« 大きく? | Home | シンガポール住居探し »
今回は、最近どんな練習をしているのかについて書いてみたいと思います。
非常に地味な話ですけれども…。
はじめます。
このところぼくは、“コピー”に精を出しています。
今度のライブで、ブラジルの曲のカバーを1、2曲入れようと思っていまして。
そのスジではそこそこ有名な曲で、今回はそれぞれこのバージョンをお手本に、というように参考となるバージョンを決めました。
1曲、ホーン・アレンジが細かいバージョンをお手本としています。
そっくりそのままコピーする前提ではないので、メンバー各人がそれをもとに、今まさに自分がどう演奏しようか考えているところだと思います。多分。
で、ぼくは実はこっそり、むしろ割とそのままコピーして臨もうと考えているんですよ。
今週末にリハがありまして、その感触で、もろもろ方針を見直す可能性はあるのですが。
それはそれとして。
コピーは苦手です(譜面も苦手ですが…)。
まあもちろん、やっぱり練習にはなりますよね。
日々の練習は、基礎的なメソッドを繰り返し繰り返しやるのがベースで、それにプラスする練習が非常に大事なのですが、時間が取れずに基礎だけで終わる日も少なくありません。
本来は、体が未体験のフレーズをたくさん吹いてみる必要があると思います(すごく当たり前な話ですが…)。
なので、もうほんと、いろいろ片っ端からコピーしていったりとか、やるべきです。
しかし、普段はあまりやっていない…。
時間がかかるんですよ…(こんな言い訳、なしですけれど…)。
フリーランスなので、仕事の合間に練習することが可能で、おかげで会社員時代より多く練習を積めています。
普通は、30分吹き続けて、時間をおいてまた30分吹いて、というように練習をしています。
しかしコピーの場合は、1時間続けてトライして、しかし、聴いている(音を取る)時間が多くて。
というわけで、1時間集中して取り組んでも、吹いた〜、という手応えを得られにくいんです。
効率良く練習をしたい、つまり、短い時間で効率良く体に負荷をかけたいと考えると、コピーは非常に非効率的です。
という理由(言い訳)で、普段遠ざけ気味なんです。
遺憾な状況ではあるのですが。
で、今回の話に戻ります。
今回取り組んでいる曲のホーンセクションパートは、ほんと、難敵です(皆さんに曲を教えていないことをいいことに、大変アッピールです)。
音が細かいのと、リズム(歌い回し)が体になじみにくくて。
とにかく、細かく刻んでコピーしています。
CDプレーヤーに、「A-Bリピート」という機能があるのでそれを活用して、解析したいフレーズだけを延々リピートして歌えるようにします。
そして、なかなか歌えず、歌えてきて吹いてみるも、なかなか体になじまず…。
寝る前のリラックスタイム(寝酒タイム)には、重要なフレーズを含んでいるワンコーラス分くらいを延々リピートして、ひたすら歌う練習をしています。
さすがにワンフレーズ単位で延々リピートしているとちょっとストレスフルですので、せめてコーラス単位にしているわけです。
リラックスタイムにリラックスしていては、時間がもったいない、ということで。
そうして寝落ちているという今日この頃…(さほど成果もなく…)。
で。
今週末のリハまであと数日。
とりあえず、最後の山場を残し(この部分はそもそも回避するかも…)、できそうな部分はひととおり音取りまではできたかな…、という段階です。
しかし…。
細かいフレーズを吹くのは、そもそもぼくのスタイルではないですね…。
ロングトーンに命をかけるタイプです(ここタイトル『青空にロングトーン』は、まさにその決意表明です)。
そうでしたそうでした。
自分を見失うところでした。
と、逃げ腰丸出しで、今回の投稿を終わりとさせていただきます(しかも尻切れトンボ感がはんぱない…)。
今回のこのトライが、もろもろ役立っていることを祈りつつ…。
押忍