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南国にも、イスラム国家にもクリスマスはやってくる!
しかも日本よりも派手で、規模もスゴイ!
ショッピングモールの中にメリーゴーランドだって設置しちゃう。
イスラム教徒の人も普通に記念写真撮っているし、クリスマス=キリスト教という感覚は少ないのかもしれないです。
その点は日本人と同じですね。
語学学校の仲間と話していて、何で日本人は英語が苦手なんだろう・・・って改めて疑問に思った。
みんな何歳の頃から英語学んでる??
っという話になって、計算してみたら日本人は10年間(中学3年、高校3年、大学4年)英語を勉強してるんですよね。。
クラスメイトはまだ18歳~20歳ばかりなので、10年って言ったら驚いてた。
語学学校の入学テストの面接で先生も面白いことを言っていた。
「日本人はテストはとっても良く出来るのに、何で面接になると急に英語が出来なくなるんだろうね。」
私はノリと勢いでコミュニケーションするタイプなので、テストが出来ないのにおしゃべりは得意なので、先生にもクラスメイトにも日本人ぽくない!って笑われる。
マレーシアは、マレー人、中国人、インド人みんながマレー語と英語、人によっては中国語を日常的に使っているので2カ国語か3ヶ国語がしゃべれて当たり前。
語学学校にいるマレー人や中国人も留学を控えていたり、ビジネス英語を学びに来ている。
だから英語についての捕らえ方が日本人と全然違う。
そんなクラスメイトの中国人と話して、何で日本人はすぐに英語を話せないって言うんだろうねって話題で盛り上がった。
「ボクは、中国人特有の語尾にクセがある英語を恥ずかしいとは思うけれど、それでもコミュニケーションしたいから一生懸命話すし、間違えることは恥ずかしいことじゃないって思う。むしろ、英語話せません・わかりませんって言うほうが恥ずかしい。結局は、キレイな発音や文法じゃなくても伝わればいいんだよ。だって英語はほとんどの人が第二言語なんだから、完璧に話せる人なんて世界中でも数パーセントだと思うよ。」
海外に住むようになると、彼の言っていることがすごくよくわかる。
キレイな文法なんて誰も望んでいないし、ネイティブの発音なんて誰も期待していない。
むしろ、アメリカ人やイギリス人だって出身地によってキレイな英語をしゃべれないわけだし・・・。
英語話せません、わかりませんって言って、世界中の人と出会うチャンスや違った価値観を知るチャンスを逃す方がよっぽど恥ずかしい気がする。
たぶん、コミュニケーション全体に言えることだけど、要するに捕らえ方次第でコミュニケーションが得意になるし、不得意にもなる。
言語だって同じで、捕らえ方次第で英語が話せないと言うし、英語話せますって言えるんだと思う。
世界の言語の中で習得が難しいと言われている日本語を操っている日本人。
そんな日本人が第二言語として英語を話すとき、きっと相手は完璧さなんて求めてない。
たぶん下手な英語に付き合ってくれている目の前にいる人は、単純にあなたのことを知りたいと思っているし、真剣にコミュニケーション取りたいって思ってくれているはず。
逆のシーンで考えたら納得がいく。
英語を話す人が下手な日本語で一所懸命話をしてくれている。
そんな時、私達は「この人日本語下手だな・・・発音悪いな・・・」なんて思わない。
何とか相手の言っていることを理解しようとするし、相手の考えていることや話したいことを知りたいと思うはず。
だから日本人も胸を張って、「英語話せます!」って言えばいいと思う。
不安なら、「でもまだまだ勉強中なんだ!」って付け加えれば、きっと相手はニッコリ、ゆっくり話をしてくれるはず。
毎日英語を使ってコミュニケーションをするしかないこの環境で、言語の捕らえ方が変わった気がする。