「ジャズ研の部室はどこか」と訊ね、
あの辺のどこかにあるのでは、と教えてもらって、そして部室を見つけ出しました!
…。
冬休みで、部員は誰1人いませんでした。
…。
ですよね…。冬休みだからぼくも旅行しているわけで…。
でも…。
冬休みで良かったです。赤っ恥をかいて撃沈するのが関の山でしたから。
今でも、たまーに思い出しては、冬休みでよかったなと、安堵します。
…。
さてさて。
明日は、6月14日のライブに向けてのリハ日です。
調子は上向きです(自己暗示)。
押忍。
今回は、最近どんな練習をしているのかについて書いてみたいと思います。
非常に地味な話ですけれども…。
はじめます。
このところぼくは、“コピー”に精を出しています。
今度のライブで、ブラジルの曲のカバーを1、2曲入れようと思っていまして。
そのスジではそこそこ有名な曲で、今回はそれぞれこのバージョンをお手本に、というように参考となるバージョンを決めました。
1曲、ホーン・アレンジが細かいバージョンをお手本としています。
そっくりそのままコピーする前提ではないので、メンバー各人がそれをもとに、今まさに自分がどう演奏しようか考えているところだと思います。多分。
で、ぼくは実はこっそり、むしろ割とそのままコピーして臨もうと考えているんですよ。
今週末にリハがありまして、その感触で、もろもろ方針を見直す可能性はあるのですが。
それはそれとして。
コピーは苦手です(譜面も苦手ですが…)。
まあもちろん、やっぱり練習にはなりますよね。
日々の練習は、基礎的なメソッドを繰り返し繰り返しやるのがベースで、それにプラスする練習が非常に大事なのですが、時間が取れずに基礎だけで終わる日も少なくありません。
本来は、体が未体験のフレーズをたくさん吹いてみる必要があると思います(すごく当たり前な話ですが…)。
なので、もうほんと、いろいろ片っ端からコピーしていったりとか、やるべきです。
しかし、普段はあまりやっていない…。
時間がかかるんですよ…(こんな言い訳、なしですけれど…)。
フリーランスなので、仕事の合間に練習することが可能で、おかげで会社員時代より多く練習を積めています。
普通は、30分吹き続けて、時間をおいてまた30分吹いて、というように練習をしています。
しかしコピーの場合は、1時間続けてトライして、しかし、聴いている(音を取る)時間が多くて。
というわけで、1時間集中して取り組んでも、吹いた〜、という手応えを得られにくいんです。
効率良く練習をしたい、つまり、短い時間で効率良く体に負荷をかけたいと考えると、コピーは非常に非効率的です。
という理由(言い訳)で、普段遠ざけ気味なんです。
遺憾な状況ではあるのですが。
で、今回の話に戻ります。
今回取り組んでいる曲のホーンセクションパートは、ほんと、難敵です(皆さんに曲を教えていないことをいいことに、大変アッピールです)。
音が細かいのと、リズム(歌い回し)が体になじみにくくて。
とにかく、細かく刻んでコピーしています。
CDプレーヤーに、「A-Bリピート」という機能があるのでそれを活用して、解析したいフレーズだけを延々リピートして歌えるようにします。
そして、なかなか歌えず、歌えてきて吹いてみるも、なかなか体になじまず…。
寝る前のリラックスタイム(寝酒タイム)には、重要なフレーズを含んでいるワンコーラス分くらいを延々リピートして、ひたすら歌う練習をしています。
さすがにワンフレーズ単位で延々リピートしているとちょっとストレスフルですので、せめてコーラス単位にしているわけです。
リラックスタイムにリラックスしていては、時間がもったいない、ということで。
そうして寝落ちているという今日この頃…(さほど成果もなく…)。
で。
今週末のリハまであと数日。
とりあえず、最後の山場を残し(この部分はそもそも回避するかも…)、できそうな部分はひととおり音取りまではできたかな…、という段階です。
しかし…。
細かいフレーズを吹くのは、そもそもぼくのスタイルではないですね…。
ロングトーンに命をかけるタイプです(ここタイトル『青空にロングトーン』は、まさにその決意表明です)。
そうでしたそうでした。
自分を見失うところでした。
と、逃げ腰丸出しで、今回の投稿を終わりとさせていただきます(しかも尻切れトンボ感がはんぱない…)。
今回のこのトライが、もろもろ役立っていることを祈りつつ…。
押忍
今月も早、22日。
しかし、まだ2本目のコラム…、ということで、苦しんでいる感がありつつです…。
そして、前回、前々回とも告知的内容だったにも関わらず、今回も告知的なタッチです…。
なんと…。
司会者としてイベントに参加することになりました。
演奏は行いません。
こんなイベントです(会場であるお店の、ホームページ内スケジュール欄のテキストを転載させていただきます)。
○6/13(FRI)
2014W杯ブラジル大会開幕記念
KBC The World Music Tour 2Days 第1夜
ワールドミュージック・ナイト
【スペイン/フラメンコ】Ramo de Rosas
【ブラジル/ボサノヴァ】Karen
【ドイツ/クラシック】♪4-2-3-1
【日本/殺陣】偉伝或
司会:太田祥三(3-4-3)
※京王線・仙川駅から徒歩8分くらいのライブカフェ『KICK BACK CAFE』さんで行われます。
とっても面白そうな内容です。これはおすすめです!
(前売り1500円、オーダー別、19時開演です!)
で、ぼく個人的には大いにびびっている…、という次第なのですが…。
なんでこんなことになったかと言うと、次の日は同会場で、同じイベントの『第2夜』が行われるんですね。
それこそがまさに、既報の、以下ライブです。
○6/14(SAT)
2014W杯ブラジル大会開幕記念
KBC The World Music Tour 2Days 第2夜
ブラジルナイト 3-4-3 & バランサ
この状況を“拡大解釈”いたしますと、ぼくらのバンド『3-4-3』が、2日間にわたって行われるこのイベントの、イメージキャラクター的になっているという…(完全なる拡大解釈)。
まあ、このイベントが4年前にも行われ、その時も出させていただいていて。
ぼくらのバンド名がサッカーちなみということがあり、バンドとして女子サッカークラブ『スフィーダ世田谷FC』を応援しているということがあり、そしてサッカーのユニフォームを着てライブをしているということがあり、何より、お店と懇意にさせていただいているということがあり、このイベントの企画段階からお声かけをいただいているんです。
そんなもろもろの流れから、このような形になったという次第です。
そんなこんなではありますが、事象だけを見る限り、ぼくの音楽活動が発展的方向で半歩くらい前進したかのような雰囲気を感じなくもないような、そうでもないような…(そうでもないですね…)。
しかし、返す返すも、ぼくに何ができるのか、大いに不安です…。
なんとか少しでも場が盛り上がるように、もがいてみたいと思っています。
このような大役をいただけたことに感謝の気持ちを持ち、全力を尽くしたいと思っています。
で、どちらかに行ってみようかな…、と思っていただける場合は、それはやっぱり、14日のほうへ…。
両日とも来てくださって方には、2日目の1オーダー分を、ぼくが持たせていただきます。
(今とっさに思い付いた特典ですが、多分、無傷ですむものと思われます…)
両日とも、ご予約をいただいたほうがお得ですので、以下、バンドHPに記載のメールアドレスまでご連絡ください!
よろしくお願いいたします!
押忍
6月14日(土曜)のライブの、フライヤーが完成しました!
どん!
と言いますか、前回のコラムでも、このライブのことをネタにさせていただいたばかりなのですが…。
連チャンですみません!
いや、いろいろと考えたんです。
トランペットとトロンボーンの両方を吹く人は少ない話とか(地味っ)、若い頃のオカマを掘られたり掘られそうになった話とか…。
上手くまとまらず、しかしこのタイミングで今月1本目をアップしておかないと、ということで、フライヤー紹介です。
重ね重ねになりますが、今回のライブは「2014W杯ブラジル大会開幕記念☆ブラジルナイト☆」です。
そして、本物のサンバを聴かせてくださる『バランサ』さんとの対バンライブです。
なので、今回は、モロ・ブラジルです。
これ、見られる環境によっては緑が明るく(蛍光色っぽく)見えるかも知れないのですが、実際は割と深みのある良い緑なんです。いい色合いです。
…。
そしてこれ以上書くことがないという…。
お伝えしたいことはただ1つです。
皆さま、ぜひ…。
ぜひお越しください!
そうそう。
バンドのHPでも同じ情報をアップしています。
アップしたのに、訪問者が少ないっ!!!
ぼくを勇気づけるためとお考えいただき、せめてHPを覗いてください!
(そしてHP記載のメアドより、激励メッセージをっ!!! 余力がございましたらご予約も)
そして、こんなコラムになってしまったことを、当サイト理事の皆さまに、謹んでお詫び申し上げます。
押忍。
次回ライブの宣伝をさせてください!
次回は、6月14日(土曜)、仙川(京王線)の「KICK BACK CAFE」さんで行います。
題して
2014W杯ブラジル大会開幕記念 KBC The World Music Tour 2Days
第2夜 ☆ブラジルナイト☆
4年前もサッカーW杯にちなんだライブイベントが同店で開催され、サッカー好きのバンドといえば「3-4-3」だろうとお声かけいただき、出演させていただきました。
今回は同イベントがさらにパワーアップ! なんと2夜連続開催に!
初日は「ワールドミュージックナイト」、そして2夜目が「ブラジルナイト」と銘打たれています。
ぼくら『3-4-3』は、ブラジルの音楽に影響を受けつつのバンドではあるのですが、そうはいっても実際は単なる日本語ポップスバンド。
しかし、対バンに超強力な、本物のサンバ・グループをお招きいたしました!
『バランサ』さんです!
ところで、超ざっくりとサンバについてご説明させてください。
サンバには、大人数で隊列を組んでパレードするようなタイプ(いわゆるカーニバルのサンバ)と、『パコージ』と呼ばれる、少人数で演奏するタイプの、2種類があるんですね。
で、『バランサ』さんは後者のタイプ。
そして、とにかく“本物”なんです。
日本におけるサンバ・シーンの、トップランナーと言って過言ではありません。
詳しくは、『バランサ』さんのホームページをご覧ください! こちらです!
今回、『バランサ』さんにご出演をお願いしたのは、ぼくです。
お店の方と、また今年もW杯にちなんだイベントをやろうといういう話になり。
W杯ブラジル大会にちなんだイベントにするならば、サンバ祭りでもいいのではないか、と考えて、で、『バランサ』さんにご出演いただけたらそれだけでサンバ祭りは成立するなと考えた、という次第なのです。
「人のふんどしで相撲をとろう」的な発想です。
それはそれとして。
とにかく『バランサ』さんの音楽は、一聴の価値アリ、です。
『バランサ』さんの音楽を、もっと多くの方に聴いていただきたい!
本当のサンバとはどんな感じなのか、ぜひご体験いただきたい!
心からそう思っています。
もちろん『バランサ』さんは多岐に活動されているので、その気になれば聴くチャンスはたくさんあるのですが、ブラジル音楽専門のライブハウスに出かけるのも、なんとなく敷居が高いのではないかと…。
今回は、とりあえずお付き合いで『3-4-3』を聴きに行くと、同時に、普段なかなか聴くことができない本物のサンバサウンド、『バランサ』さんの音楽を体験できる、というわけなのです!
まさにW杯ブラジル大会が開幕したばかりの時期に、世の中がブラジルの話題で持ちきりになる中、日本にいながらにして本物のサンバに触れ合える…。
どうですかっ!!!
いかしていますっ!!!
会場:18時、開演:20時、ご予約2000円!
ご予約は、バンドホームページに記載のメールアドレスまでお願いいたします!
よろしくお願いいたします!
押忍
次回ライブの宣伝をさせてください!
次回は、6月14日(土曜)、仙川(京王線)の「KICK BACK CAFE」さんで行います。
題して
2014W杯ブラジル大会開幕記念 KBC The World Music Tour 2Days
第2夜 ☆ブラジルナイト☆
4年前もサッカーW杯にちなんだライブイベントが同店で開催され、サッカー好きのバンドといえば「3-4-3」だろうとお声かけいただき、出演させていただきました。
今回は同イベントがさらにパワーアップ! なんと2夜連続開催に!
初日は「ワールドミュージックナイト」、そして2夜目が「ブラジルナイト」と銘打たれています。
ぼくら『3-4-3』は、ブラジルの音楽に影響を受けつつのバンドではあるのですが、そうはいっても実際は単なる日本語ポップスバンド。
しかし、対バンに超強力な、本物のサンバ・グループをお招きいたしました!
『バランサ』さんです!
ところで、超ざっくりとサンバについてご説明させてください。
サンバには、大人数で隊列を組んでパレードするようなタイプ(いわゆるカーニバルのサンバ)と、『パコージ』と呼ばれる、少人数で演奏するタイプの、2種類があるんですね。
で、『バランサ』さんは後者のタイプ。
そして、とにかく“本物”なんです。
日本におけるサンバ・シーンの、トップランナーと言って過言ではありません。
詳しくは、『バランサ』さんのホームページをご覧ください! こちらです!
今回、『バランサ』さんにご出演をお願いしたのは、ぼくです。
お店の方と、また今年もW杯にちなんだイベントをやろうといういう話になり。
W杯ブラジル大会にちなんだイベントにするならば、サンバ祭りでもいいのではないか、と考えて、で、『バランサ』さんにご出演いただけたらそれだけでサンバ祭りは成立するなと考えた、という次第なのです。
「人のふんどしで相撲をとろう」的な発想です。
それはそれとして。
とにかく『バランサ』さんの音楽は、一聴の価値アリ、です。
『バランサ』さんの音楽を、もっと多くの方に聴いていただきたい!
本当のサンバとはどんな感じなのか、ぜひご体験いただきたい!
心からそう思っています。
もちろん『バランサ』さんは多岐に活動されているので、その気になれば聴くチャンスはたくさんあるのですが、ブラジル音楽専門のライブハウスに出かけるのも、なんとなく敷居が高いのではないかと…。
今回は、とりあえずお付き合いで『3-4-3』を聴きに行くと、同時に、普段なかなか聴くことができない本物のサンバサウンド、『バランサ』さんの音楽を体験できる、というわけなのです!
まさにW杯ブラジル大会が開幕したばかりの時期に、世の中がブラジルの話題で持ちきりになる中、日本にいながらにして本物のサンバに触れ合える…。
どうですかっ!!!
いかしていますっ!!!
会場:18時、開演:20時、ご予約2000円!
ご予約は、バンドホームページに記載のメールアドレスまでお願いいたします!
よろしくお願いいたします!
押忍
出演が決まってから、約42時間後にステージ、という強行ライブを行いました。
とりあえずレア・ケースではありますので、顛末をさくっとレポートさせていただきます。
最初のオファーは、4月23日(水曜)のお昼前くらいでした。
6月14日にライブを行う、ここ5年くらいフランチャイズ的に出させていただいているライブカフェ「KICK BACK CAFE」(仙川・京王線)のブッキングマネージャーの方から電話をいただきました。
なんでも、
「明後日のステージで出演キャンセルが出た。3組登場のライブイベントで、まあ2組で敢行してもいいのですが、おーたさん、何かやりませんか」
とのこと。
無茶ぶりマキシマムです。
「10回のリハより1回のライブ、というような観点で、普段の『3-4-3』ではなく何か新ユニットとかで」
無茶ぶりマキシマムです。
ただ、ぼくを演奏家的に扱ってくださることに有り難さを覚えました。
といいつつ…。何かをできたとしても、所詮は付け焼き刃。そこに意味を見い出せるのかな、と…。
しかし、請われたことに応えようと考えることは大事なのではないか、何かが生まれるのではないかと考え、とりあえず検討をするということで電話を切りました。
こんな自問自答をししつつ、器用なギタリストが確保できたら、ぼく的に得意な曲をやれば乗り切れるかな、と考えて。
で、思い当たる節にオファーを。
そしたら、ジャズ研の後輩でプロ活動をしている貴水玲央くんの身柄を確保できました。
ところが。
午後3時頃、その旨をお店に連絡するも、お店はお店で他へもオファーを出されていて。
まあぼくもそもそも消極的でしたし、他に良い方がいるのならそちらがいいですよ、と。
そして待つこと数時間。夜の9時過ぎに、結局出演が決定した、という次第でした。
ラッパでブラジルの歌物のメロディを取るインストバンド、というコンセプトは、15年以上前から温めているコンセプトではあります。
当時、それ用にバンドを組み(ドラム、ベース、ギター×2、トランペット)、1年少々活動したことがあります。
いつか、なんらか、とは思いつつ、しかし明後日とは…。
早速セットリストを考え、それらの曲の音源サンプルと譜面を用意。
次の日のお昼前に、貴水くんの最寄り駅まで、外出ついでに寄って資料を手渡し。
当日の20分ほどのサウンドチェック時と、その後の打ち合わせのみで本番を迎えました。
お客さんゼロを覚悟しつつ、なんとお二方がご来場!
これには泣けました…。
1人は大学のジャズ研の同期、T橋くん。かの「クレージーケンバンド」のキーボーディストです。
ご近所にお住まいで、しかも奇跡的に当日オフ。
4月の頭に同窓会があって、そこで10年ぶりくらいに再会して、その流れで今回の情報をキャッチしてくれて(FBでつながり、そこで情報をつかんでくれたわけです)、来てくれたのでした。
もうお1人は、お店の常連の女性の方。
当日は、たまたまお食事に来られたようでしたが…。
その方とは同店のセッション大会でお友達になっていて、よく知った方です。
お店のスタッフの方々もほぼほぼお友達ですので、お店の方にお届けするつもりでステージに立ったのですが、お客さんがいたことが、本当にうれしかったです。
出来は…。
それについてどうこう言っても、まあ、その…。
自分の実力を再確認でき、さらなる精進を誓うことができました(録音を何回か聴いてみて、良かったところもちょっとは見つかりましたっ!!)。
ライブが終わって、ギターの貴水くんと、T橋くんとバーで終電までのんびりと。
両名とじっくりとお話できたことが最大の成果でした。
しかし、相当な成果でしたね。
さてさて。
春は新しいチャレンジの季節です。
なんだかよく分からなかったんですが、よく分からないことをいろいろと試して試して、そういうことが必要なんじゃないかと、最近思っていたところだったんです。
ということで、とりあえず、やって良かったと思っています。
地道に積極的に。
これがここ数年のテーマですし。
これからも。
押忍
トランペットって、いやすべての楽器がそうなのでしょうけれど、良い音を出すためには、良い音が頭の中で鳴っている必要があるんです。
逆に言えば、イメージしている音しか出せない。イメージできていない音は出しようもない、ということだと考えています。
口笛なんかでもそうです。
試しに何気なく口笛を吹いてみてください。
今度は、今まで自分が聴いたことのある口笛の中で。もっとも良かった音をイメージして吹いてみてください。
後者のほうが良い音がしたはずです。
あながち、気分だけの問題でもないんです。
良い音をイメージするだけで、自然とお腹に力が入り、口の中で音を響かせようと舌の位置を下げて空間を広げてみたり、そのようなことが無意識にできていたはずです。
イメージした良い音に、体が向かっていくんですね。
トランペットでも同じです。
他の楽器と比べて、イメージすることで自然とその音に近づく比率は高いと思われます。
体で音を出す、という意味合いが大きい楽器だから、だと思われます。
で、何が言いたいかというと、「良い音を聴くことは、闇雲な練習よりもよっぽど練習になる」ということです。
良い音をイメージできるようになるからです。
といいつつ、ぼく、トランペットのコンサートに普段ほとんど行っていないんですよね。
ジャズを積極的に聴かなくなっていて、吹奏楽やクラシックもほとんど聴きませんし…。
なんやかんやライブはよく行きます。しかし、シンガーの方のものがほとんど。
それも、1〜3人くらいの小編成の場合がほとんど。
やっぱり生のトランペットもたまには聴かないとな、と、心の隅で思っていたところだったんですね。
そこに、気になるライブを発見!
行ってきました。
今回のコラムは、本当のところを言うと、そのライブに行ってきたことを書きたかっただけなんです。
でもそれだけでは単なる日記なので、無理矢理、上記をくっつけた、という次第です。
いや〜、素晴らしかったです。
日付けは4月20日(日)。
場所は青山のプラッサオンゼさん。
このコラムでも、何度か触れたこともあるんですが、日本におけるブラジル音楽の殿堂、みたいなお店です。
ぼくはここ数年、なんやかんやと通っていまして、そして今月のスケジュールを何気なくチェックしていて、今回のライブの情報を知り得ました。
ぼくはブラジルのポップスが好きで良く聴いています。
ぼくが良く聴いているシンガーソングライター達にひっぱりだこのブラジル人ミュージシャン達がスペシャルなライブをする、とのこと。
編成は、ドラム、ベース、ギター、サックス、トランペット、ゲスト・キーボード、とのこと。
実はぼく、ブラジル人のミュージシャンの方々、名前を覚えるのが苦手なんですよね。
理由は2つ。
CDのライナーの文字が小さくて読めない!
名前を発音できない(どう読んでいいのかわからない)ので、響きとして名前を覚えられない!
この2つです。
なので、名前を聞いてもあまりピンときていませんでした。お恥ずかしながら…。
で、とりあえず、今回のライブのリーダーの方の演奏をYouTubeでチェック。
好みのサウンドです。
トランペットの方もいらっしゃるし。
ということで、あらかじめ予約を入れておいたわけです。
会場に着くと、ブラジル音楽の伝道師とも言うべき、ケペル木村さんが客席にいらっしゃいました。
僭越ながらぼくはケペル木村さんと懇意にさせていただいております。
なので、ケペルさんの前の席を確保させていただきました。
そして、このメンバーの方々についての情報を得ることができました(なんたるラッキー、そして贅沢さ)。
なんでもこの方々は、ブルーノート東京で公演中の、マルコス・ヴァーリさんのバックメンバーとして来日されているとのこと。
マルコス・ヴァーリさんのことをご存じの方は多いはずです。
もっとも有名な曲は、「So Nice(Summer Samba)」でしょうか。
聴けば、100人いて99人の方は聴いたことがある、と思うはずです。
ブルーノート東京で、3日間計6公演。2日公演して、1日休んで、もう1日公演する、というスケジュールのオフ日だったわけです。
ぼくは、マルコス・ヴァーリさんの来日を知らなかった節穴野郎だったわけですよ。
しかし、そのバンドメンバーのスペシャルライブを、よくぞキャッチしていたぞ! えらいぞ! おれ! とちょっとうれしくなりました。
そしてぼくが座ったその席が、トランペッターの方の真ん前。
楽器の先端からぼくまでの距離は、1mを切っていました。
なおかつ、コンパクトなお店なので、サックスとトランペットはマイクを使っていませんでした。
正真正銘、生音を、至近で体に浴び続けることができたわけです。
またその方の音色が、近年ぼくが理想と考えている方向の音色で。
ライブが終わった直後、ケペルさんがぼくにこうおっしゃいました。
「おーたさん、今すぐにでも弟子入りしたくなったでしょ(^_^)」
いやいや、ケペルさん、この1時間半あまりここで聴けて、そして吹き方を見られたことで、すでに相当量のレッスンを受け終わった心境です。
あの音色。体にインプットされました(現地でCDも買ってきましたので、忘れそうになったら聴き返します)。
そして、口の周りをずーと観察していたのですが、あの感じ、形、力の入れ具合(抜き具合)、すごく参考になりました。
目に焼き付けたために、家でラッパを練習してみると、その感じ、形、力の入れ具合(抜き具合)を、自分の体でトレースできているイメージです。
ライブとしての素晴らしさはもちろん、とても有意義な夜でした。
ちょっと気になったら、とりあえず行動してみるというのは、やっぱり大事ですね。
そして、家に帰って、その方々が共演したというアーティストのメインどころのCDを確認してみたら、皆さんの名前がザックザク…。
うわー、散々聴いていたこのCDのベースがあの方だったのか…、とかまた感無量…。
で。
ラッパの話に戻ります。
最高のイメージを手に入れたぼく。
でも。
そう簡単に、おんなじ音は出てくれませんね…。
にんともかんともです。
手前中央で口を開けて手を叩いているのがぼくです。
多分、イエーとか叫んでいると思われます。
お写真を貸してくださいましたオノ・セイゲン様、ありがとうございました。