« | Home | »

2013/07/10

 

 

涼しい涼しいとは言え、

やっぱり太陽が照りつけると

ウダルような暑さになるのですが、

この暑さが来ると、

このジネストラで田舎の路沿いなどが黄色くなります。

 

「あ〜〜〜、きれいな色〜」

 

なんて足を止めて、

眺め回して、匂いを嗅いで、、、

なんて時間が私たち親子にとっては

とっても大切な時間なんです。

が、端から見ると怪しいですね。

 

さて、田舎道を歩いたのも、

友達がブルネッロ博物館でブルネッロのイベントに出るよ

と言うので観て来ました。

 

 

こちら、ブルネッロ博物館は

モンタルチーノの町から3キロほど

サンタンティモ修道院の方角へ行ったところで、

ファットリア バルビを持つコロンビーニ家が10年ほど前に建てた物です。

 

 

はい、ファットリア バルビのサラミ類です。

新しいサルメリアのオーナーは、

法律で定められた添加物はすべて最小限に押さえているそうです。

 

 

こちら試飲会場。

今回は、なのか、毎回なのかはわかりませんが、

4社のワイナリーとビオのチーズ屋さんも来ていました。

これだけ規模が小さい試飲会なら、

一本一本ゆっくりと味わえるし、

生産者からじっくりと話を聞けますよ。

壁にずらっと並んだブルネッロのボトルの中では

また話が盛り上がります。

 

 

歴史的なブルネッロのラベル。

ほとんど変わらないところもあれば、

時代の変化や出来事で、

ラベルのデザインを変える所もあります。

 

 

私が写りこんでいてすみません。

初代ブルネッロを支えた生産者達が

この横にずらりと大きなパネルで詳しく説明されています。

 

 

私も知りませんでしたが、

ブルネッロはイタリアで最初のDOCGなんですね。

ワインに詳しい方ならすぐにお分かりでしょうが、

そこの、原産地の物だけを使っている保証がありますということです。

 

 

こんな古い機械。

瓶詰め機でしょうか、洗浄機でしょうか。

ブルネッロに関する情報をギッシリ詰め込んだ博物館です。

また、

その当時のモンタルチーノの人たちの暮らしや

道具も展示してあり、とても興味深いです。

 

 

これ、なんだかわかりますか?

救急車です。

 

 

日本では見かけませんが、

このアイロンは、

おばあちゃんと暮らす家庭なら今でも薪ストーブの上にあったりします。

 

 

本当の手作り品は、

何年経っても暖かみのある素敵なものです。

 

他にも当時の

鍛冶屋、靴屋、大工、壷屋、羊毛、、、

など各ブースにいろいろな道具が展示、説明されています。

モンタルチーノに行かれる際は足を伸ばしてみるのも楽しいですよ。

 

ブルネッロ博物館でブルネッロのイベントはあと、

7月20日、8月24日、9月7日とあります。

イタリア語のみですが、

ブルネッロ博物館のサイトです。

 

http://www.museobrunello.it

 

 

 

 

 

2013/07/10 06:19 | emiko | No Comments