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2013/10/10
地方で撮影の仕事を終え、帰り道に渡り鳥の飛来地を訪れた。
暮れ行く秋空の中で無数のガンが頭上を通過していった。
一条の和音と化す鳴き声は、静み深まりゆく大地に響き渡り、
この秋最後の活気を降り注いでいるようだ。
自然の中で感じるのは、数字が刻む月日や時間とは違う「大いなる時の流れ」。
慌しい日常を過ごす中で、時々町から離れてこんな情景を眺めてみると
不思議と我を取り戻すことができる。
北海道は街と自然が共に成り立つ本当に素晴らしい土地。
そして、やはり人は自然と共にあるべきと実感する。
2013/10/10 04:11 | yamada | No Comments