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地球の舳先から vol.230
マダガスカル編 vol.7(全8回)
さて、本編は終了したものの、マダガスカルという比較的メジャーな観光地ということで
これから行かれる方のために、わたしの泊まったホテルをご紹介しておきたいと思う。
■Island Continent Hotel (IC HOTEL) (57ユーロ~)
Lot 043 MMA II Ivato Tana 105 MADAGASCAR
首都アンタナナリヴのイヴァト空港から車にて約5分。
空港から街の中心部までは、深夜でも20分、日中はヘタすると2時間近くかかる。
わたしは初日が深夜入り、翌日も朝5時起きで空港直行だったのでこの立地は助かった。
入り口は重い鉄製の扉門で閉められているので、自力で行く人は事前に到着時間を電話入れておいたほうがいいかも。
深夜に車で乗り付けても、(おそらくチップ目当ての)子どもにワーキャーワーキャーと
取り囲まれ、我争うようにスーツケースを駐車場からホテルまで運ばれたのでした。
部屋はいたってシンプルながら、マダガスカルの伝統建屋がコンセプトとのこと。
マダガスカルはどこへ行っても蚊帳のあるベッド。天蓋付きでちょっとした姫様気分。
■Hotel Baobab Cafe (62ユーロ~)
S.A.R.L Baobab Tours BP 77 – NOSY KELY – MORONDAVA
★Baobab cafeのあるムルンダヴァの旅行記はこちら
ムルンダヴァ空港から車で20分。 バオバブ並木道へは約30分程度。
ヌシ・ケリーと呼ばれるビーチに面した区域は中級以上のホテルが立ち並び、道路は舗装されているけれど薄く白い砂浜に覆われた海の街。
部屋はシンプルだが、マングローブ林を臨む側がおすすめ。バルコニーから眺めていると、大小の船やボートが往来しては、子どもが手を全力で振ってくる。眼下にはプールも。スタッフも皆なつっこくてとても親切。雨季は、雨でホテルが倒れるのではというくらい降る。あと、カメが飼われている。
(左:ここももちろん蚊帳つきベッド。 右:ホテルの建つビーチの夕方。)
■Hotel Le Dauphin (84ユーロ~)
BP 54 FORT-DAUPHIN – 614
マダガスカル南部トゥラニャル(別名フォール・ドーファン)の老舗ホテル。
ガリヨン湾やリバヌナ・ビーチなど美しい自然に囲まれながらも、周辺は庶民の生活が色濃く見られるので、周辺を散歩するととても楽しい。このあたりは伝統的な暮らしをしている民族もまだ多く残っているとのこと。
このホテルは、ベレンティー保護区のオーナーが経営しており、保護区へ行くには原則としてこのホテルでツアーを申込む必要がある。そのため、ピークのシーズンは予約必須。わたしは絶賛オフシーズンに訪れたため、宿泊客も数組。そのためか、ベッドルーム、リビングルーム、デスクルームと3部屋続きのスイートに案内された。
ツアーデスクから両替から土産物屋から、なんでもそろう大きなホテル。あとスタッフが明らかにインテリ。帰りにここへ寄って昼食を食べていたら、わざわざフライトの遅れを教えに来てくれた。
(左:これがホテル、ではなく私が泊まったスイートコテージの外観! 右:3部屋からなるスイート)
(左:蚊帳留めもかわいい。 右:一流ホテルのようなバスルーム。でも水は黄土色…)
■Berenty Lodge (76ユーロ~)
BP 54 – FORT DAUPHIN 614
★ベレンティー保護区の旅行記はこちら
ル・ドーファンから88キロのところにあるのがベレンティー保護区。
フランス人オーナーによる私営の保護区で、多種多様の動物たちが生息している。
16棟あるロッヂはベレンティー保護区内で唯一の宿泊施設で、ロッヂを予約すると、日中の動物ツアーと夜のナイトサファリがついてくる。
レストランは屋根と柱だけの掘立小屋だが、今度レストラン棟ができるそう。
自動販売機的なものはなく、レストラン営業時間以外は水も買えないので要注意。
なお、夜は施設じゅうの電気が使えなくなりろうそくで生活。このおかげで、星がすごい。ドアを開けておくとキツネザルに襲撃されるかも。一夜を無事に過ごせるか(虫が)心配になったけど、窓やドアには網戸も張ってあるので、割合、快適だった。クーラーは無く、ファンのみ。
(左:泊まったロッヂの外観。 右:ロッヂ棟まで、キツネザルは散歩に来る。)
■Hotel Chalet des Roses (42ユーロ~)
13 rue Antsahavola | PO Box #BP 4364, Antananarivo
★首都アンタナナリヴの旅行記はこちら
街の中心部にあって、非常に観光に便利なホテル。でも、すぐ向かいの独立広場は犯罪が多いところでもあるので夜などは要注意。広場から見下ろす街の風景は絶品。
併設のイタリアンレストランが美味しいらしいのだが、わたしが泊まった日は元旦でクローズ。代りに近くのレストランを探してくれたり、行き先が決まると少年を送りに出してくれたりと何かと親切にしてくれた。
反面、ホテルの前には物乞いや喜捨を求める人もいるし、すぐ近くの高級ホテルには売春婦…というには幼すぎる少女もいたりする、そんな街。