ディープな話題が 増えてきました…
私がこの写真の埼玉県の小鹿野町へ うかがったのは 2000年の5月の事です
曲独楽の原材料となる 木材の調達について もうプロ向けの曲独楽制作はムリだと
製作者の先生方に宣言されたのを受けての「調達旅」の何回目かでした
1985年頃 曲独楽の稽古に何とか 曲独楽を手にしなくてはと 探した頃を思い出しています
紋也師からも 女楽師からも そして私の父 源氏太郎を通じて 他の曲独楽の愛好家であったご近所のXおじさんも
みんな口をそろえて その苦労を語ってくれていたので 相当の覚悟が必要な事は
入門前の(曲独楽を意識し始めた) 高校生当時から知っていましたが その打開策については
江戸独楽の復興をされた 広井政昭先生に(今回からもう先生をつけさせて頂きます ご本人が嫌がるので今までして来られなかったけど)
頼る以外に無かったのが 現実でした
特に曲独楽の製作者の 手間と労力そして技術の高さによる精度の良さの評価というのは
曲独楽の演技の内容と 曲独楽師側の必要性との関係が 曲独楽の価格へも影響してしまうので
曲独楽を制作している側の 大きな問題点となったまま昭和の時代の曲独楽の置かれた状況は終わってしまいました
専門的過ぎて お客様に通じにくい話が続きますが ご勘弁ください
私たち曲独楽師を最も愛してくださる「寄席」で 舞踊的な演技を最小にした事もその理由のひとつかもしれません
それを避けてきたのが 三増流の 日舞の要素を取り込んだ美しさを表現する曲独楽ということなのですが
段々 それ自体 “短時間での派手な演出”を 要求される場所が増えるにしたがって 「時間がある時の余芸」風な演出効果になってきて
本来どこに流派の違いがあるのか わかりにくくなっているのが 現在ではないかと思うのです
私は入門してすぐ その違いを叩き込もうと異流派の先生方と お話できる所に行く事にしました
太神楽曲芸協会へ 女楽師が会長の頃(平成10年頃ですね) お願いして加入させて頂き 本当に勉強になりました
太神楽と曲独楽を同時に演じられる先生 柳家小志ん師ととし松師の演じ方と
三増流の違いを納得する事ができたのは 本当に有難かったです
ところで
川崎大師で毎年5月21日に 太神楽曲芸協会の「まり塚まつり」の奉納演芸がありますので 機会があったら皆さんぜひ 行かれてください
曲芸が見られてご利益が頂ける貴重な一日です…
これは 普段 稽古や寄席などで使う 芸の道具を供養する石碑を建立し 芸道の精進を願って川崎大師で行う曲芸師のおまつりです
私の名前も彫っていただいてるので まり塚で探してみてくださいね
さて
その材料の調達の面で 国産の木材の確保が 年々難しくなっていった事は
曲独楽の製作者のストレスになってしまっていて “曲独楽は飾り用と素人さん向けなら作るけどプロへは作らない”
こう宣言されてしまった時期がありました
外国産の安価な木材が当たり前に流通する一方 国産の「用途が少ない建材以外の雑木」は 流通経路から外れて
一切市場に出なくなりました
困ったのは 私たち 曲独楽師です
何とか 使える木材を探して 乾燥 試作 試験 実用 という流れに乗せていかなくては 曲独楽の木材からの完成までの期間は
その木材の置かれた環境と 木材の水分や 密度との均衡により また 木取り(削りだせる面積)の大きさも違うので
完成する曲独楽の大きさや 使える機能からどの演目用なのか選定する期間も 考慮したうえでの 早い調達が必要だったのです
すぐに どこか 木材を選んで 手に出来る場所が無いか 探しました
縁があって 山に入る事を快諾していただいたのが
埼玉県の小鹿野町でした
… 次回へ続きます
曲独楽を演じる時に気にするのは
どういう場所・会場でコマを扱うのか
ということです
大ざっぱに書いていけば ローマのコロッセオみたいな感じなのか
お祭りの仮設舞台か
はたまた(この言い方 広川太一郎さんの「ムーミン」スノーク風を希望)
きちんと座って見られる屋内会場の大きな公会堂クラスなのか
それとも 寄席のような客席のお互いの居心地相乗効果バツグンの300名様会場なのか…
あるいは アットホームな個人経営店かお宅のリビングでのパーティーだろうか
それを気にするわけであります
とある「芸に理解の非常に深いお方」と
曲独楽の普及のことについて ご意見を聞くことができました
マジックの海外と日本の歴史について くわしい方なのです
一時期 曲独楽はマジック ← ← ← 日本で言うと 手妻(てづま)です
との合同公演を 今で言う シルクド○レイユの元祖みたいな方式で公演していた時代があります
私もたびたび こちらJunkStageさんの「言わずば回れ」コラム 曲独楽江戸時代カテゴリで
少し書いてきましたが
この方の調べたデータを元にした記事もあるのです
さて
そういうことで現在のショーも 様々な公演をご覧の方ですから
滅多にないこの機会に
曲独楽の海外を視野に入れた 普及のご意見を聞かせていただくことができました
今まで私も すごく迷っていたのですけれども
私的に 結論が 出たので ここで申し上げておきます
曲独楽は 日本人が 手放すべき文化伝達方式ではない
そういうことです
閉鎖的になるなということで お叱りを受けることもあるでしょうが
ここは 私が 石頭に ガッチリ固めた持論を展開させていただきます
曲独楽が 過去 海外との交流の歴史の中で
なぜ 洋式の娯楽の浸透や 戦争や地震などの文化的危機を乗り越えて残っているか
日本の国土の大半を占める 山林・木材の利用と共生の歴史と文化が
それを支えているのだということです
そして それを充分に理解して 育っている私たち表現する側が
物事と 表現する人との美しい均衡を芸として
舞台上でご覧頂き
色々な思いを感じてくださる観客の皆さんと
表現する側も 共感と発見と出会いを得られる
至上の至福の場所に立っているのだということです
シルクド○レイユという公演の事を ちょっと書かせていただきましたけど
死亡事故が起きるということは そういう内容なのですね(怖)
かなり はっきり申し上げると
命の危険を要求される公演内容ということは
果たして 演じる側は 何の特があるのでしょうかね
欲求のみに こたえると こういう結果が待っています
かつて ロシアで 日露戦争直前からその最中に
日本の曲独楽と手妻の芸人が一族で公演していた時代に
地元ロシアでの芸人とトラブルになり
演じる時に使う命綱に切り込みを入れられた話や
現地での仕事を得るため 日本の芸人が命をかけた演技をして
勝ち残り獲得したサーカスの話が伝わっています
その当時と まるで事情が変わっていませんね
TVのバラエティーでの危険演出もこういう話と関係があります
そのようなことをOKする人が出る悲惨な状態を
私たちの先輩芸人が嘆いて その結果として良くする為の活動をしています
そのために 日本の芸能家団体をたちあげて 協力しています
私も協会員です
海外の劣悪な演出優先の傾向には 危機感が大アリです!!!!!!!!!!!!
おかしな傾向だと思いますが
日本の宣伝が大々的だと なお更 気がつく人は 少ないでしょうね
芸術的なことって
そういうことでしょうか?
抑圧された人の感情の昇華された表現として 芸術はあるはずだと思いたいです
曲独楽は 手放さない
昨年のクリスマスイブは皆さん
どうお過ごしでしたか?
内子町には あるニュースが飛び込んできました
愛媛 内子町の地元で120年続く味噌・醤油の森文醸造が所有している大正時代の建物
元は 活動写真を上演する場所として作られた
『旭館』が
森社長さんの孤軍奮闘の結果 国の有形文化財として
正式に指定を受けたというニュースです
支援させていただいてる私たちにとっては とても嬉しい話でした
チラシが完成しているので
掲載させていただきますね!
どうぞ 興味をもっていただけたら あちこちに 宣伝してくださ~い
愛媛県の内子町という 静かな静かな地域で
綺麗なバラと レトロな映画館があり…
若手売れっ子の世界的ギター奏者 谷本光さんのライブが楽しめるという
雰囲気バツグンのイベントですので
まずは 応援していただいた お礼と 2014.3.1 14時からのこのお祝いイベント開催のお知らせです!
今日 注目の会見があり 私は今 フラッシュのアラシを目撃しつつ 考えている
何が本質的に 不快なことなのか
さて
学問を基にして音楽を作っている人が 不遇な環境にあって
それを上回る ゲームの音楽制作者の経済的優位性のことだろうか
☆ 人が作ったものを自分の作品としてYouTube配信するとか
☆ どこかで見かけた絵を勝手に拝借してイラストに加工してしまうとか
人間は どんなふうに これから 自分たちの文化を操作していこうとするんだろう
今までと同じ ただの三面記事として 考えてもいいんだろうか
今後 どういうふうに 生きていくことと まわりの出来事を配置していくのか
家族ができたり
ご近所に仲良しが増えたり
お世話になる人が まったく思わぬ時に 幸運とともに舞い立つことだってある
そういうことは どんな自分の「性分」との 兼ね合いなのか
ひとりひとり
もちろん私も
とことん考える必要があるに違いない
時間と
身の回りの環境は
自分が全力で整備して
力の限り 己の目標とする一点を目指せ
そういうことを 子どもに言える親でいたいと思う
そう思った
この明日になる直前の時間
23時55分に 原稿をあげることが 最近のブームになってしまった
JunkStageさんが 私にコラム連載を依頼してくださってからというもの
月に何回コラムが書けるのか 想像もできなかったけど
結局 この今までの本数を見ると すでに 130回を越えているから
どうやら 私には 駄文をダジャれる習性があるらしく
これも 素晴らしい出会いのきっかけであったことを
今月が とてもツイてた実感として ここに感謝申し上げます
この ネット上に 自分の時間タイミングで コラムを出せるシステムも 本当にありがたいものですね
こんな楽しみがあるとは 正直想像しておりませんでした
夜23時55分
あとちょっとで 今月1月の原稿じゃなくなってしまう時間帯に バシバシキーボードを叩く私は
銀行員の頃にこの技術を習得したおかげでこんな楽しみも今 あるわけであり
ただ 芸人の家に生まれて ずっと芸に関わっているから 幸福なわけでもないことを申し上げて
今月の幸せに お返ししたいと思いマス
NHK教育テレビで今 白熱教室をやっていて 「幸せは伝染する」といいます
JunkStage の コラムを 読んでくださっている皆さんに
私の幸せがどうか 伝染しますように!
コラムをいつも 書いている人は その 幸せの 伝染させる力が強い人 だと 私は思っています
メンバーでいられるシアワセ
私が東京から10年前に移住している 愛媛でも 山の地域が多い この内子町ですが
最近 温かいなと思う日が増えてきました
ここ数年 暖かな冬が多かったので 我が家と店かわせみで使っている 薪ストーブ用の薪も 少なめに用意していましたが
今年は思ったよりも寒かったから 今になって 叔父にお願いして 焚き付けの木材を探して補充しています
ところで
IT や スマートフォンが 多くの利用者の指示をゲットしたおかげで
ちょっと 驚きの光景が
私の住むあたりの山間部でも 最近繰り広げられています
それは あちこちに突然建設される 電波塔・鉄塔です
これは 全国にあまねく経済効果を波及せねばという誰かのプレゼントなのでしょうか?
調べてみると
NT○とか a○とか sof○bank とか そういうとこのものらしいのです
そう Wi^fi や LTE の回線が とぎれないための重要なものらしく
あっというまに 周りの山にニョキニョキ数本立てられています
住民ではおそらく高速通信を使うだろうというのは 我が家を入れても10軒に満たない地区です
それで その 高速通信の恩恵に どこまでこの地区が預かれるのか調べてみると
1社だけが その最先端の端末向けの 回線用鉄塔を設置している様子です
でもって もっと調べてみたら ある日
nt○の回線セールスの人が かわせみのある 町並み保存地区にも 「光回線工事開始」するというオススメをしに回っているのです
どんどんこういうことが 変化のきっかけとして発生する都市部と違って
山間部や 小さい観光地などは 「何のことやらわからん」新しい物事は 結構小さいことがきっかけで 始まるものなんでしょう
全体の大きな変わり方と 自分のまわりの うんと小さいことは 変化のリズムも別ですね
東京で生活している時 私は子どもの頃から蓄積する財産の身体感覚がずれていくのがわからなくて
オーバーに言えば
判断基準にすべき 自分の体調管理の目安を あやうく 銀行員勤務の頃 完全に他人に任せてしまいそうになり
普通に言うと 銀座にあった 某エステに一回だけ行ったということですが
その体内時計やら 免疫系等の判断基準である 肌のチェック(化粧したらわからん)など
自分だけが持つ判断のたからものは その銀行勤務の時 本当にピンチを一度迎えます
それは このまま 芸人にならずに 結婚したろか というギャンブルでした
同期や 女子行員の先輩が 次々結婚出産祝いをゲットしていき
私は自分から後に てっきり後輩の女性が入社すると思ってましたけど
3年間全然来ませんでしたので いつも新人のままで 毎年何かの幹事や お祝いを考える係りをやっとりました
こういう お城を攻めるのには まわにの堀を埋めるか水攻めだね 的な会社の雰囲気は 本当にへきえきでしたね~
女性が働くということに まだまだまだまだ あらゆるおしつけや はたらきかけが いろんなところにころがっていた頃でしたね
結局 モロモロ振り切って 芸に向かって まっしぐらに方向を定めたのは
そういうじわじわしたものの存在も 実は意味があったということでしょうね~
アンテナ鉄塔の恩恵は 私の住む地域には まだ3年はかかるみたいですうううううう
私の頭のアンテナは いつもピピピと張っておきたい!!!!!!!!!
ついこのあいだJunkStageさんの「ライターへの手紙」を読ませていただいて
自分のいっちょ前になったという感じは
「果たしていつだろうか」と考えるようになったら
本当に気になってしまって
結局自分の成人感覚は 何なのかしらんということになって
そしたら次は どうしてそう感じたのか
今回は思い出してみることになった
私の社会人への入り口としては
自分でお金をつかみとりたいという 猛烈な欲があるわけで
独立して芸のほうへいけるのかどうか
とりあえず 一般的に社会人参加は 銀行員からという形になったから
履歴書的には 社会へ出ると 社会人なので こういうことを思い出すのね
商業高校卒業後 就職した北海道拓殖銀行の
東京日本橋にある 大きな建物で入社式をした
高卒と短大 大卒が入り混じった活気があふれる会場をおぼえている
ドラマ「半沢直樹」で 同期の行員がたくさんいたけれど
「拓銀」行員は あの10分の1くらいだったか…
さて 大人というのを実感したのは どの時期だったか考えてみた
就職した時?
いや …私を雇うなんて 余裕のある会社があるんだなあ
最初の給料をもらった時?
もう給料袋はなかったので
小さいヘラヘラする 数字の書いた紙を受け取ったし
あいにくその時のプリンターには たっぷりインクがついていなかったので
ずいぶん うすい金額だったから なお更
なんだか 見ていて寒かった …違う…
両親に給料からお金をあげた時?
泣かれて面倒だったので 「これからは黙って銀行口座にいれよう」
…これは むしろS度が上がって自意識過剰気味の大人子ども…
そう 私が一人前を実感できたのは これから遅れること8年…
その間の状況変化には この3つの説明が必要だけども
1 銀行を「一身上の都合により退職」
2 数年の芸界見習いを経て 曲独楽師 三代目 三増紋也師に入門
3 それから一人で舞台をこなせるようになり 三増巳也襲名…
そして その瞬間は突然やってきた
まず読者の方には
面倒くさいでしょうが
イメージしていただくことを お願いしたいのです
さて もったいぶって 始めましょう
東京の真ん中には何があるだろう?
あんまり話されないけれど
ほぼ中心の緑豊かな場所は 元 江戸城…
つまり 今の 皇居ですね
そこは
地名で言うと
東京都千代田区隼町
その正面(わたしたち芸人には正面です)
そこにあるのは 歌舞伎を国の芸能であると認めた「国立劇場」
そして 国の芸であると認めたから 「国立演芸場」がありますのよ
その国立演芸場という 寄席の舞台が
私のこの感覚の肝で
その芯にあたる経験は
あるおばあちゃんのひとこと
ある日
私がいつもどおり 寄席の舞台で コマの曲芸を演じていて
そのときの演目は 細い3メートルほどの糸に コマを渡していく芸 「糸渡り…あるいは綱渡り」
お客様の席の近くまで寄って コマをお見せするのが 私の楽しみなのですが
演じ終わった時 ひときわ大きな拍手をしてくださる方がいて
それが そのおばあちゃんだった
そのおばあちゃんは 「私いつも あなたが出るのを調べて来てるのよ」
頭をガンと殴られたような
芸人生活初の おっかけファンの登場だった
ほんとうにほんとうに
どなたがどこで みてくださっているのか わからないもんで
そのときこそ 私が感動したことはなかったのです
一人前になった~と
そういう瞬間でした
さて 驚きはまた 続きました
それからしばらくして 今度は 忘れもしない 上野鈴本演芸場での夜席でのこと
その方は
私が投げコマを済ませたのを見計らったように走り寄っていらしたから
ああ 酔ってらっしゃるな
そう思ったのですが
違いました
「コマの芸というものを見て こんなに興奮したことはありません 握手してください
私は秋田県から来ています」
いろんなことがあるもので
こういうふうに お客様が 芸人を作ってくださっているのです
どうか ひとりひとり 表現するものを もっと 楽しんでいただきたいですね
気になる題名なので 放送内容は 相当心配していましたが…
やはり 抗議の声明や 実際に記者会見 そして スポンサーがすべておりてしまったということを知って
ちょっと 書いておきます
実際に いろいろ動いているようですね
さて
私ごとなのですが
子どもの人権保護や虐待を無くす運動に協力しています
気になるのは まったく 悪意を持っていなくても 様々なダークイメージを 放送が してしまっているという 今のやり方について
その 日常の中に 入っているのを 意識して もっと考えてほしいと 思います
漫画からアニメ作品になり 最近深夜枠で放送中の 「進撃の巨人」の過剰な残酷賛美描写が 「大あり」なのに一般の放送が扱うことを解禁してしまったことについて 非常に不快感があり 心配しています!!!(私はこういう放送のやり方は絶対反対です)
日本が 規制していないから ……… というか 自己規制で 今まで出来ていたのに ……… という「自分たちだけで わかっているつもり」
の 「放送したもん勝ち」 このやり方に 嫌悪感です
放送するということは どんなことなのか
公共の放送とは
偏見とは
画面で見るということの 子どもへの影響は
分別ある人ばかりが テレビをみているわけではありません
とにかく 思いやりがないのは 大反対です
今日あわてて子どもの学芸会の仕度を済ませて、普段絶対に行きたがらない夫を学校へ送り出して、メンテナンス中のWindows7機でメールチェック…
大変だ!JunkStageでいつも気になる記事「ライターへの手紙」が
三増 巳也になってるじゃないかあああああああああ
なんてことだ
自分の誕生日もいっさい考えずにパソコンを早くするための
涙ぐましい「つまんない努力」を経て
ものすごく
ビックリしました
おお
なんてことだ
こんなに綺麗に要約していただいて
相変わらず素晴らしい…
…私の舞台の運びと
コラムの様子と
…ほとんど 変わりません
トッ散らかった中に
どういうわけか
偉い先生方も「あらら」と言う物事があるらしい私ですので
自分では わかろうとしていませんから (ええ それでいいのよ…)
このまま まいりますよ~!
今回の お題 「時間の感覚の違い」です
時間は 自分の体感・感情・記憶などなど 様々な事に及びますが
ここは 私の感じた事に ちょいと絞ってみますみや…
(閑話休題…先日寒い日に司会の方が みやすみや と何回もカムので気の毒だった… 思わず自己PR…「こま の みいちゃん」で ヨロシク!)
其の一 困った事実
あわてていると
用件が片付く前に
次のきびしい現実があらわれる
其の二 恐ろしいこと
すごく嬉しくて
このままでずっといたいときに限って
一番苦手な 前置きの話の長い知人が尋ねてくる
其の三 背筋が凍る時
お洒落なお店のイケメンスタッフに
「このカードは取り扱っていません」と言われる初デート風景
其の四 誰か助けて~
夜中にパソコントラブル
手作業バックアップ
終わらず数日の予定がまるつぶれ…(なあに ほんの5日さ)
どうでしょう
各場面ごとに 時間のスピード感が 違うのじゃないかと思います
先日
時間の感じ方について ちょっとした実験をしてみました
料理のしたごしらえ時間が どのくらい自分の記憶と違うか
携帯のストップウォッチ機能で計測したら
ぜんぜん わかっていなかった…
カレーライスの仕度で測りましたが
ジャガイモむきが 嫌だった私を
おかげで克服する事ができましたよ!
…どういうことが 起こったかというと…ですね…
毎回料理する時に考えていた
ジャガイモ洗って皮むくのが
「時間がかかるから やだ」
という感覚を
実際に計測して「現実感のある数字」を
脳みそに染み込ませて戦わせてやりました
すると
「思ったよりも時間なんか かかって無いじゃん…」
と 納得するんですよ!
…私の脳が!
…この脳が!(読んでる方 ご自分の頭軽く叩いてもらっていいです)
えらく名のあるどなたかが ラジオでおっしゃっていたのですが
「心理学 脳科学 これで こういうことの効果が 実際に出るので
ぜひお聞きの皆さんは 実践されてみてください」…てなことでしたので
今回 「実践されてみた」のです
脳トレ生活開始の狼煙(のろし)です
高校生の頃
どうやったら理想の大人になれるか
自分の社会人としての姿を図示して
就職した時にはその手は使わずにいましたが
「曲独楽師」になってから ある時思い出して
また 理想像を描いた紙をちいさく畳んで 財布にしまっておきました
何か越えられない物事が発生した時に見てきた紙は
数年してボロボロになり
気がつかないうちに 買い換えた財布と一緒に捨てました
その理想の形に 今 限りなく近いから
この夢は現実となったといえます
さて 若かりし頃の夢の時間は これからの逆算方式の円熟期とは
まったく違うものですので
今後 あと残り時間どれくらいを 用意して
また そういう脳計画を立てるのかは…
いつか どこかで お会いした時にでも お話しましょう!
これから たぶん 恒例になると思いますけれど…
愛媛県 内子町にある 古い芝居小屋 内子座の
楽屋横のスペースに
出演者だけがメッセージを書ける場所があります
まだ 出来たばかりなので 空白が多かったですが
今後恒例になるから きっとやがては少なくなるでしょう…
そこに先日 2014.1.5 公演致しましたので
左の 三増 巳也 定番サインをしてまいりました
「桂小春團治 新春独演会」ということで 大阪のアランドロン(わかる人だけでいいけど)
桂小春團治師の会に 出演させていただきました
当日は もうそれは たくさんのお客様で 内子座の舞台から お客様のお顔を拝見し
本当に 新年が幸せに明けて 大 大 大 感動の 公演となりました
今年は ずいぶん 雪の天気が多く あちこちで 電車や飛行機が 止まったりして
ハラハラしておりましたが 当日は 真っ青に晴れた空が広がって
内子座前の 小春團治師の のぼりも 気持ちよさそうでした
公演中 何が楽しいかというと 私は楽屋の何でもない 無駄話が面白くて いろいろやらかします
今回は 私が住んでいるあたりの 最近の魚や動物の 「国際化」で 盛り上がりました(私だけか…)
楽屋が 面白いなあというときの公演は 必ずといっていいほど お客様 舞台 一体となっていい雰囲気になることがわかっています
内子でお客様を 集めて頂いた皆さんの腕には まったく頭が下がります
たったの1ヶ月で 今回はキャンペーンしてくださったそうで
(出演する私には サイトでご報告するくらいしか お礼のしようも無い申し訳なさですけど)
地方に数多くある 小屋が 今 存続の危機 そして 取り壊しになった施設もあり
この内子座が 地域と 支える側 利用する人の魅力など バランス良く これからを また積み上げていくことが
とても大切だと 思いました
寄席と違って 芝居を演じる舞台の内子座は広く 大きな演目が楽しめると思いますから
次回もし 曲独楽の公演が 可能なら
江戸期の曲独楽で使っていた 独楽の 吊り行灯を 使えればいいな