先日、イケメンがたくさんでている舞台を見てきました。背がすらーっとして顔の小さいイイ男たちが、舞台を所狭しと動き回っているのを見ると、結構なストレス解消になります。これは年齢があがったせいなのでしょうか……。(同業者なのに!)
ここ数年、舞台にはイケメン波がザパーン、ザパーンと押し寄せています。いわゆる小劇場というジャンルには、演劇が好きな男女が集まっていました。こういうことを書くと語弊があるかもしれませんが、なぜか演劇部というのはちょっとださめな部活と認識されていたことでしょう。そして大学になっても演劇をしているひとたちは、どこか社会に順応しにくい、こだわりを持ったひとたちの集まりでした。だからこそ個性的な役者がたくさん出てきます。見てくれじゃない、実力主義な世界。テレビにも舞台出身者がたくさんいます。これは当然のことだと思います。でもそこにイケメンたちが溢れるようになりました。ビジュアル関係なしのところにイケメン! そりゃイケメンは目立ちます。しかも芝居の上手い人もいたりして。もうこれはちょっとした事件なわけです。
仕事柄、たしかにイケメンと遭遇することも多いです。はじめは顔の小ささ、バランスのよさにただただ感動し、何を話せばいいの!! と思っていましたが、やっぱ見慣れるものですね。最近はさほど動じなくなり、一回りの年の差なんてくそくらえとなりました。(笑)
自分の劇団やプロデュースの舞台では、企画を立てて、劇場を押さえて、次にすることはキャスティングです。私の場合、脚本も書いていますので役柄のイメージが強くあります。キャスティングの時期になるとあちこちアンテナを張って、イメージに合う人を探していきます。
ここでひとつ大事なことがあります。たとえイメージが合致していても、誰彼てきとうにはキャスティングできないうことです。「イメージが合うんでしょ?!」と思われると思いますが、やはり興行を成立させるためには、人気があることも重要なのです。そのバロメーターとして、ツイッターのフォロワー数やつぶやきの頻度、ブログのコメント数などがそれらを判断するひとつになると言われています。
イケメンであれば、ある意味、第一段階突端かもしれません。ただイケメンでも芝居ができなきゃどうしようもありません。やはりそこは舞台です。人形としてではなく役者として舞台に立ってもらわなくてはならないのです。イケメンであるのは当たり前、そしてそこにどんな個性をのせていくかが重要なのです。だから逆に、「イケメンだから」ということはっもはや大した武器にはならないとも言えるのです。
もちろん役者は顔じゃないということも声を大にして言いたいのですが、でもやっぱりお金を出して見るなら……、と思ってしまうのは至極当然。じゃあ何に価値をおかなくてはいけないのか、ということになるわけですね。
その価値についてはまた次の機会に書きたいと思います。
あら、気が付けば2015年1月ももう終わり。
今年は芝居についてたくさん書いていきたいと思います!
今年もあと1か月。そんなせわしない中、衝撃的なニュースがいくつもあった11月。
高倉健さん死去。
もちろんこれが一番衝撃的ではあった。
とうとう昭和が終わったなと実感。
若いと思っていても、スターのみなさんもみな80代。世代交代は仕方がない。
そんな衝撃ニュースの中でも最大のニュースは……。
「西島秀俊、結婚!」だ。 (笑)
それはほんと突然やってきた。
ランチ時のネットニュースに見出しが躍る。
それを見たOLたちが悲鳴をあげたというのはまんざら嘘ではないと思う。
だってわたしも「ひゃっ!」と言ってしまったもの……。
読めば、相手は16歳年下の女性!!
「だよね、そこ(16歳年下)いくよね」と思わず隣の子まで巻き込んでつぶやいた!
一俳優のプライベートなこと。
もちろん同じ人間なので、結婚くらいするわけです。
誰も西島さんと付き合おうとか、選んでもらおうとか思ってなかったと思うけど。
どこかで思っていたはずなんです!!
「彼だけは違う!」って!
もはや人間を超え、「俳優」という生き物として認識していたのかもしれない。
西島さんのよさは男の色気、鍛えられた肉体、余計なことをしゃべらない硬派さ。
もともとアイドル的なイメージが強かったけど。
「サヨナライツカ」という映画でびっくりするほどの肉体美を見せ、
『なんじゃこりゃあ!!』
と心の中で叫ばざるを得なかった!
それからいろいろと注目するようになり、その後の活躍は見ての如し。
あとから聞いたけど、彼女に求める7か条、すごい。
それをものともせず嫁の座を勝ち取った彼女は「プロ彼女」と言われてるらしい……。
たとえほんとにその7か条のような人物でなくても、それを演じられるんだったら確かに「プロ」だ。
まあどちらにしてもすごいわね。女の鑑だ!
それから数日も経たずして、さらに衝撃ニュースが独身女に駆け巡る!
「向井理結婚報道!!」
まじで独身女の暴動が起きるのではないかと思った(笑)
今度は、相手が綺麗な綺麗な女優さん。またしても
「やっぱそうだよね」とため息をついた!
まあ、どうでもいいことなんですけどね。
それだけイケメンたちはわたしたちに夢を与えてくれてるってことですね。
「せめて福山雅治は来年にしてね」というコメントがたまりませんでした。
世の中みんな、幸せになりますように……。
☆スギタクミ 脚本・演出 最新作!
1月8日(木)~13日(火)
危婦人「毒花-DOKKA-」@下北沢駅前劇場
チケット発売中!
ひさしぶりの更新となりました!
みなさまお元気ですか?
この数か月、恋に愛に没頭し、執筆どころではありませんでした。すいませんでした!
……、なんてね!
また、ぼちぼち更新してまいりますので、よろしくお願いいたします!
先日、とっても素敵な本を見つけました。
「美人の日本語」山下景子著 幻冬舎刊
タイトルだけで思わず手に取ってしまいました。中を見てみると、これがまた素敵なんです。
日めくり的に、一日ごとに言葉が並び、その意味が分かりやすく解説されています。
この並んでいる言葉が、聞いたことあるようなないような、ちょっと難しい日本語!
難しい日本語ってなによ、って話ですが。
日本語って、ほんと難しいですよね。日常会話ではあまり使用しないような言葉が山ほどある。そして言葉自体を知っていても、間違った意味で捉えていることも多い……。
言葉は時代とともに変化していくと言われますが、やはり自国の言葉なんですから、昔から残る言葉はきちんと意味まで把握しておきたいものです。
そんな意味でこの本はとても刺激的!
購入した日は9月12日。この日の言葉を見てみると……、
【手弱女】
さて、なんて読む?
「たおやめ」と読みます。
キーボードで打ってもちゃんと変換される!
意味は、優しく、しなやかな女性のこと、とある。
漢字だけ見ると、弱々しい女性を思い浮かべそうですが。
もともとは「たわやめ」といって、たわやかな女性を意味するそうです。
じゃあ、「たわやめ」って何?
「たわやか」とは「たわむ」などのようにしなやかなこと。竹が柔軟にしなって、また元に戻る。そんな様子を思い浮かべると分かりやすい。突っ張った枝は、強そうに見えても、ポキンと折れてしまう。でもしなって、元に戻るようなものであれば、そう簡単には折れない。そういった意味から、本当の強さは、柔軟さと粘り強さにあるのでは……、ということ。
なんかすごく納得しました。
ぜひどこかで使ってみたい!
そしてわたしも、手弱女でいたいと思ったのです。
ちなみに、「手弱女」の反対語は「益荒男(ますらお)」だそうです。
そして本日10月9日のお言葉は!
【芝蘭の交わり(しらんのまじわり)】
おっと、また知らないのでてきたねえ……。
意味は、感化し合い、高め合える間柄ということ。
そういう仲間をたくさん作りたいわ!
奥が深い日本語。この本を全部覚えられたら、ほんと【美人】になれそうです。
美しい人間をめざしたいと思います。
JunkStageをご覧の皆様、こんにちは。 いつもJunkStageをご訪問いただき、ありがとうございます。
「女流演出家のだめん列伝」のライター、女流演出家・スギタクミさんですが、現在私事多忙のため2014年10月末日までこちらの連載を休載とさせて頂いております。
ご愛読頂いております皆様には大変申し訳ございませんが、次回更新の際をお楽しみにお待ちくださいますよう、お願い申しあげます。
(JunkStage編集部)
すっかり春めいてまいりましたね!
春の訪れとともに、なんだか心ウキウキ、たまりませんね。
恋のひとつやふたつ、してみたくなるんじゃないでしょうか!
まあ、大人になりますとね。
そう簡単に、恋をする機会なんてものは、ありません。
もちろん、結婚されている方々にしてみたら、今更なにを寝ぼけたことを! ってことになるでしょう。
だからこそ。
この年(アラフォー)まで独身で生きてきた女性たちは、どんどん恋をするべきだと思うんです!!
恋をすること、それは、独身の特権!! だからです!!!
先日、とある女優さんに恋人ができたと報道されておりましたが。
まあ、次から次へと素敵な方にお会いになりますよねー。
お相手の方は、年商250億!!!とか??
どこに行ったら、そんなひとに出会えるのー??
なんたって女優さんですから。
凡人な私が競っても仕方ないんですけど。
見習うべきところはあると思うんです。
その、恋に対して、常に臨戦態勢だなってところです。
まあぶっちゃけ、わたしも気が多いほうであります。
自分の恋する気持ちを”ときめき指数”に例えたら、
普段から、だいたい指数、60~70で推移しています。
で、ちょっとなにかあると、それが90くらいまで、バン!とあがっちゃうんです。
恋に落ち気味、とでもいいましょうか……。
だからって、誰でもいいってわけじゃないですよ!
心の中で、恋の適性検査がありまして、その検査に合格した男性に、恋をするわけです。
ですが。
わたし世代の女子たちは、そのときめき指数が20以下って人がざら。
いや、0に近い人も多い。
正直、枯れっかれ!!
他人の恋バナを聞いて、少し潤うくらいです。
でも所詮それは、他人の恋バナですから、またすぐに、枯れっかれになるわけです。
恋に落ちやすいわたしは、熱しやすいのでは? という話になりました。
まあそうですね。それはあるかもしれません。
心に種火があって、いつでも着火する準備ができているというか……。
もはやアラフォーは、待ってちゃ誰も寄ってこない、って現実があります。
わたしたちが、若いイケメンに癒され、安らぎを感じるように、男たちだって、ピチッとした女の子に心奪われるのでしょう。
でも私たちにも、魅力はあるはずなのです!
モテル女は、少なからず積極的で、たとえ恋に破れたとしても、だめだったわー、と言いながらまたすぐに次の恋に向かっていきます。
そして、ふとした時にみせる隙!
あんまりガードしすぎても、男たちは入り込んでこない。
そこをバランスよく、それでいて、若いころよりは相手にのめりこまず、余裕ある女性でいられるのが、大人の女性の恋愛の仕方なのでは? と思うのです……。
とはいいながら。
それはあくまでも理想でありまして。
いまだに、LINEの返事が遅いと、えー、なんで? って、普通にオロオロしたりするんですけどね!!
年をとっても恋愛の仕方は変わらないっていう。
でも昔より、ものすごく打たれ強くなりました。
せっかくの春ですから。
街へでて、恋をして。
ハッピーにいきたいですね!!
あれよあれよと、年末ですね~。
紅白を見ながら、2013年を振り返り!
今年は前半、アクティブに動きました。
個人的には、夏に久しぶりに劇団公演をうちました。
劇団としては、実に5年ぶり!
今年の2月ころに、ふうっと何かが降りてきて、
あとは目標(公演初日)に向かって、ただ突っ走った、という印象でした。
結果、また次に繋がるモノが生まれました。
いくら好きなものでも、惰性で続けていたら、ただ苦しくなるだけで。
年齢があがるほど、それは顕著になって。
もう「これだ!」っていうがむしゃらなパワーがないと、作品は作れない。
守りに入らず、量より質の作品を心がけたいと切に思いました。
そして、楽しかった「クラブ ジャンクステージ」も忘れられませんねえ。
日常でありながら、非日常という、絶妙なバランスがとてもよかったと思いました。
わたしはただ、酒を飲んでただけですけど……。
また、スージーママで、みなさまとお会いしたいですね~☆
来年の目標としては。
仕事もプライベートも、攻めの姿勢で臨みたいです!!
さらに、恋をして、コラムももう少し充実させたいと思います!!!
さて、紅白も蛍の光が流れ出しました・・・。
年越しに備えなきゃ!?
2014年、みなさまにとっても、幸多き一年になりますよう!!
どうぞ来年もよろしくお願いします。
しばらくぶりの更新となりました。
気がつけば、今年もあと2カ月!!!
この前まで、夏でね、猛暑でね。
このままとろけてなくなってしまうのではないかと思っておりましたが。
ちゃんと季節は巡ってくるのですね……。
夏に、劇団の公演を終え、もろもろ後作業に追われていました。
その合間を縫って、映画をみたり、芝居をみたり、本を読んだり。
映画「そして父になる」がよかったですね。
あー、やっぱり、福山雅治はかっこいいなー、と!(そこか!)
いやいや、家に福山がいたら、テンションあがりますよ。
でもそれが日常にだから、それほど興奮しないのか!?
また、あの、都会の高層マンションに住んでる、って設定が、いかにもっぽくて。
ちょっとはぶりのいい会社のエリートさんはこんな感じなのかとも思ったり。
いそうでいない感じがとてもよかったです。
物語としては。
久しぶりに、感情移入しました。
やはり、自分で物語を創作するので、だいたい俯瞰してそれらをみます。
これの何が面白いのか? っていうようなところでみちゃうので、本気で楽しめません。
でも「そして父になる」は。
奥さんの立場になってみてしまいますね。
病院で生まれた子供を取り違えられるんですけど。
自分だったらどうするだろうと。
女性だったら、たとえ母になっていなくても、その状況は容易に想像できるでしょう。
急に、その子はあなたの子じゃないですよ、と言われても受け止められない。
ましてや、それを元に戻しましょう、なんて、そう簡単にはできない。
でも悲しいかな、実際血の繋がったほうが、自分たちの子供だと強く感じてしまう……。
結局夫婦は、子供たちを徐々に慣れさせ、最終的に交換します。
目の前にいる子に、一生懸命愛を注ぎます。
子供もそれに応えようとします。
尾野真千子さんのセリフで、
これまで育てた子に申し訳ない、というようなものがありました。
もちろん、これまで一緒にいた子といた時間が長く、当然可愛がってきた。
でも人は情がありますから。
目の前にいる子(本当に血が繋がった子)が可愛く感じ始めてしまう。
でもそれはもちろん止められない感情です。
だってそれが本当の形だから。
よく言われる、お腹を痛めて子を産む女性であればなおさら。
想いは複雑になることでしょう。
最後まで、うーん、うーんとうなりながらみてしまいました。
いろんな葛藤が渦巻いている物語。
時折見える、真木よう子さんの色気にも圧倒されながら。
できることならば、こういうこと、自分の身には起きてほしくないな、と強く思いました。
これからできるはずの! 暖かな家庭を夢見て……。
毎日暑い日が続きます。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
いまさらですが。
クラブジャンクステージ、楽しかったですねえ。
女の子たちもみんな綺麗で、
わたしのお客さんは、ほんとのホステスさんと勘違いするほどでした!
そして、黒服たちも、てきぱき働いてて。
ママはすっかり、ご機嫌でした☆
また、楽しい時間を過ごせるといいですねえ。
そんなわけで。
わたしは現在、舞台稽古、真っ最中!!
来週20日(火)、下北沢で公演がはじまります。
真夏らしく、賑やかで、見終わったあとに、ビールが飲みたくなるお芝居です。
今回はとくに、キャスティングのバランスがいい。
はじめのプロット(あらすじ)では、30代後半ばかりがでてくる物語でした。
でもこれじゃあね、見てる側にわくわく感がないでしょう。
やっぱり、若くてかわいい子や、イケメンもみたいでしょう。
そして、練り直した結果、
20代~40代と幅広い出演者となりました。
でも意外にもこれが、いろんなギャップが生まれて面白いことに気がつきました。
作品上、たいてい、同世代で芝居することが多いです。
年齢の差があっても、前後5歳ほどとか。
これはこれで、それぞれの考えが一致しやすいので、楽と言えば楽。
でも意外に、振り切ったなにかが生まれにくい。
でも、20歳も差があると、
見てるものも、考えも、だいぶ違ってたりする。
わたしたちが、これが常識だ!、と思っていたものでも、
若い子たちからしたら、それ自体知らなかったり、別の常識が生まれていたりする。
基本中の基本であれば、これはこういうことだよ、と伝えますが。
時代が流れたことで生まれたそれに関しては、
あー、今はそういうことになってるのか、と逆に勉強させてもらったりする。
新しい風が吹くような感じがして、とても新鮮なのです。
そんな感覚から生まれ出す作品は、絶妙なバランスを生むはずでしょう。
ぜひとも、劇場でその瞬間を目撃いただければと思います!!
ちなみにタイトルの「ボナミ」は。
フランス語のボンアミからきております。意味は、親友とかよき仲間です!
ぜひ、お運びください☆
****************
危婦人、2013年公演決定!
「ボナミ」 作・演出:スギ タクミ
日時:2013年8月20日(火)〜25日(日) (全9ステージ)
会場:下北沢 Geki地下リバティー(下北沢駅南口下車徒歩3分)
料金:全席自由(日時指定)
前売 3500円 当日 4000円
学生 2800円(前売・当日共 要学生証提示)
☆初日と平日マチネ 3300円(前売りのみ)
<出演> 菊池美里 田端玲実(カムカムミニキーナ)
ウチクリ内倉(ツラヌキ怪賊団) 船戸慎士(Studio Life) 森啓一郎(東京タンバリン) 吉田俊大 中村裕香里 石川明子 工藤さや(カムヰヤッセン) 萱怜子
加藤弘子 中上雅巳 小林至(双数姉妹)
YOU TUBE → 危婦人チャンネル 予告編、意気込み、役者たちをご覧ください! http://www.youtube.com/user/kifujinnet
からっからの、から梅雨ですね。
雨が降らない分、暑さが増していて、すでに毎日汗だくです。
年々汗の量が増えているのは気のせいでしょうか。
私だけが、汗をかいているのでは?と、友人たちに思わず、
「私だけ暑い??」
と聞いてしまいます。
一応みんな、「私も暑いよ」と言ってくれるけど。
体のコントロールが利かなくなっている気がします・・・。
そんなわけで。
2週間後には、”クラブ ジャンクステージ”が開店しますね!
なかなか面白い企画です。
ジャンクステージには、かわいこちゃんがたくさんいるんだもの。
こういう形で、読者のみなさんと触れ合うのはとってもいいと思います。
私も。
スージーママとして参加します!(かわいこちゃんじゃないけどね!!)
とりあえず、お店の女の子のキャラはフィクションです。
それぞれ、架空なはずなんだけど、実は現実とリンクさせて書いているブログはとても面白いですね。
さらに、そのキャラに合わせて、他のライターさんが得意分野を生かして、イメージづけしてくださってるのが、またいい!!
私は、はじめに、それぞれのキャラクター設定をしました。
その本人から醸しだす雰囲気と、あえてギャップを組み合わせてキャラ設定しました。
いわゆる、脚本でいうと、あて書き的なことですね。
脚本は、そこにどんどん物語を加えていって、キャラを膨らませます。
まったくその人にないものだけを与えてもね、演じる側も難しいですから。
もともとあるものにプラスアルファしてあげる。
そうすれば、本人も受け入れやすい。
もっといえば、
そんなわけないよね、的なことを入れると、意外性があって、見てる側を裏切れる。
そうすると、みんなのイメージを超えたキャラクターが出来上がっていくと思うのです。
まあ、今回は芝居じゃないんでね。
わたしはこんなんじゃないのよ! と不服な人もいるかもしれないけど!?
でも100パーセント自分を出すより、恥ずかしくないはずです。
なにかあれば、「え、これは、嘘ですよ」って言えるから。
今のところ、みんな、いい感じにアピールできているんじゃないのかなあ。
果たして当日、どんな空間が生まれるのか。
そして。
それぞれの想像の中だけにいる女の子たちが、どんな風に生きはじめるのか!
大変楽しみです。
ぜひ、たくさんの人に目撃してほしいですね~。
「きょうは会社休みます」というマンガがご存じでしょうか。
ものがたりは。
きれいめ女子が、33歳にして、初めて彼氏ができるのです。
その相手はイケメン大学生!
遊び慣れてそうな大学生なんだけど、とても優しくしてきます。
騙されてるのは?と疑ってかかる女子ですが、なんとかカレを信じようとします。
でも、カレの周りに若い女の子が出てくると、つい嫉妬。
「わたしなんか、もう年もとってるし・・・」と。
これを読んで、そんなに卑屈になるものか?? とタカをくくっておりましたが・・・。
先日、10歳ほど下の、おしゃれ男子と飲む機会がありました。
私が最近、一番お気に入りの飲み屋の話をしたところ、
「ぜひ行ってみたい」と言ったのです。
そして。
当日。
楽しく飲み会は始まりました。
飲むことも食べることも好きなカレは、見ていてとても気持ちがいい!
うっかり、恋に落ちそうになりました。
しかし!
いろいろ話をしていると、私も面識がある、とある女子と、
よくふたりで、飲みに行ってるというではありませんか!!
聞けば、代官山や中目黒の!
ゴシック調の!?
おしゃれなイタリアンやフレンチに行くという・・・。
「気が合うんですよ。あ、いや、別にそんな深い関係ではありませんから」
と、しらっと言うカレに軽く嫉妬。
だって、その相手の女の子はまだハタチくらいの大学生なんですもの!!!!
っつうか、贅沢すぎるし!!
私がハタチのときは、せいぜい歌舞伎町のジェスパか北の家族で、演劇部の先輩と飲むく
らいでしたよ!
ジェスパは、ちょっとバーチックな居酒屋で、
フルーツの盛り合わせと、
店内の曲に会わせてタンバリンを鳴らす兄さんに、
「やっぱり、東京すごいねえ」とドキドキさせられたものですよ!
なのに、なのに。
「それくらい(の年齢)から、いろんなところを見せてあげた方がいいじゃないですかあ。人生経験にもなるし」
というカレ。
なんだよ、その、”若い子育てたいんですよー”みたいな発言。
で、付き合ってないって、なに!?
私の酔いはすぐさま冷めていきました。
そしてそのとき、
ふと頭をかすめたのが、「きょうは~」の主人公の気持ち!
別にカレにしたら、それほど年齢なんて関係ないのかも知れないけど。
やっぱりこちらからみたら
「やっぱり若い子のほうがいいのね。私なんて・・・」と、おばさん丸出し。
いやあー。
そんな比べることないのにね!
むしろ大人女子の、かっこよさを見せてやればいいこと。
ひがんだら負けと、
懲りずに次回は、中目黒の卓球バーに行く約束を致しました。
人生、これからです!