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先週はお休みをいただき、失礼いたしました。
実は、18日から23日までバンコク及びプーケット(タイ)に行っておりました。
以前にも書きましたが、タイは私が最もよく足を運んでいる外国でもあります。
2000年の12月に初めて訪タイして以来、毎年少なくとも一度は訪タイしているところです(爆)。
ご存知のとおり、最近バンコク周辺でかなりひどい洪水があり、バンコクも水没寸前の状態だったのですが、ぎりぎりのところで回避されました。
そういうわけでこの時期訪タイする観光客も少なく、私自身も家族から心配されたのですが、こういうときに行ってこそ飛行機も空いているしホテル代も安くなるわけで、訪タイを敢行し次第です(笑)。
順序としては最初バンコクで1泊した後、プーケットで2泊して再びバンコクに戻ったのですが、こちらではまずプーケットでの模様をご紹介いたしましょう。
10年以上訪タイを続けている私ですが、タイ旅行の定番ともいえるプーケットにはなぜか行ったことがなかったので、今回初めて行ってみることにしたものです。
さすがに名の知られたビーチリゾートだけに、海はとてもきれいでしたし晴れ上がった青空もまた美しいものでした。
またこちらは、バンコクなどタイ中心部の大洪水などどこ吹く風という感じでしたね。
一方で街中は意外と派手で、かつ活気がありましたね。
夜になればネオンがまぶしいくらいで、人出も昼間よりあるのではないかと思えるほどでした(爆)。
また、タイ名物?のニューハーフたちがショーの宣伝に繰り出していたようですね。
ただ困ったことは、バンコクとかに比べても物価が高かったということでしょうか。
たとえばマクドナルドでも、日本と同じくらいの値段だったように思います。
なぜか街中では、犬が寝っ転がってノビているのをよく見かけました(笑)。
一方バンコクですが、街中はこのように洪水の影響もまるでなかったかのようでした。
最近できたばかりのショッピングセンター「TERMINAL21」では、フロアごとに「東京」「ロンドン」など、世界の著名な都市をテーマにしたデザインを施しています。
特に「東京」のフロアでは、いきなり巨大な招き猫が出てきたり、お相撲さんが稽古していたりで笑えました。
しかしながら、スワンナプーム国際空港とバンコク市内を往復するときに乗った「エアポートリンク」という電車の車窓から見た郊外は、まだかなり水がたまっているところを多く見かけました。
平坦な土地だけに、なかなか水が引かないようですね。
その電車の中で、こんなTシャツを着ていた人もいましたが(笑)。
まあいろいろありましたが、とりあえず今回の訪タイも楽しめました。
というわけで、ここからがようやく本題となります(爆)。
今月インドネシアのパレンバン(スマトラ島)では、東南アジア競技大会が行われていたわけですが、普通日本では私みたいな奇特な人間を除いて(自爆)、ほとんど関心はないと思うのですが、今年はあることで少しニュースにもなりました。
それは、お笑い芸人として知られている「猫ひろし」が、なんとカンボジア国籍を取得して、このSEA Gamesのカンボジア代表としてマラソンを走ったことです(爆)。
ちなみにこちらが公式ホームページにおける、彼のプロフィールです。
もともと本名が「瀧崎邦明(たきざき・くにあき)」なので、そのままですね。
そして結果がこちらのとおりです。
10人中4位(完走9人)で記録も2時間30分を切ることができず、ロンドン五輪代表決定とはならなかったようですね。
まあこの件については賛否両論あったわけですが、他の国から選手を「輸入」して国籍を与え代表選手としている例は、日本を含めて他にも数多くあります。
カンボジアとしては、この件をきっかけに多くの日本人がカンボジアに関心を持ち、観光その他で交流が広がれば、経済的な面のみならずメリットは大きいと思います。
猫ひろし本人としても、自身の五輪出場による知名度アップのみならず、日本とカンボジアの交流の「架け橋」的存在になれれば、カンボジア人になった甲斐もあったというものではないでしょうか。
ちなみに、バリ島在住の由佳さんに「現地では話題になっていますか?」とうかがってみたのですが、「まったく耳にしたことがない」とのことでした(苦笑)。
まあ同じインドネシアといっても、国土は広いですからねえ。
私も2007年にタイのナコン・ラチャシマーで行われたときに見に行って、国際大会にもかかわらず選手と観客の距離が近いという、独特の雰囲気が楽しかったのでぜひまた行きたかったのですが、やはりスマトラ島は遠かったですね(苦笑)。
なんか今回は本題の方が短くなってしまいましたが、なにとぞご容赦ください(笑)。