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急に暖かくなってきて、いよいよ春も近付いてきたという感じですが、同時に花粉症にも悩まされることにもなりました(苦笑)。
街中で配られているティッシュに、思わず手が延びてしまう今日この頃です(爆)。
そういえば、この「JunkStage」がリニューアルされたことは、皆さんご存知でしょうか。
サブタイトルとして「人間雑色模様」というのが付いていますが、「にんげんぞうしきもよう」と読んでしまうのは、京浜急行沿線在住の私だけでしょうか(原爆)。
あと、ライターひとりひとりにキャッチフレーズみたいなものも付けられておりまして、私の場合は「ボディビルなどアートスポーツを愛する公務員の観戦記。」となっております。
確かにそのとおりなのですが、肝心のボディビルについてはあまりこちらでは書いておりませんです(自爆)。
それと、各記事ごとにmixi・Twitter・Facebookなどの「ソーシャルボタン」が付くようになりましたので、お気軽にご感想など書いていただければ幸いです。
さて、そういうわけでもう先週のお話になってしまいましたが、チャイニーズタイペイ(台湾)の台北アリーナで行われた、フィギュアスケートの四大陸選手権の感想など書いてみたいと思います。
ウィンタースポーツとは縁のなさそうな台湾で、フィギュアスケートの大会が行われたとは意外ですが、その魅力を広めて普及に役立てるという意義はあるのかもしれません。
あいにく私は、今回もテレビ観戦でした(苦笑)。
それでは簡単に感想など書かせていただきましょうか。
女子シングルで優勝したのは安藤美姫選手だったわけですが、昨年末の日本選手権優勝に続く快挙達成ということになりました。
演技自体は日本選手権のときと同じでしたが、ショートプログラムは白でフリーでは黒と対照的コスチュームが印象に残っています。
しかし両者には共通点がありまして、背中が大きく開いていて鍛え抜かれた背筋を見ることができました。
ガッツポーズこそ出ませんでしたが(爆)、ショート・フリーともにミスなく決めてただ1人200点を超えるスコアを叩き出し、見事「貫録勝ち」を成し遂げました。
2位には浅田真央選手が入ったわけですが、こちらもほぼ完全に復調してきた感じで表情にも明るさが感じられました。
20歳を迎えて大人っぽい演技も似合うようになり、フリーではリストの「愛の夢」をバックに優雅に氷上を舞っていましたね。
またショートプログラムでは若干のミスもありましたが、氷上にいることを忘れさせるようなすばらしい切れのステップには、大きなインパクトがありました。
両選手とも、世界選手権での活躍が大変楽しみです。
一方鈴木明子選手は、今回はちょっと残念な結果になってしまいましたね。
演技後のインタビューでも、悔しさを隠せなかったようです。
鈴木選手にとっては、これが今季最後の大会になったわけですが、おそらくこのままでは終われないのではないでしょうか。
なお、アメリカ代表でしたが長洲未来(Mirai Nagasu)選手は、持ち前の体の柔らかさを存分に発揮した演技で見事3位に入賞しています。
フリーの演技ではバックの音楽を日本を描いたアメリカ映画「SAYURI」から採用し、桜色をベースに花をあしらったコスチュームで「日本らしさ」を強調していたのが印象的でした。
世界選手権の選考会でもある全米選手権で3位に終わり、今年のアメリカの出場枠が2つしかなかったので、東京の世界選手権でその演技を見ることができないのが本当に残念に思えるほどのすばらしさだったのです。
本人にとっても会心の演技だったようで、演技終了後ガッツポーズが出ていましたね。
なお、以前にも書きましたが長洲選手は現在日本国籍も保有しています。
つまり今回の四大陸選手権の女子シングルは、3位まで「日本人」が独占したことになります(水爆)。
ほかに印象に残ったのは、これもアメリカ代表のレイチェル・フラット(Rachael Flatt)選手と韓国のクァク・ミンジョン(Min-Jeong Kwak)選手くらいでしょうか。
ショートプログラムをノーミスで突破したのは、テレビで放送された限りでは安藤選手とフラット選手だけではなかったかと記憶しています。
カナダの代表選手はミスが目立ち、あまり印象に残っていなかったというのが、正直なところです(苦笑)。
正直、男子に関してはほとんど見ておりませんが、羽生結弦選手が優勝した高橋大輔選手に次ぐ2位に入る健闘を見せていましたね。
羽生選手は女子の村上佳菜子選手同様、将来の日本のエースと期待されますが、第一人者になった暁にはスケートの名手として、「羽生名人」と呼んでみたいですね(笑)。
なお、すべての競技の結果はここから見ることができます。(英語)
http://www.isuresults.com/results/fc2011/index.htm
それにしても、台北アリーナの周囲の壁にあった広告が気になりました(爆)。
一応外国のはずなのに、なぜか日本語の広告が多かったんですよね。
それに観客も、日本人が圧倒的に多かったように思います。
まあ日本からはすぐに行ける場所なので、当然と言えば当然なのですが(苦笑)。
なにはともあれ、東京で行われる世界選手権もいよいよ来月に迫ってまいりました。
この四大陸選手権に出場した選手の多くも、再度東京に集結することでしょう。
オリンピック翌年ながら、十二分に見応えのある内容が期待できそうです。