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こんばんは。そろそろ年末年始の忘新年会の予約などで幹事様が大変な季節ですね(^_^;)
わたしは今年はお店もないので、ひさしぶりに静かな年末を満喫できそうです♪
ところで、この時期は当然のことながら水商売関係の女の子たちの飲酒量も著しく増加。
普段はお一人で静かに飲まれるタイプのお客様も、二次会の帰りなどでお連れ様を伴うこともありますし、三次会と称して集団でいらっしゃることも多く、お店としてはかきいれ時。いつもなら24時で上がるシフトの女の子も指名が入ったりで終電を逃し、朝まで勤務、というパターンになることも多いです。昔勤めていたお店ではこの時期が到来するとノルマも増え、ついでに更衣室にヘパリーゼも常備、という戦闘態勢に入っていました。
が、百戦錬磨のキャバクラ嬢はもとより、お客様とて人間です。
もともとアルコール耐性の強い方ならいいのですが、そうでない方には大変なシーズンであることは間違いない。
わたしの場合、お酒は好きですがあまり強くはありません。なので普段は新規のお客様でビール+チューハイくらいでお茶を濁し、指名で慣れてくださっているお客様だとそもそも飲まなかったりというまったりとした接客を許していただいていましたが、しかしそれはそれ、これはこれ。こういう戦闘態勢下ではお客様に望まれれば深酒もいたします。
でも、やっぱりそれは苦行なのです。
「うう…もうだめ吐く…」と思いながら笑顔で飲むビールのにがさにお酒の長所であるリラックス効果など期待のしようもありません(>_<)
これはお客様の方でも同じかと思いますので、せめてわたし達キャバ嬢にできることといえばどうにかこうにか楽しいお酒を味わっていただくということくらい。
お連れ様がいる場合は空気を読みつつお客様を立てたり落としたり、あの手この手で話題を盛り上げてみたりするのですが、しかし、致命的に勝てない、と思う瞬間があります。
それはやっぱり、お客様が気心のしれた同僚の方と来店しているときなのです。
職場の話題などで盛り上がっていらっしゃる時は、女の子たちはお酒作り係に徹します。だってそのほうがお客様がリラックスしていることが多いから。もちろん会話に加わることもありますが、それでもお客様にとってある意味指名嬢のいるお店に連れてこれる同僚というのは仕事を超えて友人関係にあるわけで、その気安さが楽しいお酒につながるんじゃないかなと思うわけです。
そしてそれは女の子だって同じこと。
仕事で飲むお酒は、やはり仕事の一環です。仕事終わりに友達と飲む一杯は本当に幸せ!
こんなことを書いてたらなんだか飲みたくなっちゃいましたが(笑)、皆様もどうぞよいお酒を楽しんでくださいね♪