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ちょっと時間が経ってしまいましたが、先日のライブの総括をさせていただきたいと思います。
まずは、6月13日(金曜)の、イベント司会のことから。
もう10日近く経つので、相当に昔のことのように感じます。
さてさて。
まず、これがどんなイベントだったのかをおさらいさせてください。
概要は以下です。
(以下、お店のHPより)
2014W杯ブラジル大会開幕記念
KBC The World Music Tour 2Days 第1夜
ワールドミュージック・ナイト
【スペイン/フラメンコ】Ramo de Rosas
【ブラジル/ボサノヴァ】Karen
【ドイツ/クラシック】♪4-2-3-1
【日本/殺陣】偉伝或
司会:太田祥三(3-4-3)
で。
このイベント、4年前にも開催されております。
ぼくらのバンド名がサッカーちなみということもあり、当時このお店をフランチャイズとしていたこともあり、お店のブッキングマネージャーとぼくらが相談して開催されたんですね。
そんな経緯から、今年もぼくらを主体的にお考えくださり、初日は演奏しないまでも司会でどうよ、という流れになった次第なのです。
そのお心遣いに、ただただ感謝しております。
とはいえ、ぼくはMCはほぼほぼ素人です。
バンドのライブでは、ボーカルのMCをサポートする程度でぼくもMCを挟みますし、それがぼくの知り合いの一部には好評だったりもしていますが、まあ内輪ウケというレベルなわけです。
今回の司会は、それに比べると相当にハードルが高かったです。
まず、ぼくのお客さんはゼロ。
バンドメンバーも誰1人いない、正真正銘の完全アウェイです。
(お店のスタッフの方々はすべてお友達ですから、その点ではホーム、とは言え…)
で、お店のブッキングマネージャーの方とツーマンで司会かな、とも思っていたのですが、完全ワンマンでした。
さらに、出演者の方の転換の時間、ずっとしゃべりっぱなし、という形式…。
演奏が終わったらステージの袖に駆けつけ、出演の労をねぎらい、そして話をつなげ、次の準備が整ったところで、紹介&スタートを告げる、という流れ…。
なんのために、ここまでハードルが高いのか、さっぱりわからないまま…。
(もちろん、ノーギャラ…。交通費持ち出し…)。
一応、録音しました。
せっかくやる以上、後から反省すべきと考えたからです。
ところどころ盛り上がっています。
各所からお褒めのお言葉もいただくことができました。
がんばったほうだと思っています。
しかし、お店のブッキングマネージャーの方からは、おほめをいただきつつも、有意義なご指導もいただきました。
基本、自虐体質なので、噛んだり、詰まったりすると自虐に走っていたのですが…。
「おーたさん、あれだけしゃべれたら大したものですよ。しかし、ネガティブなことをときどき言うのはいかがなものか。反応がなくたってみんなMCを聞いているものです。そんなとき、ネガティブな発言を耳にすると、テンションが下がってしまうものなんです。ネガティブな発言はやめましょう」
アーティストを育てるのがブッキング・マネージャーの仕事。
大いに鍛え上げられたぼく。
おかげで、MCとして、確実にスキルアップできました。
まじです。
問題は、この学びをどう活かすか。
(司会者じゃないからな…)
(いや、ライブのMCに、相当に活かしますよ)
押忍