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2013/05/25
それでは、第一回目の『アフリカで、食べて、考えた。』
まず、このコラムの舞台となるナイジェリアの最大都市ラゴスというところを軽く紹介しておくと、ラゴスは都市の名前でありつつナイジェリアのひとつの州の名前でもあります。「東京」が「東京都」を内包する用語であるのと同じで、漠然とした「ラゴス」という言葉は「ラゴス州」を内包します。また、ややこしいのは「ラゴス」は「ラゴス島」という島をも指すところ。
都市に島がある?
そうなんです。ちょっとイメージしにくいかも知れません。香港の地理をご存知の方は、「香港」という都市を表す言葉が「香港島」を指し、地理的に九龍半島や新界を内包することを頭にぼやっと思い描いてみてください。それに近いです。
広義のラゴスは「メインランド」と「ラゴス島」「ヴィクトリア島」の3つに分かれます。ちなみに、これは一番大雑把に類別した場合の分け方で、「メインランド」は州都のイケジャ、港湾地区のアパパ、スラムの様相を呈するヤバなど限りなく細分化できるし、また「ラゴス島」もイコイ島やビジネス街マリーナにブレークダウンできます。「ヴィクトリア島」もレッキ半島を含む解釈もあるので、上記の3分割が正当な分け方である根拠はどこにもありません。が、本コラムは便宜上楽なので「ラゴス」は「メインランド」「ラゴス島」「ヴィクトリア島」の3つに分かれるという定義の下で展開することとします。
それでは、第二回目より、レストランの紹介に入りたいと思います。
2013/05/25 10:42 | amano | No Comments