2013/08/21
こんばんは、酒井孝祥です。
本番まで1ヶ月を切り、酒井のスケジュールは、当然、今昔舞踊劇の稽古に参加することを最優先に組まれております。
しかしながら、先日、日舞のお稽古場での浴衣浚い会があり、それが稽古の日程とかぶってしまいました。
しかも、朝から夕方まで通してのロング稽古の日です。
本番数日前ならともかく、まさか、公演の稽古があると言って浴衣浚いに出ないわけにもいかず、僕としても、年に1度の浴衣浚い会にはどうしても出たかったので、その日の稽古は欠席することにしました。
もちろん、事情を話して、欠席することの承諾は得ています。
それが、1回であっても、稽古をまるまる休むというのは大きな痛手に思います。
週3回くらいのペースで稽古していれば、1回稽古が終って、その2日後くらいにはまた次の稽古日となります。
しかし、1日休むことによって、稽古日と稽古日の間が4~5日空いてしまうことだってあります。
それだけ空いてしまうと、どうしても意識が芝居から離れがちです。
ある稽古日に、その芝居に対する温度が沸点に達しても、時間が経つことで冷めてしまい、また温め直す必要が出てくるかもしれません。
たとえ僅かな時間でも、稽古場に足を運ぶのと運ばないのとで、その後の流れが変わってくる。
結局その日は、浴衣浚い会の踊り本番の後の交流会を早々に退席させていただいて、ラスト2時間に満たない時間しか滞在出来ないものの、今昔舞踊劇の稽古場に向かいました。
折角稽古場に着いても、稽古スケジュールの組み方の関係で、僕が出演する演目の稽古は行われませんでした。
けれど、それでも、この稽古に参加して、稽古場の空気を共有出来たということは、意義のあることであったと思います。
2013/08/21 11:00 | sakai | No Comments