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2013/10/31
今回のsongsは、私もとても好きな作曲家 Kurt Weill(クルト・ヴァイル)の作品です。
クルト・ヴァイルはドイツの作曲家で、ユダヤ人でもあるため、ナチスの手から逃れるため転々とし、その後パリへ亡命し、そしてさらにアメリカに渡り活躍しながらその地で生涯を終えました。
有名なのは「三文オペラ」で、その中の曲でもある「マック・ザ・ナイフ」はjazzなど世界中で演奏されてます。
今日はそのクルト・ヴァイルの中の「youkali」
もとは「youkali tango」という、1934年に作られた劇「マリーギャランテ」の付随音楽として作られました。
もちろん曲のみですが、後にRoger Femayによって歌詞がつけられました。
世界の果てにあって、あらゆる悩みから解放されたユーカリという理想的な島への思いと憧れの歌。
けれども「そんな場所はどこにもない」と終わってます。
私は昔、コンテンポラリーダンスをこの「youkali tango」で踊りました。
その頃からとても好きで。
ふ~っとその世界に入っていきそうになります。
http://www.youtube.com/watch?v=lDoMQYLRf0Q
そしてこんな素敵な歌は是非歌いたい。
クラシック歌手もシャンソン歌手もこの歌を歌ってます。
私も自分の訳詞でこの歌を歌います。
では、素敵なyoukaliの世界をお楽しみに下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=sUEf6goy0G8
そしていつか、私の「youkali」も是非聴いてくださいね。
2013/10/31 11:59 | noa | No Comments