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2012/03/23

イキドオリ立って伊勢・志摩方面へ突入した。しかしイキドオリ立つ、という状況は何なのかわからず、たいして意味もないので、安全運転で伊勢自動車道を進んだ。

道中は、同行者と「生き物の鳴き声しりとり」をしてみた。つまり「ニャー」と言えば「ネコ」なので次は「コンドル」で「ピーヒョロロ」と言う。つまり動物の名前を言わず、泣き声で判断してしりとりをする。やってみると、以外に人というのは動物の鳴き声を知らず、ウサギやシマウマは鳴くのか、キリンは「キリン!キリーン!ビール!」と鳴きます。とか強引に言って進めることが多かった。ちなみにヒマな時しりとりをするけど、ボクはこの同行者(元美容師・一般の方)に「魚の名前だけでしりとり」で負けている。

伊勢志摩ではなく、本当は、どこぞにできた新しい水族館に行く予定だったけど、それなら二条城も行きたい、清水寺も行きたい。八橋も食べたい。しかし、その水族館は入館に2時間の列を作っているらしく、まだ寒さの残るこの時期にそれはイヤだ。なんだかどこかで見た展示の寄せ集めが多い、というウワサも耳にしているので、もう少し様子を伺ってから、そうだ、京都に行こう、と思うことにした。

伊勢志摩では2つの水族館行った。結果的には、伊勢神宮は最近行ったし、イチゴ狩りは見当たらないし、志摩スペイン村はジェットコースターが怖くて、観光で行くところがなくなってしまって鳥羽水族館さんに大変お世話になった。あとは岬の灯台に行って海を見つめ、ついでに今後のオノレの人生も見つめ迷走して後悔したりして、そうしているうちに辺りは暗くなって犬のウンコを踏みそうになってタヌキ2匹に笑われたので鉄砲で撃って煮て焼いて食って、、、

何を言っているんだ。

三重県と言うのは愛知県と一緒で水族館が密集していて、激戦区。まぁ日本そのものが水族館が多くて激戦国です。わが愛知県は某ジャンボ水族館が白黒のパンダみたいなのの公開が始まるので、我々は策を練らねば困ってしまう。町の総合デパートがさらに大きな事をした、と言う感じで、我々弱小商店街の雑貨屋的水族館は重い年貢と家計のやりくり、財政状況に苦しみ、病床のおとっつぁんの薬さえ買えやしない。この世の中が憎い。裕福な人が憎い。我が暮らしぶりが情けない。金さん、助けて。

何を言っているんだ。

昨日、テレビでマクドナルドのボスみたいな方が、自社の成績の悪さを周りの状況や景気のせいにしてはいけない、ということを言っていた。まさにその通りだナァと思う。とてもタメになった。今日の昼はマックで食べた。

                                                           

ビジネス書をたくさん読んでいる。最近は魚や生き物の本は立ち読みで済ませ、寝る前に読む本は全部ビジネス書だ。スゴイ人というのは世の中にたくさんいるもので、みんな強い志を持って奮闘している。

ウチの周りでは小さな本屋しかないので、最近はアマゾンで頼んでいる。仕事でもアマゾンの魚を扱い、本もアマゾン。まぁこの意味は違う。いつかアマゾンに行ってヘンテコ魚をつかんでみたいとも思っている。豊橋アマゾン、という熱帯魚屋さんにもいつもお世話になっている。ライダーアマゾン世代ではない。

何を言っているんだ。

本のアマゾンから頼んだ本がいっぱい来た。3冊ビジネス書。ビジネス書を読んだところで、我が頭脳ではたちまちスゴイ水族館が作れて、カンブリア宮殿にゲストで出演する、ということはできないがそれでも参考にはなる。モチベーションは上がる。犬は喜び庭駆け回る。ネコはコタツで丸くなる。

何を言っているんだ。

                              

 

頼んだ本のうちの1冊は唯一魚の本だ。

「AQUA LOG」という熱帯性淡水魚のスーパー図鑑だ。前述の豊橋アマゾンのN君に教えてもらって入手した。洋書。

このアクア・ログは、いろんなジャンルごとに作成された図鑑で、種類ごとに魚を集めた傑作版図鑑である。ボクが入手したのは、熱帯性の卵ではなく直接子供を生むメダカだけがズラリと載っている大変マニアックで、知らない人にとっては3年前の少年ジャンプよりも興味関心購読意欲がゼロの本である。

洋書なので入手した本人も何が書いてあるのだかわからないし、辞書を片手に読破する根気も持ち合わせていないのですが、ペラペラめくって写真だけ見ていても日本の観賞魚図鑑には載っていない珍種がバンバン載っていて、この世は面白い魅力魚で溢れているんだナァ、と感心してしまう。英語はまったくわからない宇宙語というわけではないし、魚の学名(世界共通名)は少しはわかるので見ていて少しは理解できる。正確には理解したフリをしている。

そんなこんなで今日に至る。

2012/03/23 11:20 | kobayashi | No Comments