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2014/05/29

今回は、最近どんな練習をしているのかについて書いてみたいと思います。

非常に地味な話ですけれども…。

はじめます。

このところぼくは、“コピー”に精を出しています。

今度のライブで、ブラジルの曲のカバーを1、2曲入れようと思っていまして。

そのスジではそこそこ有名な曲で、今回はそれぞれこのバージョンをお手本に、というように参考となるバージョンを決めました。

1曲、ホーン・アレンジが細かいバージョンをお手本としています。

そっくりそのままコピーする前提ではないので、メンバー各人がそれをもとに、今まさに自分がどう演奏しようか考えているところだと思います。多分。

で、ぼくは実はこっそり、むしろ割とそのままコピーして臨もうと考えているんですよ。

今週末にリハがありまして、その感触で、もろもろ方針を見直す可能性はあるのですが。

それはそれとして。

コピーは苦手です(譜面も苦手ですが…)。

まあもちろん、やっぱり練習にはなりますよね。

日々の練習は、基礎的なメソッドを繰り返し繰り返しやるのがベースで、それにプラスする練習が非常に大事なのですが、時間が取れずに基礎だけで終わる日も少なくありません。

本来は、体が未体験のフレーズをたくさん吹いてみる必要があると思います(すごく当たり前な話ですが…)。

なので、もうほんと、いろいろ片っ端からコピーしていったりとか、やるべきです。

しかし、普段はあまりやっていない…。

時間がかかるんですよ…(こんな言い訳、なしですけれど…)。

フリーランスなので、仕事の合間に練習することが可能で、おかげで会社員時代より多く練習を積めています。

普通は、30分吹き続けて、時間をおいてまた30分吹いて、というように練習をしています。

しかしコピーの場合は、1時間続けてトライして、しかし、聴いている(音を取る)時間が多くて。

というわけで、1時間集中して取り組んでも、吹いた〜、という手応えを得られにくいんです。

効率良く練習をしたい、つまり、短い時間で効率良く体に負荷をかけたいと考えると、コピーは非常に非効率的です。

という理由(言い訳)で、普段遠ざけ気味なんです。

遺憾な状況ではあるのですが。

で、今回の話に戻ります。

今回取り組んでいる曲のホーンセクションパートは、ほんと、難敵です(皆さんに曲を教えていないことをいいことに、大変アッピールです)。

音が細かいのと、リズム(歌い回し)が体になじみにくくて。

とにかく、細かく刻んでコピーしています。

CDプレーヤーに、「A-Bリピート」という機能があるのでそれを活用して、解析したいフレーズだけを延々リピートして歌えるようにします。

そして、なかなか歌えず、歌えてきて吹いてみるも、なかなか体になじまず…。

寝る前のリラックスタイム(寝酒タイム)には、重要なフレーズを含んでいるワンコーラス分くらいを延々リピートして、ひたすら歌う練習をしています。

さすがにワンフレーズ単位で延々リピートしているとちょっとストレスフルですので、せめてコーラス単位にしているわけです。

リラックスタイムにリラックスしていては、時間がもったいない、ということで。

そうして寝落ちているという今日この頃…(さほど成果もなく…)。

で。

今週末のリハまであと数日。

とりあえず、最後の山場を残し(この部分はそもそも回避するかも…)、できそうな部分はひととおり音取りまではできたかな…、という段階です。

しかし…。

細かいフレーズを吹くのは、そもそもぼくのスタイルではないですね…。

ロングトーンに命をかけるタイプです(ここタイトル『青空にロングトーン』は、まさにその決意表明です)。

そうでしたそうでした。

自分を見失うところでした。

と、逃げ腰丸出しで、今回の投稿を終わりとさせていただきます(しかも尻切れトンボ感がはんぱない…)。

今回のこのトライが、もろもろ役立っていることを祈りつつ…。

押忍

2014/05/29 11:23 | ohta | No Comments