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2013/10/30
1年半ぶりの日本。
久しぶりの日本はたった3日間の帰国だったけど、南国暮らしに慣れると実に新鮮。
「安全で綺麗な国」
よく日本に行ったことがある外国人がそう言うけど、それはきっとホントだと思う。
道が平らで綺麗。
トイレが綺麗。
ゴミが落ちてない。
電車で眠れるくらい安全。
店員さんが無駄話してない。
ぼったくりに合うことはない。
なんていい国なんだぁーー。
国は一日してならない。
国民性も一日にして作られるわけじゃない。
オリンピック誘致の最終プレゼンで話題になった「おもてなし」
きっとこの「おもてなしの精神」は、私達日本人が世代を超えて気の遠くなるような時間を重ねて培った価値観だと思う。
それは小さい頃から培われていて、「他人におもちゃを貸してあげる」「列に並ぶ」「使い終わったらキレイにして元に戻す」「ありがとうを言う」「いただきますを言う」・・・とてもささいな行動の積み重ねがやがて他者を思いやることができて、安全でキレイで丁寧な国になっていくんだと思う。
海外で暮らすようになると、日本の良さも強さも弱さも感じるようになる。
国際社会の中で日本は競争力が弱いと言われる。
けれど、日本には「細やかさ」という強さがある。
そしてその細やかさは生活の中にも社会の中にも根付いていて、「おもてなし」につながっていく。
繊細な日本食や和菓子、四季を楽しむ余裕、丁寧にお辞儀をして礼儀を重んじる文化・・・
日本には日本の強さがある。
海外で暮らすようになって、私は日本という国が大好きになった。
2013/10/30 08:52 | kagami | No Comments