今月23日のソロライヴで、ピアフの歌を主に歌うので、ピアフのコンサート&ドキュメンタリーDVDを観ました。
前にも一度観たけど、毎回観るたびに、この人にとっても惹かれる。
なんでこんなに素敵でチャーミングなんだろう。
決して美人でなく、細くて小さくて、衣装もいつも黒いシンプルな洋服。
でも歌っているときのパワーがすごい。
数年前にピアフの映画もできて、主演女優が賞をもらった。
なかなかおもしろい映画だったし、よく描かれていたけど、ピアフの歌のオーラはあんなもんじゃない。
全力投球で生きて、愛して、そしてそれらの想いをすべて歌に託したピアフ。
彼女の存在そのものにパワーと魅力があるのだと思うけど、亡くなる数年前はまだ40代後半なのに病気のせいかおばあさんのような風貌になってしまっている。
それでも20歳年下男性と結婚するから、これまたすごい。
とにかくすごく魅力のある人だと思う。
彼女が歌うのは愛。
愛に求めるものは・・の質問に、「すべて」と答えるピアフ。
「愛は喜びや悲しみ、驚きを与えてくれる。失望したことはないわ」
あまりにも波乱万丈すぎる人生を送った彼女。
そんなピアフの歌だからこそ、聴く人を惹きつける魂が伝わったのだと思う。
そしてそれは生で聴いていない、CDや映像でしか知らない現代の私たちにまでゾワゾワと伝わってくる。
今年はあちこちでピアフに関してのステージがあり、色んな人がピアフを演じている。
だからというわけでは全然ないが、ピアフの世界を表現してみたくなった。
今までもピアフの歌はちょこちょこ歌ってきたが、こんなにまとめてたくさん歌うのは初めて。
今回の私のライヴは別にピアフを演じるわけではないが、ピアフの歌の世界を私なりの歌で表現したいと思った。
でも初めて取り組む歌も多いが、やはりとってもドラマチックだし、歌っていてとってもおもしろい歌が多い。
23日のライヴまで、もっとどっぷりピアフに浸かってみたいと思う。
ということでご案内です。
私のホームグラウンドである青山のお店でのソロライヴ。
今年3回目のライヴです。
2部ではエディット・ピアフの世界をお届けします。
あの有名な曲も色々出てきます。
乞うご期待!
是非、聴きにいらしてください。
「鈴木希彩(のあ) アコースティックソロライヴ vol.10」
~2011夏、ピアフを歌う~
vocal: 鈴木希彩 演奏:深町エリ
8/23(火) 1st 20時~、2st 21時~
チャージ 2500円 + 別途ドリンク,お通し
BAR AOYAMA R40にて
(通常40歳以上の会員制のお店ですが、ライヴは大丈夫です)
港区南青山5-9-1 第一タニビル 2F
03-3406-0400
東京メトロ 表参道駅 B3出口 徒歩3分
http://www.bar-r40.com/
小さなお店なので予約優先です。
ご予約はお店か私へメールをお願いします。
noa_heart_soul_1song@yahoo.co.jp
今、ピアフの歌の世界にぞっこんです!
暗い、こわい、・・・といわれる日本のシャンソンのイメージをくつがえしたいと思います(笑)。
シャンソンはこんなにもいい歌がたくさんある。
それを多くの方に知ってもらいたい。
そう願って私はシャンソンを歌います。
是非お待ちしてます。
昨日は大好きな歌手の一人である湖東美歌さんのコンサートにいってきました。
CD発売記念コンサート
CDのタイトルでもある「私の宝物~My Tresure」
やっぱり美歌さんの歌は素敵。
美歌さんは私の昔からのヴォーカルの先生でもある深町エリ先生の古くからの友人でもあるので、私も以前からよくライヴに行ったりしてました。
今回はちょっと久しぶりになってしまったけど、相変わらずうまい。
小さく細い体なのにパワフルな声で歌うし、リズムも心地いいし、そしてとってもキュート。
基本的にはjazzシンガーで、英語よりも自分で日本語の訳詩をつけて歌うことが多いです。
今回はjazzだけでなく、シャンソン、ブルース、ラテン、タンゴ、日本の歌謡曲&ポップスなどを美歌流に美歌さんなりの歌で表現していました。
美歌さんの歌を聴いていつも思うけど、すごく難しい歌も歌っているのに聴き心地がよくて、難しく聴こえない。
それは美歌さんが自分の歌としてちゃんと歌いこなしているからだろうな。
そして体もすごく鍛えていて、歌う体にしている。
ものすごい努力家の人だと思います。
そう、歌は体を使って歌うのです。
口先だけで歌っている歌手もたくさんいるけど、きちんとした発声ができている歌手の歌は全然違います。
CDのタイトルでもある曲「私の宝物」は、美歌さんが去年亡くなったお母様を想って書いた詩。
とってもとっても大事に歌ってました。
そしてとても心に響きました。
3年前、同じこの劇場”あうるすぽっと”でやったときは美歌さんのお母様がちゃんと観にいらしてて、客席に向かって「ママ~」といって、お母様も笑顔で手をふっていらっしゃいました。
そんな光景を思い出して、ウルっときてしまいました。
美歌さん、これからもいい歌を聴かせてください。
それにしても今歌の世界も大変。
美歌さんでさえもホールにお客様を呼ぶのが大変で、次回からホールにするのを考えようかと思ってます、と言ってました。
お店の歌手もお客様を呼ぶのに結構苦労してます。
もちろん歌を楽しみに聴きにきてくれるお客様はいるのですが、でも昔よりもそういう余裕のある時間を持つ方が減ってきたのは事実。
アーティストにとっても厳しい時代ですね。
シャンソンのコンサートである巴里祭に出演するため、関西に行ってきました。
少し前から入り、京都の友人と比叡山の延暦寺に行ったり、幕末好きなので新撰組ゆかりの壬生へ行ったり、京都を堪能しました。
とくに本番前に比叡山に上がったのがよかったかも。
雄大なる山のパワーを思う存分、浴びてきました。
そういえば去年も巴里祭の前に京都にいって、鞍馬~貴船にいきました。
貴船神社のパワーはすごかった。とくに奥宮。
比叡山はほんとうにすがすがしい、山と空と澄んだ空気の解放感がたまらなく気持ちいい。
そして頂上からはびわ湖が。
ため息が出るくらい美しい景色でした。
さてパワーをいっぱいもらって私は巴里祭のステージへ。
ホールはいずみホール。
大阪城公園駅にあり、クラシックのとても素敵な音楽堂です。
舞台や客席の写真とるのを忘れ、ショック!
でもとにかく美しいホール。
そして音響の響きが素晴らしい。
こんな素晴らしいホールで目いっぱい歌えること、ほんとうに幸せです。
そしてなんといっても応援して下さる色々な方からチケットを購入頂きました。
大阪でなんてチケット売れるのかな・・・とちょっと心配してたのですが。
ほんとうにありがたい限りです。
なのでもちろんちゃんといい歌をお届けしなくちゃいけないということと、初めて私の歌を聴く人も多いので、とにかく納得のいく歌を歌おうと思いました。
私が歌ったのはコンクール受賞曲でもある「O TOI LA VIE~おお我が人生」
想い入れのあるこの曲をやはり歌いたいと思いました。
今回はピアノに加え、フランス人アーティスト ミッシェル・グラスコのアコーディオンも入り、さらに深いいい演奏でお届けできたと思います。
アコーディオンつきで歌うのは初めて。それもあのミッシェルが弾いてくれてとてもうれしい。
広く、声も響きわたるホールで、魂込めて歌いました。
ミッシェルは日本語を少し勉強してるようで、去年より日本語が少し話せるようになってました。
私が歌い終わって袖に引っ込み、ミッシェルに「ありがとう~」というと、
「アナタ ウタ ウマイネ」
とカタコト語でいってくれました。
とてもうれしかったです。
終演後、お客様にお会いして、いい評価は頂けたので、とりあえずほっとしました。
今回は今年のコンクール出場者の方が色々出演されて、バラエティな歌がたくさん聴けましたよ。
1年ぶりにお会いした辻川澄子さん。
去年の第1回なにわシャンソンコンクールでは、私と辻川さんが準グランプリでした。
今年、辻川さんは再度コンクールを受けて、見事グランプリを獲得。
病気を抱えながら、細い体で、深い、魂のこもった歌を聴かせてくれました。
辻川さんの歌は私もリハを客席で聴いて、グッとくるものがありました。
またお会いできてうれしい。
シャンソンは年齢を重ねなければ歌えない歌がたくさんあります。
人生経験を積んで、人間修行が深くならないと味が出てこない・・・そんな歌がたくさんあります。
もちろん歌い方によって、どんな年齢の人が歌ってもそれなりに味わいが違って出てくるのもあります。
だからこそおもしろいのかもしれない。
まだまだ修行中。歌は深い。
そしていつも思うけど、一人ではなく、たくさんの人達に支えてもらっていること、助けてもらっていること、それをいつも心に思い感謝して、これからももっともっといい歌をお届けできるよう、がんばっていきたいと思います。
今回もいい出会い、縁がありました。
感謝!!
そして観に来てくださったお客様、チケットを購入くださったお客様、ほんとうにほんとうにありがとうございました。
今日はJUNK STAGEの9/11公演の2回目打ち合わせ&会場下見にいきました。
会場がライヴハウスなので見学できるのが夜22:30から~。
ということで20:30くらいから集まり、軽く台本読みなどしながら、全体像をあたっていきました。
スギタクミさんの脚本、とてもいいです。
それぞれ色んなジャンルで出演するアーティストたちをうまく話の流れにのせて入れ込んでます。
ストーリーもドラマチックで素敵。
なんか思った以上にちゃんとした・・といったら変ですが、本格的な舞台が出来上がりどうです。
全体稽古があとは直前の2日間だけで仕上げるというのもまたすごい話だけど(笑)、でもそういう状況の中でどれだけのものができるかも逆に見てほしい感じです。
出演するほうは、もちろんスタッフもそうだと思いますが、事前の準備&計算と、あと集中力ですね。
各パフォーマーもここぞとばかり力を発揮しあうと思いますので、きっとパワフルないい舞台になると思います。
私はまだ歌う曲も確定してないけど、でも9/11だし、今回の震災も11日だし、やはり平和をテーマにお届けしたいと思います。
是非観にいらしてくださいね。
詳細はそのうちにアップされると思いますが、席数もそんなにないので、完売が予想されます。
チケットは是非お早めに。
私も3回目のJUNKイベント。とても楽しみです。
さて明日はシャンソニエに出演。
ちょっと自分の中に色々あり、なんか今、心の奥底をガシっとつかんで引っ張り出して歌いたい感じです。
とはいうものの、お客様あってのこと。
もちろんお客様に聴いていただくために歌います。
今の私、どんな歌を歌うのか・・・、自分の中から出るものを楽しみながら歌ってきたいと思います。
お時間のある方、遊びにきてくださいね。
☆新宿シャンソニエ「QUI」
7/4(月)
1ステージ 19:45~、2ステージ 21:00~、3ステージ 22:00~
入れ替えなし。内容はすべて違うので通しでお聴きいただけます。
明日はなんと4人歌手が出演します。
チャージ 5500円(1ドリンク&お通しつき)
都営新宿線 新宿三丁目 C4出口より 徒歩1分
「QUI」のホームページです。
http://music.geocities.jp/chansonqui/
新宿区新宿3-2-2 紺野ビル B1F
03-3341-1814
2ステージ目のあとにはお客様コーナーもあり、ご自分のキーに合った楽譜をお持ち頂けると生ピアノで歌えます。
是非お店で歌いたいという方はチャレンジしてくださいね。
お店にお電話でご予約される方は、スズキノア扱いで予約をお願いします。
QUI 電話 03-3341-1814
お待ちしてます。
パリ祭とは・・・
パリのお祭ではありません。
もともとは7/14のフランス革命記念日からきていますが、それにちなんで毎年開催されるシャンソンの1大イベント、シャンソンコンサートのことです。
パリ祭の最初は1963年に日本シャンソン協会の石井好子さんが始めました。
それからだんだん広まり、全国のあちこちでパリ祭が開催されています。
もちろんパリ祭と呼ぶのは日本だけ。
フランスではただ7/14で、国民の休日です。
パリ祭で一番大きなステージはNHKホールのパリ祭。有名人やシャンソン界の大御所がずらりと並びます。
まあその中に入るのは色々な面でまず難しいのですが、シャンソン歌手としてパリ祭に出られるのはうれしいこと。
7月はあちこちの劇場でも、またシャンソニエというシャンソンのライヴハウスでもパリ祭が行われます。
さて私は去年、大阪の巴里祭に出演しました。
その年のなにわシャンソンコンクールで準グランプリを頂き、入賞者は無条件に出演できるということでした。
憧れの初パリ祭のステージ。
サンケイホールブリーゼというとっても素晴らしいステージに立つことができて幸せでした。
まあ今年はパリ祭出演はないかな・・と思っていたのですが、なんと今年も大阪の巴里祭から出演依頼を頂きました。
今回の出演は、フランス人歌手ミッシェル・グラスコ、第2回なにわシャンソンコンクール入賞者、
そして第1回の入賞者も。
連絡頂いたのが今月初めで、来月の仕事などが入っていたためバタバタしましたが、せっかくのパリ祭、やはり出られるのであれば是非出たいと思い、今年も大阪へ行ってきます。
そして今年はいずみホールというクラシックの音楽ホール。
写真でしか見ていませんが、すごく素敵なホールみたいです。
関西方面の方、7/11に是非シャンソンコンサートを聴きにいらしてください。
ピアノ、アコーディオンとともに、心動かされる歌がたくさん流れます。
「日仏巴里祭~願い、叫び、祈り~」
7/11(月) 18:30開演
いずみホール
チケット 前売り 5000円、 当日 5500円
チケットは私の方で受付しております。
興味のある方、ご連絡お待ちしております。
あっという間に6ケ月過ぎましたね。
今年は春にあの震災があって、不安ながらもあわただしく月日が過ぎていきました。
被災地の悲惨な状況に涙した日々、東京でも余震が続き、さらに原発の不安から物が街から消え、まるで戦後・・?というくらいほんとうに物をもとめてあちこち探しまわったり、計画停電で真っ暗な中、なんとか作業をこなせるよう色々考えながら時を過ごした日。
そんな状況の中、ライヴもやり、引越しもして忙しくしている中、なんとなく東京は普段の生活に戻っていきました。
4月ライヴのときは、ああいう状況の中でもたくさんのお客様が来てくださり、自分たちがお客様に元気になってもらおうと思い、一度はやめようか迷った末、「やる!」と決めたライヴだけど、結局私たちもお客様からパワーを頂いたみたいです。
私が歌っていけるのは聴いてくれるお客様があってこそ。5/24のライヴも小さい会場であるけど満員のお客様が来て下さいました。
私が心をこめて感謝と愛の気持ちを送るつもりが、やっぱり私が愛をたくさんもらいました。
帰っていくお客様の笑顔と「よかった!」という言葉。
今回の震災でいつ何が起きるかほんとうにわからないとあらためて感じました。
被災地のためにやるべきこと、東京を沈ませないためにがんばること、日本を救うべく経済をまわしていくこと。
国民それぞれがみんな思っていると思います。
もちろん私も1国民として協力していきたいし、普通に戻ってきた生活の中でも被災地の厳しい現状は忘れないようにしたい。
そしてもうひとつ。
私は自分のやりたいことを本気でやる。
それが歌であるならば、今まで以上にもっともっと本気になろうと思いました。
歌を伝える、瞬間瞬間の想いを大切にして。
今月の頭に引越しして、もうほんとうに大変!!
今まで5回引越ししましたが、今回は一番大変でした。
事情はまあさておき、まだまだ部屋は段ボールの山・山・山・・。
しかしながらその間にシャンソニエに出演があったり、明日はソロライヴ。
何がなんだかわからない状態の中、準備だけはがんばって進めてきました。
おかげさまで明日のソロライヴは1ケ月以上前にほぼ8割の予約を頂いていて、1週間前で満席になりました。
ありがたいことです。
こういう時期だからこそ、こういう大変な時期だからこそ、届けたいものがある。
被災地へ歌は届きませんが、せめて首都圏でがんばっている方に元気+パワーを送りたいと思ってます。
今回も収益の一部を義援金とさせて頂きます。
満席ではありますが、一応掲載させていただきます。
「鈴木希彩(のあ) アコースティックソロライヴ vol.9」
~希望~
vocal: 鈴木希彩 演奏:深町エリ
5/24(火) 1st 20時~、2st 21時~
チャージ 2500円+別途ドリンク,お通し
BAR AOYAMA R40にて
(通常40歳以上の会員制のお店ですが、ライヴは大丈夫です)
港区南青山5-9-1 第一タニビル 2F
03-3406-0400
東京メトロ 表参道駅 B3出口 徒歩3分
http://www.bar-r40.com/
小さなお店なので予約優先です。
ご予約はお店か下記へメールをお願いします。
noa_heart_soul_1song@yahoo.co.jp
明日は精一杯いい歌をお届けできるよう、、心を届けられるようがんばります。
ちなみに次回のソロライヴは8/23(火)です。
JunkStageをご覧の皆様、こんばんは。
いつもJunkStageをご訪問いただき、ありがとうございます。
現在、「いつも前を向いて」を執筆中のライター・鈴木希彩さんが私事多忙のため、こちらのコラムを一時休載とさせていただいております。
再開は5月中旬です。
連載を楽しみにしてくださっている皆様には申し訳ございませんが、再開をお楽しみにお待ちくださいますよう、お願い申しあげます。
(JunkStage編集部)
今住んでいるアパートが古くて取り壊しになるため、来週近くにできた新しい建物に移ることになりました。
それはいいんだけど・・・・
新築に住めるのは素敵だけど・・・
引越しは大変!
出るわ出るわ、どんどんものが出てくる。
まずは捨てるのが膨大な数でものすごい。
洋服もハンパじゃない。
もう着ないけど結構いい服は被災地に送らせていただきました。
服やバッグなどすごくたくさん送ったけど、まだまだあるのです。
歌で仕事をするようになってから、ドレスなどの衣装も増えたので、もうタンスが入りません!!って訴えていたのだけど、容赦なく入れる私。
さて・・・新しいところは今よりせまいし、まあもっともっと捨てないとね。
楽譜や台本などもすごいけど、これは捨てられないからな~。
過去の舞台の台本などはたぶんもう使わないんだけど、でもなんか台本って捨てられない。
楽譜はこれからもいくらでも使えるけど、台本は微妙ですね。
他の役者さんはどうしているのでしょう。
そして歌を本格的にやるようになってから、CD,MDももりもりに増えてます。(私はまだ時代に追いついていってないMD派なので・・)
まあとにかく自分のまわりを見回して、反省・・。
引越しは大変だけど、いい機会。
環境をかえて、いらないものを処分して、気持ちも新たにスッキリした新生活を送りたいです。
被災地の方など、なんにもなくなってしまって困っている方がたくさんいらっしゃる、ただ捨てるのはとても心苦しいんですが・・。
少しを送っても直接の知り合いでもない限りは難しいですもんね。
捨てるものにも使ってきたものはそれなりに愛着ある。
「ありがとう」の気持ちを込めて、捨てたいなと思います。
先週土曜日、「春の宵に唄う花 ~4 pieces for peace~」 無事に終わりました。
最初はこういう時期でもあり、お知らせをするのも遅くなってお客様が来てくれるかどうか不安でした。
義援金どころか会場費も払えないかも・・・・と。
でも当日はほんとうにたくさんのお客様にお越しいただいて、ほぼ満席でした。
メンバーのがんばりです。
今回は1部が作品、2部はショー。
バラエティにいろんな曲をお楽しみ頂けたのではないかと思います。
そしてメンバーの熱い想いもきっと届いたのではないかと。
初めて組んだ4人ですが、ほんとうに愛すべき仲間。
私は一番お姉さんなので、いつもよりしっかりしてました(笑)
短い稽古期間だたけど、メンバーに愛情いっぱいです。
ほんとうにありがとう。
そして毎度の深町エリ先生。
私のライヴではいつもピアノはエリ先生です。
リハからみんなをたくさん引っ張ってくださいました。
感謝感謝です。
またメンバーが同じ事務所ということもあり、事務所の社長でもあるカオさんが他の事務所仲間に声をかけてくださって、みんなで観にきてくださいました。
今回一番嬉しかったのは、評価のとっても厳しいカオさんが、
「今までで一番素敵なノアでした」
といってくれたこと。
なんかひとつ抜けた感じがします。
ありがとうございました。
何かが見えてきた・・・。
また次に向かってがんばります。
そして何よりも不安な状況の中、私たちのライヴを聴きにきてくださったお客様。
たくさんたくさんありがとうございました。
震災後、やめたほうがいいのでは・・・と色々考えた末、やっぱりやろうと決めた私たちにとって、聴きたいときて下さるお客様がいてくれたことが私たちにとっての救いになりました。
ほんとうに嬉しく思ってます。
今のこの時期だから、なおさら何かを届けたい。
せめて首都圏にいる私たちが元気にならないと経済もまわっていかないし、結果的に被災地を助けることもできない。
3月はライヴ中止も考えました。
でも必要以上の自粛はせずに、自分たちがやることでわかってもらえることがある、と信じてやることを決めました。
そして来てくださるお客様にパワーと元気を届けたいと。
終わったあと、お客様の笑顔を見て「やってよかった」と心から思えました。
ご来場いただいたお客様、ほんとうにありがとうございました。
収益の一部は義援金にさせて頂きます。
日本赤十字社だとなかなか直接被災地にいかないので、メンバーの知り合いに大変な被災者がいて、その方を通して義援金を送らせていただければと思います。
みなさまの心、届けさせて頂きます。
ありがとうございました。