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2013/12/26

こんばんは。皆様、クリスマスはいかがおすごしでしたでしょうか?
わたしは別にこれといって特別イベント感もなくのんびり年賀状など書いて過ごしました。イベントに追われ髪振り乱して集客していた現役の頃を思うと雲泥の差です(笑)

ところで今日は、お兄ちゃんなお客様たちのことをお話していこうと思います。
以前も書きましたが、わたしのイメクラ勤務時代で最も数が多い属性のお客様は俗に言う「妹属性」の方々でした。(ご存知ない方のためにはてなの説明文はこちら→ http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CB%E5%C2%B0%C0%AD

で、そういう方々はことごとく自分を「お兄ちゃん」と呼ばせるのですが、その呼ばせ方が結構人それぞれだったわけです。例えば「“にいたん”って呼んで」とおっしゃる方もいれば「“お兄様”って呼んで」な方もいれば「名前を呼び捨てして欲しいんだけどあくまで君のスタンスは俺の妹だからそのつもりで演技して」とおっしゃる方もいた。

そしてそのような方は皆さん概して優しかったので、わたしにとっては(この言い方もなんですが)仕事のしやすいお客様だったのでした。

ところでリサーチしたところ、このお兄ちゃんなお客様方で妹さんがいるという話は全く聞かず。姉ならいる、と教えてくださった方はいたのですが…。
こうしてみると、実際に妹さんがいないからこそ、イメクラというバーチャルな場で兄妹ごっこをしたいという欲望をお持ちだったのかな、と思うのです。
(実際、妹がいる男性の友人は「妹がいると女への幻想が減る」とまで言っていた。これもひどい感想ですが、それも一理あるような?)

兄弟姉妹というのは不思議なもので、大抵の場合は選べませんし、しかもほとんど一生の付き合いになる関係ですよね。
だからこそ兄弟姉妹の中だけで通じる会話があるとわたしは思っていて、友人のおうちにお邪魔した際などに交わされる姉妹の会話、兄妹姉弟の会話を楽しく盗み聞きしてしまいます。
他人が聴いていると「ん?」とおもうような会話も兄弟姉妹の間だとスムーズですし、共有してきた時間の長さの証拠のように、省略だけで会話が成立したりもする。
それは得がたいものだよなあ、と第三者としては感じるわけです。

イメクラでの兄妹ごっこはもちろん「ごっこ遊び」の域を出ませんが、それでも二人だけで過ごす時間が増えてくると、似たような擬似兄妹遊びができることもあります。お兄ちゃんなお客様たちは、実際妹がいたらこういうふうに接したかったのかな、と思わせる優しさをたくさん持っていた。オタクっぽい部分も多分に含んだ遊びであることは否定しませんが、こういうお兄ちゃんなら欲しかったな、と兄のいないわたしにとっては懐かしくて暖かな思い出のお客様たちなのでした(´▽`)

 

 

2013/12/26 08:38 | chica | No Comments