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ひさしぶりの更新となりました!
みなさまお元気ですか?
この数か月、恋に愛に没頭し、執筆どころではありませんでした。すいませんでした!
……、なんてね!
また、ぼちぼち更新してまいりますので、よろしくお願いいたします!
先日、とっても素敵な本を見つけました。
「美人の日本語」山下景子著 幻冬舎刊
タイトルだけで思わず手に取ってしまいました。中を見てみると、これがまた素敵なんです。
日めくり的に、一日ごとに言葉が並び、その意味が分かりやすく解説されています。
この並んでいる言葉が、聞いたことあるようなないような、ちょっと難しい日本語!
難しい日本語ってなによ、って話ですが。
日本語って、ほんと難しいですよね。日常会話ではあまり使用しないような言葉が山ほどある。そして言葉自体を知っていても、間違った意味で捉えていることも多い……。
言葉は時代とともに変化していくと言われますが、やはり自国の言葉なんですから、昔から残る言葉はきちんと意味まで把握しておきたいものです。
そんな意味でこの本はとても刺激的!
購入した日は9月12日。この日の言葉を見てみると……、
【手弱女】
さて、なんて読む?
「たおやめ」と読みます。
キーボードで打ってもちゃんと変換される!
意味は、優しく、しなやかな女性のこと、とある。
漢字だけ見ると、弱々しい女性を思い浮かべそうですが。
もともとは「たわやめ」といって、たわやかな女性を意味するそうです。
じゃあ、「たわやめ」って何?
「たわやか」とは「たわむ」などのようにしなやかなこと。竹が柔軟にしなって、また元に戻る。そんな様子を思い浮かべると分かりやすい。突っ張った枝は、強そうに見えても、ポキンと折れてしまう。でもしなって、元に戻るようなものであれば、そう簡単には折れない。そういった意味から、本当の強さは、柔軟さと粘り強さにあるのでは……、ということ。
なんかすごく納得しました。
ぜひどこかで使ってみたい!
そしてわたしも、手弱女でいたいと思ったのです。
ちなみに、「手弱女」の反対語は「益荒男(ますらお)」だそうです。
そして本日10月9日のお言葉は!
【芝蘭の交わり(しらんのまじわり)】
おっと、また知らないのでてきたねえ……。
意味は、感化し合い、高め合える間柄ということ。
そういう仲間をたくさん作りたいわ!
奥が深い日本語。この本を全部覚えられたら、ほんと【美人】になれそうです。
美しい人間をめざしたいと思います。