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2013/10/31

江東区のとある小学校の140周年記念コンサートに呼んでいただき、
同窓会会長の方が大学同門で40期以上も先輩にあたるそうで、縁あっての出演となりました。
教育学部出身の私は、教育機関や子どもたちの前で歌を発信することが目標でもあったので、本当に嬉しい機会。

大大大大先輩が創立した合唱団の方に混ざり、数曲の合唱曲(ハイドンや、復興ソングの花は咲く、アベマリアなど様々な言語)を演奏する途中で、
ソプラノ独唱で、私が大好きな作曲家の歌曲、木下牧子さんの「おんがく」を歌わせていただきました。
そのとき、なぜこの曲にしたのかという経緯
私が中学生のころに合唱部に入部し、その方が作曲した作品に出会い、歌を極めるきっかけになったことから、
歌詞の内容の、かみさまだったら音楽がみえるのかしら?耳を塞いで眺めて、目をつぶって香りをかいでみたい…
というように
私は音楽が好きで歌手になったんだけど、本当に大嫌いになるときもある。
だけども、ふと目をつぶって感じているとやはり離れられない。
これから、子どもたちもたくさんの大好きなものに出会うし、それが上手くいかないこともあるし、大嫌いになるかもしれない。
そんなときは、足を止めて目をつぶって、また大好きな気持ちを思い出してみてね。

と伝えたのです。

私なんかの若い歌手の歌が届かなくても、メッセージ性でも届いたらな…と願って語らせていただいたのですが

終演後、校長先生から
「子供達の教育に役立つ内容で今後の教育に活かして行きたい」
というお言葉を団体にいただいたそうで、私の発信したものも含まれていたら嬉しいな…と思いました。

大先輩方と歌わせていただくことも貴重な経験でした。
このことも、機会がありましたら書きたいと思います。

2013/10/31 11:17 | uika | No Comments