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毎年クリスマスのヨーロッパを旅するのが私と母の楽しみ。
そんなわけで、南国から寒いヨーロッパ&日本へと旅行に行っていました。
私にとって旅は心の栄養。
旅に出ると、その土地の匂いやそこに住む人々の服装や表情を感じて、「あぁーここにも人の人生があるんだな」って思います。
同じ空の下、この地球上には沢山の人生が存在しています。
みんなこの場所で、泣いたり笑ったり、悩んだり喜んだりして大切な人生を送っています。
そんなことを思いながら、オーストリア・チェコ・スロバキア・ハンガリーの街を母と歩きました。
中欧ヨーロッパを旅すると、キレイなものに沢山出会います。
ハプスブルグ家の繁栄を感じる建物は何度訪れても目を奪われます。
そしてそこに息づく文化や芸術にただただ感動します。
そしてもう一つ、中欧ヨーロッパを旅すると感じるものはユダヤ人迫害。
この何てことない路地の先にも昔のシナゴーグが残っています。
豪華な建物、優雅な芸術、苦しかった人々の生活、戦い・・・。
ヨーロッパの街にも沢山の歴史とそこに生きた人々の思いがあります。
同じように、私が住んでいるアジアにも豪華な建物と芸術、苦しい人々の生活、戦い、発展があります。
そして、その街に沢山の歴史とそこに生きた人々の思いがあります。
同じように、日本の街にも沢山の歴史とそこに生きた人々の思いがあります。
地球上、人が住んでいる全ての場所に、そうした人々の人生が存在します。
同じ空の下、泣いたり笑ったり、悩んだり喜んだり。
人はその生きている場所で精一杯の人生を生きています。
同じ空の下に生きている人間同士、互いの尊い人生を尊重して、お互い精一杯生きたいものです。
南国マレーシアの真っ青な空を見上げながらそんなことを思った穏やかな休日。
旅から帰ってきたばかりだけど、私の心の栄養摂取はまだまだ終わらず・・・次はネパールへ。